JPS59165410A - 強磁性薄膜形成装置 - Google Patents
強磁性薄膜形成装置Info
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- JPS59165410A JPS59165410A JP3939883A JP3939883A JPS59165410A JP S59165410 A JPS59165410 A JP S59165410A JP 3939883 A JP3939883 A JP 3939883A JP 3939883 A JP3939883 A JP 3939883A JP S59165410 A JPS59165410 A JP S59165410A
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- Japan
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- thin film
- cooling drum
- heated
- thermal deformation
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F41/00—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties
- H01F41/14—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties for applying magnetic films to substrates
- H01F41/20—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties for applying magnetic films to substrates by evaporation
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Physical Vapour Deposition (AREA)
- Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)
- Thin Magnetic Films (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、高分子材料から成る非磁性かつ可撓性支持体
(以下、「ウェブ」と称する)上に、真空蒸着、ス/ξ
ツタリング、イオンブレーティング、等の方法によシ、
強磁性薄膜を形成する際に生ずる前記ウェブの熱変形を
、迅速かつ確実に修正可能な手段を具備した強磁性薄膜
形成装置に関する。
(以下、「ウェブ」と称する)上に、真空蒸着、ス/ξ
ツタリング、イオンブレーティング、等の方法によシ、
強磁性薄膜を形成する際に生ずる前記ウェブの熱変形を
、迅速かつ確実に修正可能な手段を具備した強磁性薄膜
形成装置に関する。
本発明で言う「ウェブ」とは、一般に、幅が0゜J〜J
m、長さが3o−y、2o 、ooom、厚さが2〜2
00μmのボリエ゛チレンテレフタレート、ポリエチレ
ン−。2J4−ナフタレート、セルロースダイアセテー
ト、セルローストリアセテート、セルキースアセテート
プロピオネート、ポリ塩化ビニリデン、ポリ塩化ビニル
、ポリカーボネート、ポリイミド、ポリアミド、等のプ
ラスチックフィルムが含まれる。
m、長さが3o−y、2o 、ooom、厚さが2〜2
00μmのボリエ゛チレンテレフタレート、ポリエチレ
ン−。2J4−ナフタレート、セルロースダイアセテー
ト、セルローストリアセテート、セルキースアセテート
プロピオネート、ポリ塩化ビニリデン、ポリ塩化ビニル
、ポリカーボネート、ポリイミド、ポリアミド、等のプ
ラスチックフィルムが含まれる。
又、本発明で形成される強磁性薄膜は、Fe、C01N
1 %等の強磁性金属、あるいは、Fe−Co5 F
e Ni、Co Nib Fe S LF e
Rhs Co P%Co Bb Co S 1
sCo V% Co YsCo Yav Co
LJL%Co−Ce% Co−Prv Co−8
m−Co −pt%Co−Mn−5F e −Co −
N i、Co−N1−P% Co−N1−B% Co−
Ni−Ag5Co−Ni−Nd、Co−Ni−Ce、C
o−N1−Znb c′o−Ni−、cu% Co−N
1−W%Co−Ni−Re%Co−Ni−8mb C
o−Sm−cu、等の金属合金あるいは化合物を材料と
し、通常、7;”gv −rg、σov’h の厚さ
