JPH0326149Y2 - - Google Patents

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JPH0326149Y2
JPH0326149Y2 JP8148283U JP8148283U JPH0326149Y2 JP H0326149 Y2 JPH0326149 Y2 JP H0326149Y2 JP 8148283 U JP8148283 U JP 8148283U JP 8148283 U JP8148283 U JP 8148283U JP H0326149 Y2 JPH0326149 Y2 JP H0326149Y2
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JP
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bag
sheet
vapor
synthetic resin
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JP8148283U
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JPS59186272U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は製袋業界に利用される気密性並びに保
温、保冷効果の大きい使用上便利な保温、保冷袋
に係る。
(従来の技術) 従来実開昭49−23859号公報に見られるように
保冷用袋として、クラフト紙の片面に金属箔を、
他面にポリオレフイン系樹脂発泡体をラミネート
した部材の金属箔が外側となるように製袋した考
案と、実開昭53−161363号公報に見られるように
携帯用断熱容器として、透明な合成樹脂フイルム
層の片面に金属を蒸着せしめた金属蒸着層に熱可
塑性樹脂発泡シートが熱可塑性樹脂フイルム層を
介して加熱融着せしめられた積層シートからな
り、熱可塑性樹脂発泡シートを内側にして作製さ
れた容器であつて、該積層シートの端部が接着さ
れ、熱可塑性樹脂発泡シートに線状の加熱刃を当
接し発泡シートを溶融し、折曲げて熱融着するこ
とによつて折曲線が形成され、且つ開口部に開閉
自在に密封し得る係止具が附設された構成の考案
とがあつた。
(考案が解決しようとする問題点) しかし前記従来の前者に係る保冷用袋は、角底
部とか袋胴の端部接合がヒートシールによるた
め、ラミネート素材のポリオレフイン系樹脂発泡
体等に熱変化を生じるし、又その接合も剥離し易
いものである。更に後者の携帯用断熱容器に於て
も容器を構成する場合、熱可塑性樹脂発泡シート
を溶融し折曲げて熱融着するものであるから、薄
い容器素材に於ては熱加工による胴部形成とか角
底形成は不確実で強度的にも弱くなる問題点を有
するものであつた。
本考案は前記した従来の問題点を解消するため
になされたもので、アルミニウム、透明合成樹脂
シート、合成樹脂発泡シートとより構成される保
温、保冷シート製の袋に於ける角底と袋胴の外側
の継ぎ目に、アルミニウムを蒸着した透明合成樹
脂シートを蒸着側を内に貼着することにより、例
え薄いシートに於ても袋部の端部接合部が確実・
強固となつて、然も接合時熱変化を生ずることの
ない便利な保温、保冷袋の提供を目的としたもの
である。
(問題点を解決するための手段) 前記目的を達成するための本考案に係る保温、
保冷袋は実施例に示すように、アルミニウムイを
蒸着した透明合成樹脂シートロの蒸着側に合成樹
脂発泡シートハを貼着した保温、保冷シート1を
用いて前記透明合成樹脂シートロを外側とすると
共に角底2及び袋胴3を有する袋Aを形成し、且
つ前記角底2の外側と、前記袋胴3の継ぎ目4の
外側に、アルミニウムイを蒸着した透明合成樹脂
シートロを蒸着側を内にして貼着し、前記角底2
及び前記袋胴3の継ぎ目4に間隙が生じないよう
にすると共に、前記袋Aの口部を折り返し5によ
り密封した構成である。
(作用) 本考案の保温、保冷袋の使用に際しては、この
袋Aの口を開いてその中に収容すべき物をいれ、
口部の折り返し5を袋胴3へ折り重ねてシール片
6により前記口部側を押さえれば、袋Aの口は簡
便確実に密封されて収容した物を外気と遮断し、
アルミニウムの熱反射と合成樹脂の断熱との相乗
作用により物の保温と保冷を効率よく行なうこと
ができるものである。
(実施例) 次に本考案に係る保温、保冷袋の実施例を各図
面に基づいて説明する。
図中1は保温、保冷シートで、アルミニウムイ
を蒸着した透明合成樹脂シートロの蒸着側に合成
樹脂発泡シートハを接着剤により貼着して形成し
たものであつて、この保温、保冷シート1を透明
合成樹脂シートロ側を表にして用い角底形の袋A
を形成し、該角底2の端部に於ける互いに突き合
わせた部分の外側と、袋胴3の端部に於ける互い
に突き合わせた部分の両継ぎ目4の外側に、アル
