JPH087562Y2 - 録音再生装置 - Google Patents

録音再生装置

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JPH087562Y2
JPH087562Y2 JP1989034800U JP3480089U JPH087562Y2 JP H087562 Y2 JPH087562 Y2 JP H087562Y2 JP 1989034800 U JP1989034800 U JP 1989034800U JP 3480089 U JP3480089 U JP 3480089U JP H087562 Y2 JPH087562 Y2 JP H087562Y2
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JP
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recording
output
signal
audio
circuit
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JP1989034800U
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JPH02128252U (ja
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哲郎 坂井
恭久 池田
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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  • Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は複数の録音系統を有し、各録音系統の音声を
テープの別々のトラックに記録するビデオテープレコー
ダ(VTR)に関する。
(従来の技術) 近年、テレビジョン(TV)放送では最近ステレオ放送
や音声多重化放送が増加している。また、FM放送は従来
からステレオ放送を行い、北米等ではFM放送の音声多重
化放送が実施されている。このため、VHS方式やβ方式
のVTRは、通常、音声を固定ヘッドによって音声トラッ
クに記録する方式を採用しているが、これでは性能上不
十分な為、ステレオの音声信号をビデオトラックにFM記
録する方式を付加したHiFiVTRと称されるものが開発さ
れている。又、8mmVTRでは、通常、ビデオトラックにFM
音声をモノラル記録し、付加フォーマットとしてPCM記
録方式や固定ヘッドによる音声記録方式が当初からフォ
ーマット化されている。これら付加音声記録方式はサイ
マルキャスト記録(通常音声記録方式と付加音声記録方
式によって別の音原ソースを記録する)を実現するのと
同時に、録再音声の品質を向上させる事が出来る。従っ
て、上記付加音声記録方式を備えた8mm又はHiFiVTRでは
録再時の音声レベルをレベルメータにて表示したり、各
方式の音声出力切換回路や音質調整回路等の付加回路が
必要となる。しかし、これら付加回路は適切に構成しな
いと、複数系統分のレベルメータ及び音質調整回路が必
要となったり、或いは録音レベル調整は変えていないに
も拘らず、音質調整することによってレベルメータの指
示が変化する等の不具合が生じる。
(考案が解決しようとする課題) 上記の如く、8mmVTR又はHiFiVTRでは、音声出力切換
回路、音質調整回路及びレベルメータ等の付加回路を適
切に構成しないと、部品の点数が多くなり過ぎたり、録
音レベル調整を変化させていないにも拘らず音質調整を
することによりレベルメータの指示値が変化してしま
い、適切なレベルの音声を記録出来なくなる等の欠点が
あった。そこで、本考案は上記の欠点を除去するもの
で、レベルメータ及び音質調整回路等の付加回路の構成
を最大限単純化して部品点数の削減を行うと共に、音質
調整による表示音声レベルの変動を排除して、常に記録
音声信号のレベルに対応した音声レベルを表示すること
ができる録音装置を提供する事を目的としている。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) 本考案は、複数の録音系統を有した録音再生装置にお
いて、記録時には各録音系統ごとに磁気テープに記録さ
れる音声信号をモニタするために前記録音系統ごとに該
記録音声信号を処理し、再生時には各録音系統ごとに再
生音声信号を処理する処理手段と、この処理手段からの
出力音声信号の中の1つの系統を選択する選択手段と、
この選択手段によって選択された音声信号のレベルを表
示する表示手段と、前記選択手段によって選択された音
声信号の音質を調整する音質調整手段と、この音質調整
手段の出力を増幅して記録時にはモニタ出力として出力
するとともに再生時には音声出力として出力する出力手
段とを具備した構成を有している。
(作用) 本考案の録音再生装置において、処理手段は、記録時
には各録音系統の音声信号を系統ごとにモニタ可能に出
力し、再生時には再生音声信号を処理して出力する。選
択手段は前記処理手段から出力された各系統の音声信号
の中の1つの系統を選択して表示手段に出力する。表示
手段は前記選択手段によって選択された音声信号のレベ
ルを表示する。音質調整手段は前記選択手段によって選
択された音声信号の音質を調整し、出力手段は音質調整
手段の出力を増幅して記録時にはモニタ出力として出力
するとともに再生時には音声出力として出力する。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本考案の録音再生装置の一実施例を示したブロ
ック図である。1Lは左チャンネル又は主音を入力する入
