JPS59112053A - 欠陥のある横糸を縦糸開口から取出す装置を有するシヤトルなし織機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、横糸の欠陥を追跡する探知装置と欠陥のある
横糸を織り空間から取出す装置とを有するシャトルなし
織機に関し、前記探知装置は、その織機の駆動装置と共
働して、織機の主軸が、探知装置の欠陥信号発生時、成
る角度だけ逆転しへそれによって織り空間の最後の変化
が元へ戻されて、縦糸と欠陥δある横糸との間の織りを
取り消すようになっている。

そのような織機は−例えばオランダ特許第１４６．５５
１号に示されている。

欠陥のある横糸を織り空間から取り出す装置は、織機の
主軸の逆転により縦糸との織りが取り消された後は、織
り空間の両端部間に配置された発射ノズルにより構成さ
れ、その発射ノズルは、織機の普通の操作中は、そこへ
移送空気が送られて、織り空間を通って糸を移送するの
に役立つ。欠陥のある横糸の長さは、横糸供給体と接続
したままの状態にある。そこで、次の横糸の挿入時、欠
陥のある横糸が、織り空間の挿入側からスタートして打
寄せ線で出合う縦糸から漸進的に引き出され、その織り
空間を通って挿入方向へ、引込みノズルへ向って放出さ
れる。その欠陥のある横糸は、発射ノズルが前記仕事を
行うことが出来る前に、はじめに第１発射ノズルの操作
部分へ侵入しなければならない。その目的のために、補
光部利が一挿入側で、織布の辺縁部の近くに備わってお
り、これは、欠陥信号によりコントロールされるリード
の打寄せ運動とは反対方向へ移動し、そしてその織布の
辺縁部の所で織り空間をこえて突出する欠陥横糸部分を
、織布の打寄せ線から成る距離だけ離すように移動させ
る。

そこで本発明は一前記織機の改良をねらいとする。その
目的のために、欠陥のある横糸を織り空間から取り出す
装置は一本発明に従った線機において−その織機の挿入
側に位置し、かつ非作動位置から織り空間を通って横糸
方向へ移動する部材により構成され、その部材は、第一
行程で、欠陥のある横糸を、織布の打寄せ線から打寄せ
方向とは反対方向へ、成る距離だけ離すように移動させ
る。

本発明に従った取出し部材は、織機の主軸が逆転したあ
とだけ、作動するように、その織機の制御回路に接続す
るので、最後の織りシェッドの変化はそれによって元に
戻され−かくして、縦糸と欠陥のある横糸との間の織り
は取り消される。

本発明に従った取出し部旧により、種々の種類の横糸、
特に又、それらが休止位置にある時、織布の打寄せ線に
沿って一緒に接合し易いような相対的に繊維性の糸も、
その打寄せ線から有効に取出すことができる。従来の装
置の場合のように、欠陥のある横糸が横糸供給体とまだ
接続している場合、本発明に従った取出し部材は補光部
材の働きも同時九行うので、従来の装置において、挿入
側で、織布の辺縁部に沿って移動するような補光部材を
備える必要がない。

それにも拘らず、本発明に従った織機の好ましい実施例
において、挿入側で、織布の辺縁部に沿って移動する同
じような補光部材を使用する。即ち、その補光部材に、
欠陥のある横糸をクランプさせるように使用する。それ
によって、欠陥信号が関係する織り周期に影響を与える
前に、横糸供給体からすでに切断されている欠陥のある
横糸を放出させることができる。その場合、欠陥信号が
発し、織機の主軸が逆転したのち、はじめに補光部材は
、取り出し部材が織布の打寄せ線から欠陥のある横糸を
完全に取出す前に、作動状態となる。

実際の実施例において一取出し部材は、挿入側に装着さ
れたローラーに巻かれたり−そのローラーから解かれた
りする可撓性ベルトの端部に取付けられる。この点で、
いわゆるグリッパ−織機の横糸コンベアに同様のベルト
を使用することに注目すべきである。

ここで本発明を更に、１つの実施例を示す図面に関連し
ながら説明する。

図面において、符号（１）は上方縦糸（１α）と下方縦
糸（１ｂ）とによって制限される織り空間を示し、符号
（２）は、織布を示し、符号（３）は打ち寄せ線を示す
矢印Ｉの方向へ往復動するリードビーム（４）は図面に
はその引っこみ位置で示され、符号（５）で示すリート
８を支持する。

織布の辺縁部をこえて突出するり一トゝビーム（４）の
端部には普通、例えば加圧空気を供給する横糸装置が備
わっているが−この装置は第１図には示していない。

リードビーム（４）の突出部分には、ノ＼ウジング（６
）が取付けられ、このノ・ウジングは図面には見えない
回転自在に装着されたスプールを有し、そのスプールに
は、例えば薄いばね鋼で作られた可撓性ベルト（力が取
付けられ、そのベルトは挿入方向へ巻いたり、解かれた
りする。

