JP3407499B2 - 磁気記録再生装置及び磁気記録再生方法 - Google Patents

磁気記録再生装置及び磁気記録再生方法

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JP3407499B2 JP24684495A JP24684495A JP3407499B2 JP 3407499 B2 JP3407499 B2 JP 3407499B2 JP 24684495 A JP24684495 A JP 24684495A JP 24684495 A JP24684495 A JP 24684495A JP 3407499 B2 JP3407499 B2 JP 3407499B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気テープに対してデ
ジタルビデオ信号やデジタルオーディオ信号等を記録・
再生する装置に関し、より詳細には、ATF(Auto
maticTrack Finding)エラーの極性
を判別し、ATFサーボの引込み時間の短縮を図る技術
に関する。
【0002】
【従来の技術】複数の回転磁気ヘッドにより磁気テープ
に対してデジタルビデオ信号やデジタルオーディオ信号
等の情報信号と共にATFパイロット信号を記録・再生
する磁気記録再生方法が提案されている。
【0003】図10はこのような磁気記録再生方法にお
けるトラックパターンとATFパイロット信号との関係
を示し、図11は図10のトラックにおけるATFパイ
ロット信号の周波数スペクトルを示す。
【0004】図10及び図11に示すように、トラック
F1とF2ではそれぞれ周波数f1とf2のパイロット
信号が記録されている。これに対して、トラックF0で
は、周波数f1とf2の成分のノッチが形成されてい
る。これらの周波数f1とf2のパイロット信号及びノ
ッチは、記録するデジタル信号等をチャネルエンコーダ
において24−25変換することにより付与する。そし
て、再生時には、トラックF0を再生したヘッドが隣接
するトラックF1,F2のパイロット信号f1,f2の
クロストーク成分が同じレベルになるようにトラッキン
グ制御を行う。
【0005】図12に図10の各トラックのフォーマッ
トを示す。図12において、トラックの左端がヘッド入
口(突入)側であり、右側がヘッド出口(離間)側であ
る。そして、トラックの左端部から順に、ITIエリ
ア、オーディオデータの記録エリア、ビデオデータの記
録エリア、サブコードデータの記録エリアが設けられて
いる。これらのデータ記録エリアの内容はアフレコによ
って書き換えることが可能である。なお、トラックの右
端部に設けられているオーバーライトマージン、及びデ
ータエリアの間に設けられているIBG(インターブロ
ックギャップ)には、データが記録されない。
【0006】前記したように、パイロット信号成分及び
ノッチは記録データを24−25変換することにより付
与するが、ITIエリアにおいてこれらの成分の再生レ
ベルが高くなるように処理されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前述したよ
うな基本構成の磁気記録再生方法においてトラッキング
制御を実現するための新規で有用な装置及び方法を提供
するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明は、第1のチャンネルの磁気ヘッドにより記
録・再生される第1のトラックと第2のチャンネルの磁
気ヘッドにより記録・再生される第2のトラックを交互
に配置すると共に、記第1のトラックには第1の周波数
のパイロット信号と第2の周波数のパイロット信号とが
トラック単位で交互に記録され、第2のトラックには第
1又は第2の周波数のパイロット信号のいずれも記録さ
れていないフォーマットを有する磁気記録再生装置及び
磁気記録再生方法であって、第2のトラックの再生時に
両側の第1のトラックから再生される第1、第2の周波
数のパイロット信号成分のレベル差に応じたエラー信号
を検出すると共に、第1のトラックの再生時に第1のト
ラックから再生される少なくとも第1又は第2の周波数
のパイロット信号のレベルを用いて前記エラー信号の極
性を判別し、この極性の判別されたエラー信号に応じて
トラッキング制御を行うことを特徴とするものである。
【0009】ここで、第1のトラックには、所定のエリ
アからの再生されるパイロット信号のレベルが相対的に
高くなるように記録されており、このエリアから再生さ
れるパイロット信号のレベルを用いて極性を判別するよ
うに構成してもよい。
【0010】また、第1のトラックから再生される信号
の所定の区間を遮断して基準レベルを得ると共に、この
