JPS5887171A - アクリル系感圧性接着剤の製造方法 - Google Patents

アクリル系感圧性接着剤の製造方法

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JPS5887171A
JPS5887171A JP18570981A JP18570981A JPS5887171A JP S5887171 A JPS5887171 A JP S5887171A JP 18570981 A JP18570981 A JP 18570981A JP 18570981 A JP18570981 A JP 18570981A JP S5887171 A JPS5887171 A JP S5887171A
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Kazuo Maejima
前島 一夫
Kunio Yanagisawa
柳沢 邦夫
Noboru Nanba
難波 登
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はアクリル系感圧性接着剤の製造方法に関する。
アクリル酸エステルもしくはメタクリル酸エステルの重
合体であるアクリル系感圧性接着剤は粘着テープ、ラベ
ル、ステッカ−等の感圧性接着剤として広く使用されて
いる。該接着剤は酢酸エチル、トルエン、シクロヘキサ
ン等の有機溶剤を用いて溶液重合することによって製さ
れているので、粘着テープ等を製造する際には粘着テー
プ等の基材に溶液重合された接着剤組成物を塗布した後
加熱して有機溶剤を揮散せしめる方法が採用されている
しかしながら上記方法では有機溶剤を揮散せしめるだめ
の加熱工程及び回収工程が必要であり製造装置が大規模
になり生産性が低くなる、火災の危険性が大である、安
全衛生上の問題がある等の欠点があった。
上記欠点を解消するためにホットメルト塗工方式が最近
さかんに検討されている。アクリル系感圧性粘着剤をホ
ットメルト塗工するには重量平均分子量が10カ〜60
万の重合体を塊状血合法によって製すればよいが、塊状
重合は重合速度が速く発熱量が大きく反応温度制御が困
難であり、除熱が不充分であると暴走反応してしまい又
重合が進行すると反応系の粘度が高くなるので攪拌が不
充分になり、反応系内の温度分布が不均一になるため分
子量分布が不均一になるという欠点を有している。
本発明は上記欠点に鑑み重量平均分子量が10万〜60
万であって、分子量分布が均一であり、ホットメルト塗
工することができ、かつ粘着テープ、ラベル、ステッカ
−等の感圧性接着剤として好適に使用できるアクリル系
感圧性接着剤を塊状重合によって暴走反応することなく
製造する方法を提供することを目的としてなされたもの
であって、その要旨は、アクリル酸エステルもしくはメ
タクリル酸エステルを主体トスる単量体混合物100重
曹部に、70℃における半減期が0.1〜1000時間
であり、かつ重合初期温度における半減期が()、1〜
5時間であるラジカル重合開始剤を0.00005〜0
.5重量部添加し、40〜120℃で重合率30〜90
%壕で塊状重合する第1段階と70℃における半減期が
1000時間よシ長くかつ1合初期温度における半減期
が2時間以上であるラジカル重合開始剤を+1.000
1〜1重量部添加し、第1段階より筒くかつ100〜2
00”Cの温度で塊状重合する第2段階とよシなる重量
平均分子量が10万60万のアクリル系感圧性接着剤の
製造方法に存する。
本発明において使用される早世体温合物はアクリル酸エ
ステルもしくはメタクリル酸エステルを主体とするもの
であシ、上記アクリル酸エステルもしくはメタクリル酸
エステルとしては一般式CH2= CR,C0OR,(
