JP4403575B2 - 糸層から糸を分離するための装置 - Google Patents

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Description

発明の詳細な説明
本発明は、締付け個所の間に締付けられている糸層から糸を分離するための装置に関する。
糸の区切り又は分離は、繊維製品の生産に関連してしばしば行わねばならない作業段階である。その例は、縦糸層の縦糸を織機の綜絖素子へ引込むこと、又は綾を入れることである。それ以外の適用は、既に横糸を備えた古い縦糸層の縦糸の結び付けの際行われる。この場合も縦糸は枠に締付けられており、糸結び機による結び付けの前に層から分離されねばならない。
これらの場合糸は枠に引張られて存在し、枠において一緒に糸層を形成する。その際個々の糸は通常非常に近接しており、それにより糸の分離が困難である。この場合分離とは、層の個々の単一の糸を次の段階のため糸層とは関係なく取扱い可能にする方策を意味する。綜絖素子でばらばらにされた縦糸の実際の引込みの際、誤分離による誤引込みを確実に回避するため、特に綜絖素子へのフィラメント糸の引込みに関して、個々の糸のために分離補助としていわゆる綾が必要である。綾は、色のついた糸から成る糸層において糸配列を保証する目的のためにも公知である。
しかし綾を前もって糸層へ入れることも必要である。この場合縦糸に交差している2つのひもを縦糸の開へ引込むか又は織り込まねばならない。それぞれ2つの縦糸の間の範囲で、ひもが交差する。従って交差ひもの往復運動により、それぞれ一番前の糸が残りの糸から離され、続いて分離手段により分離されることができる。
この場合綾なしの層から分離の際、両方の締付け個所の間に引張られる糸層の糸が交差部の上にあることが問題となる。その結果分離個所にあって締付け個所に関して実際に一番前にある層の糸が、次の分離過程のための分離手段に対向しないことになる。その場合の代わりに、締付け個所に関して実際に後の糸が一番前にある。この次の糸が分離手段によりまず捕捉されて連行されると、これにより実際に一番前にある糸に、瞬間的に分離された糸が巻付く。このような巻付きは糸を機械的に特に強く負荷し、後続過程においてしばしば糸の破断をひき起こす。従ってこのような巻付きは、この理由から無条件に回避すべきである。
しかしこのような誤分離は、特に誤分離により縦糸模様反覆に一致しない糸順序が生じる時に、回避せねばならない。縦糸模様反覆とは、糸形式例えば異なる糸の色又は直径の所定の順序を意味する。誤分離による縦糸模様反覆の相違は、続いて製織過程において眼に見える製織欠陥を生じることがある。
このような誤分離及びその結果は、最初にあげた種類の公知の装置では、がまんされるか、又は手による介入によって回避される。
従って本発明の基礎になっている課題は、上述した誤分離のうち少なくとも特定の誤分離を機械的介入により回避する可能性を与えることである。
最初にあげた種類の装置において、この課題を解決するため、本発明によれば、引張り手段に設けられて引張られる糸層から分離可能な少なくとも1つの糸を一時保管するための貯蔵装置において、貯蔵装置が、糸層から分離されて張力を受ける1つ又は複数の糸を保持するための少なくとも1つの受入れ部を持つ少なくとも1つの貯蔵手段を備えており、この少なくとも1つの受入れ部が糸層の面の外に設けられ、貯蔵装置が糸を貯蔵手段へ引渡す少なくとも1つの引渡し手段を持貯蔵装置が制御装置を持ち、この制御装置に より、糸層の糸の所定の目標順序が糸の実際順序と比較可能であり、目標順序と実際順序 とが相違する場合、糸の少なくとも1つを少なくとも1つの受入れ部へ移すため、制御装 置が少なくとも1つの引渡し手段を動作させる。本発明は、原理的に、例えば綾入れ装置又は縦糸分離装置のように、糸が特定の順序で分離されるあらゆる装置に適している。
本発明による構成によって特別の利点が生じる。従って分離されるけれども分離されたままでない糸を、実際の取扱い過程又は処理過程から前もって取出し、一時貯蔵し、なるべく糸の所定の順序に従って再び処理過程へ入れるのが有利である。糸を処理過程例えば綾取りから一時貯蔵装置へ移すか否かの決定は、原理的に手でも行うことができる。しかしこの決定を機械的に行うのがよい。このため糸層の実際データを検出する検出装置を設けることができる。これにより例えば電子データの形で機械制御装置に記憶されている糸模様反覆が、検出装置により検出される糸層の実際データと、機械制御装置により比較可能である。制御装置が、比較される基準例えば糸の糸順序に関して実際データと目標データとの間に相違を検出すると、機械制御装置が一時貯蔵装置への糸の引渡しを行う。
一時貯蔵装置が、糸層により形成される面ではなくそのそばに設けられると、有利なことがわかった。これにより、分離手段が、糸層の始め従ってそれぞれ一番前の糸に側方から自由に接近することができる。更に糸に過度に機械的負荷を加える必要なしに、糸を貯蔵装置に保管することができる。