力端子、1Rは右チャンネル又は副音を入力する入力端
子、2は入力端子1L、1Rから入力される音声信号を混合
する混合器、3Lは左チャンネルの音声信号の録音レベル
等を調整すると共にモニタ用の信号を出力する音声処理
回路、3Rは右チャンネルの音声信号の録音レベル等を調
整すると共にモニタ用の信号を出力する音声処理回路、
4は混合器2から出力されるモノラル音声信号の処理を
行う音声処理回路、5は左、右チャンネル及びモノラル
音声信号の出力を切換える切換回路、6L、6Rは入力音声
信号の周波数特性を変化させる音質調整回路で、単なる
高音調整用でも低音と高音を別々に調整する場合でもい
わゆるグラフィックイコライザでもよい。7Lは音質調整
後の左チャンネルの音声信号を増幅して出力するアン
プ、7Rは音質調整後の右チャンネルの音声信号を増幅し
て出力するアンプ、8Lは左チャンネル音声信号出力端
子、8Rは右チャンネル音声信号出力端子、9は左、右チ
ャンネル又はモノラル音声信号のレベルを表示するレベ
ルメータ回路である。
次に本実施例の動作について説明する。入力端子1L、
1Rからステレオ音声信号L、Rが入力された場合、ステ
レオ音声信号Lは音声処理回路3Lにてそのレベル及び帯
域等が調整された後、切換回路5のL側端子a、bに出
力される。ステレオ音声信号Rは音声処理回路3Rにてそ
のレベル及び帯域等が調整された後、切換回路5のR側
端子a、cに出力される。又、混合器2は入力端子1L、
1Rから入力されるステレオ音声信号L、Rを混合してモ
ノラル信号Mとし、これを音声処理回路4に出力する。
音声処理回路4は入力されるモノラル信号Mのレベル及
び帯域等を調整した後、このモノラル音声信号を切換回
路5の端子dに出力される。切換回路5を構成する1対
のスイッチは連動して動作し、常に同一の接点に切換
る。この例では1対の端子b同志、及び1対の端子c同
志は接続されている。従って、切換回路5が端子aに切
り換っている時、そのL、Rの出力側からはステレオ音
声信号L(又は主音)、R(又は副音)がそれぞれ独立
に出力され、端子b側に切換っている時、そのL、R両
出力側からは主音(又はステレオ音声信号L)が出力さ
れ、端子cに切換っている時はそのL、R両出力側から
は副音(又はステレオ音声R)が出力され、更に端子d
に切換っている時、そのL、R両出力側からモノラル音
声信号が出力される。音質調整回路6L、6Rは入力される
音声信号の音質調整をそれぞれ独立に行った後、アンプ
7L、7Rに出力する。アンプ7L、7Rは入力された音質調整
後の音声信号をそれぞれ増幅して又はインピーダンス変
換して出力端子8L、8Rに出力する。これと同時に、切換
回路5はL、R側の出力をレベルメータ回路9に出力す
る。従って、レベルメータ回路9はL、R側から出力さ
れる音質調整されていない音声信号のレベルをそれぞれ
独立したメータで表示する。
本実施例によれば、音声系統は3チャンネル分あるが
音質調整回路6及びレベルメータ回路9は2チャンネル
分(出力チャンネル数に同じ)で済み、付加回路の構成
を簡単化できる。又、レベルメータ回路9には、音質調
整回路6L、6Rによって音質調整される以前の音声信号が
入力されるため、音質調整を行っても表示レベルが変化
することがないため、適切なレベルの音声信号の記録を
上記レベルメータの指示値によって行うことができる。
なお、通常音声系が2チャンネルのステレオの場合
や、8mmVTRのように付加音声系が例えばPCM記録系(一
般に2チャンネル)と固定ヘッド記録系(一般に1チャ
ンネル)の2系統(計3チャンネル)の場合にも、切換
回路5の接点数を変更することで上記と同様の効果を得
ることができる。又、出力端子8からの出力信号はRFモ
ジュレータの音声用の入力信号として、或いは音声スペ
クトラムを表示するスペクトラムアナライザ用の入力信
号としても利用でき、上記と同様の効果がある。
第2図は本考案の他の実施例を示したブロック図であ
る。11L、11Rは左チャンネル(主音)、右チャンネル
(副音)の音声信号が入力される入力端子、12は左チャ
ンネル、右チャンネルをそのまま通過させたり又は合成
してモノラル信号化する入力信号切換回路、13は入力モ
ノラル音声信号のレベル等を調整する信号処理回路、14
は入力ステレオ音声信号を変調する信号処理回路、15は
音声信号を記録するテープ、16はテープ15からの再生モ
ノラル音声信号又はモニタモノラル音声信号の処理をす
る再生処理回路、17はテープ15からの再生ステレオ音声
信号の復調処理及びモニタステレオ音声信号のレベル調
整処理等を行う再生処理回路、18はステレオ音声信号の
音質調整を行う音質調整回路、19はレベルメータに表示
させる信号を切換えるメータ信号切換回路、20は出力端
子22に出力させる信号を切換える出力信号切換回路、21
は入力信号のレベルをレベルメータに表示させるレベル
メータ回路、22は再生音声又はモニタ音声信号を出力す
る出力端子である。
次に本実施例の動作について説明する。左、右チャン
ネルのステレオ音声信号が入力端子11L、11Rから入力信
号切換回路12に入力されると、入力信号切換回路12は
左、右チャンネルの信号を合成して信号処理回路13に出
力すると共に、左、右チャンネルのまま信号処理回路14
に出力する。信号処理回路13は入力される音声信号のレ
ベル等を処理した後、この音声信号を固定の音声ヘッド
(図示せず)を介してテープ15の音声トラックに記録す
る。又、信号回路14は入力される左、右チャンネルの音
声信号をFM変調した後、これら変調信号を左、右チャン
ネル用の2つの回転ヘッド(図示せず)を介してテープ
15のビデオトラックに深層記録する。この際、信号処理
回路13から出力される音声のモニタ信号は再生処理回路
16を介して出力信号切換回路20に出力される。同様に信