式中、Roは水素又はメチル基であシ、R2はRoが水
素のときは炭素数が4〜18のアルキル基であシ、R1
がメチル基のときは炭素数が8〜18のアルキル基であ
る)で表わされるエステルが好ましく、たとえばアクリ
ル酸ブチルエステル、アクリル酸イソブチルエステル、
アクリル酸インアミルエステル、アクリル酸2エチルヘ
キシルエステル、アクリル酸インオクチルエステル、ア
クリル酸ドデシルエステル、アクリル酸ステアリルエス
テル、メタクリルkn−オクチルエステル、メタクリ5
− ル酸インオクチルエステル、メタクリル酸2エチルヘキ
シルエステル、メタクリル酸ドデフルエステル、メタク
リル酸ステアリルエステル等があげられ、アクリル酸ブ
チルエステル、アクリル酸2エチルヘキシルエステル及
びメタクリル酸2エチルヘギシルエステルがより好適に
使用される。該アクリル酸エステルもしくはメタクリル
酸エステルは単量体混合物中70〜99.3重敏係であ
るのが好ましい。
又感圧性接着剤に接着力を向上せしめるためにアクリル
酸もしくはメタクリル酸を単址体混合物中05〜15重
t%添加するのが好ましい。
本発明においては、上記単量体混合物は塊状重合される
のであるが、塊状重合する除に重合速度を抑制するため
にスチレンもしくはα−メチルスチレンを上記単量体混
合物中0.23tf#[以上添加するのが好ましい。尚
スチレンもしくはα−メチルスチレンの添加量が多くな
ると粘着性が低下するので、5重量%以下であるのが好
ましい。
6− 又さらに上記単量体混合物に上記アクリル酸エステルも
しくはメタクリル酸エステルと共重合しうる単量体を添
加してもよい。
該単量体としては、たとえばアクリル酸エチルエステル
、アクリル酸メチルエステル、酵酸ビニル、ビニルエー
テル、アクリロニトリル、アクリルアミド等があげられ
、該単量体の添加量が多くなると粘着性が低下するので
上記単量体混合物中30重量−以下であるのが好ましい
又分子量を調節するために連鎖移動剤を添加してもよい
。該連鎖移動剤は連鎖移動効果が大であり、上記単量体
混合物に可溶のものが好ましく、たとえばラウリルメル
カプタン、オクチルメルカプタン、ヘキシルメルカプタ
ン、ブチルメルカプタン、メルカプトエタノール等があ
げられる。
本発明においては上記単量体混合物を塊状重合するので
あるが、まず第1段階として上記単量体混合物100重
量部にラジカル重合開始剤を0.00005〜05N′
fk%添加し、40〜120°Cの温度範囲で重合率3
0〜90チまで塊状重合する。
上記ラジカル重合開始剤としては、70℃における半減
期が0.1〜1ooo時間であり、塊状重合を行う際の
重合初期温度における半減期が0.1〜5時間のものが
使用され、たとえばアセチルパーオキサイド(70℃に
おける半減期は78時間、以下同じ)、ラウロイルパー
オキザイド(3,6時間)、ベンゾイルパーオキサイド
(7時間)、ジイソプロピルパーオキシジカーボネート
 (0,15時間)、ジー2−エチルヘキシルバーオキ
シジカーボネー)  (0,2s 時間)t−ブチルパ
ーオキシ(2−エチルヘキサノエート)(12,5時間
)、t−ブチルパーラウレート (170時間)、t−
ブチルパーオキシアセテ−)(630時間)等の有機過
酸化物、アゾビスイソブチロニトリル(3,6時+1f
i ) 、2.2’−アゾビス(24−ジメチルバレロ
ニトリル)(075時間)等のアゾ化合物などがあけら
れ、ベンゾイルパーオキサイド、アゾビスイソブチロニ
トリル及び2.2′−アゾビス(24−ジメチルバレロ
ニトリルが好適に使用される。
本発明における塊状重合は40〜120℃で行う第1段
階と第1段階よりも高い温度であって100〜200℃
で行う第2段階とよりなり、第1段階の塊状重合を行っ
た後昇温して第2段階の塊状重合を行うので昇温する際
