JPS5836666Y2 - バリヤ−性紙函 - Google Patents

バリヤ−性紙函

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Publication number
JPS5836666Y2
JPS5836666Y2 JP1979135812U JP13581279U JPS5836666Y2 JP S5836666 Y2 JPS5836666 Y2 JP S5836666Y2 JP 1979135812 U JP1979135812 U JP 1979135812U JP 13581279 U JP13581279 U JP 13581279U JP S5836666 Y2 JPS5836666 Y2 JP S5836666Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
sheet
edge
piece
paper
Prior art date
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Expired
Application number
JP1979135812U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5653023U (ja
Inventor
章一 森
Original Assignee
大日本印刷株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 大日本印刷株式会社 filed Critical 大日本印刷株式会社
Priority to JP1979135812U priority Critical patent/JPS5836666Y2/ja
Publication of JPS5653023U publication Critical patent/JPS5653023U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5836666Y2 publication Critical patent/JPS5836666Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は高いバリヤー性を有する紙面に係り、水密性、
気密性を有し、紙面の断面を通じて液体、ガス等が漏出
するのを完全に防止しうるというバリヤー性紙面に関す
る。
従来、内面にバリヤー性を有する合成樹脂その他の層を
設けた紙面では紙の断才面より液体、気体等が流出入す
るのを防止するため、製函時に貼合部の一方の端縁Mを
第1図に示すように折り曲げるか、第2図に示すように
一方の端縁Mにバリヤー性を有するテープ状部材Nを巻
き付は貼着するという方法がとられている。
しかし、第1図に示すように端縁Mを折り曲げたものは
、折り曲げたために厚みが増大しシール性が悪くなり、
又、折り曲げ部の先端mで罫割れが生じ内容物の保護性
が悪くなるという欠点を有している。
而して、これらの欠点を少くするため端縁Mの紙を削っ
て薄くする方法もとられているが、この方法は紙を削る
という特別な工程が必要であるばかりでなく、紙を削る
こと自体も種々の困難を伴い必ずしも好ましいものでは
なかった。
一方、第2図に示すようなテープ状部材Nを巻き付は貼
着する方法はテープ状部材Nの断面nが内容物に接する
ため、例えば、アルミニューム基の層等を含むテープ状
部材Nを用いた場合には断面nよりアルミニュームが内
容物中に溶出し食品衛生上問題を生ずる等ということが
起りがちであった。
本考案は従来の紙面における斜上の欠点を除去するもの
である。
図により本考案の一実施例を説明すると、第3図は本考
案に係るバリヤー性紙面の組立前の状態を外面側からみ
た平面図であって、Aはブランク板、Bはシート状物を
表す。
ブランク板Aは紙製であって、底板1、前板2、後板3
、側板4,5、天板6、折込貼着片7、縁片21.41
.51.61よりなる。
シート状物Bはアルミニューム基の両面にポリエチレン
の層を設けたものからなり、バリヤー性を有するととも
に両面熱接着性を有する素材からなる。
本考案においては、側板5の外方及び折込貼着片7の外
方にシート状物Bを食み出させていること及び天板6の
前板2及び側板4,5への貼合のため天板6の三外方及
び前板2及び側板4,5の組立時に天板6側となる部分
に縁片61及び21.41.51を設け、縁片61と縁
片21.41.51とを内面同士の接着としたことに特
徴がある。
組立に当っては第4図に示すように折込貼着片7を底板
1の両側に起立させる。
折込貼着片7を起立させると側板4,5はシート状e7
Bにより折込貼着片7と連結されているので自動的に若
干折り曲げられてくるか−、第5図に示すように先に側
板5、後板3を直角に折り起す。
この際、シート状物Bのうち折込貼着片7と側板5との
間の部分57は折込貼着片7の紙の切断面を被覆しつつ
折込貼着片7の外面に重なり折込貼着片7と側板5との
間に挾み込まれた状態となる。
次いで、第6図に示すように側板4、前板2を折り起し
側板4の側端縁を側板5の外端縁外面上に重ね合わせる
而して、該重ね合わせに伴い、シート状物Bのうち側板
5の側外方の部分50は自動的に側板5の外表面に折り
重ねられるが、該折り重ねに伴い側板5の紙の切断面は
部分50により被覆される。
又、シート状物Bのうち折込貼着片7と側板4との間の
部分47も部分57同様折込貼着片7の紙の切断面を被
覆しつつ折込貼着片7と側板4との間に挾み込まれる。
この状態で側板4,5と折込貼着片7の部分に熱圧を加
えてシールする。
前述のようにシート状物Bには両面に熱接着性を有する
ポリエチレン層があるから部分50,47.57により