本発明に関連して、運搬経路に沿って糸を貯蔵手段へ引渡し、この貯蔵手段により受入れ、実質的に同じ運搬経路に沿って同じ糸を再び送出すのを可能にする貯蔵装置の構造的構成が好ましい。これは、特に簡単なやり方で、この糸の分離後に、1つ又は複数の別の糸を糸層から分離し、貯蔵手段に関係なく取扱うのを可能にする。貯蔵装置に一時貯蔵される糸はこの取扱い過程を妨げない。所定の基準が存在すると、糸を再び貯蔵手段から取出すことができる。
糸は、なるべく実質的に同じ運搬経路に沿って、前もって達していた貯蔵手段から取出される。糸がその受入れ後貯蔵手段内で動かされると、これらの糸は好都合なように同じ経路に沿って再び1つの位置へ達し、この位置で糸が貯蔵手段から送出される。これにより、貯蔵装置に関連し構造費が少なくなる。なぜならば、糸を貯蔵手段へ引渡す引渡し手段は、糸の戻しにも利用できるからである。
糸の巻付きが生じるが、この巻付きを回避できる場合、本発明による貯蔵装置が少なくとも2つの貯蔵手段を持っていると、有利である。両方の貯蔵手段のうち、それぞれ1つの貯蔵手段が糸層のそれぞれの側に設けられるのがよい。これにより、他の糸と交差する分離された糸を現在取扱いを期待される糸が他の糸と交差する糸層の側で、一時貯蔵することができる。従って捕捉されるか又は分離手段に関して近くにあるけれどもまだ処理過程へ供給されない糸は、糸層の“交差側”に留まることができる。糸層のそれぞれの側にそれぞれ1つの貯蔵手段が設けられているので、この糸は他の糸の周りに巡回される必要がない。従って糸の巻付きを回避することができる。糸は、貯蔵過程のために、この糸が他の糸の分離段階を妨げないように、その交差側で糸層から離されていればよい。
貯蔵手段の構造的に有利な実施形態は、縦軸線の周りに回転可能な軸を備えている。この軸は周面に1つ又は複数の糸の受入れ部を持っている。受入れ部が周面に設けられるねじにより形成されると、有利なことがわかった。
本発明の好ましい実施形態では、検出手段なるべく光検出手段が、糸の特定の特性を検出するために存在する。光検出手段は、例えば照明手段を備えた色カメラとして構成することができる。もちろん糸の特性を検出する他の形式も可能である。例えば金属被覆された糸を誘導センサにより検出することができる。
色カメラは、少なくともそれぞれ次の糸を分離する範囲を検出する。カメラが与える光情報のうち、本発明の好ましい実施形態に関連して、少なくとも1つの色情報が必要とされる。この情報は、制御装置において縦糸模様反覆のデータと比較される。縦糸模様反覆のデータは、少なくとも糸の目標順序についての情報を、その色又は他の特性の表示により含んでいる。
本発明の好ましい実施形態では、本発明により分離すべき(全体)層に部分層を組立てる際糸が設けられた初期層の位置についての情報も制御装置に含まれている。特に多色層は、通常は複数の単色初期層を組合わせる(組立てる)ことによって形成される。このように構成される糸層は、全体層が通常はなお単一面にあっても、多層縦糸層と称される。少なくとも初期層の相対位置(積層順序)について電子的な形で機械制御装置の記憶手段に記憶されるこれらの情報は、特に1つより多い記憶手段が存在する時に、有利に利用される。これについては更に後述する。
さて本発明により、比較的簡単なやり方でも、多層縦糸へ、綾を入れることが可能である。複数層の縦糸の部分層とは、特性に基いてまとめられている層の特定数の糸を意味する。例えばこれらの糸は同じ色を持っているからである。従って1つの部分層は、組立て前の初期層に相当しているが、必ずしもそうでなくてもよい。その場合すべての部分層の総和は多層縦糸を形成することができる。
このような多層縦糸から糸を分離するため、今まで通常は、縦糸を2つの締付け棒の間に締付けていた。締付け棒の間へ、各(部分)層に対して1つの分離棒が導入された。分離棒により、縦糸の個々の部分層の高さの差を生じることができた。これにより1つの部分層から次の部分層への移行の際、結果として縦糸模様反覆における誤りとなる誤分離を回避することができる。しかし各高さ又は部分層に対して固有の分離個所を形成せねばならないことが、欠点と感じられる。
本発明により、このような分離棒従ってこれを縦糸へ挿入する際それに伴う費用をなくすことができる。本発明のため、縦糸を多層で引張り、これにより個々の糸の確実で正しい分離行うことは、もはや必要でない。このような縦糸層も、それ以外の補助手段を必ずしも必要とすることなく、なるべく2つの締付け個所の間にのみ締付けられる。その場合分離手段により、糸を他の糸の後で分離することができる。層移行の際、即ち第1の特性(例えば色)の糸から他の特性の糸への移行の際、縦糸模様反覆に対する相違が検出されると、ちょうど分離された糸を貯蔵装置へ移すことができる。少なくとも1つの別の糸の分離後、貯蔵装置にある糸が縦糸模様反覆により今や分離すべきであることがわかると、糸が再び貯蔵装置から取出される。
本発明のそれ以外の好ましい構成は、従属請求項から明らかになる。
