JPH0514323Y2 - - Google Patents

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JPH0514323Y2
JPH0514323Y2 JP5659087U JP5659087U JPH0514323Y2 JP H0514323 Y2 JPH0514323 Y2 JP H0514323Y2 JP 5659087 U JP5659087 U JP 5659087U JP 5659087 U JP5659087 U JP 5659087U JP H0514323 Y2 JPH0514323 Y2 JP H0514323Y2
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、磁気テープの特性に合わせてレベル
調整及びバイアス電流調整を行い、所望する録音
再生特性を得るべく、これらの調整機能を備えた
テープレコーダに関する。
(従来の技術) 従来、例えば2チヤンネルのテープレコーダに
おいて、磁気テープの録音再生感度を調整すべく
行われるレベル調整、及び高域特性を補正すべく
行われるバイアス電流調整を円滑に行う方法とし
て以下の方法が行われている。即ち、レベル調整
用の可聴周波数帯域における中域周波数(例えば
400Hz)の中域基準信号と、バイアス電流調整用
の比較的高域の周波数(例えば15kHz)の高域基
準信号との混合信号をどちらか一方のチヤンネル
で録音再生し、この再生された混合信号をフイル
タを介して再び分離する。そして再生分離された
中域基準信号が所定のレベルとなるべく録音信号
レベルを調整し、また再生分離された高域基準信
号が所定のレベルとなるべくバイアス電流を調整
することにより、所望する録音再生特性を得てい
た。
ただしこの場合、前記したレベル調整、バイア
ス電流調整の各調整手段(例えば、ボリウムな
ど)は、両チヤンネルを同時に同じ条件で調整す
るものである。
(考案が解決しようとする問題点) 上記の如く、一方のチヤネルで各基準信号を録
音再生し、この再生した基準信号に基づいて両チ
ヤンネルのレベル調整、バイアス電流調整が同じ
条件で行われた場合、両チヤンネルの各磁気ヘツ
ド、アンプ、磁気テープのトラツク等において感
度、特性等のばらつきがあると、実際に録音再生
が行われた方のチヤンネルに関しては正確に所望
する録音再生特性が得られるが、他方のチヤンネ
ルに関しては所望する録音再生特性とは異なる特
性になつてしまう欠点があつた。
(問題点を解決するための手段) 録音信号を互いに連動するレベル調整手段を介
して磁気テープに録音する複数の信号録音手段
と、バイアス電流調整手段を有し、前記複数の信
号録音手段に略等しいバイアス電流を供給するバ
イスア電流供給手段と、前記磁気テープから信号
再生する複数の信号再生手段と、少なくとも可聴
周波数帯域における中域周波数の第1の基準レベ
ル信号と該帯域における高域周波数の第2の基準
レベル信号を混合した混合基準信号を出力する基
準信号発生手段と、前記複数の再生手段により再
生されたそれぞれの再生信号に含まれる前記中域
周波数信号の平均出力レベル情報に基づく第1の
合成レベル信号を出力する合成レベル検出手段
と、前記複数の再生手段により再生された再生信
号からそれぞれ前記高域周波数の信号を選択し、
これら選択した信号のレベル情報に基づく信号を
少なくとも加算した第2の合成レベル信号を出力
する整流加算手段とからなる。
(作用) 前記混合信号を前記複数の信号録音手段と複数
の信号再生手段とを介して録音再生し、前記第1
の合成レベル信号に基づいて前記レベル調整手段
を調整し、前記第2の合成レベル信号に基づいて
前記バイアス電流調整手段を調整する。
(実施例) 第1図は本考案の一実施例を示すテープレコー
ダの構成図で、右チヤンネル(以下Rchと称す)
入力端子11は入力ボリウムVR11を介してキヤ
リブレーシヨン(以下cal.と称す)スイツチSW
1の一方の固定端子aに接続されている。ライ
ンアンプ21の入力端子はcal.スイツチSW11
可動端子に接続され、その出力端子は録音ドルビ
ー回路31の入力端子に接続されると共に出力切
換えスイツチSW21の一方の固定端子aに接続さ
れている。録音アンプ41の入力端子は、レベル
ボリウムVR21を介して録音ドルビー回路31
出力端子に接続されると共に、その出力端子は加
算回路51の一方の入力端子に接続されている。
加算回路51の他方の入力端子はバイアス電流調
整ボリウムVR3を介してバイアス電流発生器2
2の出力端子に接続されると共に、その出力端子
