JPS5855677Y2 - 巻き込み防止治具 - Google Patents
巻き込み防止治具Info
- Publication number
- JPS5855677Y2 JPS5855677Y2 JP11442479U JP11442479U JPS5855677Y2 JP S5855677 Y2 JPS5855677 Y2 JP S5855677Y2 JP 11442479 U JP11442479 U JP 11442479U JP 11442479 U JP11442479 U JP 11442479U JP S5855677 Y2 JPS5855677 Y2 JP S5855677Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inner layer
- layer material
- jig
- prevention jig
- entanglement prevention
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Framework For Endless Conveyors (AREA)
- Rollers For Roller Conveyors For Transfer (AREA)
- Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
- Attitude Control For Articles On Conveyors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は多層プリント配線板の内層材の製造時に使用す
る巻き込み防止治具に関する。
る巻き込み防止治具に関する。
従来より通信用などの電子機器には、部品の搭載とそれ
らの部品間の高密度な配線を効率良く行なうために多層
プリント配線板が用いられている。
らの部品間の高密度な配線を効率良く行なうために多層
プリント配線板が用いられている。
この多層プリント配線板は予め導体の配線パターンが形
成された複数枚の外層材と内層材とを接着用のプリプレ
グを挾んで積み重ね、加圧しながら加熱して一体化した
ものである。
成された複数枚の外層材と内層材とを接着用のプリプレ
グを挾んで積み重ね、加圧しながら加熱して一体化した
ものである。
このような多層プリント配線板において最近は益々配線
の高密度化が進み、その積層枚数が増加している。
の高密度化が進み、その積層枚数が増加している。
ところが積層後の厚さを従来と同様にするため各内層材
の厚さを薄くする必要が生じ、現在０．１ｍｍ以下のも
のも使用されるようになって来ている。
の厚さを薄くする必要が生じ、現在０．１ｍｍ以下のも
のも使用されるようになって来ている。
そのため、内層材に配線パターンを形成する製造工程に
おいて次の如き不具合が生じている。
おいて次の如き不具合が生じている。
即ち内層材に予めはり付けられた銅箔をホトエツチング
法により配線パターンを形成する場合、第１図に示す如
く内層材１の表裏面に洗浄用の水やエツチング液を吹き
つける必要からローラコンベア２上を移動させながら処
理を行なっている。
法により配線パターンを形成する場合、第１図に示す如
く内層材１の表裏面に洗浄用の水やエツチング液を吹き
つける必要からローラコンベア２上を移動させながら処
理を行なっている。
そのため厚さの薄い内層材１はノズル３から噴射される
液の力や、表面に溜った液の重さにより図の如く端部が
たれ下り矢印Ｐの如くコンベア２に巻き込まれる不具合
が生ずる。
液の力や、表面に溜った液の重さにより図の如く端部が
たれ下り矢印Ｐの如くコンベア２に巻き込まれる不具合
が生ずる。
特にエツチング時には表面の銅の大部分が溶解除去され
るため剛性が減少して自重でもたれ下るようになる。
るため剛性が減少して自重でもたれ下るようになる。
本考案はこの不具合を防止するために案出されたもので
ある。
ある。
このため本考案においては、多層プリント配線板の内層
材の洗浄あるいはエツチング等の処理をローラコンベア
上で行なう場合に使用する巻き込み防止治具であって、
樹脂材をＬ字形に形威し、その２辺の内側に前記内層材
の厚さにほぼ等しい幅の溝を設けて成ることを特徴とす
るものである。
材の洗浄あるいはエツチング等の処理をローラコンベア
上で行なう場合に使用する巻き込み防止治具であって、
樹脂材をＬ字形に形威し、その２辺の内側に前記内層材
の厚さにほぼ等しい幅の溝を設けて成ることを特徴とす
るものである。
以下添付図面に基づいて本考案の実施例につき詳細に説
明する。
明する。
第２図に実施例の平面図を示し、第３図に側面図を示す
。
。
この巻き込み防止治具４は例えばアクノル樹脂、塩化ビ
ニール樹脂等の樹脂にて形成したものであって、その形
