JPS59107742A - 鋳物砂用粘結剤 - Google Patents

鋳物砂用粘結剤

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JPS59107742A
JPS59107742A JP57214938A JP21493882A JPS59107742A JP S59107742 A JPS59107742 A JP S59107742A JP 57214938 A JP57214938 A JP 57214938A JP 21493882 A JP21493882 A JP 21493882A JP S59107742 A JPS59107742 A JP S59107742A
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JP
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JP57214938A
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Tadashi Ashida
正 芦田
Koichi Handa
浩一 半田
Akira Oyamada
小山田 彬
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22CFOUNDRY MOULDING
    • B22C1/00Compositions of refractory mould or core materials; Grain structures thereof; Chemical or physical features in the formation or manufacture of moulds
    • B22C1/16Compositions of refractory mould or core materials; Grain structures thereof; Chemical or physical features in the formation or manufacture of moulds characterised by the use of binding agents; Mixtures of binding agents
    • B22C1/20Compositions of refractory mould or core materials; Grain structures thereof; Chemical or physical features in the formation or manufacture of moulds characterised by the use of binding agents; Mixtures of binding agents of organic agents
    • B22C1/22Compositions of refractory mould or core materials; Grain structures thereof; Chemical or physical features in the formation or manufacture of moulds characterised by the use of binding agents; Mixtures of binding agents of organic agents of resins or rosins
    • B22C1/2233Compositions of refractory mould or core materials; Grain structures thereof; Chemical or physical features in the formation or manufacture of moulds characterised by the use of binding agents; Mixtures of binding agents of organic agents of resins or rosins obtained otherwise than by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
    • B22C1/226Polyepoxides

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  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は鋳型または中子の製造に用いる鋳物砂用粘結剤
、特に鋳型または中子を焼成成形する際の温時強度が高
く、かつ注湯後の熱崩壊性の良好な鋳型または中子用の
