JPS59140898A - インタ−ロイキン−2の製造法 - Google Patents

インタ−ロイキン−2の製造法

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JPS59140898A
JPS59140898A JP57234607A JP23460782A JPS59140898A JP S59140898 A JPS59140898 A JP S59140898A JP 57234607 A JP57234607 A JP 57234607A JP 23460782 A JP23460782 A JP 23460782A JP S59140898 A JPS59140898 A JP S59140898A
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JP
Japan
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leu
interleukin
thr
glu
cells
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JP57234607A
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Koretsugu Taniguchi
維紹 谷口
Masami Muramatsu
村松 正美
Haruo Sugano
晴夫 菅野
Yutaka Matsui
裕 松井
Shinichi Kashima
鹿島 信一
Jiyunji Hamuro
羽室 淳「じ」
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Japanese Foundation for Cancer Research
Original Assignee
Ajinomoto Co Inc
Japanese Foundation for Cancer Research
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はインターロイキン−2の製造法に関シ、詳しく
は遺伝子組換え技術により創製し′たエシェリヒア属の
微生物によるインターロイキン−2に関する。
インターロイキン−2はその特異な免疫応答作用から医
薬への応用が注目され、ヒトインターロイキン−2を産
生ずるヒ)T白血病細胞株が見出されたことが報告され
ている(ギリスら、J、 lxp。
Med、、152巻、1709頁、1980年)。
しかし、このヒトT白血病細胞株によるヒトインターロ
イキン−2の生産量は極めて微量であり、しかも生産に
は細胞を大量に培養することが必要となシ、解決されな
ければならない新たな問題が生じる。
→にしばしが一17日5昧フ(→−−一本発IJIJ者
らは、廿*インターロイキン−2の生物学的作用、生産
方法などについて研究を重ねてきたが、その過程におい
てヒトリンパ球由来細胞からヒトインターロイキン−2
に対応するメツセンジャーRNA (リボ核酸)(以下
、mRlAと略称する。)を抽出することに成功し、こ
のmRNAからこれK f=I応するDNAを調製する
ことに成功した。
さらに、このようにして得たDNAを微生物細胞内で発
現することによって目的とするヒトインターロイキン−
2を製造できることを見出した。
すなわち本発明は、インター四イキンー2活性を持つポ
リペプチドをコードしている遺伝子が接続されているレ
プリコンを有し、インターロイキン−2生産能を有する
エシェリヒア属の微生物を培養することを特徴とするイ
ンターロイキン−2の製造法である。ここでインターロ
イキン−2としてはヒトインターロイキン−2があシ、
インク−ロイキン−2活性を描っポリペプチドをコード
しうる遺伝子としてはショ糖密度勾配遠心法による分画
により11〜12S画分として得′られ、ヒトリンパ球
由来細胞よシ分離されるメツセンジャー RNA (以
下、mRNAと略称する。)よシ調製されたもの、その
DNA鎖中に制限酵素Bgt、Xba工およびBstN
工で切断される個所がこの順序で配置されている部分を
含むものであるもの等がある。また、微生物としてはエ
シェリヒア・フリカ代表的なものである。以下、エシェ
リヒア・コリヲ513 トして本発明を説明する。
本発明の微生物、エシェリヒア・コリは以下に示す遺伝
子組換え技術によって創製することができる◇すなわち
、ヒトインターロイキン−2に対応し、ショ糖密度勾配
遠心法(以下、sDG遠心法と略称する。)による分画
によ911〜128画分として得られるml’tNAを
ヒトリンパ球由来細胞より分離し、このmRIJA K
相補的なりNAを調製し、該DNAを適当なレプリコン
に接続し、この組換えDNA ヲエシエリヒア・コリの
細胞に導入スる。
mRMAは、上記したように、ヒトインターロイキン−
2に対応し、SDG遠心法やゲル濾過法等による分画な
らびにアガp−スゲル電気泳動法によ!711〜12S
画分として得られるものであり、このmRIJAはヒト
リンパ球白来a胞よシ抽出1分離することによって製造
できる。
本発明に用いるヒトインターロイキン−2産生能を有す
るヒトリンパ球由来細胞としてヒト末梢血、扁桃腺、肺
臓等より得られるリンパ球そのものも含まれる。また、
これらのリンパ球をナイロンカラム処理、抗血清−補体
処理、密度勾配分画および酵素(ノイラミニダーゼ、ガ
ラクトース酸化酵素等)処理などの前処理をしだもの並
びにXm等による変異処理およびトリプシン等の酵素処
理等によりインターロイキン−2の産生能が付与された
ものも本発明のヒ) IJンパ球由来細胞に含まれる。
さらに1これらヒトリンパ球由来細胞を、たとえばT 
IJンパ球をTリンパ球成長因子等の存在下にクローン
化したように1クローン化したものも好ましいヒ) I
Jンパ球由来細胞である。
また、ヒト白血病細胞およびT IJン/ぐ腫細胞のよ
うなヒトリンパ球悪性化細胞やこれらヒトリンパ球悪性
化細胞を上記のような前処理もしくは変異処理したもの
または悪性化細胞をクローン化したものがより好ましい
ヒドリン/ぐ球由来細胞として用いることができる。特
にクローン化細胞株は親株に比べ抽出されるmRNAが
通常多い。
さらに、上記のヒトリンパ球由来細胞とOEM。
Mo1t4F等のヒト腫瘍細胞とを細胞融合せしめて得
られる、いわゆるハイプリドーマも好適なヒトリンパ球
由来細胞として使用できる。
これらヒトリンパ球由来細胞には(1)自発的にインタ
ーロイキン−2を産生ずるもの、(2)他の細胞の存在
下または非存在下にマイトゲンと接触せしめて刺激する
ことによジインターロイキン−2を産生ずるものがある
ヒトリンパ球由来細胞にインターロイキン−2mRNA
を生成せしめるにあたり、インターロイキン−2自発産
生株を用いる場合には、これら細胞を通常の方法で培養
すればよい。マイトゲン刺激によりインターロイキン−
2を産生ずる細胞を用いる場合には、細胞を十分に洗浄
後、ローズウェル・パークφメモリアルーインスチチュ
ー)1640(以下、RPM工1640と略記する。)
培地、ダルベツコのイーグルス変形(Dulbecco
’s modifiedEagle8 )培地、クリッ
ク培地などの通常の細胞用培地(血清や血清成分は含有
しても含有しなくてもよい)や合成無血清培地に05〜
4X106個/ mlの細胞密度で懸濁し、ここにマイ
トゲン;ノイラミニダーゼ、ガラクトース酸化酵素;塩
化亜鉛等の亜鉛化合物;プロティンA、ストレプトリジ
ン−0等の菌体由来リンパ球活性化成分を添加した後、
細胞を洗浄、刺激剤を除去する。
マイトゲン刺激の際にマクロファージやプントリティッ
ク細胞を共存させるとインターロイキン−2を産生しう
る細胞やBリンパ球やBリンパ球由来細胞株Raji、
 Daudi 、 K562. BALL−1細胞を共
存させると同様にインターロイキン−2の産生能がみら
れるような細胞があり、これらの細胞を用いてインター
ロイキン−2のmRNAを生成せしめる場合には、これ
らの細胞の存在下にマイトゲン刺激を行なう。このよう
にすると、mRNAの収賊は上昇することがある。
ヒトリンパ球由来細胞は、通常の条件で試験管内もしく
は動物種中で継代、増殖させる。試験管内での培養継代
は通常の細胞培養用培地を用いて行なうことが可能であ