図に概略的に示されている実施例により、本発明が詳細に説明される。
図1には縦糸層1が部分的に示され、その個々の糸2,3,4は各糸の長さ部分にわたってそれぞれ2つの締付け棒5,6の間に締付けられている。互いに実質的に平行に延びる糸2,3,4は、ただ2つの締付け個所の間で、僅かな張力を受けて、実質的に平らな糸層1を形成している。
図1の糸層1において、異なる色の糸2,3,4が設けられ、常に所定数の同じ色の糸2、同じ色の糸3及び同じ色の糸4が並んでいる。従って実施例では、同じ色の糸がそれぞれ1つの部分層を形成している。図1では、異なる色が異なる種類の線で表わされている。異なる特性を持つ糸を互いに分離できるようにするため、両方の締付け個所の間で、糸層1へ2つのいわゆる層分離ひも7,8が挿入されている。層分離ひも7,8は、更に糸層の糸2〜4に実質的に交差して、従って締付け棒5,6に対してほぼ平行に延びている。このような層分離ひも7,8は以前から公知であり、通常異なる特性(例えば色、材料、直径等)の糸を持つ糸層1の手による形成(組立て)の際、既に挿入される。
実施例では、両方の層分離ひも7,8の1つが、糸層1においてそれぞれ色変化が行われる個所で、糸層1の側を変える。従ってこれらの個所で、異なる色の糸が並ぶ。従って層分離ひもの移動により、部分層を互いに分離することができる。このような層分離ひも7,8及びその機能は公知である。
さて糸層1へ、以前から公知のいわゆる綾を更に入れるものとする。図2に示す綾は通常2つの糸9,10から成り、これらの糸は図1の層分離ひも7,8と同様に、糸層の糸2〜4の縦範囲に実質的に交差して延びている。図2に示してない層分離ひも7,8とは異なり、縦糸9,10は、各糸の後で糸層の側を変化する。従って綾糸9,10は各糸2〜4の後で交差し、それにより個々の糸2〜4を互いに分離する。従って綾により、個々の糸の分離を促進して行うことができる。個々の糸2〜4の速い分離は、例えば縦糸引込み機による糸層の糸へ綜絖素子の次の引込みの際に必要である。
図2に示す綾取り装置12は、糸層へこのような綾を入れるために設けられている。図2の左側には、糸層の処理された部分11へ引込まれるこのような綾糸7,10を持つ綾が認められる。このため綾取り装置12、図3にのみ示す分離手段13を持ち、この分離手段はなるべく吸引ノズルとして構成することができる。吸引ノズルは先細になる間隙15を持ち、この間隙の縦範囲は糸2〜4の向きに対して平行に延びている。間隙15は負圧導管16へ通じ、この負圧導管は図示しない負圧手段例えばポンプに接続されている。これにより間隙15に負圧が発生され、この負圧により個々の糸2〜4が間隙15に保持可能である。負圧は両方の締付け個所の間に引続き締付けられて吸引手段に吸引される糸2が、吸引ノズル14と共に糸層1から動かされるように、大きさを選ばれる。
吸引ノズル14は図示しない運搬キャリジに取付けられ、この運搬キャリジにより吸引ノズルが、糸層1の面内で糸2〜4の縦範囲に実質的に交差して移動可能である。これにより吸引ノズル14は、それぞれ一番前の糸2〜4の前に位置することができる。吸引ノズルは更に運搬キャリジに対して糸層面内で移動可能で、それにより糸を捕捉し、糸層から離れる運動により、図3に示すように糸を分離する。
同様に運搬キャリジに、色カメラ17及び光源18として構成される検出手段が設けられ、この検出手段により糸、特に吸引ノズルにより捕捉されてこれと共に糸層から遠ざけられる糸の特性が検出可能である。このような装置は、同じ出願人のスイス国特許出願第CH20010754/01に開示されている。構造的構成及びこの装置により実施可能な方法に関する開示内容は、これを参照することにより完全に採用される。
この場合色カメラ17の分解能力は、個々の糸特に個々の糸2〜4の色及び輪郭を識別できるように選ばれる。カメラ17により生じる画像は、データ導線19を介して評価のため綾取り装置の電子制御装置20へ送られる。制御装置には色識別ソフトウエアがあり、カメラ17から供給されるデータに基いてこのソフトウエアにより、個々の糸2〜4の色を検出することができる。これに適したプログラムは原理的に公知である。これらのプログラムは、しばしばいわゆる色空間変換の方法に基いており、特定の画像範囲に対する原色(赤、緑、青)の割合が基準色との比較によって求められる。カメラ又は色センサ及び評価ソフトウエアから成る完全なシステムは、例えばドイツ連邦共和国、ベルリンの企業Optronik GmbH又はドイツ連邦共和国エルディングのZiehmann&Urban GmbHから入手可能である。
制御装置20に縦糸模様反覆を記憶することができる。図示した実施例に関連して、“縦糸模様反覆”という概念で、個々の糸2〜4の色及びその目標順序についてのデータ又は情報を意味することができる。同様に糸層において第1の色の糸から第2の色の糸への変化が起こる個所についての情報も意味することができる。これらの情報は、例えば同じ特性を持って順次に続くそれぞれの数の糸のデータにより、別の形でも記憶することができる。更に付加的に又は色情報の代わりに、糸の太さ及び糸層にあって特定の太さを持つ糸の順序についての情報も、縦糸模様反覆として記憶することができる。目標糸太さを実際糸太さとして比較する場合、制御装置はこれに適した画像識別ソフトウエアを持っている。