は録音用磁気ヘツド61に接続されている。以上
の構成でRchの録音系が形成される。
左チヤンネル(以下Lchと)入力端子12は入
力ボリウムVR12を介してcal.スイツチSW12
一方の固定端子aに接続されている。ラインアン
プ22の入力端子はcal.スイツチSW12の可動端
子に接続され、その出力端子は録音ドルビー回路
2の入力端子に接続されると共に出力切換えス
イツチSW22の一方の固定端子aに接続されてい
る。録音アンプ42の入力端子は、レベルボリウ
ムVR22を介して録音ドルビー回路32の出力端
子に接続されると共に、その出力端子は加算回路
2の一方の入力端子に接続されている。加算回
路52の他方の入力端子はバイアス電流調整ボリ
ウムVR3を介してバイアス電流発生器22の出
力端子に接続されると共に、その出力端子は録音
用磁気ヘツド62に接続されている。以上の構成
でLchの録音系が形成される。
再生アンプ81の入力端子は再生用磁気ヘツド
1に接続されると共に、その出力端子は再生ド
ルビー回路91の入力端子に接続されている。再
生ドルビー回路91の出力端子は、出力切換えス
イツチSW21の他方の固定端子b、ローパスフイ
ルタ121の入力端子、ハイパスフイルタ141
入力端子にそれぞれ接続されている。バツフアア
ンプ101の入力端子は、出力切換えスイツチSW
1の可動端子に接続され、その出力端子はRch
出力端子111に接続されると共にcal.スイツチ
SW13の一方の固定端子aに接続されている。以
上構成でRchの再生系が形成される。
再生アンプ82の入力端子は再生用磁気ヘツド
2に接続されると共に、その出力端子は再生ド
ルビー回路92の入力端子に接続されている。再
生ドルビー回路92の出力端子は、出力切換えス
イツチSW22の他方の固定端子b、ローパスフイ
ルタ122の入力端子、ハイパスフイルタ142
入力端子にそれぞれ接続されている。バツフアア
ンプ102の入力端子は出力切換えスイツチSW2
の可動端子に接続され、その出力端子はLch出
力端子112に接続されると共にcal.スイツチSW
4の一方の固定端子aに接続されている。以上
構成でLchの再生系が形成される。
整流平滑回路131の入力端子はローパスフイ
ルタ121の出力端子に接続されると共に、その
出力端子は加算回路A24の一方の入力端子に接
続されているる。整流平滑回路151の入力端子
はハイパスフイルタ141の出力端子に接続され
ると共に、その出力端子は加算回路B25の一方
の入力端子に接続されている。整流平滑回路13
の入力端子はローパスフイルタ122の出力端子
に接続されていると共に、その出力端子は加算回
路A24の他方の入力端子に接続されている。整
流平滑回路152の入力端子は、ハイパスフイル
タ142の出力端子に接続されると共に、加算回
路B25の他方の入力端子に接続されている。加
算回路A24、加算回路B25の各出力端子は、
それぞれcal.スイツチSW13,SW14の他方の入
力端子bに接続されている。
バーグラフ駆動回路161の入力端子はcal.ス
イツチSW13の可動端子に接続されると共に、そ
の出力端子はRch用バーグラフ171の入力端子
に接続されている。バーグラフ駆動回路162
入力端子はcal.スイツチSW14の可動端子に接続
されると共に、その出力端子はLch用バーグラフ
172の入力端子に接続されている。
cal.スイツチSW11,SW12の他方の固定端子
bは、共に基準信号発生回路18の出力端子に接
続されている。この基準信号発生回路20は、
400Hzの基準レベル信号を発生する発振器20と
15kHzの基準レベル信号を発生する発振器21と
これら各基準レベル信号をミキシングするミキシ
ング回路19とからなり、その出力端子からミキ
シングされた基準ミキシング信号s1を出力する。
また各Cal.スイツチSW1の可動端子間、各出
力切換えスイツチSW2の可動端子間、及び各レ
ベルボリウムVR2の摺動端子間はそれぞれ連動
するように構成され、入力ボリウムVR1、バイ
アス電流調整ボリウムVR3と共にテープレコー
ダ本体のフロントパネル上に設けた操作手段(図
示せず)によりそれぞれ操作可能に構成されるも
のである。
以上の構成に於いて通常の入力信号の録音再生
を行う録音モードの場合、各cal.スイツチSW1
の可動端子は、それぞれ固定端子a側に接続され
る。従つて、Rch入力端子に入力した入力信号
は、入力ボリウムVR11で所望のレベルに調整さ
れ、更に所定のゲインを有するラインアンプ21
で増幅されたのち録音ドルビー回路31に入る。
そして必要に応じてドルビーエンコードされたの
ちレベルボリウムVR21に至る。このレベルボリ