り、哺乳動物由来の血清。
血清成分もしくは血清アルブミンが含有されている培地
でも血清アルブミンすら含まない合成無血清培地でも、
これらの細胞株は培養、増殖させることが可能で、かつ
本発明の細胞拐料として用いることができることが判っ
た。
リンパ球由来細胞の培養時間は、リンパ球か活性化され
、インターロイキン−2のmRNAが生成される時間で
あり、この時間は細胞の培養上清にインターロイキン−
2が産生され始めた頃に相当する。具体的には通常、刺
激剤添加後6〜12時間である。徒らに培養時間を延ば
すと、生成したインターロイキン−2のmRNAが分解
されてしまう。また、リンパ球活性化に際し、PMAや
TPAなどのホルボールエステル類を10〜5onlF
/M添加することもある。培養温度は62〜67°Cの
範囲が望ましい。
以下にインターロイキン−2を産生ずる能力を有するヒ
トリンパ球由来細胞の培養方法をさらに具体的に説明す
る。
(イ) リンホカイン自発産生株の取得ヒl−Tリンパ
球由来白血病細胞であるジュルカット細胞(フレンド・
)・ツチンソン・癌fJF 突所/シアトル/アメリカ
、ソーク研死所/サンジエゴ/アメリカ、西ドイツ国立
癌センター/ノXイデルベルヒ/西ドイツ等で自由に手
に入る。)を1×106個/ mlの細胞密度でクリッ
ク培地中に懸濁させ、150レントゲン/分の照射速度
で合i1a、oo。
レントゲンのX線照射を行なう。この後、本細胞を01
細胞/200μtの細胞密度そ96穴の平底マイクロタ
イタープレート (「ファiコン5072j )に添加
し、5%牛脂児血清を含むクリック培地中で6週間67
°Cにて5%co、 ・インキュベーター中にて培養す
る(限界希釈法によるクローニンク°)。
細胞の生育が詔められた培養ウェル中の細胞は、細胞が
底面全体をおおう密度に到達する前に24穴のヌンク社
製培養プレートに移し、2ゴのクリック培地中にて5日
間細胞を増殖させる。十分景の細胞が得られた場合には
、本細胞を2X10’個/m/の細胞密度にて血清も血
清由来アルブミンも含まない無血清合成培地2 IIl
に懸濁して2日間培養し、本培養上清をxooorpm
、5分間の遠心分離操作で分離し、次いでα22μのミ
リポアフィルターにてデブリス除去と無菌化を行なって
インターロイキン−2を得ろ。こうして得られろクロー
ン細胞よりインターロイキン−2産生株が得られる。
(ロ) ヒト末梢血Tリンパ抹゛よりインターロイキン
−2産生株の取得 ヒトの末梢血を採血し、フィコール・ノ・イバークの密
度勾配遠心法によシ末梢血リンパ球を採取する。本末梢
リンパ球をlX106個/1の細胞密度でクリック培地
に懸濁し、各2 ml宛し4穴のヌンクの培養プレート
に接種する。ここにフィトヘマグルチニン−M(ギブコ
礼製)を5μf/mlの終末濃度になるように100μ
を添加し、上述の条件下に48時間培養し、次いで細胞
を培養液で洗浄し、再びlX105個/mlの細胞密度
で元のヌンクの培養プレートに1ml宛まく。各ウェル
にヒトの肺臓細胞をフンカナバリンA(以下、ConA
 と略称スル。)2.5μm/コで48時間刺激して得
fr、、コンディショニングした培養液を1 ml添加
し、3日間同様の培養を繰シ返し、ヒト末梢血よシ得た
Tリンパ球を長期継代培養する。このように長期継代培
養して得た’l” IJフン球を、前述と同様の限界希
釈法でクローニングおよび細胞増殖を行なう。
こうして得られたクローン化Tリンパ球をlX106個
/1nlの細胞密度にRPM工1640培地に懸濁し、
ここに10117./rlの終末濃度になるようにフィ
トヘマグルチニン(PHA )を添加し、24時間、6
7°CでZ5%CO,インキュベーター中にて培養し、
本培養上清を4000rPl、5分間の遠心分離操作で
分離し、次いで0.22μのミリポアフィルタ−で無菌
化を行ないインターロイキン−2が得られる。こうして
得られるクローン化細胞よりインターロイキン−2産生
株が得られる。
(ハ) マイトゲン刺激でインターロイキン−2を生産
するヒトリンパ球由来悪性化細胞の取得前述のジュルカ
ット細胞や前記した限界希釈法によりクローン化された
:r−1i1株は、前記の無血清培地や血清1〜2%を
含む”RPM11640培地中にてcon A 10 
p 、jil’/ tnlやPHA 2.5 py/m
lの存在下に24時間培養すると、10〜4.OO’0
単位/’rnlのインターロイギン−2を産生ず、るこ
とが判明シた。また、塩化亜鉛、プロティンA、ビシノ
qニール存在下に培養しても、インターロイキン−2を
産生ずる。
に)他の細胞もしくはその細胞の?石化する因子の存在
下にマイトゲンで刺激することによりインターロイキン
−2を産生ずる細胞の取得ヒドリ′/パ球悪性化細胞M
01t4Fや前述の限界希釈法でクローン化されたジュ
ルカット細胞の1つのクローン、ジェルカット99株は
、上述のごときレクチンやマイトゲンを広い濃度範囲で
加えて24〜72時間培養してもインターロイキン−2
を産生じない。ところが、この間モノ力インの1種であ
るインターロイキン−1を5〜10u/m7またはに5
62やラージ(Rajj、)細胞をlX106細胞/ 
me当り0.’5Xi06個/rnノ相当共存させてク
リック培地中にて57°C224時間培養すると、イン
ターロイキン−2を10〜I D Ou、/mJ産生す
る。
このようにして博られた細胞よりインターロイキン−2
に対応するmRNAを抽出するには、細胞の種類を問わ
ず常法によって行なえばよい。たとえば、NP−40、
SDS 、 Triton Z 100デオキシコール
酸などの界面活性剤を使用するか、ホモゲナイザーや凍
結融解などの物理的方法を用いて、細胞を部分的あるい
は完全に破壊、可溶化する方法を行なう。抽出の際にR
NaseによるRNAの分解を防ぐために、抽出液中に
RNaseインヒビター、たとえばヘパリン、ホ゛リビ
ニル硫酸、ベントナイト。
マカロイド、ジエチルピロカーボネイト、バナジウム複
合体などを添加しておくのが好ましい。また、場合に応
じては、インターロイキン−2に対応する抗体を用いて
インク−ロイキン−2合成途上のポリゾームを沈降せし
め、これよp、、−mRNAを界面活性剤などで抽出す
る方法も行なうことができろ。
まlこ、本発明に用いるmRNAの複製についてはオリ
ゴdT−セルロース、ポリU−セファロース。
セファロース2Bなどの吸着カラムあるいはノくフチ法
による精製法、 SDG遠心法による分画等によって行
なうことができる。このよう7”、CHH操作によジイ
ンターロイキン−2に対応するmRNAは11〜12S
画分として得られる。
上記の如くして得られたmRNAが目的とするインター
ロイキンー2に対応するものであることを確認するため
には、mRNAを蛋白に翻訳させその生理活性を調べる
か、抗体等を用いてその蛋白を同定する等の方法を行な
えばよい。たとえばmRNAを蛋白に翻訳するのによく
用いられる系であるアフリカッメガエル(Xenopu
s 1aevis )の卵母細胞にmRNAを注入して
翻訳させる、あるいはウサギ網状赤血球ライゼート、小
麦胚芽などの無細胞系で蛋白に翻訳させることが行なわ
れている。
ここに用いたインターロイキン−2の活性検定法は次の
通りである。即ち、検体100μlを96穴マイクロタ
イタープレートの1列目に添加し、2%の牛胎児血清を
含有するnPMl 1640培地に2倍希釈を繰り返し
て、96六マイクロプレート上において各100μlの
希釈系列を作成する。そこにギリスら(Nature、
 268@、 154頁、 (1977))によって教
示された方法に従って作成した活性化Tリンパ球株を、
4 x I Q3個/100μlの岬1胞密度として1
00μl宛各くぼみに添加する。3・7℃。
5%炭酸ガスインキュベーター中20時間静置培養後、
トリチウム化チミジン0.5μOiを加え、4時間パル
スを行なった後、この分野で良く知られた方法に従って
細胞を採取し、細胞内にとり込まれた放射線量を測定す
る。インターロイキン−2活性の高い培養上清はど活性
化Tリッツ球内にとり込まれるトリチウムチミジン量が
多いことから、検体中に含有されるインターロイキン−
2量を容易に知ることができる。
また、インターロイキン−2はTリンパ球分裂増殖せし
める作用がありこの作用による1977球増殖活性の検
定法は次の通りである。
