JPH05974Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH05974Y2 JPH05974Y2 JP16586585U JP16586585U JPH05974Y2 JP H05974 Y2 JPH05974 Y2 JP H05974Y2 JP 16586585 U JP16586585 U JP 16586585U JP 16586585 U JP16586585 U JP 16586585U JP H05974 Y2 JPH05974 Y2 JP H05974Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tape
- circuit
- playback
- switch
- speed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
本考案はノーマルダビング及び高速ダビングの
機能を有するテープレコーダー装置と、ラジオ受
信装置とを内蔵した音響機器に関する。
機能を有するテープレコーダー装置と、ラジオ受
信装置とを内蔵した音響機器に関する。
(ロ) 従来の技術
少なくとも再生機能を有する第1テープデツキ
と、録音再生機能を有する第2テープデツキとか
ら成るテープレコーダーにおいては、第1テープ
デツキを再生状態にすると同時に第2テープデツ
キを録音状態に設定することによつて、第1テー
プデツキのテープ再生信号を第2テープデツキの
テープにダビングすることが出来る。
と、録音再生機能を有する第2テープデツキとか
ら成るテープレコーダーにおいては、第1テープ
デツキを再生状態にすると同時に第2テープデツ
キを録音状態に設定することによつて、第1テー
プデツキのテープ再生信号を第2テープデツキの
テープにダビングすることが出来る。
このようなダビング機能は周知であり、このダ
ビング動作を標準テープ速度で実行するノーマル
ダビングと、標準テープ速度よりも高速度(例え
ば2倍速)で実行する高速ダビングとを選択的に
行なうことが出来るようにしたものも、従来から
例えば特開昭57−143738号公報にて知られてい
る。
ビング動作を標準テープ速度で実行するノーマル
ダビングと、標準テープ速度よりも高速度(例え
ば2倍速)で実行する高速ダビングとを選択的に
行なうことが出来るようにしたものも、従来から
例えば特開昭57−143738号公報にて知られてい
る。
又、ダビング機能を有するテープレコーダー装
置とラジオ受信装置とを有し、テープ動作とラジ
オ動作とをフアンクシヨンスイツチで切換えるよ
うにしたものも、従来から例えば特開昭58−
26343号公報にて知られている。
置とラジオ受信装置とを有し、テープ動作とラジ
オ動作とをフアンクシヨンスイツチで切換えるよ
うにしたものも、従来から例えば特開昭58−
26343号公報にて知られている。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点
上述のようにノーマルダビングと高速ダビング
を実行し得るテープレコーダー装置と、ラジオ受
信装置とを内蔵した音響機器において、フアンク
シヨンスイツチによりテープモードとした状態で
高速ダビングを行なつている時、フアンクシヨン
スイツチをラジオモードに切換えるとダビング状
態が中止されてしまうものであつた。
を実行し得るテープレコーダー装置と、ラジオ受
信装置とを内蔵した音響機器において、フアンク
シヨンスイツチによりテープモードとした状態で
高速ダビングを行なつている時、フアンクシヨン
スイツチをラジオモードに切換えるとダビング状
態が中止されてしまうものであつた。
又、高速ダビング中にはテープモニター音は高
速再生信号であるため正常な再生音ではなく、従
つてこの再生音を聞いておく意味はない。
速再生信号であるため正常な再生音ではなく、従
つてこの再生音を聞いておく意味はない。
(ニ) 問題点を解決するための手段