製造に用いる鋳物砂用粘結剤に関するものである。 従来鋳造用鋳型および中子に関しては、合金の種類を問
わず鋳物砂川粘結剤としてブエノール樹脂を使用したシ
ェルモールド法がその造型法として広く使用されている
。特に中子においては、生産性、寸法精度が優れている
ために、はとんどがシェルモールド法で製造され重用さ
れている。しかしアルミニウム合金のような低融点の軽
金属鋳物の鋳型、特に中子に使用した場合、溶湯熱で7
エノール樹脂の一部が熱変化を起こし、極めて強固な黒
鉛構造に変化するため、中子の残留強度は著しく高く、
鋳込み後、鋳物ごと約500 ℃のように高い温度で5
〜10時間に亘る長時間の「砂焼き」と称する加熱を行
なって、黒鉛構造となっている粘結剤残渣を燃焼せしめ
て排出しており、多大なエネルギーの消費を必要とする
欠点を有する。このため溶湯熱で容易に熱分解を起こす
高崩壊性のシェルモード法用の鋳型材料が望まれていた
〇 一部フエノール樹脂の耐熱性が優れていることがベンゼ
ン環に帰因するという研究の結果に基いて、ベンゼン環
をできるだけ減じた変性フェノール樹脂あるいは新規な
樹脂の探索が行われているが、アルミニウム合金の溶湯
熱で簡単に熱分解を起こすような樹脂を粘結剤とした場
合は、鋳型または中子の焼成成形時における強度(耐熱
性)が不足して光分な成形ができず、強度を確保するた
めに樹脂量を増すと、成形はできるものの、注湯時の熱
分解ガス量が多大となって、鋳物のガス欠陥の発生を増
大せしめるため、未だ満足すべき鋳物砂用粘結剤は開発
されていないのが現状である。 本発明者等は従来のシェルモード法の欠点を詳細に調べ
た結果、鋳物または中子を焼成成形する際に必要な温時
の強度をできるだけ少ない樹脂量で確保するためには、
樹脂の構造中に環構造を取り入れることが必要であるこ
と、またアルミニウム合金のような低融点の軽金属鋳物
の鋳型または中子に使用する場合には熱分解が400℃
前後で起ることが必要であり、このためには炭素の二重
結合はできるだけ避けることの重要な2点が判明したた
めこの2点を基準として鋭意研究を行なった結果・上述
の問題点ご解決する新規な鋳物砂用粘結剤組成物を見出
し本発明を達成するに至った0即ち本発明は、インシア
ヌル環を有する多価カルボキシル化合物、インシアヌル
環を珊゛する多価アミン化合物およびインシアヌル環を
有する多価アルコールから成る群から選ばれた】種の化
合物と、多価エポキシ化合物およびブロックイソシアi
 −ト化合物から成る群から選ばれた1種の化合物とを
有して成る新規な鋳物砂、・用粘結剤に関するものであ
る0 本発明で用いられるイソシアヌル環を有する多価カルボ
キシル化合物としては、トリス(2−カルボキシエチル
)イソシアヌレート、トリス(カルボキシメチル)イソ
シアヌレートが代表的であり、最も好ましいが、ビス(
2−カルボキシエチル)イソシアヌレート、ビスCカル
ボキシメチル)インシアヌレートも使用でき、さらにト
リス(2−カルボキシエチル)イソシアヌレートやトリ
ス(カルボキシメチル)イソシアヌレートと反応性のあ
るエポキシ化合物、アミン化合物のようなものが一部付
加していても1分子中に2個以上のカルボキシル基を有
するオリゴマーであれば使用できる。また以上の化合物
の混合物、あるいはこれらに1官能のカルボキシル体が
混入していても平均官能基数が2以上であれば使用でき
る。しかし良好な温時強度を得るには好ましくは2.5
官能以上、より好ましくは2.7官能以上σ)カルボキ
シル官能性を有するもq)が望ましい0 次に本発明で用いられるインシアヌル環を有する多価ア
ミン化合物には、ビス〔3−アミノプロピル〕イソシア
ヌレート、ビス(2−アミノエチル)イソシアヌレート
、トリス(2−アミノエチル)イソシアヌレートなどが
ある。この内ビス(3−アミノプロピル)インシアヌレ
ートは米国特許3042672号明細書により公知であ
り、ソノ1m造方法は、シアヌル酸にアクリロニトリル
を反応させ、トリス(2−シアノエチル)イソシアヌレ
ートを生成せしめ、続いてアンモニアの存在下にラニー
ニッケル触媒を用いて接触還元することにより得られる
O上記イソシアヌル環を有する多価アミン化合物は上記
化合物に限定されず、またトリス(2−エポキシプロピ
ル)イソシアヌレートと脂、肪族多価アミンや芳香族多
価アミンの付加物も含まれる0力)かる付加物の製造例
を挙げると、例えばトリス(2,3−エポキシプロピル
)イソシアヌレートとポリアミン化合物の付加生成物は
、エポキシ基J個に対し】モルに相当する多価アミン化
合物を反応容器中に仕込んでおき、トリス(2,3−エ
ポキシプロピル)インシアヌレートを’J> ’rtず
つ投入することにより得られるOさらに、本うb明に使
用できる活性な水酸基を有する多価アルコール化合物と
しては、トリス(2−ヒドロキシエチル)イソシアヌレ
