JPS5915508Y2 - 保護回路 - Google Patents
保護回路Info
- Publication number
- JPS5915508Y2 JPS5915508Y2 JP4185177U JP4185177U JPS5915508Y2 JP S5915508 Y2 JPS5915508 Y2 JP S5915508Y2 JP 4185177 U JP4185177 U JP 4185177U JP 4185177 U JP4185177 U JP 4185177U JP S5915508 Y2 JPS5915508 Y2 JP S5915508Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transistor
- zener diode
- region
- integrated circuit
- semiconductor integrated
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は半導体集積回路内に形成された静電破壊防止の
為の保護回路の構成に関する。
為の保護回路の構成に関する。
第1図aに示すような保護すべき回路又は素子の入力端
Tに直列に接続された保護抵抗Rと、保護抵抗Rと並列
に入力端Tに接続されたツェナダイオードDとからなる
保護回路は公知であり、半導体集積回路内でも断面図で
示した第1図すのような構成で頻繁に用いられる。
Tに直列に接続された保護抵抗Rと、保護抵抗Rと並列
に入力端Tに接続されたツェナダイオードDとからなる
保護回路は公知であり、半導体集積回路内でも断面図で
示した第1図すのような構成で頻繁に用いられる。
第1図すにおいて1はP型半導体基板、2A、2BはN
型エピタキシアル層、3はアイソレーション領域、6と
7はP型拡散層であり、P型拡散層7が保護抵抗Rを形
成し、P型拡散層6とN型エピタキシアル層2Bとでツ
ェナダイオードDを形成する。
型エピタキシアル層、3はアイソレーション領域、6と
7はP型拡散層であり、P型拡散層7が保護抵抗Rを形
成し、P型拡散層6とN型エピタキシアル層2Bとでツ
ェナダイオードDを形成する。
4Aは保護抵抗Rを形成するP型拡散層7と、ツェナダ
イオードDを形成する一方の領域であるN型エピタキシ
アル層2Bを接続するための配線電極であり、4Bはツ
ェナダイオードDを形成する他方の領域であるP形拡散
層6をアイソレーション領域3に接続するための配線電
極であり、入力端Tは配線電極4Aに接続されている。
イオードDを形成する一方の領域であるN型エピタキシ
アル層2Bを接続するための配線電極であり、4Bはツ
ェナダイオードDを形成する他方の領域であるP形拡散
層6をアイソレーション領域3に接続するための配線電
極であり、入力端Tは配線電極4Aに接続されている。
5は表面を保護するための絶縁膜である。
P型半導体基板1は接地されている。
しかしながらこのような従来の構成では、保護抵抗Rの
値は信号電圧の電圧降雨を少くするために大きな値にす
ることは出来ない。
値は信号電圧の電圧降雨を少くするために大きな値にす
ることは出来ない。
又保護抵抗Rを形成するP型拡散層7をエミッタ領域、
N型エピタキシアル層2Aをベース領域、P型半導体基
板1をコレクタ領域とする寄生トランジスタが生じやす
いために、そのPN接合容量によるP型半導体基板1の
電位変動等の不都合な動作により配線電極4Aに接続さ
れている入力端Tの電圧が上昇してもツェナダイオード
Dを形成する部分が動作しない場合があり、保護回路と
しての信頼性を著しく悪くしている。
N型エピタキシアル層2Aをベース領域、P型半導体基
板1をコレクタ領域とする寄生トランジスタが生じやす
いために、そのPN接合容量によるP型半導体基板1の
電位変動等の不都合な動作により配線電極4Aに接続さ
れている入力端Tの電圧が上昇してもツェナダイオード
Dを形成する部分が動作しない場合があり、保護回路と
しての信頼性を著しく悪くしている。
本考案は不安定に存在する寄生トランジスタの代りに積
極的にトランジスタを設け、このような欠点を除いたも
のであり、保護すべき回路又は素子に直列に接続された
保護抵抗と、一端が定電位源に接続されたツェナダイオ
ードと、該保護抵抗でエミッタ領域が形成され、ベース
領域にツェナダイオードの一端が接続され、コレクタ領
域が該ツェナダイオードの一端と共に定電位源に接続さ
れたトランジスタとからなる集積回路内に形成された保
護回路にある。
極的にトランジスタを設け、このような欠点を除いたも
のであり、保護すべき回路又は素子に直列に接続された
保護抵抗と、一端が定電位源に接続されたツェナダイオ
ードと、該保護抵抗でエミッタ領域が形成され、ベース
領域にツェナダイオードの一端が接続され、コレクタ領
域が該ツェナダイオードの一端と共に定電位源に接続さ
れたトランジスタとからなる集積回路内に形成された保
護回路にある。
以下実施例を示す第2図aの回路図、第2図すの断面図
により説明する。
により説明する。
なお第1図と同一部分は同じ記号を付与しである。
第2図a、l)において、TRはトランジスタであり、
Dはツエナダイオ−ド、Rは保護抵抗である。
Dはツエナダイオ−ド、Rは保護抵抗である。
トランジスタTRのエミッタ領域をP型拡散層8、ベー
ス領域をN型エピタキシアル層9、コレクタ領域をP型
半導体基板1として集積回路内に形成されている。
ス領域をN型エピタキシアル層9、コレクタ領域をP型
