JPH06167301A - 巻 尺 - Google Patents

巻 尺

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JPH06167301A
JPH06167301A JP4318800A JP31880092A JPH06167301A JP H06167301 A JPH06167301 A JP H06167301A JP 4318800 A JP4318800 A JP 4318800A JP 31880092 A JP31880092 A JP 31880092A JP H06167301 A JPH06167301 A JP H06167301A
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貢 菅原
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 小型かつ軽量で取扱性に優れ、測定範囲の拡
大が図れ、胸囲の測定でも被測定者自身が正確に測定す
ることができる巻尺を提供する。 【構成】 屈曲性を有する帯尺材10と、この長手方向
へ摺動自在に設けられたカーソル部20とを備え、帯尺
材の長手方向に沿って設けられた格子電極16をを含ん
で両者の相対変位量を検出するエンコーダ40を形成
し、その出力を表示する表示器33をカーソル部に設け
たから、カーソル部を従来のケースに比べ著しく小型化
でき、取扱性に優れ測定範囲の拡大が図れる。帯尺材の
両端に摘み部18,19を設けるとともに、その摘み部
をカーソル部の測定基準面に位置決めする係止部36を
設けたので、胸囲の測定でも被測定者自身が正確にでき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、測長寸法をデジタル表
示するようにしたデジタル表示式巻尺に関する。例え
ば、身体測定や洋服の採寸など適する。
【0002】
【背景技術】従来、測長寸法をデジタル表示するように
したデジタル表示式巻尺は、ケース内に尺材を引出し可
能に巻取る巻取りリールのほかに、尺材の引出しに関連
して回転するスプロケットホイールを設け、このスプロ
ケットホイールの回転量をエンコーダなどで検出し、そ
の回転量つまり尺材の引出し量をデジタル表示器にデジ
タル表示させるようにした構造である。
【0003】測長に当たって、片手で尺材の先端を被測
定物の測定部位の一方端側に当接させたのち、他方の片
手でケースを持ちながら測定部位の他方端側へ移動させ
ていけば、ケースから尺材が引き出される。すると、尺
材の引出しに関連してスプロケットホイールが回転する
ので、デジタル表示器には尺材の引出し量が表示されて
いく。やがて、ケースの尺材引出し口が測定部位の他方
端側に一致する位置までケースを移動させると、デジタ
ル表示器には被測定物の測定部位の長さ寸法に対応する
尺材の引出し量がデジタル表示されるから、その表示値
を読み取るだけで測定部位の長さ寸法を測定することが
できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の巻尺
は、上述したように、ケース内に尺材を引出し可能に巻
取る巻取りリールのほかに、尺材の引出しに関連して回
転するスプロケットホイールを設けた構造であるから、
ケースの大きさは少なくとも巻取りリールやスプロケッ
トホイールを収納できる大きさが必要とされる。有効測
長長さを確保するため、あるいは、尺材の引出し量を正
確にスプロケットホイールの回転量に変換するために
は、巻取りリールやスプロケットホイールについてもあ
る程度の大きさが必要とされるから、ケースの小型化に
もおのずと限度がある。
【0005】そのため、上述した従来の構造では、ケー
ス自体をある一定以下の大きさにすることが困難である
から、取扱上不便な面がある。例えば、測長時にケース
を片手で持ちずらい上、そのケースを持ちながら測定部
位に沿って移動させる際、測定部位が曲面などの場合で
はケースを測定部位に沿って移動させずらいなど、取扱
上の不便さが生じていた。従って、洋服の採寸などにデ
ジタル表示式の巻尺が用いられていなかったのも、これ
らの理由に基づくものと考えられる。
