JPS5910135Y2 - プレッシャ−バ−の清掃装置 - Google Patents
プレッシャ−バ−の清掃装置Info
- Publication number
- JPS5910135Y2 JPS5910135Y2 JP5819279U JP5819279U JPS5910135Y2 JP S5910135 Y2 JPS5910135 Y2 JP S5910135Y2 JP 5819279 U JP5819279 U JP 5819279U JP 5819279 U JP5819279 U JP 5819279U JP S5910135 Y2 JPS5910135 Y2 JP S5910135Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pressure bar
- fleece
- fluff
- air
- pressure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、紡機のドラフト装置へフリースの流れに対し
て横断方向に配設したプレッシャーバーに堆積しようと
する風綿等を除去することを目的とするものである。
て横断方向に配設したプレッシャーバーに堆積しようと
する風綿等を除去することを目的とするものである。
従来、紡機の、例えば線条機におけるドラフト装置でフ
ロントローラとセカンドローラとの間に配設したプレッ
シャーバー上に風綿等が堆積するのを防止する方法ある
いは装置として、後述する様に種々のものが案出されて
いるが、いずれもプレッシャーバー上に堆積した風綿等
が通過スライバー上にぼた落ちする等の不具合によって
糸質を悪化させるなど満足な機能を発揮し得ないがった
。
ロントローラとセカンドローラとの間に配設したプレッ
シャーバー上に風綿等が堆積するのを防止する方法ある
いは装置として、後述する様に種々のものが案出されて
いるが、いずれもプレッシャーバー上に堆積した風綿等
が通過スライバー上にぼた落ちする等の不具合によって
糸質を悪化させるなど満足な機能を発揮し得ないがった
。
例えば、第3図A, Bに示すものは実公昭56−36
942で開示されたものであるが゛、プレッシャーパー
18の断面形状を半円あるいはハート形にしたものであ
る。
942で開示されたものであるが゛、プレッシャーパー
18の断面形状を半円あるいはハート形にしたものであ
る。
しかるに、長時間の経過によりプレッシャーバー18の
上部が微粉塵等で汚れ、そこに風綿等19が堆積する不
具合がある。
上部が微粉塵等で汚れ、そこに風綿等19が堆積する不
具合がある。
また、第4図に示すものは実公昭53−23774で開
示されたものであるが、パイプ状のプレッシャーバー1
8′の上部にスリット20を設け、このスノット20よ
り空気を噴出させて、上部に堆積しようとする風綿等1
9を飛散さもるものである。
示されたものであるが、パイプ状のプレッシャーバー1
8′の上部にスリット20を設け、このスノット20よ
り空気を噴出させて、上部に堆積しようとする風綿等1
9を飛散さもるものである。
しかるに、スリット20の周辺には風綿等19が飛散せ
ずに堆積する不具合がある。
ずに堆積する不具合がある。
また、第5図に示すものは実公昭55−47880と実
公昭57−23505で開示されたものであるが、プレ
ッシャーパー18″の上方に、数個の穴またはスリット
21を備えよたパイプ22を配設し、この穴またはスリ
ット21から前者は空気を吸引し、後者は空気を噴出し
て、プレッシャーバー18″上に堆積しようとする風綿
等を吸引あるいは飛散するものである。
公昭57−23505で開示されたものであるが、プレ
ッシャーパー18″の上方に、数個の穴またはスリット
21を備えよたパイプ22を配設し、この穴またはスリ
ット21から前者は空気を吸引し、後者は空気を噴出し
て、プレッシャーバー18″上に堆積しようとする風綿
等を吸引あるいは飛散するものである。
前者は低速側のトップローラから巻き上がった繊維ある
いはフリースの一部を連続して吸引し、後者はプレッシ
ャーバー18″の下を通過するフリースの両端部の良繊
維を飛散あるいは曲折することを免れることはできなか
った。
