JPS59187937A - ユニツト住宅の屋根小屋組み取付構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ユニット住宅の屋根小屋組み取付構造に係シ
、より具体的には、梁と柱よりなる直方体状骨組により
内部に居住空間を有する箱形ユニットが構成され、この
箱形ユニットの複数個がグリッド部を置いて相対向され
て配置されてユニット住宅が構成され、該ユニット住宅
に屋根小屋組み取付構造に関する。

梁と柱よシなる直方体状骨組により内部に居住空間を有
する箱形ユニットが構成され、この箱形ユニットの複数
個がグリッド部を置いて相対向されて配置されてユニッ
ト住宅が構成され、該ユニット住宅に屋根小屋組みが取
付けられたものがある。

斯るユニット住宅に屋根小屋組みは、切妻、寄棟、陸屋
根等の屋根型式を問わず、屋根傾斜面を造形する屋根構
成部材が束材によって本体側によって支持されている。

ところが、従来の束材はペースプレートが本体即ち１箱
形ユニットの上部梁上面に載置固定される構造であった
ため１箱形ユニット相互間の横力向（水平方向）の外力
を初め各種方向の外力に対する耐用度、即ち、耐振性、
耐風性等に関与することが少なく、延いては、小屋組み
の構造の支持が複雑となるばかシか重量過大となる等の
不都合があった。

そこで本発明にあっては、斯る問題点を解消せんために
案出されたもので、従って、本発明では梁と柱よりなる
直方体状骨組によシ内部に居住空間を有する箱形ユニッ
トが構成され、この箱形ユニットの複数個がグリッド部
を置いて相対向されて配置されてユニット住宅が構成さ
れ該ユニット住宅に屋根小屋組みが取付けられたものに
おいて、グリッド部における箱形ユニットの上部梁間の
対向側面に梁長手方向の間隔をおいて水平接合ピースが
嵌合同着され、該水平接合ピースのそれぞれを介して前
記上部梁同志が連結固着され、更に、水平接合ピース上
のそれぞれにグリッド部より中挟の束材が立設され、該
束材のそれぞれが屋根小屋組みの構成部材に固着されて
いることを特徴とするユニット住宅の屋根小屋組み取付
構造全提供するのである。

以下、図面を参照して本発明の実施例を詳述する。

第１図はユニット住宅の構成単位部材である内部に居住
空間を有する箱形ユニットの骨組みのみを示しておル、
この骨組みは柱（１）と、桁行および梁間方向の梁（２
）および（３）とでラーメン構造の直方体状に組立てら
れ、この骨組みに壁パネル（図示せず）などを取付ける
ことにより内部に居住空間を有する箱形ユニット（４）
が構成される。

箱形ユニット（４）は第２．３図に示すように、その梁
間方向の寸法をａとし、桁行方向の寸法を（２ａ＋ｇ）
とし、高さ寸法をｂとして、この複数個（第２．３図で
は３個）がその桁面を一定間隔のグリッド部＠）を置い
て向かい合うように配置されることによってユニット住
宅が構成される。

なお、箱形ユニット（４）は第３図以外の配置、例えば
、箱形ユニット（４）の梁（２）に対して別の２個の箱
形ユニット（４）の梁（３）をグリッド部（ｇ）を介し
て対向するように配置したものであってもよい。

本発明は前記ユニット住宅に切外、あるいは寄棟又は陸
屋根等の小屋組みを架構して取付ようとするものである
。

本実施例では梁間方向の外側に配置された上記箱形ユニ
ット（４）の軒桁部の梁（２）上に軒先ピース（５）（
６）が１イを行方向に等間隔を置いて取付けられ、グリ
ッド部（ｇ）の前記軒先ピース（６）と対応する位置に
おいて箱形ユニット（４）の上部同志を繋ぐ水平接合ピ
ース（７）上に束材（８）が立てられている。

即ち、水平接合ピース（７）は箱形ユニット（４）の上
部梁（２１（２１間の対向側面に第４図（１）で示す例
ではチャンネル形のフランジを嵌合せしめ、ボルト０刀
によって固着され、第４図（２）で示す例ではペースプ
レー）　（７Ａ）を両端に有するピース（７）がペース
プレー　）　（７Ａ’）を上部＠（２＋　（２＋の対向
側面に嵌合されて溶接によって固着されているのである
。

