JP3638620B2 - トルク変動吸収装置 - Google Patents

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    • F16F15/1343Wound springs characterised by the spring mounting
    • F16F15/13438End-caps for springs

Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、車両、工作機械、建設機械等の駆動軸に連結されるトルク変動吸収装置に適用できる。
【0002】
【従来の技術】
従来より、車両等に使用されるトルク変動吸収装置には、実開平1−48448号に開示されたものがある。図7、図8に示すように、前記従来技術は図示しないエンジンからの駆動軸と結合される駆動側慣性体51と、図示しないクラッチ機構に取付られる被駆動側慣性体52を備え、該駆動側慣性体51はドライブプレート53とドライブホイール54とがピン55によって固着されたものと、該ドライブプレート53にネジ56によって固定されたハブ57を含んでいる。
【0003】
又、一方該被駆動側慣性体52は、フライホイール58と、該フライホイール58にボルト59によって固着されたドリブンプレート60を備えている。該駆動側慣性体51のドライブプレート53間にはダンパ機構59が設けられ、該ドリブンプレート60と、該ハブ57との間には、ベアリング61が介在されている。更に、該ドライブプレート53とドリブンプレート60との間には、摩擦材62、スラストプレート63、及び皿ばね64が配設され、ヒステリシス機構65を形成している。
【0004】
ここで、該ヒステリシス機構65は低摩擦材料による該摩擦材62のみによる1段のヒ ステリシスを形成しているため、該トルク変動吸収装置が低トルク振動を発生している時には、その振動を十分減衰できるが、更に、高トルク振動が起こり共振が発生すると該摩擦材62のヒステリシス特性では減衰しきれずに、特に車両のアクセル作動による車両のシャクリ現象となって運転者に感知される。
【0005】
又、高摩擦材料による1段のヒステリシス機構としても、該トルク変動吸収装置の低トルク振動を吸収できないという不具合がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、低トルク振動を発生している時にも、高トルク振動が起こり共振が発生している時にも、振動を減衰できるトルク変動吸収装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために請求項1において講じた技術的手段は、駆動軸に連結される駆動側慣性体と、フライホイールを有するとともにクラッチ機構に連結される被駆動側慣性体と、該駆動側慣性体と該被駆動側慣性体との間に配設されたダンパ機構と、該駆動側慣性体と該被駆動側慣性体との間に前記ダンパ機構と並列に配設されたヒステリシス機構を備えたトルク変動吸収装置において、該ヒステリシス機構は、第1付勢部材によって付勢された状態で配設されるとともに該駆動側慣性体と該被駆動側慣性体との相対回転量が所定量以下の範囲内では前記ダンパ機構が圧縮変形しない状態で摩擦力を発生する第1摩擦部材と、前記第1付勢部材と別体に設けられる第2付勢部材によって該駆動側慣性体と、該被駆動側慣性体の内の一方に向けて付勢された状態で配設されるとともに該駆動側慣性体と該被駆動側慣性体との相対回転量が前記所定量以上で相対回転量が大きくなる方向に変化している間に摩擦力を発生する第2摩擦部材とを備え、前記駆動側慣性体には径方向に突出し、周方向に延在する係合部が設けられ、該係合部は前記所定量の相対回転時に前記第2摩擦部材に当接し、当接した後は前記駆動側慣性体と前記第2摩擦部材が一体回転するようにしたことである。
【0008】
【作用】
駆動側慣性体と被駆動側慣性体との間に配設されたヒステリシス機構を備えたトルク変動吸収装置において、該ヒステリシス機構に、第1付勢部材によって付勢された低摩擦部材と、第2付勢部材によって付勢された高摩擦部材とを設けたため、低トルク振動を発生している時にも、高トルク振動が起こり共振が発生している時にも、振動を十分減衰できる。
【0009】
【実施例】
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
【0010】
