JPS638627Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS638627Y2 JPS638627Y2 JP1221984U JP1221984U JPS638627Y2 JP S638627 Y2 JPS638627 Y2 JP S638627Y2 JP 1221984 U JP1221984 U JP 1221984U JP 1221984 U JP1221984 U JP 1221984U JP S638627 Y2 JPS638627 Y2 JP S638627Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat
- sealed
- bag
- inner bag
- synthetic resin
- Prior art date
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- Expired
Links
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Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Bag Frames (AREA)
- Packages (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は高い気密性即ちバリアー性の極めて優
れた包装体に関するものである。
れた包装体に関するものである。
従来から高いバリアー性を要求される飲食品
は、合成樹脂フイルムとアルミ箔との複合シート
を用いたステイツク包装と呼ばれている包装袋に
収容されて市販されている。この包装袋は、通常
第１図に示しているように、例えばアルミ箔１の
一方の面にポリエチレンフイルム２、他方の面に
ポリエステルフイルム３をラミネートした複合シ
ート４をその両端部において重ね合せヒートシー
ルして形成されている。ところがかかる包装袋は
接合部５におけるアルミ箔１の端面１′が露出し
ているため内容物の種類によつては、その端面に
酸化現象が発生して変質を招く恐れがある。この
問題点を防ぐため、第２図に示しているように接
合両端部を内面側で重ね合せてその重ね合せ部６
を外側へ突出させてヒートシールするといういわ
ゆる合掌貼り接合が採用されるに至つているが、
この合掌貼り接合においては耳しろと称する部分
が外側に突出しているため外観上好ましくないば
かりでなく、見掛けの大きさ以上に嵩張るという
欠点を有している。
は、合成樹脂フイルムとアルミ箔との複合シート
を用いたステイツク包装と呼ばれている包装袋に
収容されて市販されている。この包装袋は、通常
第１図に示しているように、例えばアルミ箔１の
一方の面にポリエチレンフイルム２、他方の面に
ポリエステルフイルム３をラミネートした複合シ
ート４をその両端部において重ね合せヒートシー
ルして形成されている。ところがかかる包装袋は
接合部５におけるアルミ箔１の端面１′が露出し
ているため内容物の種類によつては、その端面に
酸化現象が発生して変質を招く恐れがある。この
問題点を防ぐため、第２図に示しているように接
合両端部を内面側で重ね合せてその重ね合せ部６
を外側へ突出させてヒートシールするといういわ
ゆる合掌貼り接合が採用されるに至つているが、
この合掌貼り接合においては耳しろと称する部分
が外側に突出しているため外観上好ましくないば
かりでなく、見掛けの大きさ以上に嵩張るという
欠点を有している。
本考案は、内容物による酸化現象が発生せず、
また接合部の突出がなく、しかも高いバリアー性
を備えた包装体であつて、特にペースト状食品例
えばスープ、練乳、アルコール製品、マヨネーズ
等の食品用として好適な包装体を提供するもので
ある。
また接合部の突出がなく、しかも高いバリアー性
を備えた包装体であつて、特にペースト状食品例
えばスープ、練乳、アルコール製品、マヨネーズ
等の食品用として好適な包装体を提供するもので
ある。
以下本考案の実施例を示した第３図〜第６図に
ついて説明すると、本考案における包装体は内容
物が収容される内袋１０と該内袋１０の外側を包
む外袋１１とからなり、内袋１０は例えばポリエ
チレン、塩化ビニル、酢酸ビニル等の熱接着性合
成樹脂フイルム１２を素材とし、両側端部１３，
１３を重ね合せてヒートシール１４された袋状を
なしている。そして外袋１１は、例えば第１図に
示しているようにアルミ箔１の一方の面にポリエ
チレンフイルム２が、他方の面にポリエステルフ
イルム３がラミネートされた複合シート４でもつ
て形成され、上記内袋１０と同様に両側端部１
５，１５を重ね合せてヒートシール１６された構
造をなし、内袋１０および外袋１１の底部はそれ