ウムVR21は、後述するように録音する磁気テー
プ23に応じて予めレベル減衰率が設定されるも
のであり、このレベルボリウムVR21で所定量レ
ベルダウンした入力信号は、所定の周波数特性を
有する録音アンプ41で記録電流信号とされ、更
に加算回路51でバイアス電流が加算されたのち
録音用磁気ヘツド61に至り、磁気テープ23上
の所定のRchトラツクに録音される。
一方、Lch入力端子12に入力する入力信号も
同様な経路を経て録音用磁気ヘツド62に至り、
磁気テープ23上の所定のLchトラツクに記録さ
れる。
この時、両チヤンネルの加算回路51,52に印
加されるバイアス電流レベルは同値で、しかも後
述するようにバイアス電流調整ボリウムVR3に
より調整可能に構成されている。
次に再生用磁気ヘツド71により磁気テープ2
3のRchトラツクから再生された再生信号は、所
定の周波数特性を有する再生アンプ81で増幅さ
れたのち再生ドルビー回路91に至り、必要に応
じてドルビーデコードされたのち出力切換えスイ
ツチSW21の固定端子bに至る。この出力切換え
スイツチSW21は、アフターモニターを可能とす
るもので、その固定端子aには前記ラインアンプ
1の出力信号が印加されており、従つてこの可
動端子を固定端子aに接続することにより、前記
入力信号に基づく信号がバツフアアンプ101
介してRch出力端子111から出力され、可動端
子を固定端子bに接続することにより、前記再生
信号に基づく信号が同様にして出力される。これ
らバツフアアンプ101から出力される出力信号
は、同時にcal.スイツチSW13を介してバーグラ
フ駆動回路161に入る。このバーグラフ駆動回
路161は、この入力した信号レベルに応じたレ
ベル表示を行うべくバーグラフ171を駆動する。
一方、再生用磁気ヘツド72により磁気テープ
23のLchトラツクから再生された再生信号、及
びラインアンプ22の出力信号も同様な径路を経
てLch出力端子112から出力されると同時にバ
ーグラフ172でレベル表示される。
以上、通常の信号録音再生を行う場合について
説明したが、次に録音信号レベル調整、バイアス
電流調整を行うcal.モードの場合について説明す
る。
この場合、cal.スイツチSW1の可動端子は、
それぞれの固定端子bに接続される。従つて基準
信号発生回路18から出力される400Hzの基準レ
ベル信号と15kHzの基準レベル信号がミキシング
された信号である基準ミキシング信号s1は、
Rch,Lchの各録音系を経て磁気テープ23上の
Rch,Lchの各トラツクに記録される。これら各
トラツクに記録された基準ミキシング信号s1のう
ち、Rchの再生用磁気ヘツド71で再生された再
生ミキシング信号s21は再生アンプ81、再生ドル
ビー回路91を経てローパスフイルタ121、ハイ
パスフイルタ141に至る。またLchの再生用磁
気ヘツド72で再生された再生ミキシング信号s22
も同様にしてローパスフイルタ122、ハイパス
フイルタ142に至る。ローパスフイルタ121
入力したRchの再生ミキシング信号から400Hzの
再生基準レベル信号s31のみ通過させて整流平滑
回路131に出力する。またハイパスフイルタ1
1は同じくRchの再生ミキシング信号から
15kHzの再生基準レベル信号s41のみ通過させ整
流平滑回路151に出力する。一方、ローパスフ
イルタ122、ハイパスフイルタ142は同様にし
てLchの再生ミキシング信号から分離した400Hz
の再生基準レベル信号s32、15kHzの再生基準レ
ベル信号s42をそれぞれ整流平滑回路132、152
に出力する。
整流平滑回路131,132は、それぞれ入力し
たRch,Lchの400Hzの再生基準レベル信号s31
s32を整流平滑した直流レベル信号s51,s52として
加算回路A24に出力する。一方、整流平滑回路
151,152は、それぞれ入力したRch,Lchの
15kHzの再生基準レベル信号s41,s42を整流平滑
した直流レベル信号s61,s62として加算回路B2
5に出力する。これら直流レベル信号s51,s52は、
それぞれ再生基準レベル信号s31,s32のレベル情
報となり、直流レベル信号s61,s62は、それぞれ
再生基準レベル信号s41,s42のレベル情報となる。
加算回路A24、加算回路B25は、それぞれ
入力した直流レベル信号を加算し、これら加算し
た合成レベル信号s7,s8をそれぞれcal.スイツチ
SW13,SW14を経由してバーグラフ駆動回路1
1,162に出力する。バーグラフ駆動回路16
,162は、それぞれ入力した合成レベル信号
