JPH02167946A

JPH02167946A - 屋根ユニット

Info

Publication number: JPH02167946A
Application number: JP63324000A
Authority: JP
Inventors: Naoki Kaihatsu; 改発　直己; Masaru Kondo; 賢近藤; Kanji Mori; 森　完二; Kazumichi Matsuda; 松田　一道; Kenichi Maeda; 謙一前田
Original assignee: Sekisui Chemical Co Ltd
Current assignee: Sekisui Chemical Co Ltd
Priority date: 1988-12-21
Filing date: 1988-12-21
Publication date: 1990-06-28
Anticipated expiration: 2010-11-22
Also published as: JPH07109113B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、ユニット建物に用いられる屋根ユニットに関
する。

（従来の技術）近年、建物の工業生産化率を高める一方式として、ユニ
ット建物が広く普及している。このユニット建物は、−
棟の建物を予めいくつかのユニットに分けて工場生産し
、これらを建築現場において施工１組立する方式の建物
である。ユニット建物を構成するユニットとしては、建
物の居間１食堂、寝室等の各部屋部分を構成する部屋ユ
ニットと、建物の屋根部分を構成する屋根ユニットとが
ある。これらのユニットは、予め工場生産され、建築現
場において施工９組立される。組立は、まず、部屋ユニ
ットを基礎に据え付けて相互に連結し、次に、据え付け
られた各部屋ユニットの上部に屋根ユニットを据え付け
、それらの屋根ユニットを相互に連結して行われる。

ところで、屋根ユニットは、例えば、特開昭５３−１９
１８号公報に記載されているように、複数の梁を有する
支持枠と、該支持枠の上面に設けられる屋根板とで構成
されている。そして、このような屋根ユニットを部屋ユ
ニットの上に据え付ける際には、屋根ユニットに形成さ
れているボルト通し穴と、部屋ユニットに形成されてい
るボルト通し穴とを位置合せし、それら両方のボルト通
し穴にボルトを通し、かつ該ボルトに対してナツトを螺
合することにより、両ユニットを連結するといった方法
が一般に法用されている。

（発明が解決しようとする課題）しかしながら、上記したように部屋ユニットを屋根ユニ
ットの上に据え付ける場合、屋根ユニットのボルト通し
穴と部屋ユニットのボルト通し穴とが完全に重なってい
ないとボルトを通すことができないので、その微妙な位
置合せに手間取っていた。

また、ボルトとナツトの締め付は前は、屋根ユニットが
安定しないので、屋根ユニットの上に截ってボルトとナ
ツトの締め付は作業を行うことができない。

本発明は、上記問題を解決し、部屋ユニットへの据え置
きが手際良く行える屋根ユニットを提供することを目的
としている。

（課題を解決するための手段）上記目的を達成するために、本発明の屋根ユニットは１
部屋ユニットの上に据え置きされる寄棟屋根ユニットで
あって、屋根板を支持する支持枠が、妻側軒梁及び折制
軒梁と、降り棟を形成する隅梁と、前記妻ｆｆｌ！Ｉ軒
梁とｆｆｉ側軒梁との間に設けられた連結部材とを有し
、該連結部材が、上板と底板と側板とを有するボックス
状に形成され、前記上板に、前記隅梁を固定するジヨイ
ントプレートが立設され、前記底板に、部屋ユニットの
上面に設けられた連結ピンを差し込み可能な連結穴が形
成されているちのである。

（作　用）本発明の屋根ユニットの支持枠を組み立てる際、折制軒
梁と桁妻軒梁との間に設けられている連結部材のジヨイ
ントプレートに対し、隅梁を固定する。前記ジヨイント
プレートは、連結部材の上面に立設されているので、障
害になるものがなく、固定作業性が良好である。

また、本発明の屋根ユニットを部屋ユニットの土に据え
置きする際、まず連結ボックスの連結穴に部屋ユニット
の連結ピンを差し込ませる。そうすると、屋根ユニット
を部屋ユニットに対して位置決めした状態で両ユニット
を締結部材等で連結することができるので、据え置き作
業が良好になる。