綾取り装置は、図2a,2b及び図4によれば貯蔵装置21を持ち、この貯蔵装置により糸が糸層面から一時貯蔵装置へ移されて、そこに一時貯蔵可能である。このため図示した実施例では、糸層1のそれぞれの側に、糸層1に対して傾斜した軸22,23の形の貯蔵手段が設けられている。各軸端部22a,23aに対して斜めの滑り面26,27が設けられて、処理方向(矢印28)に糸層面の方へ傾斜している。処理方向とは、綾取り機が糸層を処理する方向を意味する。糸層面のそれぞれの側に、引渡し手段として、2つのほぼU字状の揺動レバー29,30が設けられている。それぞれ糸層の同じ側にある両方の揺動レバー29,30は互いに同期化されており、それにより揺動運動を常に一緒に行う。最後に糸層1のそれぞれの側に、これに対して僅かな間隔をおいて平行に、棒状の捕捉片31,32が設けられている。
軸22,23及び揺動レバー29,30は、図3の吸引ノズル14、捕捉片31,32及び滑り面26,27と同様に、図示しない運搬キャリジに設けられている。これらの部材は、運搬キャリジと共に、糸層1の面に対して平行に、処理方向に前後へ移動可能である。更に両方の揺動レバー29,30は、図4の図の面に対して直角な方向に関して、少し互いにずれており、それによりこれらの揺動レバー29,30は、それらが一部重なる位置へ揺動可能である。
特に軸22,23及び揺動レバー29,30は、糸層1の両側で、糸層1の面に対して対称に構成されているので、軸22,23の1つ及び揺動レバー29,30の1つの構造的構成のみを以下に説明する。
軸22の縦軸線22b(図4)は、糸層1に対して角αだけ傾斜して、軸22の自由端22aが糸層1に最も近いようになっている。自由端22aは更に糸層1の処理方向(矢印28)へ向いている。軸22は、その自由端22aから始まって、その一部に沿って雄ねじ33を備えており、この雄ねじは全周に沿って軸22の周りに数回巻いている。これにより形成されるねじ山の各々は、以下に更に説明するように、糸2〜4の1つのための受入れ部をなしている。
軸22の自由端は図示しない駆動手段に結合されている。これにより軸22は、連続的に調節可能な回転速度で、両回数方向に縦軸線22bの周りに回転する。両方の軸22,23は更に互いに同期化されているので、一緒に同じ速度で駆動可能である。更に一方の軸は、他方の軸の特定の回転方向において、常に同じ回転方向を持っている。
引渡し手段の揺動レバー29は、捕捉脚辺35を引渡し脚辺36に結合する結合脚辺34を持っている。捕捉脚辺35及び引渡し脚辺36はそれぞれ自由端を持ち、この自由端は糸の取扱いのために用いられ、このために適当に形成されている。揺動レバーは、結合脚辺34の範囲で揺動軸線37の周りに揺動可能に枢着されている。図示しない電動駆動装置により、適当な揺動運動を生じることができる。この場合揺動レバー29の揺動軸線37は図4の図の面に対して直角に延び、従って糸層の糸に対して実質的に平行に延びている。更に揺動軸線37は、結合脚辺と引渡し脚辺が互いに出合う個所にある。揺動レバー29の図4に示す中立終端位置で引渡し脚辺36は、処理方向28に関して揺動レバー29の捕捉脚辺35の前にある。この場合両方の脚辺35,36の端部は、さしあたり糸層に対してほぼ同じ間隔をとっている。
揺動軸線37のすぐ下で、引渡し脚辺36は、中立終端位置で糸層1の面に対してほぼ直角に延びている。引渡し脚辺の自由端に形成されるかぎ40は、3個所で屈曲されているので、かぎに対してほぼUの形状が生じる。
捕捉脚辺35は、引渡し脚辺36の方へ僅か湾曲している。捕捉脚辺35は、その自由端の範囲で著しく小さい幅を持ち、この小さい幅により針状の先端41が形成される。先端41は段41の所で捕捉脚辺35の幅広い部分へ移行している。
1層の糸層へ綾を入れるため、両方の締付け個所のほぼ中間で、吸引ノズル14が、側方に糸層1の第1の糸へ、処理方向に近づけられる。吸引ノズルから及ぼされる負圧により、この第1の糸が捕捉され、処理方向28とは逆に糸層1から特定の行程だけ連行される。カメラ17及び制御装置20に存在する色識別ソフトウエアにより、捕捉される第2の色が検出される。この情報が、縦糸模様反覆に記憶されている目標色と比較される。目標データが実際データと一致すると、移送手段43の揺動運動(例えば図2a,2bに示す揺動かぎ)により、糸2が公知のように連行される。
