JPS6245285Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6245285Y2
JPS6245285Y2 JP3309481U JP3309481U JPS6245285Y2 JP S6245285 Y2 JPS6245285 Y2 JP S6245285Y2 JP 3309481 U JP3309481 U JP 3309481U JP 3309481 U JP3309481 U JP 3309481U JP S6245285 Y2 JPS6245285 Y2 JP S6245285Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
track
signal
recording
pilot
magnetic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP3309481U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57146215U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP3309481U priority Critical patent/JPS6245285Y2/ja
Publication of JPS57146215U publication Critical patent/JPS57146215U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6245285Y2 publication Critical patent/JPS6245285Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は磁気記録再生装置に係り、情報トラツ
ク間によりガードバンドを設けて磁気記録する際
に、ガードバンドにパイロツト信号を記録するこ
とにより、再生時に磁気ヘツドが情報トラツクの
中央を正確にトレースすることができるようにし
た磁気記録再生装置を提供することを目的とす
る。
一般に、高密度磁気記録化の要請から、磁気記
録のトラツク幅は非常に狭いもの(20μm以下)
になつてきている。これよりさらに幅の狭いトラ
ツク(5〜10μ)ではアジマス角を設けてアジマ
スロスによる隣接トラツクからのクロストークを
除去するような記録方式を適用しても、トラツク
幅が非常に狭いためアジマスロスがあまり大きく
ならず、クロストークの影響を受け易い。そこで
その対策としてトラツクの両側にガードバンドを
設けてクロストークの影響を少くしている。他
方、従来のパイロツト方式によるトラツキング制
御では1つの磁気ヘツドにより第1図に示すごと
くトラツク内へ情報信号とともに周波数の異なる
パイロツト信号p1,p2,p3を重畳して記録
している。このような記録方式において、ガード
バンドaを設けた場合、磁気ヘツドがトラツキン
グエラーによりトラツク中央からずれてガードバ
ンド上にまたがつても、(第1図のA,C)ずれ
についての情報は検出できない。ヘツドのずれが
隣接トラツクに接するようになつてはじめて、隣
接トラツクのパイロツト信号p1,p3,の影響
によりずれの検出が可能になる。このように従来
のパイロツト方式におけるトラツキング制御装置
では、トラツクの両側にガードバンドを設ける
と、磁気ヘツドがトラツクの中央を正確にトレー
スすることができないという欠点があつた。さら
にガードバンドを設けるため情報信号記録用のヘ
ツドの幅をかなり精度よく管理しなくてはならず
超狭幅トラツクにおいては加工技術上困難である
という欠点があつた。
本考案は上記欠点を除去したものであり、以下
図面と共にその一実施例につき説明する。第2図
に示す如く回転ドラム3パイロツト信号を記録す
る磁気ヘツド1,1′が互いに180゜対称位置に配
置され、映像信号を記録する磁気ヘツド2,2′
も互いに180゜対称位置で、かつ磁気ヘツド1,
1′の後側に近接して配置される。
第3図イ及ロは、磁気ヘツド1,1′で記録さ
れるパイロツト信号トラツクと磁気ヘツド2,
2′で記録される映像信号トラツクとのトラツク
パターンを示す。トラツクパターンの描き方には
第3図イとロの2通りが考えられる。
同図イのようなトラツクパターンを描くために
は、磁気ヘツド1,1′の幅はトラツクピツチA
の幅より等しいか広くし、磁気ヘツド2,2′の
幅は映像信号トラツクの幅Bと等しくし、磁気ヘ
ツド1,1′,2,2′の端面aがテープ進行方向
側のトラツクの縁部で同一になるような位置関係
で磁気ヘツド1,1′,2,2′を回転ドラム3に
配設する。
一方、同図ロのようなトラツクパターンを描く
ためには、磁気ヘツド1,1′の幅はトラツクピ
ツチAの幅より等しくか広くし、磁気ヘツド2,
2′の幅は映像信号トラツクの幅Bと等しいかや
や広くし、磁気ヘツド1,1′,2,2′の端面a
がテープ進行方向とトラツクの縁部でガードバン
ドの幅に相当する高さ差を持つような位置関係
で、磁気ヘツド1,1′,2,2′を回転ドラム3
に配設する。
上記の如く磁気ヘツド1,1′,2,2′が回転
ドラム3に配置されると、まず、磁気ヘツド1に
より今まで記録された信号が消去されパイロツト
トラツクP0に周波数p1のパイロツト信号が記録
されていく。そのすぐ後に、磁気ヘツド2により
トラツクA0に映像信号が記録されていく。さら
に、磁気ヘツド1′により今まで記録された信号
が消去されパイロツトトラツクP0′に周波数p2
のパイロツト信号が記録されていく。そのすぐ後
に磁気ヘツド2′によりトラツクB0に映像信号が
記録されていく。
こうして、順次パイロツト信号トラツクP0
P0′,P1,P1′…の上にパイロツトトラツクピツチ
より狭い幅の映像信号トラツクA0,B0,A1,B1
…が重畳記録されていくことになる。
