JPS5848787B2 - 自動車用動力伝達機構 - Google Patents

自動車用動力伝達機構

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JPS5848787B2
JPS5848787B2 JP3198977A JP3198977A JPS5848787B2 JP S5848787 B2 JPS5848787 B2 JP S5848787B2 JP 3198977 A JP3198977 A JP 3198977A JP 3198977 A JP3198977 A JP 3198977A JP S5848787 B2 JPS5848787 B2 JP S5848787B2
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JP
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flywheel
transfer plate
power transmission
retainer
transmission mechanism
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JP3198977A
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尚司 沼田
栄三 田保
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Mitsubishi Motors Corp
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Mitsubishi Motors Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は内燃機関のクランクシャフトよりフライホイー
ル、クラッチを介して変速機に動力が伝達される自動車
用動力伝達機構の改良に関するものである。
一般に自動車用内燃機関のクランク軸にはねじり振動、
曲げ振動および縦振動の3形態が考えられ、このうち特
にねしり振動を低減し、スムーズな回転を得るために剛
体のフライホイールがクランク軸に固着されているが、
従来においてはこのフライホイールを含むクランク軸回
転系の力学特性、すなわち、質量、慣性モーメント及び
ねじり剛性に起因するねじり振動、速度変動率及び始動
性等の特性の総てが好適なものとなるようにフライホイ
ールの形状を設定するように設計的努力がなされている
が、ねじり振動低減率を充分に下げることができず、変
速機あるいはデイファレンシャルギャ等より振動が発生
してエンジンルーム内のこもり音やねじのゆるみ等の原
因となり、またワインドアップを生じる等の不具合が発
生する。
本発明の主目的は特に自動車用エンジンの常用回転範囲
においてエンジンから変速機へのトルク変動伝達率が極
度に低減された自動車用動力伝達機構を提供することに
ある。
また、本発明の目的は動力伝達系の振動低減により、エ
ンジンルーム内のこもり音その他の騒音発生、およびワ
インドアップの発生を低減する自動車用動力伝達機構を
提供することにある。
本発明の上記目的は、クランクシャフトに固着されて一
体回転するフライホイールと変速機のメインドライブシ
ャフトに対して相対回転可能に取付けられるとともにク
ラッチを介して上記メインドライブシャフトに連絡され
るトランスファプレ−トとを対向配置し、上記フライホ
イールおよびトランスファプレートの対向面のうち一方
の面には他方の面に向けて突出する複数のプツシャを回
転方向に等間隔に配置し、上記複数のプツシャの各々に
は回転方向の前方および後方に突出する1対の円錐状突
起を形威し、相隣り合った各プツシャの各々対向する円
錐状突起間にコイルスプリングを配置し、同コイルスプ
リングの両端には各々同スプリング内への嵌合部を有す
るリテーナを当接し、同リテーナの上記円錐状突起に対
向する部分には円錐状溝を形威して上記円錐状突起を嵌
合し、上記対向面のうちの他方の面には上記各リテーナ
のストツパを形或し、トルク非伝達状態においては上記
各リテーナが上記各々のストツパに当接するとともに上
記ブツシャの円錐状突起にも当接し、加速または減速時
には上記プツシャの円錐状突起が上記リテーナを押圧し
て上記コイルスプリングを圧縮し、上記フライホイール
と上記トランスファプレートとを相対回転させ、上記フ
ライホイールおよびトランスファプレートには上記相対
回転の変位置を規制するストツパ機構を設けたことを特
徴とする自動車用動力伝達機構により達成される。
一般に、クランク軸、フライホイール、クラッチ、変速
機の順に配列された動力伝達系においては、クラッチの
クラッチディスクとクラッチハブとの間にトーションス
プリングが介在されており、このトーションスプリング
が接続時のねじり振動を減衰しているが、なおトーショ
ンスプリングによる減衰たけでは上述した通り効果が不
十分で、振動騒音、ワインドアップ等の不具合を発生す
る。
また一般に直列4気筒自動車用エンジンを対象とした場
合、通常の燃焼状態では第1図に示すごとくエンジンの
起振トルクはエンジン回転2次成分が最大で以下エンジ