図面に示すリード位置で、ベルト（７）の自由端は織り
空間の左端と対向する。前記自由端には、部材（８）が
取付けられ、その部材（８１は〜直立案内部分（８α）
と、ベルト（７）に接続する水平部分（８ｂ）と、打寄
せ線（３）の方へ向いた屈曲取出し部分（８Ｃ）とで成
る。

普通の織り操作中、ベルト（力は部材（８）と共如非操
作位置にあり、その位置で、部材（８）は−ノ・ウジン
グ（６）に取付けられだ補光部材（９）により支持され
る。

第１図に示す織り誤り修理装置に関して一欠陥を観察し
た瞬間、その欠陥横糸が一図示していない切断装置によ
って、これも図示していない横糸供給部からすでに切断
されていたと仮定する。これは、欠陥横糸がはじめに取
出し部材（８）により更に処理するのに適した位置で、
挿入側にもたらされねばならないことを意味する。従っ
て、第１図に従った位置で横糸方向へ伸長する棒形部分
０υで成る補光部材α０）カ使用され、その棒形部分Ｑ
ｌ）は空気圧式ピストン・シリンダー装置α３）のピス
トン杆（１２）の端部に取付けられ、そのピストン杆は
一縦糸方向へ伸長する。従って一抽糸部材α０）はピス
トン・シリンダー装置（１３）によって縦糸方向へ往復
動する。このピストン・シリンダー装置０は、第２空気
圧式ピストン・シリンダー装置α５）のピストン杆ａ（
イ）の自由端に取付けられ、そのシリンダーは図示して
いない織機の枠体にしっかりと取付けられる。

第２ピストン・シリンダー装置ａ９を介して補光部材０
０）は更に、横糸方向へ往復動する。

補光部材（１０）は更に、第１図に示す水平位置と直立
位置との間で例えば９０°の角度だけ回転する。

補光部材００）の棒形部分ａυは、固定ジョーとピボッ
トジョーとで成る糸クランプ（１６１をその端部に支持
する。ピボットジョーは、棒形部分αυ内で回転自在に
ジャーナル接続する杆体に取付けられ、他端は、棒形部
分住υをこえて突出するので−それは駆動カムと共働す
るようになっている。

織り誤り修理装置の操作について一次に第２〜７図の概
略図に関連しながら説明する。

第２図は、欠陥横糸が打寄せ線（３）とその全長にわた
って接触している所を示す。欠陥横糸がもほや織布（２
）に織りこまれないで−その織機が停止し、リード力１
１つこみ位置となるまで織機の主軸が逆転しているもの
と仮定する。第２ピストン・シリンダー装置ａ（ト）の
ピストン杆α（イ）はその引っこみ位置にあり、この事
は、補光部材α０）が横糸方向へみて引っこみ位置にあ
ることを意味する。棒形部分αυは直立位置忙ある。更
に、第１ピストン・シリンダー装置（１３）のピストン
杆（１２）も同様にその引っこみ位置にあるので、補光
部材０■も同様に、リードの引っこみ移動に対して相対
的に見れば、引っこみ位置にある。第２図に従ったピス
トンから一補光部材αＯ）はピストン杆α２の動きによ
って矢印方向へ移動し、又、棒形部分αυの回転運動に
よって同様に矢印方向へ、第３図の位置へ移動し、そこ
から補光部材α０）は、ピストン杆０４）の動きＫより
矢印方向へ一第４図の位置へ移動し−その位置で、補光
部材ＱＯ）はその棒形部分αυと共に、織り空間内の水
平位置へ到達す、る。補光部材は第４図の状態から一ピ
ストン杆αカの引っこみにより打寄せ線（３）の方向へ
その糸クランプと共に移動する。それによって、第５図
の状態となり、補光部材αＱは糸り２ンプ（１６１によ
り欠陥横糸ｆをつかる、しめつける。第５図の位置から
その補光部材αＯ）は、ピストン杆α２をシリンダー（
Ｉ３）に対して外方へ再度移動させることによって、補
光した欠陥横糸の糸端部と共に打寄せ線（３）から引っ
こむ。補光部材は、それから第４図の位置に対応する第
６図の位置に達するが、その位置では又、挿入側に位置
する欠陥横糸部分子は打寄せ線（３）から成る距離だけ
離れて位置する。それによって、挿入側に位置する欠陥
横糸部分は取出し部材（８）の通路に達し−その取出し
部材（８）は第６図の状態で、矢印方向へその取出し運
動を行う。