に多量のラジカル重合開始剤が残存していると、昇温の
際に急激に分解して暴走反応をしたり、低分子量の重合
体が生成されるので、第1段階において使用するラジカ
ル重合開始剤は上述の如き半減期を有するものに限定さ
れ、添加量も添加量が多くなると暴走反応したり、分子
量が低くなるので、単量体混合物100重量部に対して
0.00005〜0.5重量部に限定され、好ましくは
0.0001〜0.05重量部である。尚昇温する際に
、上記2ジ力ル重合開始剤はすべて分解しているのが好
ましいが、初期添加の10%以下になっておればよく、
重合時間は残存ラジカル重合開始剤が10%以下になる
ように設定するのが好まし9− いO 又第1段階の重合温度は40〜120℃であるが、60
〜90℃の温度範囲であるのが好ましく、重合の進行と
共に重合温度を重合初期温度より少しずつ高してもよい
。又第1段階における重合率は30〜90チであるが、
重合率が高く人ると粘度が上昇するので50〜80チで
あるのが好ましい。
本発明においては第1段階で塊状重合された混合物は昇
温され次に第2段階として第1段階より高く、かつ10
0〜200℃の温度でラジカル重合開始剤を0.000
1〜1重量部添加して塊状重合して、重合を終了せしめ
る。
上記ラジカル重合開始剤としては、70℃における半減
期が1000時間よシ長く、第2段階の重合初期温度に
おける半減期が2時間以上のものが使用され、たとえば
メチルエチルケトンパーオキサイド (70℃における
半減期が1、7 X 103時間、以下同じ)、t−ブ
チルパーオキサイド(2,3X10時間)、t−ブチル
ノー10− イドロバ−オキサイド(2,7X105時間)、クメン
ハイドロパーオキサイド(2,I X 10時間)ジク
ミルパーオキサイド(8,5X10’時間)等の有機過
酸化物があげられ、t−ブチルパーオキサイド及びクメ
ンハイドロパーオキサイドが好適に使用される。
第2段階においては30〜90%まで塊状重合された混
合物を再度塊状重合して重合を終了せしめるのであるか
ら重合率が高くなシ粘度が高くなって均一に攪拌するこ
とが困難になるので重合温度は第1段階の重合温度よシ
高くがっ100℃以上に限定され、又高温になると未反
応単量体が沸騰して還流するようになり分子蓋及び重合
率が低下するので200’C以下に限定され好ましくは
120〜160℃である。又ラジカル重合開始剤の重合
初期温度における半減期が2時間よシ短いと生成される
重合体の分子量が低くなシ、又その添加量が少ないと反
応時間が長くなシ、逆に添加量が多いと分子蓋が低くな
ったシ暴走反応を起すので、ラジカル重合開始剤は重合
初期温度における半減期が2時間以上のものであ如、又
その添加量は0.0001〜1重量部であり、好ましく
はo、 o o i〜0.5重量部である。
父上記ラジカル重合開始剤は、重合初期に一括添加して
もよいが分割添加してもよいし、又反応温度も重合が進
むに従って高温にしてもよい。
重合時間は重合が終了するように適宜決定すればよく、
又残存モノマーを減圧して除去してもよい。
上述の製造方法で製造された重量平均分子量が10万〜
60万のアクリル系感圧性接着剤は粘着性にすぐれ、有
機m剤を含まず100〜200℃の温度で流動可能であ
るから、ファウンテインタイコーター、カレンダーロー
ルコータ−1Tダイ付押出機等で従来のホントメルト接
着剤と同様にして、紙、プラスチックフィルム、布等に
塗布することができ、感圧性粘着テープ、シート等が容
易に製造できる。
又得られた感圧性粘着テープ、シート等に電子線、X線
、β線、TM等の電離性放射線を照射して接着剤を架橋
すると接着剤の凝集力、耐熱性等が向上するので好まし
い。
本発明のアクリル系感圧性接着剤の製造方法は上述の通
りであシ、第1段階として低温において半減期の短いラ