本考案は上述の問題点に鑑み、
(a) 第1テープデツキの再生操作により閉成され
るスイツチ及び第2テープデツキの録音操作に
より切換えられる録音再生切換スイツチ及び速
度切換スイツチとを直列に接続し、各スイツチ
を通じて制御電圧が印加されることによりモー
タの回転を低速から高速に切換える速度切換回
路と、 (b) 第1テープデツキの再生回路の出力線路に接
続された第1ミユート回路と、 (c) 第1テープデツキのテープ再生信号と前記ラ
ジオ受信装置からのラジオ受信信号とをスピー
カ出力回路に対して切換える第1テープ・ラジ
オフアンクシヨンスイツチと、 (d) 該フアンクシヨンスイツチ後段のスピーカ出
力回路より分岐し、且つ信号を第2テープデツ
キの録音回路に導く線路に接続された第2ミユ
ート回路と、 (e) 前記速度切換スイツチを低速側に切換えてい
る時、前記録音再生切換スイツチを通じて制御
電圧を前記第2ミユート回路又は第1ミユート
回路に印加してミユート状態にする第2テー
プ・ラジオフアンクシヨンスイツチと、 (f) 前記速度切換スイツチを高速側に切換えてい
る時、直列の各スイツチを通じて制御電圧を前
記第2ミユート回路に印加してミユート状態に
する一方向性回路と、 からなる音響機器を提供するものである。
るスイツチ及び第2テープデツキの録音操作に
より切換えられる録音再生切換スイツチ及び速
度切換スイツチとを直列に接続し、各スイツチ
を通じて制御電圧が印加されることによりモー
タの回転を低速から高速に切換える速度切換回
路と、 (b) 第1テープデツキの再生回路の出力線路に接
続された第1ミユート回路と、 (c) 第1テープデツキのテープ再生信号と前記ラ
ジオ受信装置からのラジオ受信信号とをスピー
カ出力回路に対して切換える第1テープ・ラジ
オフアンクシヨンスイツチと、 (d) 該フアンクシヨンスイツチ後段のスピーカ出
力回路より分岐し、且つ信号を第2テープデツ
キの録音回路に導く線路に接続された第2ミユ
ート回路と、 (e) 前記速度切換スイツチを低速側に切換えてい
る時、前記録音再生切換スイツチを通じて制御
電圧を前記第2ミユート回路又は第1ミユート
回路に印加してミユート状態にする第2テー
プ・ラジオフアンクシヨンスイツチと、 (f) 前記速度切換スイツチを高速側に切換えてい
る時、直列の各スイツチを通じて制御電圧を前
記第2ミユート回路に印加してミユート状態に
する一方向性回路と、 からなる音響機器を提供するものである。
(ホ) 作用
本考案音響機器に依れば、高速ダビング中にフ
アンクシヨンスイツチをテープ端子からラジオ端
子に切換えた時、高速ダビングの実行を続けなが
らラジオ受信信号をその間スピーカより聞くこと
が出来るものである。
アンクシヨンスイツチをテープ端子からラジオ端
子に切換えた時、高速ダビングの実行を続けなが
らラジオ受信信号をその間スピーカより聞くこと
が出来るものである。
(ヘ) 実施例
以下図面に示す本考案音響機器の実施例につい
て説明する。
て説明する。
1,2は少なくとも再生機能を有する第1テー
プデツキの再生ヘツド及び再生回路、3,4,5
は録音再生機能を有する第2テープデツキの録音
再生ヘツド及び再生回路及び録音回路である。
S1-1,S1-2,S1-3,S1-4は第2テープデツキの録
音操作により再生端子Pより録音端子Rに切換え
られる録音再生切換スイツチ、S2-1,S2-2がテー
プ端子Taとラジオ端子Raを有する第1及び第2
フアンクシヨンスイツチ、S3は第1テープデツキ
のモータスイツチ、S4は第2テープデツキのモー
タスイツチ、S5は第1テープデツキの再生操作に
より閉成されるスイツチ、S6は低速端子Lと高速
端子Hを有する速度切換スイツチ、6,7は前記
第1テープデツキ用モータM1及び第2テープデ
ツキ用モータM2を高速回転させる回路で、該高
速回転回路6,7は前記録音再生切換スイツチ
S1-4の録音端子Rと速度切換スイツチS6の高速端
子HとスイツチS5の直列回路を通じて制御電圧