（実施例）以下、本発明の実施例を第１図〜第５図に基づいて詳述
する。

まず、実施例の構成を説明する。

第２図は、二階建ユニット住宅を示しており、Ａは建物
の居間９食堂、寝室等の部屋部分を構成する部屋ユニッ
トで、Ｂは建物の屋根部分を構成する屋根ユニットであ
る。

尚、前記屋根ユニッ）−Ｂは、寄棟屋根を、桁方向に二
分割すると共に、妻方向に三分割したもので、線側屋根
ユニットＢ、と軒先側屋根ユニットＢ２とがある。

第３図は、前記軒先側屋根ユニットＢ２を示しており、
この軒先側屋根ユニットＢ２は、屋根板ｌと支持枠２と
て構成されている。

前記屋根板１は、降り棟を境に行側屋根板１ａと妻（１
１１Ｊ屋根板１ａとに分割されており、それぞれの屋根
板１ａ、１ｂの裏面には１．垂木３ａ、３ｂが流れ方向
に沿って並設されている。

また前記支持枠２は、下側の部屋ユニットＡの上梁に重
ね置かれる折制軒梁２１　ａ、妻側軒梁２１ｂ、妻トラ
ス梁２２と、隣接する線側屋根ユニットＢ、に連結され
る継梁２３ａ、２３ｂと、降り棟を形成する行側隅梁２
４ａ及び妻側隅梁２４ｂと、前記妻トラス梁２２と継梁
２３の間に架設された補強梁２５とで主に構成されてい
る。

前記折制軒梁２１ａと妻側軒梁２１ｂは、互いに直角に
配設されている。また前記行側隅梁２４ｂと妻側隅梁２
４ｂは、互いに平行に配設されており、先端が前記折制
軒梁２１ａ及び妻側軒梁２１ｂよりも軒先側へ延びてお
り、前記屋根板２の降り棟とほぼ等しい長さに形成され
ている。

次に、第４図及び第５図に基づいて、第３図の要部■の
連結構造について説明する。

第４図及び第５図に示すように、前記折制軒梁２１ａ及
び妻側軒梁２１ｂと、桁側隅梁２４ａ及び妻側隅梁２４
ｂは、全て断面コの字形の型鋼で形成されている。

そして、前記折制軒梁２１ａと妻側軒梁２１ｂとの間に
は、連結部材２６が設けられており、両軒梁２１ａ、２
１ｂは、一端が前記連結部材２６に連結されており、ま
た、前記折制隅梁２４ａ及び妻側隅梁２４ｂは、下端部
が前記連結部材２６に連結されている。

ここで、連結部材２６について説明する。この連結部材
は、三角形の上板２６１及び正方形の底板２６２と、二
枚の側板２６３．２６４とを有し、二側面と上面の一部
が開口されたボックス状に形成されている。そして、上
板２６１には、ジヨイントプレート２６５が立設されて
おり、該ジヨイントプレート２６５にはボルト通し穴２
６６が形成されている。また、底板２６２には、連結穴
２６７が形成されており、各側板２６３．２６４にはボ
ルト通し穴（図示省略）が形成されている。

即ち、前記折制軒梁２１ａ及び妻側軒梁２１ｂは、前記
連結部材２６の側板２６３．２６４に対し、それぞれボ
ルト２７１．２７２とナツト２８１．２８２の締め付け
により連結されており、前記折制隅梁２４ａ及び妻側隅
梁２４ｂは、連結部材２６のジヨイントプレート２６６
に対し、同時にボルト２７３とナツト２８３の締め付け
により連結されている。

折制軒梁２１ａ及び妻側軒梁２１ｂを連結部材２６に連
結する際のボルト２７１．２７２とナツト２８１．２８
２の締め付けは、連結部材２６の上面及び側面の開口部
から手を差し込むことができるし、また、折制軒梁２１
ａ及び妻側軒梁２１ｂがコ型鋼で形成されているので、
その内側の開口部からも手を入れることができるので、
容易に行うことができる。

また、桁測隅梁及２４ａび妻釧隅梁２４ｂを連結部材２
６に連結する際のボルト２７３とナツト２８３の締め付
けは、ジヨイントプレート２６６が連結部材２６の上板
２６１に立設されているので、障害になるものがなく、
容易に行うことができる。

