JPS585646Y2 - キャリアの支持脚 - Google Patents

キャリアの支持脚

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JPS585646Y2
JPS585646Y2 JP1979078655U JP7865579U JPS585646Y2 JP S585646 Y2 JPS585646 Y2 JP S585646Y2 JP 1979078655 U JP1979078655 U JP 1979078655U JP 7865579 U JP7865579 U JP 7865579U JP S585646 Y2 JPS585646 Y2 JP S585646Y2
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JP
Japan
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support leg
support
hole
carrier
locking piece
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JP1979078655U
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JPS55178440U (ja
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厚生 藤原
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、あらゆる車種の車に適用できると共に盗難を
防止することのできるキャリアの支持脚に関するもので
ある。
従来のキャリアの支持脚は、例えば第1図に示したよう
に、支持脚本体1の下部2を、自動車の屋根3の両側部
に形成した雨樋4に挿入し、別途に用意した取付部材5
と支持脚1とをボルト6で締付けることによって、これ
らが雨樋4を挾持して、キャリア全体を車体に固定する
構成のものが盤用されている。
しかし、車種によって、雨樋の形状や位置は自動車のデ
ザインに応じて多様化し、キャリアも車種に応じて取替
える必要があって不便が生しており、更に近時に至って
は、雨樋を持たない車種の出現によって、キャリアを上
記のような支持脚の構成ではキャリアの固定ができない
訳である。
また、特公昭39−292521号公報や米国特許第2
919841号においては、雨樋の外側に帯金の端部を
引掛け、帯金と脚部とをネジで固定、即ちキャリアを車
体の両側へ引っ張るようにして固定する型式のものも見
受けられるが、このタイプのキャリアでは、雨樋の形状
の変化に対応できるものの、車体の屋根に固定しようと
すると、キャリアは左右の引っ張り力の均衡によって固
定されるため、キャリアを車体の中央にうまく安定させ
るためには、左右両側から均等にネジを締付ける必要が
あり、取付は作業がめんどうとなる。
そこで、この取付は作業を容易にするために、米国特許
第2833453号では、上記ネジをハンドル式にして
、ハンドルと脚部とに南京錠の連環を掛けてその逆転を
防止すると共に盗難をも防止したキャリアが提案されて
いる。
しかしながら、車体の両側へ引っ張り力を与えてキャリ
アを固定する方式を採用する限り、キャノアに荷量がか
かると、その荷重は、脚部が引っ張られている方向にか
かり、帯金等にゆるみが生ずることは否めない。
また、盗難防止に南京錠を用いた場合には、体裁も悪く
、連環の径の大きさだけ遊びが生じて締付が不十分とな
す、シかも自動車の走行中に揺動音を発するため、ドラ
イバーの運転条件を悪くすることになる。
本考案は、これらの問題点を一挙に解決することを目的
としたもので゛ある。
この技術課題を解決するために、本考案では、本体パイ
プの両端部にボルト等によって固定した支持脚と車体と
を係止片によって固定するようにしたキャリアにおいて
、支持脚の下部側面に長孔及び透孔を穿設し、長孔には
、中央部を下方へやや屈曲し、外方端に係止部を形成し
、内方端には立上り壁及びこれと鈍角に傾斜壁を連設し
た係止片を遊挿し、透孔を貫通させたネジで立上り壁を
支持脚下部内方に設けた支え板で着脱可能に固定すると
共に、透孔の近傍に透孔遮断装置を取付けたことを技術
的手段としたものである。
この技術的手段によれば、あらかじめ透孔の遮蔽を解除
しておき、係止片を支持脚の長孔へ挿入し、係止片の係
止部を車体の雨樋やルーフエツジに係止せしめた後、支
持脚の外側から透孔を貫通させてネジを締め付けると、
係止片は支え板に引寄せられる。
このとき、傾斜壁は支え板の頭部に接しているため、係
止片が支え板に引寄せられるにつれて、支持脚を下向き
に押圧して屋根に押付け、キャリアは強固に固定される
キャリアが、下向きに押付けられて固定される結果、キ
ャリアを、車体の左右へ引っ張って固定する形式のもの
