JPS5850029Y2 - 車両用ドアハンドル装置 - Google Patents
車両用ドアハンドル装置Info
- Publication number
- JPS5850029Y2 JPS5850029Y2 JP1979116805U JP11680579U JPS5850029Y2 JP S5850029 Y2 JPS5850029 Y2 JP S5850029Y2 JP 1979116805 U JP1979116805 U JP 1979116805U JP 11680579 U JP11680579 U JP 11680579U JP S5850029 Y2 JPS5850029 Y2 JP S5850029Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bundle
- main body
- door
- base
- parts
- Prior art date
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- Expired
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- Lock And Its Accessories (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、ドアパネルに固着されるバンドルベースの凹
陥部に収納され且つ揺動自在に枢支されるバンドル主体
を有し、該バンドル主体をドアロック装置に連繋して、
そのバンドル主体の揺動によりドアを開放可能とする車
両用ドアバンドル装置に係り、特にその簡易式組立て構
造の改良に関するものである。
陥部に収納され且つ揺動自在に枢支されるバンドル主体
を有し、該バンドル主体をドアロック装置に連繋して、
そのバンドル主体の揺動によりドアを開放可能とする車
両用ドアバンドル装置に係り、特にその簡易式組立て構
造の改良に関するものである。
従来の車両用ドアバンドル装置は第1図に示す如く、バ
ンドル主体1の両側に形成した軸部2を押圧するだけで
嵌着可能とするため、略々U字状に形成された軸受部3
をバンドルベース4背部の両側に配設していた。
ンドル主体1の両側に形成した軸部2を押圧するだけで
嵌着可能とするため、略々U字状に形成された軸受部3
をバンドルベース4背部の両側に配設していた。
また、組立の際にはバンドルベース4に形成した開口部
5の裏側がらバンドル主体1の把手部を挿通し、前記軸
部2と前記軸受部3とを押圧して嵌合せしめるだけの簡
易式組立て構造を採用していた。
5の裏側がらバンドル主体1の把手部を挿通し、前記軸
部2と前記軸受部3とを押圧して嵌合せしめるだけの簡
易式組立て構造を採用していた。
尚、このバンドル装置は本考案と同一出願人によって出
願申請中であり、部品点数が少く、且つ組立て工数が少
い点ではこれはこれで好ましいものである。
願申請中であり、部品点数が少く、且つ組立て工数が少
い点ではこれはこれで好ましいものである。
しかしながら、この様な前記開口部の大きさにあっては
把手部を挿入するに足りる大きさが必要となるので組立
状態で前記開口部分を見るとレバ一部11の両側部分が
大幅な隙間となっている。
把手部を挿入するに足りる大きさが必要となるので組立
状態で前記開口部分を見るとレバ一部11の両側部分が
大幅な隙間となっている。
従って、バンドル主体を操作した際にドアバンドル装置
の側面矢示方向Aから前記開口部を見ると、レバ一部の
両側部分の大幅な隙間が顕著に現われてくるものであっ
た。
の側面矢示方向Aから前記開口部を見ると、レバ一部の
両側部分の大幅な隙間が顕著に現われてくるものであっ
た。
また、この様なドアバンドル装置を車両用ドアに装備す
るならば上述の如き隙間によって外観が損なわれること
はもちろんのこと、外気やほこりが車内に侵入し易く、
又冷暖房の空調効率が悪くなる等の問題があった。
るならば上述の如き隙間によって外観が損なわれること
はもちろんのこと、外気やほこりが車内に侵入し易く、
又冷暖房の空調効率が悪くなる等の問題があった。
本考案の目的とするところは、箱形バンドルベースの凹
陥部上方からバンドル主体を押圧嵌合式に簡単に組込め
る構造にすると共に、バンドルベース上に設けた開口部