検体100μlを96穴マイク四タイタープレートの1
列目に添加し、2%の牛胎児血清を含有するDMEM培
地に2倍希釈を繰り返して96穴マイクロプレート上に
おいて各100μlの希釈系列を作成する。そこに上述
活性化Tリンパ球株を5個/100μlの細胞密度とし
て100μノ宛各くぼみじ添加する。37°C,5%炭
酸ガスインキュベーター中72時間もしくは96時間静
置培養してその後、倒立顕微鏡にて生存する活性化T 
IJンパ球数をカウントする。この際、100 u/m
l 、 10u/mlの活性を有するインターロイキン
−2をポジティブ・コントロールとして用い、検体添加
群におけるT IJンパ球の増殖数と比較し、検体のイ
ンターロイキン−2活性を算出する。
か(して得られたインターロイキン−2mRNAよりイ
ンビトロで相補的なりNA (CDNA)を合成し、微
生物のベクターなどに組込んで微生物等でインターロイ
キン−2を生産することを可能ならしめる。
このようなcDNAの合成は、通常試験管内で次のよう
な方法で行なうことができる。
mRNAを鋳型とし、オリゴ0丁をブライマーとして、
dATP、 dGTP、 dOTP、 d’l’TPの
存在下で逆転写酵母によりm RNAと相補的な単鎖c
DNAを合成し、アルカリ処理で鋳型mRNAを分解、
除去した後、今度は単鎖cDNAを鋳型にして、逆転写
酵素あるいはDNAポリメラーゼを用いて二重鎖CDN
Aを合成する。
次いで、得られたDNA両端を必要によりエキソヌクレ
エースで処理し、それぞれに適当なリンカ−DNAを接
続し、あるいはアニーリング可能な組合せの塩基を複数
個重合せしめる。しか゛る後、これをエシェリヒア・コ
リ内で自律複製できるレプリコンを含むベクターに組込
む。組込む方法は、ベクターを適当な制限酵素で切断し
、必要により適当なリンカ−またはアニーリング可能な
組合せの塩基を複数個重合せしめる。このように加工し
た二重鎖DNAとベクターDNAを混合し、リガーゼを
用いて接続せしめる。
上記の如(mRNAより調iされたf>Nhはその鎖中
に下記の部分構造(I)または(II)を含むものであ
る。
(I)  ATG TAOAGG ATG OAA O
’ffOOTG TCT TGOATT GOA C!
TA AG’I’ O’l’T GOA C!T’I’
 GTOAC!A AAOAG’I’GOA OOT 
ACT TOA AGT TC!T AOA AA、G
 AAA、 AOA CAGOTA OAA OTG 
GAG OAT ’l”TA OTG OTG GAT
 TTA 0AGATG ATT T’L”G AAT
 GGA ATT 、AAT AA’l’ TAOAA
G AATCoo AAA CTCAcCAGG AT
G C!To AOA TT’l’ AAG TTTT
AOATG 000 AAG AAG GOOAOA 
GAA CTG AAA 0ATOTT cAG ’I
’GT O’I’A GAA GA、A GAA OT
c AAT COT 0TGGAG GAA GTG 
OTA AAT TTA GOT OAA AGOAA
A AAO’I”I’T OAOTTA AGA 00
0 AGG GAO’I’TA A’[’OAGC! 
AATA’J’OAAOG’I’A ATA GTT 
OTG GAA OTA AAG GGA TOOGA
A A、OA ACA TTOATG TGT GAA
 ’I’AT GOT GA’I’ GAGAOA G
OA AOC! AT’l’ GTA GAA TTT
 O’l’G AAOAGA ’I’GGATT AO
OT’l”T TGT OAA AGOA’T’OAT
O’I!OA AC!A OTACT (II)   GOA OO’l’ ACT TOA 
AGT ’I’0’J’ AOA AAG AAlrA
C,A OAG CTA OAA (TTOGAG O
AT TTA C?TG O’l’G GAT’I’T
A CAG A’l’G ATT ’I’TG AAT
 GGA ATT AAT AAT TAOJAG A
A’l’ Coo AAA CTCAOOAGG AT
G CTCAOA T’l’TAAG T’TT TA
OATG OCCAAG AAG Goo AC!A 
GAA 0TGAAU OA’l’ CTT OAG 
TGT cTA GAA GAA GAA CTOAA
TCC’l!  OTG GAG GAA’GTG O
TA AA’[”I’TA GOT CAA AGOA
、AA AAOTTT OACTTA AGA Coo
 A、GG GAO’I”I’A ATOAG(E A
A’l’ A’J’C! AAOGTA ATA G’
I’T OTG GAA C!’I’A AAGGGA
 Tao GAA AOA AOA TTa i〒G 
T’GT GAA TA’[’ GO’l’GAT G
AG AC!A GOA AOOATT GTA GA
A TTT OTG AAOAGA  TGG 、A’
l”I’ AC!O’FTT  TGT (!AA A
GOA’l’OATO’I”0AACA  C’l’A
  ACT 上記塩基配列(I)および<TI)はそれぞれ下記のポ
リペプチド(I)および(n)に相応している。
(■)  Met Tyr Arg Met GIN 
Leu Leu 8er (lyslle Ala L
e、u Ser Leu Val Leu Val T
hr’AsN 8erA、la Pro Thr Se
r 8er 8er Thr’ :Lys Lys T
hr’ GINLeu GIN Leu Glu ’H
is Leu LeuLeu’ Asp Leu G’
lNMet Ile Leu A−sN Gly Ph
e AsN Tyr Lys AsN Pr。
Lys Leu Thr A、rg Met Leu 
Ti1r Phe Lys Phe TyrMet P
ro Lys Lys Ala Thr Glu Le
u LyS HisLeuGIN Cys Leu G
lu Glu Glu Leu Lys Pro Le
u GluGlu Val Leu、 AsN Leu
 Ala GIN Ser Lys AsN’ Phe
His Leu、 Arg Pro Arg Asp 
Leu IIs Ser AsN l1eAsljVa
l 11e’Val l1eu Glu Leu Ly
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p Glu ThrAla Thr Ile Val 
G]、u Phe Leu 、AsN Ajg Trp
 l1eThr Phe Oys GIN Ser I
le Ile Ser Thr Leu Thr(u)
  A]、a Pro Thr Fer 8er 8e
r Thr Lys ”LfsThr GIN Leu
 GINLeu Glu His Leu Leu L
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AsN Pro Lys Leu Tl1r Arg 
Met Leu Thr Phe LysPhe Ty
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 Glu Leu LysHis Leu GIN O
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Leu Glu Glu Val Leu AsN L
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 His Leu Arg Pro Arg Asp 
Leu  Ile  5erAsN Ile AsN 
Val  Ile Val Leu Glu Leu 
Lys  GlySer Glu Thr Thr P
he Me、t (3ys Glu Tyr Ala 
AspGlu Thr Ala Thr  Ile V
al Glu Phe Leu AsN ArgTrp
  Ile  Thr  Phe  Oys  GIN
 Ser  Ile  Ile  Ser  ThrL
eu  Thr なお、インターロイキン−2ポリペプチドをコードする
DNAの構造はMaxam−Gilbertの化学法(
Meth、Enzym、、65.499〜560.19
80 )およびジデオキシヌクレオチド鎖終結法(Sm
1th、 A、J、Ho。
Met’h= Enzym−965,560〜580.
