JPH046397B2 - - Google Patents
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- JPH046397B2 JPH046397B2 JP1311573A JP31157389A JPH046397B2 JP H046397 B2 JPH046397 B2 JP H046397B2 JP 1311573 A JP1311573 A JP 1311573A JP 31157389 A JP31157389 A JP 31157389A JP H046397 B2 JPH046397 B2 JP H046397B2
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- water tank
- water
- iron
- evaporation chamber
- valve mechanism
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- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 94
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Landscapes
- Irons (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、ベースの下面から適宜スチームを噴
出させることのできるスチームアイロンに関す
る。
出させることのできるスチームアイロンに関す
る。
この種のアイロンは水タンクを備え、この水タ
ンク内に収容した水を適宜ベースの蒸発室内に滴
下してスチームとし、このスチームをベースの下
面側に導びいて噴出させるようになつている。そ
してその水タンクに対する注排水の作業を用意に
するために、実公昭45−11593号公報に見られる
ように、水タンクをアイロン本体と別個に構成
し、アイロン使用時には水タンクをアイロン本体
に装着し、水タンクに対する注排水時には水タン
クをアイロン本体から取外してその作業を行なう
ことができるようにしたものが知られている。
ンク内に収容した水を適宜ベースの蒸発室内に滴
下してスチームとし、このスチームをベースの下
面側に導びいて噴出させるようになつている。そ
してその水タンクに対する注排水の作業を用意に
するために、実公昭45−11593号公報に見られる
ように、水タンクをアイロン本体と別個に構成
し、アイロン使用時には水タンクをアイロン本体
に装着し、水タンクに対する注排水時には水タン
クをアイロン本体から取外してその作業を行なう
ことができるようにしたものが知られている。
しかしながらこの実公昭45−11593号公報に示
されているスチームアイロンにおいては、水タン
クからアイロン本体の蒸発室内への水の供給を制
御する操作体がハンドルの中間部で、かつその握
り部の下方の位置に設けられており、このためハ
ンドルの握り部を握つた手の指先でその操作体を
操作することが困難で、操作体を操作する際に
は、他方の手を使用せざるを得ないことになる。
ところが、他方の手はアイロン掛けを行なおうと
する布地を押さえたりその皺延しのために塞がつ
ているのが一般であるから、結局、その作業を中
断して操作体を操作しなければならず、したがつ
て使い勝手が悪く、アイロン掛けの作業能率が低
下してしまう難点がある。
されているスチームアイロンにおいては、水タン
クからアイロン本体の蒸発室内への水の供給を制
御する操作体がハンドルの中間部で、かつその握
り部の下方の位置に設けられており、このためハ
ンドルの握り部を握つた手の指先でその操作体を
操作することが困難で、操作体を操作する際に
は、他方の手を使用せざるを得ないことになる。
ところが、他方の手はアイロン掛けを行なおうと
する布地を押さえたりその皺延しのために塞がつ
ているのが一般であるから、結局、その作業を中
断して操作体を操作しなければならず、したがつ
て使い勝手が悪く、アイロン掛けの作業能率が低
下してしまう難点がある。
そこで、特開昭56−112300号公報に見られるよ
うに、水タンクをアイロン本体の前部に着脱自在
に設け、この水タンクの上端部に、該水タンクか
らアイロン本体の蒸発室内への水の供給を制御す
る操作体を組込むようにしたものが提供されてい
る。