基準レベルと第1のトラックから再生される第1又は第
2の周波数のパイロット信号のレベルとの大小関係か
ら、前記エラー信号の極性を判別すれば、より迅速に極
性判別が行える。
【0011】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態について
図面を参照しながら詳細に説明する。図1は本発明を適
用した磁気記録再生装置の要部の構成を示すブロック図
である。なお、本発明は再生時のトラッキングに関する
ものであるため、再生時のブロック図を示してある。
【0012】この磁気記録再生装置は、磁気テープ1に
記録されているデジタルデータを再生する磁気ヘッドH
0,H1と、磁気ヘッドH0,H1の再生信号を増幅す
るRFアンプ2,3と、RFアンプ2,3の出力を交互
に切り換えて時系列化するスイッチSW1とを備えてい
る。
【0013】磁気ヘッドH0,H1は回転ドラム(図示
せず)の外周の180度対向した位置に設けられてお
り、互いに異なるアジマス角を持っている。そして、磁
気ヘッドH0が図10のトラックF0を走査し、磁気ヘ
ッドH1がトラックF1とF2を交互に走査するように
制御される。また、スイッチSW1は後述するマイクロ
コンピュータ5が生成するヘッド切り換え信号により回
転ドラムの回転に対応して切り換えられる。
【0014】図1の磁気記録再生装置は、さらにスイッ
チSW1を通ったRF信号からATFエラーを生成する
ATF回路4と、装置の全体の制御を行うマイクロコン
ピュータ(以下マイコンという)5と、キャプスタンモ
ータ6と、マイクロコンピュータ5が生成する速度指令
信号にしたがってモータドライブ信号を生成し、キャプ
スタンモータ6に印加するキャプスタンドライバー7と
を備えている。
【0015】マイコン5は、キャプスタンモータの回転
周波数を検出したキャプスタンFGと、回転ドラムの回
転位相を検出したドラムPGと、回転ドラムの回転周波
数を検出したドラムFGと、ATFエラーとから、速度
指令信号を生成する。また、ドラムPGとドラムFGと
から前述したヘッド切り換え信号を生成する。さらに、
ATF回路4のスイッチSW2を所定の期間オフにして
RF信号をカットするためのRFカット信号を生成す
る。以上説明したマイコン5の処理の詳細については後
述する。
【0016】ATF回路4は、入力されるRF信号をオ
ン/オフするスイッチSW2と、スイッチSW2を通っ
たRF信号から周波数f1のパイロット信号成分を取り
出すバンドパスフィルタ8と、周波数f2のパイロット
信号成分を取り出すバンドパスフィルタ9と、バンドパ
スフィルタ8の出力を整流する整流回路10と、バンド
パスフィルタ9の出力を整流する整流回路11と、整流
回路10と整流回路11の出力レベルの差をとる減算器
12と、減算器12の出力の低域成分を取り出してAT
Fエラーを生成するローパスフィルタ13とから構成さ
れている。
【0017】次に、図2のトラックパターンのヘッドと
の関係を参照しながら、本実施の形態におけるトラッキ
ング制御の基本的な考え方について説明する。本実施の
形態では、ヘッドH0がトラックF0を再生し、隣接す
るトラックF1,F2のパイロット信号f1,f2のク
ロストーク成分が等しくなるようにトラッキング制御を
行う。このとき、ヘッドH0が図のAで示す位置にある
場合には左側にF2、右側にF1であるが、図のBで示
す位置にある場合には左側にF1、右側にF2であるか
ら、ATFエラーは極性が交互に反転する。これに対し
て、ヘッドH1が走査したときのATFエラーは、図の
Cに示すようにトラックF1を走査している時には、周
波数f1のパイロット信号のレベルに対応する整流回路
10の出力が最大になり、図のDに示すようにトラック
F2を走査している時には、周波数f2のパイロット信
号のレベルに対応する整流回路11の出力が最大になる
ので、ATFエラーは交互にプラスまたはマイナスに最
大限振れる。
【0018】本実施の形態では、ヘッドH1の走査時に
最大限振れるATFエラーのレベルを用いて、ヘッドH
0の走査時のATFエラーの極性を判別する。換言すれ
ば、ヘッドH1がF1トラックとF2トラックのどちら
を走査しているのかを判別し、それにより次にヘッドH
0が走査するトラックF0の左右にF1,F2どちらの
トラックが存在するかを判別するものである。
【0019】次に、図3のタイミングチャートを参照し
ながら図1に示した装置の概略動作を説明する。ヘッド
H0,H1により磁気テープ1から交互に再生された信
号はRFアンプ2 ,3により増幅され、スイッチSW1
により時系列化される。図3(a)はスイッチSW1を
切り換えるヘッド切り換え信号であり、図3(b)は時
系列化されたRF信号である。図3(b)において、C