ジカル重合開始剤を用いて重合率30〜90チまで重合
した後昇温し、第2段階として高温で半減期の長いラジ
カル重合開始剤を用いて重合を終了せしめるのであるか
ら、第1段階においては低粘度なので均一に攪拌され、
重合も均一に進み、又ラジカル重合開始剤はほとんど使
用しつくされるので第2段階に昇温する際に暴走反応し
たり、低分子量の重合体が生成されることはなく、又第
2段階においては粘度が上昇するが、高温々ので均一に
攪拌でき、ラジカル重合開始剤の半減期は長いので高温
であっても暴走反応することがなく又低子量の重合体が
生成されることはない。従って塊状重合は暴走すること
なく均一に進行し、低分子を物を含まない重量平均分子
量が10万〜13− 60万のアクリル系感圧性接着剤が容易に得られる。又
得られたアクリル系感圧性接着剤は溶剤を含まず、10
0〜200℃の比較的低温でホットメルト塗工すること
ができ、粘着性がすぐれているので粘着テープ、ラベル
、ステッカ−等を容易に製造することができる。
次に本発明を実施例により説明する。なお以下単に「部
」とあるのは「重量部」を意味する。
又物性の測定方法は次の通シである。
(1)  lt世平均分子量−試料の5%テト2ヒドロ
フラン溶液を作製し、ウォーターズ社1!1!GPC−
20om磯テケルバーミエーションクロマトグラフ法に
よシ測定した。
(2)  SP粘着カーステンレススチール板に巾15
11Jの試料を貼着し、2Kgのゴムロールを5往復し
て押圧し、15分間放置後 300 wx / wmの
速度で180°剥離し、剥離強度を測定した。
(3)  ボールタック−J、Dow 法に従って測定
した。
(4)40℃保持カーステンレススチール板に巾14− 15flの試料を1011N貼着し、2 Kgゴムロー
ルを一往復して押圧し、15分間放置後、ステンレスス
チール板を吊設し、試料の下端部にIKgの錘をつるし
、錘が落下するまでの時間(分)を測定した。
(5)  重合率−試料を0.5〜1yサンプリングし
重合禁止剤を0.5 %含む酢酸エチル溶液に供給し、
試料を溶解した後、120℃で15時間乾燥し、得られ
た乾燥物の重量を測定し、試料中の比率を百分率で表わ
した。
実施例1 アクリル酸ブチルエステル1840部、アクリルば60
部、スチレン20部及びラウリルメルカプタン1.5部
を攪拌装置、温度計、冷却装置窒素導入口及び滴下ロー
トの設けられた七ノくラブルフラスコに供給し、攪拌及
び窒素置換しながらウオターパスに工す70℃に加熱し
た。
次に227−アゾビス(24ジメチルノくレロニトリル
)0.5yをアクリル酸ブチルエステル40Fに溶解し
、滴下−一トより七ノ(ラブルフラスコ内に滴下したと
ころ、滴下後3分に重合が開始された。ウオターパスの
水温を制御することにより、反応系内の温度を69〜7
2℃に保って2時30分重合したところ、重合率は55
チであった。
次に30分かけて120℃まで昇温し、t−ブチルパー
オキサイド(120℃における半減期18時間)15y
をアクリル酸ブチルエステル40Fに溶解し、滴下ロー
トより滴下したところ、すぐに重合が開始された。反応
系内の温度を120〜122℃に保って8時間重合して
、感圧性接着剤を得た。得られた接着剤の重合率は99
.7 %であり、重量平均分子鼠は33万であシ、又1
80℃におけるmhIA粘度は8.5×100PS で
あった。
得られた接着剤をファウンテインダイコーターに供給し
、厚さ25戸のポリエステルフィルムに180℃で50
戸の厚さに塗布して粘着テープを得、次いで電子線を3
.5メガラツト“照射して架橋粘着テープを得た。粘着
テープ及び架橋粘着テープのSP粘着力、ボールタック
及び保持力を測定したところSP粘着力はそれぞれ94
0 P / 15 tm巾、880 f / 15 m
