JP4951844B2 - 密閉型蓄電池 - Google Patents

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Description

本発明は、蓄電池、特に密閉型蓄電池に関する。
近年、ポータブル機器や携帯機器などの電源として、また、電気自動車やハイブリッド自動車などの電源として、蓄電池が注目されている。蓄電池としては、様々のものが提案されているが、特に、使用期間中に注液等のメンテナンスを不要とした密閉型蓄電池の需要が高まっている。
このような密閉型蓄電池では、過充電等により電池の内部にガスが発生して、電池の内圧が上昇してしまう虞がある。そこで、密閉型蓄電池について、電池ケースの内部の気圧が上昇して所定の値に達すると、ケースの内部のガスを外部へ排出して、電池ケースの内部の気圧が所定の値を超えてしまうのを抑制する安全装置(安全弁)を設けたものが提案されている(例えば、特許文献1、特許文献2、特許文献3参照)。
特開平5−325930号公報 特開平8−148135号公報 特開平8−31398号公報
ところで、近年、密閉型蓄電池について、小型化、電池搭載スペースの縮小化の要請が高まっている。しかしながら、特許文献1、特許文献2、特許文献3に開示されている電池では、いずれも、安全装置(安全弁)がケースの外周面上に載置(ケースの外周面から突出)された形態であるため、密閉型蓄電池の小型化、電池搭載スペースの縮小化に支障をきたしていた。
本発明は、かかる現状に鑑みてなされたものであって、小型化、電池搭載スペースの縮小化に有利な構造の安全装置(安全弁)を備える密閉型蓄電池を提供することを目的とする。
ースと、上記ケース内に配置された電池本体部と、上記ケースの内圧が所定の値を超えると、上記ケース内のガスを排出して上記ケースの内圧の過昇圧を防止する安全装置と、を備える密閉型蓄電池であって、上記ケースは、その外周面よりも内側に凹んだ凹部をなす凹壁部を有し、上記凹壁部は、自身を貫通して上記ケースの内部と外部とを連通するガス排出孔を含み、上記安全装置は、少なくともその一部が上記ケースの上記凹部内に配置されて、上記ガス排出孔を通じて、上記ケース内のガスを外部へ排出可能に構成されてなり、上記ケースの上記凹部内に配置された弁部材であって、上記凹壁部のうち少なくとも上記ガス排出孔の周囲に位置する孔周囲部に離間可能に密着するシール面を含み、当該弁部材自身の弾性及び外部からの押圧力の少なくともいずれかにより、上記シール面を上記孔周囲部に向けて付勢する弁部材を含む密閉型蓄電池において、上記安全装置は、上記弁部材自身の弾性及び上記弁部材に直接または間接に連結する弾性部材からの弾性押圧力の少なくともいずれかにより、上記弁部材の上記シール面を上記孔周囲部に向けて付勢するように構成されてなり、上記凹壁部は、当該凹壁部の底をなす凹底部と、上記凹底部と上記ケースの外周面とをつなぐ凹側壁部と、を有し、上記ガス排出孔は、上記凹側壁部に位置し、上記弁部材は、上記シール面を上記凹底部に沿う方向に付勢して、上記孔周囲部に離間可能に密着してなる密閉型蓄電池が好ましい
上述の密閉型蓄電池では、ケースに、その外周面よりも内側に凹んだ凹部をなす凹壁部を形成し、この凹部内に安全装置の少なくとも一部を配置している。これにより、安全装置が、ケースの外周面から突出しないようにすることができる。あるいは、従来のように、安全装置(安全弁)をケースの外周面上に載置(ケースの外周面から突出)した形態の密閉型蓄電池に比して、安全装置(安全弁)の突出高さを低減することができる。従って、上述の密閉型蓄電池は、従来の密閉型蓄電池に比して、小型となり、電池搭載スペースを縮小することができる。
なお、電池本体部は、電池の機能を奏するためにケース内に配置されるものであり、例えば、電極、セパレータ、電解液などが含まれる。