それから順次に吸引ノズル14により同じように、今や糸層のそれぞれ一番前にある糸が捕捉され、糸層から分離される。カメラ17により、評価ソフトウエアにより行われる画像識別及び糸識別によって、実際にただ1つの糸2が捕捉されているか否かを検出することができる。更に実施例では、カメラから供給されかつ制御装置により評価される分離された糸の色情報に基いて、制御装置が比較を行う。この場合この(実際)色情報が、縦糸模様反覆に含まれる糸用(目標)色情報と比較される。この比較の際、制御装置20が相違を検出すると、吸引ノズル14により捕捉された糸と縦糸模様反覆によりこの糸の前に実際に設けられる1つ又は複数の糸との交差がなければならないことを前提とすることができる。
糸の目標順序を再び形成できるようにするため、捕捉された糸2は一時貯蔵装置へ移され、そこに貯蔵される。このため揺動レバー29が操作され、それにより捕捉脚辺35が糸層1の方へ動かされる。先端41は、その円弧状運動軌道により、吸引ノズル14により大きくされた一番前の糸と次の糸との間隔へ入る。それから段42により捕捉脚辺35が糸2を捕捉し、これを運動軌道で連行する。この状況が図5に示されている。所定の運搬行程で、両方の締付け個所の間に引続き締付けられている糸2のそばを、軸端部23aが通り過ぎる。捕捉脚辺35の運動は、この捕捉脚辺35の幅広い裏側が既に軸23に対向している個所で停止される。これが図6に示されている。
捕捉脚辺35がこの終端位置へ達する前又は後に開始することができる他の揺動レバー30の操作により、その引渡し脚辺36が、同様に揺動軸線37の周りの円弧状運動軌道上で、偏位せしめられた糸2へ近づけられる。引続く運動の際、引渡し脚辺36のかぎ40が、捕捉脚辺35のすぐそばで糸2を捕捉し、糸を引受ける(図7参照)。この時点に捕捉脚辺35はその位置に留まるので、引渡し脚辺が、かぎ40の中間部分で、その引続く回転運動により、捕捉脚辺の段42を越えて、糸をその幅広い裏側へ導くことができる(図8)。これが行われると、引渡し脚辺36が再びその中立終端位置へ戻り回転する。引渡し脚辺から釈放された糸は、今や加えられる糸張力のため、捕捉脚辺35の湾曲した背部上を、糸層の方へ滑り、これにより軸23の第1のねじ山へ達する(図9)。それから捕捉脚辺35もその初期位置へ戻り回転することができる。
それから軸23が、軸の自由端23bから見てねじの回転方向に一致する回転方向に操作される。その結果糸がねじにより連行され、軸の縦軸線に対して直線運動でその周面上を動く。この運動は、早くとも糸がねじにより軸上に確実に保持される時に、停止される。それにより糸が一時貯蔵される。
両方の揺動レバー29,30が再び初期位置へ移された後に、図3に示しかつ上述したように、吸引ノズル14が一番前の糸を分離することができる。カメラ17から与えられるデータ及び縦糸模様反覆との比較により、この糸が縦糸模様反覆に従って期待される糸に一致しているか否か再び確認される。一致している場合、糸が移送手段43により捕捉されて、処理される側11即ち機械の綾取り側へ導かれる(図2)。ここで既に前に両方の綾糸9,10は、最後に綾取り側へ移された糸の前で交差されている。これにより最後に移された両方の糸も物理的に互いに分離される。
今や制御装置は、縦糸模様反覆に基いて、一時貯蔵装置にある糸が次の糸として移送側へもたらされ得ることが確認されると、取出し過程が開始される。
このため糸2を既に軸23上へもたらした同じ引渡し脚辺36が、軸23の方へ揺動される。揺動レバー30のかぎ40は、この場合軸23の自由端23bのすぐ下に設けられ、糸2の受入れの際軸がその回転方向とは逆に回される。これにより糸は軸端部の方へ導かれ、最後に軸23から釈放される。その場合かぎ40は糸2を捕捉する。中立終端位置へのこの引渡し脚辺36の戻り揺動により、かぎ40が糸2を釈放する。この場合張力のため糸は案内素子上へ達し、それからこの案内素子上で糸が、その傾斜した滑り面27上を戻って糸層1の方へ滑る。その間に糸層の方へ前進して糸層の第1の糸上に設けられる捕捉片32が、糸2を捕捉する(図11)。
糸2が捕捉片32上に来た後、捕捉片32を戻すことができる。それから糸2は、今や糸層1の一番前の糸2として、この糸層へ戻る(図12)。これにより取出し過程において糸2が所定のやり方で導かれたので、糸が糸層へ戻る前に、糸に含まれるエネルギの大部分が既に減少されている。これにより糸は、僅かな残留運動エネルギで、糸層の面へ達し、それにより糸の後振動を大幅に回避することができる。糸は次に吸引ノズルにより糸層から分離され、それから綾取り側へ移されることができる。
この本発明により好まれる原理に基いて、糸層からの糸の分離に関連して、個々の糸相互の可能な多数の層に反応することができる。このうち例えば若干について以下に説明する。
一時貯蔵装置を空にできる前に、複数の糸2を一時貯蔵装置へ移さねばならないことが起こり得る。図4に示すこの場合、異なる色又は特性の糸である場合、分離される各糸2に対して軸23が受入れ方向に少なくともそれぞれ1回転更に回されねばならない。これにより貯蔵手段にある異なる色の糸が、ねじにより互いに分離されるようにすることができる。これに反し貯蔵手段に最後に保管される糸及び新たに保管すべき糸が同じ部分層に属しているので、これら両方の糸を貯蔵手段において必ずしも物理的に互いに分離する必要がない。これらの糸は、ねじ1回転より小さい範囲内で貯蔵手段上にあるようにすることができる。
