JPS59101198A - スチ−ムアイロン - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、ペースの下面から適宜スチームを噴出させる
ことのできるスチームアイロンに関する。

〔発明の技術的背景とその問題点〕

この種のアイロンは水タンクを備え、この水タンクに収
容した水を適宜ペースの蒸発室に滴下してスチームとし
、このスチームをペースの下面側に導ひいて噴出させる
ようになっている。

そして、近時、その水タンオに対する注水および排水の
作業を容易にするため、第１図に示すように、水タンク
ａｉアイロン本体すと別個゛に構成し、使用時には水タ
ンクａをアイロン本体すに装着し、水タンクａｌｃ対す
る注排水時に水タンクａをアイロン本体すから取外して
その作業を行なうことができるようにしたものが提供さ
れている。水タンクａの底部にはノズルからなる通水口
Ｃが、また上面にはその通水口Ｃの開閉用の押しボタン
式の操作体ｄがそれぞれ設けられ、水タンクａｉアイロ
ン本体すに取付けた状態のもとて上記操作体ｄを操作上
て通水口ｅｆ開放することにより、水タンクａ内の水を
その通水口ｃｆ通してペースｅの蒸発室に滴下すること
ができるようになっている。

ところがこのような従来のスチームアイロンにおいては
、水タンクａに操作体ｄが設けられて込るため、その操
作時の力が水タンクａに加わって水タンクａががたつき
、水タンクａとアイロン本体すとの保合機構部が早期に
損鵜され、また水タンクａのがたつきによシ操作体ｄの
操作自体が行ないにくくなる。さらに、操作体ｄの再操
作を忘れて、通水口Ｃが開放する状態のままで水タンク
ａｉアイロン本体すから取外してしまうと、その通水口
Ｃから水が洩れ、アイロン本体すの周囲等を汚してしま
うという難点がめった。

〔発明の目的〕

本発明はこのような点に着目してなされたもので、その
目的とするところは、操作体の操作による水タンクのが
たつきがなく、また水タンクをアイロン本体から取外し
た際には、操作体の操作状況に何らかかわりなく、常に
自動的に水タンクの通水口を閉止することができるよう
にしたスチームアイロンを提供することにある。

〔発明の概要〕 本発明は、アイロン本体およびこの本体に着脱自在に設
けられる水タンクと、上記水タンクの底部に設けられた
通水口およびその通水口を常閉する弁機構と、上記アイ
ロン本体に設けられアイロン本体のペースの蒸発室に臨
む滴下ノズルを有した導水体と、この導水体に設けられ
上記水タンクの通水口に接離自在に接続してその通水口
を導水体内に連通させる接続部と、上記水タンクの常閉
の弁機構をその水タンクのアイロン本体に対する装着に
応じて開放して保持する開放体と、上記アイロン本体に
設けられた上記滴下ノズルの開閉用の操作体とを具備し
たことを特徴とするものである。

〔発明の実施例〕

以下、本発明の一実施例について第２図および第３図を
参照して説明する。図中１はアイロン本体、２は水タン
クで、この水タンクが第２図においてアイロン本体１の
前端部に着脱自在に取付けられている。アイロン本体１
は、ペース３の上面をカバー４で覆い、この力・ぐ−４
の上面に遮熱板５を設け、さらにこの遮熱板５の上°面
にハンドル６を取付けてなる。ペース３にはヒータ７が
鋳込まれているとともに、上面に蒸発室８が形成され、
この蒸発室８が複数の案内室９・・・に連通し、各案内
室９・・・がそれぞれ噴出孔１０・・・を介してペース
１の下面側に連通している。蒸発室８および各案内室９
・・・の上面には蓋体１１によシ気密的に閉塞され、こ
の蓋体１１の上方側に導水体１２が設けられている。

水タンク２は合成樹脂により形成され、その底部に通水
口１３および弁機構１４が設けられている。弁機構１４
は支持体１５に摺動自在に支持された弁杆１６の中間部
に円板状の弁体１７を取付け、この弁体１７をスプリン
グ１８を介して上記通水口１３の配置側、つまり通水口
１３を閉止する方向に弾性的に付勢してなる。

