JP2834275B2 - 自動トラッキング装置 - Google Patents

自動トラッキング装置

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  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、特殊再生時におけるヘリカルスキャン型再
生装置に関し、特に、可変速再生時における自動トラッ
キングシステムに関する。
〔従来の技術〕
従来技術の自動トラッキング方法として、再生ヘッド
から検出されるRF信号を包絡線検波し、その検波出力の
再生信号をサンプリングし、そのサンプリング値を順
次、前サンプリング値と比較し、その結果、再生信号が
増大する方向に再生ヘッドを変位させる頂点保持方法が
ある。この種の装置として関連するものが、特公昭63−
13630号公報に示されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術は、記録ヘッド間の特性差や記録ヘッド
取付け位置ずれについて考慮がされていなかった。
例えば、第3図(a)のような記録、再生ヘッドすべ
てが同じ構成(例ばダブルアジマス構成)で、再生ヘッ
ドを、電気機械変換素子などの駆動素子を介して、駆動
素子に適正な駆動信号を印加することにより、トラック
幅方向に変位させ自動トラッキングを行なう場合、1つ
の再生ヘッドに着目すると、どちらの記録ヘッドで記録
されたトラックパターンA,Bでも再生することが可能と
なり、記録ヘッド1と記録ヘッド2との間に特性差やシ
リンダ6への取付け位置ずれがあると第3図(c)のよ
うに記録時の段階で、トラックパターンA,Bの再生信号
にレベル差Xを生じる。
通常再生においては、上記従来技術により自動トラッ
キング制御を行う場合、前記のトラックパターンA,Bと
再生ヘッド3,4のトレースは一対一に対応するため、前
記のレベル差Xは問題にならないが、可変速再生のよう
にテープ速度が記録時のテープ速度と異なると(例えば
第4図(a)のようにテープ速度が1.5倍速である
と)、テープと再生ヘッドの相対速度の関係からトレー
スCになる。これを図1のCにG磁気ヘッド52によりテ
ープ速度情報としてキャプスタン回転信号を検出し、第
1図のトレース傾斜角パターン発生器53により第4図
(b)のような適正な印加電圧を増幅器48で、増幅して
再生ヘッドに印加することにより、記録トラック傾斜角
とトレース傾斜角が一致するようなトレースDになるよ
う再生ヘッドをトラック幅方向に変位させなければなら
ない。これにより第4図(c)のように傾斜角は一致す
るが、トラックスキップをすることにより、実線トレー
スの再生ヘッドに着目すると、通常再生とは異なり、異
なる記録ヘッド1,2によって記録された記録レベルの異
なる2種類のトラックA,Bを再生することになる。この
ような可変速再生時に上記従来技術により自動トラッキ
ング制御を行うと上記レベル差Xをトラッキングずれに
よるものと誤認し、誤制御する問題があった。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明では、以下の構成
とする。すなわち、 複数の回転ヘッドを備えてなり、テープ上に平行状に
トラックを形成して信号が記録され、再生された信号か
らトラッキング情報を検出して自動的にトラッキングを
行うヘリカルスキャン型記録再生装置の自動トラッキン
グ装置であって、 再生時において、再生信号の振幅情報を検出するレベ
ル検出手段と、前記レベル検出手段の情報を用いて、前
記複数の回転ヘッドのうちのいずれの回転ヘッドで記録
されたトラックかを判別する記録ヘッドの判別手段と、
前記判別手段の判別結果を用いて、同じ回転ヘッドで記
録されたトラックにおいて再生信号の振幅情報を所定の
時間に渡って平均化する平均化手段と、前記平均化手段
の出力を記憶する記憶手段とを有し、 前記平均化手段からの出力を、前記記憶手段に記憶さ
れている前回の平均化手段の出力と比較する比較手段
と、前記比較手段における比較結果を用いてトラッキン
グ方向を判別する方向判別手段と、トラッキング量を増
減させるためのトラッキング量可変手段と、を備えるこ
とにより自動的にトラッキング制御を行う構成とする。
さらに前記ヘリカルスキャン型記録再生装置のテープ
走行速度が、記録時と再生時で異なる構成とする。
〔作用〕
記録トラック判別器は、記録ヘッド間の特性差による
再生信号レベルの異なる記録トラックを分離する。
おのおの記録トラックに対応したトラックカウンタは
再生信号の平均化をするとき振り分けられた回数を与え
る。
加算器と平均化演算器は、おのおの記録トラックに対
応した再生信号の加算データと上記のトラックカウンタ