ン回転4次、エンジン回転6次の順となり、本発明にお
いては、アイドル回転数をn rpmとした場合特にエ
ンジン回転2次或分以上を対象として2n/60cps
以上の周波数(以下実用周波数域と称す。
)に対する伝達率低減を目途としている。
なお、第1図において、L,,5,L2,L2,5・・
・・・・等のLsはエンジン回転S次或分を示す。
上記第1図に示すごときに起振トルク変動等性が与えら
れる従来一般の駆動ねじり振動に対する相当系は第2図
に示すモデルにおきかえることができる。
なお、第2図において、Ic+I,,I2,I3,■4
は各部の相当円板を示し、■cはクランク軸の慣性能率
、■1はフライホイールの慣性能率、■2はトランスミ
ッションの慣性能率、■3はディファレンシャルギャの
慣性能率、■4はタイヤホイールの慣性能率、Xは地面
、K,,K2,K3およびK4は各相当円板間および■
4と地面との間を連結するばねのねじりこわさ(CIr
L−kg/rad)を示し、K1はクラッチのねじりこ
わさ、K2はメーンシャフトのねじりこわさ、K3はリ
ャアクスルのねじりこわさ、K4はタイヤのねじりこわ
さを示し、また、C,,C2,C3およびC4は上記各
ばねの減衰係数(kgcmsec)を示す。
そこで上記第2図に示すモデルにおいて、各慣性能率■
、ねしりこわさK1および減衰係数Cを一例として次の
表1に示す通り設定した場合、周波数Hzに対するフラ
イホイールから変速機へのトルク変動伝達率特性は第3
図において実線に示すごとくなる。
上記第3図においてアイドル回転数を70Orpmとす
ると、実用周波数域は23cps以上のZ領域となる。
ところで、第2図に示すモデルにおいてねじりこわさK
5= 3 0 0 0 kgcm/ radのばねをク
ラッチと直列にフライホイールとクラッチとの間に介在
させると第3図において破線により示すトルク変動伝達
特性が得られる。
また、第2図に示すモデルにおいて上記と同じねじりこ
わさK5を有するばねをクランクシャフトとフライホイ
ールとの間に介在させると第3図において一点鎖線によ
り示すトルク変動伝達率特性が得られる。
さらにまた、第2図に示すモデルにおいて、フライホイ
ールを2分割してクランクシャフトに固着される一方の
フライホイールとクランクシャフトの合計の慣性能率■
5を0. 9 kgcm s e C2とし、クラッチ
を介して変速機主軸に連結される他方のフライホイール
の慣性能率■6を0.6 2kgcrrLs e c2
とし、分割された両フライホイールをねじりこわさK,
=3000kgcm/’radのばねを介して連結した
モデルに変更すると第3図において2点鎖線により示す
トルク変動伝達率特性が得られる。
上記第3図より明らかなごとく、Z領域として示す実用
周波数域においては、クランクシャフとクラッチとの間
に直列にばねを介在して共振点の低い振動系を作ればエ
ンジンから変速機へのトルク変動伝達率ζ工低減され、
特にクランクシャフトとクラッチとの間に直列にばねを
介在する場合、フライホイールを分割して間にばねを入
れる方式が最もトルク変動伝達率低減効果大となる。
次に本発明を図面に示す実施例により詳細に説明する。
なお、各図中実質的に同一部分には同一符号を付した。
第4図〜第6図に示す本発明の第1実施例において、自
道車用エンジンのクランクンヤフト1の端面にはボルト
2によりドライブプレート3、ストツパプレート4、お
よび軸受部材5が固着されている。
上記ドライブプレート3はその回転方向の捩り剛性が犬
で軸方向の曲げ剛性が小さく、例えばばね定数で0.
0 3 6 X 1 0’kgcvt/ d e gに
設定され、またその外周縁部にはボルト6によりフライ
ホイール7が固着されている。
上記ストツパプレート4はドライブプレート3に対して
比較的大きな隙間を有して対置され、同ストツパプレー
ト4の外周部にはドライブプレート3表面と約0. 5
mmの微小隙間を形戊する湾曲部8が設けられ、ドラ
イブプレート3はこの湾曲部8に当接するまでの傾動が
許されている。
クラッチハウジング9内にベアリング10を介して枢支
されたメインドライブシャフト11の軸端は軸受部材5
の内周面に装着したパイロットベアリング12に支持さ
れている。
また、軸受部材5の外周面上にはベアリング13を介し
てトランスファプレート14が支持されている。
一方、メインドライブシャフト11のスプライン軸部1
5上にはクラッチディスク16のスプラインハブ17が
摺動可能に嵌合されている。
上記パイロットベアリング12およびベアリング13は
アンギュラベアリングで上記ベアリング13はその半径
が大きく設定されて大型化され、支持剛性が犬であり、
またトランスファプレート14に第4図において左方向
の押圧力が作用した時、同押圧力をベアリング13、軸
受部材5を介してクランクシャフト1により受けるよう
に構或されている。
上記クラッチディスク16は従来から広く採用されてい
る構造を有しており、その外周の表裏両面にライニング
18が張られたドライブプレート19はスプラインハブ
17と一体のハブフランジ20を介して対置されたもう
一方のドライブプレート21と共に上記ハブフランジ2
0を扶持し、ピン22により両ドライブプレート19.