1980 )等を用いる常法により決定することができ
る。
本発明において単離され、インターロイキン−2活性を
持つポリペプチドが発現されたDNAは以下に示すもの
誓ある。
上記塩基配列のうち分子量が15000ダルトンである
と報告されているインターロイキン−2をコードできる
フレームは、上記塩基蘭列に示されているものだけであ
る。蛋白合成の一始は、mRNA上の最初のATGコド
ンから始まることが殆んどであるから、最初のイニシェ
ーションコドンATGよりターミネーションコドン’I
’GAの前のAOT(スレオニン)までがインターロイ
キン−2ポリペプチドに対応する塩基配列と考えられる
。また、インターロイキン−2のような分泌蛋白におい
ては疎水性アミノ酸に富んだ、いわゆるシグナルペプチ
ドが存在し、このペプチドは分泌の際に切断され成熟蛋
白が知られている。上記塩基配列から判断すると、疎水
性アミノ酸に富んだN−末端部シグナルペプチドに相当
するものと考えられる。
したがって、たとえばATGコドンから21番目めコド
ンGOA (アラニン)ヨリターミネー′ジョンコドン
TGAの前のACTまでに対応するペプチドであっても
インターロイキン−2活性を有するものと考えられる。
また、上記アラニン以後の又は上記スレオニン以前のい
くつかのアミノ酸がないものであって連続した複数の塩
基配列部であってもインターロイキン−2蛋白の活性部
位を保持しているようなポリペプチドであるならばイン
ターロイキン、−2活性を有することが十分に考えられ
る。
本発明のDNAの5′−末端に、インターロイキン−2
、遺伝子の情報発現のために有害でない−または複数の
塩基が配列されていてもよい。また、5′−末端に−ま
たは複数のアミノ酸を発現しうるような塩基が配列され
ていても、付加されたアミノ酸が、ポリペプチドがイン
ターロイキン−2活性を持つために有害でないものであ
ったり、また有害などのであっても容易に脱離できるよ
うなものであれば問題はない。
3′−末端についても同様、ポリペプチドがインターロ
イキン−2活性を持つために有害でないアミノ酸がポリ
ペプチドC−末端に付加されるような塩基配列が、3′
−末端に付加されていてもよいし、有害なものであって
も容易に脱離できるようなものであれば問題はない。ま
た、DNAの化学合成な。
どにより本発明の遺伝子の一部または本発明の遺伝子構
造から推論されるポリペプチドの一部を改変することも
可能である。さらに実施例に記載したヒト細胞以外の細
胞より得たm’RNAを用いて本発明の遺伝子を得るこ
ともできる。従って、要はインターロイキン−2活性を
もつポリペプチドをコードするDNAであれば本発明の
遺伝子に含まれな〜)。
得られた組換えDNAはレプリコンとしてベクターの宿
主微生物に導入する。宿主微生物として本発明ではエシ
ェリヒア・コリを使用したが、バチルス・ズブチリス、
サツカロマイセス・セレビシェ等も使用できる。エシェ
リヒア・コリの場合について使用されるベクターを以下
に例示する。(蛋白質核酸酵素26巻4号(1981)
参照)IiiK系プラスミドベクター(ストリンジェン
ト型)のpsOlol、 pR,に353 、 pRK
646 、 pRK248 。
pDF 41 等、 EK 系プラスミドベクター(リ
ラックスド型)のCa1E、1. pVH51,pAO
105,R8F2124゜pORl、 pMB9. p
B11313. pBR322,pBR324゜pBR
325,pER327、pBR328、pKY2289
゜pKY2700.pKN80.pxc7.pKE15
8.pMK2004゜pAOYOl、 pACYO18
4,λdu1等、λgt  系ファージベクターのλg
t・λC1λgt・λB、λWE8・λC9λWES・
λB/、λZJvir−λB′、λALO−λB、λW
ES−Ts622゜λDam等。
これらのベクターのうちエシェリヒア・コリに対しては
一般にpBR322が良く用いられている。
pBR322の場合にはcDNAの組込み場所はPst
Iサイ)、EcoRIサイトがよく利用されている。
プラスミドベクターにcDNAを組込んだプラスミドを
用いて微生物宿主を形質転換する方法としては主として
対数増殖期にある細胞を集めてCaCIQ処理して自然
にDNAを取込みやすい状態にしてプラスミドを取込ま
せる方法が採用されており、Mg(1!l、あるいはR
bC7をさらに共存させることにより形質転換の効率が
一層一寸ことも知られている。
また、微生物細胞をスフェロプラストあるいはプロトプ
ラスト化してから形質転換させてもよい。
形質転換株からイック−ロイキン−2遺伝子が組込まれ
ている株を選別するには、以下のような方法がある。
(りすなわちこの選択方法はプ゛ラス・マイナス法と称
されるもので、まず0onAによって刺激したジュルカ
ット細胞よりmRNAを抽出し、SDG遠心法によって
インターロイキン−2mRNAを部分精製したのち(は
ぼ11〜128  mRNA)、このm RNAを用い
て32pによりラベルした1水銀c DNAを合成する
。ついでc DNA合成の鋳型となったmRNAをアル
カリ処理によって除いた後、このCDNAとConAで
刺激していないジュルカット細胞より抽出した11〜1
28m:RNAの部分精製m RNAの過剰とハイブリ
ダイズさせた。そしてこの(:!onA刺激していない
mRNAにハイブリダイズしなかったcDNAとハイブ
リッドを形成したcDNAとをヒドロキシアパタイトカ
ラムによって分画し、それぞれグローブAおよびプロー
ブBとする。
次に、前もって形質転換株を全く同じようにそれぞれ2
枚のニトロセルロースフィルターに生育させておき、ア
ルカリ処理をしてそれぞれフィルターにDNAを固定し
ておく。そしてさきに調製したプローブAとプローブB
を用いてそれぞれ別々にフィルターにハイブリダイズさ
せた後、オートラジオグラフィーを行ない、プローブA
にはポジティブに反応する(プラス)がプローブBには
弱く、もしくは全く反応しない(マイナス)コロニーを
検索する( Taniguchi et alo、 P
aoc、Jpn。
Acado、 vo15’5B、 464−469 (
1979) )。
あるいは形質転換株、たとえば1000〜10,000
クローンを数十ないし数百のクローンの集団に分け、集
団毎に形質転換株を混合培養し、(常法によって)プラ
スミドDNAを調製する。次に、これらDNAを熱変性
等により単鎖DN、Aにしてニトロセルロースフィルタ
ーに固定して、これらDNAに相補的な、前述したよう
なインターロイキン−2m RNAを含むヒ)T白血球
細胞より調製したmRNAをハイブリダイズさせる。あ
るいはDNAを熱変性させた後、先にインターロイキン
−2mRNAを含むmuNAをハイブリダイズさせた後
に、DNA −mRNAハイブリッドをニトロセルロー
スフィルターに固定する方法もある。
次に、このフィルターを1 mMピペス、10mMNa
C1のような低塩溶液でよく洗滌した後、0.5mM 
IEDTA 、  0.1%BDBのような溶液も、例
えば95℃、1分間程度の熱処理を行なってフィルター
に吸着したmRNAを溶出する。そして、これをオリゴ
dT−セルロースカラムにかけるなどの操作を行なって
mRNAを回収する。次に、このmRNAをアフリカッ
メガエルの卵母細胞に注入して蛋白に翻訳させてインタ
ーロイキン−2活性を測定する。あるいはウサギ網状赤
血球ないしは小麦胚芽(7) in vitro  翻