に層設される。
1 %等の強磁性金属、あるいは、Fe−Co5 F
e Ni、Co Nib Fe S LF e
Rhs Co P%Co Bb Co S 1
sCo V% Co YsCo Yav Co
LJL%Co−Ce% Co−Prv Co−8
m−Co −pt%Co−Mn−5F e −Co −
N i、Co−N1−P% Co−N1−B% Co−
Ni−Ag5Co−Ni−Nd、Co−Ni−Ce、C
o−N1−Znb c′o−Ni−、cu% Co−N
1−W%Co−Ni−Re%Co−Ni−8mb C
o−Sm−cu、等の金属合金あるいは化合物を材料と
し、通常、7;”gv −rg、σov’h の厚さ
に層設される。
従来、前記ウェブの表明に、金属等の薄膜を、真空蒸着
、スパッタリング、イオンブレーティング、等の方法に
よって形成することは、装飾やコンデンサー、等の製造
、加工分野で広く知られていたものであるが、近年、磁
気記録媒体の製造分野においても、前述した強磁性材料
から成る薄膜を、前記各方法によυウェブ上に形成して
、記録密度の向上を図る試みがなされ、一部、実用化さ
れるに至っている。
、スパッタリング、イオンブレーティング、等の方法に
よって形成することは、装飾やコンデンサー、等の製造
、加工分野で広く知られていたものであるが、近年、磁
気記録媒体の製造分野においても、前述した強磁性材料
から成る薄膜を、前記各方法によυウェブ上に形成して
、記録密度の向上を図る試みがなされ、一部、実用化さ
れるに至っている。
その強磁性薄膜を形成するために実用化された従来装置
要部の代表例を、第1図に示した。
要部の代表例を、第1図に示した。
第1図において、従来装置lは、排気系(図示せず)に
連通ずる導管3全通してその内部圧力が、通常、/、O
Xl、0 3〜/、0×1O−7Torr程度の真空度
に減圧、維持される真空槽λ内に、後述するウェブ走行
系、蒸発系、及び加熱系を夫々包含、配設して成ってい
た。
連通ずる導管3全通してその内部圧力が、通常、/、O
Xl、0 3〜/、0×1O−7Torr程度の真空度
に減圧、維持される真空槽λ内に、後述するウェブ走行
系、蒸発系、及び加熱系を夫々包含、配設して成ってい
た。
なお、前記ウェブ走行系は、その表面に所望する強磁性
材料jの薄膜を蒸着すべきウェブWをコイル状に巻回し
て成るウェブロールWR1’を回転自在に軸支するウェ
ブ送出部弘、該ウェブ送出部グから繰り出された前記ウ
ェブWの走行を案内する複数本のガイドローラ!、その
中空内部に冷媒が供給されて外周面が冷却される冷却ド
ラムぶ及び前記強磁性薄膜が蒸着された前記ウェブWを
コイル状に巻回してウェブロールWR2t−形成するウ
ェブ巻取部7から成っていた。
材料jの薄膜を蒸着すべきウェブWをコイル状に巻回し
て成るウェブロールWR1’を回転自在に軸支するウェ
ブ送出部弘、該ウェブ送出部グから繰り出された前記ウ
ェブWの走行を案内する複数本のガイドローラ!、その
中空内部に冷媒が供給されて外周面が冷却される冷却ド
ラムぶ及び前記強磁性薄膜が蒸着された前記ウェブWを
コイル状に巻回してウェブロールWR2t−形成するウ
ェブ巻取部7から成っていた。
又、前記蒸発系は、前記冷却ドラム乙の下方に前記強磁
性材料lを収納して配設されたノ・−スタ及び前記冷却
ドラム乙の下方外周面近傍にあって前記強磁性材料lの
蒸気流Vの−s’ri断して前記ウェブWの被蒸着面領
域を規制するマスクIOから成っていた。
性材料lを収納して配設されたノ・−スタ及び前記冷却
ドラム乙の下方外周面近傍にあって前記強磁性材料lの
蒸気流Vの−s’ri断して前記ウェブWの被蒸着面領
域を規制するマスクIOから成っていた。
更に、前記加熱系は、前記真空槽λの側壁に取付けられ
て偏向コイル、集束コイル、等の手段によシミ子ビーム
EBt−前記ハースタ内の強磁性材料lに照射し、加熱
、蒸気化する電子銃1/から成っていた。
て偏向コイル、集束コイル、等の手段によシミ子ビーム
EBt−前記ハースタ内の強磁性材料lに照射し、加熱
、蒸気化する電子銃1/から成っていた。
この従来装置lによって、前記ウェブWを真空下で連続
的に移送させながら、所望する前記強磁性材料rの蒸気
流■を画一ウェブWの表面に比較的効率良く蒸着せしめ
、記録密度の良い薄膜を得ることが可能になったが、し
かしながら、次に記すような欠点があった。
的に移送させながら、所望する前記強磁性材料rの蒸気
流■を画一ウェブWの表面に比較的効率良く蒸着せしめ
、記録密度の良い薄膜を得ることが可能になったが、し
かしながら、次に記すような欠点があった。