21は連結されている。
上記ピン22はハブフランジ20に穿設された孔又は切
欠構23内に遊嵌されており、ドライブプレート19.
21とノhブフランジ20とは設定角度たけ相対回転可
能に構或されている。
また、ハブフランジ20とドライブプレート19,21
には数個の四角い窓孔24,25.26が穿設され、同
窓孔にはトーションスプリング27が嵌合され、同スプ
リング27の両端はそれぞれハブフランジ20とドライ
ブプレート19,21との両方に当接している。
トランスファプレート14外同部にはボルト28により
クラッチカバー29が固定され、同クラッチ力バー29
には従来公知のダイヤフラムスプリング30が取付けら
れ、同スプリング30の外周端はプレツシャプレート3
1の突出縁を押圧し、プレツシャプレート31がクラッ
チディスク16を押してクラッチ接合を達戊する。
なお、32はスプリングセットボルト、33はワイヤリ
ング、34はフロントカバー、35はボルト、36はフ
ロントカバースリーブ、37はレリーズベアリング、3
8はスタータ用リングギャである。
また、上記フライホイール7およびトランスファプレー
ト14は近接して対向配置され、下記構成にて連結され
ている。
すなわち、フライホイール7のトランスファプレート1
4に対向する面には回転方向に等間隔に6個の略長方形
の溝39が配設され、同溝39の長手方向両端部には隣
接する溝39を連通ずる細溝40が形成されている。
上記溝39にはトーションスプリング41が嵌合され、
同スプリング41の両端は各々リテーナ42を介して上
記溝39の長手方向両端面に設定押圧力を有して当接し
ている。
本実施例においてはトーションスプリング41のばね定
数が30kg/CrrLに設定されている。
なお、上記各リテーナ42にはトーションスプリング4
1内に内嵌されて同リテーナ42の脱落を防止する嵌合
部43が形威されるとともに中心線がトーションスプリ
ング41の中心線に一致する円錐状溝44が形或されて
いる。
一方、トランスファプレート14のフライホイール7に
対向する面には上記細溝40の各々に嵌合される複数の
プツシャ45が各々2本のピン46により回転方向に等
間隔に突設され、同プツシャ45の各々には回転方向の
前方および後方に突出する1対の円錐状突起47.48
が形威され、各突起47.48は各々対向するリテーナ
42の円錐状溝44に嵌合される。
また、上記トランスファプレート14の外周面には等間
隔に4個のストツパ49が突設され、フライホイール7
の外周部には各上記ヌトツパ49間のトランスファプレ
ート14外周面に徴小間隔を有して対向する4個のスト
ツパ50が等間隔に形威され、同ストツパ50のトラン
スファプレー14外局面に対向する内周面には円周方向
の両端部の一部を残して溝51が設けられ、同溝51に
はウエイブスプリング52およびフリクションプレート
53が嵌合され、フリクションプレート53はウエイブ
スプリング52の付勢力によりトランスファプレート1
4外局面に押圧力を有して当接している。
なお、ウエイブスプリング52およびフリクションプレ
ート53の各両端は上記溝51の円周方向両端面に当接
されており、フライホイール7の回動に対してウエイブ
スプリング52およびフリクションプレート53は一体
的に連動される。
従って、フライホイール7とトランスファプレート14
とが相対回転するとフリクションプレート53とトラン
スファプレート14外局面との当接面間で摩擦が発生し
、トランスファプレート14の共振が抑制され、上記相
対回転はストツバ50がストツパ49に当接することに
より停止される。
フライホイール7およびトランスファプレート14間で
トルグ伝達が行われていない状態においては、リテーナ
43がそれぞれ上記溝39の長手方向両端面に当接する
とともにプツシャ45の円錐状突起48にも当接してい
る。
クランクシャフト1により駆動力が伝達されるとフライ
ホイー/!/7は第5図において矢印Aにより示す方向
に回転し、フライホイール7よりトランスファプレート
14に動力が伝達されるドライブ状態においては、フラ
イホイール7の溝39の端面がリテーナ42を介してス
プリング41を矢印A方向に押圧し、逆にブツシャ45
がリテーナ42を介してスプリング41を押し返してス
プリング41が圧縮される。
そして通常のトルク伝達時には圧縮により増大したスプ
リング41のスプリングカとリテーナ42がブツシャ4
5により押圧されて生じる押圧力とがバランスした位置
でスプリング41の圧縮変形が停止され、フライホイー
ルγ側のトルク変動はトーシ1ンスブリンク41により
吸収される。
リテーナ42よりプツシャ45に伝達された駆動力はト
ランスファプレート14に伝達され、同トランスファプ