いはフリースの一部を連続して吸引し、後者はプレッシ
ャーバー18″の下を通過するフリースの両端部の良繊
維を飛散あるいは曲折することを免れることはできなか
った。
更に、第6図に示すものは実開昭54−106325に
開示されたものであるか゛、プレッシャーバー23の片
側上方に、空気噴出用のノズル24を設け、このノズル
24からプレッシャーバー23に対し平行に空気を噴出
して風綿等を飛散させ反対側で吸引するものである。
開示されたものであるか゛、プレッシャーバー23の片
側上方に、空気噴出用のノズル24を設け、このノズル
24からプレッシャーバー23に対し平行に空気を噴出
して風綿等を飛散させ反対側で吸引するものである。
しかるに、吸引側は風綿等の吸引効率が悪く、フリース
Fを吸引しない程度の吸引力である時ノズル24からの
空気噴出力が弱い場合は同図Aで示すように、ノズル2
4と反対側のプレッシャーバー23上に堆積し、また空
気の噴出力が強い場合には、プレッシャーバー23に沿
って空気が下方に流れて、下面を通過するフリースFが
乱されるばかりでなく吹飛ばされた綿等が反対側の各装
置に堆積する不具合がある。
Fを吸引しない程度の吸引力である時ノズル24からの
空気噴出力が弱い場合は同図Aで示すように、ノズル2
4と反対側のプレッシャーバー23上に堆積し、また空
気の噴出力が強い場合には、プレッシャーバー23に沿
って空気が下方に流れて、下面を通過するフリースFが
乱されるばかりでなく吹飛ばされた綿等が反対側の各装
置に堆積する不具合がある。
本考案は、上記各不具合に鑑み、紡機のドラフト装置へ
フリースの流れに対して横断方向に配設したプレッシャ
ーバーの上部に堆積しようとする風綿等を除去する目的
でなされたので、以下実施例を添付図面によって説明す
る。
フリースの流れに対して横断方向に配設したプレッシャ
ーバーの上部に堆積しようとする風綿等を除去する目的
でなされたので、以下実施例を添付図面によって説明す
る。
第1図および第2図において、ローラスタンド6′上に
ボI・ムローラ7を保持する下部滑動部材8とトップロ
ーラ9を保持する上部滑動部材10が設けられ、トップ
ローラ9上にクリャラークロス4を当接した構戊は、公
知のドラフト装置と同様である。
ボI・ムローラ7を保持する下部滑動部材8とトップロ
ーラ9を保持する上部滑動部材10が設けられ、トップ
ローラ9上にクリャラークロス4を当接した構戊は、公
知のドラフト装置と同様である。
1は上記の第2 1−ツプローラ9を保持する上記上部
滑動部材10に相当する上部滑動部材で、内方にノズル
2を取付け、かつ内側に、プレッシャーパー3の端部1
3を当接する弧状の案内部14を突設している。
滑動部材10に相当する上部滑動部材で、内方にノズル
2を取付け、かつ内側に、プレッシャーパー3の端部1
3を当接する弧状の案内部14を突設している。
5は上記プレッシャーバー3の支持部材で、Fはフリー
スである。
スである。
上記支持部材5は第2トップローラ9と上部滑動軸受部
材1の案内部14により、上記プレッシャーパー3を所
望の位置に保持することができる。
材1の案内部14により、上記プレッシャーパー3を所
望の位置に保持することができる。
なお、Pは}〜ツプローラ9への加圧方向を示す。
そして、第2図に示すごとく上記一対のノズル2から、
フリースFを乱さない程度で空気を噴出させると、この
噴出空気流により、プレッシャーバー3に堆積しようと
する風綿等17は押し流される。
フリースFを乱さない程度で空気を噴出させると、この
噴出空気流により、プレッシャーバー3に堆積しようと
する風綿等17は押し流される。
しかも、一対のノズル2から噴出する空気流は、プレッ
シャーパー3の略中央部で合流して上昇する気流を生じ
、この上昇気流に風綿等17が巻き込まれて、トップロ
ーラ9を清掃しているク1ヤラークロス4に付着して除
去される。
シャーパー3の略中央部で合流して上昇する気流を生じ
、この上昇気流に風綿等17が巻き込まれて、トップロ
ーラ9を清掃しているク1ヤラークロス4に付着して除
去される。
また、それぞれのノズル2から空気の噴出力を変化させ
ることにより風綿等がプレッシャーパー3へ堆積するの
を一層確実防止できる。