訳系で蛋白に翻訳させた後、インターロイキン−2抗体
でインターロイ+y−2を検定する。
かくしてインターロイキン−2活性の検出された集団が
見出されれば、この集団の混合クローンの数を細分化し
てより小さな集団に分け、前述の方法を繰返して最終的
には単数のクローンに細分化し、インターロイキン−2
cDNAを含むクローンを同定する。
このようにして得られたインターロイキン−2遺伝子が
組込まれている組換え体微生物は常法にヨッて培養すれ
ばよい。
かくしてインターロイキン−2の遺伝子を有する組換え
体微生物菌体内にインターロイキン−2の遺伝子が増巾
、生産され、インターロイキン−2遺伝子を大量に調製
することができる。
また、このようにして得られた組換え体微生物を常法、
たとえばグルコースなどの炭素源やアンモニウムイオン
などの窒素源等を含む培地に該微生物を接種し、該微生
物の増殖に適する条件下で所定の期間培養することによ
って大量の培養物を得、この培養物より常法によりイン
ターロイキン−2ポリペプチドを容易に取得することが
できる。
ここでエシェリヒア・コリの場合について説明する。
糾換え体微生物のエシェリヒア・コリヲタとえばグルコ
ースなどの炭素源やアンモニウムイオン日間培養すれば
よい。
次に、培養物からインターロイキン−2活性を持つポリ
ペプチドを単離、精製する。この操作も当該技術におい
て知られている手段によ′り行なえばよく、たとえば塩
析、濃縮、真空透析、ゲルpトゲラフイー停の種々の方
法を単独に、あるいは適宜組合せて用いて行なうことが
できる。
次に、本発明を実施例により詳しく説明する。
実施例 (1)  インターロイキン−2産生能を有するジェル
カット111細胞株(ATO(! CRL8129 )
を1×106個/mlの細胞密度で無血清合成培地BI
TO55−91,000mA!に懸濁し、ファルコン社
製回転培養瓶に入れ、37℃で4日間培養し、遠沈操作
により細胞を集めた。この細胞を4 X 10’個/d
の細胞密度にて上述の培地中に懸濁し、ここに0onA
25μg/mlを添加し、上記ファルコン社製回転培養
瓶(4本)に1. OOOmlで張り込み6時間回転培
養した。
(2)  このようにして得た0onA25μ0/rd
で6時間誘導したジュルカット細胞(1,2X10”細
胞)をFB、S溶液800m1に懸濁し、細胞を遠心に
よって2度洗浄してから、ヌクレアーゼ阻害剤であるR
ibonucleoSides−Vanadyl Co
mplex (10mM )を含んだR8B溶液(10
mM Tris−HOI 、 pa 7.5゜10 m
M Na1l 、  1.5 mM Mg01Q−> 
800111に懸濁した。次に、NP−40を0.05
%になるように加えた後、ゆるやかに攪拌後3.00 
Orpmで5分遠心して核を除去し、その上清液に8D
8 (0,5%)とEDTA < s mM )を加え
た後、ただちにフェノールを等量加え細胞質RNAを抽
出した。合計3回フェノール抽出を繰返してから2容エ
タノールでRNAを沈澱し、遠心でこの沈澱を集め10
 mMTris −HoI 、 pH7: 5で溶解し
た。このようにしてジュルカット細胞から得られたRN
A tは196■であった。
次に、このRNAからmRNAを取得するためにオリゴ
(dT )−セ# 四−ス(P、 L、Blochem
icalg 。
Type7 )を用い、カラムクロマトグラフィーを行
なった。吸着は20 mM Tris−HCl、 pH
7,5。
0、5 M Nap/ 、  ] mM EDTA 、
 0.5%SDB溶液にRNAを溶解して行ない、溶出
は緩衝液(20mMTris−HOl、 pH7,5,
0,5M Na1l、 1 mMEDTA)で洗浄後、
水と10 mM ’I!ris −HCl (pH7,
5)で交互にmRNAを溶出することにより行なった。
この結果、溶出されたmRNA量は3.6〜であった。
さらに、このmRNAの一部(2,4711P)をSD
G遠心(50mMTris−HCl、pH7,5,1m
M EDTA。
0、2 M Mailを含む5〜25%シヨ糖密度勾配
Hltachi RPS 28 ローターで26,00
0 rT)m。
24時間、4℃)して分画し、11−128のmRNA
画分を分画番号12,13.14としてそれぞれ59μ
り、46μり、60μり得た。
(3)  ここに得られた分画番号13のmRNAを前
出の検定法に従い、アフリカッメガエルの卵母細胞に1
個当り50μgをマイクロインジェクション法により注
入して得られた卵母細胞培養上清をインターロイキン−
2の活性検定に供したところ、次表に示すトリチウム化
チミジンの取り込みおよび活性化T’Jンパ球数の増加
がみられ、これら分画のm RNAは本発明のヒトイン
ターロイキン−2mRNAを含有することが証明された
表−■ c4) 対照l−5530 (アッセイ培地) x 8   14683 分画13の翻訳物  X3□   □。16532対照
I   ×2    0 (アッセイ培地)  ×16      0     
0分画13 ノvy、p物X 2     115  
  40X16        55 *各希釈度のトリチウム化チミジンの取り込み量(cp
m )のプロビット・プロットを標準インターロイキン
−2(10単位/d)と比較して求めた。
(4)  次に、ここで得られたインターロイキン−2
mRNAを含む11〜128  mRNA分画13より
cDNAをインビトロで合成し、プラスミド□ベクター
PBR322と組換え体DNAを作り、これをエシェリ
ヒア・コリにトランスホームしてインターロイキン−2
CDNAクローンを持つ菌体を以下の方法で(4−1)
 50 mM Tris−HCl緩衝液(pH7,5)
、30mM Mail、  6 mM MgO1@ 、
  5 mMジチオスレイトール(DTT)、0.5m
Mの各dATP 、 dGTP 、 dOTP。
dTTP (clOTPは82pラベルしたものを含む
)。
0.75μクオリゴ(dT)□。、  10 pgmR
NAおよび15ユニットAMV逆転写酵素(J、W、1
3eard )を混ぜ、41℃に90分間保った。反応
終了後、フェノール処理1回を行ない、エタノール沈澱
としてDNAを回収し、20 mM Tris 、  
1 mM EDTA pH7,5溶液に溶解した。これ
により約2.5μりの1本領cDNAが合成された。こ
の溶液からmRNAを除くために、NaOH溶液を加え
て0.33 N NaOHとし室温にて15時間置き、
次いで溶液をI M Tris−HCl 、 phi 
7.5の等量で中和し「セファデックスG−50」カラ
ムに通した。これにより1.8μりのc DNAを回収
した。
(4−2) 50 mMリン酸緩衝液(pH7,5)、
  10mMMg01. 、 10 mM DTT 、
  0.75 mMの各cATP 。
dG’[’P、 d(!TP、 dTTP、 (clc
TPは3Hでラベルされたものを含む)、1.8μg1
本鎖cDNA、 8ユニツトポリメレース(Polym
erase ) 1. (米国BRL製)を混ぜ、15
°Cで15時間反応を行なった。
反応終了後、フェノール処理1回、クロロホルム処理1
回を行ない、エタノール沈澱としてDNAを回収した。
この反応により1.10μりの二重鎖cDNAを得た。
次いで、50mM酢酸ナトリウム(pH4,5) 。
0、2 M Mail 、 1 mM ZnO1@ 、
 1.10μクニ重鎖cDNAを混ぜて37℃で20分