とは異なって、ネジ等の締付は具合によってキャリアが
ずれることがないために、片方ずつ1人で順番に支持脚
を固定することができる。
また、キャリアに掛る荷重も支持脚の下に向って掛るた
め、走行中に係止片がゆがむこともあり得ない。
また、キャリア係止片は、支持脚に遊挿しであるため、
容易に抜きとることができ、車種に応じて形状を変えた
係止片を選択使用することができる。
更に、キャリアを固定した後、遮蔽板で透孔を閉塞して
ロックしてしまえば、ネジが回動不能となり、盗難を防
止することができるのである。
以下図面に示した実施例に基づいて本考案を説明する。
図面において、11は支持脚で、第2図に示したように
、その上部12はキャリアの本体パイプPの両外方部下
側に固定してあり、下部13は車体の屋根35上に位置
するようになっている。
14は支持脚11の下部側面に穿設した長孔で、後述す
る係止片20が遊挿できるようにしである。
15.16は支持脚11の下部側面の前後で内方に向っ
て突設した壁で、前後壁15.16間には、貫通孔18
を設けた支え板17が横設しである。
係止片20は、その中央部21を下方へやや屈曲してあ
り、これに連続する外方端には係止部22を形式しであ
る。
係止片20の内方端には貫通孔24を設けた立上り壁2
5とこれと鈍角をもって連設した傾斜壁25が形式して
あり、傾斜壁25の下面は、支え板17の頭部と接して
いる。
30は支持脚11の下部側面に、長孔14より上部の位
置で穿設した透孔である。
31は支持脚11の下部側面に、透孔30の近傍(本実
施例では透孔の上部)に固定した遮蔽装置で、該装置か
ら、支持脚11の内方へ突出したピン32とこれに一端
を固定した遮蔽板33とから成り、図示しないキイーを
遮蔽装置31に差込んで回転すると、遮蔽板33がピン
32を中心として回動し、閉の位置でキイーを抜取ると
、遮蔽板33が透孔30を遮蔽した状態で固定できるよ
うにしである。
このように構成した支持脚を用いたキャリアを車体に固
定する場合は、まず、キイーを用いて遮蔽板33が透孔
30を遮蔽しない状態にしておき、係止片20を長孔1
4に挿通して、透孔30からネジ26を挿入して、立上
り壁の貫通孔24及び支え板の貫通孔を順次貫通させ、
透孔30にドライバーを挿通してネジ26とナツト27
とを締着して支え板17と係止片とを仮止めする。
この場合、ナツト27に替えて、支え板の貫通孔18に
雌ネジを形式しておいても良い。
次に支持脚11をゴムなどから成る保護部材28を介し
て車体の屋根35上に位置せしめ、係止片20の屈曲部
22を上記と同様な保護部材29を介して雨樋36に係
止させた後、ネジ26を締めつけてキャリアを固定する
そこで、また遮蔽装置31にキイーを差込み遮蓋板33
で透孔30を遮蔽すると、キャリアは取外せなくなる。
雨樋の形状が相違する場合や、雨樋の高さが相違する場
合には、夫々適応する係止片を選択すれば良く、また雨
樋のない車体に対しては、第6図に示したように、係止
部22をルーフエツジ37に係止する形式の係止片を選
択すれば良い。
以上のように、本考案に係る支持脚を用いたキャリアは
、単に係止片を取替えるだけでどのような車種に対して
も適用することが可能となる。
また、支持脚11は、従来のキャリアに比較して、ボル
トやネジその他の細い取付部材が外部に露出しないため
に、スマートな形となり、袖を引掛けたり、頭を打って
ケガをすることもない。
更に、締付部分が支持脚11の内側に位置するために、
特に停車中には雨が直接かからず、錆の発生する機会も
それだけ少なくなる。
尚、キャリアを車体に取付けて、透孔30を遮蔽板33
で遮蔽しておけば、透孔30にドライバー等を差入れて
ネジ26を抜取ることが不可能となり、盗難防止効果は
大きい。
また、第一の実施例においては、支持脚11は第3図及
び第5図に示したように断面が全長に亙ってコ字形とな
っているが、荷重に耐えるものであれば、全長に亙って
コ字状とする必要はなく、下部13のみに側壁を突設し
たものであっても良い。
更に、第7図に示したように、前後壁15.16を突設
すると共に、支持脚11の下端部を内方へ屈折し、更に
立上り部17を形成し、これを支え板としても良い。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のキャリアの支持脚の概略図である。 第2図乃至第6図は本考案の実施例を示すもので、第2
図はキャリアの正面図、第3図は支持脚の一部を切り欠
いた正面図、第4図はキャリアの右側面図、第5図は第
2図におけるx−x’断面図、第6図は他の実施例にお
ける取付片の断面図、第7図は他の実施例における支持
脚の断面図である。 11・・・・・・支持脚、14・・・・・・長孔、15
.16・・・・・・側壁、17・・・・・・支え板、2
0・・・・・・係止片、22・・・・・・係止部、23
・・・・・・立上り壁、25・・・・・・傾斜壁、30
・・・・・・透孔、31・・・・・・遮蔽装置、33・
・・・・・遮蔽板。

