JPS6020577Y2 - 容器 - Google Patents

容器

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JPS6020577Y2
JPS6020577Y2 JP9554382U JP9554382U JPS6020577Y2 JP S6020577 Y2 JPS6020577 Y2 JP S6020577Y2 JP 9554382 U JP9554382 U JP 9554382U JP 9554382 U JP9554382 U JP 9554382U JP S6020577 Y2 JPS6020577 Y2 JP S6020577Y2
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JP
Japan
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wall
adhesive
box
folded
container
Prior art date
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JP9554382U
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English (en)
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JPS59721U (ja
Inventor
芳輝 小田
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、水気のある食品の収納を目的とし板紙の内
面にアルミニウム箔を積層した一枚の基材シートを折曲
げて形成する容器に関するものである。
従来、所要形状に打抜いた一枚の基材シートを折曲げて
成る容器には、方形状底壁の四辺縁に起立する側壁及び
端壁を連成し、且つ側壁と端壁との隣接する端縁間に漏
れ止め前止着用連結壁を連成し、この連結壁を内側に折
込んで端壁又は側壁に止着して箱体を形成するものが普
及している。
しかしながら、この容器は、自動製箱機械によって高能
率に製箱するため、通常内側に折込んだ連結壁を端壁又
は側壁にワイヤ片などの止め金で止着しているが、外観
上体裁が悪く且つ止め金が内面に露出して不衛生である
と共に打込孔ができて水漏れする欠点があった。
また、折込んだ連結壁を例えば接着強度が大きい常温硬
化型接着剤を用いて接着製箱する内面にアルミニューム
箔を積層した食品収納容器では、この接着剤が箱体内に
滲出て不衛生となり、アルミニューム箔面の接着が剥離
しやすい等の欠点があった。
この考案の目的は、前述のような欠点を解消することに
ある。
即ちこの考案は、内側に二つ折りして折込んだ連結壁の
接着において、重ね合う両連結片の板紙面には、固化に
多少時間がかかるが基材シートに含浸して接着強度が大
きい常温硬化型接着剤例えばボンド(登録商標)を用い
、この連結片と側壁又は端壁の内側面即ちアルミニュー
ム箔面には無公害のホットメルト型接着剤を用いるよう
にして、連結壁の内側外側とも接着して非常に強個に製
箱すると共に、端壁に折畳用折目を設けて製箱後偏平体
に折畳むことができるようにした容器である。
以下、この考案の実施例を添付図面に基づいて説明する
この考案の容器は、第1図に示すように、内側面にアル
ミニューム箔を積層した折曲げ可能な板紙などのシート
からなり、方形状底壁1の四辺縁に起立する対の側壁2
及び端壁3が連成され、一方の側壁2の端縁に延びる底
壁1と同形の蓋壁4と小幅の折込み片5とが連成され、
端壁3の外側端縁に小幅の折込み片6が連成され、側壁
2と端壁3との隣接する端縁間に連なる方形状連結壁7
が連成された一枚の基材シートAを折曲げて上部開口の
箱体B(第4図参照)を作成して成るものである。
前記基材シートAには、底壁1のコーナを起点とし、連
結壁7を二分する外向き斜め45°の折れ線8と、この
折れ線8に直交し端壁3及び折込み片6の横切る折畳用
折れ線9とがV字状に設けられている。
この折れ線8は、製箱時連結壁7を内側に折込み対の三
角形状連結片?a、7b(第2図参照)を形成するもの
で、折れ線9は製箱後の箱体Bをこの折れ線9から端壁
3と折込み片6とを底壁1上へ折曲げると同時に側壁2
及び蓋壁4も底壁1上へ折重ねて保管運搬に有利な偏平
体(第5図及び第6図参照)にするときに用いるもので
ある。
前記基材シートAから箱体Bを作成する場合には、第2
図及び第3図に示すように、底壁1の四辺縁に側壁2及
び端壁3を起立されると同時に、連結壁7を折れ線8か
ら内側に二つ折りする。
この際、連結壁7は、側壁2と端壁3との止着と漏れ止
めの役目をするためのもので、連結片7aと連結片7b
とは重ね合う面(外側になる紙シート面)に常温硬化型
接着剤11、例えばボンド(登録商標)をノズルから比
較的多量に吹付けて強固に接着し、これを端壁3の内側
