JPH0447798Y2 - - Google Patents

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JPH0447798Y2
JPH0447798Y2 JP14980584U JP14980584U JPH0447798Y2 JP H0447798 Y2 JPH0447798 Y2 JP H0447798Y2 JP 14980584 U JP14980584 U JP 14980584U JP 14980584 U JP14980584 U JP 14980584U JP H0447798 Y2 JPH0447798 Y2 JP H0447798Y2
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circuit
dropout
switch
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【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は記録媒体から再生したFM音声信号の
処理回路に関する。
(ロ) 従来の技術 FM音声信号を回路ヘツドによつて映像信号と
共に同一のトラツクに記録し再生する形式の
VTRでは、再生信号についてFM音声信号のド
ロツプアウトという問題が発生する。このような
ドロツプアウトの補償形態としては特開昭56−
147576号に示されている如く再生時にFM音声信
号のドロツプアウトを検出し、そのドロツプアウ
ト発生直前の値をドロツプアウト期間保持する手
法が提案されている。
しかしながら、ドロツプアウト期間が長期にわ
たる場合には、その前置ホールドも雑音として聴
取され不快感を与えることになる。それ故、斯る
場合には音声信号をミユートすることも提案され
ている。このような従来例をまず第2図を参照し
て説明すると、モータMによつて回転せられる回
転ヘツド1,2によつて記録媒体から再生された
FM音声信号は前置増幅器3,4で増幅せられた
後、RFスイツチングパルスPによつて切換えら
れるスイツチ5によつて連続した信号になされ、
次段のリミツタ回路6を通して復調器7に供給さ
れる。復調器7で復調された音声信号はローパス
フイルタ8でキヤリア成分が除かれた後、ホール
ド回路9に供給される。前記スイツチ5の出力は
ドロツプアウト検出器12にも与えられ、ここで
FM音声信号にドロツプアウトがあると、そのド
ロツプアウト期間に対応した幅のパルスを生じ
る。このパルスがホールド回路9に与えられる
と、ホールド回路9はこのパルス期間前置ホール
ド動作を行なう。ホールド回路の出力はミユート
回路10を通して出力端子11に導びかれる。前
記ドロツプアウト検出器12からのパルスが所定
値以上幅広の場合又はパルスの数が連続的に多く
出力された場合にはミユート信号発生器13が作
動してミユート信号をミユート回路10に与え
る。これによつて、音声信号は出力端子11に伝
送されず、且つミユート信号発生器14の出力は
判別端子14にも与えられる。この判別端子13
は表示回路に接続されるものである。前記ミユー
ト信号発生器13は例えば第3図に示すように抵
抗R1、コンデンサCよりなる積分回路15と、
放電抵抗R2と、PNP型トランジスタQとから構
成される。
次に第4図の従来例では前記第2図の構成に加
えて回転ヘツド1,2によつて再生されたハイフ
アイ音声信号と、通常の音声用ヘツド16によつ
て再生された音声信号との切換えスイツチ20
と、復調器7によつて復調されたハイフアイ音声
信号のノイズ除去用ローパスフイルタ8の出力か
ら所定値以上のノイズを検出し、その出力によつ
て前記スイツチ20を接点B側に切換えるノイズ
検出器21とを備えている。尚、17,19は増
幅器、18はバイアストラツプである。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 第2図の従来例はFM信号が小さくてS/N比
が悪い場合にミユート回路が働らかずS/N比の
悪い音声信号がそのまま出力されてしまうという
欠点を有する。FM信号が比較的小さい場合であ
つてもドロツプアウト検出器12は信号有りと判
断してドロツプアウト検出出力を発生しないから
である。しかしFM信号が小さい場合には復調出
力は一般にS/N比が悪くなつて聴きずらい音と
なる。
一方第4図の従来例では例えば第5図aの如く
ドロツプアウトが連続して発生した場合に第3図
に示すミユート信号発生器15のコンデンサCが
放電してトランジスタQのベース電位が充分低く
なつて該トランジスタQはオフになり第5図bの
如くミユートパルスP1を発生するので、該パル
スP1の期間、ハイフアイ音声信号はミユート回
路10において遮断される。しかしながら、第5
図aの如くドロツプアウトが繰返し連続的に発生
した場合には、それ程ノイズ成分は多くないの
で、ノイズ検出器21は作動せず、従つてスイツ
チ20は接点Aに設定されたままで、接点Bに切
り換わることはない。そのため聴きずらい条件下
でないにも拘わらず出力端子11に音声信号は全
く出力されない。
本考案は前記第2図、第4図の各々に生じる欠
点を解消する。
(ニ) 問題点を解決するための手段 ハイフアイFM音声信号の復調出力からノイズ
を検出するノイズ検出器の出力と、ドロツプアウ
ト検出パルスの幅又は数の所定値以上で作動する
ミユート信号発生器の出力を入力とするOR回路
を設け、このOR回路の出力によつて別経路から
の普通の音声信号とハイフアイ音声信号の切換え
用スイツチを前記普通の音声信号を出力するよう
制御する構成。
(ホ) 作用 ハイフアイFM音声信号入力が小さい場合、ド
ロツプアウト検出器は動作せず、ミユート信号発
生器から出力は生じないが、ハイフアイFM音声
信号の復調出力に存するノイズはノイズ検出器に
よつて検出され、その出力によつて切換え回路が
普通の音声信号側に切換えられるので、出力端子
にはノイズの多いハイフアイ音声信号に代つて普
通の音声信号が出力される。
一方、ハイフアイFM音声信号にドロツプアウ
トが繰返し連続的に生じている場合には、ノイズ
検出器からは検出出力が生じないが、ミユート信