このようにトラツクピツチ幅以上の幅のヘツド
1,1′によりパイロツト信号が記録された後、
映像信号が記録されるので映像信号記録用のヘツ
ド2,2′の幅は従来例のようにガードバンドを
形成するために厳しく管理する必要はなくなる。
次に第4図に示す記録系のブロツク図を説明す
る。入来した映像信号は記録用信号処理回路6に
よりFM変調されて、第1のヘツド2を介して磁
気テープ4上に記録される。又、同時に映像信号
はパイロツト信号発生回路7へ入力される。パイ
ロツト信号発生回路7は、入力された映像信号
中、垂直同期信号,水平同期信号あるいはカラー
バースト信号等を分離しこれらの信号周波数に基
づいてフエーズロツクドループ等により周波数
p1,p2のパイロツト信号を生成する。ここでも
し、パイロツト信号発生回路7内で発振器等によ
り固定周波数のパイロツト信号を発生するとすれ
ば、記録時と再生時との間にテープスピードのず
れが生じて周波数が変化した場合、再生時に固定
周波数バンドパスフイルターによつて正しくパイ
ロツト信号周波数が検知されなくなることがあ
る。よつて、記録時にはパイロツト信号周波数は
上記の如く映像信号中の信号周波数に基いて作成
され、再生時には、映像信号用の中の信号周波数
に基き通過中心周波数が制御される様構成された
スイツチドキヤパシタバンドパスフイルタ等のバ
ンドパスフイルターを用いて理想的に検知される
のである。
ここで、パイロツト信号に使用される周波数帯
域は、FM変調されたY信号と低域変換色信号と
の間、又はそれより下の映像信号で使わない周波
数帯より2周波を選択する。又、パイロツト信号
はドラムパルスによりヘツドの回転に同期して切
換えられることにより、第5図のように1トラツ
クおきごとに異る周波数p1,p2のパイロツト
信号が磁気ヘツド1,1′によつて、磁気テープ
4上のパイロツトトラツクP0,P0′,P1,P1′…に
記録される。一方映像信号は、記録用信号処理回
路6によりFM変調されて、磁気ヘツド2,2′
によつて、映像信号トラツクA0,B0,A1,B1
…に記録される。
次に、再生時には、第6図に示される如く再生
ヘツド8より入来した映像信号とパイロツト信号
はプリアンプ9を経て再生用信号処理回路10,
p1検出回路12,p2検出回路13へ入力され
る。再生信号処理回路10ではバンドパスフイル
タにより映像信号のみ取りだしFM復調されて映
像出力端子11より出力される。
一方、p1検出回路12を通過した周波数p1
のパイロツト信号とp2検出回路13を通過した
周波数p2のパイロツト信号とは、トラツクずれ
検出回路14へ入れられる。トラツクずれ検出回
路14は2つの周波数p1,p2の信号レベルを
比較し、そのレベル差をドラムパルスに同期して
トラツクずれ出力端子15より出力する。
このようにして、本装置ではアジマスロスによ
るクロストーク改善を期待できないような超狭幅
トラツクで、ガードバンドによりクロストーク改
善を行う方式においても正確にトラツキング制御
できる。なおパイロツト信号の記録レベルを十分
大きくするか、又は映像信号で使用しない様な極
めて高い周波数のバイアス信号と重畳してパイロ
ツトを記録する様にすればパイロツト記録ヘツド
は回転イレーズヘツドとしての機能を備えること
になる。
上述の如く本考案になる磁気記録再生装置は磁
気記録媒体にトラツキング制御用のパイロツト信
号を記録する第1の磁気ヘツドと、該第1の磁気
ヘツドの幅より小なる幅を有し該第1の磁気ヘツ
ドの記録の後から情報信号を前記パイロツト信号
上に重畳記録する第2の磁気ヘツドとを設け、該
第2の磁気ヘツドは前記第1の磁気ヘツドにより
記録されたパイロツト信号のトラツクの一部を残
して情報信号トラツクを形成するようにしたた
め、超狭巾トラツクでクロストーク改善の為のガ
ードバンドを設けた場合でも再生時には正確に情
報信号トラツクをトレースすることができ、情報
信号記録用の磁気ヘツドの幅を厳しく管理しなく
ても正確にパイロツト信号が記録されたパイロツ
トトラツクを形成することができる等の特長を有
する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のパイロツト方式によるトラツキ
ングの図、第2図は本考案の一実施例の回転ヘツ
ドの図、第3図イ,ロは第2図の2つのヘツドの
トラツク上の相対的位置関係図、第4図は本考案
の一実施例の記録系ブロツク図、第5図は第3図
ロに示す様にして形成されたトラツクパターン、
第6図は本考案の一実施例の再生系ブロツク図で
ある。 1,2……記録ヘツド、3……回転ドラム、4
……磁気テープ、5……映像信号入力端子、6…
…記録用信号処理回路、7……パイロツト信号発
生回路、8……再生ヘツド、9……プリアンプ、
10……再生信号処理回路、11……映像信号出
力端子、12……p1検出回路、13……p2
出回路、14……トラツクずれ検出回路、15…
…トラツクずれ検出出力端子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 磁気記録媒体にトラツキング制御用のパイロツ
    ト信号を記録する第1の磁気ヘツドと、該第1の
    磁気ヘツドの幅より小なる幅を有し該第1の磁気
    ヘツドの記録の後から情報信号を前記パイロツト
    信号上に重畳記録する第2の磁気ヘツドとを設
    け、該第2の磁気ヘツドは前記第1の磁気ヘツド
    により記録されたパイロツト信号のトラツクの一
    部を残して情報信号トラツクを形成することを特
    徴とする磁気記録再生装置。
JP3309481U 1981-03-10 1981-03-10 Expired JPS6245285Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3309481U JPS6245285Y2 (ja) 1981-03-10 1981-03-10

