JPS59125948A - 円形編物機械 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は円形編物機械に関し、詳述すれは梳毛された繊
維で編物を製造するための円形編物機械に関する。

この形式の公知の円形編物機械（米国特許第３０７グ３
５５号、第３９６ｇ乙乙−号およびドイツ連邦共和国特
許出願公開公報第２３０７／／／号）においては、構成
要素は、下部の吸込み口を広く覆う底板、およびニード
ルシリンダの内部および編物の上にある遊離した繊維を
吸込むための第１吸込み蓋の内部および下方に設けられ
た第ユ吸込み蓋、または梳毛処理を改善すると共に繊維
の損失を減少する通気部拐からなっている。その場合、
構成要素は常に支持腕によって吸込み蓋に固定されてい
る。

との支持腕は、吸込流の中にある障害物として作用し、
これに遊離した吸込みを必要とする繊維が急速に堆積し
て塊状をなし、流動断面積が減少して屡々保守作業を行
なう必要がある。この作用は、円形編物機械の運転に際
して付着する油量および水量（ニードルオイル、凝縮水
など）によって一層高められ、これらの油量および水量
は、遊離した繊維の支持腕への付着を著しく促進する。

支持腕の急速な汚染は別として、上述の公知の吸込み蓋
は、吸込み能率が極めて低く、エネルギー消費量が極め
て高い。

この欠点をなくすため、別の公知の円形編物機械（ドイ
ツ連邦共和国特許出願公開公報第２６３３９／、２号）
においては、吸込み蓋の下方または内部に設けられた通
気部材が、ニードルシリンダに同軸的に設けられてこれ
と結合され、従ってニードルシリンダと共に回転する軸
に固定されている。この配置のため、屡々好ましくない
ことであるが、円形編物機械における編物を縦方向に切
断する必要がある。

さらに、現在では実際的に専ら簡単な截頭円堆状または
円錐状の吸込み蓋が装入されている。その結果として、
截頭円錐状または円錐状の吸込み蓋は、最大の断面積、
従って最小の吸込み力を有しているため、吸込み容量が
少く、遊離した繊維を捕捉して除去する必要がある。

公知の吸込み装置の能率が低いため、梳毛過程中および
ループ形成前に、梳毛する必要のある繊維を編み針の鈎
に確実に保持するよう各編み場所に少くとも１つ宛の吹
出しノズルを設ける必要がある。この吹出しノズルは、
ニードルシリンダの回転によって生じる全気流によって
著しい乱流および渦流をもたらし−これは吸込み装置の
能率を。

一層減少させ、屡々すでに編み針に挿入された繊維が１
編物地に編み込まれる前に再び吹き出され。

これによって繊維の損失が増大される。

本発明の基本的な目的は、冒頭に説明した円形編物機械
の吸込み容量を、少いエネルギー消費量および少い繊維
損失のもとで増大し、特に遊離した繊維が支持腕に集積
する危険を除去することにある。

上記の目的、を達成するため、本発明によれば、冒頭に
説明した形式の円形編物機械は、支持腕が翼断面をもつ
ことを特徴としている。

本発明は、エローホイルの支持腕を使用するだけで、望
ましくない繊維の凝集の起生を防止することができると
いう著しい長所を必然的に備えている。このことは、エ
ローホイルは、翼弦または中心線の両側に非対称的な形
状の翼面を有し、その結果、両方の翼面に沿った異なる
流動速度をもち、そのために流れのかど部に吹付は空気
を付加的に供給しなくても、断面先端部の臨界領域に繊
維が実際的に集積しなくなることに起因している。

このようにして、乱流および渦流がなく、エネルギーが
節約される吸込み作用が得られる。

次に実施例を示す添付図面によって、本発明を一層詳細
に説明する。

第１図において、梳毛された繊維で編物ｌを製造する円
形編物機械は、ｉ台に回転自在に支持された編み針−を
備えたニードルシリンダ３と竪針りを備えた竪針環Ｓと
を備えている。編物針−および竪針グは、シリンダカム
６に固定されたカム部７．および竪針カムざに固定され
たカム部ワによって、通常の方法で制御される。ニード
ルシリンダ３の周囲には、それぞれ模様装置を包含する
ことが可能な数個の離間した編み場所または編み装置１
０ないし／３が設けられ、これらによって編み針コは編
み模様によって編むか編まないかが選択される。それぞ
れの編み装置には、そのほかに。

