JPH1136503A - 建物の屋根構造 - Google Patents

建物の屋根構造

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JPH1136503A
JPH1136503A JP9264441A JP26444197A JPH1136503A JP H1136503 A JPH1136503 A JP H1136503A JP 9264441 A JP9264441 A JP 9264441A JP 26444197 A JP26444197 A JP 26444197A JP H1136503 A JPH1136503 A JP H1136503A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 建物の桁面に破風パネルを配設できる屋根構
造を提供する。 【解決手段】 据え付けた建物ユニット10の切妻側に
棟梁両側から軒に向かう上梁フレーム22,23と桁梁
フレーム24からなる破風部材20を立設し、この破風
部材20に略三角形の破風パネル40を配設した建物の
屋根構造である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、建物の桁面に破
風パネルを配設できる屋根構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、図7(a)に示すように、複数の
住宅ユニット1上に設置した棟ユニット2から左右軒方
向に複数の屋根パネル3を棟方向に連設するとともに、
両切妻面側に棟ユニット2を境に左右軒方向へ分離の破
風パネルユニット4を設置した建物の屋根構造が知られ
ている(特開平8−312052号公報参照)。
【0003】破風パネルユニット4は、棟ユニット2の
左右に設置する左右勝手違いに構成し、棟方向を所定幅
として屋根パネル3の軒方向と同じ長さとしたケラバ6
と、切妻面となる住宅ユニット1と棟ユニット2とケラ
バ6との略直角三角形状とした破風パネル5とからなっ
ている。この破風パネルユニット4は、破風パネル5と
ケラバ6とを工場で組立てて一体化し、建設現場に輸送
される。
【0004】建設現場では、図7(b)に示すように、
連設して据え付けた3つの住宅ユニット1の中央の住宅
ユニット1上に棟ユニット2が設置され、棟ユニット2
の右軒端縁2aから右軒方向と左軒端縁2bから左軒方
向とに屋根パネル3が棟方向に連設して敷設される。
【0005】その後、破風パネルユニット4がクレーン
で吊り上げられ、切妻面側の棟ユニット2の右軒端縁2
aから右軒方向に破風パネルユニット4が設置され、破
風パネルユニット4のケラバ6と屋根パネル3とが接合
される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
建物の屋根構造は、破風パネルユニット4が棟ユニット
2を境に左右軒方向へ分離した構造であり、左右破風パ
ネルユニット4の破風パネル5と棟ユニット2の切妻面
との桁面を一体の破風パネルで形成することができない
との構造上の問題があった。
【0007】そこで、この発明の目的は、建物の桁面に
破風パネルを配設できる屋根構造を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、この発明の請求項1は、据え付けた建物ユニット上
に屋根ユニットを配設し、前記屋根ユニットに屋根パネ
ルを配設した建物の屋根構造において、前記建物ユニッ
トの切妻側に棟梁両側から軒に向かう上梁フレームと桁
梁フレームからなる破風部材を立設し、この破風部材に
略三角形の破風パネルを配設したことを特徴としてい
る。
【0009】このように構成された請求項1に記載のも
のでは、建物ユニットの切妻側に破風部材が立設され、
この破風部材に略三角形の破風パネルが配設される構造
としたので、建物の桁面に破風パネルが配設された屋根
構造にできる。
【0010】請求項2は、前記建物ユニット上の棟方向
に少なくとも一対の破風部材を配設し、前記一対の破風
部材を棟梁部材で接続したことを特徴としている。
【0011】このように構成された請求項2に記載のも
のでは、一対の破風部材と棟梁部材とが分離して建物ユ
ニット上に配設される構造としたので、破風部材と棟梁