H0はヘッドH0の再生信号を示し、CH1はヘッドH
1の再生信号を示す。
【0020】スイッチSW1により時系列化されたRF
信号は、ATF回路4に入力され、スイッチSW2にお
いて一部の区間のRF信号がカットされた後、ATFエ
ラーが検出される。図3(c)にRFカット信号を示
し、図3(d)にATFエラーを示す。
【0021】図3(d)において、EとFはヘッドH1
から得られた最大限振れたATFエラーのITI部分に
対応する。また、図3(d)のGに示す、RFカット信
号により入力が遮断された区間はATFエラーがセンタ
ー値となり、センタートラッキングした状態と同じエラ
ー電圧を作成することができる。
【0022】前述したように、実際にトラッキング制御
に使用するのは、この図のHとJ等に示されている、C
H0のヘッドのATFエラーである。この極性は交互に
反転するので、その極性をCH1のヘッドのATFエラ
ーのレベル(E,F)とセンター値(G)を利用して判
別する。
【0023】図3(d)に示すATFエラーはマイコン
5に送られる。マイコン5は図3(e)に示すタンミン
グで前述したE、F、G、H、J等のATFエラーをサ
ンプルする。
【0024】図4はマイコン5の内部の機能を示すブロ
ックである。マイコン5は、ATFエラー取り込み部2
1と、極性判別部22と、CH0側ATFエラー算出部
23と、掛け算器24と、速度指令信号算出部25とを
備えている。
【0025】ATFエラー取り込み部21は入力される
ATFエラーを図3(e)に示したタイミングで格納す
る。このタイミングの生成は、ドラムPGとドラムFG
を基準にして内部のクロック(図示せず)をカウントす
ることで実現する。ATFエラー取り込み部21は、さ
らにヘッド切り換え信号とRFカット信号を生成する。
これらの信号のタイミングの生成も、ATFエラーを取
り込むタイミングと同様にして実現する。
【0026】図5にATFエラー取り込み部21の構成
の一例を示す。ドラム回転位相検出処理部31は、例え
ばドラムPGの立ち上がりを検出した後、最初のドラム
FGの立ち上がりのタイミングを示す基準パルスを出力
する。タイミング生成回路32は、この基準パルスのタ
イミングから内部のクロックをカウントすることによ
り、図3(a),(c),(e)に示したようなヘッド
切り換え信号、RFカット信号、及びAD変換起動信号
を生成する。AD変換回路33は、AD変換起動信号を
受けると、入力されるATFエラーをサンプルし、AD
データ格納レジスタ34に取り込む。そして、1サンプ
ル取り込む毎に取り込み終了信号を出力する。なお、図
5において、タイミング生成回路32、AD変換回路3
3、及びADデータ格納レジスタ34はマイコン5内の
回路として組み込まれており、取り込み終了信号がCP
U(図示せず)に接続され、AD変換終了時の割り込み
処理を起動できるように構成されている。
【0027】図4に示すように、極性判別部22はAT
Fエラー取り込み部21から図3(d)のE、F、G等
のADデータを受けとり、その極性を判別した結果Kを
出力する。極性判別部22の構成の例を図6及び図7に
示す。
【0028】図6は図3(d)のITI部分のATFエ
ラーのレベル(E,F等)を用いて極性を判別する処理
である。ATFエラー取り込み部21から取り込み終了
信号を受けることにより、この処理が起動される。そし
て、ATFエラー取り込み部21のADデータ格納レジ
スタ34に格納されているADデータを受け取り、それ
がCH1側のITI部分のATFエラーをサンプルした
ADデータであれば、前回読み込んだCH1側のITI
部分のATFエラーをサンプルしたADデータとの大小
比較を行い、結果Kを算出する(42)。このとき、前
回読み込んだCH1側のITI部分のATFエラーをサ
ンプルしたADデータはバッファ41に格納されている
ので、ここから読み出す。そして、結果Kを算出した
後、受け取って比較に用いたADデータを新たにバッフ
ァ41に格納する。
【0029】結果Kは、例えば今回のレベル≧前回のレ
ベルであれば1とし、今回のレベル<前回のレベルであ
れば−1とする。この値により、例えば図3(d)のE
かFかを判別できる。したがって、次のCH0側のAT
Fエラーの極性を判別できる。
【0030】図7は図3(d)のITI部分のATFエ
ラーのレベル(E,F等)とエラーセンターのレベル
(G)とを比較して極性を判別する処理である。ATF
エラー取り込み部21から取り込み終了信号を受けるこ
とにより、この処理が起動される。ATFエラー取り込
み部21のADデータ格納レジスタ34に格納されてい
るADデータを受け取り、それがCH1側のITI部分
のATFエラーをサンプルしたADデータであれば、こ
の値をバッファ41に保存して終了する。その理由は、
