JPS5930085Y2 - 勾配天井用小屋組 - Google Patents
勾配天井用小屋組Info
- Publication number
- JPS5930085Y2 JPS5930085Y2 JP11426279U JP11426279U JPS5930085Y2 JP S5930085 Y2 JPS5930085 Y2 JP S5930085Y2 JP 11426279 U JP11426279 U JP 11426279U JP 11426279 U JP11426279 U JP 11426279U JP S5930085 Y2 JPS5930085 Y2 JP S5930085Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roof
- beams
- girder
- gable
- ridgepole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Rod-Shaped Construction Members (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は（軽量）型鋼材を用いた小屋組、殊に寄せ棟型
の小屋組であって、天井面を屋根勾配に沿った勾配天井
とするための勾配天井用小屋組に関するものである。
の小屋組であって、天井面を屋根勾配に沿った勾配天井
とするための勾配天井用小屋組に関するものである。
第１図及び第２図に従来例を示す。
妻梁２と敷桁１との連結点と、束１４で大梁１１に受け
られた棟木４端部との間にすみ合掌となる登梁３，３を
架設している寄せ棟型の小屋組においては、小梁１２を
配して登梁３の中はどを束１４で受け、妻梁２と小梁１
２と桁１５及び敷桁１、あるいは大梁１１と小梁１２と
桁１５と敷桁１との間に陵面プレース１０を張設してい
る。
られた棟木４端部との間にすみ合掌となる登梁３，３を
架設している寄せ棟型の小屋組においては、小梁１２を
配して登梁３の中はどを束１４で受け、妻梁２と小梁１
２と桁１５及び敷桁１、あるいは大梁１１と小梁１２と
桁１５と敷桁１との間に陵面プレース１０を張設してい
る。
図中５は柱、８は母屋である。そしてこの小屋組におい
ては垂直荷重を真束６や束１４で主要架構材に伝達し、
水平荷重は陵面ブレース１０と小梁１２とで主要架構材
に伝達している。
ては垂直荷重を真束６や束１４で主要架構材に伝達し、
水平荷重は陵面ブレース１０と小梁１２とで主要架構材
に伝達している。
従って従来においては勾配天井を、殊に妻側屋根面に沿
った勾配天井を設けようにも小梁１２や陵面プレース１
０という水平荷重伝達材が陵面に存在するために、室内
の天井は水平面しか確保できなかった。
った勾配天井を設けようにも小梁１２や陵面プレース１
０という水平荷重伝達材が陵面に存在するために、室内
の天井は水平面しか確保できなかった。
本考案はこのような点に鑑み為されたものであって、小
梁や陵面プレースを設けずとも、また小梁に立設する束
を設けずとも垂直荷重や水平荷重に耐え得る強度を維持
できて、寄せ棟における妻側屋根面に沿った勾配天井を
実現できる勾配天井用小屋組を提供するにある。
梁や陵面プレースを設けずとも、また小梁に立設する束
を設けずとも垂直荷重や水平荷重に耐え得る強度を維持
できて、寄せ棟における妻側屋根面に沿った勾配天井を
実現できる勾配天井用小屋組を提供するにある。
以下本考案を図示実施例に基き詳述する。
第３図及び第４図において、（軽量）型鋼材にて形成さ
れているこの小屋組は、小梁が用いられていないもので
あって、棟木４の端部は真束６を介して柱５で受けられ
ている。
れているこの小屋組は、小梁が用いられていないもので
あって、棟木４の端部は真束６を介して柱５で受けられ
ている。
妻梁２と敷桁１との連結点と、この真束６で受けられて
いる棟木４端部との間にすみ合掌となる一対の登梁３，
３が架設され、またこの面金梁３，３間には妻梁２と平
行な母屋８が架設されている。
いる棟木４端部との間にすみ合掌となる一対の登梁３，
３が架設され、またこの面金梁３，３間には妻梁２と平
行な母屋８が架設されている。
途中を束で受けられていない面金梁３，３と母屋８との
連結点及び母屋８の中はどは夫々妻梁２との間に斜材７
が架設されている。
連結点及び母屋８の中はどは夫々妻梁２との間に斜材７
が架設されている。
これは妻側だけでなく、軒側においても同様に処理され
ている。
ている。
つまり柱５と柱５との間に架は渡す大梁１１及び桁１５
だけが陵面にあって、小梁や陵面プレースは設けられて
いない。
だけが陵面にあって、小梁や陵面プレースは設けられて
いない。
そして妻側においては母屋８と斜材７と妻梁２とで囲ま
れた矩形空間に屋根面プレース９が張設され、軒側にお
いては敷桁１と母屋８と登梁１３乃至斜材７とで囲まれ
た矩形空間に屋根面プレース９が張設されている。
れた矩形空間に屋根面プレース９が張設され、軒側にお
いては敷桁１と母屋８と登梁１３乃至斜材７とで囲まれ
た矩形空間に屋根面プレース９が張設されている。
この小屋組においては垂直荷重を柱５１立置にたてた真
束６に集中させて柱５で受け、また水平荷重は屋根面プ
レース９及び斜材７によって妻梁２、敷桁１等の主要架
構材に伝達して受けるわけである。
束６に集中させて柱５で受け、また水平荷重は屋根面プ
レース９及び斜材７によって妻梁２、敷桁１等の主要架
構材に伝達して受けるわけである。
この結果、小梁やこの小梁より立設する束、陸面プレー
スを設けずとも荷重、特に水平荷重に耐え得る構造的強
度を保つことができ、従って室内を広がりのある空間と
することができる勾配天井を、寄せ棟における妻側の屋
根面に沿って実現できたものである。
スを設けずとも荷重、特に水平荷重に耐え得る構造的強
度を保つことができ、従って室内を広がりのある空間と
することができる勾配天井を、寄せ棟における妻側の屋
根面に沿って実現できたものである。
また部材としては斜材を必要とすることになるがそれ以
上に小梁や束の数を削減できる利点も持つ。
上に小梁や束の数を削減できる利点も持つ。
第１図は従来例の平面図、第２図は従来例の斜視図、第
３図は本考案−実施例の平面図、第４図は同上の斜視図
であって、１に敷桁、２は妻梁、３はすみ合掌となる登
梁、４は棟木、５は柱、６は真束、７は斜材、８は母屋
、９は屋根面プレースを示す。
３図は本考案−実施例の平面図、第４図は同上の斜視図
であって、１に敷桁、２は妻梁、３はすみ合掌となる登
梁、４は棟木、５は柱、６は真束、７は斜材、８は母屋
、９は屋根面プレースを示す。
Claims (1)
- 棟木の端部を真束にて柱で受けるとともに妻梁と敷桁と
の連結点と棟木の端部との間にすみ合掌となる登梁を架
設して面金梁間に母屋を架設し、この母屋と妻梁との間
に斜材を架設して斜材と母屋と妻梁とで囲まれた矩形空
間に屋根面プレースを張設して成る勾配天井用小屋組。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11426279U JPS5930085Y2 (ja) | 1979-08-20 | 1979-08-20 | 勾配天井用小屋組 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11426279U JPS5930085Y2 (ja) | 1979-08-20 | 1979-08-20 | 勾配天井用小屋組 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5632725U JPS5632725U (ja) | 1981-03-31 |
| JPS5930085Y2 true JPS5930085Y2 (ja) | 1984-08-28 |
Family
ID=29346517
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11426279U Expired JPS5930085Y2 (ja) | 1979-08-20 | 1979-08-20 | 勾配天井用小屋組 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5930085Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-08-20 JP JP11426279U patent/JPS5930085Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5632725U (ja) | 1981-03-31 |
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