【0006】しかも、ケース自体をある一定以下の大き
さにできないことは、測定可能な測定部位が限られると
いう欠点も伴う。例えば、溝などの底部を測定する場
合、その溝内にケースを収納した状態で測定しなければ
ならないから、測定可能な測定部位はその溝の大きさが
ケースを収納できる大きさ以上の場合に限られるという
欠点がある。
【0007】また、洋服の採寸や身体測定において、胸
囲を測定する場合、被測定者自身が一人で測定しようと
すると、測定誤差が生じやすい。つまり、被測定者自身
が片手で尺材の先端を持ち、他方の片手でケースを持ち
ながら尺材を胸囲に沿って1周させ、尺材の先端をケー
スの尺材引出し口に一致させなければならない。しか
し、被測定者自身は尺材の先端とケースの尺材引出し口
との一致を目視で直接確認しずらいから、指の感覚に頼
らざるを得ず、その結果、測定誤差が生じやすいという
問題がある。
【0008】ここに、本発明の目的は、このような従来
の欠点を解消し、小型かつ軽量で取扱性に優れ、しか
も、測定範囲の拡大が図れる上、胸囲の測定でも被測定
者自身が正確に測定することができる巻尺を提供するこ
とにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】そのため、本発明の巻尺
は、両端部に摘み部を有し、かつ、屈曲性を有する材料
で形成された帯尺材と、この帯尺材の長手方向へ摺動自
在に設けられたカーソル部と、前記帯尺材の長手方向に
沿って設けられた変位検知素子を含み、その変位検知素
子と前記カーソル部との相対移動変位量を検出するエン
コーダと、このエンコーダによって検出された相対移動
変位量を表示する表示手段と、前記カーソル部に設けら
れ一方の摘み部をカーソル部の測定基準面に位置決めし
た状態に係止させる係止部と、を備えたことを特徴とす
る。
【0010】
【作用】測長に当たっては、カーソル部の測定基準面を
被測定物の測定部位の一方端側に位置させたのち、カー
ソル部を測定部位に沿ってかつ帯尺材の長手方向へ摺動
させていくと、カーソル部と帯尺材との相対移動変位量
がエンコーダによって検出されたのち、表示手段に表示
されていく。やがて、カーソル部の測定基準面が測定部
位の他方端側まで摺動すると、表示手段にはカーソル部
の移動変位量に相当する値が表示されるから、その表示
値を読み取るだけで測定部位の寸法を間違いなく簡単に
測定することができる。
【0011】また、胸囲などを測定する場合、まず、一
方の摘み部をカーソル部の測定基準面に当てた状態で表
示手段の表示値を0にしておく。一方の摘み部をカーソ
ル部から引出しながら胸囲に沿って1周させたたのち、
係止部によって係止させる。すると、一方の摘み部はカ
ーソル部の測定基準面に位置決めされた状態で係止され
ているから、この状態において、カーソル部を摺動させ
帯尺材のたるみをなくしたのち、表示手段の表示値を読
み取れば、胸囲の測定を被測定者自身が測定誤差なく正
確に行うことができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の巻尺について図に示す一実施
例を参照しながら詳細に説明する。図1は本実施例の巻
尺を示す正面図、図2はその平面図、図3はその底面
図、である。これらの図に示す如く、本実施例の巻尺
は、大きく分けて、所定長さ(約2,5m程度)の帯尺
材10と、この帯尺材10の長手方向へ摺動自在に設け
られたカーソル部20とからなる。
【0013】前記帯尺材10は、一定幅を有する薄帯状
に形成された帯状基体11を有する。帯状基体11は、
屈曲性を有しかつ電気絶縁性を有する材料によって形成
されている。例えば、図4に示す如く、内部に多数のガ
ラス芯線12および塩ビゾルコート13を有する軟質塩
ビコート14によって形成されている。帯状基体11に
は、その表面に目盛15が、裏面に導電性材料からなる
細幅の格子電極16(図4参照)がそれぞれ長手方向に
沿って一定ピッチ間隔で形成されているとともに、両端
部に摘み部18,19が取り付けられている。
【0014】ここで、格子電極16を帯状基体11に形
成するには、帯状基体11の長手方向に沿って導電性イ
ンク(例えば、カーボンペースト50%とメジウム50
%、あるいは、シルバーペースト50%とメジウム50