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3309481U JPS6245285Y2 (ja) 1981-03-10 1981-03-10

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57146215U JPS57146215U (ja) 1982-09-14
JPS6245285Y2 true JPS6245285Y2 (ja) 1987-12-03

Family

ID=29830461

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3309481U Expired JPS6245285Y2 (ja) 1981-03-10 1981-03-10

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6245285Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57146215U (ja) 1982-09-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1220548A (en) Method and apparatus for recording a digital information signal
EP0113986B1 (en) Methods of and apparatus for recording a digital information signal
CA1300747C (en) Method and apparatus for recording a digital signal
CA1143469A (en) Method of recording information and tracking signals and apparatus for carrying out the method
KR900006307B1 (ko) 다중 기록형 자기 기록 재생 장치
JPS629552A (ja) 信号再生装置
US3549797A (en) Track alignment system in slant-track video tape recorder
JPS6245285Y2 (ja)
CA1183603A (en) Apparatus and method for determining read head position
JPS6011507B2 (ja) 記録再生装置
JPS5813973B2 (ja) 回転ヘッド型磁気録画再生装置の調整方法
JP2644594B2 (ja) トラッキング制御方法
JP2501315B2 (ja) 磁気記録再生装置
JPH02240855A (ja) 磁気記録再生方法および磁気記録再生装置
JPH02267712A (ja) 回転ヘッド型磁気記録再生装置
JPS6028020A (ja) 情報記録再生装置
JPS60143402A (ja) 磁気記録方法
JPH0334606B2 (ja)
JPH03127353A (ja) トラッキング制御装置
JPS60170055A (ja) 回転ヘツド方式の情報信号記録再生装置
JPS6135614B2 (ja)
JPH0469849A (ja) トラッキング方式
JPH0664788B2 (ja) 情報信号再生装置
JPH0334607B2 (ja)
JPH01179251A (ja) 情報信号再生装置