間インキュベートした後、0.25ユニツトのヌクレア
ーゼSs (三共(株) ff >を加え、さらに15
分間インキュベートした。反応終了後、フェノール処理
2回行ない、[セファデックスG−50,jカラムに通
し、0.55μグの二重@cDNAを回収した。
(4−3) 0.14 Mカコジル酸カリウム、’30
mM)リス塩基、 0.1 mM DTT、 1 mM
Ooo!@ 、 0.64 mM”P−dOTP (S
pc、’act、 2.7 X 106cpm/n m
ot)。
0.55μクニ重鎖c DNAおよび5ユニツトのター
ミナルトランスフェラーゼ(BRL )を混ぜ37℃で
7分間インキュベートし、反応終了後、フェノール処理
1回を行ない、「セファデックスG−5OJカラムに通
しエタノール沈澱としてDNA0.50μりを回収した
ところ約50個のdOMPが両3′末端に付加された。
PBR322DNA 10μりを制限酵素PstIで切
断したのち、前述の二重鎖cDNAにdOMP鎖を付加
したのと全く同じ条件でdcTPの代りにaGTPを用
いて両31末端にdGMP鎖を付加した。かくして約5
0個のd GMFが両31末端に付加された。
(4−4)5 0mMTris−HoI  (pH7,
5)、  0.1  MNaOj 、 5 mM ED
TA、 0.05 fiりのdGMPが付加されたPB
R322,0,01μりのdooFが付加されたcDN
Aをまず65℃で2分間、次いで46°Cで120分間
、さらに37℃で60分間、そして室温で60分間保持
した。
エシェリヒア・コリχ1776を5QmlのL培地(1
00μg7mt、のジアミノピメリン酸と50μ94の
チミジン、1%トリプトン、0.5%酵母エキス。
0.5%NaC7および0.1%グルコースを含む)に
接種し、培養液の562mμにおける吸光度がおよそ0
.3になるまで37°Cで振とう培養した。培養終了後
、培養液を0℃で30分間放置し、次に菌体を遠心分離
により集め、5 mM Tris−H(31(pH7,
6)、 0.1MNa0t、  5mMMg0!、、 
 10 m’MRbO7の溶液25+11/で2回洗浄
した。
得られた菌体を5 mM Tris −HoI (pH
7,6) 。
0、25 M KOl 、  5 mM MgO!9.
0.1 M 0all@  および10 mM Rb0
lを含む溶液20m1に懸濁し、0℃にて25分間静置
後、遠心分離により菌体を集めた。上記と同じ溶液II
rLlに菌体を再び懸濁し、得られた菌体懸濁液の0.
2 dに上記組換えDNAを入れ、0℃で40分間静置
した。さらに、37℃で2分間保ったのち、再び0℃で
60分商静置した。
次に、これに前記り培地Q、 7 auを加えて37℃
で30分間振とう培養した。この培養液Q、 l ml
を100μ97m1ジアミノピメリン酸、50μg7m
iチミジンと15μ97m1テトラサイクリンを含むL
培地の1.5%寒天培地上に一面に塗抹し、37℃にて
2日間インキュベートした。
(4−5)上記において出現したコロニー432個をそ
れぞれ24コロニーを1集団とする18集団のdに接種
し、37°Cで5〜7時間振盪培養後、クロラムフェニ
コールを最終濃度で170μ97m、eになるように加
えた新鮮な上記り培地2oomtを追加し、さらに−晩
振盪培養する。こうしてプラスミドDNAを増幅してお
いて常法に従ってプラスミドDNAを精製した。このD
NAを用いてHybridimtlon−transl
ation assay 法でインターロイキン−2c
DNAをもつクローンをスクリーニングした。ここで用
いたHybridization−trnslatio
n assay は以下のようにして行なった。
精製したDNA 25μりを制限酵素Bindmで切断
し、フェノール処理3回、フェノール−クロロホルム処
理1回およびクロロホルム処理1回を行なってDNAを
エタノール沈澱して80%エタノールで洗浄したのち回
収し、これを80%ホルムアミド溶液40μtに溶解し
、90℃で5分間熱変性させた。
その後、10XSSO(1,5MNa0/、 0.15
Mクエン酸3ナトリウム)で1.3 mlに希釈した。
これをニトロ七ルロースフィルターに固定し、80℃で
3時間加熱乾燥した。このフィルターを50%ホルムア
ミド、20mMピベス、  pH6,5,Q、75M 
NaO! 、 5 mM EDTA 、 0.2%8D
8および250μq mRNA を含む溶液中で37℃
、18時間インキュベートしてフィルター上のDNAと
インターロイキン−2mRNAとをハイブリダイズさせ
た。次いで、このフィルターを10mMピペスpu 6
.5 。
0.15 MNaol、  1 mMEDTA 、 0
.2%SDS溶液で65°Cで3回洗浄した後、さらに
1 mMビペス。
10 mM Na1l溶液で3回洗浄し、次いで0.5
mMEDTA 、  0.1%SDS溶液で95℃で1
 m’in処理してフィルターに吸着したmRNAを溶
出した。これを常法に従ってオリゴdt−セルロースカ
ラムにかけて回収した。この回収したmRNAをアフリ
カッメガエルの卵母細胞に注入し、蛋白に翻訳させイン
ターロイキン−2活性を測定した。
この結果、18集団の中の1集団に前述のトリチウム化
チミジンの取り込み量による活性検定法により48単位
/ mlのインターロイキン−2の活性が検出された。
そこで、さらにこの集団に属する24コロニーを今度は
単独にそれぞれ前述したよ5[100μ97m、lのジ
アミノピメリン酸、50μgAのチミジンと10μり/
mlのテトラサイクリンを含むL培地200dに接種し
、37℃で5〜7時間振盪培養後、クロラムフェニコー
ルを最終濃度で170μり/mlになるよ′うに加えた
新鮮な上記■、−培地200 mlを追加し、さらに−
夜振盪培養してプラスミドDNAを増幅しておいて常法
に従ってプラスミドDNAを精製した。そして各DNA
 5μqをBindmで切断した後、前回と同様にニト
ロセルロースフィルターに固定してインターロイキン−
2mRNA  とハイブリダイズさせ、mRNAを回収
してアフリカッメガエルの卵母細胞に注入して蛋白に翻
訳しインターロイキン−2活性を測定して、24コロニ
ーの中のどのコロニー11Cイアターロイキン−2クロ
ーンが存在するか検定したところ1コロニーより得られ
た精製プラスミドDNA 。
プラスミドp3−16にハイブリダイズするmRNAを
卵母細胞に翻訳させたものにインターロイキン−2活性
が見出され(表−2)、本クローンがインターロイキン
−2cDNA ヲ持つクローン(エシェリヒア・コリχ
1776/3−16AJ1193−16AJ11995
(FERであると同定された。即ちプラスミドp3−1
6のcDNAはインターロイキン−2mRNAと特異的
にハイブリッドを形成するDNA ((”:/ p −
oイキンー2遺伝子)をもっことが証明された。
次にプラスミドp3−16のc DNAの制限酵素切断
地図を検討したところ、xbaI(米国ERL社)で1
ケ所、 BstNI (米国New Engla、nd
 Eio Lab。
社)で2ケ所(XbaI切断個所の上流及び下流)切断
された。しかし、このc DNAは約650塩基対より
なり、11〜128のインターロイキン−2mRNA 
の一部に対応するものとわかったので、再び同様にして
調製したヒトインターロイキン−2mR,NA  を鋳
型にしてLandらの方法(Landet al、 N
ucleic、Ac1ds Res、、 vo/、9.