レート14に伝達された駆動力は上記従来公知のクラッ
チを介してメインドライブシャフト11に伝達され、同
シャフト11より図示していない変速機、プロペラシャ
フト、デイファレンシャルギャ、リャアクスルを介して
タイヤに伝達される。
ところで急加速時等において異常高トルクがフライホイ
ール7よりトランスファプレート14に伝達される場合
には、トーションスプリング41の圧縮が進みヌトツパ
50がストツパ49に当接した状態でフライホイール7
およびトランスファプレート14の相対回転は停止し、
駆動力はプツシャ45およびストツパ50を介してトラ
ンスファプレート14に伝達される。
なお、この場合、ブツシャ45およびヌブリング41は
フライホイール7の溝39内において、第1図および第
8図に示すごとき位置にあり、スプリング41またはプ
ツシャ45とフライホイールγとの干渉を避けるため溝
39の外側の側面は円弧状に形或されている。
一方、エンジンブレーキ時、すなわち、トランスファプ
レート14よりフライホイールγに第5図における矢印
A方尚の駆動力が伝達される状態においては、ブツシャ
45がリテーナ42を矢印A方向に押圧し、第9図に示
すごとくトーションスプリング41が圧縮され、この場
合もヌトツパ50がストツパ49に描接した状態でフラ
イホイール7およびトランスファプレート14の相対回
転変位は停止し、駆動力はブツシャ45およびストツパ
49を介してフライホイール7に伝達されるQ 上記構或において、クランクシャフト1とフライホイー
ル7との台形の慣性能率■5およびトランスファプレー
ト14の慣性能率■6、さらには6個のトーションスプ
リング41の合計のねじりこわさK5を適当に調整すれ
ば、速度変動率及び始動性等の特性を悪化させることな
く、実用周波数域のトルク変動伝達率を極度に低減する
ことが可能となる。
ところで、直列4気筒エンジンにおいては、主として第
4気筒の影響によりフライホイール7の振れ回り振動が
発生する。
特に起振力の周波数がクランクシャフト1−フライホイ
ール7系の曲げ共振点近くになるとフライホイールIの
振れ回りによってクランクシャフト1のジャーナルに加
わる力が大きくなり、エンジンのピッチング、ヨーイン
グ振動を引き起す。
本実施例においては、フライホイール1が軸方向の曲げ
剛性小のドライブプレート3を介してクランクシャフト
1に連結されているため.クランク軸系の曲げ固有振動
数が低下して、車体等を共振させてエンジンルーム内の
こもり音等の不具合を発生する速度域における振動数よ
りずれるため、クランク軸系の曲げによる不快な騒音等
も低減される。
なお、本実施例においては上記曲げ固有振動数が約21
0Hzから約15Hzに低減されている。
また、フライホイール7およびトランスファプレート1
4にかかるジャイロモーメントによってクランクシャフ
ト1に対して曲げ方向にフライホイール7およびトラン
スファプレート14が変位するが、この傾動はドライブ
プレート3がストツパプレート4の湾曲部8に当接する
ことにより制限されており、このストツパプレート4を
設けたことによりドラ・fブプレート3の曲げ方向のバ
ネ定数を充分下げることが可能となり、それによって、
クランクシャフト系の曲げ固有振動数を車体側共振領域
から充分低減することができることとなる。
また、フライホイール1とトランスファプレート14と
は隙間を有して配置され、クランクシャフト1に直角方
向に働くジャイロモーメントによつてフライホイール7
とトランスファプレート14とがクランクシャフト1の
曲げ方向に相対変位することを許容している。
上記実施例においては、トルク変動低減機構に曲げ振動
低減機構を付加しているが、特に曲げ振動の低減を必要
としない場合には、第10図に示すごとく、クランクシ
ャフト1の端部にボルト2によりフライホイール54を
直接剛体的に固着すればよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の直列4気筒自動車用エンジンの一般的な
起振トルク変動特性を示す図、第2図は従来一般の,駆
動系ねじり振動に対する相当系モデル図、第3図はトル
ク変動伝達率特性の一例を示す図、第4図は本発明の第
1実施例を示す断面図、第5図は第4図のX−X矢視断
面図、第6図は第5図のY−Y矢視断面図、第7図、第
8図および第9図は上記実施例の作動説明図、第10図
は本発明の第2実施例を示す断面図である。 1:クランクシャフト、3:ドライブプレート4:スト
ツパプレート、5:軸受部材、7:フライホイール、8
:湾曲部、9:クラッチハウジング、11:メインドラ
イブシャフト、12,13:アンギュラベアリング、1
4:トランスファプレート、16:クラッチディスク、
28:ボルト、29:クラッチカバー、30:ダイヤフ