さらに、上述の密閉型蓄電池では、凹壁部の孔周囲部に離間可能に密着するシール面を含み、このシール面を孔周囲部に向けて付勢する弁部材を用いて、安全装置をなしている。このため、ケースの内圧が所定の値よりも低い場合には、弁部材のシール面を孔周囲部に密着させて、ケース内のガスが外部に排出されないようにすることができる。一方、ケースの内圧が所定の値を超えた場合には、弁部材のシール面を孔周囲面から離間させて、ケース内のガスを排出させて、ケースの内圧の過昇圧を防止することができる。上述の密閉型蓄電池では、このような簡易な構成により、適切に、ケースの内圧の過昇圧を防止することができるので、低コストである。
なお、弁部材としては、例えば、ゴム成形体が挙げられる。特に、上述の密閉型蓄電池が密閉型アルカリ蓄電池である場合には、耐アルカリ性の高いゴム(NBRやEPDMなど)によって成形したゴム成形体を用いるのが好ましい。
また、弁部材自身の弾性により、弁部材のシール面を孔周囲面に向けて付勢する形態としては、例えば、弁部材を、凹壁部のうち孔周囲部を有する側壁部(第1凹側壁部とも言う)と、これに対向する側壁部(第2凹側壁部とも言う)とに弾性的に当接するように、凹壁部内に嵌入させて、弁部材のシール面を孔周囲部に密着させる形態が挙げられる。一方、外部からの押圧力により、弁部材のシール面を孔周囲部に向けて付勢する形態としては、例えば、弁部材にコイルバネを連結させたものを用い、このうち、弁部材を第1凹側壁部に当接させ、コイルバネを第2凹側壁部に対し弾性的に当接させて、弁部材のシール面を孔周囲部に密着させる形態が挙げられる。
さらに、上述の密閉型蓄電池では、安全装置が、弁部材自身の弾性及び弁部材に直接または間接に連結する弾性部材からの弾性押圧力の少なくともいずれかにより、弁部材のシール面を孔周囲部に向けて付勢するように構成されている。従って、弁部材(弾性部材を有する場合は、少なくとも弾性部材)(以下、弁部材等とも言う)が、ケース内のガスに押圧されて弾性変形(圧縮)することにより、弁部材のシール面が孔周囲部から離間して、ケースの内部のガスを外部に排出する。
このため、弁部材等について、弾性変形する方向の長さを長くするほど、弾性変形量を大きくとることができ、弁部材のシール面を孔周囲部から大きく離間させ得るので、効率良く、ケース内のガスを外部に排出させることができる。また、弾性変形する方向の長さを長くするほど、弁部材等の弾性変形する方向の長さにばらつき(寸法誤差)が生じていても、シール面を付勢する応力の変動を抑制することができる。このため、ケースの内圧が所定の値付近になったときには、長さ方向に弾性変形(圧縮変形)して、適切に、ケース内のガスを外部に排出させることができる。
ところが、従来のように、弁部材等を、ケースの外周面に直交する方向に弾性変形するように配置する形態では、弁部材等について弾性変形する方向の長さを長くすると、弁部材等がケースの外周面から突出してしまい(または、突出高さが大きくなり)、必然的に電池が大きくなってしまう問題があった。
これに対し、上述の密閉型蓄電池では、ガス排出孔を凹側壁部に設け、弁部材のシール面を、凹底部に沿う方向に付勢し、凹側壁部の孔周囲部に離間可能に密着させている。換言すれば、弁部材等を、この弁部材のシール面がケース内のガスに押圧されたとき、凹底部に沿う方向に弾性変形(圧縮変形)するように配置している。
このような形態とすれば、弁部材等は、ケースの外周面に沿う方向に配置される。このため、弁部材等について弾性変形する方向の長さを長くしても、ケースの外周面に直交する方向(凹壁部の深さ方向)の寸法を大きくすることがない。従って、上述の密閉型蓄電池では、電池を小型としつつも、適切な寸法の弁部材等を用いて、ケースの内圧の過昇圧を防止することができる。