(+B)が供給されることによりモータM1,M2
を低速から高速に切換える。
プデツキの再生ヘツド及び再生回路、3,4,5
は録音再生機能を有する第2テープデツキの録音
再生ヘツド及び再生回路及び録音回路である。
S1-1,S1-2,S1-3,S1-4は第2テープデツキの録
音操作により再生端子Pより録音端子Rに切換え
られる録音再生切換スイツチ、S2-1,S2-2がテー
プ端子Taとラジオ端子Raを有する第1及び第2
フアンクシヨンスイツチ、S3は第1テープデツキ
のモータスイツチ、S4は第2テープデツキのモー
タスイツチ、S5は第1テープデツキの再生操作に
より閉成されるスイツチ、S6は低速端子Lと高速
端子Hを有する速度切換スイツチ、6,7は前記
第1テープデツキ用モータM1及び第2テープデ
ツキ用モータM2を高速回転させる回路で、該高
速回転回路6,7は前記録音再生切換スイツチ
S1-4の録音端子Rと速度切換スイツチS6の高速端
子HとスイツチS5の直列回路を通じて制御電圧
(+B)が供給されることによりモータM1,M2
を低速から高速に切換える。
8は前記第1テープデツキ側の再生回路2の出
力線路に接続された第1ミユート回路で、NPN
型の第1ミユーテイングトランジスタより成る。
9は前記再生回路2からのテープ再生信号が抵抗
10を通じて入力され、又前記第2テープデツキ
側の再生回路4からのテープ再生信号が抵抗11
を介しそして録音再生切換スイツチS1-2の再生端
子Pを通じて入力されるノイズ低減回路である。
該ノイズ低減回路9の第1出力端aからの信号
は、前記録音回路5に入力され、その出力が録音
再生切換スイツチS1-1の録音端子Rを通じて録音
再生ヘツド3に供給される。
力線路に接続された第1ミユート回路で、NPN
型の第1ミユーテイングトランジスタより成る。
9は前記再生回路2からのテープ再生信号が抵抗
10を通じて入力され、又前記第2テープデツキ
側の再生回路4からのテープ再生信号が抵抗11
を介しそして録音再生切換スイツチS1-2の再生端
子Pを通じて入力されるノイズ低減回路である。
該ノイズ低減回路9の第1出力端aからの信号
は、前記録音回路5に入力され、その出力が録音
再生切換スイツチS1-1の録音端子Rを通じて録音
再生ヘツド3に供給される。
ノイズ低減回路9の第2出力端bからの信号は
録音再生切換スイツチS1-3の録音端子Rを通じ
て、又は第1出力端aからの信号は録音再生切換
スイツチS1-3の再生端子Pを通じて第1フアンク
シヨンスイツチS2-1のテープ端子Taに導かれ、
該スイツチS2-1よりバツフアアンプ12、音量調
整器13、パワーアンプ14を通じてスピーカ1
5に出力される。前記バツフアアンプ12の出力
端には抵抗16を通じて分岐線路17が接続さ
れ、この分岐線路17は抵抗18を通じて録音再
生切換スイツチS1-2の録音端子Rに接続されてい
る。
録音再生切換スイツチS1-3の録音端子Rを通じ
て、又は第1出力端aからの信号は録音再生切換
スイツチS1-3の再生端子Pを通じて第1フアンク
シヨンスイツチS2-1のテープ端子Taに導かれ、
該スイツチS2-1よりバツフアアンプ12、音量調
整器13、パワーアンプ14を通じてスピーカ1
5に出力される。前記バツフアアンプ12の出力
端には抵抗16を通じて分岐線路17が接続さ
れ、この分岐線路17は抵抗18を通じて録音再
生切換スイツチS1-2の録音端子Rに接続されてい
る。
前記第1フアンクシヨンスイツチS2-1のラジオ
端子Raにはラジオ受信装置19からのラジオ受
信信号が供給されている。
端子Raにはラジオ受信装置19からのラジオ受
信信号が供給されている。
20は前記分岐線路17に接続された第2ミユ
ート回路で、NPN型の第2ミユーテイングトラ
ンジスタより成る。S2-2は録音再生切換スイツチ
S1-4の録音端子Rより速度切換スイツチS6の低速
端子Lを通じ、前記第1ミユート回路8又は第2
ミユート回路20に制御電圧(+B)を印加する