うに、水タンクをアイロン本体の前部に着脱自在
に設け、この水タンクの上端部に、該水タンクか
らアイロン本体の蒸発室内への水の供給を制御す
る操作体を組込むようにしたものが提供されてい
る。
このような構成においては、操作体がアイロン
本体の前部側に配置するため、その配置の関係で
は操作体に対する操作がしやすくなる。
本体の前部側に配置するため、その配置の関係で
は操作体に対する操作がしやすくなる。
ところが、操作体が水タンクの上端部に設けら
れているため、操作体を操作する際の力が水タン
クに及び、このため水タンクががたつき、水タン
クとアイロン本体との係合機構部が早期に劣化し
て耐久性が低下し、また水タンクががたついて不
安定となることから操作体に対する操作がしずら
くなつてしまう。
れているため、操作体を操作する際の力が水タン
クに及び、このため水タンクががたつき、水タン
クとアイロン本体との係合機構部が早期に劣化し
て耐久性が低下し、また水タンクががたついて不
安定となることから操作体に対する操作がしずら
くなつてしまう。
本発明はこのような点に着目してなされたもの
で、その目的とするところは、水タンクのがたつ
きを伴うことなく、操作体を常に容易に操作で
き、さらに水タンクの弁機構を常に円滑に動作さ
せることができるスチームアイロンを提供するこ
とにある。
で、その目的とするところは、水タンクのがたつ
きを伴うことなく、操作体を常に容易に操作で
き、さらに水タンクの弁機構を常に円滑に動作さ
せることができるスチームアイロンを提供するこ
とにある。
本発明はこのような目的を達成するために、蒸
発室およびこの蒸発室に連通する噴出孔を有した
ベースとこのベースの上部に設けられたハンドル
とを備えたアイロン本体と、このアイロン本体の
前部に着脱自在に設けられた水タンクと、この水
タンクの底部に設けられた通水口および上記アイ
ロン本体から水タンクを取外したときに上記通水
口を閉状態とする弁機構と、上記水タンク内の水
を上記通水口を通して上記蒸発室内へ導く導水体
と、この導水体から上記蒸発室内への水の供給を
制御する操作体とを具備し、上記弁機構の上下部
を上記水タンクの内側に設けた支持体で上下に摺
動自在に支持し、上記操作体をアイロン本体にそ
の前部に位置して設けるようにしたものである。
発室およびこの蒸発室に連通する噴出孔を有した
ベースとこのベースの上部に設けられたハンドル
とを備えたアイロン本体と、このアイロン本体の
前部に着脱自在に設けられた水タンクと、この水
タンクの底部に設けられた通水口および上記アイ
ロン本体から水タンクを取外したときに上記通水
口を閉状態とする弁機構と、上記水タンク内の水
を上記通水口を通して上記蒸発室内へ導く導水体
と、この導水体から上記蒸発室内への水の供給を
制御する操作体とを具備し、上記弁機構の上下部
を上記水タンクの内側に設けた支持体で上下に摺
動自在に支持し、上記操作体をアイロン本体にそ
の前部に位置して設けるようにしたものである。
以下、本発明の一実施例について第1図および
第3図を参照して説明する。図中2はアイロン本
体、2は水タンクで、この水タンク2が第1図に
おいてはアイロン本体1の前端部に着脱自在に取
付けられている。アイロン本体1は、ベース3の
上面をカバー4で覆い、このカバー4の上面に遮
熱板5を設け、さらにこの遮熱板5の上面にハン
ドル6を取付けてなる。ハンドル6はその上部に
握り部6aを有し、この握り部6aをアイロンの
使用者が手で握つてアイロン掛けの作業を行うも
のである。
第3図を参照して説明する。図中2はアイロン本
体、2は水タンクで、この水タンク2が第1図に
おいてはアイロン本体1の前端部に着脱自在に取
付けられている。アイロン本体1は、ベース3の
上面をカバー4で覆い、このカバー4の上面に遮
熱板5を設け、さらにこの遮熱板5の上面にハン
ドル6を取付けてなる。ハンドル6はその上部に
握り部6aを有し、この握り部6aをアイロンの
使用者が手で握つてアイロン掛けの作業を行うも
のである。
ベース3にはヒータ7が鋳込まれているととも
に、上面に蒸発室8が形成され、この蒸発室8内
が複数の案内室9…内に連通し、各案内室9…内
がそれぞれ噴出孔10…を介してベース1の下面
側に連通している。蒸発室8および各案内室9…
の上面は蓋体11により気密的に閉塞され、この
蓋体11の上方側に導水体12が設けられてい
る。
に、上面に蒸発室8が形成され、この蒸発室8内