ート、トリス(2−ヒドロキシエチル)イソシアヌレー
ト、トリス〔トリス(2−ヒドロキシエチル)インシア
ヌレ−トコホスファイトを埜げることかできる0これら
インシアヌル環を有した多価アルコール化合物の熱分解
特性を実用的に阻害しない範囲内で、ネオペンチルグリ
コール、トリメチロールプロパン、1.6−ヘキサンジ
オール、ジベンタエリスIJ )−ル等の常温で固体の
多価アルコール化合物を併用してもかまわない。 また常温において液状の多価アルコール化合物は、鋳物
砂粒結用樹脂組戊物として砂粒に核種した時点において
、樹脂被覆砂が粘着性を帯びるために、好ましいもので
はないOイソシアヌル環の代りにベンゼン環を有する多
価アルコール化合物の場合は、フェノール樹脂の場合と
同様、ベンゼン環が溶湯熱で黒鉛化を起こし、中子砂の
排出性を著しく阻害することは同様であり、好ましいも
のではない0 本発明の前記イソシアヌル環を有する、多価カルボキシ
ル化合物、多価アルコール化合物または多価アミン化合
物は自己硬化性を有せず、多価エエボキシ化合物または
ブロックイソシアネート化合物と一緒に用いる必要があ
るOこの内多価エホ。 キシ化合物は、分子内に2個以上のエポキシ基を有する
多価エポキシ化合物で、かかる多価エポキシ化合物とし
ては例えば、ビスフェノールAなどのビスフェノールと
エピクロルヒドリンを反応させて得られるビスフェノー
ル型エポキシ樹脂、水添ビスフェノールAなどの水添ビ
スフェノールとエピクロルヒドリンとの反応によって得
られる水添ビスフェノール展エポキシ樹脂、テレ7クル
酸ジグリシジルエステル、イソフタル酸ジグリシジルエ
ステル、ヘキサヒドロフタル酸ジグリシジルエステル、
テトラヒドロフタル酸ジグリシジルエステル、エンドメ
チレンテトラヒドロフタル酸ジグリシジルエステル等の
ポリグリシジルエステル型エポキシ樹脂、p−オキシ安
息香酸グリシジルエステルエーテル型エポキシ樹脂、ト
リス(2−エホ゛キシプロピル)インシアヌレート、フ
ェノールあるいはクレゾールとホルマリンより縮合され
るノボラック型多価フェノールとエピクロルヒドリン 価エポキシ樹脂、アクリル酸グリシジルエステルまたは
メタクリル酸グリシジルエステルと他の共重合可能な不
飽和単量体より得られる好ましくは分子量s o o 
o〜aooooのオキシラン基を有するアクリル樹脂、
また分子内二重結合を過酸または過酸化水素でエポキシ
化された化合物、例えば脂環族多価エポキシ樹脂、エポ
キシ化ポリブタジェン等がある。 またブロックイソシアネート化合物は、室温での反応を
さけるためにブロッキング剤でインシアネート化合物の
イソシアネート基を封鎖した化合物で、室温では安定で
あるが、適当な温度に加熱するとイソシアネート基を遊
【7、カルボキシル基を含有する化合物と反応して硬
化物な生成する性質を有する。樹脂被覆砂作製の温度条
件を、中子又は鋳型の焼成成形の温度条件を充分考慮し
て選ぶべきである。これらのブロックイソシアネートは
一般に焼付型塗料の硬化剤として用いられており、代表
的なブロックイソシアネートとしてはココロネートAP
(日本ポリウレタン製、商品名)、ハイレンMP(米国
デュポン社製、m oo 名) 、タケネートPW44
01W(式日薬品(株)製、商品名)、EHx− 1 
1 s − 2 (旭電化工業i株)製、商品名)など
があるが、これらに限定されるものではない0 本発明の箪1の鋳物砂用粘結剤は、前記イソシアヌル環
を有する多価カルボキシル化合物と多価エポキシ化合物
と含有して成るもので、該多価カルボキシル化合物と多
価エポキシ化合物の配合比はカルボキシル基とエポキシ
基の比が好ましくは0、4−1.6、更に好ましくは0
.8〜1.2になるように調整する0カルボキシル基と
エポキシ基の比が0.4未満あるいは1.6を越えると
温時の鋳壓強度が不光分となり好ましくない。この第1
の鋳物砂川粘結剤は鋳型または中子造影時の温度、例え
ば180〜250℃において付加反応により充分反応し
て硬化するが、所要に応じて硬化促進剤を使用すること
ができる。このような硬化促進剤としては、例えばトリ
ス(ジメチルアミンメチル)フェノール、トリエタノー
ルアミン、ベンジルジメチルアミン、などの第8級アミ
ン化合物、ジアザビシクロウンデセンおよびその塩類、
3(p−クロロフェニルl−1.1−ジメチル尿素のよ
うな尿素誘導体類、2−エチル−4−メチルイミダゾー
ルのようなイミダゾール誘導体がある。これらの硬化促
進剤を使用する場合は、個々の組合せや所望の条件にも
よるが通常イソシアヌル環を有する多価カルボキシル化
合物と多価エポキシ化合物の合計量に対して1〜10重
量係、好ましくは2〜6重を係の範朋で用いる。この添
加量が少ないと反応の進行が不光分となり多過ぎると鋳
型または中子の温時強度が低下する場合があり好ましく
