JP3363059B2 - 車両用ドアハンドル装置 - Google Patents
車両用ドアハンドル装置Info
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Description
装置に関するものである。
ル装置としては、従来、実公平3−32195号公報に
記載されたものが提案されている。この従来例におい
て、ハンドル本体は2本のハンドルアームを有し、各ハ
ンドルアーム毎にバランスウエイトが固定される。
例においては、バランスウエイトを個別にハンドルアー
ムに固定する必要がある上に、片持支持によるハンドル
アームへのねじれ荷重の発生を防止するためにサブウエ
イトを固定する必要があり、組み付け作業性が悪いとい
う欠点を有する。
エイトと反対面に装着されるサブウエイトの装着スペー
スはドアパネル等への装着作業を考慮するとバランスウ
エイトの装着スペースに比して小さくする必要があるた
めに、ハンドルアームの両面を等重量にするのは困難な
上に、依然バランスウエイトはハンドルアームに片持支
持されるためにぐらつきが生じやすく、保持強度が低い
という欠点を有する。
たもので、組み付け作業性が良好で、かつ、バランスウ
エイトの保持強度の高い車両用ドアハンドル装置の提供
を目的とする。
は、軸部33の先端にフランジ30が形成された有頭取
付軸3を一端に備えるとともに、他端に挿通取付軸4を
備えるバランスウェイト2と、一対のアーム10、1
0’を備え、一方のアーム10には貫通孔5が穿孔さ
れ、他方のアーム10’には前記軸部33の周壁側から
の嵌合を許容する開放部60を備えた嵌合部6が形成さ
れるハンドル本体1とを有し、 バランスウェイト2は、
軸部33を嵌合部6に嵌合させるとともに、他端を貫通
孔5に挿通させ、かつ、フランジ30をアーム10’の
背向側面10a’に当接させてアーム10、10’間に
架設され、 フランジ30が当接するアーム10’の背向
側面10a’には、前記挿通取付軸4の貫通孔5への挿
通時にフランジ30の外周に開放部60側から当接して
有頭取付軸3の嵌合部6からの脱落を阻止する押さえ部
14が設けられ、 かつ、前記バランスウェイト2には、
該バランスウエイト2の長手方向への移動を阻止して押
さえ部14の有頭取付軸3との当接状態を維持するクリ
ップ7が装着される車両用ドアハンドル装置を提供する
ことにより達成される。
端を支持するための一対のアーム10、10’を備え
る。アーム10、10’はバランスウエイト2を保持す
るためにハンドル本体1に特に設けられたものであって
もよく、さらには、図1、図5に示すように、ドア体内
部に配置されるラッチを操作するための操作脚を兼用す
るものであってもよい。
めに十分な太さを有しており、アーム10、10’のバ
ランスウエイト支持部が不要に大きくならないように、
バランスウエイト2の両端には挿通取付軸4と有頭取付
軸3が形成され、これら挿通取付軸4と有頭取付軸3が
アーム10、10’に固定される。挿通取付軸4はバラ
ンスウエイト2を長手方向に沿って移動させた際に後述
するアーム10の貫通孔5に挿入可能なようにバランス
ウエイト2の一端部から長手方向に延設される。有頭取
付軸3は、バランスウエイト2の他端部から長手方向に
延設され、軸部33の先端部にフランジ30を設けて形
成される。
杆状である必要はなく、周辺に配置される他の部品との
干渉を避けるために、例えば中央部でクランク状に折れ
曲がったものでもよいが、この場合、後述するように、
装着時のバランスウエイト2の長手方向への移動を許容
するために、少なくとも挿通取付軸4と有頭取付軸3は
平行に配置される。また、挿通取付軸4と有頭取付軸3
の断面形状は円形に限られず、適宜決定される。
は他のアーム10’に対峙する貫通孔5が穿孔され、有
頭取付軸3に対応するアーム10’には嵌合部6が形成
される。嵌合部6は図2(a)、(b)、(c)に示す
ように、バランスウエイト2を長手方向に直交する方向
に移動させることにより挿通取付軸4が嵌合可能なよう
に、側方に向いた開放部60を備える。開放部60は、
開放端をわずかに幅狭に形成することにより有頭取付軸
3の軸部33が弾発的に嵌合するように形成したり、あ
るいは図2(b)に示すように、軸部33を支持するだ
けの単なる凹みとして形成することが可能である。
持したままバランスウエイト2の長手方向への移動を許
容するために、有頭取付軸3の軸部33には余長部31