ための第2フアンクシヨンスイツチで、テープ端
子Taは抵抗21を通じて第2ミユーテイングト
ランジスタのベースに接続され、又ラジオ端子
Raは抵抗22を通じて第1ミユーテイングトラ
ンジスタのベースに接続されている。
ート回路で、NPN型の第2ミユーテイングトラ
ンジスタより成る。S2-2は録音再生切換スイツチ
S1-4の録音端子Rより速度切換スイツチS6の低速
端子Lを通じ、前記第1ミユート回路8又は第2
ミユート回路20に制御電圧(+B)を印加する
ための第2フアンクシヨンスイツチで、テープ端
子Taは抵抗21を通じて第2ミユーテイングト
ランジスタのベースに接続され、又ラジオ端子
Raは抵抗22を通じて第1ミユーテイングトラ
ンジスタのベースに接続されている。
23は録音再生切換スイツチS1-4の録音端子
R、速度切換スイツチS6の高速端子H及びスイツ
チS5を通じて制御電圧(+B)を第2ミユーテイ
ングトランジスタのベースに印加するためダイオ
ード24を含む一方向性回路である。
R、速度切換スイツチS6の高速端子H及びスイツ
チS5を通じて制御電圧(+B)を第2ミユーテイ
ングトランジスタのベースに印加するためダイオ
ード24を含む一方向性回路である。
本考案音響機器は上述のように構成されてお
り、以下その動作について説明する。
り、以下その動作について説明する。
第1、第2フアンクシヨンスイツチS2-1,S2-2
をテープ端子Taに切換えたテープモードとし、
速度切換スイツチS6を低速端子Lに切換えている
状態で、第1テープデツキを再生操作して再生状
態に、又第2テープデツキを録音操作して録音状
態にすることによつて、テープを標準速度で走行
させノーマルダビング動作を行なうことが出来
る。
をテープ端子Taに切換えたテープモードとし、
速度切換スイツチS6を低速端子Lに切換えている
状態で、第1テープデツキを再生操作して再生状
態に、又第2テープデツキを録音操作して録音状
態にすることによつて、テープを標準速度で走行
させノーマルダビング動作を行なうことが出来
る。
即ち、モータM1,M2の高速回転回路6,7に
は制御電圧(+B)が印加されず、モータスイツ
チS3,S4の閉成によつてモータM1,M2は低速回
転している。
は制御電圧(+B)が印加されず、モータスイツ
チS3,S4の閉成によつてモータM1,M2は低速回
転している。
従つて第1テープデツキの再生ヘツド1からの
テープ再生信号は再生回路2で増幅され、ノイズ
低減回路9を通じて録音回路5に入力され、第2
テープデツキ側の録音再生ヘツド3に供給され
る。そしてノイズ低減回路9の第2出力端からの
信号は録音再生切換スイツチS1-3の録音端子R、
第1フアンクシヨンスイツチS2-1のテープ端子
Taを通じてバツフアアンプ12、パワーアンプ
14に導かれスピーカ15より再生音が出力され
る。
テープ再生信号は再生回路2で増幅され、ノイズ
低減回路9を通じて録音回路5に入力され、第2
テープデツキ側の録音再生ヘツド3に供給され
る。そしてノイズ低減回路9の第2出力端からの
信号は録音再生切換スイツチS1-3の録音端子R、
第1フアンクシヨンスイツチS2-1のテープ端子
Taを通じてバツフアアンプ12、パワーアンプ
14に導かれスピーカ15より再生音が出力され
る。
この時、速度切換スイツチS6の低速端子Lより
第2フアンクシヨンスイツチS2-2のテープ端子
Taを通じて第2ミユート回路20がミユート動
作状態になつているので、バツフアアンプ12か
らの分岐線路17上の信号は接地され、ノイズ低
減回路9の入力側に導かれることがない。
第2フアンクシヨンスイツチS2-2のテープ端子
Taを通じて第2ミユート回路20がミユート動
作状態になつているので、バツフアアンプ12か
らの分岐線路17上の信号は接地され、ノイズ低
減回路9の入力側に導かれることがない。
斯るノーマルダビング状態の時、第1、第2フ
アンクシヨンスイツチS2-1,S2-2をテープ端子
Taからラジオ端子Raに切換えたならば、第2フ
