JPH0538424Y2 - - Google Patents

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JPH0538424Y2
JPH0538424Y2 JP15795985U JP15795985U JPH0538424Y2 JP H0538424 Y2 JPH0538424 Y2 JP H0538424Y2 JP 15795985 U JP15795985 U JP 15795985U JP 15795985 U JP15795985 U JP 15795985U JP H0538424 Y2 JPH0538424 Y2 JP H0538424Y2
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【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は音声信号のレベル及びトラツキング状
態を表示する表示装置に関する。
(ロ) 従来の技術 ビデオテープレコーダ(VTR)において互換
再生を行なう場合、つまり自己録再以外の再生時
にはトラツキング調整が必要である。そこで、通
常は、再生画像を見ながらトラツキングボリユー
ムを操作し、再生コントロール信号の遅延量を変
化せしめることによつて行なつていた。
ところが、音声信号にてFM変調したキヤリア
を回転ヘツドにより記録するVTR(いわゆる
HiFiVTR)では音声信号のみの記録も可能とな
ることから、このとき、再生画像を見ながらのト
ラツキング調整は不可能である。そこで、何か別
のトラツキング状態の表示手段を設ける必要があ
る。
例えば、特開昭56−78282号公報には、再生
FM出力のエンベロープを検出してメータ等で表
示する構成が開示されている。又、トラツキング
表示装置としてオーデイオレベルメータを兼用す
る装置がある(例えば、電波科学1984年5月号
PP.56〜57に照介されているNV−850等)。
(ハ) 考案が斯決しようとする問題点 入力音声信号又は再生音声信号のレベル表示
と、トラツキング表示とを共通の表示手段にて表
示する場合には次の問題点がある。
音声信号はそのダイナミツクレンジが大きく、
特にHiFiVTRはそのダイナミツクレンジが大き
いことが特徴である。そこでHiFiVTRでの再生
音声信号のレベル変化が大きい。そこで表示でき
るレベルの範囲が広いことが望まれる。
一方、トラツキング表示のための信号、例えば
再生FM音声信号のエンベロープの変化はあまり
大きくない。これは隣接トラツクからのクロスト
ーク等があるからである。又、トラツキング表示
はトラツキング最良点を明示することが目的であ
る。そこでトラツキング最良点付近での変化が大
きいことが望ましい。
すなわち、再生音声信号のレベル表示には、広
い範囲の表示が、トラツキング表示には表示の変
化が大きいことが要求され、両者は相反するもの
であり、一つの表示手段でもつて共に満足させる
ことはむづかしい。
更にVHS方式のHiFiVTRでは、第3図に示し
た様に映像記録/再生ヘツド(S+)(S-)(E+
(E-)とは別にFM音声記録/再生ヘツド(AF+
(AF-)を設けて、記録/再生を行なつている。
この音声ヘツド(AF+)(AF-)の巾は例えば
26μmに設定されていて、標準(SP)モード(ト
ラツクピツチ58μm)では32μmのガードバンドが
形成され、長時間(EP)モード(トラツクピツ
チ19μm)では重ね記録が行なわれて、ガードバ
ンドは形成されない。又EPモードではSPモード
と異なつて、映像の記録と音声の記録は同方向の
アジマスで行なわれる。
そこで、EPモードでの再生時には、SPモード
と比べて再生出力レベルが小さく、隣接トラツク
からのクロストークの量も大きいので、トラツキ
ングがずれた場合でも再生エンベロープの変化が
少ない。つまりトラツキング表示の変化が少なく
最良点を得難いという問題がある。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案では、再生出力のエンベロープに基づく
直流電圧を検出する検波回路と、可変ゲインアン