その事は又、第６図からも明らかであり、その場合、取
出し部材（８）の屈曲部分（８Ｃ）は欠陥横糸を打寄せ
線（３）から漸進的に引っばる。

取出し部材（８）が織り空間でその動きを完了し。

それによって欠陥横糸がその全長に沿って打寄せ線から
、そして又、上方及び下方縦糸から除去されるや否や一
抽糸部材（１０）はピストン杆ａ（イ）の引っこみ動き
と、第７図の状態における棒形部分αυの連続回転運動
とによって動かされ、第７図では、欠陥横糸ｆのつかみ
端部は補助発射ノズルσ７）の口部の所如ある。その吸
込みノズルａ力を加勢することによって、クランプ（１
６１が開き、欠陥横糸ｆが吸込みノズル（１７）によっ
て放出される。その間、取出し部材（８）はハウジング
（６）（第１図）の近くのその引っこみ位置へ戻り、そ
の後、ピストン杆（１２）は再びそのシリンダー０３）
内へ引っこみ、補光部材ＧＯ＋を第２図に従った始動位
置へ戻す。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に従った織り誤り修理装置の斜視図であ
って、シャトルなし織機の一部をも示す。 第２〜７図は前記修理装置の６つの連続的操作位相を概
略的に示す。 〔符号説明〕 （１）・・・・・・織り空間　　　（Ｃ）　用上方縦糸
（１ｂ）・・・下方縦糸　　（２）・旧・・織　布（３
）・・・・・・打寄せ線　　　（４）・・・・・・す〜
ドビーム（５）・・・・・・リ−）’　　　　　（６）
・・・・・・ハウジング（７）・・・・・・可撓性ベル
ト（８）・・・・・・取出し部材（９）・・・・・・補
光部材　　　α０）・・・・・・補光部材ａυ・・・・
・・棒形部分　　　α２・・・・・・ビアトン杆（１３
１・・・・・・第１ピストン・シリンダー装置０（イ）
・・・・・・ピストン杆 （＋５１・・・・・・第２ピストン・シリンダー装置０
６）・・・・・・糸クランプ ａ７）・・・・・・発射ノズル、吸込みノズル代理人　
弁理士　伊藤　輝 （外３名）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、　　ｙｉ糸の欠陥を追跡する探知装置と欠陥のある
   横糸を織り空間から取出す装置とを有し、前記探知装置
   は織機の駆動装置と共働して、その織機の主軸が探知装
   置の欠陥信号が出た時、成る角度だけ逆転し−それによ
   って織り空間の最後の変化が元に戻されて縦糸と横糸と
   の間の織りを取り消すようにする事と一前記欠陥のある
   横糸を織り空間から取り出す装部は、非作動位置から轍
   り空間を通って横糸方向へ往復動する織機の内側に位置
   する部材によって構成され、その部材はその操作行程に
   おいて、欠陥のある横糸を織布の打寄せ線から、その打
   寄せ方向とは反対方向へ成る距離だけ移動させるように
   なっている事を特徴とするシャトルなし織機。 ２　前記取出し部材は可撓性ベルトの端部に取付けられ
   −それは、挿入側に装着されたローラーに巻かれたり、
   そこから解かれたりするようになっている事を特徴とす
   る特許請求の範囲第１項記載の織機。 ３、前記取出し部材は、−側部に直立案内部分を有し、
   他側部には、打寄せ線に対向して屈曲部分を有し、その
   突出側が打寄せ線に対向することを特徴とする特許請求
   の範囲第２項記載の織機。 ４、織布の近くでしかも挿入側の近くに、補光部材が位
   置し、その補光部材は欠陥信号によりコントロールされ
   る時−リードの打寄せ動きの方向とは反対方向へ移動し
   て、欠陥のある横糸の端部な打寄せ線から成る距離だけ
   織り空間をこえて突出するように移動させ、その補光部
   材は糸クランプを備えていることを特徴とする特許請求
   の範囲第１〜３項記載の織機。 ５　補光部材は又、織り空間の外側の位置と内側の位置
   との間を横糸方向へ往復動する事を特徴とする特許請求
   の範囲第４頂記載の織機。 ６、補光部材は、横糸方向に平行な水平位置と、織り空
   間の外側の直立位置との間で縦糸方向に対して垂直な面
   で回転する棒形部分で成ることを特徴とする特許請求の
   範囲第５項記載の織機。 ７、挿入側にある補助吸込みノズルを有し、そのノズル
   の口部は補光部材の棒形部分の直立位置で、糸クランプ
   の近くに存在することを特徴とする特許請求の範囲第６
   項記載の織機。