さらに、上記いずれかの密閉型蓄電池であって、前記安全装置は、前記ケースの外周面より内側に位置してなる密閉型蓄電池であると好ましい。このように、安全装置を、ケースの外周面より内側に収容してしまうことで、電池を小型にでき、電池搭載スペースを縮小できる。
本発明の一態様は、ケースと、上記ケース内に配置された電池本体部と、上記ケースの内圧が所定の値を超えると、上記ケース内のガスを排出して上記ケースの内圧の過昇圧を防止する安全装置と、を備える密閉型蓄電池であって、上記ケースは、その外周面よりも内側に凹んだ凹部をなす凹壁部を有し、上記凹壁部は、当該凹壁部の底をなす凹底部と、上記凹底部と上記ケースの外周面とをつなぐ第1凹側壁部と、上記凹底部と上記ケースの外周面とをつなぎ、上記第1凹側壁部に対向する第2凹側壁部と、を有し、上記第1凹側壁部は、自身を貫通して上記ケースの内部と外部とを連通するガス排出孔を含み、上記安全装置は、上記ケースの上記凹部内に配置された弁部材であって、上記第1凹側壁部に離間可能に密着するシール面を含み、上記第1凹側壁部と上記第2凹側壁部とに弾性的に当接して、上記シール面を上記第1凹側壁部に向けて付勢する弁部材を有し、上記弁部材は、柱形状をなし、上記第1凹側壁部に形成された上記ガス排出孔と連通する有底の連通穴を有し、上記凹底部に沿って上記凹部内に配置されてなり、上記ケースは、開口部を有し、上記電池本体部を収容する電槽と、上記電槽の開口部を封止する封口板と、を有し、上記凹壁部は、上記封口板に形成されてなり、柱形状をなす上記弁部材は、その長手方向に圧縮されて、上記第1凹側壁部と上記第2凹側壁部とに弾性的に当接して上記凹部内に嵌入されており、上記ケースの内圧が所定の値を超えると、当該弁部材がさらにその長手方向に圧縮変形させられることにより、上記シール面が上記第1凹側壁部から離間して、上記ケースのガスを外部に排出する構成を有する密閉型蓄電池である。
本発明の密閉型蓄電池では、ケースに、その外周面よりも内側に凹んだ凹部をなす凹壁部を形成し、この凹部内に弁部材(安全装置の少なくとも一部)を配置している。これにより、安全装置が、ケースの外周面から突出しないようにすることができる。あるいは、従来のように、安全装置(安全弁)をケースの外周面上に載置(ケースの外周面から突出)した形態の密閉型蓄電池に比して、安全装置(安全弁)の突出高さを低減することができる。従って、本発明の密閉型蓄電池は、従来の密閉型蓄電池に比して、小型となり、電池搭載スペースを縮小することができる。
その上、弁部材を、凹壁部の第1凹側壁部と第2凹側壁部とに弾性的に当接させて、弁部材のシール面を、ガス排出孔を有する第1凹側壁部に向けて付勢することにより、安全装置をなしている。このような、簡易な構造によって安全装置を構成する本発明の密閉型蓄電池は、製作容易で、低コストである。
また、本発明の密閉型蓄電池では、凹壁部を封口板に形成している。このため、電槽に形成する場合に比して、製作容易となる。
なお、電池本体部は、電池の機能を奏するためにケース内に配置されるものであり、例えば、電極、セパレータ、電解液などが含まれる。また、弁部材としては、例えば、ゴム成形体が挙げられる。特に、本発明の密閉型蓄電池が密閉型アルカリ蓄電池である場合には、耐アルカリ性の高いゴム(NBRやEPDMなど)によって成形したゴム成形体を用いるのが好ましい。
また、弁部材のシール面が第1凹側壁部に離間可能に密着する形態としては、ガス排出孔と連通する連通穴を有する弁部材(従って、シール面が環状となる)を用い、この連通穴の内部にガスを進入させつつ、環状のシール面を第1凹側壁部に密着させて、ガスが外部に排出されないようにした形態が挙げられる。
さらに、上記の密閉型蓄電池であって、前記安全装置は、前記ケースの外周面より内側に位置してなる密閉型蓄電池であると好ましい。このように、安全装置を、ケースの外周面より内側に収容してしまうことで、電池を小型にでき、電池搭載スペースを縮小できる。