により再生信号の平均値を与える。
トラックウンタ大小判別器は上記のトラックカウンタ
の大小を判別することにより、どちらのトラックの再生
信号により自動トラッキングを行うか判別することによ
り記録ヘッド間の特性差による再生信号レベル差を分離
でき、純粋にトラッキングずれによる再生信号レベル差
だけにより自動トラッキングができるようになる。
あるいは、他の手段による作用として、 乗算器は、記録トラック判別後の一方の記録トラック
の再生信号に対して、上記のレベルの異なる再生信号の
比率を乗算し、他方の再生信号と同じレベルにすること
により記録ヘッド間の特性差による影響をなくし、上記
の特性差による自動トラッキングの誤動作を防止する。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図により説明する。1,
2は対向する記録ヘッド、3はCHφ側の再生ムービング
ヘッド、4はCH1側の再生ムービングヘッド、5は磁気
テープ、6はシリンダ、7,8は信号処理系、9,10はA/D変
換器、11,12は記録トラック判別器、13はリファレンス
信号発生器、14,15,16,17は各記録ヘッドに対応したト
ラックカウンタ、18,19,20,21は再生信号加算器、22,23
はヘッド切換え信号(HSW)カウンタ比較器、24はCHφ
側のトラックカウンタ大小判別器、25,26はCHφ側の各
トラックに対応する平均化演算器、27はCH1側のトラッ
クカウンタ大小判別器、28,29はCH1側の各トラックに対
応する平均化演算器、30,31,32,33はスイッチ、34,35は
平均化データの大小判別器、36,37はCHφ側の各記録ト
ラックの前回の平均化データメモリ、38はトラッキング
方向判別器、39はトラッキング方向逆転器、40,41はCH1
側の各記録トラックの前の平均化データメモリ、42はト
ラッキング方向判別器、43はトラッキング方向逆転器、
44,46はΔトラッキング量増加器、45,47はΔトラッキン
グ量減少器、48は制御信号増幅器、49はHSWカウンタ、5
0はHSW検出用磁気ヘッド、51は電気機械変換素子、52は
CFG磁気ヘッドである。
再生ヘッド3のCHφ側と再生ヘッド4のCH1側の制御
処理は同一処理であるため、以下CHφ側の制御処理につ
いてのみ説明する。また、テープ速度は1.5倍速の可変
再生とする。
再生ヘッド3により検出した再生信号を信号処理7に
より、記録時にあらかじめテープに記録してあるディジ
タル信号のフィールド信号と包絡線検波した再生信号に
分け、検波再生信号をA/D変換器9によりA/D変換する。
次に記録トラック判別11により、頂点保持方法による自
動トラッキング制御の誤制御の原因となる記録ヘッド1,
2の特性差に起因するレベル差のある検波した再生信号
を分離する。これを図5を用いて説明する。
第5図はテープ速度1.5倍速時の再生ヘッド3(実線
トレース),4(破線トレース)のトレース軌跡であり、
図中のAトラックは記録ヘッド1により、Bトラックは
記録ヘッド2により記録されたトラックパターンとす
る。また図5は1フィールド/1トレース構成で、それぞ
れの記録トラック上にはHigh−Lowのフィールド信号が
記録されている。
ここで、記録されているフィールド信号は、2つの記
録ヘッドで記録された再生レベルの異なる2種類のトラ
ックパターンにも対応しているので、フィールド信号の
極性を判別することにより、トレースされる上記の2種
類の記録トラツクの分離が可能となる。また、D−2方
式のような1フィールドがマルチトラック構成である場
合、第1図のリファレンスセグメント13により、1フィ
ールド中の何番目を再生しているかがわかる。これと再
生フィールド信号の極性を判別することにより、上記の
記録トラック判別が可能となる。
次に、振り分けされた記録トラックA,Bの再生信号
を、HSWカウンタが所定の回数になるまで、それぞれの
トラックカウンタ14,15に振り分けカウントし、順次、
ディジタル量の再生信号を加算器18,19により加算す
る。
HSWカウンターが所定の回数になったかどうかをHSWカ
ウンター比較22により判断し、所定の回数となったと
き、それぞれのトラックにおいて平均化演算(加算デー
タ/トラックカウンタ)を行う。
例えば、第5図ではHSWカウンターの所定回数が5回
で、前記のフィールド信号より、Aトラックのトレース
が1,3,5のトレースの3回、Bトラックのトレースが2,4
のトレースの2回に振り分けられる。これをそれぞれの
回数に応じて平均化する。
次に、A,Bトラックカウンタの大小判別24により、A
トラックカウンタ14とBトラックカウンタ15の大小判別
を行い、振り分け回数の多い方の再生信号の平均化デー