ITI部分のサンプルのほうがエラーセンターのサンプ
ルよりも時間的に前にあるからである。そして、時間的
に後から来るエラーセンターのADデータ取り込み終了
により起動されると、バッファ41に保存しておいたI
TI部分のATFエラーのサンプル値とエラーセンター
のサンプル値との大小比較を行い、結果Kを出力する。
ここで、結果Kは、例えば今回のレベル≧前回のレベル
であれば1とし、今回のレベル<前回のレベルであれば
−1とする。この値により、大小比較したITI部分の
サンプルが例えば図3(d)のEかFかを判別でき、そ
の結果次のCH0側のATFエラーの極性を判別でき
る。
【0031】図4に示すように、CH0側ATFエラー
算出部23はATFエラー取り込み部21からCH0側
のATFエラーのADデータを受け取り、トラック単位
のATFエラーLを算出する。
【0032】図8にCH0側ATFエラー算出部の処理
を示す。本発明では、互換再生(他の装置で記録したト
ラックを再生)する場合のようにトラックが相対的に曲
がった状態でも安定してサーボが掛けられるようにする
ために、トラック全域にわたって複数のサンプルからA
TFエラーを生成する。本実施の形態では、図3(e)
に示すように、1トラックあたり6ポイントのATFエ
ラーサンプルを用いる。
【0033】各サンプルの取り込み終了信号を受けるこ
とにより図8の処理が起動される。まず、AD格納レジ
スタ34から受け取ったADデータが1ポイント目の場
合には、ATFエラーの値のそのままRAMに書き込
み、終了する(51)。そして、2〜6ポイント目の場
合には、順次ATFエラー値を加算していき、6ポイン
ト目まで加算した結果Lを出力する(52)。
【0034】図4に示すように、極性判別部22の出力
KとCH0側ATFエラー算出部23の出力Lとが掛け
算器24において掛け合わされ、極性情報を含んだAT
FエラーMとなって速度指令信号算出部25へ送られ
る。速度指令信号算出部25は、出力Mとキャプスタン
FGとを用いて速度指令信号を算出し、図1のキャプス
タンドライバー7へ与える。
【0035】図9に速度指令信号算出部25の構成を示
す。速度指令信号算出部25は、加算器24の出力Mか
ら目標電圧を減算して位相エラーを算出する減算器61
と、この位相エラーに対して所定の処理(積分、ゲイン
調整等)を施すキャプスタン位相サーボ演算部62と、
キャプスタンFGの周期を算出する周期算出部63と、
キャプスタンFGの周期から目標周期を減算して速度エ
ラーを算出する減算器64と、この速度エラーに対して
所定の処理を施すキャプスタン速度サーボ演算部65
と、キャプスタン位相サーボ演算部62の出力とキャプ
スタン速度サーボ演算部65の出力とを加算して速度指
令信号を生成する加算器66とから構成されている。
【0036】なお、前記実施の形態では、CH1側のI
TI部分のATFエラーを用いて極性を判別していた
が、CH1側のトラック全体から1個以上のポイントの
ATFエラーをサンプルし、それを用いて極性を判別し
てもよい。
【0037】また、前記実施の形態では、CH0側のト
ラックには周波数f1とf2のノッチが形成されていた
が、ノッチを形成しなくてもよい。さらに、周波数f1
とf2以外の他の周波数のパイロット信号が記録されて
いてもよい。
【0038】そして、前記実施の形態では、マイコン5
が速度指令信号やRFカット信号等の作成を行っていた
が、これらの処理の一部又は全部をロジックで構成して
もよい。
【0039】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、極性判別によりアンロック点を瞬時にロック点に
切り換えられるので、トラッキングまでの引き込み時間
が短縮される。
【0040】また、つなぎ撮りに失敗してトラックが不
連続(CH0側又はCH1側のトラックが2本続く)に
なってしまい、ロック点がアンロック点に変化してしま
った場合にも、同様に瞬時にロック点に切り換えられる
ので、トラッキングが乱れることはない。
【0041】これに対して、極性を判別せずに固定のパ
ターンでCH0側のATFエラーの極性を反転した場合
には、オントラック状態の時にロック点でなかった場合
には、ロック点への再際引き込みが発生するので引き込
み時間が長くなる。また、つなぎ撮影に失敗した場合に
は、トラックの不連続点でトラッキングが乱れてしま
う。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した磁気記録再生装置の要部の構
成を示すブロック図である。
【図2】トラックパターンのヘッドとの関係を示す図で
ある。
【図3】図1に示した装置の概略動作を示すタイミング
チャートである。
【図4】図1のマイコンの内部の機能を示すブロック図
