JPH0729233U - 自動車用ドアハンドル - Google Patents

自動車用ドアハンドル

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JPH0729233U
JPH0729233U JP993492U JP993492U JPH0729233U JP H0729233 U JPH0729233 U JP H0729233U JP 993492 U JP993492 U JP 993492U JP 993492 U JP993492 U JP 993492U JP H0729233 U JPH0729233 U JP H0729233U
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handle
bush
door handle
bracket
insertion hole
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賢治 水島
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 特にグリップ式アウトサイドドアハンドルに
好敵であって、部品点数の削減及び組立性向上を目標に
してコスト低減を可能にした自動車用ドアハンドルを提
供する。 【構成】 挿入孔12を有するブラケット10と、一方
端がブラケットに回動可能に支持され他方端が挿入孔1
2に挿入されるアーム部23を有するハンドル本体21
とからなる自動車用ドアハンドルにおいて、挿入孔12
にブッシュ30が装着され、ブッシュ30の本体胴部3
1の一方端部にフランジ状のストッパー緩衝部32を一
体成形して設けて、ハンドル本体21を復帰時にストッ
パー緩衝部32に当接させるようになっている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動車用ドアハンドルに係り、更に詳しくは、特にグリップ式アウ トサイドドアハンドルの当接打音防止に有効なハンドルストッパー機構を備えた 自動車用ドアハンドルに関する。
【0002】
【従来の技術】
図16及び図17は、グリップ式自動車用アウトサイドドアハンドルの一例の 平面断面図と側面断面図である。エスカッションと呼ばれドアパネルに取り付け られたブラケット1を有し、ブラケット1の表側にはグリップ式のハンドル2が その本体の長手方向の一方端部で支軸ピン3を介し矢印方向に回動可能に取り付 けられている。ハンドル2はスプリング(図示せず)によって図の復帰位置へ付 勢されていて、ドア開扉に際してにハンドル2がスプリングに抗して回動操作さ れる。また、ハンドル2の他方の先端部にはここから突出してアーム部4が設け られ、ブラケット1側に設けられた挿入孔5を通してハンドル2側のアーム部4 を係入させ、ハンドル2の操作解放時の回動を規制する。アーム部4はリンク部 材やロッドに連結されて、その動作をドアの施解錠ロック装置に伝達する構造で ある。 この構造で、ブラケット1側の挿入孔5には、アーム部4が係入する際のガタ 付き防止と摺動抵抗を軽減する部材として合成樹脂材やゴム材等によるブッシュ 6が嵌着されている。更に、挿入孔5から雨水や塵埃が侵入するのを防ぐために 、フランジ部材7がブッシュ6の上端開口部にハンドル2と一体に接合されてい る。フランジ部材7は雨水等の侵入を防止する他、ハンドル復帰時にハンドル2 が当接して回動規制されるストッパー部材として、また更にハンドル2の当接打 音の発生を防止する緩衝部材としての機能を併せもっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このように、一般例として例示されたグリップ式アウトサイドドアハンドルで は、ブラケット1におけるハンドル2の回動規制機構部に、それぞれ機能を異に した2つの部材であるブッシュ6とストッパーを兼ねるフランジ部材7を要して いる。そのため、部品点数の増加による製造コストや組立コストが高騰するとい った問題がある。 従って、本考案は、特にグリップ式アウトサイドドアハンドルに好適であって 、部品点数の削減及び組立性向上を目標にしてコスト低減を可能にした自動車用 ドアハンドルを提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案による自動車用ドアハンドルは、挿入孔を有するブラケットと、一方端 がブラケットに回動可能に支持され他方端が挿入孔に挿入されるアーム部を有す るハンドル本体とからなるもので、挿入孔にブッシュが装着され、ブッシュの本 体胴部の一方端部にフランジ状のストッパー緩衝部を一体成形して設けて、ハン ドル本体が復帰時にストッパー緩衝部に当接する構成になっている。
【0005】
【作用】
回動させたハンドルを解放すると、ハンドル本体が定位置に復帰する。このと き、ハンドル本体はブッシュのストッパー緩衝部に当接し、当接時の衝撃が緩和 されて打音の発生を抑える。ブッシュのブラケット側への組み込みは、本体胴部 にストッパー緩衝部が一体成形されているため、組み立てに要する時間は半減す る。
【0006】
【実施例】
以下、本考案による自動車用ドアハンドルの実施例としてグリップ式アウトサ イドドアハンドルへの適用例を図面に基づいて説明する。 図1は、グリップ式のアウトサイドドアハンドルの組立正面図を示す。図1の 矢印A−A線による平面断面図の図2及び矢印B−B線による側面断面図の図3 に示すように、ドアパネルに固定されたブラケット10では、図の左右方向に延 びるグリップ式ハンドル20の細長いハンドル本体21がこの一方端部で支軸ピ ン22によりブラケット10側に回動可能に支持され、図示の復帰位置に向かっ てスプリング(図示せず)による付勢でハンドル本体21の所定の角度範囲内で の回動を可能にしている。また、ハンドル本体21の他方端部には、長手方向に 対しほぼ直角方向に屈曲して突出させたアーム部23が断面T字形に設けられ、 このアーム部23は公知の構造として連結ピンや継手ロッドを介してドア施解錠 用のロック装置に連結されている。