号処理回路14から出力される左、右チャンネルの音声の
モニタ信号は再生処理回路17を介して音質調整回路18に
入力され、ここで音質調整を受けた後、出力信号切換回
路20に入力される。出力信号切換回路20は別途入力され
る制御信号50によって再生処理回路16から出力されるモ
ノラル音声信号又は音質調整回路18から出力されるステ
レオ音声信号のいずれか一方の信号を選択し、選択した
信号を出力端子22に出力する。ここで、再生処理回路1
6、17の出力信号はメータ信号切換回路19に入力され、
別途出力される制御信号60によって、再生処理回路16又
は再生処理回路17のいずれか一方の出力信号を選択して
レベルメータ回路21に出力する。従って、出力信号切換
回路20の制御信号50とメータ信号切換回路19の制御信号
60とが同一であれば、出力端子22から出力される信号と
レベルメータに表示される信号は同一となる。なお、出
力端子22はL、Rの2チャンネルあり、モノラル信号は
前記2チャンネルの両端子から出力される。レベルメー
タ回路21もL、R2チャンネル分それぞれ表示できるよう
になっているが、モノラル信号が入力された場合は両チ
ャンネルで表示されるものとする。
本実施例によれば、レベルメータ回路21には音質調整
回路18を介さない音声信号が入力されるため、音質調整
を行っても記録信号レベルと出力モニタ信号の表示レベ
ル間のいずれをなくすことができ、常に適切なレベルの
信号をテープに記録することができる。
[考案の効果] 以上記述した如く本考案の録音再生装置によれば、レ
ベルメータ及び音質調整回路等の付加回路の構成を最大
限単純化して部品点数の削減を行うと共に、音質調整に
よる表示音声レベルの変動を排除して、常に記録音声信
号のレベルに対応した音声レベルを表示することができ
る録音装置を提供する事を目的としている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の録音再生装置の実施例を示したブロッ
ク図、第2図は本考案の他の実施側を示したブロック図
である。 1L、1R……出力端子 2……混合器 3L、3R、4……音声処理回路 5……切換回路 6L、6R……音質調整回路 9、21……レベルメータ回路 11L、11R……入力端子 12……入力信号切換回路 13、14……信号処理回路 16、17……再生処理回路 18……音質調整回路 19……メータ信号切換回路
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭64−35772(JP,A) 実開 昭57−138116(JP,U) 実開 昭54−66526(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の録音系統を有した録音再生装置にお
    いて、記録時には各録音系統ごとに磁気テープに記録さ
    れる音声信号をモニタするために前記録音系統ごとに該
    記録音声信号を処理し、再生時には各録音系統ごとに再
    生音声信号を処理する処理手段と、この処理手段からの
    出力音声信号の中の1つの系統を選択する選択手段と、
    この選択手段によって選択された音声信号のレベルを表
    示する表示手段と、前記選択手段によって選択された音
    声信号の音質を調整する音質調整手段と、この音質調整
    手段の出力を増幅して記録時にはモニタ出力として出力
    するとともに再生時には音声出力として出力する出力手
    段とを具備したことを特徴とする録音再生装置。
JP1989034800U 1989-03-29 1989-03-29 録音再生装置 Expired - Lifetime JPH087562Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989034800U JPH087562Y2 (ja) 1989-03-29 1989-03-29 録音再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989034800U JPH087562Y2 (ja) 1989-03-29 1989-03-29 録音再生装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02128252U JPH02128252U (ja) 1990-10-23
JPH087562Y2 true JPH087562Y2 (ja) 1996-03-04

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ID=31539589

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989034800U Expired - Lifetime JPH087562Y2 (ja) 1989-03-29 1989-03-29 録音再生装置

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57138116U (ja) * 1981-02-19 1982-08-28
JPS6435772A (en) * 1987-07-31 1989-02-06 Fujitsu General Ltd Voice level controller for magnetic recording and reproducing device

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JPH02128252U (ja) 1990-10-23

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