%など)を一定ピッチ間隔で印刷することにより形成す
ることができる。導電性インク(格子電極16)の表面
は、例えば、ポリフィルムなどからなる絶縁膜17(図
4参照)によってコーティングされている。また、摘み
部18,19は、幅が前記帯状基体11の幅より大き
く、かつ、表面側が親指の腹の曲面に合致する凹円弧面
状に形成されている。
【0015】前記カーソル部20は、ケース21を有す
る。ケース21は、図5に示す如く、表ケース22と、
この表ケース22の背面側に着脱自在に係合された裏ケ
ース23とから構成されている。表ケース22の上下面
には孔24(上面に1つ、下面に2つ)が、裏ケース2
3の上下面にはその各孔24に弾性的に着脱自在に係合
する係合片25がそれぞれ形成されている。これらの係
合片25が対応する孔24に弾性的に係合することによ
って、表ケース22の背面側に裏ケース23が着脱自在
に係合される。なお、ケース21の下面には親指の腹の
曲面に合致する凹円弧面26が形成されているととも
に、この凹円弧面26およびケース21の上面2箇所に
多数のリブを並設して凹凸を形成した滑止部27がそれ
ぞれ形成されている。
【0016】前記表裏ケース22,23の分割線上にお
いて、その左右端面には前記帯尺材10を挿通する貫通
孔31が貫通形成されているとともに、上面にはホール
ドスイッチ32が設けられている。また、表ケース22
の正面には、その略中央位置にデジタル表示器33が、
その下方位置に電源オフスイッチ34および電源オン・
ゼロセットスイッチ35がそれぞれ設けられている。前
記裏ケース23の背面には、一方の摘み部18をカーソ
ル部20の測定基準面に位置決めした状態(図2の鎖線
で示す如く、摘み部18の基端がカーソル部20の左側
にある測定基準面に一致した状態)に係止させる係止部
36が設けられている。係止部36は、図5に詳細を示
す如く、裏ケース23の背面から直角に突出されたの
ち、上方へ向かってかつ背面に接近する方向へ斜めに立
ち上がった形状に形成されている。なお、ケース21の
内部には、カーソル部20と前記帯尺材10との相対移
動変位量を検出する静電容量式エンコーダ40や他の回
路などが設けられている。
【0017】前記静電容量式エンコーダ40は、図6に
示す如く、前記帯尺材10の長手方向に沿って一定ピッ
チで整列配列された格子電極16と、この格子電極16
間に配設されたアース電極(図示省略)と、カーソル部
20側に帯尺材10の移動方向に沿って一定ピッチで配
設され8枚を1組とする複数組の送信電極要素からなる
送信電極41と、この送信電極41の長さと同じに並列
配設された受信電極42と、1組(他の組も同じ)を形
成する各送信電極要素に360度を8分割した異なる位
相の送信信号を印加する送信回路43と、送信電極41
と格子電極16との相対移動変位に基づいて位相が変化
する受信電極42からの信号を受ける受信回路44とか
ら形成されている。なお、静電容量式エンコーダの測定
原理については、特公昭64−1183号公報などに詳
述されている。
【0018】前記受信回路44からの出力、つまり、エ
ンコーダ40からの出力は、カウンタ45で計数された
のち、CPU46処理によって、前記デジタル表示器3
3に逐次デジタル表示される。なお、カウンタ45の計
数値は、前記ゼロセットスイッチ35が押されたとき0
にセットされるとともに、前記ホールドスイッチ32が
押されるとその値にホールドされる。また、必要に応じ
て、CPU46の処理によって、送信器47を通じて外
部のデータ処理装置へ有線あるいは無線にて送信され、
そこで処理されるとともに、プリントアウトされる。
【0019】次に、本実施例の作用を説明する。測長に
当たっては、カーソル部20の測定基準面(通常、カー
ソル部20の左端面)を被測定物の測定部位の一方端側
に位置させたのち、ゼロセットスイッチ23を押すと、
デジタル表示器33の表示値が0にセットされる。続い
て、カーソル部20を測定部位に沿ってかつ帯尺材10
の長手方向へスライドさせていくと、カーソル部20と
帯尺材10との相対移動変位量がエンコーダ40によっ
て検出されたのち、デジタル表示器33にデジタル表示
されていく。やがて、カーソル部20の測定基準面が測