が複数の案内室9…内に連通し、各案内室9…内
がそれぞれ噴出孔10…を介してベース1の下面
側に連通している。蒸発室8および各案内室9…
の上面は蓋体11により気密的に閉塞され、この
蓋体11の上方側に導水体12が設けられてい
る。
水タンク2は合成樹脂により形成され、その底
部に通水口13および上下動式の弁機構14が設
けられている。弁機構14は水タンク2の内側に
配置し、支持体15を介して上下に摺動自在に支
持された弁杆16の中間部に円板状の弁体17を
取付け、この弁体17をスプリング18を介して
上記通水口13の配置側、つまり通水口13を閉
止する方向に弾性的に付勢してなる。上記支持体
15は水タンク2の底壁からその内側上方に一体
に突出形成され、また上記弁杆16の下端側の一
端部が通水口13の内側に臨んでいる。
部に通水口13および上下動式の弁機構14が設
けられている。弁機構14は水タンク2の内側に
配置し、支持体15を介して上下に摺動自在に支
持された弁杆16の中間部に円板状の弁体17を
取付け、この弁体17をスプリング18を介して
上記通水口13の配置側、つまり通水口13を閉
止する方向に弾性的に付勢してなる。上記支持体
15は水タンク2の底壁からその内側上方に一体
に突出形成され、また上記弁杆16の下端側の一
端部が通水口13の内側に臨んでいる。
水タンク2の背面上部には係合爪19が一体に
突設され、この係合爪19がハンドル6の前面上
部に設けられた係合部20に弾性的に係脱自在に
係合している。水タンク2の前面上部には注水口
21が形成され、この注水口21を介して水タン
ク2内に水を注入し、また水タンク2内の不用の
水を排出するものである。なお、水タンク2の両
側部からはその後方側に側壁部22(第2図に一
方のみを図示)が延出し、この側壁部22がハン
ドル6の前端側の側面部分に重合するようになつ
ている。
突設され、この係合爪19がハンドル6の前面上
部に設けられた係合部20に弾性的に係脱自在に
係合している。水タンク2の前面上部には注水口
21が形成され、この注水口21を介して水タン
ク2内に水を注入し、また水タンク2内の不用の
水を排出するものである。なお、水タンク2の両
側部からはその後方側に側壁部22(第2図に一
方のみを図示)が延出し、この側壁部22がハン
ドル6の前端側の側面部分に重合するようになつ
ている。
導水体12は樋形状の導水ベース23の上面に
パツキングプレート24を装着してなり、パツキ
ングプレート24の一端側に円筒状の接続部25
が一体に突出し、この接続部25の端面に接続口
26が形成されている。また導水ベース23の内
底面からピン状の開放体27が一体に突出し、こ
の開放体27の先端が上記接続口26の中心部分
に臨んでいる。そして接続口26が水タンク2の
通水口13に液密的に接続するとともに、開放体
27の先端が弁機構14の弁杆16に当接して弁
体17をスプリング18に抗して押上げて通水口
13を開放状態に保持し、これにより水タンク2
内の水が通水口13を通して導水体12内に導入
されている。導水ベース23の他端側の底部には
滴下ノズル28が設けられ、この滴下ノズル28
の先端が蓋体11を貫通してベース3の蒸発室8
内に臨んでいる。29は上下動自在に設けられた
開閉杆で、この開閉杆29はその先端側がパツキ
ングプレート24を貫通して滴下ノズル28の内
側に臨み、その上下動作により滴下ノズル28の
ノズル孔30開閉するものである。
パツキングプレート24を装着してなり、パツキ
ングプレート24の一端側に円筒状の接続部25
が一体に突出し、この接続部25の端面に接続口
26が形成されている。また導水ベース23の内
底面からピン状の開放体27が一体に突出し、こ
の開放体27の先端が上記接続口26の中心部分
に臨んでいる。そして接続口26が水タンク2の
通水口13に液密的に接続するとともに、開放体
27の先端が弁機構14の弁杆16に当接して弁
体17をスプリング18に抗して押上げて通水口
13を開放状態に保持し、これにより水タンク2
内の水が通水口13を通して導水体12内に導入
されている。導水ベース23の他端側の底部には
滴下ノズル28が設けられ、この滴下ノズル28
の先端が蓋体11を貫通してベース3の蒸発室8
内に臨んでいる。29は上下動自在に設けられた
開閉杆で、この開閉杆29はその先端側がパツキ
ングプレート24を貫通して滴下ノズル28の内