を小さくしてデザイン及び密封性を向上する車両用ドア
バンドル装置を提供することである。
陥部上方からバンドル主体を押圧嵌合式に簡単に組込め
る構造にすると共に、バンドルベース上に設けた開口部
を小さくしてデザイン及び密封性を向上する車両用ドア
バンドル装置を提供することである。
以下、その実施例を第2図及び第3図に基いて説明する
。
。
10はハンドル主体であり、レバ一部11と枢着部12
.12と基部13と把手部14とを有し更に、前記レバ
一部11の端部にはドアロック装置のリンク6を連結す
るための孔15を有しており、夫々が一体的に形成され
ている。
.12と基部13と把手部14とを有し更に、前記レバ
一部11の端部にはドアロック装置のリンク6を連結す
るための孔15を有しており、夫々が一体的に形成され
ている。
また20は、ドアに対して陥没状に取付けるために一方
が開放している箱形ハンドルベースであり、前記把手部
14を収納可能とする凹陥部21と被枢着部23 、2
3と底面24と前記レバ一部11が挿通する開口部25
とビス孔26とを一体的に形成している。
が開放している箱形ハンドルベースであり、前記把手部
14を収納可能とする凹陥部21と被枢着部23 、2
3と底面24と前記レバ一部11が挿通する開口部25
とビス孔26とを一体的に形成している。
前記枢着部12.12及び前記被枢着部23.23を第
4図に基づき詳述すると、前記枢着部12.12はハン
ドル主体10の基部13下方向外側両面の所定位置にあ
って、レバ一部11と同じ方向に突出する脚部12 a
、2 aと横方向に穿設した軸受部12b、12bと
を有し、他方、前記被枢着部23.23はハンドルベー
ス20の内側両側面22.22の所定位置にあって、お
互いに対向して突出している一対の軸部23a、23a
を有する。
4図に基づき詳述すると、前記枢着部12.12はハン
ドル主体10の基部13下方向外側両面の所定位置にあ
って、レバ一部11と同じ方向に突出する脚部12 a
、2 aと横方向に穿設した軸受部12b、12bと
を有し、他方、前記被枢着部23.23はハンドルベー
ス20の内側両側面22.22の所定位置にあって、お
互いに対向して突出している一対の軸部23a、23a
を有する。
その上、前記脚部12 a 、12 a外側の端面及び
前記軸部23 a 、23 aの端面には外側上方向に
向って傾斜した面取部12C,12C。
前記軸部23 a 、23 aの端面には外側上方向に
向って傾斜した面取部12C,12C。
23 b 、23 bを有する。
尚、この場合のハンドル主体10の枢着部12.12と
しては軸受部12b、12bが形成され、他方のハンド
ルベース20の被枢着部23.23としては軸部23
a 、23 aが形成されているが、これとは逆に第5
図に示す如く、ハンドル主体10(7)枢着部12.1
2として軸部23 a’、23 a’を、また、マント
ルベース20の被枢着部23.23として軸受部12
a’、12 a’を形成しても好ましいことはもちろん
である。
しては軸受部12b、12bが形成され、他方のハンド
ルベース20の被枢着部23.23としては軸部23
a 、23 aが形成されているが、これとは逆に第5
図に示す如く、ハンドル主体10(7)枢着部12.1
2として軸部23 a’、23 a’を、また、マント
ルベース20の被枢着部23.23として軸受部12
a’、12 a’を形成しても好ましいことはもちろん
である。
つぎに、ドアハンドル装置を組立てる場合は前記レバ一
部11を前記開口部25に挿入しながら、脚部12 a
、12 aを軸部23 a 、23 aの面取部23
b、23bに沿って押込めば良い。
部11を前記開口部25に挿入しながら、脚部12 a
、12 aを軸部23 a 、23 aの面取部23
b、23bに沿って押込めば良い。
即ち、脚部12a。12 aの面取部12 C,12C
と軸部23 a 、23 aの面取部23 b 、23
bが当接した後、押し込みに伴なって側面22.22
及び脚部12 a 、12 aの一方もしくは両方が外
側もしくは内側に弾力的に変形するが、軸受部12 b
、12 bが軸部23 a 、23 aと対応する位
置に来た時、前述の弾性変形量が復元するので簡単に枢
着状態に組立てることが出来るものである。
と軸部23 a 、23 aの面取部23 b 、23