ない。 本発明の第2の鋳物砂川粘結剤は、前記インシアヌル環
を有する多価カルボキシ化合物とブロックイソシアネー
ト化合物とを含有して成るもので、該ブロックイソシア
ネートと多価カルボキシ化合物の配合比はブロックNC
O基/(300H基=0.5〜3.0であるのが好まし
い。この範囲外になると温時強度の優れ、崩壊性の良好
′Q鋳型または中子が得られない。 この第2の鋳物砂川粘結剤の硬化反応は通常150℃以
上、好ましくは180〜250℃の温度で行われ、炭酸
ガスを放出し、アミド結合を生成し充分速い硬化速度で
硬化するが、所要に応じて、ブロックイソシアネートの
解離触媒を用いることができる。かかる解離触媒として
は例えばオクチル醗亜鉛、トリエチレンジアミン・ジブ
チルチンオキサイド、ジブチルチンジラウレート、ジブ
チルチンジアセテート、ケイ酸鉛等を用いることができ
る。これらの解離触媒の添加量は系lこ対して0.01
〜JO重量部、より好ましくは0.1〜5重量部である
0添加量が0.01重量部未満では添加した効果が得ら
れず、一方10重量部を越すと硬化物中に触媒が多く含
有した状態となり温時強度が低下する恐れがある。 本4明の第3の鋳物砂用粘結剤は、前記イソシアヌル環
を有する多価アミン化合物と多価エポキシ樹脂とを含有
して成るもので、該多価アミン化合物と多価エポキシ樹
脂の配合は、通常アミン化合物の活性水素とエポキシ基
の比が0.5〜2.0が好ましく、さらに好ましくは0
.7〜]。5である0この比が0゜5より小さくても2
.0より大きくても鋳型または中子の強度が不光分とな
り好ましくなしS。 この第3の鋳物砂用粘結剤は、通常150℃以上、18
0〜250℃の温度で硬化させるので充分反応が進行し
、付加反応により硬化するが、所要に応じて、硬化促進
剤などを添加してもよい0使用される硬化促進剤として
は、第3級アミン類、フェノール類、アルコール類、メ
ルカプタン類、カルホン酸類、例えばイミダゾール、ト
リエチルアミン、トリエタノールアミン、ビスフェノー
ルA、エタノール、メタノール、ブタノール、エチルメ
ルカプタン、メルカプトエタノール、ブチルメルカプタ
ン、酢酸、サルチル酸、プロピオン酸等が効果的であり
、エポキシ樹脂に対し1〜20重量部の範凹で用いられ
る0添加量が1重量部未満では添加した効果がなく20
重量部を越えて怨多くなると硬化促進剤が粘結剤中に残
り温時強度を低下させる。 尚この第3の鋳物砂川粘結剤に用いられる多価エポキシ
化合物としては、前記多価エポキシ化合物を用いること
ができるが、特に軟化点が60℃以下であると、イソシ
アヌル環を有する多価アミン化合物と共にけい砂に混合
した場合、粘着性を有する樹脂被覆砂となり、これを金
型に投入するのが難しくなり、一作業性に問題が生じる
。また一般にエポキシ樹脂とアミン化合物とでは反応が
早く行われ、両者が粉末状で混合されている場合に比し
、軟化点が60℃以下のエポキシ樹脂はブロッキングに
よりアミン化合物との反応が促進され可使時間が短かく
なる。さらにエポキシ樹脂が液状の場合は、アミン化合
物と混合中に反応が開始する場合がある。従って第8の
鋳物砂川粘結剤には軟化点が60℃以上の多価エポキシ
樹脂を用いるのが好ましい。かかる多価エポキシ樹脂を
例示すると、ビスフェノールAとエピクロルヒドリンか
ら誘導されるビスフェノールA型エポキシ樹脂−あるい
は水添ビスフェノールAとエピクロルヒドリンから誘導
されろ水添ビスフェノールA型エポキシ樹脂の高分子量
タイプのもの、ビスフェノールSとエピクロルヒドリン
から誘導されるビスフェノールS型エポキシ樹脂、フェ
ノールあるいはクレゾールとホ、ルムアルデヒドから誘
導されるノボラック型のエポキシ樹脂、トリス(2−エ
ポキシプロビル)イソシアヌレートなどが代表的である
。 本発明の第4の鋳物砂用粘結剤は、前記イソシアヌル環
を有する多価アミン化合物と前記ブロックイソシアネー
ト化合物とを含有して成るもので、該ブロックイソシア
ネートと多価アミン化合物の配合比はブロツ化Neo基
/ NH2基=0.5〜3.0であるのが好ましい。こ
の範囲外になると温時強度の優れ、崩壊性の良好な鋳型
または中子が得られない0 この第4の鋳物砂用粘結剤の硬化は、第2の鋳物砂川粘
結剤の硬化がカルボキシル基とインシアネートの反応に
よると同様に、アミンとイソシアネートの反応によるも
ので、両者は同様に室温で反応するためインシアネート
化合物として、ブロッキング剤でイソシアネート基を封
鎖したブロックイソシアネート化合物を用いている。従
って第4の鋳物砂用粘結剤にも、所要に応じて、第2の
鋳物砂川粘結剤の場合と同じ解離触媒を同様の割合で用
いることができる0 本発明の第5の鋳物砂用粘結剤は、インシアヌル環を有
する多価アルコール化合物と前記ブロックイソシアネー
ト化合物とを含有して成るもので、該ブロックイソシア
ネートと多価アルコール化合物の配合比はブロック化N