号発生器出力が生じ、この出力によつて前記スイ
ツチを普通の音声信号側に切換えるので、出力端
子には普通の音声信号が出力される。
このように、いずれの場合にも出力端子には普
通の音声信号が与えられる。ノイズ検出器及びミ
ユート信号発生器のいずれもが動作しないハイフ
アイFM音声信号が入力される条件下では復調さ
れたハイフアイ音声信号が出力端子に導出され
る。
(ヘ) 実施例 本考案を実施した第1図において第2図、第4
図と同一部分には同一の符号を付して重複説明を
省略する。
本考案では第4図と同様にミユート信号発生器
13と、ノイズ検出器21の双方を設ける点では
同一であるが、それらの出力の使い方において異
なる。即ち、第1図に示すように本考案ではミユ
ート信号発生器13とノイズ検出器21の双方の
出力をOR回路22を通してスイツチ20を制御
するように加えている点が相違する。勿論、OR
回路22からの出力はスイツチ20を接点B側に
設定するように作用する。第1図において、23
はスイツチ20の出力を増幅する音声増幅器であ
り、その出力端は出力端子11に接続されてい
る。OR回路22の出力は前述したようにスイツ
チ20の制御信号として与えられると共に判別端
子14を通して表示回路(図示せず)に供給され
ハイフアイか普通(ノーマル)かを識別表示す
る。具体的にいえばOR回路22から出力が発生
したとき(ハイレベル)は普通(ノーマル)であ
り、OR回路22から出力が生じないとき(ロー
レベル)はハイフアイの表示となる。普通の音声
信号はVTRの場合、磁気テープ24の長手方向
に音声専用のヘツド16によつて記録され且つ再
生される。
次に動作を説明する。
磁気テープのビデオトラツクにヘリキヤルスキ
ヤン方式の回転ヘツド1,2によつて記録され再
生された1フイールドごとのハイフアイFM音声
信号はスイツチ5によつて連続信号とされ復調器
7で復調されると共にドロツプアウト検出器12
でドロツプアウト検出される。もし、ドロツプア
ウトが検出されると、ハイフアイ音声信号はホー
ルド回路9で前置ホールドされ、ドロツプアウト
補償がなされる。ドロツプアウトの期間が長い場
合又は短かくても繰返し何回も連続している場合
にはミユート信号発生器13から出力が生じ、こ
の出力がOR回路22を通してスイツチ20に与
えられスイツチ20を接点B側に設定する。その
ため音声専用のヘツド16によつて再生された普
通の音声信号が出力端子11に出力される。同時
に判別端子14に接続された表示回路による普通
(ノーマル)が表示される。
ハイフアイFM音声信号に連続的にドロツプア
ウトが生じ、その結果第5図aに示す如き電圧波
形がドロツプアウト検出器12から出力されると
ミユート信号発生回路13から出力〔第5図b〕
が生じ、その出力が発生している期間OR回路2
2を通してスイツチ20に制御信号が印加され、
スイツチ20を接点B側に設定し、出力端子11
に前記普通の音声信号を出力する。表示回路も普
通(ノーマル)の表示となる。それ以外の場合、
即ちハイフアイFM音声信号の入力によつてノイ
ズ検出器21とミユート信号発生器13の双方が
不作動のときにはスイツチ20は接点A側に設定
され出力端子11には復調されたハイフアイ音声
信号が出力され、表示回路の表示もハイフアイと
なる。その間、単発的な短かいドロツプアウトが
生じた場合には前置ホールド動作がホールド回路
9で行なわれることによりドロツプアウト補償が
なされる。
(ト) 考案の効果 本考案によれば入力されたハイフアイFM音声
信号が小さくてS/N比が悪い場合や、ドロツプ
アウトが連続的に生じた場合にはハイフアイ音声
信号の代りに別途再生された普通の音声信号が出
力されるので、従来の如く音声信号が全く出力さ
れなくなつたり、聴きずらい音声信号が出力され
たりすることがないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を実施例した音声信号処理回路
を示す図である。第2図は従来の音声信号処理回
路のブロツク回路図、第3図はその一部を具体的
に示す図である。第4図は他の従来例のブロツク
回路図であり、第5図はその説明図である。 1,2……回転ヘツド(第1の再生手段)、7
……復調器、9……ホールド回路、12……ドロ
ツプアウト検出器、13……ミユート信号発生
器、16……音声専用のヘツド、(第2の再生手
段)、20……スイツチ、21……ノイズ検出器、
22……OR回路、24……磁気テープ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 記録媒体から第1の再生手段により再生した
    FM音声信号のドロツプアウトを検出するドロツ
    プアウト検出手段と、前記FM音声信号を復調す
    る復調器と、前記ドロツプアウト検出器の出力に
    よつて前記復調器の出力を前置ホールドするよう
    制御されるホールド回路と、前記記録媒体から音
    声信号を再生する第2の再生手段と、前記ホール
    ド回路の出力側に設けられ前記ホールド回路の出
    力と前記第2の再生手段の出力を択一的に出力す
    るスイツチと、前記スイツチを制御する制御手段
    とからなる音声信号処理回路において、前記制御
    手段は前記復調器の出力からノイズレベルが所定
    値以上のとき作動するノイズ検出器と、前記ドロ
    ツプアウト検出器の出力パルスの所定値以上のパ
    ルス幅又は数で作動するミユート信号発生器と、
    前記ノイズ検出器とミユート信号発生器の出力の
    いずれか一方が与えられたときに前記スイツチを
    前記第2の再生手段の再生信号を出力するように
    制御するOR回路とからなることを特徴とする音
    声信号処理回路。
JP14980584U 1984-10-02 1984-10-02 Expired JPH0447798Y2 (ja)

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JPS6164607U JPS6164607U (ja) 1986-05-02
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