さらに、上記の密閉型蓄電池であって、前記凹底部は、前記第1凹側壁部と前記第2凹側壁部とを結ぶ第1方向に直交する方向に切断した断面がU字状となる形状を有してなる密閉型蓄電池とすると良い。
本発明の密閉型蓄電池では、凹底部を、第1凹側壁部と第2凹側壁部とを結ぶ第1方向に直交する方向に切断した断面がU字状となる形状にしている。このような形状の凹底部を有する凹壁部は、成型が容易で、低コストである。
次に、本発明の実施例及び参考例について、図面を参照しつつ説明する。
(参考例1)
参考例1の密閉型蓄電池100は、図1に示すように、封口板120及び電槽130を備えるケース102と、弁部材110と、ケース102(電槽130)内に配置された極板群150及び電解液(図示しない)とを備える角形密閉式アルカリ蓄電池である。
極板群150は、正極151と負極152と袋状のセパレータ153とを備えている。このうち、正極151は袋状のセパレータ153内に挿入されており、セパレータ153内に挿入された正極151と、負極152とが交互に積層されている。
正極151としては、例えば、水酸化ニッケルを含む活物質と、発泡ニッケルなどの活物質支持体とを備える電極板を用いることができる。負極152としては、例えば、水素吸蔵合金や水酸化カドミウムなどを負極構成材として含む電極板を用いることができる。セパレータ153としては、例えば、親水化処理された合成繊維からなる不織布を用いることができる。電解液としては、例えば、KOHを含む比重1.2〜1.4のアルカリ水溶液を用いることができる。
電槽130は、金属(具体的には、ニッケルめっき鋼板)からなり、矩形箱形状を有している。封口板120は、金属(具体的には、ニッケルめっき鋼板)からなり、矩形略板形状を有している。この封口板120は、図2に示すように、電槽130の開口端面131上に載置されて全周溶接され、電槽130の開口部132を封止している。これにより、封口板120と電槽130とは、隙間なく一体化して、ケース102をなしている。
ところで、封口板120は、その外周面127より電槽130の内側に凹んだ凹部Sをなす凹壁部121を有している。この凹壁部121は、図2,図3に示すように、略半円筒形状で、凹壁部121の底をなす凹底部125と、凹底部125と外周面127とをつなぐ第1凹側壁部123と、凹底部125と外周面127とをつなぎ、第1凹側壁部123に対向する第2側壁部124とを有している。このうち、凹底部125は、第1凹側壁部123と第2凹側壁部124とを結ぶ第1方向D1(図2において左右方向)に直交する方向に切断した断面がU字状(略半円状)となる形状を有している(図3参照)。また、第1凹側壁部123には、図2に示すように、自身を貫通してケース102の内部と外部とを連通するガス排出孔122が形成されている。
弁部材110は、ゴム(具体的には、NBRやEPDM)からなり、図1に示すように、円柱をその軸線方向に切断した形状で、凹部Sの空間形状に適合する略半円柱形状を有している。詳細には、弁部材110は、第1凹側壁部123側に位置するシール面111と、凹底部125に沿うU字状を有する弁底面112とを有している。この弁部材110は、図2に示すように、その長手方向(図中左右方向)に圧縮されて、凹壁部121の第1凹側壁部123と第2凹側壁部124とに弾性的に当接して、凹部S内に嵌入されている。これにより、弁部材110のシール面111が、凹底部125に沿う方向(図2において左右方向。第1方向D1に一致する)に付勢されて、ガス排出孔122の周囲に位置する孔周囲部123bを含む第1凹側壁部123に密着し、ガス排出孔122を閉塞する。
なお、封口板120には、図3に示すように、凹部S内に配置した弁部材110が凹部S内から抜け出るのを防止するために、鍔状の抜け止め部126が形成されている。