ラムスプリング、31:プレツシャプレート、39:溝
、40:細溝、41:トーションスプリング、42:リ
テーナ、43:嵌合部、44:円錐状溝、45:プツシ
ャ、46:ピン、47.48:円錐状突起、49,50
:ストツパ、51:溝、52:ウエイブスプリング、5
3:フリクションプレート、54:フライホイール。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 クランクシャフトに固着されて一体回転するフライ
    ホイールと変速機のメインドライブシャフトに対して相
    対回転可能に取付けられるとともにクラッチを介して上
    記メインドライブシャフトに連結されるトランスファプ
    レートとを対向配置し、上記フライハイールおよびトラ
    ンスファプレートの対向面のうち一方の面には他方の面
    6こ向けて突出する複数のブツシャを回転方向に等間隔
    に配置し、上記複数のプツシャの各々には回転方向の前
    方および後方に突出する1対の円錐状突起を形或し、相
    隣り合った各プツシャの各々対向する円錐状突起間にコ
    イルスプリングを配置し、同コイルスプリングの両端に
    は各々同スプリング内への嵌合部を有するリテーナを当
    接し、同リテーナの上記円錐状突起に対向する部分には
    円錐状溝を形成して上記円錐状突起を嵌合し、上記対向
    面のうちの他方の面には上記各リテーナのストツパを形
    或し、トルク非伝達状態においては上記各リテーナが上
    記各々のストツパに当接するとともに上記ブツシャの円
    錐状突起にも当接し、加速または減速時には上記プツシ
    ャの円錐状突起が上記リテーナを押圧して上記コイルス
    プリングを圧縮し、上記フライホイールと上記トランス
    ファプレートを相対回転させ、上記フライホイールおよ
    びトランスファプレートには上記相対回転の変位置を規
    制するストツパ機構を設けたことを特徴とする自動車用
    動力伝達機構。 2 特許請求の範囲第1項記載の機構において、上記対
    向面のうちの他方の面には上記コイルスプリングおよび
    ブツシャの嵌合溝を突設し、上記コイルスプリング嵌合
    溝の回転方向前端面および後端面に上記コイルスプリン
    グの両端に当接配置された1対のリテーナの各々が当接
    する構戊の自動車用動力伝達機構。 3 %許請求の範囲第1項記載の機構において、上記フ
    ライホールを回転方向の捩り剛性が犬で軸方向の曲げ剛
    性が小さいドライブプレートを介してクランクシャフト
    に取付けた自動車用動力伝達機構。 4 特許請求の範囲第3項記載の機構において、上記ク
    ランクシャフトに上記ドライブプレートに対して比較的
    大きな隙間を有して軸方向に対置したストツパプレート
    を取付け、同ストツパプレートの外周部にはドライブプ
    レートと徴小隙間を形或する湾曲部を設けた自動車用動
    力伝達機構。 5 特許請求の範囲第1項記載の機構において、上記ト
    ランスファプレートの共振を抑制するため、上記フライ
    ホイールと上記トランスファプレートとの間にフリクシ
    ョンプレートを介在させた自動車用動力伝達機構。 6 特許請求の範囲第1項記載の機構において、上記複
    数のコイルスプリングの各々の両端に当接する1対のリ
    テーナの各々を押圧する上記円錐状突起の先端部が上記
    コイルスプリングの中心線上に位置するとともに回転中
    心から等距離に配置されている自動車用動力伝達機構。 1 特許請求の範囲第1項記載の機構において、上記ク
    ランクシャフトに軸受部材を固着し、同軸受部材にアン
    ギュラベアリングを介して回動可能に上記トランスファ
    プレートを外嵌した自動車用動力伝達機構。
JP3198977A 1977-03-23 1977-03-23 自動車用動力伝達機構 Expired JPS5848787B2 (ja)

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JP2020040416A (ja) * 2018-09-06 2020-03-19 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 車両用駆動装置

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JPS53116633A (en) 1978-10-12

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