JPH0423824Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0423824Y2
JPH0423824Y2 JP1984181772U JP18177284U JPH0423824Y2 JP H0423824 Y2 JPH0423824 Y2 JP H0423824Y2 JP 1984181772 U JP1984181772 U JP 1984181772U JP 18177284 U JP18177284 U JP 18177284U JP H0423824 Y2 JPH0423824 Y2 JP H0423824Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shape
outer case
center
container
packaging bag
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1984181772U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6197159U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1984181772U priority Critical patent/JPH0423824Y2/ja
Publication of JPS6197159U publication Critical patent/JPS6197159U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0423824Y2 publication Critical patent/JPH0423824Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cartons (AREA)
  • Packages (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は包装の下半部を外装函体に内装した包
装容器であつて、収納物品の傾斜取出しに便利な
包装容器に関する。
〔従来の技術〕
従来より内容物を収納した後においても容器自
体の初期の形状を保ち、かつ陳列しやすく内容物
を透視できるようになした容器として、実公昭45
−32554号公報が、また板紙製の外函内に包装袋
を内蔵させた紙函も実公昭55−38276号公報によ
つて知られている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従来より知られている容器、特にインスタント
食品、菓子類等に好適なアルミ箔を積層した軟包
装袋については、その保形性、使いやすさ、更に
は内容品の取出し量の調節に問題がある。
この問題を解決するために、軟包装袋を剛性の
ある外函に収納した2重紙函にしたり、厚紙と透
明フイルムを組合わせれば軟包装袋の非自立性、
非保形性等の欠点は確かに補える。
しかし、二重紙函の場合、外函と包装袋の開封
は各々独立に行なう必要があり、外箱にはジツパ
ー等の開封部が必要で全体として複雑な構成とな
り、コスト高となる。
また内蔵されている包装袋独特のデイスプレー
効果が生かせない等の欠点がある。
更に厚紙と透明フイルムとの組合わせでは充分
な保形性、内容物の取出し量の調節は困難であ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
そこで本考案の包装容器は、軟包装袋の良さを
保持しつつ、この包袋に自立性を持たせるもの
で、柔軟性を有して壁面に折込ひだのない筒状包
装の上半部を露出させたまま下半部を有底四角筒
状の剛性のある外装函体に貼着内装し、前記外装
函体の1対の対壁面にその上縁中央部から壁面の
中央部付近へ延びる縦走折出線を設けてなる包装
容器である。
〔実施例〕
以下本考案の一実施例を図面に従つて説明す
る。
第1図は本考案の包装容器の斜視図、第2図は
開封した包装容器の正面図であり、包袋Bの下半
部は外装函体Aに貼着内装され、上半部は露出し
ている。外装函体Aは有底四角筒状であり、第3
図の展開図に例示するように、四壁面1,2,
3,4と貼着フラツプ9が連接しており、底面
5,7およびフラツプ6,8が連接している連接
葉片から構成される。四壁面の上縁は図示のごと
き弧状縁の他適宜の装飾縁に形成できる。1対の
対壁面2,4には上縁中央部から壁面中央部付近
へ延びる縦走折出線10,11が設けられ、包袋
Bと共に山折りできる。外装函体Aは貼着フラツ
プ9を壁面1の縁部に貼着することにより四角筒
体に形成される。
なお、外装函体Aは紙材、プラスチツク、金属
などの単体もしくは組合わせた複合材が使用で
き、ある程度保形剛性を有する材料を適宜選択で
きる。
第4図に示すように、柔軟性を有する包袋Bは
封筒形または合掌形等の適宜の接合部13により
壁面に折込ひだのない筒状に形成され、四角筒状
に形成された外装函体Aの四壁面1,2,3,4
の内面に糊料12により貼着内装される。
なお、包袋Bは収納物品の変質を防ぎ、保存性
に富むヒートシール可能な包材で形成され、防
湿、耐水性に優れたアルミ箔とポリエチレンフイ
ルムとの複合材が好適である。
第4図には物品収納前の扁平状態が示され、こ
の扁平状態で輸送、保管され、両側縁を押圧すれ
ば外装函体Aと共に包袋Bが容易に外装函体の内
側形状である四角筒状になり、適宜シールして、
またはシールなしで包袋下縁を折畳み、常法によ
り外装函体のフラツプ6,8および底面5,7を
適宜貼合せて底部を形成し、菓子類などの小物品
を収納し、包袋上縁をヒートシール14など適宜
の方法により貼着封止する(第1図)。この結果、
上縁を封止された包袋Bの上半部が露出し、下半
部が有底四角筒状の外装函体Aに内装されること
となる。
〔考案の効果〕
本考案の容器は、従来から知られている軟包装
袋(包袋)の上半部を露出させたまま下半部を外
装函体に貼着内装した簡単な構成であり、軟包装
袋のデイスプレー効果を残存させつつも、自立
性、保形性を最小限の材料の外装函体により付与
させることができ、包装容器としての必要充分な
特性を具備させることができる。
包袋上縁を一部または全部開封したとき、外装
函体の壁面1,3の上部を第1図の矢印方向に押
圧すれば壁面2,4上の折出線10,11が外側
へ押し出され山折りされることにより折出線1
0,11の延長上に包袋の山折りされた折出線1
5が同時に形成される。
従つて容器を傾ければ、折出線15が誘導溝の
役目をなし収納物品を調節可能に小出しすること
ができる。折出線の形成のない従来の容器のよう
に、一時に多量が排出されることが回避できる。
また、収納物品の小出し後、壁面の押圧を緩め
れば、包袋Bは外装函体Aの弾性により復元さ
れ、安定した形状となり、原形の外観を損なうこ
となく携帯、載置できるので使用上好適な容器で
ある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は斜視
図、第2図はその開封状態正面図、第3図は外装
函体展開図、第4図は扁平折畳状態を示す図であ
る。 A……外装函体、B……包袋、10,11……
折出線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 柔軟性を有して壁面に折込ひだのない筒状包装
    の上半部を露出させたまま下半部を有底四角筒状
    の剛性のある外装函体に貼着内装し、前記外装函
    体の1対の対壁面にその上縁中央部から壁面の中
    央部付近へ延びる縦走折出線を設けてなる包装容
    器。
JP1984181772U 1984-11-30 1984-11-30 Expired JPH0423824Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984181772U JPH0423824Y2 (ja) 1984-11-30 1984-11-30