このような構成の密閉型蓄電池100では、ケース102の内圧が所定の値(例えば、1MPa)よりも低い場合には、弁部材110の付勢力により、弁部材110のシール面111が第1凹側壁部123に密着し、ガス排出孔122が閉塞される。これにより、ケース102内のガス(水素ガスなど)が外部に排出されることが防止される(図2参照)。
しかしながら、何らかの理由で、ケース102の内圧が所定の値を超えた場合には、図4に示すように、弁部材110が、ケース102内のガス(水素ガスなど)により圧縮方向(図中右側)に押圧されて、弾性的に変形(圧縮)する。このため、弁部材110のシール面111が第1凹側壁部123から離間して、シール面111と第1凹側壁部123との間に間隙部Gが形成される。これにより、ガス排出孔122及び間隙部Gを通じて、ケース102内のガスが外部に排出され、ケース102の内圧が下がる。かくして、ケース102の内圧の過昇圧を防止することができる。
なお、本参考例1の密閉型蓄電池100では、弁部材110と、封口板120に形成された凹壁部121及び抜け止め部126とによって、安全装置101を構成している。このように、簡易な構造の安全装置101は、製作容易で、低コストである。
しかも、本参考例1の密閉型蓄電池100では、封口板120に、その外周面127よりも内側に凹んだ凹部Sをなす凹壁部121を形成し、この凹部S内に弁部材110を配置して安全装置101をなしている。このため、安全装置101が、封口板120の外周面127から突出していない。従って、本参考1の密閉型蓄電池100は、従来のように、安全弁(安全装置)全体がケース(封口板)の外周面から突出した形態の密閉型蓄電池に比して、小型となり、電池搭載スペースを縮小できる。
ところで、この密閉型蓄電池100では、弁部材110が、ケース102内のガスにより押圧されて、長手方向(図中左右方向)に圧縮変形させられることにより、弁部材110のシール面111が第1凹側壁部123から離間して、ケース102内のガスを外部に排出する(図4参照)。このため、弁部材110について、長手方向寸法を大きくするほど、変形可能な寸法が大きくなり、弁部材110のシール面111を第1凹側壁部123から大きく離間させ得るので、効率良く、ケース102内のガスを外部に排出させることができる。また、弁部材110について、長手方向寸法を大きくするほど、長手方向の長さにばらつき(寸法誤差)が生じていても、シール面111を付勢する応力の変動を抑制することができる。このため、ケース102の内圧が所定の値付近になったときには、長さ方向に圧縮変形して、適切に、ケース102内のガスを外部に排出させることができる。
しかも、従来のように、弁部材等を、ケースの外周面に直交する方向に弾性変形するように配置していないので、弁部材等について弾性変形する方向の長さを長くすると、弁部材等がケースの外周面から突出してしまい(または、突出高さが大きくなり)、必然的に電池が大きくなってしまう問題も生じない。
従って、本参考例1の密閉型蓄電池100では、電池を小型としつつも、ケース102の内圧が所定の値に達したときには、適切に、ケース102内のガスを外部に排出して、過昇圧を防止することができる。
このような密閉型蓄電池100は、次のようにして製造することができる。
まず、袋状とした複数のセパレータ153内に、それぞれ正極151を挿入する。次いで、正極151が挿入された複数のセパレータ153と複数の負極152とを交互に積層し、極板群150を作成する(図1参照)。次いで、この極板群150を電槽130内に挿入した後、電解液として、比重約1.3のアルカリ水溶液を注液する。次いで、正極151と図示しない正極端子とをリード線で接続すると共に、負極152と図示しない負極端子とをリード線で接続する。