プとレベル検出回路とOPアンプとよりなり、音
声信号レベルを表示する場合には圧縮動作接続き
れ、トラツキング状態を表示する場合には、振幅
一定の交流信号を入力して伸張動作接続されると
ともに前記検波回路出力で可変ゲインアンプのゲ
インが制御される圧縮伸張手段と、圧縮伸張手段
出力を表示する表示手段を備えている。
(ホ) 作用 つまり、音声信号のレベル表示では、音声信号
はレベルを圧縮して表示され、トラツキング状態
を表示するときには、再生エンベロープに関連す
る直流レベルでもつて振幅一定の交流信号が入力
される可変ゲインアンプのゲインが制御されて、
トラツキング状態の変化が拡大して表示される。
(ヘ) 実施例 以下図面に従い本考案の実施例を説明する。
第1図は実施例を示す回路ブロツク図である。
図において1はテープ、(AF+)(AF-)は音声用
回転ヘツド、2はプリアンプ用IC(例えば
HA11752又はAN6326等)3はFM音声処理回
路、4は直流アンプ回路、5は圧縮伸張回路、6
は表示回路(表示手段)(ICLB1412を含む)であ
る。尚、本実施例はVHS方式NTSCVTRに対応
するものである。
プリアツプ用IC2は、増幅、連続化及びAGC
の機能を備えている。つまり、FM音声記録/再
生ヘツド(AF+)(AF-)からの再生出力は夫々
第1、第2プリアンプ10,11で増幅され、ス
イツチング手段12によつて、ヘツド切換パルス
に基づき連続化される。13はAGCアンプであ
り、直流検波回路14によつて、ゲインが制御さ
れ、IC2の出力のエンブロープは略一定に制御
される。
FM音声処理回路3ではIC2からの再生FM信
号を入力として、左、右の信号に周波数分離して
FM復調、ノイズリダクシヨン等の処理を施し
て、端子15,16より出力する。又、圧縮伸張
回路5には夫々切換スイツチ17,18を介して
左右の音声信号が供給される。
圧縮伸張回路5は基本的に、IC(NE571)7で
構成されている。このICは可変ゲインアンプ1
9,20と整流回路(レベル検波回路)21,2
2及びOPアンプ23,24を備えており、2系
統の信号を扱うことができる。
そして音声信号のレベル表示を行なうときに
は、IC7の2つの系統とも圧縮動作接続されて
いる。つまり、可変ゲインアンプ19,20と整
流回路21,22で構成された伸張回路がOPア
ンプ23,24の帰還ループ内に配置されてい
る。
そして左右の音声信号はIC7の6番ピン、11
番ピンに入力され、夫々レベルが圧縮されて、7
番ピン、10番ピンより出力される。そして各可変
抵抗VR1,VR2を介して表示回路6に印加さ
れる。
音声処理回路3からの音声信号を圧縮するのは
表示回路6の表示範囲が24dBしかなく、音声処
理回路3の出力を十分に表示できないからであ
る。
直流アンプ回路4はOPアンプ25,26,2
個を有するIC(NJM2904)8を中心に構成されて
いる。そしてOPアンプ26の非反転入力端子
(4番ピン)には、プリアンプIC2のAGC(又は
ALC)検波電圧(直流電圧)(コンデンサC15
の端子電圧として)がリツプル除去回路27を介
して印加されている。
OPアンプ26は定電圧源として利用されてお
り、抵抗R5,R6、可変抵抗VR3による分圧
回路で定まる一定電圧が抵抗R4を介してOPア
ンプ25の反転入力端子(3番ピン)に供給され
る。
OPアンプ25の出力(2番ピン)と反転入力
端子の間には、抵抗R2とスイツチ手段である
FETQ1及び抵抗R3による帰還回路が形成され
ている。そしてFETQ1は、VTRがEPモードの
ときにHレベルとなる信号がベースに印加される
トランジスタQ2によつて制御される。つまり、
EP(長時間)モードのときFETQ1がオフし、
OPアンプ25のゲインは抵抗R2,R4で定ま
り大きくなる。又、SP(標準)モードでは、
FETQ1がオン状態となつて抵抗R2とR3の並
列抵抗と抵抗R4で定まる小さなゲインをOPア
ンプ26は備えることになる。尚IC8に対して
電源電圧(+B)はスイツチ28を介して供給さ
れる。
直流アンプ回路4で増幅された直流検波回路1
4の出力は、ダイオードD1抵抗R17を介して
圧縮伸張回路5の16番ピンに入力される。IC7