が設定される。余長部31は図2(a)においてハッチ
ングを施して示すように、バランスウエイト2をアーム
10、10’間に架設、固定した状態で嵌合部6に嵌合
するアーム嵌合部32の中心方向への延長部分であり、
余長部31を嵌合部6に嵌合させた状態において挿通取
付軸4の端部が貫通孔5を臨むことができる長さに設定
される。
着は、図2(d)、(e)、(f)に示すように、有頭
取付軸3の余長部31をアーム10’の嵌合部6に嵌合
させて挿通取付軸4を貫通孔5に臨ませた後、バランス
ウエイト2を挿通取付軸4側に移動させ(図2(d)に
おける矢印A方向)、挿通取付軸4を貫通孔5に挿通し
て行われる(図3(a)参照)。バランスウエイト2の
移動操作により有頭取付軸3のフランジ30はアーム1
0’の側壁に当接し、この状態で余長部31にクリップ
7を装着して抜け止めされる。
て図3(c)に示すように、バランスウエイト2の移動
により中心方向に移動した余長部31を埋め、バランス
ウエイト2が初期の位置、すなわち、挿通取付軸4が貫
通孔5から脱離した位置に移動することを阻止する。
壁に当接するフランジ30は有頭取付軸3の中心軸Cか
らフランジ30の周縁までの距離Lにより決定されるモ
ーメントによりバランスウエイト2のぐらつきに抵抗し
(図3(c)参照)、有頭取付軸3の嵌合部6からの離
脱方向への移動が阻止される。
イト2はアーム10、10’ごとに固定する必要がな
く、さらに、挿通取付軸4にクリップ7を装着するだけ
でアーム10、10’間に架設することができるため
に、組立作業性が向上する。しかも、バランスウエイト
2は挿通取付軸4をアーム10の貫通孔5に臨ませた
後、バランスウエイト2を長手方向に沿って移動させる
ことにより装着することができるために、中心部に太い
部分があっても、あたかも均一断面の棒を装着するよう
にバランスウエイト2を装着することが可能であり、格
別の面倒な作業を伴うこともない。
に比して長くすることができるために、バランスウエイ
ト2を過度に太くしたり、比重の大きな材料を特に選択
しなくとも所望の重量が得られる。
のアーム10、10’に支持された両端支持状態である
ために、アーム10、10’にバランスウエイト2を片
持で固定した場合に生じるアーム10、10’への捩り
力の発生がなく、かつ、何等の機械的加工を施すことな
く上述したアーム10’の側壁に当接するフランジ30
の作用により、有頭取付軸3側におけるぐらつきも拘束
されるために、バランスウエイト2は実質的に両端部が
アーム10、10’に固定された状態になっており、保
持強度が飛躍的に向上する。
ンスウエイト2は枠構造を構成するために、アーム1
0、10’の片持支持状態が解消され、アーム10、1
0’をドア体内部のラッチ装置と連結して操作脚として
利用する場合にもアーム10、10’の強度が保証され
る。
2の有頭取付軸3側での動揺は、フランジ30をアーム
10’の背向側面10a’に当接させることにより阻止
されているが、バランスウェイト2の動揺は、押さえ部
14によりフランジ30の外周の動きを規制しても達成
可能である。
0’にはフランジ30の外周に当接して有頭取付軸3の
嵌合部6からの離脱方向への移動を阻止する押さえ部1
4が設けられる。押さえ部14は、嵌合部6における開
放部60の開口幅とほぼ等しい開口幅で側方に開放され
ており、有頭取付軸3の軸部33の嵌合部6への嵌合を
許容する。
3の余長部31を嵌合部6に嵌合させた後、バランスウ
エイト2を挿通取付軸4側に移動させて挿通取付軸4を
貫通孔5に挿通させると、フランジ30の外周が押さえ
部14により開放部60側から押さえ付けられて有頭取
付軸3の嵌合部6からの離脱方向への移動が阻止され
る。
対して僅かに干渉させると、フランジ30は押さえ部1
4により押さえ付けられて、有頭取付軸3の軸部33が
嵌合部6の底壁に押し付けられることとなり、バランス
ウエイト2の装着時のがたつきが防止される。
明においてバランスウエイト2はクリップ7により脱離
方向への移動が規制されているが、請求項3に記載され
るように、クリップ7を使用することなく、挿通取付軸
4の端部をかしめることも可能である。
勢力を負荷することはバランスウエイト2のがたつきを
防止するために有効であり、このために、請求項4記載
の発明のように、トーションスプリング81の付勢力が
利用できる。すなわち、請求項4記載の発明は、ヒンジ
軸80回りにハンドル本体1を回動操作自在に支持する