巾、でオシボールタックは共に15であり、保持力はそ
れぞれ2分、2000分以上であった。結果を第1表に
示す0 実施例2 アクリル酸2工チルヘキシルエステル1860部、アク
リル酸60部、スチレン40部及びラウリルメルカプタ
ン1.2部を実施例1で使用したセパラブルフラスコに
供給し、攪拌及び窒素置換しながらウオターノ(スによ
り85℃に加熱した。
次にペンゾイルノく−オキサイド(85℃における半減
期2.8時間)0.4部をアクリル酵2エテルヘキシル
エステル20部にfdWI L、、S8 下ロートより
セノく2プルフラスコ内に滴下したところ、滴下後5分
に重合が開始された。ウオターバスの水温を制御するこ
とにより反応系内の温度を83〜86℃に保って5時間
重合したとこ17− ろ重合率は65チであった。
次に30分かけて120℃まで昇温し、t−ブチルパー
オキサイド(120℃における半減期18時間)1.5
Fをアクリル酸2エチルヘキシルエステル20Fに溶解
して滴下ロートより滴下し、反応系内の温度を120〜
122℃に保って6時間重合して感圧性接着剤を得た。
得られた接着剤の物性を測定し結果を第1表に示した。
又得られた接着剤を使用し、実施例1で行ったと同様に
して粘着テープ及び架橋粘着テープを作製しテープ物性
を測定し結果を第1表に示した0 実施例3 アクリル酸2エチルへキシルエステル800部、アクリ
ル酸ブチルエステル900部、アクリル酸45部、α−
メチルスチレン5部及びラウリルメルカプタン1.5部
を実施例1で使用したセパラブルフラスコに供給し、攪
拌及び*素置換しながらウオターバスにより82℃に加
熱18− した。
次にアゾビスイソブチロニトリル(82℃における半減
期0.82時間)0.3部をアクリル酸ブチルエステル
25部に溶解し、滴下ロートよシセバ2プルフラスコ内
に滴下したところ、滴下稜3分に重合が開始された。ウ
ォターパスの水温を制御することによシ反応系内の温度
を82〜84℃に保って5時間重合したところ重合率は
65%であった。
次に30分かけて140℃まで昇温し、1−ブチルパー
オキサイド(140℃における半減期2.2時間)0.
9部をアクリル酸ブチルエステル25部に溶解して滴下
ロートより滴下し、反応系内の温度を139〜141℃
に保って8時間重合して感圧性接着剤を得た。得られた
接着剤の物性を測定し結果を第1表に示した。又得られ
た接着剤を使用し、実施例1で行ったと同様にして粘着
テープを得、次いで電子線を5.0メカランド照射して
架橋粘着テープを得た。得られた粘着テープ及び架橋粘
着テープのテープ物性を測定し結果を第1表に示した。
実施例4 アクリル酸2エチルヘキシルエステル1000部、アク
リル酸エチルエステル36部、アクリル酸36部及びラ
ウリルメルカプタン()6部を実施例1で使用したセパ
ラブルフラスコに供給し、攪拌及び窒素置換しながらウ
ォターバスにより80℃に加熱した。
次にアゾビスイソブチロニトリル(80°cにおける半
減期13時間)0.0024部をアクリル酸2工チルヘ
ギシルエステル25MK浴解シ、滴下ロートよシセパラ
ブルフラスコ内に滴下したところ、滴下後5分に重合が
開始された。ウオターパスの水温を開側1することにょ
シ反応系内の温匿を80〜82℃に保って4時間型合し
たところ重合率は56襲であった。
次に1時間かけて130℃まで昇温し、1−ブチルパー
オキサイド(130℃における半減期52時間)0.6
部をアクリル酸2工チルヘキシルエステル29部に溶解
し、滴下ロートよシ滴下し、反応系内の温度を129〜
131℃に保って5時間重合した後、1時間かけて16
0℃に昇温し、さらに5時間反応して感圧性接着剤を得
た。。
得られた接着剤の物性を測定し結果を第1表に示した。
