JPH075522Y2 - 雑音除去回路 - Google Patents

雑音除去回路

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JPH075522Y2
JPH075522Y2 JP11688186U JP11688186U JPH075522Y2 JP H075522 Y2 JPH075522 Y2 JP H075522Y2 JP 11688186 U JP11688186 U JP 11688186U JP 11688186 U JP11688186 U JP 11688186U JP H075522 Y2 JPH075522 Y2 JP H075522Y2
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JP
Japan
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circuit
hold pulse
tape speed
hold
noise elimination
Prior art date
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JP11688186U
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JPS6324705U (ja
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誠 真鍋
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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  • Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は音声信号を周波数変調して回転ヘッドにより記
録した記録媒体より、回転ヘッドによって再生する磁気
記録再生装置における雑音除去回路に関する。
(ロ)従来の技術 複数の回転ヘッドを用いて、磁気テープ上の斜めのトラ
ックより、音声信号を再生するので、回転ヘッドの切換
時点、すなわちトラックの切換時点で、前後の再生信号
の不連続により、復調音声信号には、大振幅のノイズが
発生する(第5図(b)参照)。これに対しては、従
来、前置保持処理が行なわれていた。
つまり、第4図に示されている様に、再生出力より音声
出力をバンドパスフィルタ(2)で抽出して、リミッタ
(3)を介してFM復調回路(4)に供給する。FM復調回
路(4)の出力には第5図(b)の如く、大振幅ノイズ
が重畳されているので、コンデンサ、スイッチ、OPアン
プ等よりなるホールド回路(5)でこのノイズが除去さ
れる。ノイズの除去は、ヘッド切換信号のエッジにもと
ずくホールドパルス(c)の期間、復調音声信号を前置
保持することによって行なわれる(第5図(b))。こ
の方式については、例えば特開昭58-179909号公報に開
示されている。
この様な構成で問題となる点は、ホールドパルス(c)
のパルス幅である。前置保持処理では、大振幅のノイズ
は除去されるが、かえって新しい歪が付加されてしま
う。この歪は、第6図に示す様にホールドパルス(イ)
のパルス巾が大きい程原波形(ロ)からの相異が大きく
なり、歪が大きくなる(ハ)。
そこで、ホールドパルスのパルス幅はできるだけ狭い方
がよいわけではあるが、発生するノイズが十分除去され
る程度にしなければならない。
一方、音声信号を上記した方法で記録再生する装置に
は、家庭用VTR(VHS方式等)があるが、このVTRでは、
複数の記録テープ速度を備えている。この記録テープ速
度が異なると、ノイズの幅が変化することが観測されて
おり、テープ速度が遅いほどスイッチングノイズの幅が
大きくなることがわかっている。これは、トラックピッ
チのちがいが原因であると考えられる。そこで複数の記
録テープ速度を有するVTRでは、ホールドパルスのパル
ス幅を、最も遅い速度に対応する最も大きい値に設定し
なければならなかった。
(ハ)考案が解決しようとする問題点 つまり、従来例では、記録テープが速いモードにおいて
も、ホールドパルスの幅を広く設定せざるを得なかった
ので、再生出力の歪を小さくすることができなかった。
(ニ)問題点を解決するための手段 本考案では、記録テープ速度に応じて、ホールドパルス
のパルス幅を変化せしめる手段を備えている。
(ホ)作用 そこで、夫々の記録テープ速度に応じて、最適なホール
ドパルスのパルス幅が設定できるので、速い記録テープ
速度での波形の歪を改善できる。
(ヘ)実施例 以下図面に従い本考案の実施例を説明する。第1図は実
施例のブロック図、第2図第3図は実施例における回路
図である。
第1図において、従来例と同じものには、同一の符号を
付してある。特徴となる部分は、ホールドパルス発生回
路(6)であり、ヘッド切換信号のエッジを検出してホ
ールドパルスを作成する。そして、テープ速度判別信号
に応じてホールドパルスのパルス幅が変更される。
ホールドパルス発生回路(6)は通常モノマルチ(10)
を中心に構成される。つまり、第2図に示す様にヘッド
切換信号の立上り、立下りのエッジを検出するためにて
い倍回路(11)で周波数を2倍、波形整形回路(12)で
立上りエッジを検出してモノマルチ(10)をトリガす
る。
(13)はモノマルチ(10)に接続された時定数回路であ
って、電源端子(15)、テープ速度判別信号入力端子
(8)、抵抗(R)、コンデンサ(C1)(C2)、スイッチ手
段(14)を有する。そして、端子(8)に印加されたテ
ープ速度判別信号が低速度を示すHレベルのとき、スイ
ッチ手段(14)のトランジスタ(Q1)がオンし、コンデン
サ(C2)がモノマルチ(10)の準安定期間決定に関与す
る。そこで低速度ではホールドパルス幅が広くなる。テ
ープ速度判別信号が高速度を示すLレベルのときには、
コンデンサ(C1)のみ関係するからホールドパルスの幅が
狭まくなる。
第3図の回路では、時定数回路(13)において、抵抗(R
3)を抵抗(R2)と並列に接続するか、接続しないかで時定
数を変更している。この回路構成では抵抗(R3)を付加し
た方が準安定期間つまりホールドパルス幅が短くなる。
又、第7図は第3図におけるトランジスタを、NPN型に
代えて、PNP型にした構成を示している。
テープ速度判別信号は、公知のテープ速度判別回路から
の出力であって、この回路は例えば、キャプスタンモー
タのFG信号と再生コントロール信号の周波数比が、記録
テープ速度によって一義的に定まる性質を利用してい
る。
(ト)考案の効果 以上述べた様に本考案に依れば、記録テープ速度に応じ
て、音声雑音除去回路のホールドパルス幅が変更される
ので、ホールドパルス幅が夫々の記録テープ速度に応じ
て最適に設定可能となり実用的である。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例のブロック図、第2図、第3図は実施例
の回路図、第4図は従来例のブロック図、第5図、第6
図は説明のための波形図である。又、第7図は他の実施
例の回路図である。 (10)……モノマルチ、(13)……時定数回路、(14)
……スイッチ手段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】周波数変調音声信号が複数のトラックに記
    録された記録媒体から複数の回転ヘッドを用いて再生す
    る磁気記録再生装置の雑音除去回路において、 復調音声信号の前値保持を行なうホールド回路と、 ヘッド切換信号に基づきホールドパルスを作成するホー
    ルドパルス発生回路と、 テープ速度判別信号に基づきテープスピードが低速度の
    時はホールドパルス幅を広く、テープスピードが高速度
    の時はホールドパルス幅を狭くするスイッチ手段を備え
    ることを特徴とする雑音除去回路。
JP11688186U 1986-07-30 1986-07-30 雑音除去回路 Expired - Lifetime JPH075522Y2 (ja)

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JP11688186U JPH075522Y2 (ja) 1986-07-30 1986-07-30 雑音除去回路

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JP11688186U JPH075522Y2 (ja) 1986-07-30 1986-07-30 雑音除去回路

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Publication Number Publication Date
JPS6324705U JPS6324705U (ja) 1988-02-18
JPH075522Y2 true JPH075522Y2 (ja) 1995-02-08

Family

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