そして上記弁杆１６の一端が通水口１３の内側に臨んで
いる。水タンク２の背面上部には係合爪１９が一体に突
設され、この係合爪１９がノ１ンドル６の前面上部に設
けられた保合部２０に弾性的に係脱自在に係合していを
。水タンク２の前面上部には注水口２１が形成され、こ
の注水口２ノを介して水タンク２内に水金注入し、また
水タンク２内の不要の水を排出するものでるる。なお、
水タンク２の両側部からはその後方側に側壁部２２（第
３図に一方のみを図示）が延出し、この側壁部２２がノ
１ンドル６の前端側面部に重合するようになっている。

導水体１２は軸形状の導水ペース２３の上面にＡ？ッキ
ングプレート２４を装着してなシ１−１４、キングプレ
ート２４の一端側に円筒状の接続部２５が一体に突出し
、この接続部２５の端面に接続口２６が形成されている
。また導水ペース２３の内底面からピン状の開放体２７
が一体に突出し、この開放体２７の先端が上記接続口２
６の中心部分に臨んでいる。そして接続口２６が水タン
ク２０通水口１３に液密的に接続するとともに、開放体
２７の先端が弁機構１４の弁杆１６に当接して弁体１７
をスゲリング１８に抗して押上げ、通水口１３を開放状
態に保持し、これにより水タンク２内の水が通水口１３
を通して導水体１２内に導入されている。

導水ペース２３の他端側の底部には滴下ノズル２８が設
けられ、このノズル２８の先端が蓋板Ｊノを貫通してペ
ース３の蒸発室８に臨んでいる。２９は上下動自在に設
けられた開閉杆で、この開閉杆２９はその先端側が／母
、キングプレート２４を貫通して滴下ノズル２８の内側
に臨み、その上下動作によシ滴下ノズル２８のノズル孔
３０を開閉するものである。

ハンドル６の前端上部には、支持板３１が設けられ、こ
の支持板３ノ上に支軸３２を介してカム盤３３が回動自
在に末持されている。このカム盤３３の上方部はキャッ
プ３４で覆われ、またカム盤３３からは操作体３５が延
出し、その先端の摘み３６がハンドル６の上端前方部に
臨んでいる。そしてこの摘み３６に対応して上記キャッ
プ３４の上面に設定表示グレート３７が貼着されている
。カム盤３３の下面には、上記支軸３２を中心とする円
弧状の第１および第２のカム溝３８．３９が形成されて
いる。

そして第１のカム溝３８内に上記操作杆２９の上端が介
入し、スプリング４００弾性力によりそのカム溝３８の
内底面に当接している。

４ノは連動杆で、この連動杆４１の下端は、ヒータ７の
通電を制御してペース３の温度を調節する温度調節器（
図示せず）に設けられた連動片４２に連結し、上端は上
記第２のカム溝３８内に介入し、上記連動片４２の弾性
力でその内底面に当接している。第１および第２のカム
溝３８．３９は一端側から他端側に向ってその溝の深さ
に高低差がつけられていて、カム盤３３の回動に伴いそ
の高低差により開閉杆２９および連動杆４１が上下動す
るようになっている。

次に作用について説明する。操作体３５の摘み３６を介
してカム盤３３ｆ：回動操作し、その摘み３６を設定表
示グレート３７に施こされている「スチーム」の表示位
置に合わせると、連動杆４１ｆ通して連動される温度調
節器によシペース３がスチームの発生に適する温度に調
節され、また開閉杆２９が上昇して滴下ノズル２８が開
放される。この開放により導水体１２内の水が滴下ノズ
ル２８を通して蒸発室８内に滴下し、ペース３の熱で気
化してスチームとなシ、このスチームが各案内室９・・
・から各噴出孔１０・・・を経て順次ペース３の下面側
に噴出する。

また、摘み３６ｔ−設定表示プレートの「ドライ」の位
置に合わせると、開閉杆２９が下降し、滴下ノズル２８
が閉止され、蒸発室８への水の滴下が止まり、スチーム
の噴出が停止する。