図1は本発明による第1の実施例のトルク変動吸収装置の断面図、図2はその正面図である。図1において、1は図示しないエンジンの駆動軸に連結される駆動側慣性体であり、ドライブプレート2とドライブホイール3がピン4によって結合されて構成されている。該ドライブホイール3には、図示しないスタータモータのピニオンギヤと噛合するリングギヤ5が設けられている。該ドライブプレート2にはネジ6によってハブ7が固着されている。又、8は該エンジンの駆動軸への連結用孔である。9は、図示しないクラッチ機構に取付けられる被駆動側慣性体であり、該クラッチ機構を取付る際に、該クラッチ機構の位置決めをするスタッド10を備えたフライホイール11と、ボルト12によって該フライホイール11と固着されたドリブンプレート13を含んでいる。該ドライブプレート2間にはダンパ機構14が設けられ、該ドリブンプレート13の第1フランジ15と該フライホイール11の間には、トルクリミット機構16が備えられており、該ドライブプレート2と該ドリブンプレート13の第2フランジ17との間には、ヒステリシス機構18 が設置されている。又、該フライホイール11と該ハブ7及びドリブンプレート13の間には、ベアリング19が配設されている。
【0011】
該ヒステリシス機構18は、該エンジン側ドライブプレート2と当接するように配設された第1摩擦部材20と、該第1摩擦部材20と当接するように介設されたプレート21が備えられ、クラッチ機構側からは該ドリブンプレート13の第2フランジ17に当接するように、該第1摩擦部材20より高摩擦部材で形成された第2摩擦部材22が円周上に複数個設けられ、該第2摩擦部材22と接してバックプレート23が備えられ、更に、該プレート21とバックプレート23間には、該プレート21及びバックプレート23を付勢するべく皿ばね24が配接されている。該プレート21は、その円周上適宜の位置に突起25を備えており、該突起25において該ボルト12の下孔26に挿入されており、該プレート21は所定のガタを持ちながら該フライホイール11と一体となって回転する。
【0012】
又、該バックプレート23も、その円周上複数個備えられた突起27によって該プレート21及び第1摩擦部材20と所定のガタを備えながら係合しており、該プレート21及び第1摩擦部材20と一体に回転することが分かる。該第1摩擦部材20及び第2摩擦部材22は該皿ばね24によって付勢力を受け、該第1摩擦部材20は該エンジン側ドライブプレート2に対して押圧され、該第2摩擦部材22は該ドリブンプレート13に対して押圧されている。該第2摩擦部材22は該ハブ7とドリブンプレート13との間で径方向に挟まれており、更に、該ハブ7の係合部28との間に所定のすきま角度Aを備えている。
【0013】
上記したトルク変動吸収装置の作用を図1、図2、図10を用いて説明する。
【0014】
図示しないエンジンの駆動軸から伝達された回転トルクが小さい時は、該回転トルクは該駆動側慣性体1を該被駆動側慣性体9に対して相対的に回転させることによって、該エンジン側ドライブプレート2と該第1摩擦部材20との間ですべりが発生する。図10において、該エンジン側ドライブプレート2と該第1摩擦部材20との間のすべりは、a点からb点に渡って発生している。該駆動側慣性体1の該被駆動側慣性体9に対する相対回転がさらに進行し、該相対回転角度がAに達すると、該ハブ7の係合部28が該第2摩擦部材22に当接することによって、該第2摩擦部材22が該ドライブプレート2と同期して回転し、該第2摩擦部材22と該バックプレート23及び該ドリブンプレート13との間で相対回転が発生し、図10のc点からd点にあるように、a点〜b点より大きいヒステリシストルクが発生する。又、d点において該ダンパ機構14の圧縮が開始すると、図10のe点〜f点のように、該駆動側慣性体1の該被駆動側慣性体9に対する相対回転角度の増加とともにトルクが増加する。更に、f点においてエンジンから該ドライブプレート2に伝達された回転トルクが、該トルク変動吸収装置のストッパトルクを越えると、該トルクリミット機構16においてすべりが発生し、該駆動側慣性体1の該被駆動側慣性体9に対する相対回転角度はこれ以上増大しない。
【0015】
一方、該駆動側慣性体1の該被駆動側慣性体9に対する相対回転角度が減少を始めると、図10のg点からh点に示したように、当初は該ハブ7の係合部28と該第2摩擦部材22との間の、前記したような両者の当接部と反対側にすきま角度が存在するために、該エンジン側ドライブプレート2と該第1摩擦部材20との間のすべりのみが発生するが、h点において該ハブ7の係合部28が該第2摩擦部材22に当接することによって、i点からj点に示したように再び大きいヒステリシストルクが発生する。上記したように、本発明のトルク変動吸収装置によれば、該駆動側慣性体1の該被駆動側慣性体9に対する相対回転角度のすべての領域において、その地点における該駆動側慣性体1と該被駆動側慣性体9との間の相対的な捩じれ角度の変化量に基づいて、小ヒステリシストルクと大ヒステリシストルクとを発生させることができる。又、本実施例では、該皿ばね24のみで該 第1摩擦部材20及び該第2摩擦部材22の双方を付勢できる構成となっているため、部品数の低減とトルク変動吸収装置の回転軸方向の短縮において有効である。尚、大ヒステリシストルクの発生領域は前記した実施例に限定するものではなく、該第2摩擦部材22と該係合部28とのすきま角度Aを適当に変えることによって、自由に設定できるものである。