尚、第４図及び第５図では、折制軒梁２１ａ及び妻側軒
梁２１ｂを連結部材２６に固定するにあたり、連結部材
２６側からボルト２７１．２７２を締め付けた例を示し
たが、ボルト２７１．２７２とナツト２８１．２８２の
位置は逆であってもよい。また、ナツト２８１．２８２
は予め軒梁２１ａ、２１ｂあるいは連結部材２６に溶着
しておいてもよい。連結部材２６に開口部が設けられて
いることにより、ナツト２８１．２８２を溶着する場合
にはその溶着作業も容易に行える。

次に、第１図に基づいて、軒先側屋根ユニットＢ２を部
屋ユニットＡの上に据え付ける際の施工について説明す
る。尚、第１図は、第２図の要部Ｉにおける施工構造を
示す図である。

第１図に示すように、部屋ユニットＡの支持枠４は、折
制上梁４Ｉと妻側上梁４２が、それぞれジヨイントピー
ス４３．４４を介して柱４５に固定されている。また、
前記柱４５の上端には、連結ピン４６が固定されており
、前記ジヨイントピース４３．４４の上面には、ボルト
通し穴４３１．４４１が形成されている。

即ち、軒先側屋根ユニットＢ２を部屋ユニットＡの土に
据え付ける際には、まず、屋根ユニットＢ２の連結部材
２６に形成されている連結穴２６７に、部屋ユニットＡ
の連結ピン４６を差しませる。そうすると１軒先側屋根
ユニットＢ２は部屋ユニットＡに対して位置決めされる
ことになる。

また、部屋ユニットＡのボルト通し穴４３１゜４４１と
、軒先側屋根ユニットＢ２のボルト通し穴２１１ａ、２
１１ｂ　（第５図参照）とは、連結ピン４６が連結穴２
６７に差し込まれた位置決め状態において、互いにｆｆ
ｌなり合う位置に設定されている。従って、位置決め後
、ボルトとナツト（図示省略）を締め付けて両ユニット
Ａ、Ｂ２を連結することができる。

以上説明したように、本実廁例では、屋根ユニットＢ２
を部屋ユニットＡに対して位置決めした状態で両ユニッ
トＡ、Ｂｚを連結することができるので、据え置き作業
が良好である。

以上、本発明の実施例を図面により詳述してきたが、具
体的な構成はこの実施例に限られるものではなく本発明
の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があってち本発明
に含まれる。

例えば、実施例では、二側面と上面の一部が開口さてい
る連結部材を示したが、少なくとち一側面が開口されて
いれば、連結部材と軒梁を連結するためのボルトとナツ
トの締め付は作業は容易に行える。

（発明の効果）以上説明してきたように、本発明の屋根ユニットにあっ
ては、支持枠の組み立て作業を手際良く行うことができ
ると共に１部屋ユニットへの据え置き作業も手際良く行
うことができるという効果が得られる。

４、目面の商屯な説明第１図は本発明実施例の屋根ユニットを部屋ユニットに
据え置きする際の施工状態を示す斜視図、第２図はユニ
ット住宅を示す斜視図、第３図は実施例の屋根ユニット
を示す斜視図、第４図は第３図の要部■の連結構造を示
す斜視図、第５図は第３図の要部■の連結構造を示す横
断面図である。

Ａ・・・部屋ユニット４６・・・連結ピンＢ・・・屋根ユニットＢ１・・−線側屋根ユニットＢ２・・・軒先側屋根ユニットト・・屋根板２−・・支持枠２１ａ・・・折制軒梁２１ｂ・・・妻側軒梁２４ａ・・・折制隅梁２４ｂ・・・妻側隅梁２６・・・連結部材２６１・・−上板２６２・・・底板２６３．２６４・・−側板２６５・・−ジヨイントプレート２６７・・一連結穴特　　許　　出　　願　　人積水化学工業株式会社代表者　廣１）馨

Claims

【特許請求の範囲】

１）部屋ユニットの上に据え置きされる寄棟屋根ユニッ
トであって、屋根板を支持する支持枠が、妻側軒梁及び
桁側軒梁と、降り棟を形成する隅梁と、前記妻側軒梁と
桁側軒梁との間に設けられた連結部材とを有し、該連結
部材が、上板と底板と側板とを有するボックス状に形成
され、前記上板に、前記隅梁を固定するジョイントプレ
ートが立設され、前記底板に、部屋ユニットの上面に設
けられた連結ピンを差し込み可能な連結穴が形成されて
いることを特徴とする屋根ユニット。