側に臨み、その上下動作により滴下ノズル28の
ノズル孔30開閉するものである。
ハンドル6の前端上部には支持板31が設けら
れ、この支持板31の上に支軸32を介してカム
盤33が回動自在に支持されている。このカム盤
33の上方部はキヤツプ34で覆われ、またカム
盤33からは操作体35が延出し、その先端の摘
み36がハンドル6の上端前方部に臨んでいる。
そしてこの摘み36に対応して上記キヤツプ34
の上面に設定表示プレート37が貼着されてい
る。カム盤33の下面には、上記支軸32を中心
とする円弧状の第1および第2のカム溝38,3
9が形成されている。そして第1のカム溝38内
に上記操作杆29の上端が介入し、スプリング4
0の弾性力によりそのカム溝38の内底面に当接
している。41は連動杆で、この連動杆41の下
端は、ヒータ7の通電を制御してベース3の温度
を調節する温度調節器(図示せず)に設けられた
連動片42に連結し、上端は上記第2カム溝39
内に介入し、上記連動片42の弾性力でその内底
面に当接している。第1および第2のカム溝3
8,39は一端側から他端側に向つてその溝の深
さに高低差がつけられていて、カム盤33の回動
に伴いその高低差により開閉杆29および連動杆
41が上下動するようになつている。
れ、この支持板31の上に支軸32を介してカム
盤33が回動自在に支持されている。このカム盤
33の上方部はキヤツプ34で覆われ、またカム
盤33からは操作体35が延出し、その先端の摘
み36がハンドル6の上端前方部に臨んでいる。
そしてこの摘み36に対応して上記キヤツプ34
の上面に設定表示プレート37が貼着されてい
る。カム盤33の下面には、上記支軸32を中心
とする円弧状の第1および第2のカム溝38,3
9が形成されている。そして第1のカム溝38内
に上記操作杆29の上端が介入し、スプリング4
0の弾性力によりそのカム溝38の内底面に当接
している。41は連動杆で、この連動杆41の下
端は、ヒータ7の通電を制御してベース3の温度
を調節する温度調節器(図示せず)に設けられた
連動片42に連結し、上端は上記第2カム溝39
内に介入し、上記連動片42の弾性力でその内底
面に当接している。第1および第2のカム溝3
8,39は一端側から他端側に向つてその溝の深
さに高低差がつけられていて、カム盤33の回動
に伴いその高低差により開閉杆29および連動杆
41が上下動するようになつている。
次に作用について説明する。操作体35の摘み
36を介してカム盤33を回動操作し、その摘み
36を設定表示プレート37に施こされている
「スチーム」の表示位置に合わせると、連動杆4
1を通して連動される温度調節器によりベース3
がスチームの発生に適する温度に調節され、また
開閉杆29が上昇して適下ノズル28が開放され
る。この開放により導水体12内の水が適下ノズ
ル28を通して蒸発室8内に適下し、ベース3の
熱で気化してスチームとなり、このスチームが各
案内室9…内から各噴出孔10…を経て順次ベー
ス3の下面側に噴出する。
36を介してカム盤33を回動操作し、その摘み
36を設定表示プレート37に施こされている
「スチーム」の表示位置に合わせると、連動杆4
1を通して連動される温度調節器によりベース3
がスチームの発生に適する温度に調節され、また
開閉杆29が上昇して適下ノズル28が開放され
る。この開放により導水体12内の水が適下ノズ
ル28を通して蒸発室8内に適下し、ベース3の
熱で気化してスチームとなり、このスチームが各
案内室9…内から各噴出孔10…を経て順次ベー
ス3の下面側に噴出する。
また、摘み36を設定表示プレート37の「ド
ライ」の位置に合わせると、開閉杆29が下降
し、摘下ノズル28が閉止され、蒸発室8内への
水の摘下が止まり、スチームの噴出が停止する。
ライ」の位置に合わせると、開閉杆29が下降
し、摘下ノズル28が閉止され、蒸発室8内への
水の摘下が止まり、スチームの噴出が停止する。
一方、水タンク2内に水を補給したり、或いは
アイロン掛けの作業の終了により水タンク2内の
不用の水を廃棄する場合などにおいては、第2図
に示すように係合爪19と係合部20との係合を
外し、水タンク2をアイロン本体1から取外す。
この際、その取外し動作に伴つて弁杆16と開放
体27との当接が外れるから、弁体17がスプリ
ング18の付勢力で下降し、通水口13が閉止さ
れる。そしてこの動作は操作体35の摘み36の