一方、所定寸法の金属板をプレス成型することにより、凹底部125の断面形状をU字状(略半円状)とした凹壁部121(凹部S)を有する封口板120を用意する(図2,3参照)。次いで、この封口板120に、第1凹側壁部123を貫通するガス排出孔122を穿孔する。その後、凹部Sの長手方向寸法と一致する細長矩形状の金属板を、封口板120の外周面127と面一になるようにレーザー溶接して、抜け止め部126を形成する。次いで、この封口板120を、電槽130の開口端面131上に載置して全周溶接し、電槽130の開口部132を封止する。これにより、封口板120と電槽130とは、隙間なく一体化して、ケース102をなす。
また、EPDMからなり、凹部Sの空間形状に適合する略半円柱形状の弁部材110を用意する(図1参照)。そして、この弁部材110を、その長手方向(図中左右方向)に圧縮して、凹壁部121の第1凹側壁部123と第2凹側壁部124とに弾性的に当接させて、凹部S内に嵌入する(図2参照)。これにより、弁部材110のシール面111が、凹底部125に沿う方向(図2において左右方向)に付勢されて第1凹側壁部123に密着するので、ガス排出孔122を閉塞することができる。このようにして、本参考例1の密閉型蓄電池100を製造することができる。
(実施例1)
次に、実施例1にかかる密閉型蓄電池200について、図5〜図7を参照しつつ説明する。本実施例1の密閉型蓄電池200は、参考例1の密閉型蓄電池100と比較して、弁部材の形状が異なり、その他の部分についてはほぼ同様である。
具体的には、本実施例1の弁部材210は、図5と図2とを比較するとわかるように、中実半円柱形状である参考例1の弁部材110に対し、有底の連通穴211を設けたものである。この連通穴211は、図5に示すように、弁部材210を、封口板220に形成された凹壁部221内に配置したときに、第1凹側壁部223に形成されたガス排出孔222と連通する位置に設けられている。
従って、実施例1の密閉型蓄電池200では、ケース202の内圧が所定の値(例えば、1MPa)よりも低いときには、弁部材210の連通穴211内にガス(水素ガスなど)を配置させつつ、環状のシール面215を、第1凹側壁部223のうちガス排出孔222の周囲に位置する孔周囲部223bに密着させる。このようにして、ケース202内のガス(水素ガスなど)が外部に排出されないようにする(図5参照)。
一方、ケース202の内圧が所定の値を超えた場合には、図7に示すように、弁部材210が、ケース202内及び連通穴211内のガスに押圧されて、弾性的に変形(圧縮)する。このため、弁部材210のシール面215が第1凹側壁部223から離間して、シール面215と第1凹側壁部223との間に間隙部Gが形成される。これにより、ガス排出孔222及び間隙部Gを通じて、ケース202内のガスを外部に排出することができ、ケース202の内圧の過昇圧を防止することができる。
なお、本実施例1の密閉型蓄電池200では、図5,図6に示すように、抜け止め板240を、封口板220の外周面227上に固接(溶接)している。このため、弁部材210が、凹部S内から脱落してしまう虞がない。このような形態の抜け止めは、参考例1のように、封口板120の外周面127と面一である抜け止め部126を形成する場合に比して、形成が容易である。
(実施例2)
次に、実施例2にかかる密閉型蓄電池300について、図8,図9を参照しつつ説明する。本実施例2の密閉型蓄電池300は、実施例1の密閉型蓄電池200と比較して、弁部材のみが異なり、その他の部分については同様である(図9参照)。
実施例1では、参考例1の弁部材110に対し、連通穴211を設けた弁部材210を用いた。すなわち、弁部材全体がゴム(具体的には、NBRやEPDM)からなり、連通穴211を有する弁部材210を用いた。これに対し、本実施例2の弁部材310は、実施例1の弁部材210と形状は同一であるが、複数の部材から構成されている点で異なる。