【0016】
次に、図3、図4に示した第2の実施例について説明する。図において第1の実施例と同一機能の部材には、同一の符号を付してある。図3において、第1の実施例と同じようにドライブプレート2間にはダンパ機構14が設けられており、被駆動側慣性体9の一部を形成するフライホイール11に、ボルト12によって第1ドリブンプレート29がプレート30を介して固着されている。該第1ドリブンプレート29に接するように、同じく該ボルト12によって第2ドリブンプレート31が固定されている。該第1ドリブンプレート29の第1フランジ32と該第2ドリブンプレート31の第1フランジ33間には、トルクリミット機構16が備えられており、該第1ドリブンプレート29の第2フランジ34とドライブホイール3の間には、ベアリング19が配設されている。該ドライブホイール3にはネジ35によって小円板36が取付けられている。
【0017】
一方、該第1ドリブンプレート29の第2フランジ34と該プレート30及び小円板36との間には、ヒステリシス機構18が設けられている。該ヒステリシス機構18は、該小円板36に当接するように第1皿ばね37と、該第1皿ばね37と接するようにバックプレート38と、更に、該バックプレート38と隣接して第1摩擦部材39とが設けられている。又、該第1ドリブンプレート29の第2フランジ34と該プレート30の間には、該第2フランジ34と当接するように第2皿ばね40と、該第2皿ばね40と接するようにバックプレート41とが設けられ、該バックプレート41と該プレート30との間には第2摩擦部材42が円周上複数個配設されている。又、該第1皿ばね37の付勢力により、該第1摩擦部材39は該バックプレート41にも当接している。第1の実施例と同様に、該第2摩擦部材42は、径方向に該第1ドリブンプレート29と該バックプレート38との間に格納され、又、該第2摩擦部材42と該バックプレート38の係合部43の間には、その円周方向にすきま角度Aが備えられている。前記した第2の実施例によるトルク変動吸収装置の作動についての説明は省略するが、本実施例によれば該第1摩擦部材39、或いは第2摩擦部材42の交換は、該ドライブプレート2或いはドライブホイール3をはずす必要がないため該ピン4を取はずすことなく、該小円板36或いはプレート30を取りはずすため該ボルト12を取はずすだけによって可能である。又、該ヒステリシス機構18はエンジン側から見て、外部に位置しているため、該第1摩擦部材39、及び第2摩擦部材42の磨耗粉が該小円板36とプレート30との間から排出されやすいため、ヒステリシス特性が安定し、該摩擦部材の偏磨耗を防ぐことができる。更に、該第1摩擦部材39用のバックプレートと、該第2摩擦部材42に対する係合部材とを該バックプレート38にて兼ねているため、部品数の低減が可能である。
【0018】
次に、第3の実施例について図5、図6に基づいて説明する。該実施例では、エンジン側ドライブプレート2とフライホイール11にボルト12によって固定されたドリブンプレート44との間、及び該エンジン側ドライブプレート2と該ドライブプレート2にネジ6によって固定されたハブ45との間にヒステリシス機構18が設けられている。該ヒステリシス機構18は、該ドライブプレート2と接するように第1摩擦部材46が備えられ、該ドリブンプレート44との間で該第1摩擦部材46を付勢するようにバックプレート47を介して第1皿ばね48が設けられている。又、一方該ハブ45のフランジ49に接するように第2摩擦部材50が備えられ、該第2摩擦部材50と当接するようにバックプレート51が配設され、該ドライブプレート2との間で該バックプレート51を付勢するように、第2皿ばね52が耐磨耗プレート53を介して該ドライブプレート2と隣接するように配設されている。この実施例では、該第2摩擦部材50は円周上に突起54を複数 個備えた一体のリング形状をしており、該突起54は該ドリブンプレート44の係合部55との間にすきま角度Aを備えている。該第2摩擦部材50は一体のリング形状をしており、組付け性がよい。