bが当接した後、押し込みに伴なって側面22.22
及び脚部12 a 、12 aの一方もしくは両方が外
側もしくは内側に弾力的に変形するが、軸受部12 b
、12 bが軸部23 a 、23 aと対応する位
置に来た時、前述の弾性変形量が復元するので簡単に枢
着状態に組立てることが出来るものである。
この様にして枢着されたノ\ンドル装置30を車両用ド
アに取付ける場合には第3図に示す如く、ビス等の締結
手段を前記ビス孔26に挿通してドア内板に螺着すれば
良い。
アに取付ける場合には第3図に示す如く、ビス等の締結
手段を前記ビス孔26に挿通してドア内板に螺着すれば
良い。
更に、ドアロック装置と連結するには、矢示B方向に付
勢されているリンク6を前記レバ一部11の孔15に係
止させれば良い。
勢されているリンク6を前記レバ一部11の孔15に係
止させれば良い。
従って、把手部14を矢示C方向に回動した後でその回
動力を解除してやれば把手部14は、自動的に矢示り方
向に回動してハンドルベース20内のもとの位置に収納
されるものである。
動力を解除してやれば把手部14は、自動的に矢示り方
向に回動してハンドルベース20内のもとの位置に収納
されるものである。
また、前述の様にして車両用ドアに取付けられたドアハ
ンドル装置のハンドル主体10を回動操作する場合に、
前記枢着部12.12に作用する負荷について説明する
と、回動始めはドアロック装置を操作するに足りる負荷
だけが前記枢着部12.12に作用するのでその時の負
荷は比較的小さい。
ンドル装置のハンドル主体10を回動操作する場合に、
前記枢着部12.12に作用する負荷について説明する
と、回動始めはドアロック装置を操作するに足りる負荷
だけが前記枢着部12.12に作用するのでその時の負
荷は比較的小さい。
しかし、ハンドル主体10を持ってドアーの開閉操作を
する様な操作を行った場合には、ノ入ンドル主体10の
回動ストローク完了後、前記枢着部12゜12にはドア
ー全体の非常に大きな衝撃負荷が作用する。
する様な操作を行った場合には、ノ入ンドル主体10の
回動ストローク完了後、前記枢着部12゜12にはドア
ー全体の非常に大きな衝撃負荷が作用する。
車両用ドアハンドル装置はこの様な過負荷強度に耐えね
ばならない機能部品であるので、材料は出来るだけ樹脂
に於いても硬質材料を使用するのが望ましく、構造的に
も剛性の要求からノ\ンドル主体10の組み込む際の側
面22.22及び脚部12 a 、12 aの弾性変形
量即ち前記枢着部12.12の掛り代は少なくなるのが
実状である。
ばならない機能部品であるので、材料は出来るだけ樹脂
に於いても硬質材料を使用するのが望ましく、構造的に
も剛性の要求からノ\ンドル主体10の組み込む際の側
面22.22及び脚部12 a 、12 aの弾性変形
量即ち前記枢着部12.12の掛り代は少なくなるのが
実状である。
従って本考案の実施例にあっては、前述の如き操作負荷
の変形に対応すべく、ハンドル主体10の脚部12a。
の変形に対応すべく、ハンドル主体10の脚部12a。
12 a外側の端面及び前記軸部23 a 、23 a
の端面に外側上方向に向って傾斜した面取部12 C,
12C,23b 、23 bを設け、ハンドル主体10
の枢着強度を左右する掛かり代面積がハンドル主体10
の操作回動量に応じて増加する様に構成されている。
の端面に外側上方向に向って傾斜した面取部12 C,
12C,23b 、23 bを設け、ハンドル主体10
の枢着強度を左右する掛かり代面積がハンドル主体10
の操作回動量に応じて増加する様に構成されている。
また、車両用ドアにハンドル装置を前述の如く取付けた
状態での前記開口部25は、挿通レバ一部11を許容す
るだけの大きさで良いから開口部25の大きさは小さく
なりレバ一部11と開口部25との隙間も小さくなる。
状態での前記開口部25は、挿通レバ一部11を許容す
るだけの大きさで良いから開口部25の大きさは小さく
なりレバ一部11と開口部25との隙間も小さくなる。
その上、開口部25が基部13の下側に配置されている
ので従来の取付構造に比べてはるかに隙間が見えにくい
構造となってい。
ので従来の取付構造に比べてはるかに隙間が見えにくい
構造となってい。
尚、ハンドル主体を一方向(第3図に於ける矢示B方向
)に付勢するために必要とするバネ部材をハンドル装置