である。
【図5】図4のATFエラー取り込み部の構成を示す図
である。
【図6】ITI部分のATFエラーのレベルを用いて極
性を判別する処理を示す図である。
【図7】ITI部分のATFエラーのレベルとエラーセ
ンターのレベルとを比較して極性を判別する処理を示す
図である。
【図8】図4のCH0側ATFエラー算出部の処理を示
す図である。
【図9】図4の速度指令信号算出部の構成を示す図であ
る。
【図10】従来の磁気記録再生方法におけるトラックパ
ターンとATFパイロット信号との関係を示す図であ
る。
【図11】図10のトラックにおけるATFパイロット
信号の周波数スペクトルを示す図である。
【図12】図10の各トラックのフォーマットを示す図
である。
【符号の説明】
1…磁気テープ、4…ATF回路、5…マイコン、H
0,H1…磁気ヘッド、21…ATFエラー取り込み
部、22…極性判別部、23…CH0側ATFエラー算
出部、24…掛け算器、25…速度指令信号算出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 15/467

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のチャンネルの磁気ヘッドにより記
    録・再生される第1のトラックと第2のチャンネルの磁
    気ヘッドにより記録・再生される第2のトラックを交互
    に配置すると共に、前記第1のトラックには第1の周波
    数のパイロット信号と第2の周波数のパイロット信号と
    がトラック単位で交互に記録され、かつ所定のエリアか
    らの再生される第1、第2のパイロット信号のレベルが
    相対的に高くなるように記録され、前記第2のトラック
    には前記第1又は第2の周波数のパイロット信号のいず
    れも記録されていないフォーマットを有する磁気記録再
    生装置であって、 前記第2のトラックの再生時に両側の前記第1のトラッ
    クから再生される前記第1、第2の周波数のパイロット
    信号成分のレベル差に応じたエラー信号を検出する手段
    と、 前記第1のトラックの再生時に前記第1のトラックのう
    ち、前記所定のエリアから再生される前記第1又は第2
    の周波数のパイロット信号のレベルを用いて前記エラー
    信号の極性を判別する手段と、 前記極性の判別されたエラー信号に応じてトラッキング
    制御を行う手段とを備えることを特徴とする磁気記録再
    生装置。
  2. 【請求項2】 さらに第1のトラックから再生される信
    号の所定の区間を遮断して基準レベルを得る手段と、 前記基準レベルと前記第1のトラックから再生される前
    記第1又は第2の周波数のパイロット信号のレベル用い
    て前記エラー信号の極性を判別する手段とを備えること
    を特徴とする請求項1記載の磁気記録再生装置
  3. 【請求項3】 第1のチャンネルの磁気ヘッドにより記
    録・再生される第1のトラックと第2のチャンネルの磁
    気ヘッドにより記録・再生される第2のトラックを交互
    に配置すると共に、前記第1のトラックには第1の周波
    数のパイロット信号と第2の周波数のパイロット信号と
    がトラック単位で交互に記録され、かつ所定のエリアか
    らの再生される第1、第2のパイロット信号のレベルが
    相対的に高くなるように記録され、前記第2のトラック
    には前記第1の周波数のパイロット信号と第2の周波数
    のパイロット信号とが記録されていないフォーマットを
    有する磁気記録再生方法であって、 前記第2のトラックの再生時に両側の前記第1のトラッ
    クから再生される前記第1、第2の周波数のパイロット
    信号成分のレベル差に応じたエラー信号を検出すると共
    に、前記第1のトラックの再生時に前記第1のトラック
    のうち、前記所定のエリアから再生される少なくとも前
    記第1又は第2の周波数のパイロット信号のレベルを用
    いて前記エラー信号の極性を判別し、該極性の判別され
    たエラー信号に応じてトラッキング制御を行うことを特
    徴とする磁気記録再生方法。
  4. 【請求項4】 第1のトラックから再生される信号の所
    定の区間を遮断して基準レベルを得ると共に、この基準
    レベルと前記第1のトラックから再生される前記第1又
    は第2の周波数のパイロット信号のレベルとの大小関係
    から、前記エラー信号の極性を判別することを特徴とす
    る請求項3記載の磁気記録再生方法。
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