−を前記ウェブWは、前記冷却ドラム乙の下方外周面に
沿って矢印Aの方向に移動する際、その表面が高温度(
例えば、2oo、tooo 0C)の蒸気流■の蒸着に
よシ生ずる熱変形を抑制するために、その裏面を前記冷
却ドラム乙によシ冷却しているが、蒸着した薄膜と前記
ウェブWとの熱膨張率の差によって前記ウェブWにカー
ルが発生し、該カールは前記ウェブ巻取部7においてウ
ェブロールWR2e形成せしめても存在するものであっ
た。
沿って矢印Aの方向に移動する際、その表面が高温度(
例えば、2oo、tooo 0C)の蒸気流■の蒸着に
よシ生ずる熱変形を抑制するために、その裏面を前記冷
却ドラム乙によシ冷却しているが、蒸着した薄膜と前記
ウェブWとの熱膨張率の差によって前記ウェブWにカー
ルが発生し、該カールは前記ウェブ巻取部7においてウ
ェブロールWR2e形成せしめても存在するものであっ
た。
前記カールが生じたウェブWを用いて磁気テープに加工
すると、前記カールが残存している個所が、磁気ヘッド
の接触を不安定にさせ、再生出力が大幅に変動する要因
になっていた。
すると、前記カールが残存している個所が、磁気ヘッド
の接触を不安定にさせ、再生出力が大幅に変動する要因
になっていた。
−2,又、第2図に示したように、前記ウェブWの両耳
端部には、比較的狭幅であるが未蒸着部分20.2/″
ft設けて蒸着することが一般的であシ、その場合、蒸
着部分2.2と未蒸着部分λσ、λlの境界において、
゛前記ウェブWの熱変形が発生し易く、そのま\の状態
で巻取ると、前記境界近傍が異常に隆起し;l)あるい
はシワを発生させることがあった。
端部には、比較的狭幅であるが未蒸着部分20.2/″
ft設けて蒸着することが一般的であシ、その場合、蒸
着部分2.2と未蒸着部分λσ、λlの境界において、
゛前記ウェブWの熱変形が発生し易く、そのま\の状態
で巻取ると、前記境界近傍が異常に隆起し;l)あるい
はシワを発生させることがあった。
一3前述したカール、隆起、シワ、等を修正、除去する
ために、第1図に示したように、前記真空槽−の外部に
、ウェブ送出′蔀/コ、ガイドローラ13、加熱ロー2
1弘、ウェブ巻取部it、から成る別のウェブ走行系を
配置し、前記真空槽λ内で一旦つェブロールWR2に巻
取ったウェブWを、再度繰シ出してウェブロールWR3
?形成する間に、前記ウェブWの裏面を前記加熱ローラ
lダによシガラス転移点近傍まで加熱することにょシ対
処していたが、この別のウェブ走行系を設けることは処
理工程の増加を来たし、設備費及び原価を圧迫するもの
であった。
ために、第1図に示したように、前記真空槽−の外部に
、ウェブ送出′蔀/コ、ガイドローラ13、加熱ロー2
1弘、ウェブ巻取部it、から成る別のウェブ走行系を
配置し、前記真空槽λ内で一旦つェブロールWR2に巻
取ったウェブWを、再度繰シ出してウェブロールWR3
?形成する間に、前記ウェブWの裏面を前記加熱ローラ
lダによシガラス転移点近傍まで加熱することにょシ対
処していたが、この別のウェブ走行系を設けることは処
理工程の増加を来たし、設備費及び原価を圧迫するもの
であった。
−≠、又、前記境界近傍の隆起やシワは、前記加熱四−
ラlφに対する接触度合が不安定になシ、前記カールの
修正が完全になされないことがある一方、次工程のスリ
ッティングにおいて、スリッターの刃の破損やテープの
折損を招くことがあった。
ラlφに対する接触度合が不安定になシ、前記カールの
修正が完全になされないことがある一方、次工程のスリ
ッティングにおいて、スリッターの刃の破損やテープの
折損を招くことがあった。
本発明は、前述した従来装置の欠点を解消し、コンパク
トな構造でかつ迅速、確実に前記カール等の熱変形を修
正することが可能な強磁性薄膜形成装置全提供すること
を目的とするものである。
トな構造でかつ迅速、確実に前記カール等の熱変形を修
正することが可能な強磁性薄膜形成装置全提供すること
を目的とするものである。
本発明のか\る目的は、内部圧力を/、O×l0−3〜
ハo×10 Torrの真空度に減圧、維持可能な
真空槽内で、長尺の非磁性かつ可撓性帯状支持体を連続
的に移動させながら、該支持体の表面に強磁性材料の蒸
発粒子から成る蒸気流を蒸着して強磁性薄膜を形成する
装置において、前記真空槽内にウェブ走行系、蒸発系、
加熱系を夫々配設すると\もに、前記ウェブ走行系の冷
却ドラムとウェブ巻取部との間にウェブ加熱手段を挿設
して成ること全特徴とする強磁性薄膜形成装置により達
成される。
ハo×10 Torrの真空度に減圧、維持可能な
真空槽内で、長尺の非磁性かつ可撓性帯状支持体を連続