内に取付けるかどうかは設計上の都合で任意に選択し得
る問題であって、即ち、前述の実施例では前記バネ部材
をドアロック装置内に設ける場合もしくは前記バネ部材
を連結リンク6自体に一本化する場合等であって、この
様な条件では前記バネ部材をバンドル装置内に取付ける
必要性がないことは当然である。
)に付勢するために必要とするバネ部材をハンドル装置
内に取付けるかどうかは設計上の都合で任意に選択し得
る問題であって、即ち、前述の実施例では前記バネ部材
をドアロック装置内に設ける場合もしくは前記バネ部材
を連結リンク6自体に一本化する場合等であって、この
様な条件では前記バネ部材をバンドル装置内に取付ける
必要性がないことは当然である。
これに対して以下の実施例では、前記バネ部材をバンド
ル装置内に組込む場合について説明する。
ル装置内に組込む場合について説明する。
第5図と第6図とに於て、40はコイルバネでU字形脚
部41の両側にコイル部42.42を更にそのコイル部
42.42の片側に脚部43.43を夫々形成している
。
部41の両側にコイル部42.42を更にそのコイル部
42.42の片側に脚部43.43を夫々形成している
。
また、27,27は前記脚部43.43を挿入して掛止
するために設けた孔である。
するために設けた孔である。
また、13aは基部13上に形成した一対の凹部で、2
4 aは底面24上に形成した一対の凹部である。
4 aは底面24上に形成した一対の凹部である。
その凹部13a。24 aはバンドルベース20に対し
バンドル主体10を枢支する軸線、即ち一対の軸部23
a’、23 a’を結ぶ軸線を中心に円弧状に形成さ
れており、同時に前記コイルバネ40のコイル部42.
42の外径とほぼ一致する様に形成されたものである。
バンドル主体10を枢支する軸線、即ち一対の軸部23
a’、23 a’を結ぶ軸線を中心に円弧状に形成さ
れており、同時に前記コイルバネ40のコイル部42.
42の外径とほぼ一致する様に形成されたものである。
また、50は前記一対の凹部13 a 、24 aによ
って形成される円筒状のバネ収納部である。
って形成される円筒状のバネ収納部である。
組立てるにはまずコイルバネ40の脚部43.43をバ
ンドルベース20の孔27 、27に掛止した後でバン
ドルベース20の凹部24 a内にコイルバネ40を乗
せ、つぎにバンドル主体10のレバ一部11側面をU字
形脚部41に当接させて所定の無負荷状態にセットする
。
ンドルベース20の孔27 、27に掛止した後でバン
ドルベース20の凹部24 a内にコイルバネ40を乗
せ、つぎにバンドル主体10のレバ一部11側面をU字
形脚部41に当接させて所定の無負荷状態にセットする
。
この時、前記一対の凹部13 a 、24 aは嵌着ま
での押し込みストローク量に相当する隙間を持って対向
し、楕円状のバネ収納断面を形成している。
での押し込みストローク量に相当する隙間を持って対向
し、楕円状のバネ収納断面を形成している。
更に前述と同様側面22.22及び脚部12 a 、1
2 aの弾性変形抵抗に抗してバンドル主体10を押し
込み組み付けられる。
2 aの弾性変形抵抗に抗してバンドル主体10を押し
込み組み付けられる。
この際押し込み途中のコイルバネ40は、内径が支持さ
れていないため負荷発生と共に前記楕円状バネ収納部の
中を遊動するが、前記隙間はコイル部42.42の外径
に比べてはるかに小さいので脱落する様なことはなく安
定的に保持されている。
れていないため負荷発生と共に前記楕円状バネ収納部の
中を遊動するが、前記隙間はコイル部42.42の外径
に比べてはるかに小さいので脱落する様なことはなく安
定的に保持されている。
従ってコイルバネ40はバンドルベース20の凹部24
aに乗せるだけで、その後は前記実施例と同様の組付
は作業性が得られ、組み付けると前記凹部13 a 、
24 aで形成されるバネ収納部50の断面は円状とな
って、コイル部42の外径に適合するので遊動はなく、
安定した付勢力をバンドル主体10に与えている。
aに乗せるだけで、その後は前記実施例と同様の組付
は作業性が得られ、組み付けると前記凹部13 a 、
24 aで形成されるバネ収納部50の断面は円状とな
って、コイル部42の外径に適合するので遊動はなく、
安定した付勢力をバンドル主体10に与えている。
