JP3481034B2 - 信号ミュート回路およびカセットデッキ - Google Patents

信号ミュート回路およびカセットデッキ

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JP3481034B2
JP3481034B2 JP05079096A JP5079096A JP3481034B2 JP 3481034 B2 JP3481034 B2 JP 3481034B2 JP 05079096 A JP05079096 A JP 05079096A JP 5079096 A JP5079096 A JP 5079096A JP 3481034 B2 JP3481034 B2 JP 3481034B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は信号ミュート回路
よびカセットデッキに関し、特にダブルカセットデッキ
等における巻戻しまたは早送りモード時の音漏れ対策の
ための信号ミュート回路およびカセットデッキに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、カセットデッキにおける巻戻しま
たは早送りモード時の音漏れ対策のために音声ミュート
回路が使用されていた。図2は、例えば2台のデッキ
(A及びBデッキ)を内蔵するいわゆるダブルカセット
デッキに使用されている従来の信号ミュート回路の構成
図であり、1は信号切替回路で、2〜5は2種類の2チ
ャンネル音声信号(すなわちA及びBデッキのL、R音
声信号)の入力端子、6、7は音声信号の出力端子、8
は切替制御手段、例えばカセットデッキ用システムIC
をコントロールするマイクロコンピュータ(以下マイコ
ンという)20よりの制御信号の入力端子、9、10は
マイコン20からの制御信号により入力端子2〜5を出
力端子6、7に選択的に接続するように切り替え制御さ
れる可動スイッチ片、11はミュート信号入力端子、1
2、13はミュート手段(例えばスイッチングトランジ
スタ)である。
【0003】上記の構成において、入力端子2〜5をそ
れぞれ順にAデッキのLチャンネル、BデッキのLチャ
ンネル、AデッキのRチャンネル、BデッキのRチャン
ネルの音声信号用の入力端子とし、出力端子6、7をそ
れぞれLチャンネル音声信号、Rチャンネル音声信号用
の出力端子とした場合、可動スイッチ片9及び10は、
制御信号の入力端子8への制御信号により、Aデッキの
各動作モード(再生、巻戻し、早送り、頭出し)時には
入力端子2、4をそれぞれ出力端子6、7に接続し、B
デッキの各動作モード(再生、巻戻し、早送り、頭出
し)時には入力端子3、5をそれぞれ出力端子6、7に
接続するように切り替え制御される。
【0004】ところで、カセットメカの構造上巻戻しモ
ードや早送りモード時にテープがヘッドタッチしている
ため、出力端子に不要なサーチ音が出力されてしまう場
合がある。そこで、巻戻しや早送りモード時には入力端
子11にミュート信号を入力してミュート手段12、1
3をオンとし、不要なサーチ音が漏れないようにミュー
トをかけている。しかし、上述した従来の音声ミュート
回路は、音声ミュートのために専用のミュート手段を使
用するので部品点数が多くかつ回路構成も複雑になり、
それだけ動作の信頼性が悪くなりかつコストもかかると
いう問題があった。
【0005】一方、別の従来の音声ミュート回路とし
て、専用のミュート手段を使用せずに音声ミュートする
ことができる音声ミュート回路がある。(実開平3−7
9571号公報) すなわち、図3に示すように、例えばテレビジョン受信
機などの音声をミュートするように構成された音声ミュ
ート回路であり、3チャンネル入力の2系統の信号切替
回路30で、2種類の2チャンネル音声信号がそれぞれ
入力される端子31、32及び33、34と、音声信号
が入力されない端子35、36と、これらの2種類の3
つの入力端子31、32、35及び33、34、36に
それぞれ対応する各1つの出力端子37及び38、切替
制御信号の入力端子39と、この端子39から入力され
る制御信号により上記各出力端子37及び38を上記入
力端子31、32、35及び33、34、36に選択的
に接続させるように切り替え制御される可動スイッチ片
40及び41を備えたものである。
【0006】上記の構成において、音声信号の出力状態
において音声をミュートしたい場合は、端子39への切
替制御信号により可動スイッチ片40及び41を音声信
号が入力されていない端子35及び36への接続状態に
切り替えることにより、音声がミュートされる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図3に