的に移動させながら、該支持体の表面に強磁性材料の蒸
発粒子から成る蒸気流を蒸着して強磁性薄膜を形成する
装置において、前記真空槽内にウェブ走行系、蒸発系、
加熱系を夫々配設すると\もに、前記ウェブ走行系の冷
却ドラムとウェブ巻取部との間にウェブ加熱手段を挿設
して成ること全特徴とする強磁性薄膜形成装置により達
成される。
以下、添付した図面に基づき、本発明装置の一実施態様
について説明する。
について説明する。
本発明に基づく装置31は、第3図に示したように、排
気系(図示せず)に連通ずる導管33全通してその内部
圧力が、通常、ハoxio−3〜ハ0X10 ’To
rr程度の真空度に減圧、維持されかつ必要に応じて酸
素あるいはアルゴン等のガスが注入可能な真空槽32内
に、前述した従来装置lと同じようにウェブ走行系、蒸
発系、加熱系が夫々包含、配設されて成っているが、そ
のウェブ走行系には従来のウェブ走行系にないウェブ加
熱手段 が付加されているものである。
気系(図示せず)に連通ずる導管33全通してその内部
圧力が、通常、ハoxio−3〜ハ0X10 ’To
rr程度の真空度に減圧、維持されかつ必要に応じて酸
素あるいはアルゴン等のガスが注入可能な真空槽32内
に、前述した従来装置lと同じようにウェブ走行系、蒸
発系、加熱系が夫々包含、配設されて成っているが、そ
のウェブ走行系には従来のウェブ走行系にないウェブ加
熱手段 が付加されているものである。
即ち、その表面に所望する強磁性材料rの薄膜を蒸着す
べきウェブWt−コイル状に巻回して成るウェブロール
WR1全回転自在に軸支するウェブ送出部3弘、該ウェ
ブ送出部3グから繰シ出された前記ウェブWの走行を案
内する複数本のガイドp−23よ、その中空内部に冷媒
が供給されて外周面が冷却される冷却ドラム34.該冷
却ドラム3tから離れた前記ウェブWの裏面をガラス転
移点近傍まで加熱することが可能なウェブ加熱手段とし
ての電熱式加熱ローラ412及び前記強磁性薄膜が蒸着
された前記ウェブWをコイル状に巻回してウェブロール
WR2を形成するウェブ巻取部37から成っている。
べきウェブWt−コイル状に巻回して成るウェブロール
WR1全回転自在に軸支するウェブ送出部3弘、該ウェ
ブ送出部3グから繰シ出された前記ウェブWの走行を案
内する複数本のガイドp−23よ、その中空内部に冷媒
が供給されて外周面が冷却される冷却ドラム34.該冷
却ドラム3tから離れた前記ウェブWの裏面をガラス転
移点近傍まで加熱することが可能なウェブ加熱手段とし
ての電熱式加熱ローラ412及び前記強磁性薄膜が蒸着
された前記ウェブWをコイル状に巻回してウェブロール
WR2を形成するウェブ巻取部37から成っている。
その他の蒸発系及び加熱系は、従来装置と同等の構成を
採るものであり、即ち、蒸発系は、前記冷却ドラム36
の下方に前記強磁性材料sty収納して配設して配設さ
れたハース3り及び前記冷却ドラム36の下方外周面近
傍にあって前記強磁性材料3gの蒸気流■の一部tl−
遮断して、前記ウェブWの被蒸着面領域を規制するマス
ク4toから成っている。
採るものであり、即ち、蒸発系は、前記冷却ドラム36
の下方に前記強磁性材料sty収納して配設して配設さ
れたハース3り及び前記冷却ドラム36の下方外周面近
傍にあって前記強磁性材料3gの蒸気流■の一部tl−
遮断して、前記ウェブWの被蒸着面領域を規制するマス
ク4toから成っている。
又、前記加熱系は、前記真空槽32の側壁に取付けられ
て偏向コイル、集束コイル、等の手段により電子ビーム
EBi前記ハース3り内の強磁性材料3tに照射し、加
熱、蒸気化する電子銃4tlから成っている。
て偏向コイル、集束コイル、等の手段により電子ビーム
EBi前記ハース3り内の強磁性材料3tに照射し、加
熱、蒸気化する電子銃4tlから成っている。
前記ウェブ送出部34/−のウェブロールWR□から連
続的に繰シ出された前記ウェブWは、前記ガイド日−ラ
3!によって適宜走行案内されながら、前記冷却ドラム
36、ウェブ加熱ローラ弘λ、ウェブ巻取部37の順で
移動し、再度コイル状に巻取られ前記ウェブロールWR
2=i形成する。
続的に繰シ出された前記ウェブWは、前記ガイド日−ラ
3!によって適宜走行案内されながら、前記冷却ドラム
36、ウェブ加熱ローラ弘λ、ウェブ巻取部37の順で
移動し、再度コイル状に巻取られ前記ウェブロールWR
2=i形成する。
特に、前記冷却ドラム3tの下方外周面上に沿って矢印
Aの方向に移動する前記ウェブWは、前記冷却ドラム3
tによりその裏面から冷却される一方、前記マスクaO