状はＬ字形をなし、その２辺の内側に内層材の厚さにほ
ぼ等しい幅のＷの溝５を設けたものである。
ニール樹脂等の樹脂にて形成したものであって、その形
状はＬ字形をなし、その２辺の内側に内層材の厚さにほ
ぼ等しい幅のＷの溝５を設けたものである。
この治具４の大きさは例えば使用する内層材の一辺の長
さが２５０ ｍｍ程度であれば治具４の各辺の長さｌは
１００ｍｍ程度でよい。
さが２５０ ｍｍ程度であれば治具４の各辺の長さｌは
１００ｍｍ程度でよい。
またこの治具４は樹脂にて１体にモールドされたもので
も良く、あるいは樹脂板より２個のＬ字形部材を形成し
、内層材の厚さと等しいスペーサを挾んで接着したもの
でも良い。
も良く、あるいは樹脂板より２個のＬ字形部材を形成し
、内層材の厚さと等しいスペーサを挾んで接着したもの
でも良い。
このように形成された本考案の巻き込み防止治具は第４
図に示す如く内層材６の隅部を治具４の溝に挿入して用
いられる。
図に示す如く内層材６の隅部を治具４の溝に挿入して用
いられる。
このように治具４を装着した内層材の端部はその剛性が
増加するためローラ間にたれ下るようなことはない。
増加するためローラ間にたれ下るようなことはない。
なお図は内層材６が矢印Ｑ方向に進行する場合の使用例
であるが、内層材の大きさ進行方向（往復移動）等によ
り適宜隅部の１乃至４個所に使用すると良い。
であるが、内層材の大きさ進行方向（往復移動）等によ
り適宜隅部の１乃至４個所に使用すると良い。
以上説明した如く本考案の巻き込み防止治具はＬ字形に
形成した樹脂材に内層材を挿入しうる溝を設けることに
よりその溝に内層材を挿入して端部の剛性を増し、ロー
ラコンベアへの巻き込みを防止し、内層材の製造歩留り
の向上に寄与するものである。
形成した樹脂材に内層材を挿入しうる溝を設けることに
よりその溝に内層材を挿入して端部の剛性を増し、ロー
ラコンベアへの巻き込みを防止し、内層材の製造歩留り
の向上に寄与するものである。
第１図は多層プリント配線板の内層材の洗浄・エツチン
グ工程の従来方法の説明図、第２図は本考案にかかる実
施例の巻き込み防止治具の平面図、第３図はその側面図
、第４図はその使用例の説明図で゛ある。 ４・・・・・・巻き込み防止治具、５・・・・・・溝、
６・・・・・・内層材。
グ工程の従来方法の説明図、第２図は本考案にかかる実
施例の巻き込み防止治具の平面図、第３図はその側面図
、第４図はその使用例の説明図で゛ある。 ４・・・・・・巻き込み防止治具、５・・・・・・溝、
６・・・・・・内層材。
Claims (1)
- 多層プリント配線板の内層材の洗浄あるいはエツチング
等の処理をローラコンベア上で行なう場合に使用する巻
き込み防止治具であって、樹脂材をＬ字形に形威し、そ
の２辺の内側に前記内層材の厚さにほぼ等しい幅の溝を
設けて戊ることを特徴とする巻き込み防止治具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11442479U JPS5855677Y2 (ja) | 1979-08-22 | 1979-08-22 | 巻き込み防止治具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11442479U JPS5855677Y2 (ja) | 1979-08-22 | 1979-08-22 | 巻き込み防止治具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5632487U JPS5632487U (ja) | 1981-03-30 |
| JPS5855677Y2 true JPS5855677Y2 (ja) | 1983-12-20 |
Family
ID=29346673
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11442479U Expired JPS5855677Y2 (ja) | 1979-08-22 | 1979-08-22 | 巻き込み防止治具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5855677Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6130020U (ja) * | 1984-07-24 | 1986-02-22 | 瑞恵 栗山 | 防水防寒作業手袋 |
-
1979
- 1979-08-22 JP JP11442479U patent/JPS5855677Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5632487U (ja) | 1981-03-30 |
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