示した従来の音声ミュート回路は専用のミュート手段を
使用せずに音声ミュートすることができるが、n系統の
信号切替のためにn+1チャンネル入力の切替スイッチ
を必要とし、部品コストが高くなると共に部品スペース
が大きくなるという問題があった。
【0008】本発明の目的は、上記従来の信号ミュート
回路における諸問題を解決し、部品点数の削除(回路構
成の簡略化)及びコストダウンを達成できる信号ミュー
ト回路およびカセットデッキを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る信号ミュー
ト回路は、2台のデッキからの各音声信号が、それぞれ
に入力される2つの入力端子と、出力端子と、2つの入
力端子のうちのいずれか1つの入力端子を、出力端子へ
択一的に接続する可動スイッチ片と、2台のデッキのう
ちの動作中のデッキの音声信号が、出力端子から出力さ
れるように、動作中のデッキに対応する入力端子と出力
端子とを接続させる制御信号を、可動スイッチ片へ出力
する制御手段と、からなり、制御手段は、動作中のデッ
キが巻き戻しまたは早送りモード時には、当該動作中の
デッキ以外のデッキに対応する入力端子を出力端子へ接
続するように、制御信号を切り替えて出力するものであ
る。
【0010】 また、本発明に係るカセットデッキは、
上述した信号ミュート回路と、信号ミュート回路へ音声
信号を出力する2台のデッキを備えるカセットデッキで
あって、ダビングモード以外の時には、2台のデッキ
単独で動作状態とさせ、且つ、それ以外のデッキを不動
作状態とするものである。
【0011】
【作用】2種類の信号がそれぞれ入力される2つの入力
端子のうちのいずれか1つの入力端子と出力端子との接
続を、制御手段からの切り替え制御信号により可動スイ
ッチ片で選択的に切替える際、出力端子に接続中の入力
端子からの信号のミュートを要する時は、接続中の入力
端子以外の入力端子に切り換え制御する。したがって、
前記信号は出力端子に供給されず、信号ミュートが行わ
れる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る信号ミュー
ト回路の一実施例の構成図であり、例えば2台のデッキ
(A及びBデッキ)を内蔵するいわゆるダブルカセット
デッキに使用される信号ミュート回路を示す。図1の構
成は、基本的に、図2の従来例の構成と比較した場合は
図2のミュート信号入力端子11、ミュート手段12、
13が削除された構成であり、図3の従来例の構成と比
較した場合は図3の端子35、36が削除された構成で
ある。
【0013】すなわち、図1において、1は信号切替回
路(実際はカセットデッキ用システムIC内に含まれて
いる)で、2〜5は2種類の2チャンネル音声信号(す
なわちA及びBデッキのL、R音声信号)の入力端子、
6、7は音声信号の出力端子、8は、切替制御手段、例
えばカセットデッキ用システムICをコントロールする
マイクロコンピュータ(以下マイコンという)20、よ
りの制御信号の入力端子、9、10はマイコン20から
の制御信号により入力端子2〜5を出力端子6、7に選
択的に接続するように切り替え制御される可動スイッチ
片である。
【0014】入力端子2〜5をそれぞれ順にAデッキの
Lチャンネル、BデッキのLチャンネル、AデッキのR
チャンネル、BデッキのRチャンネルの音声信号用の入
力端子とし、出力端子6、7をそれぞれLチャンネル音
声信号、Rチャンネル音声信号用の出力端子とした場
合、可動スイッチ片9及び10は、入力端子8への制御
信号により入力端子2〜5を選択的に出力端子6、7に
接続するように切り替え制御される。
【0015】ここで用いられているダブルカセットデッ
キは、Aデッキ及びBデッキが同時動作するのはダビン
グモード時だけであり、それ以外の動作モード時はAデ
ッキまたはBデッキが単独で動作するように制御されて
いる。したがって、あるデッキが単独で動作している時
は他のデッキは不動作状態にあるので、動作中のデッキ
の音声信号を出力すべく出力端子6、7に接続中の入力
端子以外の入力端子には音声信号が入力されていない状
態となっている。また、巻戻しモードや早送りモード時
にテープがヘッドにタッチしているため、入力端子に不
要なサーチ音が供給される。
【0016】そこで、まずダブルカセットデッキのAデ
ッキを単独動作させる場合、Aデッキの各動作モード
(再生、巻戻し、早送り、頭出し)のうち再生モードま
たは頭出しモード時は、入力端子8にマイコン20より
例えばハイレベルの制御信号を入力することにより、可
動スイッチ片9、10はそれぞれ入力端子2、4に接続