位置が「スチーム」、「ドライ」のいずれの位置に
あつてもそれとは何らかかわりなく行なわれる。
しかがつて水タンク2をアイロン本体1から取外
した場合には常に通水口13が確実に閉止され、
不用意にその水タンク2内から水が洩れ出るよう
なことがない。
アイロン掛けの作業の終了により水タンク2内の
不用の水を廃棄する場合などにおいては、第2図
に示すように係合爪19と係合部20との係合を
外し、水タンク2をアイロン本体1から取外す。
この際、その取外し動作に伴つて弁杆16と開放
体27との当接が外れるから、弁体17がスプリ
ング18の付勢力で下降し、通水口13が閉止さ
れる。そしてこの動作は操作体35の摘み36の
位置が「スチーム」、「ドライ」のいずれの位置に
あつてもそれとは何らかかわりなく行なわれる。
しかがつて水タンク2をアイロン本体1から取外
した場合には常に通水口13が確実に閉止され、
不用意にその水タンク2内から水が洩れ出るよう
なことがない。
上記弁機構14はその上下部が支持体15で摺
動自在に支持されており、このためこの弁機構1
4の不用意な傾きなどが確実に防止され、したが
つて弁機構14が常に円滑に動作し通水口13が
的確に開閉される。そして上記支持体15が水タ
ンク2の内側に配置しているため、その外部への
露出がなく外観的に良好な体裁を保て、さらに支
持体15が水タンク2と一体に形成されているか
ら、部品点数を少なくして組立の容易化を図れ、
かつその強度を高めることができる。
動自在に支持されており、このためこの弁機構1
4の不用意な傾きなどが確実に防止され、したが
つて弁機構14が常に円滑に動作し通水口13が
的確に開閉される。そして上記支持体15が水タ
ンク2の内側に配置しているため、その外部への
露出がなく外観的に良好な体裁を保て、さらに支
持体15が水タンク2と一体に形成されているか
ら、部品点数を少なくして組立の容易化を図れ、
かつその強度を高めることができる。
水の滴下およびその停止の操作を行う操作体3
5は、水タンク2側に設けられているのではなく
アイロン本体1側に設けられているから、その操
作の際の力が水タンク2に及ぶようなことがな
く、このため水タンク2ががたついて係合爪19
および係合部20とからなる係合機構部が早期に
劣化するようなことがなく、また水タンク2がが
たつかないから、操作体35に対する操作も容易
に円滑に行うことができる。さらに操作体35が
アイロン本体1側に設けられているから、この操
作体35がハンドル6の握り部6aに近づいて配
置し、このためアイロンの使用中などにその握り
部6aを握つた手の親指などでそのまま操作体3
5を操作することができ、より一層使い勝手が向
上する。
5は、水タンク2側に設けられているのではなく
アイロン本体1側に設けられているから、その操
作の際の力が水タンク2に及ぶようなことがな
く、このため水タンク2ががたついて係合爪19
および係合部20とからなる係合機構部が早期に
劣化するようなことがなく、また水タンク2がが
たつかないから、操作体35に対する操作も容易
に円滑に行うことができる。さらに操作体35が
アイロン本体1側に設けられているから、この操
作体35がハンドル6の握り部6aに近づいて配
置し、このためアイロンの使用中などにその握り
部6aを握つた手の親指などでそのまま操作体3
5を操作することができ、より一層使い勝手が向
上する。
また単一の操作体35で水の滴下およびその停
止の操作と、温度調節器の設定操作とを共通して
行うことができるから、全体の操作が簡単になる
とともに、部材の兼用により経済性の向上を図れ
る利点がある。
止の操作と、温度調節器の設定操作とを共通して
行うことができるから、全体の操作が簡単になる
とともに、部材の兼用により経済性の向上を図れ
る利点がある。
第3図は本発明の他の実施例を示し、アイロン
本体1に押しボタン式の操作体35aを設け、こ
の操作体35aにより開閉杆29を介して滴下ノ
ズル28を開閉するようにしたものである。すな
わち、上記操作体35aを図示の状態から下方に
押込むと、開閉杆29が下降し、滴下ノズル28
が閉止され、この状態が操作体35aとアイロン
本体1との係合により保持される。そして操作体
35aを再び押圧すると上記係合が外れ、操作体
35aがスプリング43の付勢力でアイロン本体
1の上方側に突出し、かつ開閉杆29がスプリン
グ40の付勢力で上昇し、滴下ノズル28が開放
されるものである。