半導体基板1として集積回路内に形成されている。
又P型拡散層8は、保護抵抗Rも兼ねるように形成され
ている。
ている。
Dはツェナダイオードであり、N型エピタキシアル層2
BとP型拡散層6とで接合面が形成され、P型拡散層6
の拡散の状態によりツェナ電圧が定まるようにしである
。
BとP型拡散層6とで接合面が形成され、P型拡散層6
の拡散の状態によりツェナ電圧が定まるようにしである
。
トランジスタTRのベース領域であるN型エピタキシア
ル層9は、配線電極11AによりツェナダイオードDの
一方の領域であるN型エピタキシアル層2Bに接続され
、ツェナダイオードDの他方の領域であるP型拡散層6
はアイソレーション領域3に接続されている。
ル層9は、配線電極11AによりツェナダイオードDの
一方の領域であるN型エピタキシアル層2Bに接続され
、ツェナダイオードDの他方の領域であるP型拡散層6
はアイソレーション領域3に接続されている。
P型半導体基板1は定電位源に接続され、この場合接地
されている。
されている。
従ってトランジスタTRのコレクタ領域とツェナダイオ
ードDの片方の領域は共に接地されていることになる。
ードDの片方の領域は共に接地されていることになる。
このように構成された本考案の保護回路において、外部
接続端T′に大きな正電圧が加わり、保護すべき回路又
は素子の入力端Tの電圧が上昇した場合には、まずツェ
ナダイオードDを放電電流が流れ、この電流トランジス
タTRをオンして放電電流はトランジスタのコレクタ電
流としても流れるようになる。
接続端T′に大きな正電圧が加わり、保護すべき回路又
は素子の入力端Tの電圧が上昇した場合には、まずツェ
ナダイオードDを放電電流が流れ、この電流トランジス
タTRをオンして放電電流はトランジスタのコレクタ電
流としても流れるようになる。
このことは従来の保護回路に比較し、保護抵抗に不安定
に寄生するトランジスタの放電経路が合せ設けられてい
ることになり、寄生するトランジスタが容量として働く
ことはなくなるから放電が容易に行なわれ入力端Tの電
圧がツェナ電圧以上になることを防止する。
に寄生するトランジスタの放電経路が合せ設けられてい
ることになり、寄生するトランジスタが容量として働く
ことはなくなるから放電が容易に行なわれ入力端Tの電
圧がツェナ電圧以上になることを防止する。
さらに放電経路がトランジスタTRとツェナダイオード
Dの2個所有るから、画素子を保護するための保護抵抗
Rの値を小さくできる利点もある。
Dの2個所有るから、画素子を保護するための保護抵抗
Rの値を小さくできる利点もある。
第1図aは従来の保護回路の回路図、第1図すは集積回
路内に形成されている従来の保護回路の断面図、第2図
aは本考案の保護回路の回路図、第2図すは集積回路内
に形成された本考案の断面図である。 T・・・・・・外部接続端、T・・・・・・入力端、R
・・・・・・保護抵抗、D・・・・・・ツェナダイオー
ド、TR・・・・・・トランジスタ。
路内に形成されている従来の保護回路の断面図、第2図
aは本考案の保護回路の回路図、第2図すは集積回路内
に形成された本考案の断面図である。 T・・・・・・外部接続端、T・・・・・・入力端、R
・・・・・・保護抵抗、D・・・・・・ツェナダイオー
ド、TR・・・・・・トランジスタ。
Claims (1)
- 半導体集積回路装置に該半導体集積回路の信号入力端に
接続された該半導体集積回路を保護する保護抵抗と、該
保護抵抗をエミッタ領域としたトランジスタと、ツェナ
ーダイオードとを含み、該トランジスタのベース領域が
該ツェナーダイオードの一端に接続され、該トランジス
タのコレクタ領域が該ツェナーダイオードの他端に接続
されて定電位源に接続されてなる該半導体集積回路装置
の静電破壊防止の為の保護回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4185177U JPS5915508Y2 (ja) | 1977-04-04 | 1977-04-04 | 保護回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4185177U JPS5915508Y2 (ja) | 1977-04-04 | 1977-04-04 | 保護回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS53136073U JPS53136073U (ja) | 1978-10-27 |
JPS5915508Y2 true JPS5915508Y2 (ja) | 1984-05-08 |
Family
ID=28913223
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4185177U Expired JPS5915508Y2 (ja) | 1977-04-04 | 1977-04-04 | 保護回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5915508Y2 (ja) |
-
1977
- 1977-04-04 JP JP4185177U patent/JPS5915508Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS53136073U (ja) | 1978-10-27 |
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