JPS6047366B2 - カ−ドにおけるウエブドツフイング装置 - Google Patents

カ−ドにおけるウエブドツフイング装置

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JPS6047366B2
JPS6047366B2 JP3834981A JP3834981A JPS6047366B2 JP S6047366 B2 JPS6047366 B2 JP S6047366B2 JP 3834981 A JP3834981 A JP 3834981A JP 3834981 A JP3834981 A JP 3834981A JP S6047366 B2 JPS6047366 B2 JP S6047366B2
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roller
stripping
rollers
carrier
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JP3834981A
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JPS57154419A (en
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嘉精 山岡
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Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Jidoshokki Seisakusho KK
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 この発明はカードにおけるウェブの走行安定トップイン
ク装置に関するものである。
従来技術 カードの生産性を上げる手段としてはウェブを重いゲレ
ンで出す方法もあるが、一般的にはドツフアーのスピー
ドを上げる方法が用いられる。
ドツフアーのスピードを上げる場合には、それと対応し
てトップインクのスピードを上げる必要がある。ドツフ
アーからウェブをはぎ取る方法として以前から用いられ
ていたフライコームを使用する方法では、フライコーム
を高速度の振動で作用させるのが技術的に困難であるこ
とと、仮に高速度の振動で作用させることができてもフ
ライコームの上下振動によりウェブのはぎ取りが断続的
となりかつ振動による乱流で繊維の整合状態が大きく乱
されることとから高速化は非常に難しい。
そこでドツフアーからウェブWをはぎ取る手段としてフ
ライコームに代えてストリツピングローラを使用する特
公昭53−11564に記載の装置が提案された。
この装置は第1図に示すようにドツフアー1の周面に近
接して設けられたストリツピングローラ2と、それに続
いて配設された一対の加圧ローラ3、4とから剥取部が
構成され、その加圧ローラ3、4から送り出されたウェ
ブWがトランペツト5及び一対のカレンダローラ6、7
を通つてスライバSとなるように構成されている。スト
リツピングローラ2を使用することによりフライコーム
を使用した場合に比較してカードの生産J性は向上した
。しかし、前記装置ではカードの口付け時すなわち始紡
時においてウェブWの先端が一対の加圧ローラ3、4に
達することなくストリツピングローラ2から下方へ落下
したり、高速走行時の空気抵抗や遠心力の増大によりウ
ェブWが7乱れて切断し落下するという不都合が生じた
。この欠点を改良するため例えば特開昭51一4712
0記載の装置が提案された。この装置は第2図に示すよ
うに上下一対の加圧ローラ3、4のうち上部加圧ローラ
3をその軸心がストリツピングローラ2の軸心よりも下
方になるように配設し、下部加圧ローラ4をストリツピ
ングローラ2の下周面側に配設している。この装置にお
いてはストリツピングローラ2からはぎ取られたウェブ
wが加圧ローラ3,4間に導びかれる前に落下しようと
してもウェブWは下部加圧ローラ4の上周面によつて支
えられ、下部加圧ローラ4の回転作用により上下の加圧
ローラ3,4間に導びかれるようになつている。しかし
、前記のような構成の装置において生産量が1001.
b/Hr以上の高生産カードの場合には加圧ローラ3,
4、トランペツト5間のウェブWの走行が空気抵抗と高
速による直進性のため、不安定となり紡出不可能となる
第3図に示す特公昭49−30008記載の装置におい
ては、ストリツピングローラ2によりドツフアー1から
はぎ取られたウェブWを支持するための支持ローラ8を
ストリツピングローラ2の下方に設けるとともに、ウェ
ブWの自重を利用してウェブWを案内するため斜め下方
へ延びる案内板9を設け、案内板9の下端に設けた一対
のカレンダローラ6,7によりウェブWをスライバSと
した後コイラ10を経てケンス11に誘導するよう構成
することにより、ウェブWの落下を防止するとともに、
ウェブの走行安定をも計つている。
しかしウェブWゐ自重を利用いてウェブWの走行を安定
させようとするとウェブWの走行方向は下向きになり、
カレンダローラ6,7から出たスライバSのコイラ10
への走行距離が長くなり供給が難しくなる。すなわちカ
レンダローラ6,7から出たスライバSを最短距離でコ
イラ10へ供給しようとするスライバSの向きを上向き
に変える地点でスライバSの切断が起こり易くなる。こ
れを防止するためにはスライバSの走行案内装置を設け