【0019】
【発明の効果】
本発明によるトルク変動吸収装置では、ヒステリシス機構に、第1付勢部材によって付勢された低摩擦部材と、第2付勢部材によって付勢された高摩擦部材とを設けたため、駆動側慣性体の被駆動側慣性体に対する相対回転角度のすべての領域において、その地点における該駆動側慣性体と該被駆動側慣性体との間の相対的な捩じれ角度の変化量に基づいて、小ヒステリシストルクと大ヒステリシストルクとを発生させることができるため、駆動軸系の小振動の吸収に有効であるばかりか、大振動時の共振吸収に対しても有効であって、アクセルのオン、オフによる車両のシャクリ現象にも効果がある。
【0020】
又、低摩擦部材と高摩擦部材を押圧する弾性部材を1つで兼ねるようにすればトルク変動吸収装置の回転軸方向の短縮、部品数の低減に有効である。
【0021】
更に、該駆動側慣性体がドライブプレートとドライブホイールとをピンによって固着したものを含むものである時、ヒステリシス機構をクラッチ機構側から該ドライブプレート及びドライブホイール以外の構成部材によって押圧されるようにすれば、該高摩擦部材、或いは低摩擦部材の交換時、該駆動側慣性体の該ドライブプレート及びドライブホイールを固定しているピンを取はずす必要がなく作業が容易である。
【0022】
又、該高摩擦部材を円周上に突起を備えた一体のリング形状にすれば、該高摩擦部材の組付け性がよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例によるトルク変動吸収装置の断面図
【図2】図1の正面図
【図3】本発明の第2の実施例によるトルク変動吸収装置の断面図
【図4】図3の正面図
【図5】本発明の第3の実施例によるトルク変動吸収装置の断面図
【図6】図5の正面図
【図7】従来技術によるトルク変動吸収装置の断面図
【図8】図7の正面図
【図9】従来技術によるトルク変動吸収装置のヒステリシストルク特性図
【図10】本発明によるトルク変動吸収装置のヒステリシストルク特性図
【符号の説明】
1駆動側慣性体 2ドライブプレート 3ドライブホイール
4ピン 9被駆動側慣性体 14ダンパ機構
18ヒステリシス機構 2皿ばね
37、48 第1皿ばね(第1付勢部材)
40、52 第2皿ばね(第2付勢部材)
20、39、46 第1摩擦部材(低摩擦部材)
22、42、50 第2摩擦部材(高摩擦部材)
28、43、55 係合部 54突起

Claims (6)

  1. 駆動軸に連結される駆動側慣性体と、
    フライホイールを有するとともにクラッチ機構に連結される被駆動側慣性体と、該駆動側慣性体と該被駆動側慣性体との間に配設されたダンパ機構と、
    該駆動側慣性体と該被駆動側慣性体との間に前記ダンパ機構と並列に配設されたヒステリシス機構を備えたトルク変動吸収装置において、
    該ヒステリシス機構は、第1付勢部材によって付勢された状態で配設されるとともに該駆動側慣性体と該被駆動側慣性体との相対回転量が所定量以下の範囲内では前記ダンパ機構が圧縮変形しない状態で摩擦力を発生する第1摩擦部材と、
    前記第1付勢部材と別体に設けられる第2付勢部材によって該駆動側慣性体と該被駆動側慣性体の内の一方に向けて付勢された状態で配設されるとともに該駆動側慣性体と該被駆動側慣性体との相対回転量が前記所定量以上で相対回転量が大きくなる方向に変化している間に摩擦力を発生する第2摩擦部材とを備え、
    前記駆動側慣性体には径方向に突出し、周方向に延在する係合部が設けられ、該係合部は前記所定量の相対回転時に前記第2摩擦部材に当接し、当接した後は前記駆動側慣性体と前記第2摩擦部材が一体回転することを特徴とするトルク変動吸収装置。
  2. 前記係合部は、前記駆動側慣性体と一体に回転するバックプレートに設けられることを特徴とする請求項1に記載のトルク変動吸収装置。
  3. 前記係合部は、前記ダンパ機構よりも内径側に設けられることを特徴とする請求項1に記載のトルク変動吸収装置。
  4. 前記係合部は、前記第1摩擦部材が配置される位置よりも内径側に設けられることを特徴とする請求項1に記載のトルク変動吸収装置。
  5. 前記係合部は、前記ダンパ機構の内径側に設けられ、前記駆動側慣性体に一体に形成されることを特徴とする請求項1に記載のトルク変動吸収装置。
  6. 該ダンパ機構と直列にトルクリミット機構が配設されることを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか一に記載のトルク変動吸収装置。
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