部材とを工場から建設現場に個別に輸送でき、輸送効率
が向上する。
【0012】請求項3は、前記破風部材の屋外側に破風
パネルを配設したことを特徴としている。
【0013】このように構成された請求項3に記載のも
のでは、破風パネルが破風部材の屋外側に配設される構
造としたので、変化のある建物の桁面が設計することが
できる。
【0014】請求項4は、前記棟梁の両側から軒に向か
う上梁フレームの上にそれぞれ屋根パネルを配設し、こ
の両側の屋根パネルの上端部を連結具で連結したことを
特徴としている。
【0015】このように構成された請求項4に記載のも
のでは、両側の屋根パネルの上端部が連結具で連結され
る構造としたので、屋根パネルが上梁フレームの上を滑
って下方にずれることがない。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態に係
わる建物Tの屋根構造を図1乃至図7を基に説明する。
【0017】本実施の形態に係わる建物Tの屋根構造
は、図1に示すように、建物ユニット10上の棟方向中
央に設置した屋根ユニット11の両切妻側に立設した一
対の破風部材20と、この一対の破風部材20に配設し
た棟梁部材30と、破風部材20の両切妻側に略三角形
の破風パネル40とを配設したものである。なお、屋根
ユニット11の両側の破風部材20との上には、屋根パ
ネルPが連設されている。
【0018】破風部材20は、図2に示すように、棟梁
部材30に連結される接合部材21と、この接合部材2
1から右側に取り付けられた桁切上梁破風フレーム22
と、左側に取り付けられた桁切上梁破風フレーム23
と、桁切下梁破風フレーム24と、桁切上梁破風フレー
ム22と桁切下梁破風フレーム24とを連結する右桁切
接合ボックス25と、桁切上梁破風フレーム22と桁切
上梁破風フレーム23とを連結する左桁切接合ボックス
26とからなっている。
【0019】接合部材21は、図3(a),(b)に示
すように、断面コ字状の本体部21aの開口先端から右
側に屈曲した右側屈曲部21bと左側に屈曲した左側屈
曲部21cと、この左右屈曲部21b,21cの下端を
支持する支持部21dとからなる。この接合部材21は
鋼鉄製である。
【0020】本体部21aの右側部には、右側の桁切上
梁破風フレーム22が接続され、左側部には、左側の桁
切上梁破風フレーム23が接続される。そして、この右
側の桁切上梁破風フレーム22には屋根パネルPを接続
する接続板PB1が取り付けられ、左側の桁切上梁破風
フレーム23には屋根パネルPを接続する接続板PB2
が取り付けられている。
【0021】また、左右屈曲部21b,21cには、棟
梁部材30を接続する接続孔(図示せず)が穿設されて
いる。
【0022】破風部材20の右側の桁切上梁破風フレー
ム(上梁フレーム)22には、図2に示すように、接合
部材2の本体部21a右側部に一端が接続されていると
ともに、他端が右桁切接合ボックス25に接続されてい
る。また、左側の桁切上梁破風フレーム(上梁フレー
ム)23には、接合部材2の1本体部21a左側部に一
端が接続されているとともに、他端が左桁切接合ボック
ス26に接続されている。そして、桁切下梁破風フレー
ム(桁梁フレーム)24には、右桁切接合ボックス25
に一端が接続されているとともに、他端が左桁切接合ボ
ックス26に接続されている。各破風フレーム22,2
3,24は鋼鉄製のチャンネルを上記形状に成形したも
のである。
【0023】破風部材20の右桁切接合ボックス25と
左桁切接合ボックス26とは、角パイプを下記のように
して成形したものである。
【0024】右桁切接合ボックス25は、図2に示すよ
うに、右側の桁切上梁破風フレーム22を接続した上部
を略屋根勾配角に切断し、桁切下梁破風フレーム24を
接続した下部を桁切下梁破風フレーム24の下端面に合
わせて水平に切断したものである。また、左桁切接合ボ
ックス26は、左側の桁切上梁破風フレーム23を接続
した上部を略屋根勾配角に切断し、桁切下梁破風フレー
ム24を接続した下部を桁切下梁破風フレーム24の下
端面に合わせて水平に切断したものである。
【0025】この破風部材20は、破風部材20を構成
する各部材,フレーム等を用意して工場内で下記のよう
にして組み立てたものである。