によシ被蒸着面領域が適正に規制される表面から、前記
電子銃≠7の電子ビームEBによシ加熱、蒸気化した前
記ノ為−ス3り内の強磁性材料3gの蒸発粒子から成る
前記蒸気流■によって加熱されるので、両面の熱膨張率
の差によシ若干の熱変形が生じる。
Aの方向に移動する前記ウェブWは、前記冷却ドラム3
tによりその裏面から冷却される一方、前記マスクaO
によシ被蒸着面領域が適正に規制される表面から、前記
電子銃≠7の電子ビームEBによシ加熱、蒸気化した前
記ノ為−ス3り内の強磁性材料3gの蒸発粒子から成る
前記蒸気流■によって加熱されるので、両面の熱膨張率
の差によシ若干の熱変形が生じる。
前記熱変形は、一般に、カールとして現れ、蒸着薄膜を
内側に彎曲した現象を呈している。
内側に彎曲した現象を呈している。
しかしながら、本発明装置31においては、前記冷却ド
ラム36とウェブ巻取部37の間に、5前記加熱ローラ
4Aコを配設して、前記ウェブWを裏面からガラス転移
点近傍まで(約ざ0./20”C)加熱するので、前述
した熱変形は修正、除去されて巻取られる。
ラム36とウェブ巻取部37の間に、5前記加熱ローラ
4Aコを配設して、前記ウェブWを裏面からガラス転移
点近傍まで(約ざ0./20”C)加熱するので、前述
した熱変形は修正、除去されて巻取られる。
従って、従来のように、前記ウェブ巻取部7でコイル状
に一旦巻取ったウェブロールWR2t−1槽外の別のウ
ェブ走行系で巻き戻しながら加熱処理する必要がなく、
工程の簡略化及びコストダウンが図られると\もに、前
記カール以外の熱変形即ち前記境界近傍の隆起やシワの
発生及びその助長を両割して適正にコイル状に巻取るこ
とができるので、製品の歩止まシが著しく向上するもの
である。
に一旦巻取ったウェブロールWR2t−1槽外の別のウ
ェブ走行系で巻き戻しながら加熱処理する必要がなく、
工程の簡略化及びコストダウンが図られると\もに、前
記カール以外の熱変形即ち前記境界近傍の隆起やシワの
発生及びその助長を両割して適正にコイル状に巻取るこ
とができるので、製品の歩止まシが著しく向上するもの
である。
なお、前記ウェブ加熱手段は、前記電熱式加熱ローラ4
A2に限らず、温水循環式加熱ローラ、並び圧電熱又は
温水式加熱プ、レー、ト、浄によシ構成することも可能
であシ、その取付個数も必要に応じ複数本化して良い。
A2に限らず、温水循環式加熱ローラ、並び圧電熱又は
温水式加熱プ、レー、ト、浄によシ構成することも可能
であシ、その取付個数も必要に応じ複数本化して良い。
又、前記加熱系も、誘導加熱方式、等の手段であっても
良い。
良い。
次に本発明装置の新規な効果を、実施例により一層明確
にする。
にする。
第3図に示した強磁性薄膜形成装置を用い、幅が20
cm、厚さがl1μmのポリエステルフィルムの表面に
Co−Ni合金薄膜7I&:(Ni:/、tatチ)を
形成し、該薄膜が内側になるように巻取った。
cm、厚さがl1μmのポリエステルフィルムの表面に
Co−Ni合金薄膜7I&:(Ni:/、tatチ)を
形成し、該薄膜が内側になるように巻取った。
装置内の真空度は/X10 Torrで、加熱系は
偏向型電子ビム(3〜、z o K e V ) 、ウ
ェブ加熱手段は温水循環式加熱ローラ、を夫々用い、蒸
気流の入射角は4Lj度に設定した。
偏向型電子ビム(3〜、z o K e V ) 、ウ
ェブ加熱手段は温水循環式加熱ローラ、を夫々用い、蒸
気流の入射角は4Lj度に設定した。
ウェブの速度、Co、−Ni膜厚、加熱ローラの温度は
第1表の通シ設定した。
第1表の通シ設定した。
注)ウェブのカール測定法は、ウェブ巻取部で巻取った
ウェブを幅3鰭×長さ3!關に切シ取シ、その幅方向の
曲率半径R(TD)及び長手方向の曲率半径R(MD)
7に夫々測定し、薄膜面を内側にしたカールを十カール
と呼び、その逆全−カールとした。
ウェブを幅3鰭×長さ3!關に切シ取シ、その幅方向の
曲率半径R(TD)及び長手方向の曲率半径R(MD)
7に夫々測定し、薄膜面を内側にしたカールを十カール
と呼び、その逆全−カールとした。
第1表に示した結果から明らかなように、真空槽内で加
熱ローラによシ巻取前にカール修正処理を行った試料屋
!及び6は従来のもの(試料Jf6.7、g)に比較し
、ウェブのカールが格段に良化されていることが確認で
きた。
熱ローラによシ巻取前にカール修正処理を行った試料屋
!及び6は従来のもの(試料Jf6.7、g)に比較し
、ウェブのカールが格段に良化されていることが確認で
きた。
又、第V図は、第1表の試料AAと従来の方法で試料A
gをカール修正した時のウェブ幅方向の位置によるカー