ミニウムイを蒸着した透明合成樹脂シートロを蒸
着側を内にして接着剤により貼着し、前記角底2
と袋胴3の継ぎ目4に間隙が生じないようにして
ある。
5は袋胴3に於ける口部に設けた折り返しで、
この折り返し5を袋胴3に貼着したシール片6の
圧貼によりとめて口部を密封するものである。
以上この実施例による保温、保冷袋の使用によ
る場合は、形成した袋Aの口を開いてこれより袋
A内へ物を入れた後、前記口部側を袋胴3側に折
り返して図面第2図及び第3図に示すように、そ
の折り返した口部と袋胴3に亘つてシール片6を
貼り着けて袋Aの口を密封するもので、このとき
袋Aの熱反射と断熱作用とにより収容した物の保
温、保冷を効率良く行ない、更に前記角底2及び
袋胴3の継ぎ目4に於ける透明合成樹脂シートロ
の貼着により気密性も保持された物の収容を得る
ものである。
(考案の効果) 本考案に係る保温、保冷袋は前記のように、ア
ルミニウムを蒸着した透明合成樹脂シートの蒸着
側に合成樹脂発泡シートを貼着した保温、保冷シ
ートを用いて前記透明合成樹脂シートを外側とす
ると共に角底及び袋胴を有する袋を形成し、且つ
前記角底の外側と、前記袋胴の継ぎ目の外側に、
アルミニウムを蒸着した透明合成樹脂シートを蒸
着側を内にして貼着し、前記角底及び前記袋胴の
継ぎ目に間隙が生じないようにすると共に、前記
袋の口部を折り返しにより密封する構成であるか
ら、使用時口を開いてその中に物を入れ、折り返
しにより口部を閉じれば児童でも容易に物を内包
することができる為、便利であるし、又折り返し
をシール片等で押さえれば、袋は完全密封されて
アルミニウムにより熱反射と合成樹脂発泡シート
の断熱との相乗作用により完壁な保温、保冷を可
能とすることが出来るし、特に角底と袋胴の各端
部接合には同質のアルミニウムを蒸着した透明合
成樹脂シートを用いその蒸着側を内側として貼り
着けて、前記シートの密着性を高めたものである
から、形成した袋の水密性・気密性を大幅に高揚
させて保温、保冷効果を一層上げると共に、袋作
成については熱加工によらないので熱に弱い透明
合成樹脂シートに熱変化も生ずることはなく、製
袋作業も円滑に行なえるし、又シート貼着によつ
ても違和感は生じないし、強度も上る等の特有の
効果を発揮し、又袋はシート材によるので、不使
用時半分に折り更にこれを四つに折畳んで全体を
小さくしてポケツトへ入れられるから、持ち運び
にも極めて便利となる効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
図面第1図は本考案に係る保温、保冷袋の実施
例を示す正面図、第2図は仝上使用状態の縦断側
面図、第3図は仝上保温、保冷袋に使用した保
温、保冷シートの斜視図である。 尚図中1は保温、保冷シート、イはシート1に
於ける蒸着したアルミニウム、ロは透明合成樹脂
シート、ハは合成樹脂発泡シート、Aは袋、2は
角底、3は袋胴、4は継ぎ目、5は折り返しであ
る。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. アルミニウムイを蒸着した透明合成樹脂シート
    ロの蒸着側に合成樹脂発泡シートハを貼着した保
    温、保冷シート1を用いて前記透明合成樹脂シー
    トロを外側とすると共に角底2及び袋胴3を有す
    る袋Aを形成し、且つ前記角底2の外側と、前記
    袋胴3の継ぎ目4の外側に、アルミニウムイを蒸
    着した透明合成樹脂シートロを蒸着側を内にして
    貼着し、前記角底2及び前記袋胴3の継ぎ目4に
    間隙が生じないようにすると共に、前記袋Aの口
    部を折り返し5により密封したことを特徴とする
    保温、保冷袋。
JP8148283U 1983-05-30 1983-05-30 保温,保冷袋 Granted JPS59186272U (ja)

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JP8148283U JPS59186272U (ja) 1983-05-30 1983-05-30 保温,保冷袋

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JP8148283U JPS59186272U (ja) 1983-05-30 1983-05-30 保温,保冷袋

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Publication Number Publication Date
JPS59186272U JPS59186272U (ja) 1984-12-11
JPH0326149Y2 true JPH0326149Y2 (ja) 1991-06-06

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