又得られた接着剤を使用し、実施例1で行ったと同様に
して粘着テープ及び架橋粘着テープを作製し、テープ物
性を測定して結果を第1表に示した。
実施例5 アクリル酸2工チルヘキシルエステル460部、アクリ
ル酸ブチルエステル640部、アクリル酸60部及びオ
クチルメルカプタン0.24部を実施例1で使用したセ
パラブルフラスコに供給し、攪拌及び窒素置換しながら
ウオターパスにより80℃に昇温しだ。
次にベンゾイルパーオキサイド(80℃における半減期
46時間)0.012部をアクリル酸2工チルヘキシル
エステル10部及びアクリル酸ブチルエステル10部よ
シなる混合液に溶解21− し、滴下ロートよりセパラブルフラスコ内に滴下したと
ころ、滴下後1部分に重合が開始された。ウオターパス
の水温を制御することにより、反応系内の温度を79〜
81℃に保って2時間重合し、次に90”Cに昇温して
2時間重合し、さらに100℃に昇温して1時間重合し
たところ重合率は75%であった。
次に1時間かけて160 ℃に昇温し、クメンハイドロ
パーオキサイド(160”Cにおける半減期4.6時間
)0.12部をアクリル敵2エチルヘキシルエステル1
o部及びアクリル酸ブチルエステル10部よシなる混合
液に溶解して、滴下ロートより滴下し、反応系内の温度
を158〜160℃に保って8時間重合して感圧性接着
剤を得た。得られた接着剤の物性を測雉し結果を814
1表に示した。なお溶融粘度は190’cで6111定
した。
得られた接着剤をファウンティダイコーターに供給し、
シリコーン処理した離型紙に190℃で557の厚さに
塗布し、不織布の両面に転22− 写して両面粘着テープを得、次いて電子線を2.07ガ
ランド照射して架橋両面粘着テープを得た。
得られた両面粘着テープ及び架橋両面粘着テープの物性
を測定し結果を第1表に示した。
(以下余白) 第   1   表 特許出願人 積水化学工業株式会社 代表者藤沼基利

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 アクリル酸エステルもしくはメタクリル酸エステ
    ルを主体とする単量体混合物100重量部に、70℃に
    おける半減期が0.1〜1000時間であシ、かつ重合
    初期温度における半減期が01〜5時間であるラジカル
    重合開始剤をo、o o o o s〜0.5重量部添
    加し、40〜120℃で重合率30〜90チまで塊状重
    合する第1段階と70℃における半減期が1000時間
    より長くかつ重合初期温度における半減期が2時間以上
    であるラジカル重合開始剤を0.0001〜1重量部添
    加し第1段階より高くかつ100〜200℃の温度で塊
    状重合する第2段階とよりなる重量子均分子葉が10万
    〜60万のアクリル系感圧性接着剤の製造方法。 λ−単量体混合物が (1)  一般式CH2= CR1C00R2(式中、
    R1け水素又はメチル基であり、R2はR1が水素のと
    きは炭素数が4〜18のアルキル基であり、R1がメチ
    ル基のときは炭素数が8〜18のアA・キル基である。 )で表わされるアクリル酸エステルもしくはメタクリル
    酸エステル70〜99.3重量%、 (2)  アクリル酸もしくはメタクリル酸0.5〜1
    5重量%、及び (3)  スチレンもしくはα−メチルスチレン0.2
    〜5重搦チ よりなる混合物である特許請求の範囲第1項記載の製造
    方法。
JP18570981A 1981-11-18 1981-11-18 アクリル系感圧性接着剤の製造方法 Granted JPS5887171A (ja)

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