具体的には、本実施例2の弁部材310は、図8に示すように、ゴム(具体的には、NBRやEPDM)からなる半円柱形状で第1貫通孔312bを有する第1弁部材312と、金属(具体的には、ニッケルめっき鋼板)からなり第2貫通孔314bを有する第2弁部材314と、ゴム(具体的には、NBRやEPDM)からなる半円柱形状で第2弁部材314の周囲を包囲する第3弁部材313とを有し、これらが一体成型されている。すなわち、本実施例2の弁部材310は、第2弁部材314に、インサート成型により第1弁部材312と第3弁部材313を成形した、ゴム成形体である。なお、この弁部材310では、第1弁部材312の第1貫通孔312bと、第2弁部材314の第2貫通孔314bとによって、第1凹側壁部223に形成されたガス排出孔222と連通する連通穴311を形成している。
このような弁部材310を用いた密閉型蓄電池300でも、ケース202の内圧の過昇圧を適切に防止することができる。具体的には、ケース202の内圧が所定の値よりも低いときには、弁部材310の連通穴311内にガス(水素ガスなど)を配置させつつ、環状のシール面315を、第1凹側壁部223のうちガス排出孔222の周囲に位置する孔周囲部223bに密着させる。このようにして、ケース202内のガス(水素ガスなど)が外部に排出されないようにする。
一方、ケース202の内圧が上昇して所定の値を超えた場合には、図9に示すように、ゴム製の第3弁部材313が、ケース202及び連通穴311の内部のガスにより押圧されて、図中右方向に弾性的に圧縮変形する。これにより、第2弁部材314及び第1弁部材312が、第1凹側壁部223から離間する方向(図中右方向)に移動し、シール面315が第1凹側壁部223から離間して、シール面315と第1凹側壁部223との間に間隙部Gが形成される。このため、ケース202の内部のガスを、適切に、外部へ排出することができる
(参考例2)
次に、参考例2にかかる密閉型蓄電池400について、図10を参照しつつ説明する。本参考例2の密閉型蓄電池400は、参考例1の密閉型蓄電池100と比較して、安全装置の構造が異なり、その他の部分については同様である。
参考例2の安全装置401は、図10に示すように、ゴム(具体的には、NBRやEPDM)からなる弁部材411と、これに連結されたコイルバネ412とを有している。この安全装置401では、コイルバネ412を圧縮変形させた状態で、コイルバネ412を第2凹側壁部124に当接させつつ、弁部材411を第1凹側壁部123に当接させている。これにより、弁部材411のシール面415が、ガス排出孔122の周囲に位置する孔周囲部123bを含む第1凹側壁部123に密着し、ガス排出孔122を閉塞する。
このような密閉型蓄電池400でも、ケース102の内圧の過昇圧を適切に防止することができる。すなわち、ケース102の内圧が上昇して所定の値を超えると、ケース102の内部のガスによって弁部材411が押圧されることにより、コイルバネ412がさらに圧縮変形する。これにより、弁部材411のシール面415が第1凹側壁部123から離間するので、適切に、ケース102の内部のガスを外部へ排出することができる。
以上において、本発明を実施例1〜に即して説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で、適宜変更して適用できることはいうまでもない
また、実施例1〜では、ケース202(封口板220及び電槽10)を金属によって形成したが、樹脂(例えば、ポリプロピレンや、ポリプロピレンとポリフェニレンエーテルとのポリマーアロイ)によって形成するようにしても良い。あるいは、金属と樹脂とによって形成するようにしても良い。