そして、水平接合ピース（７）が上部梁（２）の梁長手
方向にＭ隔をおいて前述の如く嵌合同着されて上部梁（
２］同志を互いに連結固着しており、それぞれの水平接
合ピース（７）にはグリッド部□□□）の間隔よりも狭
巾の束材（８）が溶接又は第４図（２）で示すボルト、
ナツト等のファスナＯδによってピース（７）上に立設
され、それぞれの束材（８）がボルトナツト等のファス
ナα３又はピン等で屋根小屋組みの構成部材（９）、即
ち、合掌材に連結固着されている。

なお、構成部材（９）は軒先ピース（５）　（６）と束
材（８）によって屋根勾配をつくるように架設されるも
のである。

ユニット住宅を構成する上記箱形ユニット（４）が第５
．６図示の様に、偶数の場合は、合掌材（９）の棟部α
Ｑの真直下位置にグリッド［有］）が存し、このグリッ
ド（ｇ）部の水平接合ピース（７）上に束材（８）を立
てることができるため、合掌材（９）の棟部０Ｑ同志は
その束材（８）上でピン接合等にて接続されるが、第２
図示の様に箱形ユニット（４）が奇数の場合は合掌材（
９）の棟部αＯの下方において束材を立てないで、合掌
材（９）の棟部αＱ同志のみをピン接合等にて接続する
ゲルバー梁構造方式をとる。

なお、上記合掌材（９）間には桁行方向の繋ぎ材（図示
せず）を渡して小屋組みの振れを防ぐ。

このようにユニット住宅の小屋組みを架構した場合は、
屋根荷重は軒先ピース（５）および束材（８）を介して
箱形ユニット（４）の梁（２）　（３１に伝わり、梁（
２１（３１を介して柱（１１に伝えることができ、箱形
ユニット（４）の柱（１）のそれぞれにバランスよく屋
根荷重を負荷できる。

この場合、水平接合ピース（７）はグリッド部（ｇ）に
おける上部梁（２）間の側面に嵌合され、該ピース（７
）を介して箱形ユニット（４）の上部梁（２１（２１を
連結してここに、横方向、垂直方向に対する剛性が増強
されるのであり、従って、中挟の束材（８）をピース（
７）上に立役しても耐振性、耐風性に富む構造にできる
ことになる。

又、束材（８）を支持する水平接合ピース（７）として
は箱形ユニット（４）の上部梁（２）の側面同志を繋ぐ
ピースを兼用しているため、小屋組みに必要な部材点数
、および組立て工数を減少でき、この結果、小屋組み工
事を簡易かつ迅速に行なうことができることになる。

以上、要するに本発明は、グリッド部における箱形ユニ
ットの上部梁間の対向側面に梁長手方向の間隔をおいて
水平接合ピースが嵌合固着され、該水平接合ピースのそ
れぞれを介して前記り都県同志が連結固着されているの
で、グリッド部を介して対向する箱形ユニットの上部梁
間の横方向、縦方向の剛性が大となり、耐振性、耐風性
に富む構造ができる。

しかも、上部梁の側面間にピースが嵌合同着されている
ので、酸ピースの屈折が起ることも少なく、該ピース上
に中挟の束材を立設して該束材で屋根の構成材を連結支
持したことによって、小屋組みの取付けも強固にできる
。

【図面の簡単な説明】

第１図はユニット住宅の箱形ユニットの骨組みを示す斜
視図、第２図は本発明の方法により小屋組み架構したユ
ニット住宅の立面図、第５図は平面図、第４図（１）　
（２＋は本発明実施２例を示す側面図と斜視図、第５図
および第６図はいずれも他の例の立面図である。 （２＋　（３）・−・梁、（１）・・・柱、（４）用箱
形ユニット、（ｇ）・・・グリッド部、（７）・・・水
平接合ピース、（８）・・・束材、（９）・・・構成部
材。 特許出願人　人区田鉄工株式会・Ｌ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、梁と柱よりなる直方体状骨組によシ内部に居住空間
   を有する箱形ユニットが構成され、この箱形ユニットの
   複数個がグリッド部を置いて相対向されて配置されてユ
   ニット住宅が構成され該ユニット住宅に屋根小屋組みが
   取付けられた゛　　ものにおいて、 グリッド部における箱形ユニットの上部梁間の対向側面
   に梁長平方向の間隔をおいて水平接合ピースが嵌合同着
   され、該水平接合ピースのそれぞれを介して前記上部梁
   同志が連結固着され、更に、水平接合ピース上のそれぞ
   れにグリッド部よシ巾狭の束材が立設され、該束材のそ
   れぞれが屋根小屋組みの構成部材に固着されていること
   を特徴とするユニット住宅の屋根小屋組み取付構造。