ぞれ別個にヒートシール１７，１８され、内容物
２１が内袋１０に収容されて外袋１１内に位置
し、該内袋１０および外袋１１の上部２２，２３
が共に一体的にヒートシールされ、そのヒートシ
ール部２２の少なくとも一側に内袋１０のヒート
シール部に達する破断用切欠き２３が設けられて
なるものである。
ついて説明すると、本考案における包装体は内容
物が収容される内袋１０と該内袋１０の外側を包
む外袋１１とからなり、内袋１０は例えばポリエ
チレン、塩化ビニル、酢酸ビニル等の熱接着性合
成樹脂フイルム１２を素材とし、両側端部１３，
１３を重ね合せてヒートシール１４された袋状を
なしている。そして外袋１１は、例えば第１図に
示しているようにアルミ箔１の一方の面にポリエ
チレンフイルム２が、他方の面にポリエステルフ
イルム３がラミネートされた複合シート４でもつ
て形成され、上記内袋１０と同様に両側端部１
５，１５を重ね合せてヒートシール１６された構
造をなし、内袋１０および外袋１１の底部はそれ
ぞれ別個にヒートシール１７，１８され、内容物
２１が内袋１０に収容されて外袋１１内に位置
し、該内袋１０および外袋１１の上部２２，２３
が共に一体的にヒートシールされ、そのヒートシ
ール部２２の少なくとも一側に内袋１０のヒート
シール部に達する破断用切欠き２３が設けられて
なるものである。
このように本考案におけるステイツク包装体
は、熱接着性合成樹脂フイルム１２によつて形成
された内袋１０と、アルミ箔１の両面に合成樹脂
フイルムがラミネートされた複合シート４によつ
て形成された外袋１１とからなり内・外の袋１
０，１１はそれぞれ両側端部１３，１３および１
５，１５が重ね合されてヒートシール１４，１６
され、底部がそれぞれヒートシール１７，１８さ
れて内袋１０内に内容物が収容され、該内袋１０
および該外袋１１の上部が共に一体的にヒートシ
ールされてそのヒートシール部２２の少なくとも
一側に内袋１０のヒートシール部に達する破断用
切欠き２３が設けられてなるものであり、内容物
を収容している内袋１０は合成樹脂フイルム１２
で形成されているから内容物が液体やクリーム状
物であつても酸化現象が発生せず、更に内容物を
収容した内袋１０の外側がアルミ箔１の両面に合
成樹脂フイルム２，３をラミネートした複合シー
ト４でもつて形成された外袋１１によつて被覆さ
れているから、高いババリアー性を具備し、防
湿・遮光・変質防止効果が大であるばかりでな
く、外観が極めて美麗である。その上内外の袋１
０，１１の両側端部１３，１３および１５，１５
はいわゆる封筒貼りのごとく重ね合されてヒート
シール１４，１６されているため、合掌貼りされ
たステイツク包装体のごとく接着耳しろが外側に
突出せず包装体裁が良好である。そして内袋１０
と外袋１１の上部が共に一体的にヒートシールさ
れ、そのヒートシール部２２の一側に内袋１０の
接着部に達する切欠き２３を設けているから外
袋、内袋が共に同時に切断開封することができる
など多くの利点があり、特にアルコール含有製
品、練乳、スープ、マヨネーズ、チヨコレートな
どのペースト状食品の包装に好適となる。
は、熱接着性合成樹脂フイルム１２によつて形成
された内袋１０と、アルミ箔１の両面に合成樹脂
フイルムがラミネートされた複合シート４によつ
て形成された外袋１１とからなり内・外の袋１
０，１１はそれぞれ両側端部１３，１３および１
５，１５が重ね合されてヒートシール１４，１６
され、底部がそれぞれヒートシール１７，１８さ
れて内袋１０内に内容物が収容され、該内袋１０
および該外袋１１の上部が共に一体的にヒートシ
ールされてそのヒートシール部２２の少なくとも
一側に内袋１０のヒートシール部に達する破断用
切欠き２３が設けられてなるものであり、内容物
を収容している内袋１０は合成樹脂フイルム１２
で形成されているから内容物が液体やクリーム状
物であつても酸化現象が発生せず、更に内容物を
収容した内袋１０の外側がアルミ箔１の両面に合
成樹脂フイルム２，３をラミネートした複合シー
ト４でもつて形成された外袋１１によつて被覆さ
れているから、高いババリアー性を具備し、防
湿・遮光・変質防止効果が大であるばかりでな
く、外観が極めて美麗である。その上内外の袋１
０，１１の両側端部１３，１３および１５，１５
はいわゆる封筒貼りのごとく重ね合されてヒート
シール１４，１６されているため、合掌貼りされ
たステイツク包装体のごとく接着耳しろが外側に
突出せず包装体裁が良好である。そして内袋１０
と外袋１１の上部が共に一体的にヒートシールさ
れ、そのヒートシール部２２の一側に内袋１０の
接着部に達する切欠き２３を設けているから外
袋、内袋が共に同時に切断開封することができる
など多くの利点があり、特にアルコール含有製
