JPH0316154Y2 - - Google Patents

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JPH0316154Y2
JPH0316154Y2 JP1983182999U JP18299983U JPH0316154Y2 JP H0316154 Y2 JPH0316154 Y2 JP H0316154Y2 JP 1983182999 U JP1983182999 U JP 1983182999U JP 18299983 U JP18299983 U JP 18299983U JP H0316154 Y2 JPH0316154 Y2 JP H0316154Y2
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JP
Japan
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recording
switch
peak
peak hold
circuit
Prior art date
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JP1983182999U
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JPS6093187U (ja
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Priority to JP18299983U priority Critical patent/JPS6093187U/ja
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Publication of JPH0316154Y2 publication Critical patent/JPH0316154Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は3ヘツド式テープレコーダのレベルメ
ータ表示装置に関する。
テープレコーダにおいて録音再生中に、磁気テ
ープに許容レベル以上の入力信号が入ると磁気テ
ープには歪んだ状態で録音される。さらに入力信
号が、大きくなると再生信号出力は減衰してく
る。この減衰量は周波数が高くなればなるほど顕
著に表われる。
そのために従来はレベルメータの近傍に磁気テ
ープに応じて入力信号の大きさを規制できるよう
にマークが印刷されている。このマークは目安と
なる適正レベルや、これ以上振れてはならないウ
オーニングゾーンなどいろいろな表現でなされて
おり、第1図にその表示の一例を示す。第1図に
おいてAはレベル表示装置の表示部であり、複数
の表示セグメントがL、Rチヤンネルそれぞれ一
列に並設されて、デジタル的にレベル表示を可能
にしている。Bはかかるマークであり、比較的高
いレベルを表示する部分に設けられている。
このようなレベル表示装置においては、いずれ
も録音前の信号を表示セグメントの点灯により表
示するが磁気テープ上に記録される状態は不明で
あり、特に3ヘツド式テープレコーダでは磁気テ
ープの記録信号をメータ表示するが、その録音状
態は聴感に頼る以外ない。特に高域周波数などで
も過飽和して再生信号の減衰があつてもレベル表
示装置には表示されない。
本考案は上記従来の欠点を解決するために成さ
れたもので入力信号を一定時間サンプリングして
録音信号と再生信号とを瞬時に比較して再生信号
が過大入力で減衰するのを禦ぐため警告表示を正
確に表示することのできるテープレコーダのレベ
ル表示装置を提供することを目的とするものであ
る。
以下本考案を図面に基づいて説明する。
第2図に本考案のブロツクダイアグラムを示
す。第2図において、入力端子1に印加された録
音入力信号は録音ボリユーム2によりレベル調整
されてソースアンプ3および録音アンプ4を通し
て録音ヘツド5に入力され、磁気テープ6に録音
されるように構成されている。
また録音信号が録音された磁気テープ6は再生
ヘツド7にて再生され、この再生信号は再生アン
プ8、テープソース切換スイツチ9および録音ア
ンプ10を介して出力端子11に出力される構成
になつており、これまでの構成は一般に知られて
いる3ヘツド式テープレコーダである。
またソースアンプの出力は、ラインアンプ1
2、アナログスイツチ13を介して第1のピーク
ホールド回路14に入力される。第1のピークホ
ールド回路14は順方向に設けられたダイオード
およびコンデンサから構成され、その出力はアナ
ログスイツチ15を介して比較回路16の一方の
入力端子に入力される。一方、再生アンプ8に出
力される再生信号はラインアンプ18、アナログ
スイツチ19を介して第2のピークホールドを検
出されて比較回路16の他方の入力端子に入力さ
れる。
また、録音信号および再生信号を入力制御する
アナログスイツチ13,15,19は制御回路1
7により制御され、さらに第1と第2のピークホ
ールド回路14,20にはそのピーク値をリセツ
トするトランジスタTr1,Tr2が接続されており
それらのコントロール信号を発生する制御回路に
より制御されている。
比較回路16の出力は、駆動回路21に入力さ
れその出力レベルに応じて複数の表示セグメント
から構成される表示部22を点灯駆動するように
構成されている。
第3図はアナログスイツチ13,15,19お
よびトランジスタTr1,Tr2の制御信号を示すス
イツチのタイミングチヤートである。
ここでアナログスイツチ13,15,19およ
びトランジスタTr1,Tr2のスイツチ状態が“H”
アクテイブの動作で差動される構成になつてい
る。第2図において、制御回路17からの制御信
号がHレベルとして送出され、スイツチ13が
ON状態、スイツチ15,19がOFF状態になさ
れると、録音信号はピークホールド回路14によ
りピーク値P1を検出しホールドされる。そして
この時再生信号はスイツチ19により断状態にな
つているのでピークホールド回路20に入力され
ない。次に制御回路17からLレベルの制御信号
が送出されると、スイツチ13がOFF状態に、
またスイツチ15,19がON状態になされ再生
信号は録音ヘツド5と再生ヘツド7のギヤツプ距
離間だけ遅れて出力されるがピークホールド回路
20によりピーク値P2を検出する。
このようにして、ピークホールド回路14,2
0からのピーク値P1,P2は差動アンプから構成
される比較回路16により比較されて差電圧が発
生し、これにより表示駆動回路21を駆動して表