定部位の他方端側までスライドしたとき、ホールドスイ
ッチ32を押すと、デジタル表示器33に表示されてい
た表示値がホールドされる。従って、デジタル表示器3
3の表示値を読み取るだけで測定部位の寸法を間違いな
く簡単に測定することができる。
【0020】また、洋服の採寸や身体測定において、胸
囲を測定する場合、まず、一方の摘み部18をカーソル
部20の測定基準面に当てたのち、ゼロセットスイッチ
35を押しデジタル表示器33の表示値を0にしてお
く。一方の摘み部18をカーソル部20から引出しなが
ら胸囲に沿って1周させたたのち、係止部36に係止さ
せる。すると、一方の摘み部18の基端がカーソル部2
0の測定基準面に一致した状態で帯尺材10の一方端が
位置決めされる。この状態において、カーソル部20を
帯尺材10に沿って摺動させ帯尺材10のたるみをなく
したのち、ホールドスイッチ32を押してデジタル表示
器33の表示値を読み取れば、胸囲の測定を被測定者自
身が測定誤差なく正確に行うことができる。
【0021】従って、本実施例によれば、屈曲性を有す
る帯尺材10と、この帯尺材10の長手方向へ摺動自在
に設けられたカーソル部20とを備え、前記帯尺材10
の長手方向に沿って設けられた格子電極16およびカー
ソル部20側に設けられた送信電極41、受信電極42
を含んで両者の相対移動変位量を検出する静電容量式エ
ンコーダ40を形成し、この静電容量式エンコーダ40
の出力を表示するデジタル表示器33をカーソル部20
に設けた構成であるから、カーソル部20を従来のケー
スに比べ著しく小型化できる。
【0022】つまり、従来のように、巻取りリールや尺
材の引出しに関連して回転するスプロケットホイールな
どを設けなくてもよいから、その分カーソル部20を小
型化できる。そのため、カーソル部20を片手で持ちや
すくなる上、測定部位が曲面であっても、その曲面に沿
ってカーソル部20を移動させやすくなるから、取扱性
も従来に比べ一段と向上させることができる。更に、溝
などの底部の測定でも、測定可能な溝の大きさが従来の
ものより小さいものでも測定することができるから、測
定範囲を拡大することができる。
【0023】また、帯尺材10の両端に摘み部18,1
9を設けるとともに、カーソル部20の裏面に一方の摘
み部18をカーソル部20の測定基準面に位置決めした
状態に係止させる係止部36を設けたので、一方の摘み
部18を引き出して1周させたのち係止部36に係止す
れば、一方の摘み部18の基端がカーソル部20の測定
基準面に一致した状態で帯尺材10の一方端が位置決め
されるから、胸囲の測定でも被測定者自身が測定誤差な
く正確に行うことができる。
【0024】また、カーソル部20のケース21を表ケ
ース22と裏ケース23とから構成し、表ケース22に
対して裏ケース23を孔24と係合片25とによって着
脱できるようにしたので、表ケース22に対して裏ケー
ス23を簡単に外すことができる。そのため、帯尺材1
0の摩耗や切断などに対して、帯尺材10の交換を容易
に行うことができる。
【0025】また、帯尺材10を構成する帯状基体11
に設けた格子電極16の表面をポリフィルムなどの絶縁
膜17でコーティングしたので、格子電極16を傷める
ことがない。この絶縁膜17に目視用の目盛12を印刷
することも可能である。更に、カーソル部20にゼロセ
ットスイッチ35およびホールドスイッチ32を設けた
ので、ゼロセットスイッチ35を押せば任意の位置から
測長を開始することができるとともに、ホールドスイッ
チ32を押せば表示値がホールドされるから、表示値を
読み取りやすい。しかも、送信器47を設けてあるか
ら、その送信器47を通じて表示値を外部へ送信し、そ
こで処理させることもできる。
【0026】なお、本発明は、上記実施例で述べた構成
に限られるものでなく、次のような変形例も含む。上記
実施例では、帯尺材10とカーソル部20との相対移動
変位量の検出に静電容量式エンコーダ25を用いたが、
両者の相対移動変位量を検出するエンコーダとしては、
これに限らず、光電式、磁気式、あるいは、帯尺材10
の長手方向に沿って抵抗線を設け、基準位置からカーソ
ル部20までの抵抗線の抵抗値から両者の相対移動変位
量を検出する抵抗値式でもよい。
