JPS59116909A - 磁気録画再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 いで、音声イ言号を周波数変調して、ビデオ化”号と共
に同一ヘッドで磁気。テープに記録し、これを再生する
ようにしたＶＴＲに関する。

〔発明の技術的背景〕

一般の家庭用ＶＴＲでは、音声信号は固定ヘッドにより
記録再生されているため、長時間記録の実施によるテー
プ速度の低下、あるいは音声トラックの２チヤンネル化
（＝よるトラック幅の減少などの要因によって、音声信
号はその周波数特性、　Ｓ／Ｎ、ダイナミックレンジ等
に対して犠牲を強いられている。

このため、音声信号を、その搬送周波数を低域変換信号
帯域とＦＭ輝度信号帯域の間に位置するように選んで周
波数変唱し、ビデオ信号に重畳してビデオトラックに記
録し、これを再生する方式％式％ すなわち第１丙に示すように、低域変換色信号（ｃ）と
ＦＭ輝度信号（ＦＭＶ）との間に位置する２つの周波数
を選び、これを周波数変調用搬送周波数としている。周
波数が２つ選ばれているのは、ビデオトラックがＴジマ
ス方式によるガー　ドパンドレス記録になっているため
に、それ（＝よって発生しやすいクロストーク妨害を、
１トランクおきに搬送周波数を変えて減少させるためで
ある。すなわち囚はＡトラック用（Ｂ）はＢトランク用
の搬送周波数である。

〔背景技術の問題点〕

以上のようなＶＴＲにおいても、テープ速度を記ｄ〜異
ならせて、再生を行なうことが考えられる。（その場合
でも２回転ヘッドの回転速度がテープ速度に比べて極め
て犬であるが故に、テープとヘッドの相対速度はほとん
ど変化せず、原理上ピッチの変化の少ない音声信号を再
生することカーできる。

しかしながらヘッドがトラックを正しくトレースせず、
複数のトランクに跨がるようにトレースするため、再生
音声信号にかなりの量の雑音が含まれることになる。

〔発明の目的〕

この発明は音声信号をＦＭ変調してビデオ信号と共に回
転ヘッドにより記録するようにしたＶＴＲにおいて、テ
ープ速度を記録時と異ならせて再生する場合でも、雑音
がほとんど発生することのないようにしたＶＴＲを提供
することを目的とする。

〔発明の概要〕

この発明は、上記目的を達成するため、再生ＦＭ輝度信
号のエンベロープを検波し、そのレベルが低下したとこ
ろを検出し、その検出信号（＝よって再生音声信号を１
垂直期間後のものと入れ換えるようにしたものである。

〔発明の実施例〕

第２図はこの発明の要部の一実施例を示すブローへツク
回路図である。

ヘッド（Ａ）　（Ｂ）は異なるアジマス角を有し、それ
ぞれ図示しない回転ディスクζ二１８０°の位置関係を
もって取付けられており、交互に、１フイールドのビデ
オ信号および音声信号の記録再生を行なう。

ヘッド囚（Ｂｌで再生された信号は、それぞれ前置増幅
器側（１２で増幅された後、切換回路（Ｉ□□□の入力
端子に導かれる。切換回路（Ｉ３）は、端子（１４）よ
り入力されるヘッド切換パルスにより駆動され、テープ
をトレースしている方のヘッドの前置増幅器側に切換え
られる。切換回路住３）の出力は増幅器０５）で増幅さ
れた後、ますＡトランク音声バンドパスフィルタ０６）
によってＡトラックより再生されたＦＭ音声信号が抽出
され、またＢトラック音声バンドパスフィルタ（１７）
によってＢトラックより再生されたＦＭ音声信号が抽出
され、さらにバイパスフィルタμ印によりＦＭ輝度（４
号が取出される。ＡトラックＦＭ音声信号は、Ａ）ラッ
ク音声検波器（１９１で検波され。