示部22を点灯させる。また差電圧の検出が終了
した時、第3図のタイミングチヤートに示すよう
にトランジスタTr1,Tr2でピーク値をリセツト
する制御信号が送出される。従つて差電圧が大で
あれば入力信号を録音ボリユーム2で絞るように
表示部22で警告することができる。
この場合の表示部22の具体例を第4図に示
す。第4図においては第1図に示されたレベル表
示装置と同様な構成であり、このレベル表示装置
に表示部22が複数の表示セグメント22a〜2
2eとして設けられており、それぞれ表示セグメ
ント22a〜22eがdB値で表示されることに
より、さらに定量的にオーバー入力を警告するこ
とができる。
なお、アナログスイツチ13,15,19を制
御する信号は録音ヘツド5と再生ヘツド7のギヤ
ツプ間距離を磁気テープが通過する時間のパルス
信号である。
第4図に表示方法についての一例を示したが、
表示の種類は、LED、ランプ、FL等どれでも可
能であり、さらにメータ内部に表示しなくてもボ
リユームの近傍においても警告になりうるもので
ある。
以上のように本考案によれば、信号を録音しな
がら再生することの可能な3ヘツド方式のテープ
レコーダを有し、録音入力信号を一定時間ON−
OFFする第1のスイツチに、第1のピークホー
ルド回路を接続すると共に該第1のピークホール
ド回路の出力に第2のスイツチを接続し、かつ録
音再生信号をピークホールドする第2のピークホ
ールド回路を設けて、該第1および第2のピーク
ホールド回路により得られるピーク値を比較する
比較回路の出力信号により駆動表示される表示部
が設けられるように構成したので、録音レベル設
定に際しオーバーレベルを磁気テープ上の値をも
とに警告するので、オーバーレベルによる録音ミ
スを防止することができ、また聴感に頼ることも
なく、どのような磁気テープで録音しても同様に
録音することが可能であり、また、前記比較回路
による差電圧の検出が終了した時に前記第1と第
2のピークホールド回路におけるピーク値をリセ
ツトする制御回路を設けたので、次の出力が発生
するまで定量的にオーバー入力表示を保持すると
共に、比較検出終了後に直ちに次の比較出力が発
生しても瞬時に対応できる等の効果を有するもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のレベルメータの表示例を示す
図、第2図は本考案のブロツクダイアグラムを示
す図、第3図は本考案のタイミングチヤートを示
す図、第4図は本考案のレベルメータ表示例を示
す図である。 13,15,19……スイツチ、14……第1
のピークホールド回路、16……比較回路、20
……第2のピークホールド回路、21……駆動回
路、22……表示部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 信号を録音しながら再生することの可能な3ヘ
    ツド方式のテープレコーダにおいて、 録音入力信号を一定時間ON−OFFする第1の
    スイツチと、該第1のスイツチがONすると前記
    録音入力信号のピーク値をホールドする第1のピ
    ークホールド回路と、該第1のピークホールド回
    路の出力側に接続された第2のスイツチと、録音
    再生信号を一定時間ON−OFFする第3のスイツ
    チと、該第3のスイツチがONすると前記録音再
    生信号のピーク値をホールドする第2のピークホ
    ールド回路と、前記第1と第2のピークホールド
    回路より得られるピーク値を比較し差電圧が生じ
    た時に出力を送出する比較回路と、該比較回路よ
    りの出力により駆動表示する表示器と、前記第1
    〜第3のスイツチのON−OFF制御すると共に前
    記比較回路による差電圧の検出が終了した時に前
    記第1と第2のピークホールド回路におけるピー
    ク値をリセツトする制御回路とを具備したことを
    特徴とするテープレコーダの表示装置。
JP18299983U 1983-11-29 1983-11-29 テ−プレコ−ダの表示装置 Granted JPS6093187U (ja)

Priority Applications (1)

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JP18299983U JPS6093187U (ja) 1983-11-29 1983-11-29 テ−プレコ−ダの表示装置

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JP18299983U JPS6093187U (ja) 1983-11-29 1983-11-29 テ−プレコ−ダの表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6093187U JPS6093187U (ja) 1985-06-25
JPH0316154Y2 true JPH0316154Y2 (ja) 1991-04-08

Family

ID=30396166

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18299983U Granted JPS6093187U (ja) 1983-11-29 1983-11-29 テ−プレコ−ダの表示装置

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JP (1) JPS6093187U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5057519A (ja) * 1973-09-19 1975-05-20
JPS5580869A (en) * 1978-12-08 1980-06-18 Teac Co Recorder/reproducer

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5057519A (ja) * 1973-09-19 1975-05-20
JPS5580869A (en) * 1978-12-08 1980-06-18 Teac Co Recorder/reproducer

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JPS6093187U (ja) 1985-06-25

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