 p2551(1981))  により前述同様にして
CDNAを合成し、プラスミドpBR322に挿入した
。このプラスミドを用いてE−COIIχ1776を形
質転換させ、約2000個の転換株のなかから、プラス
ミドp3−16のcDNAと同じ配列を持つc D N
AクローンをGrunstein−Hognessの方
法を用いて選別し、約850塩基対のc DNAインサ
ートを持つプラスミドp I L 2〜5OAを持つ転
換株(エシェリヒア・コリZ 1776/IL−2−5
0A AJ 11996 (FERM−BP226))
を得た。このpIL2−5OAのcDNAの制限酵素切
断地図を図−1に示す。
表−2(イ) *llプラスミドル3−1のcDNAにハイブリダイズ
したmRN人 このエシェリヒア・コリχ1776/IL−2−50A
 AJ11996(FERM−BP226)  を25
0.mlのL培地(100μg〜のジアミノピメリン酸
と50 p’)/mlのチミジン、1%トリプトブアン
0.5%酵母エキス、0.5%Na1lおよび0.1%
グルコースを含む)に接種し、培養液の562mμにお
ける吸光度がおよそ0.5になるまで37°Cで振とう
培養した。
培養終了後、培養液を0℃で30分間放置し、次に遠心
分離により菌体を集め、20 mM )リス−HO/ 
(30mM−Na01含有)10rILlで1回洗浄シ
タのち1.8 mlの同緩衝液に懸濁した。これに10
mg/IILlのリゾチーム液0.2μtと0.5 M
−EDTA 20μtを添加し、0℃で20分間放置後
、凍結と融解とを3回繰返した。しかる後、10.00
 Orpm。
10分および40.00 Orpm、  30分の遠心
分離を行ない、上清液として菌体抽出液1−5 mlを
得た。
この菌体抽出液を85%硫安で塩析したのち、セファデ
ックスG−15(ファルマシア社製)で脱塩シ、DEA
Eセルロースカラムクロマトグラフィーでイオン強度変
化による段階溶出を行ない0.06Mトリス緩衝液(p
H7,6)で溶出する分画をプールした。このプール分
画を凍結乾燥した後、コントロールボアーガラス(OP
G )ビーズ(350X。
フナコシ薬品製)を用いるクロマトグラフィーな行ない
、0.3Mグリシン塩酸緩衝液にて溶出した。
次いで、本分画を0.OIM)リス緩衝液(plH7,
6)でオレンジセファロースカラムに吸着させo、oi
Mトリス緩衝液(pH7,6)と1.0 M−NaOl
で溶出した。
かくして得られたインターロイキン−2活性画分を50
 mM重炭酸アンモニウム溶液に対し透析後、凍結乾燥
を行なって重炭酸アンモニウムを除去した。得られた両
分をインターロイキン−2活性検定用の2%FBS含有
クリック培地1 mlに溶解してインターロイキン−2
活性を検定した。一方、対照として組換え体微生物では
ないエシェリヒア・コリχ1776を全(同様に処理し
て得た両分のインターロイキン−2活性を検定した。結
果を表−3に示す。
表−3 対  照  I       −8120(アッセイ培
地) 以上の結果より、本発明で得られた組換え体微生物エシ
ェリヒア・コリχ1776/IL−2−50AAJ11
995(FERM−BP225)が確かにインターロイ
キン−2を生産していることが確認された。
【図面の簡単な説明】
図−1はインターロイキン−2活性を持つポリペプチド
をコードし5る遺伝子の制限酵素地図である。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)  インターロイキン−2活性を持つホ゛リペブ
    チドをフードしている遺伝子が接続されているレプリコ
    ンを有し、インターロイキン−2生産能を有するエシェ
    リヒア属の微生物を培養することを特徴とするインター
    ロイキン−2の#!造法。
  2. (2)  インターロイキン−2がヒトインターロイキ
    ン−2である特許請求の範囲第1項記載の製造法。
  3. (3)  インターロイキン−2活性を持つポリペプチ
    ドをコードしている遺伝子がインターロイキン−2に対
    応し、ショ糖密度勾配遠心法による分画により11〜1
    2S画分□として得られ、ヒトリンパ球由来却)胞よ砂
    分離されるメツセンジャーRNAよシ調製されたDNA
    である特許請求の範囲第1項記載の製造法。
  4. (4)  インターロイキン−2活性ヲ持つポリペプチ
    ドをコードしている遺伝子が、その鎖中に制限酵素Bs
    t N工、 Xba工およびBat N工で切断される
    個所がこの順序で配置されている部分を含むものである
    特許請求の範囲第1項記載の製造法。
  5. (5)  インターロイキン−2活性を持つぎりペプチ
    ドをコードしている遺伝子が、ATG TAcAGG 
     ATG  OAA  CTCQTG  TCT  T
    G(IATT  GOA  OTA  AGT  OT
    T  GOA  0TTGTOAOA  AAOAGT
      G(!A  OCT  AO,T’IOA  AG
    T  T(!T  AOA  AAG  AAA  A
    OAσAG  CTA  CAA  OTG  GAG
      (7AT  TTAOTG  CTG  GAT 
     TTA  OAG  ATG  ATTTTG  A
    AT  GGA  ATT  AAT  AAT  T
    AGAAG  AAT  000  AAA  CTC
    AC!OAGGATG  CTCAOA  TTT  
    AAG  TTT  TAOATG  000  AA
    G  AAG  GOOAOA  GAAOTG  A
    AA  OAT  OTT  QAG  TGT 0T
    AGAA  GAA  GAA  CjTCj  AA
    T  OOT  (7TσGAG   GAA   G
    TG   OTA   AAT   TTA   GC
    TOAA   AGOAAA   AAOTTT   
    GACTTAAGA   000   AGG   G
    AOTTA   kT′o、  AGOAAT   A
    TOAAO()TA   ATA   GT’l’  
     0TGGAA   OTA   AAG   GGA
       Too   GAA   AOAAOA   T
    TOATG   TGT   GAA   TAT  
     GOTGAT   GAG   AOA   G(1
    !A   AOTOATT   GTAGAA  TT
    T  OTG  AAOAGA  TGG  ATTA
    OOTTT   TGT   OAA   AGOAT
    OATOTOA  AOA  CTA  AOTなる部
    分構造をその鎖中に含むものである特許請求の範囲第1
    項記載の製造法。
  6. (6)  インターロイキン−2活性を持つポリペプチ
    ドをコードしている遺伝子が、GOA  C0TACT
       TOA   AGT   TOT  AOA  
     AAG   AAAAOA   OAG   OTA
       OAA   OTG   GAG   0ATT
    TA   OTG   OTG   GAT   TT
    A   OAG   ATGATT  TTG  AA
    T  GGA  ATT  AAT  AATTAOA
    AG   AAT   Coo   AAA   CT
    CAOOAGG   ATG   OTOAOA   
    TTT   AAG   TT’l”TAC!   A
    TG   000   AAG   AAG   GC
    OAOAGAA   OTG   AAA   OAT
       OTT   CAG   TGTOTA   (
    )AA   GAA   GAA   CTCAAT 
     0OTOTG   GAG   GAA   GTG
       OTA   AAT   TTAGOT   O
    AA   AGOAAA   AAOTTT   0A
    OTTA   AGA   000   AGG   
    GAOTTA   ATC!AGOAAT   ATO
    AAOGTA   ATA   GTTOTG   G
    AA   OTA   AAG   ()GA   T
    oo   GAAACA   AOA   TTOAT
    G   TGT   GAA   TATGOT   
    GAT   GAG   AOTA   GC!A  
     AOOATTGTA   GAA   TTT   
    OTG   AAOAGA   TGGATT   A
    OCTTT   TGT   C!AA   AGOA
    TOATc  TOA  AOTA  OTA  kO
    Tなる部分構造をその鎖中に含むものである特許請求の
    範囲第1項記載の製造法。
  7. (7)  インターロイキン−2活性を持つポリペプチ
    ドが、Met  T7r  Arg  Met  GI
    N  I+eu、18u  Ser  Cys  工l
    e  Ala  Leu  5erLeu   Val
    ’Leu   Val    Thr    AsN 
       5erAla    Pro    Thr  
      Ser    S@r    Ser’  Thr
    Lys   Lys   Thr   GIN’   
    Leu   GIN   LeuGlu   Hls 
      Leu   Leu   Leu   Asp  
     LeuGIN   Met   工le   Leu
       AsN   GILy   PheAsN   
    Tyr   Lys   AsN   Pro   L
    ye   LeuThr   Arg   Met  
     Leu   Thr   Phe   LyBPhe
       Tyr   Met   Pro   Lye 
      Lye   AlaThr   Glu   Le
    u   I+78   Hls   I+eu   G
    INOys   Leu   Glu   Glu’G
    1u   Leu   1LysPro   Leu 
      Glu   Glu   ’V&l   I+’e
    u   AsNLeu   Al’a   GIN  
     Ser   Lys   AEIIJ   PheH
    ls   Leu   Arg   Pro   Ar
    g   Asp   Leu工le   Ber   
    AsN   工le   A’eN   Val   
    工1eVal   Leu   Glu   I+eu
       Lye   Gly   5erGlu   T