タ(第5図ではAトラックの再生信号平均化データ)と
メモリされている前回の同じトラックの再生信号データ
36,37を用いて平均化データ大小比較器34と、トラッキ
ング方向逆電器39、トラッキング方向判別器38、Δトラ
ッキング増減器44,45により、頂点保持方法による自動
トラッキング制御を行う。
上記技術は、記録ヘッドの特性差による再生信号のレ
ベル差で誤トラッキングする頂点保持方法による自動ト
ラッキング制御を、レベル差のあるAトラックとBトラ
ック間では比較しないようにし、純粋にトラッキングず
れによる再生信号レベル差のみにより自動トラッキング
を行う。
第2図は本発明による磁気記録再生装置の他の実施例
を示すブロック図であって、第1図に対応する部分には
同一符号をつけて重複する説明を省略する。100,101は
乗算器、102,103は加算器、104,105は平均化演算器、10
6,107は前回の平均化データメモリである。
前述の実施例の場合と同様にCHφ側の制御処理につい
て説明する。
再生ヘッド3により検出した再生信号を信号処理7に
より、記録時に映像情報と一緒に記録したフィールド信
号と包絡線検波した再生信号とに分け、検波再生信号を
A/D変換器9によりA/D変換する。記録トラック判別器11
により、第3図(b)の記録トラックAの再生信号と記
録トラックBの再生信号とを判別し、記録ヘッド間の特
性差等によるトラックA,Bの再生信号レベル差Xを除去
するために記録トラック間の再生信号比率Mを乗算器10
0により一方の記録トラックの再生信号(第2図中では
トラックBの再生信号)に乗算する。
次に加算器102によりトラックAの再生信号と乗算し
たトラックBの再生信号をHSW信号の所定回数の間、加
算し、HSW信号のカウントが所定回数に達したとき、平
均化演算器104により平均化をする。
また、上記データとメモリされた前回の平均化データ
とにより頂点保持方法による自動トラッキング制御を行
う。
〔発明の効果〕
本発明によれば、記録ヘッド間の特性差や記録ヘッド
の取付け位置ずれによって起こる2つの記録ヘッドに対
応する記録トラックの再生信号レベル差をトラッキング
ずれとして誤制御するのを改善できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図は
本発明の他の実施例を示すブロック図、第3図は本発明
の発明要因となった2つの記録ヘッドの特性差等による
再生信号レベル差の説明図、第4図は可変速再生時の再
生ヘッドトレース軌跡を説明する図、第5図は記録トラ
ック判別方法の説明図である。
フロントページの続き (72)発明者 稲場 雄二 東京都港区西新橋2丁目15番12号 株式 会社日立製作所家電事業部ハイビジョン 戦略開発本部内 (56)参考文献 特開 平1−236448(JP,A) 特開 昭64−55772(JP,A) 特開 平2−44514(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11B 5/588

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の回転ヘッドを備えてなり、テープ上
    に平行状にトラックを形成して信号が記録され、再生さ
    れた信号からトラッキング情報を検出して自動的にトラ
    ッキングを行うヘリカルスキャン型記録再生装置の自動
    トラッキング装置であって、 再生時において、 再生信号の振幅情報を検出するレベル検出手段と、 前記レベル検出手段の情報を用いて、前記複数の回転ヘ
    ッドのうちのいずれの回転ヘッドで記録されたトラック
    かを判別する記録ヘッドの判別手段と、 前記判別手段の判別結果を用いて、同じ回転ヘッドで記
    録されたトラックにおいて再生信号の振幅情報を所定の
    時間に渡って平均化する平均化手段と、 前記平均化手段の出力を記憶する記憶手段とを有し、 前記平均化手段からの出力を、前記記憶手段に記憶され
    ている前回の平均化手段の出力と比較する比較手段と、 前記比較手段における比較結果を用いてトラッキング方
    向を判別する方向判別手段と、 トラッキング量を増減させるためのトラッキング量可変
    手段と、 を備えることにより自動的にトラッキング制御を行うこ
    とを特徴とする自動トラッキング装置。
  2. 【請求項2】請求項1の自動トラッキング装置におい
    て、 前記ヘリカルスキャン型記録再生装置のテープ走行速度
    が、記録時と再生時で異なることを特徴とする自動トラ
    ッキング装置。
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