のRチヤンネル側ではトラツキング表示時、切換
スイツチ29がトラツキング側に設定され、スイ
ツチ30はオフとなるので、可変ゲインアンプ2
0にはヘツド切換信号が入力される。そして、こ
の可変ゲインアンプ20のゲインは、16番ピンに
入力される再生エンベロープに関連した直流電圧
によつて制御される。
そこで、IC7の10番ピンからは再生エンベロ
ープの大小に振幅が対応した30Hzの信号が出力さ
れ、表示回路6で表示される。実施例の場合、
20dB以上の変化が得られる。
尚、表示回路20の表示部33は第2図の如き
ものであり、発光ダイオード31,32が複数配
列されているものである。
切換スイツチ17,18,29及びスイツチ2
8,30は表示回路6による表示切換制御に連動
して切換えられる(例えばシスコンにより)。つ
まり音声レベル表示を行なうときには、第1図に
示した状態となつて、IC8には電源電圧が付与
されず、直流アンプ回路4は動作しない。トラツ
キング状態の表示時には切換スイツチ17,1
8,29はトラツキングTR側を選択し、スイツ
チ28はオン、スイツチ30はオフとなる。そこ
で、ヘツド切換信号が可変ゲインアンプ20に供
給され、直流アンプ回路4出力で可変ゲインアン
プ20のゲインが制御される。
さて、前に述べた様に、EPモードとSPモード
ではトラツキングずれによる再生エンベロープの
変化が異なる、つまりEPモードでの変化がSPモ
ードでの変化よりも少ないので、EPモードの時
には、OPアンプ25のゲインを+3dB程大きく
している。これによつて、どちらのモードにおい
ても十分な変化が得られる様になる。
尚、OPアンプ26による定電圧回路は、OPア
ンプ25のオフセツトの影響を相殺する機能も有
する。
第1図の実施例では、再生エンベロープに対応
する直流電圧をプリアンプ用IC2のAGC検波回
路(直流検波回路)14の出力を利用することに
より、回路構成を簡単にしている。しかし、別に
看破回路を設けてもよい。
尚、トラツキング調整は表示手段6にトラツキ
ング表示を切換えて、トラツキンゲボリユームを
調整し、表示が最大となる様にすればよい。
又、トラツキング表示のとき14番ピンにヘツド
切換信号を印加しているが、これは、表示回路6
が交流入力用であり、エンベロープの変化を表わ
す信号が直流電圧であることが理由である。交流
信号としては他に、交流バイアス発振器出力や、
発振器出力を分周したもの等を用いることができ
る。
(ト) 考案の効果 以上述べた如く、本考案によれば、音声のレベ
ル表示の場合には、信号を圧縮して表示し、トラ
ツキング表示の場合は、信号を伸張して表示する
から、性質の異なる二種類の信号を共通の表示手
段にて、表示しても夫々に最適な態様で表示を行
なうことができるので実用的である。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例の回路ブロツク図、第2図は表
示手段を示す図、第3図はヘツド配置を示す図で
ある。 5……圧縮伸張回路、14……検波回路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 再生出力のエンベロープに基づく直流電圧を出
    力する直流検波回路と、可変ゲインアンプとレベ
    ル検出回路とOPアンプを有し、 音声信号レベルを表示する場合には音声信号を
    入力として圧縮動作接続され、トラツキング状態
    を表示する場合には振幅一定の交流信号を入力と
    して伸張動作接続されるとともに前記直流検波回
    路出力で前記可変ゲインアンプのゲインが制御さ
    れる圧縮伸張手段と、 前記圧縮伸張手段出力を表示する表示手段とよ
    りなる表示装置。
JP15795985U 1985-10-16 1985-10-16 Expired - Lifetime JPH0538424Y2 (ja)

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JPS6267335U JPS6267335U (ja) 1987-04-27
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