分離すべき各糸を持つ軸の特定の回数角だけの引続く回転は、それぞれの糸が一時貯蔵装置へもたらされるか否かに関係なく有利である。既に軸23上に設けられる糸は、それにより順次に軸上で自由端23bから離される。
ねじのピッチの適当な選択により、軸23上に糸層1の糸密度が形成されるようにすることができる。更に処理されるか又は一時貯蔵される糸を持つ軸23が、糸層の面に対して平行に、糸層の処理方向28へ段階的に並進送りされるようにすることもできる。この場合送り段階の各々も糸密度に相当し、即ち糸層1の順次に続く糸の目標間隔に相当することができる。この方策により、特に簡単に、一時保管装置にある糸の張力が糸の塑性変形を生じないようにすることができる。糸の張力は少なくともほぼ一定であるようにするのがよい。
更に図4に示すように、糸のそれぞれの側に設けられるそれぞれ1つの一時貯蔵装置により、1つ又は複数の糸の一時貯蔵の際、糸層にまだ存在する糸が一時貯蔵装置の糸に巻付くことがないようにすることもできる。巻付き又はねじりは糸を強く負荷し、糸の引きちぎりを生じる可能性がある。縦糸ビームの方へのねじりは特に危険である。なぜならば、これらのねじりは、次の作業段階において、綜絖素子の引込みに関連して、もはや解消することができず、少なくとも手による介入なしには解消できないからである。
従って本発明によれば、分離手段13により捕捉されて一時貯蔵装置に保持すべき糸2が軸22,23上へもたらされ、これら軸の側で糸2が1つ又は複数の他の糸と交差するのが好ましい。糸層の組立ての際における部分層相互の連続、及びそれに伴う糸層中の糸分離ひも7,8の推移のため、糸が糸層の特定の側でのみ他の色の糸と交差できることを、前提とすることができる。糸が他の色の糸と糸層の他の側で交差するのを阻止するために、開始の前に、部分層の各々を他の部分層から分離する分離個所を越えて、層分離ひも7,8を引張ることができる。これにより分離手段13の接近範囲に、一時貯蔵装置の利用を意図する本発明の分離方法により解消できる交差部しか残らないようにすることができる。
従ってこの方策により、2つ又はそれ以上の異なる色形式例えば異なる色の糸2〜4を持つ糸層を、糸の巻付きなしに、特に有利に処理することができる。
同じ色の順次に続く糸2〜4は、いずれにせよ常に層分離ひもの同じ側にあるので、このように一時貯蔵すべき糸は同じ貯蔵装置へも移されるようにする。
順次に続いて一時貯蔵すべき異なる色従って異なる部分層の糸は、これに反し、ねじれを回避するため、異なる貯蔵装置へ移されるようにする。更に貯蔵装置を続いて空にするため、貯蔵装置において異なる色の糸の間に、少なくとも1つのねじ回転の間隔が形成されると有利である。
図13a及び13bには、このような縦糸層の一部が示され、図13aの図には実際状態が、図13bの図には目標状態が示されている。符号a,b及びc,dを持つ糸は同じ色例えば緑色を持っている。これに反し糸e,fは白であり、糸g,hは青とすることができる。図13bの目標状態(縦糸模様反覆)に従って、糸順序は(図13bの図では右から左へ)a,b,c,d,e,f,g,hである。これからわかるように、実際状態(図13a)では、緑の糸c,dが白の糸e,f及び青の糸g,hと交差している。
目標配置を得るため、緑、白及び青の部分層とそれぞれ他の部分層との相対位置が考慮される。このため図13cには、部分層を糸層1となるように組立てる際存在したけれども本発明により綾を入れる際考慮せねばならない状態が示されている。図13cに示すように、縦糸ビーム45上に3つの部分層が巻付けられ、第1の層分離ひも7が青の部分層(糸g,h)と緑の部分層(糸a,b,c,d)の間へ導入されている。これに反し第2の層分離ひも8は緑の部分層(糸a,b,c,d)と白の部分層(糸e,f)との間に延びている。
組立ての際形成される部分層のこれらの相対位置、特に層分離ひもに対する位置は、それぞれの糸をどの一時貯蔵装置へ移すべきかを決定する際に考慮される。このことは、縦糸模様反覆に従って探される糸に対する一時記憶すべき糸の位置に相当する糸が、常に一時貯蔵装置又は貯蔵手段へ移されることを意味する。縦糸模様反覆に従って他の部分層の糸の上に設けられている部分層の糸は、常に上部貯蔵手段へもたらされるようにする。次の“目標糸”が由来する部分層の下に縦糸模様反覆に従って設けられている部分層の糸は、従って下部貯蔵手段へ移される。これにより糸のねじれを簡単に回避することができる。
図13a〜13cによる実施例では、部分的に示される縦糸層が左から右へ処理される。このため縦糸層は、2つの締付け個所の間に締付けられ、図13a及び図13bには1つの締付け個所のみが示されている。糸の分離のため吸引ノズル14が使用される。