切換回路（２０）の一方の入力端に導かれ、Ｂ）ラック
ＦＭ音声信号は、Ｂ）ラック音声検波器Ｃυで検波され
、切換回路（２０）の他方の入力端に導かれる。切換回
路（２０）の出力は出力端子（２６１に導かれる。また
Ｆ　Ｍ輝度信号は、エンベロープ検波器（２りで検波さ
れ。

さらに判別回路（ハ）で、その検波出力レベルが所定レ
ベル以下である部分が判別される。判別回路（層からは
そのレベル低下の開始と回復のタイミングでパルスが出
力され、それがフリップフロップ回路（２４）のセット
端子に加えられる。このフリップフロップ回路Ｃ７４）
のリセット端子（川には、ヘッド切換パルスが波形整形
回路（ハ）を介して加えられる。波形整形回路（２っけ
、ヘッド切換パルスの立上り、立下がりの両タイミング
で発生するパルスを出力する。

次に第３図、第４図を参照して第２図の回路の動作を説
明する。

第３図はアジマス記録方式の２ヘンドヘリ力ルスキヤン
ＶＴＲの記録済テープパターンを示す。図−−Ｑシ において、（５）（Ｂ）はそれぞれ第１図にボす囚（Ｂ
）で記録された記録トランクを示す。（ＣＴ）はコント
ロール信号の記録されたトランクである。（ＳＴ）は音
声専用のトランクで従来同様固定ヘッドにより音声信号
を記録再生することもできる。矢印（Ｔ）はテープ走行
方向、矢印−はヘッドの回転方向を示す。

以上のようなテープを、記録時の速度の２倍の速度で走
行させながら、なおかつコントロール信号を再生して２
その走行位相を制御すると、ヘッド囚（Ｂ）は第３図太
線で示すようにトレースする。

すなわちヘッド（Ｂ）は（ｂｌ）に示すように、トラッ
ク（Ｂ）からトレースを開始し、ＩＶ（Ｖは垂直走査期
間）後のトラック囚でトレースを終了する。−次のヘッ
ド囚は（ａｌ）に示すように１本間をおいたトラツク（
Ｂ）からトレースを開始し、１■後のトラック囚でトレ
ースを終ｒする。次のヘッドＣＢ）は（ｂ２）に示すよ
うにトレースする。すなわちヘッド（Ａ）　（Ｂ）どち
らもトラック（Ｂ）からトレースを開始したとすると、
隣りの１Ｖ後のトラック（５）でトレースを終了する。

したがって再生したＦＭ輝度信号のエンベロープは第４
図（、）に示すように、アジマス損失のため（ｂｌ）　
（ｂ２）のトレースでは除々にレベルが低下し、（ａｌ
）　（ａ２）のトレースではレベルが低い状態から除々
に高くなってくる。またＦＭ音声４Ｍ号のレベルも第４
図（ｆ）　（ｇ）に示すように変化する。第４図゛（ｆ
）はＢトラックバンドパスフィルタ昭）の出力！第４図
（ｇ）はＡトラックバンドパスフィルタ（１６）の出力
をそれぞれ示す。すなわちＢトランクバンドパスフィル
タ（１７）の出力は（ｂｌ）（ｂ２）　）レース期間で
ほぼ最大レベルから最小レベルに変化し、次の（ａｌ）
トレース期間ではアジマス損失により、それより低いレ
ベルで同様に低下する方向に推移する。またＡトラック
バンドパスフィルタ（１６）の出力は（ａｌ）（ａ２）
　）レース期間で最小レベルから最大レベルに変化し、
（ｂｌ）（ｂ２）　）レース期間ではアジマス損失によ
り、それより低いレベルで同様に高くなる方向に推移す
る。これらバンドパスフィルタ（＋６＋　（１７）の出
力は検波された後切換回路（２０）において、第４図（
ｂ）に示すヘッド切換パルスによって切換えられる。