【0026】まず、接合部材21の本体部21aの右側
部に、接続板PB1を溶接した右側の桁切上梁破風フレ
ーム22を溶接するとともに、左側部に、接続板PB2
を溶接した左側の桁切上梁破風フレーム23を溶接す
る。
【0027】次に、右側の桁切上梁破風フレーム22の
先端を右桁切接合ボックス25に溶接するとともに、左
側の桁切上梁破風フレーム23の先端を左桁切接合ボッ
クス26に溶接する。
【0028】そして、右桁切接合ボックス25と左桁切
接合ボックス26とに桁切下梁破風フレーム24を溶接
する。
【0029】棟梁部材30は、図4に示すように、棟梁
31と、この棟梁31両端の桁切用棟部接続板32と、
棟梁31中央両側の桁切用屋根パネル取付金具33とか
らなっている。
【0030】棟梁31は、両端に桁切用棟部接続板32
を取り付けているとともに、略中央部の両側部に桁切用
屋根パネル取付金具33を取り付けたものである。この
棟梁31は鋼鉄製角パイプを上記形状に成形したもので
ある。
【0031】桁切用棟部接続板32は略方形状の鋼板
で、この鋼板の略中央には棟梁31端部が取り付けら
れ、四隅に接続孔32aが穿設されている。この桁切用
棟部接続板32に破風部材20の接合部材21左右屈曲
部21b,21cが当接され、左右屈曲部21b,21
cの接続孔と桁切用棟部接続板32の接続孔32aとに
通したボルトをナット止めして固定する。
【0032】桁切用屋根パネル取付金具33は、棟梁3
1の底面から突出した底板33aと、棟梁31の上面か
ら屋根勾配角で突出した上板33bと、底板33aと上
板33bとの先端に取り付けられた先端板33cと、左
右側板33d,33eとからなる箱状体であり、この桁
切用屋根パネル取付金具33が棟梁31の側面から突出
している。この上板33bには、屋根パネルPの流れ梁
7を取り付ける取付孔33fが穿設されている。
【0033】この棟梁部材30は、棟梁部材30を構成
する棟梁31,桁切用棟部接続板32等を用意して工場
内で下記のようにして組み立てる。
【0034】まず、棟梁31の両端に桁切用棟部接続板
32を溶接し、溶接で組み立てた桁切用屋根パネル取付
金具33を棟梁31の中央に溶接する。
【0035】破風パネル40は、図1に示すように、切
妻側の破風部材20面に配設される。
【0036】屋根パネルPは、図1に示すように、ケラ
バ部に取り付けられる屋根パネルP−1と一般部に取り
付けられる屋根パネルP−2とからなる。そして、ケラ
バ部に取り付けられる屋根パネルP−1は、図5に示す
ように、一般部に取り付けられる屋根パネルP−2にケ
ラバ部分Kを延設したものである。従って、ケラバ部に
取り付けられる屋根パネルP−1を説明し、一般部の屋
根パネルP−2の説明を省略する。
【0037】この屋根パネルP−1は、図5および図6
に示すように、ベース70の上に屋根部80を取り付け
たものである。屋根部80は、複数本の木製の垂木81
をほぼ平行に並べ、この垂木81の上端と下端を木製の
継ぎ桟82で連結して枠組を製造し、この枠組の上面に
野地板83を取り付け、下面に下板84を取り付けたも
のである。
【0038】屋根パネルP−1のベース70は、3本の
金属製の流れ梁72がそれぞれケラバ部Kの側縁位置、
ケラバ部Kと一般部Lとの境界位置、一般部Lの側縁位
置にほぼ平行に並べられ、この流れ梁72の上端部と下
端と中間部(2箇所)を金属製の継ぎ梁71で連結した
ものである。そして、この屋根パネルP−1の上端には
連結板75が取り付けられている。
【0039】この連結板75は、図6に示すように、屋
根パネルP−1のベース70の下面に沿う部分751
と、この部分751からほぼ直角に折曲されてベース7
0の端面に沿う部分752と、この部分752からほぼ
直角に折曲された屋根部80に沿う部分753とからな
る断面Z形の長尺体であり、屋根パネルP−1を、図1
に示すように、左右の桁切上梁破風フレーム22,23
と桁切用屋根パネル取付金具33に架け渡すと、ベース
70の下面に沿う部分751が接続板PB1,PB2と
上板33bに当接するようになっていて、接続板PB
1,PB2に設けられた図示しない取付孔と、上板33
bに設けられた取付孔33fに相対する位置に設けられ
た図示しない取付孔に挿入したボルトにナットが螺入さ
れて屋根パネルP−1を破風部材20に取り付けること
