JPH0770009B2 - 磁気録画再生装置 - Google Patents

磁気録画再生装置

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JPH0770009B2
JPH0770009B2 JP61255607A JP25560786A JPH0770009B2 JP H0770009 B2 JPH0770009 B2 JP H0770009B2 JP 61255607 A JP61255607 A JP 61255607A JP 25560786 A JP25560786 A JP 25560786A JP H0770009 B2 JPH0770009 B2 JP H0770009B2
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厚 吉岡
邦昭 三浦
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康史 弓手
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、音声信号の記録方法を3種以上有する磁気録
画再生装置(以下VTR)に係り、特に再生時における音
声信号の記録時における記録方法の自動判別手段に関す
るものである。
〔従来の技術〕
家庭用VTRの分野においては現行規格のものが発売され
て以後10年を経過した。この間にVTR技術の進歩があっ
たことは勿論であるが、なかでも音声信号記録方法のそ
れは著しい。たとえばVHS規格VTRでは、当初テープの上
端部に約1mm幅のリニアトラックを設け、ベースバンド
の音声信号をバイアス記録していた。(以下これをリニ
ア音声と称する。)その後、音声信号を搬送周波数約1.
5MHz程度のFM被変調信号となし、専用の回転ヘッドを用
いてテープの深層部へ記録し、映像信号と重畳記録する
というFM変調記録法が実用化された。これについてはテ
レビジョン学会誌昭和60年4月号P51〜P54に詳しく述べ
られている。(以下これをFM音声と称する。)さらに最
近では音声信号をたとえば標本化周波数48KHz、量子化
ビット数16ビットのパルス符号化をし、QPSK変調して2M
Hz附近に中心周波数を有するPCM変調信号となし、さき
のFM音声とともにテープの深層部へ周波数多重記録しよ
うという提案もある。
FM音声の実用化によって、再生信号のダイナミックレン
ジ、ワウフラッタは大幅に改善され、またPCM音声が採
用されれば、さらに原音に対する忠実度が向上すること
は当然であるが、過去のモデルとの互換性を確保するた
め、全ての機種についてリニア音声の記録はせねばなら
ない。
すなわち今後の録画済テープの音声信号においては、リ
ニア音声のみのもの、リニア音声とFM音声双方あるも
の、また、リニア音声、FM音声、PCM音声の三種全て用
いられているものが混在することになる。
〔発明が解決しよとする問題点〕
ところで上記したような録画済テープを再生する場合に
は、音声信号がいずれの方法で記録されているかを自動
判別し、回路系の切換を行なえるようにする必要があ
る。
従来はリニア音声のみのものか、リニア音声とFM音声の
双方のものかしかなかったので、再生時にテープの深層
部より信号が検出できるか否かで判別し、これがある場
合にはFM音声を、ない場合にはリニア音声を出力するよ
うに回路系の切換を行なってきた。
しかしこれにさらにPCM音声の深層記録が加わった場
合、同様の手段を用いたとしても、FM音声かPCM音声か
を判別することはできない。またその双方が記録されて
いる場合と、FM音声のみの場合とを判別することもでき
ないという問題があった。
本発明の目的は、上記した問題点に鑑み、リニア音声と
FM音声とPCM音声の三種の記録方法を有するVTRにおけ
る、再生時の音声の記録時における記録方法の有効な自
動判別手段を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的達成のため本発明においては、次のような記録
音声信号の自動判別方法を用いる。
まず第一の方法として、音声深層記録再生ヘッドの出力
を振幅検波する回路とその検波出力を二つのスレショル
ドレベルで判別する回路を設ける。
第二の方法として、音声深層記録再生ヘッドの出力を振
幅検波する回路と、再生ヘッドの出力を周波数検波する
回路を設ける。
第三の方法として、FM音声の搬送周波数附近の信号を通
過させる帯域フィルタとPCM音声の搬送周波数附近の信
号を通過させる帯域フィルタと、各々の帯域フィルタの
出力を振幅検波する回路を設ける。
いずれの方法においても、目的とした音声記録方法の自
動判別を行なうことができる。
〔作用〕
上記第一の方法においては、まず振幅検波回路の出力は
リニア音声のみの場合(深層ヘッドの出力信号がない場
合)低く、FM音声の場合高くなり、PCM音声の場合特定
の搬送波が常には存在しないためにその中間値を示す。
このためその後段のスレショルド回路で、いずれの方法
で記録されたものかを判別できる。
第二の方法においては、振幅検波回路の出力で深層ヘッ
ドの出力の有無が判別できる。これが有る場合には周波
数検波回路でFM音声かPCM音声かを判別できる。
第三の方法においては、各々の帯域フィルタの出力の振
幅検波回路でFM音声、PCM音声各々の有無を判別でき
る。
リニア音声のみの場合は、これを音声として出力し、FM
音声があって、PCM音声が無い場合はFM音声を出力し、
いずれもある場合はPCM音声を優先して出力すると良
い。
これは上記判別回路の出力によって、各々の音声信号回
路の出力もしくは入力をスイッチで切換えるか、場合に
よっては電源供給を切換えるかすれば実現できることは
当然である。
〔実施例〕
以下本発明の実施例を図面を用いながら説明する。
第1図は前述した第一の方法による判別回路の実施例で
あり、1は深層記録再生ヘッドの再生信号の入力端子、
2は振幅検波回路、3は検波容量、4はスレショルド回
路を示す。
入力端子1から入力された深層ヘッドの再生信号は振幅
検波回路2でそのレベルが検波され、その出力に接続さ
れた検波容量3にはレベルに応じたDC電圧が現れる。振
幅検波回路2はたとえばクランプ回路と全波整流回路か
ら成る公知のものを用いれば良い。この検波DC電圧はス
レショルド回路4でその電位比較をされる。電流源I1
トランジスタQ1,Q2、抵抗R1より成る第1の比較回路
は、そのスレショルドレベルを抵抗R4,R5の中点で定め