なければならず構造が複雑になる。又、カレンダローラ
6,7に導かれるまでのウェブWは案内板9の上を走行
するため、高速走行時にはウェブWの随伴気流、案内板
9の抵抗、および案内板9上にたまる実かす、葉かす等
の影響により走行が不安定になる。そこでドツフイング
の高速化に対応するため、加圧ローラ3,4とカレンダ
ローラ6,7との間にウェブ集束装置を装備したドツフ
イング装置が提案された。
例えば特開昭48−50029に記載された装置では第
4,5図に示すように加圧ローラ3,4の軸心方向と平
行に延びる固定壁12を設け、加圧ローラ3,4から送
出されたウェブWが固定壁12に衝突してその向きを変
え、固定壁12に沿つてカレンダローラ6,7に導かれ
るように構成されている。又、特開昭55−40894
に記載された装置では第6,7図に示すように加圧ロー
ラ3,4とカレンダローラ6,7との間に開口部13a
を有する案内部材13とトランペツト5とを設け、口付
け時にはウェブWを手で集めカレンダローラ6,7に導
くことができるように案内部材13,トランペツト5及
びカレンダローラ6,7が第6図に鎖線で示すように加
圧ローラ3,4から離れた所に位置し、高速になつた時
点で実線で示すように加圧ローラ3,4に近接した位置
へ移動するように構成されている。これらの集束装置に
おいては加圧ローラ3,4から送じ出されたウェブWが
固定壁12又は案内部材13に衝突してその進行方向を
90度転換する構成のため下記の理由により高速化に困
難が伴なう。
(イ)ウェブWの進行方向を90度転換するため繊維の
方向性が乱れる。
(ロ)ウェブWの随伴気流の処理が困難。
(ハ)高精度の壁内面の表面仕上が要求される。
(ニ)壁内面に汚れや綿ろうが付着した場合にはその影
響を大きく受け、ウェブWの走行速度が落ちたり繊維の
方向性が乱れる。(ホ)加圧ローラ3,4への繊磯の附
着を防ぐためにスクレーバ14を装備する必要があり、
加圧ローラ3,4とスクレーバ14との間に溜つた繊維
や加圧ローラ3,4へ附着した綿ろうにより集束性能が
非常に左右される。
又、第4,5図に示された装置では口付け時に加圧ロー
ラ3,4から送出されたウェブWを手で集めカレンダロ
ーラ6,7へ導くことができるように固定壁12の上方
が広く開放されているため、繊維の方向性の乱れが著し
いという欠点があり、第6,7図に示された装置では口
付け時と通常運転時とで集束装置の位置を移動させなけ
ればならず、構造が複雑になり製作コストも高くなる。
ウェブ集速装置として第8図と第9,10図とに示すよ
うに加圧ローラ3,4の軸に方向と平行して延びる走行
部をもつ無端ベルト装置15及び押圧ローラ16を加圧
ローラ3,4に近接して設け、加圧ローラ3,4から送
り出されたウェブWを無端ベルト15aで受け、その進
行方向を90度転換させて移送し、無端ベルト15aの
一端で押圧ローラ16により押圧しスライバSとして送
り出すように構成したものも提案されている。しかしこ
れらの装置においてもウェブWの進行方向を90度転換
させるという構成のため、繊維の方向性の乱れ、随伴気
流の処理等に対しては問題点の解消にはならず、又、機
構が極めて複雑になる。目的 この発明は前記従来の欠陥を解消するためになされたも
のであつて、その目白勺はドツフイングが高速で行なわ
れてもウェブの走行が乱されぬカードにおけるウェブの
走行安定ドツフイング装置を提供することにある。
実施例 以下この発明を具体化した一実施例を第11,12図に
従つて説明する。
ドツフアー21上の繊維をはぎ取るためのストリツピン
グローラ22がドツフアー21の軸心よりも上方におい
てドツフアー21の周面に近接して設けられている。ス
トリツピングローラ22は表面がメタリックワイヤによ
り被覆されるか、又は機械加工によりメタリックワイヤ
と同等な作用をなすように形成され機械的剥取手段が備
えられている。表面が円滑に加工されたキャリヤローラ
23はストリツピングロ.ーラ22に対して狭い間隙を
有し、ドツフアー21に対してはドツフアー21周面上
の繊維に影響を与えぬ範囲でできるだけドツフアー21
に近接するようにストリツピングローラ22の下方に配
設されている。キャリヤローラ23の上方にはスートリ
ツピングローラ22へのウェブWの巻き付き防止と、ウ
ェブWを前方へ送り出す作用を成すウェブガイドローラ
24がストリツピングローラ22及びキャリヤローラ2
3と狭い間隙をおいて配設されている。ただし、キャリ
ヤローラ23に対一しては必ずしも間隙をおく必要はな
く、圧着してウェブWを押えるように設けてもよい。ウ
ェブガイドローラ24の表面は円滑でも凹凸でもよいが
、ウェブWをストリツピングローラ22からはぎ取りや
すくするためには凹凸が有効であり、ウェブWを送り出
しやすくするためには表面円滑でキャリヤローラ23に
圧着することが望ましい。キャリヤローラ23の前方に
はトランペツト25ともれに続いて一対のカレンダロー
ラ26,27が設けられ、これはキャリヤローラ23よ
りも速に速度で回転するようになつている。なお、キャ
リヤローラ23の下方にはキャリヤローラ23に附着し
たくずや綿ろう等を除去するためのスクレーバ28を設
けてもよい。次に前記のように構成されたドツフイング
装置の作用を説明する。
第11図において時計方向へ回転するドツフアー21周
面の繊維はドツフアー21と同じく時計方向へ回転する
ストリツピングローラ22によりウェブWとしてはぎ取
られる。はぎ取られたウェブWはキャリヤローラ23及
びウェブガイドローラ24によりキャリヤローラ23の