ができるようになっている。
【0040】又、屋根部85に沿う部分753の所々に
連結片90が溶接されている。この連結片90は屋根部
85に沿う部分部分753に溶接された部分91と、こ
の溶接された部分91からほぼ垂直に折曲された連結部
92とからなり、図6に示すように、左右の屋根パネル
P−1の上端を棟梁部材30の上方で相対するように取
り付けたときに、左右の屋根パネルP−1に取付けられ
ている連結部92が相対するようになっている。そし
て、連結部92に穿設された連結孔にボルト95が挿入
され、このボルト95にナット96が螺入されて、屋根
パネルP−1がボルト95・ナット96(連結具)で連
結されるようになっている。
【0041】次に、建物の屋根構造の施工について説明
する。工場で組立てた破風部材20、棟梁部材30、破
風パネル30、屋根パネルP等を必要量建設現場に輸送
する。
【0042】そして、破風部材20をクレーンで吊り上
げ、図1に示すように、建物ユニット10上の棟方向中
央に設置した屋根ユニット11の切妻側に破風部材20
を立設する。さらに、破風部材20をクレーンで吊り上
げられて切妻側に破風部材20を立設する。
【0043】次に、棟梁部材30をクレーンで吊り上
げ、屋根ユニット11側の破風部材20と切妻側の破風
部材20との間に棟梁部材30を運び、棟梁部材30の
桁切用棟部接続板32を破風部材20の接合部材21の
本体部21aの左右屈曲部21b,21cに面設する。
そして、左右屈曲部21b,21cの接続孔と桁切用棟
部接続板32の接続孔32aとを合せ、図3(b)に示
すように、両接続孔を通したボルトにナットを螺入して
棟梁部材30と破風部材20同士とを固定する。
【0044】続いて、左右の屋根パネルP−2をクレー
ンで吊り上げ、それぞれ左右の桁切用梁破風フレーム2
2,23と桁切用屋根パネル取付金具33に架け渡し
て、屋根パネルP−2の上端に取り付けられている連結
部92を相対させる。そして、左右の屋根パネルP−2
の連結部92、92をボルト95・ナット96(連結
具)で連結して屋根パネルP−2が滑らないようにする
とともに、左右それぞれの屋根パネルP−2の連結板7
5のベース70に沿う部分751と左右の接続板PB
1,PB2とをボルト・ナットで連結したり、連結板7
5の骨格に沿う部分751と上板33bとをボルト・ナ
ットで連結して屋根パネルP−2を破風部材20に取り
付ける。
【0045】又、左右の屋根パネルP−1をクレーンで
吊り上げ、ケラバ部Kを妻側から突出させて、それぞれ
左右の桁切用梁破風フレーム22,23と桁切用屋根パ
ネル取付金具33に架け渡して、屋根パネルP−2の上
端に取り付けられている連結部92を相対させる。そし
て、左右の屋根パネルP−1の連結部92、92をボル
ト95・ナット96(連結具)で連結して屋根パネルP
−1が滑らないようにするとともに、左右それぞれの屋
根パネルP−1の連結板75のベース70に沿う部分7
51と左右の接続板PB1,PB2とをボルト・ナット
で連結したり、連結板75の骨格に沿う部分751と上
板33bとをボルト・ナットで連結して屋根パネルP−
1を破風部材20に取り付ける。
【0046】すると、破風部材20上、即ち、右側の桁
切上梁破風フレーム22上と、左側の桁切上梁破風フレ
ーム23上に屋根パネルPが配設される。次に、屋根部
85の上に屋根材を取付けると屋根が完成する。
【0047】このように構成された建物の屋根構造で
は、建物ユニット10の切妻側に破風部材20が立設さ
れ、この破風部材20に略三角形の破風パネル40が配
設される構造としたので、建物の桁面に破風パネル40
が配設された屋根構造にできる。
【0048】また、一対の破風部材20と棟梁部材30
とが分離して建物ユニット10上に配設される構造とし
たので、破風部材20と棟梁部材とを工場から建設現場
に個別に輸送でき、輸送効率が向上する。
【0049】そして、破風パネル40が破風部材20の
屋外側に配設される構造としたので、変化のある建物の
桁面が設計することができる。
【0050】また、両側の屋根パネルPの上端部がボル
ト95・ナット96(連結具)で連結される構造とした
ので、屋根パネルPが上梁フレーム22,23の上を滑
って下方にずれることがない。