ることにより風綿等がプレッシャーパー3へ堆積するの
を一層確実防止できる。
加えて両側からの空気の噴出力を少し強くすればフリー
スの両端を制御する、いわゆるエアーコレクターの役目
を果すこともでき良好なフリースを紡出できる。
スの両端を制御する、いわゆるエアーコレクターの役目
を果すこともでき良好なフリースを紡出できる。
本考案によれば、プレッシャーバーに堆積せんとする風
綿等を押し流してクリャラークロス4で除去するから、
プレッシャーバーの清掃周期は飛躍的に延長され、堆積
した風綿がフリース上へぼた落ちする等の不具合による
糸質の悪化を防止できる。
綿等を押し流してクリャラークロス4で除去するから、
プレッシャーバーの清掃周期は飛躍的に延長され、堆積
した風綿がフリース上へぼた落ちする等の不具合による
糸質の悪化を防止できる。
しかも噴出する空気流でフリースを乱すこともない。
第1図および第2図は本考案の実施例を示し、第1図は
概略を示す側面図、第2図は第1図における要部の概略
正面図、第3図のA, B及び第4図は従来のプレッシ
ャーバーの断面図、第5図は従来装置の側面断面図、第
6図A, Bは同じく従来装置の正面断面図である。 1・・・・・・滑動軸受部材、2・・・・・・ノズル、
3・・・・・・プレッシャーバー、4・・・・・・クリ
ャラークロス、5・・・・・・支持部材、13・・・・
・・プレッシャーバーの端部、14・・・・・・案内部
、a・・・・・・空気の噴出方向。
概略を示す側面図、第2図は第1図における要部の概略
正面図、第3図のA, B及び第4図は従来のプレッシ
ャーバーの断面図、第5図は従来装置の側面断面図、第
6図A, Bは同じく従来装置の正面断面図である。 1・・・・・・滑動軸受部材、2・・・・・・ノズル、
3・・・・・・プレッシャーバー、4・・・・・・クリ
ャラークロス、5・・・・・・支持部材、13・・・・
・・プレッシャーバーの端部、14・・・・・・案内部
、a・・・・・・空気の噴出方向。
Claims (1)
- フリースの流れに対して横断方法に配設したプレッシャ
ーバーと、トップローラを有するドラフト装置にトップ
ローラを清掃するクリャラークロスを装着した紡機にお
いて、空気を吹出すノズルをプレッシャーバーの両端部
上方で略平行、かつプレッシャーバーとクリャラークロ
スの間に各々略対向して配設したことを特徴とするプレ
ッシャーバーの清掃装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5819279U JPS5910135Y2 (ja) | 1979-05-02 | 1979-05-02 | プレッシャ−バ−の清掃装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5819279U JPS5910135Y2 (ja) | 1979-05-02 | 1979-05-02 | プレッシャ−バ−の清掃装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55159877U JPS55159877U (ja) | 1980-11-17 |
JPS5910135Y2 true JPS5910135Y2 (ja) | 1984-03-30 |
Family
ID=29292247
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5819279U Expired JPS5910135Y2 (ja) | 1979-05-02 | 1979-05-02 | プレッシャ−バ−の清掃装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5910135Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-05-02 JP JP5819279U patent/JPS5910135Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55159877U (ja) | 1980-11-17 |
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