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984181772U JPH0423824Y2 (ja) 1984-11-30 1984-11-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6197159U JPS6197159U (ja) 1986-06-21
JPH0423824Y2 true JPH0423824Y2 (ja) 1992-06-03

Family

ID=30739313

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1984181772U Expired JPH0423824Y2 (ja) 1984-11-30 1984-11-30

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0423824Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6111237B2 (ja) * 2014-12-04 2017-04-05 株式会社モンベル 容器

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5538276U (ja) * 1978-09-04 1980-03-12
JPS5735288B2 (ja) * 1978-09-01 1982-07-28

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5735288U (ja) * 1980-08-08 1982-02-24

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5735288B2 (ja) * 1978-09-01 1982-07-28
JPS5538276U (ja) * 1978-09-04 1980-03-12

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6197159U (ja) 1986-06-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6240925Y2 (ja)
US4691368A (en) Flexible block packaging
US4082216A (en) Carton and bag container
JP4844798B2 (ja) 複合容器
US3617311A (en) Sealed beverage drinking cup
US4886373A (en) Self-supporting, flexible, dispensing package
JPH11115948A (ja) 自立形固体および粉粒体用容器
US2284604A (en) Art of packing
US2842179A (en) Closures for elexible walled containers
JPS6181966A (ja) 再封可能なパツク
US5755514A (en) Bag for packing moisture-sensitive materials
US5312035A (en) Packaging container
JPH07504875A (ja) ばら製品のためのバッグを形成する薄いひだ付きシートから作られる包装体
US4677684A (en) Bag for a food product
JPH0423824Y2 (ja)
JP4220216B2 (ja) 複合容器
JPS6212325Y2 (ja)
HU226875B1 (en) Packaging instrument with multiple chambers to package separately components prior to use in admixture and method for emptying product stored therein
GB2090577A (en) Double layer bag
JPH0120283Y2 (ja)
JP3019156U (ja) 小包用紙箱
JP2001315750A (ja) 起立可能な紙製湾曲包装容器
JPS593975Y2 (ja) 内袋を有する防湿容器
JPS582761Y2 (ja) 折りたたみ包装袋
JPS5828976Y2 (ja) 包装袋