ハンドルベース8と、ハンドル本体1をドア閉塞位置側
に付勢するトーションスプリング81とを有し、前記ト
ーションスプリング81の一端がバランスウエイト2に
係止されて構成される。
サイドハンドル装置として構成された本発明の実施の形
態を示す。アウトサイドハンドル装置は、ハンドルベー
ス8と、ハンドルベース8に回動自在に枢支されるハン
ドル本体1とを有し、ハンドル本体1のヒンジ軸80回
りには、ハンドルを閉塞位置に付勢するためのトーショ
ンスプリング81が巻装される。
ッドボルト82を利用して自動車のドアパネル9に開設
された取付開口90を閉塞するようにしてドアパネル9
に固定される。また、ハンドルベース8には、ドア体を
施解錠するためのシリンダロック83が保持される。
突設される一対のアーム10、10’を有し、ヒンジ軸
80を使用してハンドルベース8の裏面に突設された支
持脚84に枢支される。上記アーム10、10’の一方
は、ドア体内部に配置されるラッチ装置を操作するため
の操作脚を兼用するもので、該アーム10’にはラッチ
装置と連結するロッド(図示せず)を保持するためのロ
ッドホルダ12が装着される。ハンドル本体1は、ヒン
ジ軸80周りに巻装されるトーションスプリング81に
より図5に示す閉塞状態に付勢されており、トーション
スプリング81の反力に抗して矢印A方向に回動させる
ことによりラッチ装置の解除操作が行われる。
にハンドル本体1が慣性力により開放操作方向に動作し
ないように、ハンドル本体1にはバランスウエイト2が
装着される。バランスウエイト2は、アーム10、1
0’のヒンジ軸80の装着位置より自由端側に偏位した
位置に装着される。
に、一方のアーム10’には嵌合部6が、他方のアーム
10には貫通孔5が設けられる。嵌合部6は図2(b)
に示すように、貫通孔5に対向する軸保持部61を有す
る。軸保持部61の周壁は後述する有頭取付軸3の軸部
33の径よりやや大径の曲率を有し、開放部60を介し
て側方に開放される。開放部60は、望ましくはドア体
に衝撃等が与えられた際にバランスウエイト2に発生す
る慣性力の方向と直交方向を向けられる。さらに、アー
ム10’の他のアーム10との背向側面10a’には押
さえ部14が膨隆される。この押さえ部14は、後述す
るフランジ30の外周の径にほぼ合致する曲率の円弧状
押さえ面14aを有する。なお、図2(b)において1
3はロッドホルダ12を装着するためのホルダ装着孔を
示す。
を得るために大径とされた主体部20の両端に有頭取付
軸3と、アーム10の貫通孔5に挿通可能な挿通取付軸
4とを有する。有頭取付軸3は、図2に詳細を示すよう
に、軸部33の先端にフランジ30を有して形成され、
フランジ30から主体部20の挿通取付軸4側の端面間
の距離LBは、嵌合部6が形成される側のアーム10’
の背向側面10a’と貫通孔5が形成される側のアーム
10の対向側面10b間の間隔LAとほぼ等しくされ
る。また、上記有頭取付軸3の軸部33は、フランジ3
0をアーム10’の背向側面10a’に当接させた状態
で嵌合部6の軸保持部61に支持されるアーム嵌合部3
2と、アーム嵌合部32を主体部20側に延長した余長
部31とからなり、余長部31と主体部20との境界か
ら挿通取付軸4の先端までの距離LCがアーム10、1
0’の対向側面10b、10b’間の間隔LDよりやや
小さくされている。
長部31をアーム10’の嵌合部6に嵌合させると図2
(d)に示すように、挿通取付軸4がアーム10の貫通
孔5に正対し、この状態からバランスウエイト2を側方
(図2(d)において矢印A方向)に移動させだけで挿
通取付軸4を貫通孔5に挿入させることができる(図3
(a)参照)。
バランスウエイト2が再び移動しないように、余長部3
1にはクリップ7が装着される。クリップ7は合成樹脂
材を射出成型して得られ、図4に示すように、矩形状の
基部70上にホルダ部71を構成して形成される。ホル
ダ部71は有頭取付軸3の径にほぼ一致する曲率の軸係
合部72を有し、開口部73との境界が狭窄される。ま
た、図3(a)に示すように、ホルダ部71の基部70
長手方向に沿う長さLHは余長部31の長さLIにほぼ
一致している。このクリップ7は、図3に示すように、
ホルダ部71の開口部73を有頭取付軸3の軸部33に
強圧することにより弾発的に該軸部33に装着可能であ
り、バランスウエイト2の挿通取付軸4を貫通孔5に挿
通させた後、上述のように余長部31にクリップ7を装
着すると、図3(c)に示すように、バランスウエイト