アンクシヨンスイツチS2-2のテープ端子Taより
制御電圧(+B)が印加されてミユート動作して
いた第2ミユート回路20は不動作になり、又該
スイツチS2-2のラジオ端子Raを通じて印加され
る制御電圧(+B)で第1ミユート回路8がミユ
ート動作する。
アンクシヨンスイツチS2-1,S2-2をテープ端子
Taからラジオ端子Raに切換えたならば、第2フ
アンクシヨンスイツチS2-2のテープ端子Taより
制御電圧(+B)が印加されてミユート動作して
いた第2ミユート回路20は不動作になり、又該
スイツチS2-2のラジオ端子Raを通じて印加され
る制御電圧(+B)で第1ミユート回路8がミユ
ート動作する。
又、第1フアンクシヨンスイツチS2-1のラジオ
端子Raからラジオ受信信号がバツフアアンプ1
2に入力される。
端子Raからラジオ受信信号がバツフアアンプ1
2に入力される。
従つてラジオ受信信号がバツフアアンプ12の
出力側の分岐線路17より録音再生切換スイツチ
S1-2の録音端子Rを通じてノイズ低減回路9に入
力され、録音回路5より録音再生ヘツド3に導か
れ、第1テープデツキのテープ再生信号のダビン
グを中止しラジオ受信信号の録音状態とすること
が出来る。
出力側の分岐線路17より録音再生切換スイツチ
S1-2の録音端子Rを通じてノイズ低減回路9に入
力され、録音回路5より録音再生ヘツド3に導か
れ、第1テープデツキのテープ再生信号のダビン
グを中止しラジオ受信信号の録音状態とすること
が出来る。
次に第1、第2フアンクシヨンスイツチS2-1,
S2-2をテープ端子Taに切換えたテープモードで、
速度切換スイツチS6を高速端子Hに切換え、第1
テープデツキを再生操作して再生状態に、又第2
テープデツキを録音操作して録音状態にすること
によつてテープを高速度で走行させ高速ダビング
動作を行なうことが出来る。
S2-2をテープ端子Taに切換えたテープモードで、
速度切換スイツチS6を高速端子Hに切換え、第1
テープデツキを再生操作して再生状態に、又第2
テープデツキを録音操作して録音状態にすること
によつてテープを高速度で走行させ高速ダビング
動作を行なうことが出来る。
即ち、モータM1,M2の高速回転回路6,7に
制御電圧(+B)が印加されると共にモータスイ
ツチS3,S4の閉成によつてモータM1,M2は高速
回転する。
制御電圧(+B)が印加されると共にモータスイ
ツチS3,S4の閉成によつてモータM1,M2は高速
回転する。
この時の第1テープデツキのテープ高速再生信
号経路は、前述と同様に第2テープデツキの録音
再生ヘツド3に導かれると同時にスピーカ15に
導かれるものである。そして、斯る高速ダビング
時には一方向性回路23を通じて制御電圧(+
B)が第2ミユート回路20に印加されており、
この第2ミユート回路20をミユート動作してい
る。
号経路は、前述と同様に第2テープデツキの録音
再生ヘツド3に導かれると同時にスピーカ15に
導かれるものである。そして、斯る高速ダビング
時には一方向性回路23を通じて制御電圧(+
B)が第2ミユート回路20に印加されており、
この第2ミユート回路20をミユート動作してい
る。
しかし乍ら、この高速ダビング中のスピーカ1
5より出力されるテープ再生音は、正常な再生音
でない。
5より出力されるテープ再生音は、正常な再生音
でない。
それ故に、この時フアンクシヨンスイツチ
S2-1,S2-2をテープ端子Taからラジオ端子Raに
切換えることにより、第1フアンクシヨンスイツ
チS2-1によつてテープ高速再生信号に代えてラジ
オ受信信号をバツフアアンプ12パワーアンプ1
4を通じてスピーカ15より出力することが出来
る。
S2-1,S2-2をテープ端子Taからラジオ端子Raに
切換えることにより、第1フアンクシヨンスイツ
チS2-1によつてテープ高速再生信号に代えてラジ
オ受信信号をバツフアアンプ12パワーアンプ1
4を通じてスピーカ15より出力することが出来
る。