CO基10E(基=0.5〜3.0であるのが好ましい
0この範囲外になると本発明の特徴である温時強度に優
れ、しかも熱崩壊性の良好な鋳型又は中子が得られなく
なる0この第5の鋳物砂川粘結剤の硬化反応は通常15
0℃以上好ましくは200〜250℃の温度で行なわれ
るため、光分な硬化速度が得られるが、さらに速い硬化
速度を望む場合は必要に応じてブロックイソシアネート
の解離触媒を用いてもよい0かかる解離触媒としては、
例えばオクチル酸亜鉛、トリエチレンジアミン、ジブチ
ルチンオキサイド、ジブチルチンジラウレート、ジブチ
ルチンジアセテート等を用いることができる0これらの
解離触媒の添加量はブロックイソシアネート化合物10
0重量部に対して、0.1〜5重厳部の範囲が好ましく
用いられる。 本発明の第6の鋳物砂用粘結剤はイソシアヌル環を有す
る一多価アルコール化合物と前記多価エポキシ化合物と
を含有して成るものである0この第6の鋳物砂用粘結剤
の硬化反応は通常150℃以上でアミン系の塩基性触媒
で反応させるが、反応速度は前記5種の鋳物砂川粘結剤
と比較してかなり遅い。 本発明の鋳物砂用粘結剤のけい砂への添加量は、けい砂
に対し通常1〜IO重量係、好ましくは1.5〜8重量
係である0前述の如く粘結剤の量が増大すれば鋳型の温
時強度は増大するが、鋳込時に発生するガス量が増大し
、しかも熱崩壊性が低下する問題がある0本発明の粘結
剤は、けい砂への少量の添加量において極めて高い温時
時型強度を付与することができ、しかも熱崩壊性に優れ
ているため、かかる視点からも好ましいものである。 また本発明の鋳物砂用粘結剤には、樹脂被覆砂の滑り性
を改善するために、助剤類、例えば粘結剤とけい砂の接
着性を改善するためにシランカップリング剤、チタンカ
ップリング剤等の助剤、するいはけい砂取外の無機充填
剤を併用することも可能である0これらカップリング剤
は樹脂100重量部に対して0.1〜5M量部の範囲で
加えるのが好ましい。特に好ましいのは】重量部程度で
ある。少なすぎると加えた効果なく、多すぎると温時強
度が低下する0 本発明の鋳物砂用粘結剤を使用して樹脂被覆砂を製造す
るには以下に示す方法がある0予熱されたけい砂に本発
明の粘結剤な添加混合して冷却し、祷砂表面に粘結剤を
融着させ混合する方法、本発明の粘結剤を有機溶媒や水
等に溶解または分散して予熱されたまたは予熱されてい
ない鋳砂と混合、乾燥する方法がある。これ等の方法に
より優れた特性を有する樹脂被覆砂を得ることができる
0通常作業性、混合の均一性から120℃以上は予熱さ
れたけい砂に、前記多価エポキシ化合物またはブロック
イソシアネート化合物を加え、混合冷却しながら、前記
イソシアヌル環を有する多価カルボキシル化合物、多価
アミン化合物または多価アルコール化合物および必要が
あれば前記硬化促進剤あるいは前記解離触媒を混合した
微粉末あるいは溶液若しくは分散液を100℃以下にな
ってから添加し混合するホットメルト法が好ましい。 このようにして得られた本発明の鋳物砂川粘結剤を用い
て作製された樹脂被覆砂は、通常150℃、好ましくは
180〜250℃に加熱した金型に流し込み30秒乃至
3分間経過後脱型し、鋳型または中子を得ることができ
る。 次に本発明を実施例、比較例および試験例により説明す
る。 実施例1 200℃に予熱した6号けい砂4 kgをスピードミキ
サーに投入し、攪拌しながらけい砂温度が150℃にな
った時点で、68.5シのエポキシ樹脂(商品名エピコ
ートΦ]004、油化シェルエポキシ(株)製、エポキ
シ当tL950、軟化点100℃)を投入し、砂粒表面
に溶融被嶺している過程で、トリス(2−カルボキシエ
チル)イソシアヌレートの微粉末8.5gと、硬化促進
剤として2−エチル−4−メチルイミダゾール8L;l
を加えて攪拌し、砂粒がブロッキングし始めた場合に、
滑剤としてステアリン酸カルシウム89を加えて攪拌を
続け、砂粒がほぐれた時点でミキサーより取り出し、本
発明の樹脂核種(1)を得た。 実施例2 実施例1と同様に、予熱したけい砂が150”Cになっ
た時点でエポキシ樹脂E S ON −220(住友化
学工業c株)製、オルソクレゾールノボラック型エポキ
シ、エポキシ当量220、軟化黙約80℃)5]りを添
加混合し、更にトリス(2−カルボキシエチル)イソシ
アヌレート27りの微粉末を添加し、硬化促進剤として
トリス(ジアミノメチル)フェノール2りを溶解したエ
タノール液80tntを添加してさらに攪拌を続け、砂
粒がブロッキングし始めた際にステアリン酸カルシウム
3りを加えて更に攪拌を続け、砂粒がはぐれた時点でミ
キサーより取出し、本発明の樹脂被覆砂(2)を得た0 実施例3 実施例1と同様に、スピードミキサーで攪拌中の予熱け
い砂が150℃になった際、トリス(2−カルボキシエ
チル)イソシアヌレート:sq、5gI°とイソフタル