参考例1にかかる密閉型蓄電池100の分解斜視図である。 参考例1にかかる密閉型蓄電池100の安全装置101を説明する説明図で あり、図1のA−A断面図に相当する。 参考例1にかかる密閉型蓄電池100の安全装置101を説明する説明図で あり、図1のB−B断面図に相当する。 参考例1にかかる密閉型蓄電池100の安全装置101が、ガスを排出する ときの様子を示す説明図である。 実施例1にかかる密閉型蓄電池200の安全弁201を説明する説明図であ り、図1のA−A断面図に相当する。 実施例1にかかる密閉型蓄電池200の安全弁201を説明する説明図であ り、図1のB−B断面図に相当する。 実施例1にかかる密閉型蓄電池200の安全弁201が、ガスを排出すると きの様子を示す説明図である。 実施例2にかかる弁部材310を示す図であり、(a)は上面図、(b)は 正面図、(c)はA−A断面図である。 実施例2にかかる密閉型蓄電池300の安全弁301が、ガスを排出すると きの様子を示す説明図である。 参考例2にかかる密閉型蓄電池400の安全弁401を説明する説明図で あり、図1のA−A断面図に相当する。
符号の説明
100,200,300,400 密閉型蓄電池
101,201,301,401 安全装置
102,202 ケース
110,210,310,411 弁部材
111,215,315,415 シール面
120,220 封口板
121,221 凹壁部
122,222 ガス排出孔
123,223 第1凹側壁部
123b,223b 孔周囲部
124,224 第2凹側壁部
125,225 凹底部
130 電槽
S 凹部

Claims (2)

  1. ケースと、
    上記ケース内に配置された電池本体部と、
    上記ケースの内圧が所定の値を超えると、上記ケース内のガスを排出して上記ケースの内圧の過昇圧を防止する安全装置と、
    を備える密閉型蓄電池であって、
    上記ケースは、
    その外周面よりも内側に凹んだ凹部をなす凹壁部を有し、
    上記凹壁部は、
    当該凹壁部の底をなす凹底部と、
    上記凹底部と上記ケースの外周面とをつなぐ第1凹側壁部と、
    上記凹底部と上記ケースの外周面とをつなぎ、上記第1凹側壁部に対向する第2凹側壁部と、を有し、
    上記第1凹側壁部は、自身を貫通して上記ケースの内部と外部とを連通するガス排出孔を含み、
    上記安全装置は、
    上記ケースの上記凹部内に配置された弁部材であって、上記第1凹側壁部に離間可能に密着するシール面を含み、上記第1凹側壁部と上記第2凹側壁部とに弾性的に当接して、上記シール面を上記第1凹側壁部に向けて付勢する弁部材を有し
    上記弁部材は、
    柱形状をなし、上記第1凹側壁部に形成された上記ガス排出孔と連通する有底の連通穴を有し、上記凹底部に沿って上記凹部内に配置されてなり、
    上記ケースは、
    開口部を有し、上記電池本体部を収容する電槽と、
    上記電槽の開口部を封止する封口板と、を有し、
    上記凹壁部は、上記封口板に形成されてなり、
    柱形状をなす上記弁部材は、その長手方向に圧縮されて、上記第1凹側壁部と上記第2凹側壁部とに弾性的に当接して上記凹部内に嵌入されており、上記ケースの内圧が所定の値を超えると、当該弁部材がさらにその長手方向に圧縮変形させられることにより、上記シール面が上記第1凹側壁部から離間して、上記ケースのガスを外部に排出する構成を有する
    密閉型蓄電池。
  2. 請求項1に記載の密閉型蓄電池であって、
    前記凹底部は、前記第1凹側壁部と前記第2凹側壁部とを結ぶ第1方向に直交する方向に切断した断面がU字状となる形状を有してなる
    密閉型蓄電池。
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