【0007】 図2及び図3で明らかなように、ブラケット10の一方側ではハンドル20の アーム部23が係入する筒状のスリーブ部(挿入孔)12が設けてあり、このス リーブ部12の内側には改良されたナイロン等の合成樹脂材やゴム材等によるブ ッシュ30が嵌合されている。ブッシュ30は、図4〜図7に示されるように、 スリーブ部12の内周面に密着嵌合される本体胴部31を有し、この本体胴部3 1にアーム部23を摺接させる本来のブッシュ機能を備えさせている。本体胴部 31の上端側にはフランジ状のストッパー緩衝部32が設けられ、ここはT字断 面のハンドル本体21が当接する部分である。ブッシュ30は全体が箱形であり 、上端側のストッパー緩衝部32はハンドル本体21の先端部の当接が受けられ るように長矩形の枠体に成形され、本体胴部31も箱形であるが特にこうした形 状に限定されない。
【0008】 この構成によって、ドアの開扉時はハンドル20を支軸ピン22を支点に回動 させる。ハンドル20を解放すると、ハンドル本体21がスプリングによって定 位置に復帰する。このとき、ハンドル本体21の先端のアーム部23はブッシュ 30のストッパー緩衝部32に当接し、当接時の衝撃が緩和されて打音の発生を 抑えることができる。
【0009】 ブッシュ30のブラケット10側への組み込みは容易である。即ち、図16及 び図17図で示された従来型のように、ブッシュ6とストッパーを兼ねるフラン ジ部材7の2つの部材の接合形ではなく、これら両部材が一体成形されたブッシ ュ30であるためにブラケット10のスリーブ部12へは落とし込みによる接合 で、組立てに要する時間は半減する。
【0010】 次に、図8〜図15は、ブッシュの他の幾つかの実施例を示す。図8及び図9 は第2実施例のブッシュ40を、図10及び図11は第3実施例のブッシュ50 を、図12及び図13は第4実施例のブッシュ60を、図14及び図15は第5 実施例のブッシュ70をそれぞれ示す。各実施例の各部については先の第1実施 例のブッシュ30の各部に対応して符号を付す。
【0011】 第2実施例のブッシュ40は、本体胴部41の上端部に設けられるストッパー 緩衝部42の4つの側周に凹溝44を設け、ストッパー緩衝部42の上面要所に 複数の凸部45が設けられている。これによってハンドル本体23の当接を当初 最小面積の凸部45で受け、当接力を凹溝44の弾性変形で吸収する形状となっ ている。
【0012】 第3実施例のブッシュ50は、本体胴部51の上端部に設けられるストッパー 緩衝部52の全周に沿って凹溝54を設け、凹溝54の上側をハンドル本体23 の当接力を受けて弾性変形し易い舌片状のリップ部55とした形状である。
【0013】 第4実施例のブッシュ60は、本体胴部61の上端部に設けられるストッパー 緩衝部62の上面全周に凸条によるリブ64を設け、このリブ64でハンドル本 体23の当接力を受けて弾性吸収するものである。
【0014】 また、第5実施例のブッシュ70は、ストッパー緩衝部72から本体胴部71 の内面2個所に対向させて縦方向に延びるスペーサリブ74を設けた形状である 。このスペーサリブ74を含む全体を軟性材料によって成形すると、ハンドル2 0側のアーム部23の挿入が容易になって組立性を高めることができる。
【0015】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案による自動車用ドアハンドルは特にグリップ式ア ウトサイドドアハンドルに好適であり、ハンドルの回動を規制したり、当接打音 の発生を防止すべくブラケット側に設けられたブッシュが、その本体胴部の端部 にフランジ状のストッパー緩衝部を一体成形した構造となっているために、部品 点数が削減され、組立性が向上してコスト低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案による自動車用ドアハンドルの実施例
としてグリップ式のアウトサイドドアハンドルの組立正
面図を示す。
【図2】 図1の矢印A−A線による平面断面図を示
す。
【図3】 図1の矢印B−B線による側面断面図を示
す。
【図4】 第1実施例のブッシュの斜視図である。
【図5】 第1実施例のブッシュの平面図である。
【図6】 図5の矢印C−C線による側面断面図であ
る。
【図7】 図5の矢印D−D線による正面断面図であ
る。
【図8】 第2実施例のブッシュの斜視図である。
【図9】 第2実施例のブッシュの正面断面図である。
【図10】第3実施例のブッシュの斜視図である。
【図11】第3実施例のブッシュの正面断面図である。
【図12】第4実施例のブッシュの斜視図である。
【図13】第4実施例のブッシュの正面断面図である。
【図14】第5実施例のブッシュの斜視図である。
【図15】第5実施例のブッシュの正面断面図である。
【図16】従来例のグリップ式のアウトサイドドアハン
ドルの組立平面断面図を示す。
【図17】従来例の図16の矢印E−E線による組立側
面断面図を示す。
【符号の説明】
10・・ブラケット、12・・スリーブ部(挿入孔)、
20・・グリップ式ハンドル、21・・ハンドル本体、
22・・支軸ピン、23・・アーム部、30・・ブッシ
ュ、31・・本体胴部、32・・ストッパー緩衝部、3
3・・係止爪部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 挿入孔を有するブラケットと、一方端が
    ブラケットに回動可能に支持され他方端が挿入孔に挿入
    されるアーム部を有するハンドル本体とからなる自動車
    用ドアハンドルにおいて、挿入孔にブッシュが装着さ
    れ、ブッシュの本体胴部の一方端部にフランジ状のスト
    ッパー緩衝部を一体成形して設けて、ハンドル本体が復
    帰時にストッパー緩衝部に当接することを特徴とする自
    動車用ドアハンドル。
JP1992009934U 1992-02-28 1992-02-28 自動車用ドアハンドル装置 Expired - Lifetime JP2525827Y2 (ja)

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