したがってその出力はＦＭ輝度信号とほぼ同様にレベル
が変化し、　（ｂｌ）（ｂ２）　）レースから（ａｌ）
（ａ２）トレースに切換わる付近において雑音が増加す
る。

：しかしながらその雑音の発生する期間上記ヘッド切換
パルスによって切換え選択されるトラックとは異なる側
のトラックの再生信号を見るとアジマス損失によるレベ
ルの低下は多少あるものの相当レベルの信号が得られて
いることがわかる。したがってトレースの途中で再生信
号の切換えを行なうようにすれば雑音の少ない音声信号
が得られる。

その切換えのタイミングはＦＭ輝度信号のエンベロープ
のレベルを判別して行なう。これはＦＭ輝度信号の周波
数が高くアジマス損失現象がより明確に現われるためで
ある。

すなわちエンベロープ検波器（２りのレベルを判別回路
（２）で判別し、所定レベル以下となる範囲で７１イレ
ベルとなる第４図（Ｃ）に示すパルスを発生させる。さ
らに第４図（ｄ）のようにそのパルスの立上がり、立下
がりでパルスを発生させ、それを出力パルスとしフリッ
プフロップ回路（２）にセットパルスとして印加する。

一方波形整形回路（２５１によって。

第４図（ｅ）に示すようにヘッド切換パルスの立上がり
、立下がりでパルスを発生させ、これをフリツ“プフロ
ツプ回路１例にリセット信号として加える。

そしてこのフリップフロップ回路鉋）のＱ出力信号を切
換信号として切換回路（２０）に印加する。

その結果、トレース（ｂｌ）の開始点において、（ｅ）
パルスによつ゛〔フリップフロップ回路（２４）カリセ
ットされ切換回路（２０はＢトラック音声検波器（２υ
側に切換えられ２次の（ｆ）パルスでフリップフロップ
回路（２４）がセットされ切換回路（２υはＡトラック
音声検波器（１９）側に切換えられる。さらに次の（ｅ
）パルスで再び反転してＢトラック音声検波器（２０が
選択され以後その繰返しである。

したがって切換回路（２ｆ）から得られる信号は第２図
（ｈ）に示すレベルの信号を検波したものとなり、雑音
はほとんど発生しない。

なお以上の実施例ではアジマス記録方式の２へラドヘリ
カルキャン型ＶＴＲを例にとって説明したが、この発明
はそれに限定されることはなくトランク間にガタドパン
ドを設けてクロストークを減少させる方式のＶＴＲにも
摘要できる。

〔発明の効果〕

以上述べたようにこの発明によれば、音声信号を２つの
異なる周波数の搬送波を用いて周波数変調し、それらを
交互に１■ごとにビデオ信号に重畳して同一トランクに
記録し、これを再生するＶＴＦＬにおいて、記録時と異
なる速度でテープを犬 走行させ音声の再生を行なう場合に、トラック箋り換え
点で１ｖ後の信号と入れ換えるようにしたので雑音の少
ない音声信号が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、Ｆ’Ｍ音声信号と低域変換色信号およびＦＭ
輝度信号の周波数帯域関係を説明するための特性図、第
２図はこの発明に係る磁気録再生装置の要部の一実施例
を示す回路ブロック図、第３図は磁気テープのパターン
を示すパターン図。 第４図は第２図の動作を説明するための特性図である。 　　− （Ａ）（Ｂ）・・・ヘッド、　（＋４）・・・ヘッド切
換信号入力端子（２４）・・・フリッププロップ回路 （７３１７）代理人　弁理士　則　近　憲　佑（ほか１
名） 第２図 第４図 ＼ＬＪ／

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 回転円板に固定された〜ラドによって、第１および第２
   の周波数の搬送波を用いて周波数変調された音声信号を
   ビデオ信号と一諸に１トラツク１フイールドで、かつ隣
   接トラック間で前記搬送波周波数が異なるように記録し
   た磁気テープを記録時と異なる速度で走行させながら前
   記ヘッドで再生ずる際、ヘッドがトラックを乗り越える
   付近で再生音声信号を１垂直走査期間後の再生音声信号
   と入れ換える手段を有したことを特徴とする磁気録画再
   生装置。