繊維を整列させるようにする吹出しノズル／りないし／
？が設けられている。

さらに各編み装置ＩＯないし／３には、編むように選択
された編み針に、所定の性状、例えば色彩を有する繊維
を供給する役割をする梳毛装置／ｇないしコ／が設けら
れている。各梳毛装置は、例えば。

／対の供給ロールによって粗紡糸の形状をなした繊維が
供給される針布を備えたタンブール２．！と。

タンブール２−から取り出された繊維を、編むように選
択された編み針に送る針布を備えた剥ぎ取りロール又は
梳毛ロールコ３とからなっている。

ニードルシリンダ３の上方には、遊離した繊維を吸込む
ようにされた円錐状または截頭円錐状の吸込み蓋２Ｓを
備えた吸込み装置、２ｑが設けられ、その上端部は一図
示されていない吸込み源に通じた吸込み管コロに結合さ
れている。

ニードルシリンダ３の回転方向は、矢印２７で示されて
いる。図示されていない圧縮空気源と結合された吹出し
ノズル／４ｆないしｌりの中、および吹込み蓋λＳの下
方の空気流は、その他の矢印で示されている。

前述の形式の円形編物機械は、特にこれに関連した例え
ば米国特許第３，０／’Ｉｐ３３！；号および第３９６
ｇ６６２号明細書並びにドイツ連邦共和国特許出願公開
公報第Ω３０７／　／　／号および第、２６３３９／、
２号によって知られている。

本発明によれば、吸込み蓋ｕｊと同様に円錐状または截
頭円錐状に形成され下方から上方へ直径が縮小された通
気部材がの形状をなした構成要素が。

吸込み蓋２Ｓの下端部に少くとも部分的に突出している
。通気部材２９は、はぼ同軸に設けられ、吸込み蓋−８
内において両者の間に略円錐状で上方が細くなった吸込
み通路３０が形成され、この吸込み通路ＪＯは、ニード
ルシリンダの上縁部から吸込み管２Ａまで伸び、その全
体を通じて略一定な幅互を有している。吸込み通路３０
を形成することによって吸込み容量が本質的に増大され
、吸込み孔は、ニードルシリンダ上縁部の近くの環状領
域に集中され限定される。

通気部材、２ｑは、少くとも７つの支持腕３／およびこ
れに螺入された固定ねじ３２によって、吸込み蓋２古に
固定されている。第３図および第９図に示すように、支
持腕３／は、エローホイル（ａｉｒｆｏｉｌ）形態をな
し、その結果丸められた断面先端部３３および尖鋭な後
縁部を備えた細い断面端部３グを有しその場合、流動方
向（矢印上）に直角に測った断面厚さは、流動方向に測
った断面奥行に比べて相対的に小さい。そのほか、支持
腕３／ば、破線で示された翼弦または中心線３ｓの両側
に、非対称的に形成された翼面九および３７を有し、そ
の場合、翼面３６は流動方向に測って翼面３７より大き
な長さを有している。このため、翼弦３Ｓの両側が異な
る摩擦特性および流動速度をもつようになり、これは。

矢印！−の方向に流動する繊維が断面先端部に付着し不
都合な繊維の凝集を起すことがないように作用する。エ
ローホイール寸法が適切に選択されている場合には、不
可避な余剰の潤滑油または凝縮水があっても繊維が支持
腕に集積することがなく、好適な全気力学的特性が得ら
れる。使用される繊維が、あまり長くない場合には、吸
込み管λ乙と結合された吸込み源の吸込み容量を増大せ
ずに、繊維の梳毛およ改または吸込みに際しての問題を
惹起することなく、第１図および第Ω図に示された吹出
しノズル／ＩＩないし／？を省くことができる。

同一の部品は同一の符号で示されている第６図の実施態
様は、吸込み通路３θの幅互および吸込み管ムの断面が
下方から上方へ増大している点が、第３図ないし第Ｓ図
の実施態様と異なっている。

このようにすることによって、ニードルシリンダ上級部
、および支持風３／が設けられている吸込み通路３θの
ニードルシリンダ上縁部より先の部分における流通速度
が、本質的に増大される。

上述の吸込み装置の構成は、そのほかに、吸込み蓋Ｂお
よび通気部材コ９の外端部を、梳毛装置／ざおよびニー
ドルシリンダ上縁部と密接するまで近づけることができ
るという利点がある。このようにすることによって、吹
出しノズル／９ないし／りがある場合にも渦流および乱
流を防止することができる。特に、吸込み蓋、２！ｉの
外端部を、梳毛装置ｉｇの片側のカバー３ｇ　（第２図
５の下端部と結合することが好ましく、これによってニ
ードルの背後にある全間部は、吸込み通路３ｏによって
完全に区画され、従って遊離した繊維は殆んど接線的に
吸込み通路３０内に流入することができ、一方、針で梳
毛された繊維は吸込み圧力によって好適に整えられるた
め、吹出しノズル／’ｊないし／りの吹出し圧力は最低
限に減少することができる。