酸グリシジルエステル40りの混合粉末を添加し、攪拌
混合を続け、砂温か約100℃になった時点で、5重量
係トリエタノールアミン水溶液509を添加し、さらに
攪拌し、樹脂被覆砂がブロッキングし始めた場合にワッ
クスとしてステアリン酸カルシウム8りを添加して攪拌
を続け、砂粒がほぐれた時点で取出して本発明の樹脂被
覆砂(3)を得た。 実施例4 実施例1と同様に、スピードミキサで攪拌中の予熱けい
砂が150℃になった時点で、エポキシ樹脂50り(商
品名DEN −438、ダウケミカル社製 補)を添加
して砂粒に溶融被覆している過程で、トリス(カルボキ
シメチル)イソシアヌレートの微粉末27りを添加して
更に攪拌を続け、砂温か100℃以下になった時点で2
−エチル−4−メチルイミダゾール8gを溶解したエタ
ノール液を添加して攪拌を続け、樹脂被覆砂がブロッキ
ングし始めた時点でステアリン酸カルシウム3りを添加
して砂粒をほぐして本発明の樹脂被覆砂(4)を得た。 実施例5 実施例1と同様に、スピードミキサーで攪拌中の予熱け
い砂が150℃に7:Cつた時点で、エポキシ樹脂(E
SCN−22oを使用)54りを添加して砂粒に溶融被
覆している過程でトリス(カルボキシメチル〕イソシア
ヌレートの微粉末24gを添加して更に攪拌を続け、砂
温か100℃以下になった時点でトリス(ジアミノメチ
ル)フェノール2りを溶解したエタノール液30イを添
加してさらに攪拌を続け、ブロッキングし始めた場合に
ステアリン酸カルシウム8gを添加して砂粒をほぐして
からスピードミキサーより取出し、本発明の樹脂被覆砂
(5)を得た。 実施例6 200℃に予熱した6号けい砂41+yをスピードミキ
サー(遠州鉄工(株)製)に投入攪拌しながら、砂温か
1.20℃になった時にタケネー)PW4403W(式
日薬品C株)製ブロックイソシアネート、MOO約JO
05%、商品名)を59り添加、。 して砂粒表面に光分融着させている過程において、トリ
ス(2−カルボキシエチル)イソシアヌレート2]9の
微粉末、更に促進剤としてオクチル酸亜鉛7ノを添加し
て攪拌混合を続け、樹脂被覆砂がブロッキングを生じ始
めたらワックスとしてステアリン酸カルシウムを3り添
加して攪拌を続け、砂粒がほぐれてからスピードミキサ
ーより取出し、本発明の樹脂被覆砂(6)を得た。 実施例7 実施例6と同様にして樹り上被覆砂を作製した○但しタ
ケネー)PW4403Wの代りにブロックイソシアネー
トとしてコロ不−)AP(日本ポリウレタン(株)製、
商品名)を582添加し、トリス(2−カルボキシエチ
ル)イソシアヌレート22りを添加し、さらに促進剤と
してケイ酸鉛4りを添加して攪拌混合を行ない、樹脂被
覆砂がブロッキングし始めたらステアリン酸カルシウム
3りを添加して砂粒をほぐしてから、本発明の樹脂被覆
砂(7)を得た0 実施例8 ブロックイソシアネートとし、てタケネートPW740
0W(式日薬品(株)製、商品名)58g、トリス(2
−カルボキシエチルコインシアヌレートの代りとしてト
リス(カルボキシメチル)イソシアヌL−−)27りを
使用した以外は全〈実施例6と同様に行なって本発明の
樹脂被覆砂(8)を得たO実施例9 200℃に予熱した6号けい砂4に9をスピードミキサ
ーに投入し、攪拌しながらけい砂温度が150℃になっ
た時点で、78gのエポキシ樹脂(商品名工ピコ−)4
1004、油化シェルエポキシ(株)製、エポキシ当量
950軟化点100℃)2投入し、砂粒表面に溶融被覆
している過程でビス(3−アミノプロピル)イソシアヌ
レートの微粉末79と硬化促進剤としてサリチル酸3.
5りを加えて攪拌し、砂粒がブロッキングし始めた」局
舎に、滑剤としてステアリン酸カルシウム4りを加えて
攪拌を続け、砂粒がはぐれた時点でミキサーより取出し
、本発明の樹脂被覆砂(9)を得た0実施例10 実施例9と同様に予熱したけい砂が150℃になった時
点で、エポキシ樹脂ESCN−220(住友化学工業(
株)製、オルソクレゾールノボラック型エポキシ、エポ
キシ当蓋220、軟化黙約80℃)629を添加混合し
、更にビス(3−アミノプロピル)イソシアヌレート1
8りの微粉末を添加し、硬化促進剤としてトリエチレン
ジアミン4ノを加えて攪拌し、砂粒がブロッキングし替
めた時に滑剤としてステアリン酸カルシウム49を加え
て攪拌を続け、砂粒がほぐれた時点でミキサーより取出
し、本発明の樹脂被覆砂(lO)を得た0 実施例11 実施例9と同様に、予熱したけい砂が150℃になった
時点で、609のエポキシ樹脂ESON−220を添加
混合し、更に1モルσ)トリス(2−エポキシプロビル
)イソシアヌレートと8モルのメクフエニレンジアミン
の付加体20 !7および硬化剤として8.59のサリ
チル酸を添加して攪拌を続け゛、砂粒がブロッキングし
始めた時に49のステアリン酸カルシウムを加えて攪拌