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)本体パイプの両端部にボルト等によって固定した
    支持脚と車体とを係止片によって固定するようにしたキ
    ャリアにおいて、支持脚の下部側面に長孔及び透孔を穿
    設し、長孔には、中央部を下方へやや屈曲し、外方端に
    係止部を形成し、内方端には立上り壁及びこれと鈍角に
    傾斜壁を連設した係止片を遊挿し、透孔を貫通させたネ
    ジで立上り壁を支持脚下部内方に設けた支え板に着脱可
    能に固定すると共に、透孔の近傍に透孔遮蔽装置を取付
    けたことを特徴とするキャリアの支持脚。
  2. (2)支持脚下部に内方に向って前後壁を突設し前後壁
    間に支え板を横設したことを特徴とする実用新案登録請
    求範囲第1項記載の支持脚。
  3. (3)支持脚下部に内方に向って前後壁を突設すると共
    に支持脚下端部を内方へ屈折してこれに立上り部を形成
    し、これを支え板としたことを特徴とする実用新案登録
    請求範囲第1項記載の支持脚。
  4. (4)ナツトに替えて支え板に雌ネジを形成したことを
    特徴とする実用新案登録請求範囲第1項乃至第3項のい
    ずれかに記載の支持脚。
  5. (5)係止片の係止部を雨樋に係止させることを特徴と
    する実用新案登録請求範囲第1項乃至第4項のいずれか
    に記載の支持脚。
  6. (6)係止片の係止部をルーフエツジに係止させること
    を特徴とする実用新案登録請求範囲第1項乃至第4項の
    いずれかに記載の支持脚。
JP1979078655U 1979-06-09 1979-06-09 キャリアの支持脚 Expired JPS585646Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS55178440U JPS55178440U (ja) 1980-12-22
JPS585646Y2 true JPS585646Y2 (ja) 1983-01-31

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ID=29312105

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2833453A (en) * 1956-04-05 1958-05-06 Henry J Barreca Utility racks
US2919841A (en) * 1957-12-02 1960-01-05 Frederick A Helm Car top carrier

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2833453A (en) * 1956-04-05 1958-05-06 Henry J Barreca Utility racks
US2919841A (en) * 1957-12-02 1960-01-05 Frederick A Helm Car top carrier

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JPS55178440U (ja) 1980-12-22

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