第７図に示す実施態様においては、吸込み蓋および通気
部材は、はぼ台形の平らな多数のセグメント３９および
ｔｉｏがら組立てられており、その上端部は吸込み管に
接続するために吸込み管の形状に適合し、これに従って
曲げることができる。セグメント３９．ｙｏの数量は、
存在する梳毛領域ｔ／の数量と一致させることが好まし
い。セグメント、？？、ｔＩｏの下端部は直線状に形成
し、梳毛領域グ／と平行にすることが好ましい。このよ
うにすることにょつて、梳毛領域グ０の全長に亘り、こ
れと、セグメント３９、りθから形成された吸込み通路
への入口との間の一定の間隔が得られ、これによって流
動特性に良好な効果が得られる。

本発明は、上述の実施例に限定されることなく。

多様に変更することができる。特に、これは５個々の場
合の所望の特性に適合可能な吸込み蓋１通気部拐および
吸込み管の構成に係わる。また、支持腕３／の断面も図
示された例に限定するものではない。例えば、断面先端
部の最大断面厚さの場所の間隔を特に顕著にした流線形
断面によって、特に良好な結果が得られる。最後に、支
持腕の数は可能な限り少くすることが好ましいが一支持
腕の数は自由に選択することができる。

支持腕の外部表面に関しては、繊維の付着を一層困難に
するような材料および表面粗さが好ましい。最後に、吸
込み通路の幅互は、装置の数に応じて種々に選択するこ
とができる。特に、装置数が多い場合には、一層大きな
流動断面積を得るため、および吸込み源の吸込み容量を
夫々の状態に適合させるため一装置数の少い場合より大
きな幅互にすることが好ましい。

【図面の簡単な説明】

第１図は梳毛された繊維で編物を製造する円形編物機械
の一般的な構成を示す斜視図、第２図は本発明の一実施
例を示す断面図、第３図は第２図に示す装置を構成する
吸込み蓋の平面図、第７図および第Ｓ図は第３図に示す
吸込み蓋の支持腕を拡大して部分的に示１平面図および
側面図、第６図は本発明装置を構成する吸込み蓋の別の
実施例を示す側断面図、第７図は本発明装置を構成する
吸込み蓋および通気部材の別の実施例を示す平面図であ
る。 ／・・編物　　　　　　コ・・編み針 ３・・ニードルシリンダ　　り・・竪針５・・竪針ｉ　
　　　　　乙・・シリンダ力ムク・・カム部　　　　　
ｇ・・竪針カム９０Ｉカム部　　　　　／θないし１３
・・編み装置ｌｌＩないし／７・・吹出しノズル／ｇな
いし２／・・梳毛装置２２−ｏタンブール　　　ユ３・
・梳毛ロール２り・・吸込み装置　　　Ｑ４ｉ・・吸込
み蓋２Ａ・・吸込み管　　　　、２９・・通気部材３θ
・・吸込み通路　　　３／・・支持腕３．２・・固定ね
じ　　　　３３・・断面先端部３り・・断面端部　　　
　３り・・翼弦（中心線３６．３７・・翼面　　　　３
ｇ−−カッく−３９、’ＩＯ・Ｏセグメント　グハー梳
毛領域特許出願人 ズルツア・モラートケー・エム・ベー・）＼−代理人 鈴木正次 ）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）梳毛された繊維で編物を製造するための円形編物
   機械であって、編物工具を備えたニードルシリンダと１
   編物工具の中で繊維を梳毛する少（とも７つの梳毛装置
   と、ニードルシリンダの上に設けられて遊離した繊維を
   吸込むようにされた吸込み蓋ＱＳ）と、吸込み蓋の内部
   および／または外側に設けられ少くとも７つの支持腕（
   ３／）によって吸込み蓋に固定された少くとも１つの構
   成要素とを備えており、前記支持腕（３／）が二ローホ
   イル（ａｉｒｆｏ目）形態をなすことを特徴とする前記
   円形編物機械。 口）特許請求の範囲第１項記載の編物機械であって、構
   成要素が少くとも部分的に吸込み蓋（２υの中に延長し
   て前記吸込蓋と共に吸込み通路（ＪＯ）を形成する蓋状
   通気路９９）から成っていることを特徴とする前記円形
   編物機械。