を続け、砂粒がはぐれた時点でミキサーから取出し、本
発明の樹脂被覆砂(11)を得た。 実施例12 200℃に予熱した6号けい砂4に9をスピードミキサ
ーに投入し、攪拌しながらけい砂温度が150℃になっ
た時点で、ビス(3−アミノプロピル)イソシアヌレ−
)]79E投入し、攪拌、混合を行った0次にけい砂温
度が120℃になった時点でブロックイソシアネート、
タケ*−)PW4403N(式日薬品製、軟化点約80
℃)を63り添加し、更に硬化促進剤としてオクチル酸
亜鉛0.82を添刃口して攪拌を続け、砂粒がブロッキ
ングし始めた時にステアリン酸カルシウム49を添加し
て、更に攪拌を行なった。砂粒がほぐれた時点でミキサ
ーより取り出し、本発明の樹脂被覆砂(12)を得た。 実施例コ3 実施例12と同様に予熱したけい砂が150℃になった
時点でビス(3−アミノプロピル)イソシアネート22
りを添加混合し、けい砂温度が100℃になった時点で
58g1のブロックイソシアネート、コロネートAP(
日本ポリウレタン製)?添加し、更に硬化促進剤として
ケイ酸鉛4りを添加し攪拌を行った0砂粒がブロッキン
グし始めた時にステアリン酸カルシツム4gを添加して
更に攪拌を続け、砂粒がほぐれた時点でミキサーより取
出し、本発明の樹脂被覆砂〔13)を得た0実施例14 実施例12と同様に予熱したけい砂が150℃になった
時点で1モルのトリス(2,3−エポキシプロピル)イ
ソシアヌレートと3モルのメタフェニレンジアミンの付
加体80りを添加混合し、けい砂温度が100℃になっ
た時点で50りのブロックイソシアネート、タケネー)
PW7400W(式日薬品製、軟化魚釣80℃、商品名
)および4りのケイ酸鉛を添加して更に攪拌を続けた0
砂粒がブロッキングし始めた時にステアリン酸カルシウ
ム4Q&添加して攪拌を続け、砂粒がほぐれた時点でミ
キサーより取出し、本発明の樹脂被覆砂(14)を得た
。 実施例15 200℃に予熱した6号けい砂4kgを遠州鉄工(株)
製スピードミキサーに投入し、攪拌しながらけい砂温度
が]60℃になった時点でトリス(2−ヒドロキシエチ
ル)インシアヌレ−)18ノを投入し、さらに攪拌をつ
づけて、けい砂温度が]20℃になった時点でブロック
イソシアネート化合物、タケネートPW7400W(式
日薬品(株)製)62りを添加し、さらに促進剤として
、オクチル酸亜鉛0.62を添加して攪拌を続け、砂粒
がブロッキングし始めた時点でステアリン酸カルシウム
39を加えて砂粒をほぐして本発明の樹脂被覆砂(15
)を得た0 実施例16 実施例15と同様に、予熱したけい砂が160℃になっ
た時点でトリス(2−ヒドロキシプロピル)インシアヌ
レート20りを添加混合し、けい砂温度が120℃にな
った時点でブロックイソシアネート、コロネートAP(
日本ポリウレタン(P、)製)60gを添加し、さらに
促進剤としてケイ酸鉛4gを加えて攪拌を行4二った0
砂粒がブロッキングを始めた時点でステアリン酸カルシ
ウム4gを加えて攪拌を続け、砂粒がほぐれた時点でミ
キサーより取り出し、本発明の樹脂被壊砂(16)を得
た0 実施例17 実施例15と同様に、予熱したけい砂が120℃になっ
た時点でトリス〔トリス(2−ヒドロキシエチル)イソ
シ了ヌレート〕ホスファイト2゜りとブロックイソシア
ヌレート、タケ*−)PW4403N(式日薬品製)6
0gを同時に添加して攪拌混合を行ない、さらに促進剤
としてオクチル酸亜鉛0.6gを添加して攪拌を続は砂
粒がブロッキングし始めた時点でステアリン酸カルシウ
ム3りを加えて砂粒をはぐして本発明の樹脂被覆砂(1
7)を得た。 実施例18 実施例15と同様に予熱したけい砂が160℃になった
時点で、トリス(2−ヒドロキシエチル4.)イソシア
ヌレート15りとトリメチロールプロパン3りの混合物
を添加して攪拌を行ない、砂温か120℃になった時点
でブロックイソシアネート、タケネートPW7400W
629を添加して攪拌を続け、更に促進剤としてケイ酸
鉛4りを添加した0砂粒がブロッキングを起こし始めた
時点で、ステアリン酸カルシウム49を添加して攪拌を
つづけ、砂粒を充分にほぐしてからミキサーより取り出
し、本発明の樹脂被覆砂(18)を得た。 実施例]9 実施例1と同様に、予熱したけい砂が160℃になった
時点で、トリス(2−ヒドロキシプロピル)イソシアヌ
レート】5りとネオペンチルグリコール5gを同時に添
加して混合を行ない、砂温か120℃になった時点でブ
ロックイソシアヌレートコロネートAP60りを添加し
、さらに促進剤としてオクチル酸亜鉛】9を添加して攪
拌をつづけ、砂粒がブロッキングを始めた時点でステア
リン酸カルシウム4gを加えて、砂粒をはぐし、充分は
ぐ九た時点でミキサーより取り出し本発明の樹脂被覆砂
(19)を得た。 比較例1 200℃に予熱した6号けい砂4IC9をスピードミキ
サーに投入攪拌しながら、砂温か170℃になった時に