一方、第2フアンクシヨンスイツチS2-2はこの
時機能しないので、第1ミユート回路8は不動作
状態にあり高速ダビング状態が続いている。
時機能しないので、第1ミユート回路8は不動作
状態にあり高速ダビング状態が続いている。
(ト) 考案の効果
本考案は上述したように、ノーマルダビング状
態においてフアンクシヨンスイツチをテープ端子
からラジオ端子に切換えたならば、ダビングを中
止してラジオ受信信号の録音を行なうことが出
来、又高速ダビング状態においてフアンクシヨン
スイツチをテープ端子からラジオ端子に切換えた
ならば、高速ダビングを行ないながらラジオ受信
信号をスピーカより出力させて開くことが出来る
ものである。
態においてフアンクシヨンスイツチをテープ端子
からラジオ端子に切換えたならば、ダビングを中
止してラジオ受信信号の録音を行なうことが出
来、又高速ダビング状態においてフアンクシヨン
スイツチをテープ端子からラジオ端子に切換えた
ならば、高速ダビングを行ないながらラジオ受信
信号をスピーカより出力させて開くことが出来る
ものである。
従つてノーマルダビングを中止してもラジオ受
信信号を標準テープ速度で正常に録音することが
出来ると共に、高速ダビング中にはラジオ受信信
号を高テープ速度で誤つて録音してしまうことが
なく、その上意味のない高速再生信号のスピーカ
出力に代えて高速ダビングの間ラジオ受信信号を
スピーカより聞くことが出来るので、高速ダビン
グの動作時間内を有効に活用することが出来、実
用上有益なものである。
信信号を標準テープ速度で正常に録音することが
出来ると共に、高速ダビング中にはラジオ受信信
号を高テープ速度で誤つて録音してしまうことが
なく、その上意味のない高速再生信号のスピーカ
出力に代えて高速ダビングの間ラジオ受信信号を
スピーカより聞くことが出来るので、高速ダビン
グの動作時間内を有効に活用することが出来、実
用上有益なものである。
図は本考案音響機器の回路構成図である。
2……第1テープデツキの再生回路、5……録
音回路、8……第1ミユート回路、12……バツ
フアアンプ、14……パワーアンプ、17……分
岐線路、19……ラジオ受信装置、20……第2
ミユート回路、23……一方向性回路、S1-1,
S1-2,S1-3,S1-4……録音再生切換スイツチ、
S2-1,S2-2……第1、第2フアンクシヨンスイツ
チ、S3,S4……モータスイツチ、S5……第1テー
プデツキの再生操作で閉成するスイツチ、S6……
速度切換スイツチ。
音回路、8……第1ミユート回路、12……バツ
フアアンプ、14……パワーアンプ、17……分
岐線路、19……ラジオ受信装置、20……第2
ミユート回路、23……一方向性回路、S1-1,
S1-2,S1-3,S1-4……録音再生切換スイツチ、
S2-1,S2-2……第1、第2フアンクシヨンスイツ
チ、S3,S4……モータスイツチ、S5……第1テー
プデツキの再生操作で閉成するスイツチ、S6……
速度切換スイツチ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 再生状態にある第1テープデツキのテープ再生
信号を、録音状態にある第2テープデツキのテー
プにノーマルダビング及び高速ダビングする機能
を有するテープレコーダー装置と、ラジオ受信装
置とを内蔵した音響機器において、 (a) 第1テープデツキの再生操作により閉成され
るスイツチ及び第2テープデツキの録音操作に
より切換えられる録音再生切換スイツチ及び速
度切換スイツチとを直列に接続し、各スイツチ
を通じて制御電圧が印加されることによりモー
タの回転を低速から高速に切換える速度切換回
路と、 (b) 第1テープデツキの再生回路の出力線路に接
続された第1ミユート回路と、 (c) 第1テープデツキのテープ再生信号と前記ラ
ジオ受信装置からのラジオ受信信号とをスピー
カ出力回路に対して切換える第1テープ・ラジ
オフアンクシヨンスイツチと、 (d) 該フアンクシヨンスイツチ後段のスピーカ出