上記の基準によれば、これは、実施例に対して、まず両方の緑の糸d,cが順次に上部貯蔵装置へ移されることを意味している。縦糸模様反覆に従って青の色g,hが期待されるが、実際には分離手段は緑の糸を捕捉する。図13cからわかるように、緑の部分層(糸a,b,c,d)は青の部分層(糸g,h)の上に設けられている。従って緑の色が上部貯蔵手段へ移される。同じことが第2の緑の糸cにも当てはまり、それにより今や上部一時貯蔵装置に2つの緑の色c,dが設けられている。
それから吸引ノズル14が両方の青の色h,gを捕捉して移行手段へ引渡し、それにより糸h,gが図13a,13bに示してない綾取り側に設けられる。次に順次に捕捉される白の糸f,eも、縦糸模様反覆により規定される糸の順序に一致しているので、これらの糸も直接綾取り側へもたらされ、一時記憶装置へはもたらされない。縦糸模様反覆は次に2つの緑の糸を規定しているので、今や上部貯蔵手段を空にすることができ、この貯蔵手段においてまず第1の緑糸cが貯蔵装置から縦糸層へ移され、綾取り側へもたらされる。それから第2の緑の糸dにより、この過程が繰返される。両方の糸c,dを同時に貯蔵手段から取出すことも可能である。続いて今や両方の緑の色b,aも順次に綾取り側へもたらすことができる。
図14aには、縦糸層の実際状態の別部分が断面図で示されている。これに反し図14bは目標状態を示し、図14cは、先行する組立て過程中における青(糸g,h)、緑(糸a,b,c,d)及び白(糸e,f)の部分層の相対位置を示している。右から左へ処理すべきこの実施例では、まず両方の緑の糸a,bが上部貯蔵装置へもたらされ、両方の青の糸g,hが綾取り側へもたらされる。それから両方の緑の糸c,dが実際に下部貯蔵装置へもたらされねばならないだろう。なぜならば、緑の部分層(糸a,b,c,d)は白の部分層(糸e,f)の下に設けられているからである。しかしこれは交差を生じることはできないだろう。なぜならば、その場合同じ部分層の糸は下部貯蔵手段及び上部貯蔵手段に設けられているだろうからである。次に分離される糸は、必然的に緑の部分層を“通され”ねばならないだろう。
これを防止するため、まず緑の糸a,bを持つ上部貯蔵手段を空にすることが意図される。それにより4つの緑の糸a〜dが一番前にある。それからこれらの糸を順次に下部貯蔵手段へもたらすことができる。これに続いて、目標状態及び今や得られる実際状態に従って続く白の糸e,fが、綾取り側へ移される。それから緑の糸a〜dを再び下部貯蔵装置から取出して、同様に綾取り側へもたらすことができる。
糸層の一部を示す。 本発明による綾取り機を部分的に斜視図で示す。 本発明による綾取り機を異なる斜視図で示す。 本発明による綾取り機の検出手段と共に分離手段を示す。 本発明による綾取り機の部分正面図を示す。 図4の図に従って糸を一時貯蔵しかつ取出す方法の第1の段階を示す。 糸を一時貯蔵しかつ取出す方法の第2段階を示す。 糸を一時貯蔵しかつ取出す方法の第3段階を示す。 糸を一時貯蔵しかつ取出す方法の第4段階を示す。 糸を一時貯蔵しかつ取出す方法の第5段階を示す。 糸を一時貯蔵しかつ取出す方法の第6段階を示す。 糸を一時貯蔵しかつ取出す方法の第7段階を示す。 糸を一時貯蔵しかつ取出す方法の第8段階を示す。 糸層の一部の実際状態を示す。 糸層の図13aに示す部分の目標状態を示す。 図13a及び図13bの層の積層順序を示す。 別の実施例を図13aによる表示で示す。 前記別の実施例を図13bによる表示で示す。 前記実施例を図13cによる表示で示す。

Claims (24)

  1. により形成される糸層から分離可能な少なくとも1つの糸を一時保管するための貯蔵装置において
    貯蔵装置が、糸層から分離されて張力を受ける1つ又は複数の糸を保持するための少なくとも1つの受入れ部を持つ少なくとも1つの貯蔵手段を備えており、この少なくとも1つの受入れ部が糸層の面の外に設けられ、
    貯蔵装置が糸を貯蔵手段へ引渡す少なくとも1つの引渡し手段を持
    貯蔵装置が制御装置を持ち、この制御装置により、糸層の糸の所定の目標順序が糸の実際順序と比較可能であり、
    目標順序と実際順序とが相違する場合、糸の少なくとも1つを少なくとも1つの受入れ部へ移すため、制御装置が少なくとも1つの引渡し手段を動作させる
    ことを特徴とする、貯蔵装置。
  2. 互いに分離した複数の糸を貯蔵手段に同時に設けるため、少なくとも1つの貯蔵手段の複数の受入れ部が設けられることを特徴とする、請求項1に記載の貯蔵装置。
  3. 貯蔵手段が回転可能な軸を持ち、複数の受入れ部を構成するためこの軸が、複数のねじ山を持つねじを備えていることを特徴とする、請求項2に記載の貯蔵装置。
  4. 引渡し手段により、貯蔵すべき糸が分離個所で捕捉されて、貯蔵手段へ移送可能であることを特徴とする、請求項1〜3の1つに記載の貯蔵装置。
  5. 引渡し手段により糸が貯蔵手段から取出し可能であることを特徴とする、請求1〜4の1つに記載の貯蔵装置。
  6. 糸層のそれぞれの側に設けることができる2つの貯蔵手段が設けられていることを特徴とする、請求項1〜5の1つに記載の貯蔵装置。