s7,s8のレベルに応じたレベル表示を行うべくバ
ーグラフ171,172を駆動する。
このバーグラフ駆動回路161,162は、それ
ぞれcal.スイツチSW15,SW16を備え、上記録
音モードの場合は、それぞれ入力した信号レベル
の対数表示を行うべくバーグラフ171,172
駆動する共に、バーグラフ17内の点線で示した
文字「Rch」、「Lch」をそれぞれ表示させ、一方
上記cal.モードの場合はそれぞれ入力した信号レ
ベルのリニア表示を行うべくバーグラフ171
172を駆動すると共に、バーグラフ17内の実
線で示した文字「Level」、「Bias」及びマーク
「▼」をそれぞれ表示させるべく切り換える。
以上の如く、cal.モード時には基準信号発生回
路18から出力される基準ミキシング信号s1が磁
気テープ23上のRch,Lchの各トラツクを介し
て同時に録音再生される。更に、加算回路A24
から出力される合成レベル信号s7の出力レベル
は、400Hzの基準レベル信号が両チヤンネルでそ
れぞれ録音再生された再生レベルの和に比例し、
また加算回路B25から出力される合成レベル信
号s8の出力レベルは、15kHzの基準レベル信号が
両チヤンネルでそれぞれ録音再生された再生レベ
ルの和に比例する。
従つて、磁気テープ23の特性に合わせてレベ
ル調整を行う場合、操作者はバーグラフ171
表示レベルがマーク「▼」の位置と一致するよう
にレベルボリウムVR2を調整する。また同様に
バイアス電流調整を行う場合、操作者はバーグラ
フ172の表示レベルがマーク「▼」の位置と一
致するようにバイアス電流調整ボリウムVR3を
調整する。但し、バーグラフ駆動回路161,1
2は、cal.モード時に所望するレベルの合成レ
ベル信号s7,s8をそれぞれ入力したとき、バーグ
ラフ171,172の表示レベルがマーク「▼」の
位置と一致するように予めゲイン調整されている
ものである。
尚、第1図の点線Pで示す部分の構成は、第2
図のように加算回路24,25の後に各整流平滑
回路13,15を配置することにより二つの整流
平滑回路が省略出来る。しかし、この構成による
と場合によつては重大な欠点を生ずる。即ち第2
図の構成の場合、両チヤンネルで再生された
400Hzの再生基準信号s3、及び15kHzの再生基準
信号s4は、それぞれ交流信号のまま加算される。
従つて、これら再生基準信号s31とs32との間、及
び再生基準信号s41とs42との間にそれぞれ位相差
α1,α2が生ずると、これら再生基準信号が加算回
路24,25で加算された段階でレベルが低下す
る。例えば、位相差α2が15kHzの再生基準信号s4
の半波長になると加算回路25の出力レベルは0
となつてしまう。これら位相差α1,α2の発生は、
主に磁気テープ23がRchの録音用ヘツド61
再生用ヘツド71間を通過する時間t1と、Lchの録
音用磁気ヘツド62と再生用磁気ヘツド72間を通
過する時間t2との時間差に起因するもので、各磁
気ヘツドのアジマスなどの設置条件やテープ走行
の安定度などにより大きく左右される。
通常のテープレコーダに於いて、特に15kHzの
再生基準信号s3の位相差α2は数波長分に亘つてば
らつくので上記した第2図の構成では正確なバイ
アス電流調整が不可能である。
但し、400Hzの再生基準信号のような比較的低
周波数の場合、その波長に比べて位相差の比率が
小さく、レベル低下が無視出来る場合もある。こ
のような再生基準信号に対しては第2図に示すよ
うな構成としてもよいし、更にこの場合再生信号
s21,s22を加算した後、ローパスフイルタ、整流
平滑回路の順に通すように構成することも考えら
れる。
上記実施例では、レベル調整、バイアス電流調
整を行う場合、操作者がバークラフ171,172
の各表示レベルをマーク「▼」の位置と一致させ
るべくレベルボリウムVR2、バイアス電流調整
ボリウムVR3をそれぞれ手動で調整したが、こ
れら調整を自動で行うように構成してもよい。例
えば第3図にその一例を示す。
図中28はレベル調整回路で、第1図のポイン
トP1から入力した合成レベル信号s7とレベル発生
器30から出力される目標レベル信号s9をそれぞ
れ入力し、レベル調整手段26′にレベル制御信
号s11を出力する。このレベル調整手段26′は第
1図のレベル調整部26に相当し、これに置き換
えるものである。この場合各入出力端子番号e〜
hがそれぞれ対応するようになされる。さらにこ
のレベル調整手段26′は、レベル制御信号s11
応じて両チヤンネルの入力信号レベルに対する出
力信号レベルを同率で可変するように構成されて
いる。
一方29はバイアス電流調整回路で第1図のポ