尚、バンドル主体10の回動時に於ても円状のバネ収納
部50の断面形状は変わらず、枢支点を中心としてコイ
ル部42の外周を摺動するもので安定した付勢力を維持
している。
部50の断面形状は変わらず、枢支点を中心としてコイ
ル部42の外周を摺動するもので安定した付勢力を維持
している。
また、第7図に示す如く、コイルバネ40’の取り付は
方はその形状に応じて変更し得ることは勿論である。
方はその形状に応じて変更し得ることは勿論である。
コイル部42′の両端に脚部41’、43’を有するも
ので、一端脚部41′をバンドルベース20の底面突出
部に設けた横孔27′に掛止し、他端脚部43′をバン
ドル主体10のレバ一部11に係止して取り付けられる
。
ので、一端脚部41′をバンドルベース20の底面突出
部に設けた横孔27′に掛止し、他端脚部43′をバン
ドル主体10のレバ一部11に係止して取り付けられる
。
これは前述したコイルバネ形状に比し、製作上自動加工
が容易で低コストであるので、バンドル主体10に作用
する付勢力のアンバランスが実用上さしつかえない場合
に使用すると良い。
が容易で低コストであるので、バンドル主体10に作用
する付勢力のアンバランスが実用上さしつかえない場合
に使用すると良い。
以上説明して来たように本考案はバンドル主体の両側に
それぞれ枢着部を形成すると共に、該枢着部と対応する
位置にバンドルベースの被枢着部を形成して、該バンド
ル主体をバンドルベースの凹陥部上方より押圧嵌合方式
でバンドルベースに組込む様にした簡易式組立構造であ
り、且つ前記凹陥部の底面にバンドル主体のレバ一部が
挿通するに足る開口部を設けたことを特徴とするので、
従来の如き組付途中に於ける把手部挿通の大きな開口部
を必要とせず、組立後レバ一部と開口部の隙間が非常に
小さくなるから外観及び密封性の優れたものである。
それぞれ枢着部を形成すると共に、該枢着部と対応する
位置にバンドルベースの被枢着部を形成して、該バンド
ル主体をバンドルベースの凹陥部上方より押圧嵌合方式
でバンドルベースに組込む様にした簡易式組立構造であ
り、且つ前記凹陥部の底面にバンドル主体のレバ一部が
挿通するに足る開口部を設けたことを特徴とするので、
従来の如き組付途中に於ける把手部挿通の大きな開口部
を必要とせず、組立後レバ一部と開口部の隙間が非常に
小さくなるから外観及び密封性の優れたものである。
更にバンドル主体ヘリターン力を付勢するバネ部材をド
アバンドル装置内に組み込む場合、前記枢着部と被枢着
部との枢支点を中心とする円弧状凹部をバンドル主体と
バンドルベースのそれぞれに設け、嵌着時両者によって
形成される円筒状空間内に前記バネ部材を組み込み、コ
イル部の外径を安定的に支持することを特徴とするので
、従来の側面からピンを挿着してバンドル主体を枢支す
ると共に、バネ部材の内径を支持する構造に比ベバネ部
材を組み込むにもかかわらずバンドル主体と一諸に、押
圧嵌合方式で容易に組み付けることが出来るので組付作
業性の向上が著しいものである。
アバンドル装置内に組み込む場合、前記枢着部と被枢着
部との枢支点を中心とする円弧状凹部をバンドル主体と
バンドルベースのそれぞれに設け、嵌着時両者によって
形成される円筒状空間内に前記バネ部材を組み込み、コ
イル部の外径を安定的に支持することを特徴とするので
、従来の側面からピンを挿着してバンドル主体を枢支す
ると共に、バネ部材の内径を支持する構造に比ベバネ部
材を組み込むにもかかわらずバンドル主体と一諸に、押
圧嵌合方式で容易に組み付けることが出来るので組付作
業性の向上が著しいものである。
第1図は従来の車両用バンドル装置を説明するための分
解斜視図、第2図は本考案の一実施例を説明するための
分解斜視図、第3図は本考案の一実施例を説明するため
の横断面図、第4図は本考案の一実施例を説明するため
の縦断面図、第5図は本考案の他の実施例を説明するた
めの分解斜視図、第6図は本考案の他の実施例を説明す
るための要部断面図、第7図は第5図の実施例を補足す
るための一部欠截分解斜視図である。 10・・・・・・ハンドル主体、11・・・・・・レバ
一部、12・・・・・・枢着部、20・・・・・・ハン
ドルベース、21・・・・・・凹陥部、25・・・・・
・開口部。
解斜視図、第2図は本考案の一実施例を説明するための