  7. 糸層により形成される面に関して対称に貯蔵手段が設けられていることを特徴とする、請求項6に記載の貯蔵装置。
  8. 両方の貯蔵手段の運動が互いに同期化されていることを特徴とする、請求項6又は7に記載の貯蔵装置。
  9. 糸層から分離される糸が、引渡し手段により運搬経路に沿って貯蔵手段へ運搬可能であり、かつ貯蔵手段のそれぞれの受入れ部の少なくとも1つへ引渡し可能であり、引渡される糸が、引渡し手段により再び貯蔵手段から 離れて同じに運搬経路に沿って運搬可能であることを特徴とする、請求項1〜8の1つに記載の貯蔵装置。
  10. 糸層から分離される糸を捕捉しかつこの糸を移送側へ移送する移送手段が設けえられているものにおいて、糸層から分離される第1の糸が貯蔵手段により受入れ可能であり、第1の糸が貯蔵手段から取出される間又は前に、時間的に第1の糸の後で糸層から分離される第2の糸が、移送手段により移送側へ移送可能であることを特徴とする、請求項1〜9の1つに記載の貯蔵装置。
  11. 第2の糸が、移送手段により、貯蔵手段の助けなしに移送側へ移送可能であることを特徴とする、請求項10に記載の貯蔵装置。
  12. 貯蔵装置が糸層を引張るための引張り手段を持ち、引張り手段がそれぞれ2つの締付け棒を含み、糸層の糸の少なくとも一部がそれぞれ2つの締付け棒の間に締付けられて、互いに平行に整列可能であり、
    貯蔵装置が回転軸線の周りに回転可能な少なくとも1つの貯蔵手段を備えており、この貯蔵手段が張力を受ける糸を保持する少なくとも1つの受入れ部を持ち、この少なくとも1つの受入れ部が引張られる糸層の面の外に設けられ、
    貯蔵手段が駆動装置により互いに逆の2つの方向に回転可能である、
    請求項1〜11の1つに記載の貯蔵装置。
  13. 貯蔵装置が、少なくとも1つの糸を貯蔵装置に設けるため第1の回転方向に回転可能であり、少なくとも1つの糸を送り出すため逆の方向に回転可能であることを特徴とする、請求項12に記載の貯蔵装置。
  14. 2つの締付け個所の間に締付けられる糸層から個々の糸を分離する装置が、分離手段を備えており、この分離手段により、締付け個所の間の糸層から、それぞれ1つ又は同時に複数の糸が取出し可能であるものにおいて、請求項1〜7の1つに記載の貯蔵装置(21)が設けられていることを特徴とする、分離装置。
  15. 糸層の個々の糸の特性又は糸層から分離される糸の特性を検出する検出装置が設けられていることを特徴とする、請求項14に記載の装置。
  16. 検出装置により検出される糸の特性に関する実際情報を供給するため、検出装置が分離装置の制御装置に接続され、この制御装置に糸層の糸を少なくとも1つの特性についての目標情報が記憶可能であり、機械制御装置により、記憶されている情報と検出装置により求められる情報との比較が行われることを特徴とする、請求項15に記載の装置。
  17. 請求項14〜16の1つに記載の装置を有することを特徴とする、縦糸引込み機。
  18. 糸層を締付けるための手段が設けられ、それにより糸層の締付けられた糸が互いに平行に延び、少なくともそれぞれ1つの締付けられた糸を糸層から分離する手段が設けられ、綾取り機が綾を糸層へ入れる手段を備えているものにおいて、請求項1〜13の1つに記載の貯蔵装置が設けられていることを特徴とする、綾取り機。
  19. 請求項1〜13に記載の貯蔵装置の形の少なくとも1つの一時貯蔵装置により、締付けられている糸層(1)からそれぞれ少なくとも1つの糸(2〜4)を分離する方法において、糸(2〜4;a〜h)の所定の順序の相違があると、糸層(1)から分離された少なくとも1つの糸が一時貯蔵装置へ移され、少なくとも1つの別の糸が糸層から分離された後、糸層から分離されて一時貯蔵装置へ移された糸が一時貯蔵装置から取出されることを特徴とする方法。
  20. 糸が糸層外にある受入れ部に一時貯蔵されることを特徴とする、請求項19に記載の方法。
  21. 糸の所定の順序が、電子制御装置において、検出装置により求められる糸の順序の実際状態と比較され、相違があると、分離された糸を引受けて一時貯蔵装置へ移す引渡し手段が動作せしめられることを特徴とする、請求項19又は20に記載の方法。
  22. まず糸が第1の一時貯蔵装置へ移され、この糸の取出し前に少なくとも1つの別の糸が第2の一時貯蔵装置へ移され、その際両方の貯蔵装置が糸層の異なる側に設けられていることを特徴とする、請求項19〜21の1つに記載の方法。
  23. 糸層の部分層の積層順序に基いて、どの一時貯蔵装置へそれぞれの糸が移されるかが決定されることを特徴とする、請求項22に記載の方法。
  24. 順次に複数の糸が特定の順序で少なくとも1つの一時貯蔵装置へ移され、これらの糸が順次に逆の順序で再びこの少なくとも1つの一時貯蔵装置から取出されることを特徴とする、請求項19〜23の1つに記載の方法。
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