品、練乳、スープ、マヨネーズ、チヨコレートな
どのペースト状食品の包装に好適となる。
第１図および第２図は従来のステイツク包装体
の接合部を例示した断面拡大図および斜視図、第
３図および第４図は本考案の実施例を示したもの
であつて、第３図は上部のヒートシール前の状態
を示した斜視図、第４図は包装体の部分断面背面
図、そして第５図および第６図は第４図のＡ−Ａ
線およびＢ−Ｂ線のそれぞれ断面図である。 １はアルミ箔、２，３は合成樹脂フイルム、４
は複合シート、１０は内袋、１１は外袋、１２は
合成樹脂フイルム、１３は内袋の両側端部、１４
はヒートシール、１５は外袋の両側端部、１６は
ヒートシール、１７，１８は底部のヒートシー
ル、２２は上部ヒートシール部、２３は破断用切
欠き。
の接合部を例示した断面拡大図および斜視図、第
３図および第４図は本考案の実施例を示したもの
であつて、第３図は上部のヒートシール前の状態
を示した斜視図、第４図は包装体の部分断面背面
図、そして第５図および第６図は第４図のＡ−Ａ
線およびＢ−Ｂ線のそれぞれ断面図である。 １はアルミ箔、２，３は合成樹脂フイルム、４
は複合シート、１０は内袋、１１は外袋、１２は
合成樹脂フイルム、１３は内袋の両側端部、１４
はヒートシール、１５は外袋の両側端部、１６は
ヒートシール、１７，１８は底部のヒートシー
ル、２２は上部ヒートシール部、２３は破断用切
欠き。
Claims (1)
- 熱接着性合成樹脂フイルム１２によつて形成さ
れた内袋１０と、アルミ箔１の両面に合成樹脂フ
イルム２，３がラミネートされた複合シート４に
よつて形成された外袋１１とからなり、該内・外
の袋１０，１１はそれぞれ両側端部１３，１３お
よび１５，１５が重ね合されてヒートシール１
４，１６され、底部が各々ヒートシール１７，１
８されて該内袋１０内に内容物が収容され、該内
袋１０および該外袋１１の上端が共に一体的にヒ
ートシールされてそのヒートシール部２２の少な
くとも一側に内袋１０のヒートシール部に達する
破断用切欠き２３が設けられてなるステイツク包
装体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1221984U JPS60123365U (ja) | 1984-01-31 | 1984-01-31 | ステイツク包装体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1221984U JPS60123365U (ja) | 1984-01-31 | 1984-01-31 | ステイツク包装体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60123365U JPS60123365U (ja) | 1985-08-20 |
| JPS638627Y2 true JPS638627Y2 (ja) | 1988-03-15 |
Family
ID=30495073
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1221984U Granted JPS60123365U (ja) | 1984-01-31 | 1984-01-31 | ステイツク包装体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60123365U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018184175A (ja) * | 2017-04-24 | 2018-11-22 | サンスター株式会社 | 長期保存用液体組成物 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0449104Y2 (ja) * | 1985-10-30 | 1992-11-18 | ||
| JPH0647827Y2 (ja) * | 1988-09-24 | 1994-12-07 | 武田薬品工業株式会社 | 二層袋 |
-
1984
- 1984-01-31 JP JP1221984U patent/JPS60123365U/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018184175A (ja) * | 2017-04-24 | 2018-11-22 | サンスター株式会社 | 長期保存用液体組成物 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60123365U (ja) | 1985-08-20 |
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