2の主体部20の端面とアーム10’の対向側面10
b’間にホルダ部71が配置され、バランスウエイト2
の移動が妨げられる。
10、10’間に架設されたバランスウエイト2は、挿
通取付軸4が最小のクリアランスで貫通孔5に挿通する
とともに、反対端ではフランジ30がアーム10’の背
向側面10a’に当接し、さらに、フランジ30は押さ
え部14の円弧状押さえ面14aに当接して上方への移
動が規制されるために、ぐらつき方向の変位が有効に防
止される。
ダ部71の両端面にリブ74を僅かに膨隆させておく
と、クリップ7はアーム10’の対向側面10b’とバ
ランスウエイト2の境界端面との隙間に圧入される状態
となるので、クリップ7のがたつきが防止されるととも
に、装着によりバランスウエイト2はフランジ30がア
ーム10’の背向側面10a’に圧接されるために、バ
ランスウエイト2のがたつきも防止できる。
ランジ30をアーム10’の背向側面10a’に当接さ
せ、かつ、フランジ30を押さえ部14により押さえ付
ける場合が示されているが、このいずれか一方、すなわ
ち、押さえ部14を除いて、フランジ30をアーム1
0’の背向側面10a’に当接させたり、あるいは、フ
ランジ30とアーム10’とを当接させることなく、押
さえ部14によりフランジ30の動きを規制することも
可能である。
2の移動を規制するためにクリップ7を装着する場合を
示したが、図6に示すように、クリップ7を使用するこ
となく挿通取付軸4の端部をかしめて固定することもで
きる。なお、図6において40はかしめ部を示す。
リング81の一端81aをバランスウエイト2に係止さ
せると、バランスウエイト2はトーションスプリング8
1の初期撓み解消方向に付勢されるために、バランスウ
エイト2のがたつき等が防止される。この場合、図7に
示すように、トーションスプリング81の一端81aを
有頭取付軸3の軸部33とバランスウエイト2の主体部
20との境界面21に当接させることによって、一対の
アーム10、10’を備えたハンドル本体1と、軸部3
3の先端にフランジ30が形成された有頭取付軸3を主
体部20の一端に備えるとともに、主体部20の他端に
挿通取付軸4を備え、アーム10、10’間に架設、固
定されるバランスウエイト2と、ヒンジ軸80回りにハ
ンドル本体1を回動操作自在に支持するハンドルベース
8と、一端81aがバランスウエイト2に係止され、ハ
ンドル本体1をドア閉塞位置側に付勢するトーションス
プリング81とを有し、一方のアーム10には挿通取付
軸4が貫通する貫通孔5が穿孔されるとともに、他方の
アーム10’には、側方への開放部60から有頭取付軸
3の軸部33を受容する嵌合部6が形成され、有頭取付
軸3の軸部33には、挿通取付軸4の先端が貫通孔5を
臨む位置における嵌合部6への嵌合を許容する余長部3
1が設けられ、バランスウエイト2は、余長部31での
嵌合部6への嵌合状態から挿通取付軸4を貫通孔5に挿
入させてアーム10、10’間に配設され、かつ、トー
ションスプリング81の一端を主体部20と有頭取付軸
3の軸部33の境界面21に当接させて有頭取付軸3の
嵌合部6からの離脱方向への移動が阻止されてアーム1
0、10’間に固定される車両用ドアハンドル装置を構
成した場合には、バランスウエイト2は、挿通取付軸4
が脱離する方向への移動がトーションスプリング81に
より規制されるために、クリップ7の装着、あるいは挿
通取付軸4のかしめ作業を省くことができる。
によれば、組み付け作業性が良好で、かつ、バランスウ
エイトの保持強度の高い車両用ドアハンドル装置が得ら
れる。
図、(b)はバランスウエイトの取付部を示す拡大断面
図である。
(a)は余長部を嵌合させる前の状態を示す正面図、
(b)は(a)の左側面図、(c)は(a)の右側面
図、(d)は余長部を嵌合させた状態を示す正面図、
(e)は(d)の左側面図、(f)は(d)の右側面図
である。
ップ装着前の状態を示す正面図、(b)は(a)の左側
面図、(c)はクリップの装着状態を示す正面図、
(d)は(c)の3D−3D線断面図である。
は(a)の左側面図、(c)は(a)の右側面図、
(d)はクリップの装着方法を示す斜視図である。
5A線断面図、(b)は図1(a)の5B−5B線断面
図である。
(b)はバランスウエイトの取付部を示す拡大断面図で
ある。
Claims (4)
- 【請求項1】軸部の先端にフランジが形成された有頭取
付軸を一端に備えるとともに、他端に挿通取付軸を備え