面(アルミニューム箔面)に折曲げてホットメルト型接
着剤12をノズルから比較的少量吹付けて接着する。
なお、ホットメルト型接着剤12は、両連結片7a、7
bが常温硬化型接着剤で強固に接合しているため、少量
吹付けて接着が弱くてもよい利点かあ。
る。
この考案に係る容器は、以上のような構成であり、これ
を使用する場合、第5図及び第6図に示すように、製箱
工場で製作された上部開口の箱体Bを対の斜線状折れ線
9から起立状端壁3を底壁1の上に折込む(第5図矢印
方向)と共につれて側壁2及び蓋壁4を折畳んで保管運
搬に有利な偏平体にしておき、物品を収納する際に側壁
2及び端壁3を起立させ、物品収納後蓋壁4で開口を閉
鎖し、折込み片5を差し込みセロハンテープ片などで止
着封緘する。
以上述べたように、この考案の容器によると、基材シー
トの打抜き工程では従来品と変らず、自動製箱機械で二
種類の接着剤を用いて吹付けることのみでコスト的にも
割高にならず、出来上がった箱体の四隅の連結片は内外
両面が接着されて非常に強固であり、偏平体に折畳む際
及び開いて物品を収納する際にも接着部が剥離すること
がなく、迅速な箱詰め作業ができ、さらに、止め金で止
着した従来品に比較して外観上体裁が良い。
また、内側に用いる接着剤が無公害のホットメルト型接
着剤であるため衛生的に安全であると共に、比較的接着
が弱くても常温硬化型接着剤で四隅が強個に接着されて
いるため剥離変形するようなことがないなどの効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の一実施例を示す展開図、第2図は
同上の組立手順を示す要部斜視図、第3図は要部縦断側
面図、第4図は組立斜視図、第5図乃び第6図は同上を
偏平体に折畳む途中を示す要部斜視図及び偏平体に折畳
んだ縦断側面図である。 1・・・・・・底壁、2・・・・・・側壁、3・・・・
・・端壁、4・・曲蓋壁、5,6・・・・・・折込み片
、7・・・・・・連結壁、8゜9・・・・・・折れ線、
11・・・・・・常温硬化型接着剤、12・・・・・・
ホットメルト型接着剤、A・・・・・・基材シート、B
・・・・・・箱体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 方形状底壁の四辺縁に起立する対の側壁及び端壁を連成
    し、且つ側壁と端壁との隣接する端縁間に連結壁を連成
    した一枚の基材シートを折曲げて箱体を形威する容器に
    おいて、前記基材シートは、板紙内面にアルミニューム
    箔を積層したものとし、底壁コーナを起点とする外向き
    v字状折れ線を設けて前記連結壁に対の三角形状連結片
    を形威すると共に端壁に折畳用折目を形威し、折込んだ
    両連結片を、板紙面に常温硬化型接着剤を用いると同時
    にアルミニューム箔面にホットメルト型接着剤を用いて
    接着したことを特徴とする容器。
JP9554382U 1982-06-24 1982-06-24 容器 Expired JPS6020577Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9554382U JPS6020577Y2 (ja) 1982-06-24 1982-06-24 容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9554382U JPS6020577Y2 (ja) 1982-06-24 1982-06-24 容器

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Publication Number Publication Date
JPS59721U JPS59721U (ja) 1984-01-06
JPS6020577Y2 true JPS6020577Y2 (ja) 1985-06-20

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ID=30228116

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JP9554382U Expired JPS6020577Y2 (ja) 1982-06-24 1982-06-24 容器

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JP2014105000A (ja) * 2012-11-28 2014-06-09 Satoru Uda 包装用容器

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Publication number Publication date
JPS59721U (ja) 1984-01-06

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