ている。一方電流源I2、トランジスタQ3,Q4、抵抗R2
り成る第2の比較回路は、そのスレショルドレベルを抵
抗R3,R4の中点で定めている。したがい入力端子1から
の信号がない場合(リニア音声のみの場合)、トランジ
スタQ2,Q4ともコレクタ電位はLow,PCM音声の場合、Q2
のコレクタがHighでQ4のコレクタはLow、FM音声の場
合、Q2,Q4ともコレクタはHighとなるよう設定すること
が可能である。そこでQ2のコレクタ電位をバッファ52を
介した出力端子6の電位がHighのときPCM音声を選択
し、この電位を反転したものと4のコレクタ電位をバ
ッファを介した出力とでAND回路53を介した出力端子7
の電位がHighのときFM音声を選択し、いずれもLowのと
きリニア音声を選択して出力すれば、所期の目的を達成
できる。
第1図は一般にPCM音声では特定の搬送波が常には存在
しないために、FM音声にくらべて、振幅検波回路2の出
力は低いことを利用しているが、実際にはその差は小さ
く、判別が困難である。これを解決したものが、第2図
の実施例である。
第2図は周波数検波回路11(公知のFM復調回路で良い)
を用いる点が第1図と異なる。入力端子8からの深層ヘ
ッドの再生出力は振幅検波回路9、検波容量10で検波さ
れ、コンパレータ12で電圧源13とレベル比較される。深
層ヘッドの出力がないときは、コンパレータ12の出力は
Lowとなり、AND回路16,17を介した出力端子18,19のレベ
ルにLowとなる。この場合リニア音声を選択出力する。
深層ヘッドの出力があるとき、コンパレータ12の出力は
Highとなる。一方、周波数検波回路11はFM音声(前述の
場合、搬送周波数約1.5MHz)のとき電圧源15よりも低い
DC電位を、PCM音声(前述の場合約2MHz)のとき高いDC
電位をコンパレータ14へ与える。このためPCM音声のと
き出力端子18の電位はHigh(19はLow)、FM音声のとき
出力端子19の電位はHigh(18はLow)となり、各々に応
じた音声信号を選択出力する。
第1図,第2図はともに、深層ヘッドの再生出力にPCM,
FM双方の音声信号が多重されている場合、所期の判別を
行なうことはできない。これを解決したものが第3図で
ある。
第3図では帯域フィルタ21,22を用いる点がさきの場合
と異なる。入力端子20からの深層ヘッドの再生出力は、
PCM音声(前記例では約2MHz)を通過させる帯域フィル
タ21とFM音声(前記例では約1.5MHz)を通過させる帯域
フィルタ22へ入力される。検波容量25,26を伴なう振幅
検波回路23,24を介して各々コンパレータ29,30で電圧源
27,28とレベル比較される。このためバッファ31を介し
て、出力端子33に現れる電位はPCM音声がある場合にHig
h,AND回路32を介して出力端子34に現れる電位はFM音声
があってPCM音声がない場合にHighとなる。出力端子33
がHighのときはPCM音声を、33がLowで34がHighのときFM
音声を、双方ともLowのときリニア音声を選択出力すれ
ば、所期の目的を達成できる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、リニア音声、FM音声、PCM音声の三種
の音声記録方法を有するVTRにおいても、再生時の自動
判別が可能となり、特に再生音質のより優位な順に選択
出力できるという効果がある。
特に第3図の方法においては、FM音声、PCM音声が周波
数多重記録された場合にも後者を優先的に選択出力でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図,第2図,第3図はそれぞれ本発明の一実施例を
示す回路図である。 2,9,23,24……振幅検波回路、4……スレショルド回
路、11……周波数検波回路、21,22……帯域フィルタ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 弓手 康史 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所家電研究所内 (56)参考文献 特開 昭61−121673(JP,A) 特開 昭60−111369(JP,A) 実開 昭59−60713(JP,U)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気記録媒体の映像記録トラックの深層部
    にFM被変調波形式による音声信号と、PCM被変調波形式
    による音声信号の双方を記録し、記録媒体の端部にベー
    スバンド形式で音声信号を記録し、また再生する磁気記
    録再生装置において、 再生時、上記深層部からの再生信号のうちFM被変調波形
    式による音声信号の周波数帯域成分を通過させる第1の
    帯域通過フィルタと、 第1の帯域通過フィルタの出力を検波し、FM被変調波形
    式による音声信号の有無を判別する第1の判別回路と、 上記深層部から再生信号のうちPCM被変調波形式による
    音声信号の周波数帯域成分を通過させる第2の帯域通過
    フィルタと、 第2の帯域通過フィルタの出力を検波し、PCM被変調波
    形式による音声信号の有無を判別する第2の判別回路
    と、を有し、 上記第1及び第2の判別回路の判別結果に基づいて、PC
    M記録音声信号、FM記録音声信号、ベースバンド記録音
    声信号の順に優先度を持たせて選択出力するようにした
    ことを特徴とする磁気録画再生装置。
JP61255607A 1986-10-29 1986-10-29 磁気録画再生装置 Expired - Lifetime JPH0770009B2 (ja)

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JPS63112804A JPS63112804A (ja) 1988-05-17
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JPS60111369A (ja) * 1983-11-21 1985-06-17 Matsushita Electric Ind Co Ltd 記録再生装置
JPS61121673A (ja) * 1984-11-19 1986-06-09 Matsushita Electric Ind Co Ltd 磁気記録再生方法

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