JP3247336B2 - トレー状紙製容器 - Google Patents

トレー状紙製容器

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、トレー状紙製容
器、とくに発泡スチロールのトレー状容器の代替品とし
て好適なトレー状紙製容器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、惣菜、肉等の食品を包装するため
に発泡スチロール製のトレー状容器が用いられてきた
が、発泡スチロールは廃棄処理上の難点があることか
ら、発泡スチロール製のトレー状容器に代えて、側壁が
若干外傾したトレー状紙製容器が使用され始めている。
【0003】このトレー状紙製容器(B)は、図6に示
すように底板(51)の四側縁に内外二重壁部からなる側
壁(52)(52)(53)(53)が連設され、一対の対向側
壁(53)(53)の両端縁から連設された連結片(54)
(54)(54)(54)が、隣接する側壁(52)(52)の内
外壁部(52a)(52b)間に挿入され固定されることに
より上方開口の箱形態が保持されるものとなされると共
に、各側壁(52)(52)(53)(53)を底辺より上辺の
方が広幅の台形状として、トレー状に形成されてなるも
のである。
【0004】このような構成を有するトレー状紙製容器
(B)は、その展開状態から次のようにして所期するト
レー状に組み立てられるものである。すなわち、展開状
態から、まず、連結片(54)の先端を隣接する側壁(5
2)の内外壁部(52a)(52b)間に挟み込んだ状態
で、各側壁(52)(53)……の内壁部(52a)(53a)
と外壁部(52b)とを貼り合わせる。連結片(54)の先
端を挟み込んだ側壁(52)の内外壁部(52a)(52b)
の貼り合わせは、幅方向中央部において行うものとし、
両端部は連結片(54)が挿入されるように貼り合わせな
いで単に重合するものとしておく。その後、連結片(5
4)の未だ露出している部分に接着剤を塗布し、次に、
連結片(54)の先端を挟み込んだ一対の側壁(52)(5
2)を起立させた後、他の一対の側壁(53)(53)を起
立させると、自動的に連結片(54)の全体が隣接する側
壁(52)の内外壁(52a)(52b)間に嵌まり込む。
そして、連結片(54)を挟み込んだ内外壁部(52a)
(52b)どうしを互いに強く圧接させると、連結片(5
4)が内外壁部(52a)(52b)間に固定され、もって
容器(B)のトレー形態が保持されることになるもので
ある。このような、組み立て工程は、全て機械化できる
ので、このトレー状紙製容器(B)は、機械生産に適し
たものであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記ト
レー状紙製容器(B)は、隣接する内壁(52a)(53
a)どうしが繋がっておらず、その組立状態においても
単に端縁どうしが接触しているだけであるので、容器に
収納された惣菜、肉等の食品から生じる汁、液が、容器
下隅部から外部に漏れ出すという問題点があった。
【0006】このようないわゆる液漏れ問題に関して
は、従来から包装用紙箱一般において、隣接する側壁端
縁の各々から連設した一対の三角形状折半部からなり、
さらに該三角形状折半部どうしが折目を介して連設され
てなる液漏れ防止片を設けることにより既に解決ずみの
ことであった。
【0007】そこで、本発明者は、上記トレー状紙製容
器(B)にもこのような一対の三角形状折半部からなる
液漏れ防止片を設けることに想い至ったが、トレー状紙
製容器(B)側壁の外壁部には連結片が設けられている
ことから、本願発明者が実用新案登録第3001853
号において提案したように容器内部をすっきりさせるた
めに液漏れ防止片を側壁の外壁に貼着することは実現不
可能であることがわかった。
【0008】この発明は、上記課題を解決するためにな
されたもので、容器に収納された食品から生じる汁、液
体の液漏れを防止すると共に、外観体裁上も良好であっ
て、しかも組み立て上、特に自動製函上有利なトレー状
紙製容器を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】而して、この発明は上記