ルの残存状態を示したグラフであシ、B(試料AA)は
従来のものA(試料扁r)よシもカールの度合が小さく
かつ比較的均一に展開していることが判明した。
gをカール修正した時のウェブ幅方向の位置によるカー
ルの残存状態を示したグラフであシ、B(試料AA)は
従来のものA(試料扁r)よシもカールの度合が小さく
かつ比較的均一に展開していることが判明した。
第1図は、従来装置の要部略図、第2図は強磁性薄膜を
形成したウェブの平面説明図、第3図は本発明装置の略
図、第V図はウェブの幅方向のカール比較グラフである
。 3コは真空槽、3≠はウェブ送出部、3tは冷却ドラム
、37はウェブ巻取部、グコはウェブ加熱手段である。 特許出願人 富士写真フィルム株式会社第4図
形成したウェブの平面説明図、第3図は本発明装置の略
図、第V図はウェブの幅方向のカール比較グラフである
。 3コは真空槽、3≠はウェブ送出部、3tは冷却ドラム
、37はウェブ巻取部、グコはウェブ加熱手段である。 特許出願人 富士写真フィルム株式会社第4図
Claims (1)
- (1)内部圧力f/、0XIO〜1.0X10−7To
rrの真空度に減圧、維持可能な真空槽内で、長尺の非
磁性かつ可撓性帯状支持体を連続的に移動させながら、
該支持体の表面に強磁性材料の蒸発粒子から成る蒸気流
を蒸着して強磁性薄膜を形成する装置において、前記真
空槽内にウェブ走行系、蒸発系、加熱系を夫々配設する
と\もに、前記ウェブ走行系のオ却ドラムとウェブ巻平
部との間にウェブ加熱手段を挿設して成ること全特徴と
する強磁性薄膜形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3939883A JPS59165410A (ja) | 1983-03-10 | 1983-03-10 | 強磁性薄膜形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3939883A JPS59165410A (ja) | 1983-03-10 | 1983-03-10 | 強磁性薄膜形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59165410A true JPS59165410A (ja) | 1984-09-18 |
Family
ID=12551882
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3939883A Pending JPS59165410A (ja) | 1983-03-10 | 1983-03-10 | 強磁性薄膜形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59165410A (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5423506A (en) * | 1977-07-22 | 1979-02-22 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Production of magnetic recording media |
JPS57167137A (en) * | 1981-04-06 | 1982-10-14 | Olympus Optical Co Ltd | Formation for thin film |
JPS57167138A (en) * | 1981-04-06 | 1982-10-14 | Olympus Optical Co Ltd | Heat treatment device for film formed with pellicle |
JPS58169333A (ja) * | 1982-03-30 | 1983-10-05 | Sony Corp | 磁気記録媒体の製法 |
-
1983
- 1983-03-10 JP JP3939883A patent/JPS59165410A/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5423506A (en) * | 1977-07-22 | 1979-02-22 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Production of magnetic recording media |
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