本体1に押しボタン式の操作体35aを設け、こ
の操作体35aにより開閉杆29を介して滴下ノ
ズル28を開閉するようにしたものである。すな
わち、上記操作体35aを図示の状態から下方に
押込むと、開閉杆29が下降し、滴下ノズル28
が閉止され、この状態が操作体35aとアイロン
本体1との係合により保持される。そして操作体
35aを再び押圧すると上記係合が外れ、操作体
35aがスプリング43の付勢力でアイロン本体
1の上方側に突出し、かつ開閉杆29がスプリン
グ40の付勢力で上昇し、滴下ノズル28が開放
されるものである。
なお、水タンクに設ける弁機構は、水タンクの
通水口を常閉し、かつ水タンクをアイロン本体に
装着した際に開放保持される構成であれば、上記
実施例のような構成に限らず、種々変形すること
が可能である。
通水口を常閉し、かつ水タンクをアイロン本体に
装着した際に開放保持される構成であれば、上記
実施例のような構成に限らず、種々変形すること
が可能である。
以上説明したように本発明によれば、水タンク
をアイロン本体から取外した際に、その動作で自
動的に水タンクの通水口が閉じられるから、水タ
ンク内の水が不用意に漏れてアイロン本体やその
周辺などを汚してしまうようなことがない。そし
て水タンクから蒸発室内への水の供給を制御する
操作体がアイロン本体の前部に設けられているか
ら、操作体を操作する際の力が水タンクに及ば
ず、したがつて水タンクががたつくようなことが
なく、このため水タンクとアイロン本体との係合
機構部に対する早期の劣化を防止して耐久性の向
上を図れ、また操作体ががたつかないからこの操
作体の操作を容易に行なえる。そしてその操作体
をハンドルの握り部を握つた手でそのまま操作す
ることができるから、使い勝手がよく、アイロン
掛けの作業を能率的に行なうことができる。さら
に、水タンクにおける弁機構の上下部を支持体で
摺動自在に支持したから、この弁機構の不用意な
傾きなどを確実に防止でき、これによりこの弁機
構を常に円滑に動作させて通水口を的確に開閉す
ることができ、かつ上記支持体が水タンクの内側
に配置しているため、その外部への露出がなく外
観的な体裁が良好となる利点がある。
をアイロン本体から取外した際に、その動作で自
動的に水タンクの通水口が閉じられるから、水タ
ンク内の水が不用意に漏れてアイロン本体やその
周辺などを汚してしまうようなことがない。そし
て水タンクから蒸発室内への水の供給を制御する
操作体がアイロン本体の前部に設けられているか
ら、操作体を操作する際の力が水タンクに及ば
ず、したがつて水タンクががたつくようなことが
なく、このため水タンクとアイロン本体との係合
機構部に対する早期の劣化を防止して耐久性の向
上を図れ、また操作体ががたつかないからこの操
作体の操作を容易に行なえる。そしてその操作体
をハンドルの握り部を握つた手でそのまま操作す
ることができるから、使い勝手がよく、アイロン
掛けの作業を能率的に行なうことができる。さら
に、水タンクにおける弁機構の上下部を支持体で
摺動自在に支持したから、この弁機構の不用意な
傾きなどを確実に防止でき、これによりこの弁機
構を常に円滑に動作させて通水口を的確に開閉す
ることができ、かつ上記支持体が水タンクの内側
に配置しているため、その外部への露出がなく外
観的な体裁が良好となる利点がある。
第1図は本発明の一実施例に係るスチームアイ
ロンの断面図、第2図はそのスチームアイロンの
水タンクをアイロン本体から取外した状態を示す
断面図、第3図は本発明の他の実施例に係るスチ
ームアイロンを示す断面図である。 1……アイロン本体、2……水タンク、3……
ベース、6……ハンドル、8……蒸発室、10…
…噴出孔、12……導水体、13……通水口、1
4……弁機構、15…支持体、35,35a……
操作体。
ロンの断面図、第2図はそのスチームアイロンの
水タンクをアイロン本体から取外した状態を示す
断面図、第3図は本発明の他の実施例に係るスチ
ームアイロンを示す断面図である。 1……アイロン本体、2……水タンク、3……
ベース、6……ハンドル、8……蒸発室、10…
…噴出孔、12……導水体、13……通水口、1
4……弁機構、15…支持体、35,35a……
操作体。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 蒸発室およびこの蒸発室に連通する噴出孔を
有したベースとこのベースの上部に設けられたハ