分解斜視図、第3図は本考案の一実施例を説明するため
の横断面図、第4図は本考案の一実施例を説明するため
の縦断面図、第5図は本考案の他の実施例を説明するた
めの分解斜視図、第6図は本考案の他の実施例を説明す
るための要部断面図、第7図は第5図の実施例を補足す
るための一部欠截分解斜視図である。 10・・・・・・ハンドル主体、11・・・・・・レバ
一部、12・・・・・・枢着部、20・・・・・・ハン
ドルベース、21・・・・・・凹陥部、25・・・・・
・開口部。
Claims (2)
- (1)ドアパネルに固着されるバンドルベースの凹陥部
に収納され且つ揺動自在に枢支されたバンドル主体を有
し、該バンドル主体をドアロック装置に連繋して、その
揺動によりドアを開放可能にする車両用ドアバンドル装
置に於て、前記バンドル主体の両側にそれぞれ枢着部を
形成すると共に、該枢着部と対応する位置に前記バンド
ルベースの被枢着部を形成して、該バンドル主体を前記
凹陥部上方より押圧嵌合方式で該バンドルベースに組み
込み、且つ前記凹陥部の底面に該バンドル主体のレバ一
部が挿通するに足る大きさの開口部を設けたことを特徴
とする車両用ドアバンドル装置。 - (2)前記枢着部と被枢着部との枢支点を中心とする円
弧状凹部を前記バンドル主体とバンドルベースとのそれ
ぞれに設け、嵌着時両者によって形成される円筒状空間
内に該バンドル主体ヘリターン力を付勢するコイルバネ
を配設して、コイバネの外径を安定的に支持したことを
特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の車両用
バンドル装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979116805U JPS5850029Y2 (ja) | 1979-08-27 | 1979-08-27 | 車両用ドアハンドル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979116805U JPS5850029Y2 (ja) | 1979-08-27 | 1979-08-27 | 車両用ドアハンドル装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5634957U JPS5634957U (ja) | 1981-04-04 |
JPS5850029Y2 true JPS5850029Y2 (ja) | 1983-11-15 |
Family
ID=29349012
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1979116805U Expired JPS5850029Y2 (ja) | 1979-08-27 | 1979-08-27 | 車両用ドアハンドル装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5850029Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5490297B1 (ja) * | 2013-09-02 | 2014-05-14 | 株式会社小松製作所 | 建設機械用キャブおよび建設機械 |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59126876A (ja) * | 1982-12-30 | 1984-07-21 | アイシン精機株式会社 | 自動車用ドアハンドル装置 |
JPS59126877A (ja) * | 1982-12-30 | 1984-07-21 | アイシン精機株式会社 | 自動車用ドアハンドル装置 |
JPH0629379Y2 (ja) * | 1983-06-04 | 1994-08-10 | アイシン精機株式会社 | インサイドドアハンドル装置 |
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1979
- 1979-08-27 JP JP1979116805U patent/JPS5850029Y2/ja not_active Expired
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