一方、水タンク２内に水を補給したシ、或いはアイロン
かけ作業の終了により水タンク２内の不要の水を廃棄す
る場合などにおいては、第３図に示すように係合爪１９
と係合部２０との係合を外し、水タンク２をアイロン本
体１から取外す。この際、その取外し動作に伴って弁杆
１６と開放体２７との当接が外れるから、弁体１７がス
プリング１８の付勢力で下降し、通水口１３が閉止され
る。そしてこの動作は操作体３５０摘み３６の位置が「
スチーム」、「ドライ」のいずれの位置にあってもそれ
とは何らかかわシなく行なわれる。したがって水タンク
２をアイロン本体１から取外した場合には常に通水口１
３が確実に閉止され、不用意にその水タンク２から水が
洩れ出るようなことがない。

水の滴下およびその停止の操作を行う操作体３５は、従
来のように水タンク２側に設けられているのではなくア
イロン本体１側に設けられているから、その操作の際の
力が水タンク２に及ぶようなことがなく、このため水タ
ンク２ががたついて係合爪１９および係合部２０とから
なる保合機構部が早期に損傷されてしまうようなことが
なく、また操作体３５のがたつきもないからこ九の操作
も容易に円滑に行うことができる。さらに本実施例にお
いては、単一の操作体３５で水の滴下およびその停止の
操作と、温度調節器の設定操作とを共通して行うことが
できるから、全体の操作が簡単になるとともに、部材の
兼用による経済性の向上を図れる利点がある。

第４図は本発明の他の実施例を示し、アイロン本体１に
押しデタ／式の操作体３５ｍを設け、この操作体３５ａ
によシ開閉杆２９を介して滴下ノズル２８を開閉するよ
うにしたものである。

すなわち、上記操作体３５ａを図示の状態から下方に押
込むと、開閉杆２９が下降し、滴下ノズル２８が閉止さ
れ、この状態が操作体３５ｔｈとアイロン本体ｌとの保
合により保持される。

そして操作体３５ｍを再び押圧すると上記係合が外れ、
操作体３５ｍがスプリング４３の付勢力でアイロン本体
１の上方側に突出し、かつ開閉杆２９がスプリング４ｏ
の付勢力で上昇し、滴下ノズル２８が開放されるもので
ある。

なお、水タンクに設ける弁機構は、水タンクの通水口を
常閉し、かつ水タンクをアイロン本体に装着した際にそ
のアイロン本体側の閉止体によシ開放保持される構成で
あれば、上記実施例のような構成に限らず、種々変形す
ることが可能である。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明によれば、操作体の操作時に
従来のように水タンクががたつくようなことがなく、シ
たがって水タンクの保合機構部の早期損傷を防止して耐
久性の向上を図れるとともに、その操作自体を容易に円
滑に行なえ、また水タンクをアイロン本体から取外した
際に、その水タンクの通水口を自動的に閉止でき、した
がって水タンクからの不用意な水洩れを確実に防止する
ことができるという効果を奏する。

【図面の簡単な説明】 第１図は従来のスチームアイロンを示す側面図、第２図
は本発明の一実施例罠係るスチームアイロンの断面図、
第３図はそのアイロンの水タンクをアイロン本体から取
外した状態を示す断面図、第４図は本発明の他の実施例
に係るスチームアイロンを示す断面図である。 １・・・アイロン本体、２・・・水タンク、３・・・ペ
ース、８・・・蒸発室、１２・・・導水法、１３・・・
通水口、１４・・・弁機構、１２・・・弁体、２５・・
・接続部、２７・・・開放体、２８・・・滴下ノズル、
３５．３５ｇ・・・操作体。 出願人代理人　　弁理士　鈴　江　武　彦第１ｆｆｌ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. アイロン本体およびこの本体に着脱自在に設けられる水
   タンクと、上記水タンクの底部に設けられた通水口およ
   びその通水口を常閉する弁機構と、上記アイロン本体に
   設けられアイロン本体のペースの蒸発室に臨む滴下ノズ
   ルを有し導水体内に連通させる接続部と、上記水タンク
   の常閉の弁機構をその水タンクのアイロン本体に対する
   装着に応じて開放して保持する開放体と、上記アイロン
   本体に設けられた上記滴下ノズルの開閉用の操作体とを
   具備したことを特徴とするスチームアイロン。