JPS6286593A - Ｆｍ音声記録ｖｔｒのｆｍ音声再生出力表示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明はＦＭ変調された音声信号とビデオ信号とを同一
トラック上に記録し、また再生するＦＭ音声記録ＶＴＲ
において音声再生出力の信号レベルを表示する表示装置
に関する。

〔発明の背景〕

ＦＭ変調された音声信号とビデオ信号とを周波数多重し
て記録し再生するＦＭ音声記録ＶＴＲにおいて、７Ｍ音
声の再生出力は、記録側Ｖ’Ｅ’Ｈの記録トラックと、
再生側ＶＴＲの再生トラックが一致した時に、最大とな
シ、それぞれのトラック間のずれが大きくなるに従い、
小さくなっていき、ついＫは再生できなくなる。このよ
うな事は、それぞれのＶＴＲの走行系の調整誤差等によ
り、起とシ得ることなので、通常は、ＶＴＲの再生側に
これを補正するためのトラッキング調整用ボリウムが装
備されておシ、ユーザーがそれを調整することＫよシ、
最良点に調整している。しかし、その目安としては聴感
に頼るため、必らずしも最良点に調整し得ないという問
題があった。そのため、最近のＦＭ音声記鎌Ｖ’Ｉ’Ｈ
には、ＦＭ音声再生出力をメータにて表示するという、
いわゆるトラッキングメータを装備しているものが多く
なってきた。これは、通常のＦＭ音声記録ＶＴＲが、音
声信号のレベルを表示するためのメータをすでに装備し
ていることに着目したもので、このメータを切換スイッ
チにより切換えることにより、ＦＭ音声の再生出力また
は、音声信号レベルを表示するようにしている。この方
式は、ＦＭ音声再生出力を、目で確認しながら、トラッ
キング調整用ボリウムを調整するため、容易に最良点に
調整することができ、かつ、コストアップも表示部を、
音声信号のレベル表示部と共用できるので、最小ですむ
という利点がある。

しかし、通常はこのレベル表示部は、音声信号の表示に
しておくのでユーザがトラッキングがずれていてＦＭ音
声再生出力が小さいことに気がつかない場合がある。Ｆ
Ｍ音声は、ある出力以下になるまでは、はとんど音質の
劣化はないため、ＦＭ音声出力が限界値付近であっても
、わからないためである。従ってこのような場合は、Ｆ
Ｍ音声再生出力の表示機能が有効に利用されないという
問題がある。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、上記した従来技術の欠点をなくシ、ト
ラッキングのずれを的確に表示するＦＭ音声記録ＶＴＲ
のＦＭ音声再生出力の表示装置を提供することにある。

〔発明の概要〕

本発明はトラッキングを最良点に合わせる必要がある時
は、ＦＭ音声再生出力が小さくて音質が劣化する恐れが
ある場合であることに着目し、ＦＭ音声の再生出力があ
る一定の基準値よシ下がった時に、自動的に、音声信号
のレベル表示と、ＦＭ音声再生出力の表示を切換える切
換スイッチをＦＭ音声再生出力の表示に切換えて、ユー
ザに、トラッキングを調整する必要性があることを示す
ようにしたものである。

〔発明の実施例〕

以下、本発明の一実施例を図により説明する。

図で１及び２は、回転シリンダの外周に１８０°対向し
て取付けられたＦＭ音声再生用ヘッド、３及び４は、各
々の増幅器である。また、５は１８０゜毎にヘッド出力
を切換えるヘッドスチッチング回路、７はその制御信号
である。６は、必要帯域のみを取シ出すバンドパスフィ
ルタ、７はＦＭ復調回路で８は音声信号増幅回路、９は
音声信号出力端子である。また１０は、ＦＭ音声再生出
力の整流回路１１は、表示入力切換回路、１２は音声信
号の整流回路、１３は直流入力用のレベル表示回路、１
４は本発明による切換制御信号発生で、そのうち１５は
基準電源、１６は比較回路である。