側板4,5、折込貼着片7は強固に貼着されるが、又、
上述のように紙の切断面は全て部分50.47.57に
より被覆されているから容器内に紙の切断面が露出する
個所は全然ない。
更に、底板1から前板2、後板3、側板4゜5に至る部
分も部分47 、57により完全に連結されているため
液洩れ等を生ずるおそれは全然ない。
続いて、函体内に内容物の充填を行った後、第7図に示
すように天板6を折り曲げて函体の胴頂部口縁内に押し
込み嵌入させると該嵌入に伴って、縁片61は上方に折
れ曲がり縁片21.41.51と密着重合する。
この状態で熱圧を加えて縁片61と縁片21.41.5
1とをシールし、最後に縁片61の上方に突出している
シート状物Bの部分65をカットして第8図のように本
考案に係るバリヤー性紙面の組立を完了する。
而して、縁片61の部分は上方に折れ曲がり且つ該新曲
部分にはシート状物Bが当初より貼合されて被覆してい
るから函体頂部にも紙の露出している部分は全然ない。
本考案は上述の構成を有するため、容器内に紙の切断面
が全熱露出せず、従来の貼合部の端縁を折り曲げて貼合
した場合のように厚みが増大してシールし難くなったり
折り曲げ部に罫割れが生じたりすることもなく、又、従
来のテープ状部材を貼合端縁に巻き着は貼着した場合の
ように断面より内容物中に溶出して不衛生になるおそれ
もなく、テープ状部材を巻き着は貼着する等の紙の断面
処理や折り曲げ部の紙を削る等の貼合部の処理を別に行
う必要がなく、唯単にブランク板に両面熱接着性を有す
るシート状物を貼合するだけという極めて簡単な操作で
高いバリヤー性を有する紙白を簡単に作成でき、ブラン
ク板にシート状物を貼合するだけであるから流れ作業方
式で機械的に大量生産しうる等の顕著な諸効果を有する
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示し、第1図及び第2図はそれ
ぞれ従来の紙白の胴部の貼合状態を示す水平断面図、第
3図乃至第8図は本考案の一実施例を示し、第3図は組
立前の状態を示す平面図、第4図乃至第7図は組立途中
の状態を示す斜視図、第8図は組立完了後の斜視図であ
る。 図の主要な部分を表わす符号の説明 A・・・・・・ブ
ランク板、B・・・・・・シート状物、1・・・・・・
底板、2・・・・・・前板、3・・・・・・後板、4,
5・・・・・・側板、6・・・・・・天板、21.41
.61 。 51・・・・・・縁片、47,50.57・・・・・・
部分。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ブランク板A−(7)内面にバリヤー性を有し且つ両面
    熱接着性を有するシート状物Bを貼合した紙面であって
    、前記ブランク板Aは横折線を介して天板6、後板3、
    底板1、前板2を順に連設し、前板2、底板1、後板3
    の各両側に縦折線を介して側板4、三角形の折込貼着片
    7、側板4より中挟の側板5を連設し、天板6の三外方
    及び前板2、側板4,5の組立時に天板6側となる部分
    に縁片61及び21゜41.51を設けたものからなり
    、シート状物B4よ両側の側板4,4の外端辺間の左右
    中及び縁片61,21の外端辺間の上下中を有し、シー
    ト状物Bを側板4及び縁片21の端辺に合致させて貼合
    したものを折線に沿って折り曲げ、シート状物Bのブラ
    ンク板Aより食み出している部分47.57 、50を
    ブランク板Aの外側に折り曲げ、折込貼着片7、側板4
    ゜5間を熱接着し、縁片61と縁片21.41.51と
    を内面同士熱接着してなるバリヤー性紙面。
JP1979135812U 1979-10-02 1979-10-02 バリヤ−性紙函 Expired JPS5836666Y2 (ja)

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JP1979135812U JPS5836666Y2 (ja) 1979-10-02 1979-10-02 バリヤ−性紙函

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JP1979135812U JPS5836666Y2 (ja) 1979-10-02 1979-10-02 バリヤ−性紙函

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5653023U JPS5653023U (ja) 1981-05-09
JPS5836666Y2 true JPS5836666Y2 (ja) 1983-08-18

Family

ID=29367350

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1979135812U Expired JPS5836666Y2 (ja) 1979-10-02 1979-10-02 バリヤ−性紙函

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4836359A (ja) * 1971-09-20 1973-05-29

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4836359A (ja) * 1971-09-20 1973-05-29

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Publication number Publication date
JPS5653023U (ja) 1981-05-09

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