回転方向に移送される。口付け時等にストリツピングロ
ーラ22からウェブwが垂れ下がつた場合でもキャリヤ
ローラ23がドツフアー21とストリツピングローラ2
2との接点の近くの下方に入り込んであるためキャリヤ
ローラ23の上周面によりウェブWが受け止められて落
下が阻止され、上方へ持ち運ばれる。キャリヤローラ2
3により移送されたウェブWはトランペツト25により
集められた後、カレンダローラ26,27で圧縮されて
1本のスライバSとなる。
ウェブWはカレンダローラ26,27の引張り作用によ
りテンションを与えられるのでトランペツト25を含む
平面がキャリヤローラ23周面と接する部分でキャリヤ
ローラ23から離れ、浮き上がるようになる。ウェブW
はキャリヤローラ23から離れトランペツト25に導か
れる間の区域A1で主として集束されるが、キャリヤロ
ーラ23の表面上をキャリヤローラ23の回転に従つて
移送される区域Aのうち前記区域A1に近い区域A2に
おいてキャリヤローラ23との摩擦抵抗で予備的に絞ら
れるため、区域A1における集束に無理がなく繊維の方
向性の乱れが少ない。高速走行時に随伴気流の影響を受
けやすい幅広で薄い状態におけるウェブWは前記のよう
にキャリヤローラ23表面に載つた状態でキャリヤロー
ラ23の回転に従つて移送される。
そのため高速で走行する場合でもキャリヤローラ23と
の摩擦抵抗が空気抵抗によぐるウェブWの乱れを抑制し
、ウェブWは安定した状態で移送される。又、キャリヤ
ローラ23から離れてからトランペツト25及びカレン
ダローラ26,27へ導かれる間では幅狭に集められカ
レンダローラ26,27によりウェブWにテンションが
与えられウェブWに若干ドラフトがかかつた状態で走行
するため、高速時においてもウェブWがキャリヤローラ
23に附着したままもつて行かれてしまうことなくキャ
リヤ23から離れ、随伴気流の影響をほとんど受けずに
安定した状態で走行する。なお、この発明は前記実施例
に限定されるものではなくこの発明の趣旨を逸脱しない
範囲において各部の形状、構成等を任意に変更すること
も可能である。
効果 以上詳述したようにこの発明はストリツピングローラに
よりドツフアーからはぎ取られたウェブを表面が円滑に
形成されたキャリヤローラの表面に載せて移送するとと
もにカレンダローラによりキャリヤローラとカレンダ七
−ラとの間でウェブにテンションを与え、ウェブがキャ
リヤローラ表面上で予備的に絞られた後キャリヤローラ
から離れた位置で集束されるように構成したことにより
、高速で運転を行なつても繊維の方向性の乱れが少なく
、ウェブは随伴気流等の影響によりその走行が乱される
こともなく安定して走行することができ、またウェブが
キャリヤローラ上を運ばれるため、操作性がよく、ウェ
ブ走行の可視範囲が広いため運転管理上好都合であると
いう優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】 第1〜4図は種々の従来装置を示す側面図、第5図は第
4図に示す装置の部分正面図、第6図は別の従来装置の
要部を示す一部破断側面図、第7図は第6図に示す装置
の要部を示す一部破断正面図、第8図は別の従来装置を
示す斜視図、第9図は別の従来装置を示す側面図、第1
0図は同装置の平面図、第11図はこの発明を具体化し
た一実施例を示す側面図、第12図は第11図における
C矢印方向からの矢視図である。 ドツフアー21,ストリツピングローラ22,キャリヤ
ローラ23,ウェブガイドローラ24,トランペツト2
5,カレンダローラ26,27、ウェブW,スライバS

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ドツフアーの周面に近接して設けられ機械的剥取手
    段を表面に有するストリツピングローラと、該ストリツ
    ピングローラに近接して下方に設けられストリツピング
    ローラによりはぎ取られたウェブを表面に載せて移送す
    る、円滑な表面を有するキャリヤローラと、該キャリヤ
    ローラの上方に配置され前記ストリツピングローラに近
    接するウェブガイドローラと、前記キャリヤローラの前
    方にトランペツトとともに設けられ、キャリヤローラよ
    りも速に表面速度をもつ一対のカレンダローラとを備え
    たことを特徴とするカードにおけるウェブドッフイング
    装置。
JP3834981A 1981-03-16 1981-03-16 カ−ドにおけるウエブドツフイング装置 Expired JPS6047366B2 (ja)

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JPS57154419A JPS57154419A (en) 1982-09-24
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3327574C1 (de) * 1983-07-30 1984-11-29 Trützschler GmbH & Co KG, 4050 Mönchengladbach Vorrichtung an einer Karde zum Zusammenfassen eines aus einem Lieferwerk einer Karde austretenden Faserflors zu einem Faserband

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