ここで、磁気テープ上に記録されたＦＭ音声の信号は、
ヘッド１．２及び増幅器３，４、ヘッド切換回路５は介
し、バンドパスフィルタ６によりネ要成分は除去され、
ＦＩＭ音声再生出力となる。

この信号は、ＦＭ復調回路７により、復調され、元の音
声信号に戻る。この信号は、音声増幅回路８により増幅
され、出力端子９に出力される。また、この音声信号は
、整流回路１２により直流化され、切換スイッチ１１の
一方の入力１１ａに接続される。切換スイッチ１１の出
力は、通常この一方の入力１１ａ側に切換わっているの
で、レベル表示部１３には、音声信号のレベルが表示さ
れる。またＦＭ音声再生出力も、整流回路１０により直
流化されるので切換スイッチ１１の出力が整流回路１０
の入力を選択している時は、レベル表示部１３には、Ｆ
Ｍ音声出力のレベルが表示されることになる。

また比較器１６は、基準電源１５と、再生音声出力を整
流回路１０によって整流した直流電圧を比較し、基準電
源１５の電圧の方が高い時にその出力で切換スイッチ１
１が他方の入力１１ｂを選択するように制御される。

ここで、基準電源１５の電圧を、端子９に出力される音
声信号の音質が劣化する限界値のＦＭ音声が整流回路１
０に入力された時に出力される直流電圧と同じ程度に設
定しておけば、トラッキングずれ等により、ＦＭ音声出
力が音質を劣化させる程度まで下がると、自動的にレベ
ル表示部１３にＦＭ音声レベルが表示される。

以上、本実施例によれば、比較器、及び基準電源という
、簡単で安価な回路の追加により、聴感上のみでは判断
しにくい、トラッキングのずれ、あるいは、他の要因に
よるＦＭ音声再生出力の低下を、確実にユーザに知らせ
ることができるという顕著な効果がある。

なお本実施例では触れなかったが、前記の比較器１６の
出力によって警報音を発生するブザーを鳴らすようにす
れば、なお一層ユーザに確実に知らせることが可能であ
る。

〔発明の効果〕

本発明によればＦＭ音声再生出力の低下を自動的に検知
してユーザに知らせることができるので、ユーザにとっ
て非常に使い勝手が良くなるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

図は、本発明によるＦＭ音声記録ＶＴＲのＦＭ音声再生
出力表示装置の一例を示すブロック図である。 １．２・・・・・・ＦＭ音声再生ヘッド３．４・・・・
・・ＦＭ音声増幅器 ５・・・・・・ヘッド切換スイッチング回路６・・・・
・・バントハスフィルター ７・・・・・・ＦＭ復調回路 ８・・・・・・音声信号増幅回路 ９・・・・・・音声信号出力端子 １０・・・・・・ＦＭ音声再生出力整流回路１１・・・
・・・表示切換スイッチ回路１２・・・・・・音声信号
整流回路 １３・・・・・・レベル表示部 １５・・・・・・基準電圧源 １６・・・・・・比較器

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 音声をＦＭ変調して、テープ上に記録し、及びテープ上
   より、ＦＭ変調により記録された音声信号を再生し、Ｆ
   Ｍ復調し、元の音声信号に戻す機能を持ち、かつ、復調
   後の音声信号レベルとＦＭ復調前の再生音声信号レベル
   を切換スイッチにより切換えて表示する、レベル表示装
   置を持っているＦＭ音声記録ＶＴＲにおいて、ＦＭ復調
   前の再生音声信号レベルがあらかじめ定められたレベル
   以下になった時に、自動的に上記切換スイッチを、ＦＭ
   復調前の再生音声信号レベルを表示するように切換える
   手段を設けた事を特徴とするＦＭ音声記録ＶＴＲのＦＭ
   音声再生出力表示装置。