ンドルとを備えたアイロン本体と、このアイロン
本体の前部に着脱自在に設けられた水タンクと、
この水タンクの底部に設けられた通水口および上
記アイロン本体から水タンクを取外したときに上
記通水口を閉状態とする弁機構と、上記水タンク
内の水を上記通水口を通して上記蒸発室内へ導く
導水体と、この導水体から上記蒸発室内への水の
供給を制御する操作体とを具備し、上記弁機構の
上下部を上記水タンクの内側に設けた支持体で上
下に摺動自在に支持し、上記操作体をアイロン本
体にその前部に位置して設けたことを特徴とする
スチームアイロン。 2 支持体は水タンクと一体に設けられているこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のスチ
ームアイロン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31157389A JPH02191497A (ja) | 1989-11-30 | 1989-11-30 | スチームアイロン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31157389A JPH02191497A (ja) | 1989-11-30 | 1989-11-30 | スチームアイロン |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21084282A Division JPS59101198A (ja) | 1982-12-01 | 1982-12-01 | スチ−ムアイロン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02191497A JPH02191497A (ja) | 1990-07-27 |
JPH046397B2 true JPH046397B2 (ja) | 1992-02-05 |
Family
ID=18018856
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31157389A Granted JPH02191497A (ja) | 1989-11-30 | 1989-11-30 | スチームアイロン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02191497A (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4511593Y1 (ja) * | 1965-10-15 | 1970-05-22 | ||
JPS4515679Y1 (ja) * | 1966-08-26 | 1970-06-30 | ||
JPS4515678Y1 (ja) * | 1965-05-21 | 1970-06-30 | ||
JPS5234472U (ja) * | 1975-09-02 | 1977-03-11 | ||
JPS59101198A (ja) * | 1982-12-01 | 1984-06-11 | 東芝ホームテクノ株式会社 | スチ−ムアイロン |
-
1989
- 1989-11-30 JP JP31157389A patent/JPH02191497A/ja active Granted
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4515678Y1 (ja) * | 1965-05-21 | 1970-06-30 | ||
JPS4511593Y1 (ja) * | 1965-10-15 | 1970-05-22 | ||
JPS4515679Y1 (ja) * | 1966-08-26 | 1970-06-30 | ||
JPS5234472U (ja) * | 1975-09-02 | 1977-03-11 | ||
JPS59101198A (ja) * | 1982-12-01 | 1984-06-11 | 東芝ホームテクノ株式会社 | スチ−ムアイロン |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02191497A (ja) | 1990-07-27 |
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