力回路より分岐し且つ信号を第2テープデツキ
の録音回路に導く線路に接続された第2ミユー
ト回路と、 (e) 前記速度切換スイツチを低速側に切換えてい
る時、前記録音再生切換スイツチを通じて制御
電圧を前記第2ミユート回路又は第1ミユート
回路に印加してミユート状態にする第2テー
プ・ラジオフアンクシヨンスイツチと、 (f) 前記速度切換スイツチを高速側に切換えてい
る時、直列の各スイツチを通じて制御電圧を前
記第2ミユート回路に印加してミユート状態に
する一方向性回路と、から成る音響機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16586585U JPH05974Y2 (ja) | 1985-10-29 | 1985-10-29 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16586585U JPH05974Y2 (ja) | 1985-10-29 | 1985-10-29 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6273318U JPS6273318U (ja) | 1987-05-11 |
JPH05974Y2 true JPH05974Y2 (ja) | 1993-01-12 |
Family
ID=31096295
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16586585U Expired - Lifetime JPH05974Y2 (ja) | 1985-10-29 | 1985-10-29 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05974Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-10-29 JP JP16586585U patent/JPH05974Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6273318U (ja) | 1987-05-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH05974Y2 (ja) | ||
KR940004985B1 (ko) | 브이씨알의 녹음 모니터 및 서라운드 음향회로 | |
JPH0413763Y2 (ja) | ||
JPH0246135Y2 (ja) | ||
JP2975851B2 (ja) | 音響機器のリモートコントロール装置 | |
JPH0416242Y2 (ja) | ||
JPH0319107Y2 (ja) | ||
KR910005613Y1 (ko) | 카세트 테이프 레코더의 기능 선택회로 | |
JPH0319108Y2 (ja) | ||
JPS6338424Y2 (ja) | ||
JPH054083Y2 (ja) | ||
JPS6230231Y2 (ja) | ||
JP3481034B2 (ja) | 信号ミュート回路およびカセットデッキ | |
JPH0516678Y2 (ja) | ||
JPH0447798Y2 (ja) | ||
JPH0459694B2 (ja) | ||
JP2517856Y2 (ja) | テープレコーダーのハウリング防止回路 | |
JPS5847762B2 (ja) | ロクオンサイセイホウシキ | |
JPH0351766Y2 (ja) | ||
JPH0233355Y2 (ja) | ||
KR920005777Y1 (ko) | 더블데크 음향기기의 스위칭회로 | |
JPS5939290Y2 (ja) | オ−デイオ信号編集装置 | |
JPH0624041Y2 (ja) | レコ−デイングセレクタ回路 | |
JPH0346576Y2 (ja) | ||
JPH0344398B2 (ja) |