【0051】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1の発
明は、据え付けた建物ユニット上に屋根ユニットを配設
し、前記屋根ユニットに屋根パネルを配設した建物の屋
根構造において、前記建物ユニットの切妻側に棟梁両側
から軒に向かう上梁フレームと桁梁フレームからなる破
風部材を立設し、この破風部材に略三角形の破風パネル
を配設した構造としたので、建物の桁面に破風パネルが
配設された屋根構造にできる。
【0052】また、請求項2の発明は、前記建物ユニッ
ト上の棟方向に少なくとも一対の破風部材を配設し、前
記一対の破風部材を棟梁部材で接続した構造としたの
で、破風部材と棟梁部材とを工場から建設現場に個別に
輸送でき、輸送効率が向上する。
【0053】そして、請求項3の発明は、前記破風部材
の屋外側に破風パネルを配設した構造としたので、変化
のある建物の桁面が設計することができる。また、請求
項4の発明は棟梁両側から軒に向かう上梁フレームの上
にそれぞれ屋根パネルを配設し、この両側の屋根パネル
の上端部を連結具で連結したので、屋根パネルが上梁フ
レームの上を滑って下方にずれることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わる建物の屋根構造の概略斜視図
である。
【図2】破風部材の縮小図である。
【図3】破風部材の接合部材の図で、(a)は接合部材
の上部から見た平面図、(b)は接合部材の側面図であ
る。
【図4】棟梁部材の概略斜視図である。
【図5】(イ)屋根パネルの底面図、(ロ)は(イ)の
側面図である。
【図6】屋根パネルの棟部分の取付構造を示す説明図で
ある。
【図7】従来の建物の屋根構造の概略斜視図で、(a)
は屋根組立完了図、(b)は屋根プレート配設図、
(c)は破風パネルユニット配設図である。
【符号の説明】
10 建物ユニット 20 破風部材 22,23 桁切上梁破風フレーム(上梁フレーム) 24 桁切下梁破風フレーム(桁梁フレーム) 30 棟梁部材 40 破風パネル P 屋根パネル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI E04B 7/04 E04B 7/04 A E04D 13/158 E04D 13/158

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 据え付けた建物ユニット上に屋根ユニッ
    トを配設し、前記屋根ユニットに屋根パネルを配設した
    建物の屋根構造において、 前記建物ユニットの切妻側に棟梁両側から軒に向かう上
    梁フレームと桁梁フレームからなる破風部材を立設し、
    この破風部材に略三角形の破風パネルを配設したことを
    特徴とする建物の屋根構造。
  2. 【請求項2】 前記建物ユニット上の棟方向に少なくと
    も一対の破風部材を配設し、前記一対の破風部材を棟梁
    部材で接続したことを特徴とする請求項1に記載の建物
    の屋根構造。
  3. 【請求項3】 前記破風部材の屋外側に破風パネルを配
    設したことを特徴とする請求項1又は2に記載の建物の
    屋根構造。
  4. 【請求項4】 前記棟梁両側から軒に向かう上梁フレー
    ムの上にそれぞれ屋根パネルを配設し、この両側の屋根
    パネルの上端部を連結具で連結したことを特徴とする請
    求項1〜3記載の建物の屋根構造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015152560A1 (ko) * 2014-04-04 2015-10-08 김범식 전통 목조건축물의 마족연목 시공방법 및 시공구조
CN111636614A (zh) * 2020-04-23 2020-09-08 鸿厦建设有限公司 一种装配式屋顶

Cited By (3)

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CN111636614B (zh) * 2020-04-23 2022-07-08 鸿厦建设有限公司 一种装配式屋顶

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