、市販のノボラック型フェノール樹脂100りCけい砂
100重量部に対して2.5重量部、旭有機材工業c株
)製5P850Dを使用)を添加して、砂粒表面に融着
させた後に、ヘキサメチレンテトラミン15g(樹脂1
00重量部ニ対して15重量部ンを溶解した水溶液75
りを添加して、さらに攪拌混合を行ない、樹脂被覆砂が
ブロッキングを起し始めた時にワックスとしてステアリ
ン酸カルシウム89を添加して砂粒をはぐしてからスピ
ードミキサーから取出して、比較例1の樹脂被覆砂を得
た。 比較例2 比較例1と同様にして、170℃で前記フェノール樹脂
80g(けい砂100重量部に対して2、Oz前部)を
添加し、更にヘキサメチレンテトラミン12gを溶解し
た水溶液75gを添加し、更にステアリン酸カルシウム
2.592添加して比較例2の樹脂被覆砂を得た。 試験例 温時強度試験 実施例1〜19および比較例〕、2で作製した樹脂被覆
砂につきシェル誘iJ1.高温引張試験機を用いて温時
強度試験を行った。焼成条件は250℃×60秒であり
、焼成後ただちに試験を行なって温時@度とした。得た
結果を第1表に示す。 熱崩壊性試験 本試験では先ず実施例1−19および比較例1゜2で得
た樹脂被覆砂を夫々250℃に予熱した金型に流し込ん
で中子を焼成成形し、第1図に示す幅木】(直径10闘
×長さ3 Q mm )を中子本体(直径50關×高さ
30朋)の中央に向って深さ10間まで挿入した中子を
作製した。この幅木は後で中子砂の排出口形成を兼ねる
ものである。 第2図に示す如く、内径]QQmm、深さ】00綱の凹
部を有するco2 g型4の中央に中子8を固定し7j
(S、700℃のAGt2Aアルミニウム合金溶楊5を
中子の上部より約10mm上まで注湯したOI凝固冷却
後、周囲のco2鋳型をこわして得られた鋳造は、幅木
を下に向けて治具に固定し、穂刈製作所(株)製のロー
タツブ試験によって衝撃振動を与え、排出口がら排出さ
れた砂量を測って、元の中子重量との比で熱崩壊性を求
めた0衝撃振動の時間は1分、3分、5分、10分で累
積で測った0得た結果をINI表に併記する。 以上のように本発明の鋳物砂用粘結剤を用いると、比較
例のフェノール樹脂と同じ添加量で得られた中子は温時
強度については比較例のものとほとんど同等の強度を示
しているが、切込後の中子の排出しやすさ即ち熱崩壊性
試験では、実施例のものは比較例のものに比し著しく向
上しており、2倍以上の性能分有すると考えられる0即
ち鋳物に衝撃振動を与えるのみで、中子が排出されてお
り、従来必要とされていた鋳造後の加熱処理を省略でき
ることが明確に示されており、今後のアルミニウム合金
等の低融点鋳物の鋳型または中子の粘、峙剤として本発
明のもたらす効果は実に〜大きいものがあることは明ら
かである0
【図面の簡単な説明】
箪1図は熱崩壊試験に用いた中子の斜視図、第2図は熱
崩壊試験の説明図である0 】・・・幅木、2・・・中子本体、3・・・中子、4・
・・CO2鋳型、5・・・アルミニウム合金。 第1図 第2図 手続補正書 昭和58年 3 月 9 日 1、事件の表示 昭和57年 特 許願第21・1・938号2、発明の
名称 鋳物砂用粘結剤 3、補正をする者 事件との関係  特許比’711 人 (390)日産自動車株式会社 有する化合物」を「水酸基1.アミノ基および力砂ボキ
シル基などを含有する化合物」に訂正する。 2同第20R第10〜11行「トリス(ジアミノメチル
)フェノールJを「トリス(ジメチルアミノメチル)フ
ェノールJに訂正する。 3、同第25頁第19行「硬化剤」を「硬化促進剤」に
訂正する。 4、同第30頁第15〜16行「ブロックイソシア・ヌ
レート」を「ブロックイソシアネート」に訂正する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. L イソシアルヌル環な有する多価カルボキシル化合物
    、イソシアヌル環を有する多価アルコール化合物および
    イソシアヌル環を有する多価アミン化合物から成る群か
    ら選ばれた1種の化合物と、多価エポキシ化合物および
    ブロックイソシアネート化合物から成る群から選ばれた
    1種の化合物とを含有して成ることを特徴とする鋳物砂
    用粘結剤0
JP57214938A 1982-12-08 1982-12-08 鋳物砂用粘結剤 Pending JPS59107742A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN110834065A (zh) * 2019-11-28 2020-02-25 苏州兴业材料科技股份有限公司 环氧植物油改性三乙胺法冷芯盒树脂ⅰ组分及其制备方法

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