イントP2から入力した合成レベル信号s8とレベル
発生器31から出力される目標バイアス電流信号
s10をそれぞれ入力し、バイアス調整手段27′に
バイアス電流制御信号s12を出力する。このバイ
アス調整手段27′は第1図のバイアス電流調整
部27に相当し、これに置き換えるものである。
この場合入出力端子番号i〜kがそれぞれ対応す
るようになされる。さらにこのバイアス電流調整
手段27′は、バイアス電流制御信号s12に応じて
両チヤンネルに供給するバイアス電流レベルを同
率で可変するように構成されている。
以上の構成において、レベル調整回路28、バ
イアス電流調整回路29は、入力した合成レベル
信号s7と目標レベル信号s9の、また合成レベル信
号s8と目標バイアス電流信号s10の各レベルがそ
れぞれ一致するようにレベル制御信号s11、バイ
アス電流制御信号s12を出力することによりレベ
ル調整、及びバイアス電流調整を自動調整する。
この場合、目標レベル信号s9と目標バイアス電
流信号s10の各レベルは、予め所望するレベルに
設定されるものである。
尚、本考案は、前記実施例に限定されるもので
はなく、2チヤンネル以上のチヤンネル数を有す
るテープレゴーダにも適用できる。
更に前記実施例の整流平滑回路の代わりに、ピ
ーク検波器等の交流信号のレベル情報を得る手段
により置き換えてもよいことは勿論である。
(考案の効果) 本考案によれば、磁気テープの特性に合わせて
レベル調整、及びバイアス電流調整を行う場合、
複数の各チヤンネルに対応する磁気テープの各ト
ラツクに基準レベル信号をそれぞれ記録し、そし
てこれら各トラツクから再生した再生信号を加算
した再生信号レベルに基づいて各調整が行われ
る。従つて各チヤンネルに再生信号レベルのばら
つきがあつても、これら再生信号レベルの平均を
所望のレベルに調整することが出来るので、それ
ぞれの再生信号レベルが所望のレベルから大きく
ずれることはない。
更に位相ずれによるレベル低下の影響を受けや
すい高域周波数の再生基準信号に対しても常に正
確な合成レベル信号を得ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例を示す構成図、第
2図、第3図は本考案の説明に供する構成図をそ
れぞれ示す。 1……入力端子、2……ラインアンプ、3……
録音ドルビー回路、4……録音アンプ、5,2
4,25……加算回路、6……録音用磁気ヘツ
ド、7……再生用磁気ヘツド、8……再生アン
プ、9……再生ドルビー回路、10……バツフア
アンプ、11……出力端子、12……ローパスフ
イルタ、13,15……整流平滑回路、14……
ハイパスフイルタ、16……バーグラフ駆動回
路、17……バーグラフ、18……基準信号発生
回路、22……バイアス電流発生器、23……磁
気テープ、VR1……入力ボリウム、VR2……
レベルボリウム、VR3……バイアス電流調整ボ
リウム、SW1……キヤリブレーシヨンスイツ
チ、SW2……出力切換えスイツチ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 録音信号を互いに連動するレベル調整手段を介
    して磁気テープに録音する複数の信号録音手段
    と、 バイアス電流調整手段を有し、前記複数の信号
    録音手段に略等しいバイアス電流を供給するバイ
    アス電流供給手段と、 前記磁気テープから信号再生する複数の信号再
    生手段と、 少なくとも可聴周波数帯域における中域周波数
    の第1の基準レベル信号と該帯域における高域周
    波数の第2の基準レベル信号を混合した混合基準
    信号を出力する基準信号発生手段と、 前記複数の再生手段により再生されたそれぞれ
    の再生信号に含まれる前記中域周波数信号の平均
    出力レベル情報に基づく第1の合成レベル信号を
    出力する合成レベル検出手段と、 前記複数の再生手段により再生された再生信号
    からそれぞれ前記高域周波数の信号を選択し、こ
    れら選択した信号のレベル情報に基づく信号を少
    なくとも加算した第2の合成レベル信号を出力す
    る整流加算手段とからなり、 前記混合基準信号を前記複数の信号録音手段と
    複数の信号再生手段とを介して録音再生し、前記
    第1の合成レベル信号に基づいて前記レベル調整
    手段を調整し、前記第2の合成レベル信号に基づ
    いて前記バイアス電流調整手段を調整するように
    したことを特徴とするテープレコーダ。
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