るバランスウェイトと、 一対のアームを備え、一方のアームには貫通孔が穿孔さ
れ、他方のアームには前記軸部の周壁側からの嵌合を許
容する開放部を備えた嵌合部が形成されるハンドル本体
とを有し、 バランスウェイトは、軸部を嵌合部に嵌合させるととも
に、他端を貫通孔に挿通させ、かつ、 フランジをアーム
の背向側面に当接させてアーム間に架設され、 フランジが当接するアームの背向側面には、前記挿通取
付軸の貫通孔への挿通時にフランジの外周に開放部側か
ら当接して有頭取付軸の嵌合部からの脱落を阻止する押
さえ部が設けられ、 かつ、前記バランスウェイトには、該バランスウエイト
の長手方向への移動を阻止して押さえ部の有頭取付軸と
の当接状態を維持するクリップが装着される 車両用ドア
ハンドル装置。 - 【請求項2】一対のアームを備えたハンドル本体と、 軸部の先端にフランジが形成された有頭取付軸を一端に
備えるとともに、他端に挿通取付軸を備え、アーム間に
架設、固定されるバランスウェイトを有し、 一方のアームには挿通取付軸が貫通する貫通孔が穿孔さ
れるとともに、他方のアームには前記軸部の周壁側から
の嵌合を許容する開放部を備えた嵌合部が形成され、前記バランスウェイトは、長手方向に直交する方向に移
動させることにより、 挿通取付軸の先端が貫通孔を臨む
位置において有頭取付軸の軸部が開放部から嵌合部に嵌
合され、 該嵌合状態から長手方向に移動させて 挿通取付軸を貫通
孔に挿入させることにより、フランジがアームの背向側
面に当接して該背向側面に設けられる押さえ部に開放部
側から外周を当接されて有頭取付軸の嵌合部からの脱離
方向への移動が阻止され、 かつ、クリップの装着により、挿通取付軸の貫通孔から
の 脱離方向への移動が阻止されるとともに、フランジと
押さえ部との当接状態が維持されてハンドル本 体に固定
される車両用ドアハンドル装置。 - 【請求項3】前記クリップに代えて、挿通取付軸の先端
をかしめてバランスウェイトの抜け止めを行う請求項1
または2記載の車両用ドアハンドル装置。 - 【請求項4】ヒンジ軸回りにハンドル本体を回動操作自
在に支持するハンドルベースと、 ハンドル本体をドア閉塞位置側に付勢するトーションス
プリングとを有し、 前記トーションスプリングの一端がバランスウェイトに
係止される請求項1、2または3記載の車両用ドアハン
ドル装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP10976897A JP3363059B2 (ja) | 1997-04-25 | 1997-04-25 | 車両用ドアハンドル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP10976897A JP3363059B2 (ja) | 1997-04-25 | 1997-04-25 | 車両用ドアハンドル装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH10299297A JPH10299297A (ja) | 1998-11-10 |
JP3363059B2 true JP3363059B2 (ja) | 2003-01-07 |
Family
ID=14518746
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10976897A Expired - Lifetime JP3363059B2 (ja) | 1997-04-25 | 1997-04-25 | 車両用ドアハンドル装置 |
Country Status (1)
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CN102304985B (zh) * | 2011-07-22 | 2013-05-15 | 常熟市汽车饰件股份有限公司 | 汽车内饰门板拉手 |
JP7026023B2 (ja) * | 2018-08-07 | 2022-02-25 | 本田技研工業株式会社 | 車両用ドア |
-
1997
- 1997-04-25 JP JP10976897A patent/JP3363059B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Publication date |
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