【0027】例えば、光電式エンコーダの場合には、帯
尺材10の長手方向に沿って光透過部と光遮光部(ある
いは、光吸収部と光反射部)を一定ピッチ間隔ごとに有
するメインスケールを設けるとともに、カーソル部20
に同様な光透過部と光遮光部(あるいは、光吸収部と光
反射部)を一定ピッチ間隔ごとに有するインデックスス
ケールを設け、更に、これらに対向して光投受光器およ
び受光器からの信号を処理してスケールの相対移動変位
量に対応したパルスを出力する信号処理回路などを設け
ればよい。
【0028】また、帯尺材10を構成する帯状基体11
の材質については、上記実施例で述べたガラス芯線12
を含んだ軟質塩ビニコート14に限らず、他のものでも
よい。要は、屈曲性を有する材料であればよい。
【0029】また、表示手段を構成するデジタル表示器
33については、上記実施例のようにカーソル部20に
一体的に設けるものに限らず、カーソル部20とは別体
として形成し、カーソル部20のエンコーダ40で検出
した相対移動変位量を有線または無線で別体の表示器に
送信し、そこで表示するようにしてもよい。
【0030】
【発明の効果】以上の通り、本発明の巻尺によれば、小
型かつ軽量で取扱性に優れ、しかも、測定範囲の拡大が
図れる上、胸囲の測定でも被測定者自身が正確に測定す
ることができるという効果が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の巻尺の一実施例を示す正面図である。
【図2】同上実施例における巻尺の平面図である。
【図3】同上実施例における巻尺の底面図である。
【図4】同上実施例における帯尺材の断面図である。
【図5】図1のV−V線断面図である。
【図6】同上実施例における静電容量式エンコーダを示
す図である。
【図7】同上実施例における帯尺材を輪状に連結した状
態を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 帯尺材 16 格子電極(変位検知素子) 18,19 摘み部 20 カーソル部 33 デジタル表示器(表示手段) 36 係止部 40 静電容量式エンコーダ 43 送信回路 44 受信回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】両端部に摘み部を有し、かつ、屈曲性を有
    する材料で形成された帯尺材と、 この帯尺材の長手方向へ摺動自在に設けられたカーソル
    部と、 前記帯尺材の長手方向に沿って設けられた変位検知素子
    を含み、その変位検知素子と前記カーソル部との相対移
    動変位量を検出するエンコーダと、 このエンコーダによって検出された相対移動変位量を表
    示する表示手段と、 前記カーソル部に設けられ一方の摘み部をカーソル部の
    測定基準面に位置決めした状態に係止させる係止部と、 を備えたことを特徴とする巻尺。
JP4318800A 1992-07-07 1992-11-27 巻 尺 Expired - Lifetime JP2575271B2 (ja)

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GB9313541A GB2268590B (en) 1992-07-07 1993-06-30 A tape measure device
DE4322661A DE4322661C2 (de) 1992-07-07 1993-07-07 Bandmaßvorrichtung
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59101198A (ja) * 1982-12-01 1984-06-11 東芝ホームテクノ株式会社 スチ−ムアイロン
JPH0354284A (ja) * 1989-07-21 1991-03-08 Achilles Corp 発泡シート成形体の製造方法及びその方法に用いるウレタン系接着剤
JPH0426405A (ja) * 1990-05-22 1992-01-29 Marutama Kogyo Kk 衣服携帯用袋

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