    hr   ’[’hr   Phe   Met   
    Oys   GluTyr   Ala   Asp 
      Glu   Thr   Ala   Th、r工
    le   Val   Glu   Phe   Le
    u   AsN   ArgTrp   工le   
    Thr   Phe   Oys   GIN   S
    ar工1e  工le  Ser  Thr  Leu
      Thrである特許請求の範囲第1項記載の製造法。   ・(8)  インターロイキン−2活性を特つボ、
    リペプチドが、Ala Pro  Thr  Ser 
     Ser  5erThr   Lys   Lys 
      Thr   GIN   Leu   GINLe
    u   Glu   Hls   Leu   Leu
       Leu   AspLeu   GIN   M
    et   工le   Leu   AeN   Gl
    yPhe   AeN   Thr   I+ys  
     AsN   Pro   LysLeu   Thr
       Arg   Met   Leu   Thr 
      PheLys   、Phe   Tyr   M
    et   Pro   Lys   Ly日Ala  
     Thr   Glu   Leu   Lys   
    Hls   LeuGIN   Cys   Leu 
      Glu   Glu   Glu   LeuL3
    r8 、Pro   Leu   Glu   Glu
       Val   I+euAeN   Leu   
    Ala   GIN   Ser   Lys   ム
    8NPhe   Hls   Leu   Arg  
     Pro   Arg   AspLeu    工1
    e    Ser    AsN    工1e   
     AsN   Val工le   Val   Leu
       Glu  、Leu   Lys   GlyS
    er   Glu   Thr   Thr   Ph
    e   Met    eyeGlu   Tyr  
     Ala   Asp   Glu   Thr   
    AlaThr    工le   val    Gl
    u    Phe    Leu    AsNArg
       Trp   工le   Thr   Phe 
      (!ys   GINSer    工1e   
    工le    Ser    Thr    Leu 
       Thrである特許請求の範囲第3項記載の製造法
JP57234607A 1982-03-31 1982-12-27 インタ−ロイキン−2の製造法 Pending JPS59140898A (ja)

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DE8383101035T DE3377363D1 (en) 1982-03-31 1983-02-03 Gene coding for interleukin-2 polypeptide, recombinant dna carrying said gene, cell lines possessing the recombinant dna,and method for producing interleukin-2 using said cells
EP83101035A EP0091539B2 (en) 1982-03-31 1983-02-03 Gene coding for interleukin-2 polypeptide, recombinant DNA carrying said gene, cell lines possessing the recombinant DNA,and method for producing interleukin-2 using said cells
CA000424401A CA1341562C (en) 1982-03-31 1983-03-24 Gene coded for interleukin-2 polypeptide, recombinant dna carrying the said gene, a living cell line possessing the recombinant dna, and method for producing interleukin-2 using the said cell
AU21472/83A AU556353B2 (en) 1982-12-15 1983-11-17 Interleukin-2 polypeptide
DD25780883A DD218632A5 (de) 1982-12-15 1983-12-12 Verfahren zur herstellung von interleukin-2
DK577283A DK173788B1 (da) 1982-12-15 1983-12-14 DNA-fragment, som koder for et polypeptid med interleukin-2-aktivitet, rekombinant DNA omfattende dette DNA-fragment, cellelinie transformeret med det rekombinante DNA og fremgangsmåde til fremstilling af interleukin-2 ved anvendelse af denne cellelinie
AT435083A AT392082B (de) 1982-12-15 1983-12-14 Das polypeptid interleukin-2 kodierendes gen, rekombinante, dieses gen enthaltende dna, diese rekombinante dna aufweisende zellinien und verfahren zur herstellung von interleukin-2 unter verwendung der genannten zellen
HU426383A HU197938B (en) 1982-12-15 1983-12-14 Process for producing gene encoding interleukin-2 polypeptide, recombinant dna carrying the gene, living cell line having the recombinant dna and process for producing interleukin-2 with such cells
BE0/212058A BE898473A (fr) 1982-12-15 1983-12-15 Gène codé pour polypeptide d'interleukine-2, ADN recombinant portant ce gène, cellules vivantes contenant l'ADN recombinant et production d'interleukine-2
CA 443333 CA1341633C (en) 1982-12-15 1983-12-15 Interleukin-2 polypeptides
EP83112661A EP0118617B1 (en) 1982-12-15 1983-12-15 Interleukin-2 polypeptides
DE8383112661T DE3382383D1 (en) 1982-12-15 1983-12-15 Interleukin-2-polypeptide.
US07/814,049 US5620868A (en) 1982-03-31 1991-12-26 Gene coded for interleukin-2 polypeptide, recombinant DNA carrying the said gene, a living cell line possessing the recombinant DNA, and method for producing interleukin-2 using the said cell
US08/096,842 US5399669A (en) 1982-03-31 1993-07-26 Interleukin-2 polypeptides
US08/331,146 US5700913A (en) 1982-12-15 1994-10-28 Unglycosylated human interleukin-2 polypeptides
US08/516,563 US5795769A (en) 1982-03-31 1995-08-18 Gene encoding interleukin-2 polypeptide, recombinant DNA carrying the gene, a living cell line possessing the recombinant DNA and method for producing interleukin-2 using the cell
US08/621,097 US5795777A (en) 1982-03-31 1996-03-22 Gene coded for interleukin-2 polypeptide, recombinant DNA carrying the said gene, a living cell line possessing the recombinant DNA, and method for producing interleukin-2 using the said cell
US09/769,396 US20010041362A1 (en) 1982-03-31 2001-01-26 Gene coded for interleukin-2 polypeptide, recombinant DNA carrying the said gene, a living cell line possessing the recombinant DNA, and method for producing interleukin-2 using the said cell

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS61205497A (ja) * 1985-03-11 1986-09-11 Takeda Chem Ind Ltd インタ−ロイキン−2の製造方法

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