され、AデッキのLチャンネル音声信号が出力端子6に
供給されかつRチャンネル音声信号が出力端子7に供給
される。
【0017】次に、Aデッキの動作モードを巻き戻しモ
ードまたは早送りモードにした時は、マイコンがそのモ
ード変更を検知して制御手段入力端子8にマイコン20
より例えばローレベルの制御信号を入力することによ
り、可動スイッチ片9、10はそれぞれ入力端子3、5
に切り替え接続され、入力端子2、4の入力されるサー
チ音(いわゆるテープのヘッドタッチによって発生する
音声信号)は遮断され、出力端子6、7に供給されな
い。またこの時、Bデッキは不動作状態にあり入力端子
3、5に音声信号は入力されていないので、結果的にA
デッキの巻き戻しモード時または早送りモード時、Aデ
ッキの音声信号のミュートが行われたことになる。
【0018】同様に、Bデッキを単独動作させると、B
デッキの各動作モード(再生、巻戻し、早送り、頭出
し)のうち再生モードまたは頭出しモード時は、入力端
子8にマイコン20より例えばローレベルの制御信号を
入力することにより、可動スイッチ片9、10はそれぞ
れ入力端子3、5に接続され、BデッキのLチャンネル
音声信号が出力端子6に供給されかつRチャンネル音声
信号が出力端子7に供給される。
【0019】次に、Bデッキの動作モードを巻き戻しモ
ードまたは早送りモードにした時は、マイコンがそのモ
ード変更を検知して制御手段入力端子8にマイコン20
より例えばハイレベルの制御信号を入力することによ
り、可動スイッチ片9、10はそれぞれ入力端子2、4
に切り替え接続され、入力端子3、5の入力されるサー
チ音は遮断され、出力端子6、7に供給されない。また
この時、Aデッキは不動作状態にあり入力端子2、4に
音声信号は入力されていないので、結果的にBデッキの
巻き戻しモード時または早送りモード時、Bデッキの音
声信号のミュートが行われたことになる。
【0020】以上のようにして、巻き戻しモードまたは
早送りモード時のサーチ音の音漏れを防止することがで
きる。本発明では、信号ミュートのための専用のミュー
ト手段を使用せず、しかもn系統の信号切替のためにn
個の入力端子を有する切り替えスイッチを用いるだけな
ので、回路の簡略化、コストダウンをすることができ
る。また、本実施例では音声信号について述べたが、他
の信号でも同様である。
【0021】
【発明の効果】本発明に係る信号ミュート回路およびカ
セットデッキによれば、従来回路に比して部品点数の削
除(回路構成の簡略化)及びコストダウンを達成するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る信号ミュート回路の一実施例の構
成図である。
【図2】従来の信号ミュート回路の一例の構成図であ
る。
【図3】従来の信号ミュート回路の他の例の構成図であ
る。
【符号の説明】
1 信号切替回路 2, 3, 4, 5 信号の入力端子 6, 7, 信号の出力端子 8 切替制御信号の入力端子 9, 10 可動スイッチ片 20 マイクロコンピュータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 20/00 - 20/04

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2台のデッキからの各音声信号が、それ
    ぞれに入力される2つの入力端子と、 力端子と、 上記2つの入力端子のうちのいずれか1つの入力端子
    を、上記出力端子へ択一的に接続する可動スイッチ片
    と、 上記2台のデッキのうちの動作中のデッキの音声信号
    が、上記出力端子から出力されるように、上記動作中の
    デッキに対応する上記入力端子と上記出力端子とを接続
    させる制御信号を、可動スイッチ片へ出力する制御手段
    と、からなり、 上記制御手段は、上記動作中のデッキが巻き戻しまたは
    早送りモード時には、当該動作中のデッキ以外のデッキ
    に対応する上記入力端子を上記出力端子へ接続するよう
    に、上記制御信号を切り替えて出力することを特徴とす
    る信号ミュート回路。
  2. 【請求項2】 請求項1に係る信号ミュート回路と、上
    記信号ミュート回路へ音声信号を出力する2台のデッキ
    を備えるカセットデッキであって、 ダビングモード以外の時には、前記2台のデッキの1つ
    を単独で動作状態とさせ、且つ、それ以外のデッキを不
    動作状態とすることを特徴とするカセットデッキ。
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