目的を達成するために、隣接する内壁どうしを第1折半
部と第2折半部とからなる液漏れ防止片を介して繋げる
と共に、該液漏れ防止片を内外壁部間に挿入して容器の
外観体裁を良好にし、第2折半部の高さを側壁の高さの
1/2以下に設定して、第2折半部を第1折半部と内壁
との間に折り込みやすくするものとした。
【0010】すなわち、請求項1に係る発明は、腰のあ
る厚紙から作製され、方形の底板(1)の四側縁に内外
二重壁部からなる側壁(2)(2)(3)(3)が連設
され、隣接する側壁(2)(3)の一方の外壁部(3
)の端縁から連設された連結片(4)が他方の側壁
(2)の内外壁部(2a)(2b)の間に挿入固定され
ることにより組み立てられてなるトレー状紙製容器にお
いて、隣接する内壁部(2a)(3a)どうしが、その
端縁から連設された液漏れ防止片(5)を介して連結さ
れ、該液漏れ防止片(5)が、一方の内壁部(3a)か
ら連設され前記連結片(4)と共に他方の内外壁部(2
a)(2b)間に挿入される第1折半部(5a)と、他
方の内壁部(2a)から連設され第1折半部(5a)と
内壁部(2a)との間に折り込まれる第2折半部(5
b)とからなり、第1折半部(5a)と第2折半部(5
b)とが谷折目(17)を介して連設されると共に、少な
くとも第2折半部(5b)の高さが側壁(2)の高さの
1/2以下に設定されてなる構成を採用した。
【0011】請求項2の発明においては、連結片(4)
が一対の対向する側壁(3)(3)の各々の外壁部(3
b)(3b)の両端縁から連設されてなるものとし、製
函を行いやすくした。
【0012】請求項3の発明においては、各外壁部(2
b)(3b)の下端から接合片()が連設され、該接
合片()が底板(1)の外面に貼着されてなるものと
し、側壁(2)の起立時に内壁部(2a)が容器内部に
湾曲することにより、内外壁部(2a)(2b)の間隔
が広げられ、第2折半部(5b)の内壁部(2a)裏側
への折り返しをよりスムーズに行えるものとした。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明を図示実施形態に
基づいて説明する。
【0014】この発明に係るトレー状紙製容器(A)
は、片面に防水処理が施された腰のある厚紙から作製さ
れ、方形の底板(1)の四側縁に内外二重壁部からなる
側壁(2)(2)(3)(3)が連設され、隣接する側
壁(2)(3)の一方の外壁部(3)の端縁から連設
された連結片(4)が他方の側壁(2)の内外壁部(2
a)(2b)の間に挿入固定されることにより形成され
たものである。
【0015】前記防水処理は、厚紙の片面に防水性に富
んだ合成樹脂フィルム、アルミ蒸着フィルム、アルミ箔
等の薄材が被覆されることにより行われており、この容
器(B)においては、内面となる面にこの防水処理が施
されている。なお、防水処理はこれに限定されるもので
なく、例えば、厚紙自体に合成樹脂を含浸させることに
より防水処理したものでも良い。
【0016】このトレー状紙製容器(A)を図5に示す
展開状態において詳しく説明すると、方形の底板(1)
の四側縁から折目(11)を介して各側壁(2)(2)
(3)(3)の内壁部(2a)(2a)(3a)(3
a)が連設されると共に、順次、外壁部(2b)(3
b)…、接合片(6)…が連設されている。各側壁
(2)(3)は、組立状態において外傾するべく底辺よ
り上辺の方が広幅の台形状に形成されている。(12)は
内壁部(2a)(3a)と外壁部(2b)(3b)との
間の折目、(13)は外壁部(2b)(3b)と接合片
(6)(6)との間の折目である。
【0017】一対の対向側壁(3)(3)の外壁部(3
b)(3b)両端には、隣接する側壁(2)(2)の
内外壁部(2a)(2b)間に挿入固定される連結片
(4)(4)が折目(14)を介して連設されている。連
結片(4)は、隣接する側壁(2)(2)の内外壁部
(2a)(2b)間への挿入をスムーズにするべく上縁
が円弧状に形成されると共に、図3に示すような偏平状
態においてその先端が予め隣接する側壁(2)(2)の
内外壁部(2a)(2b)間に位置しうる長さに設定さ
れている。
【0018】隣接する一方の側壁(3)の内壁部(3
a)と他方の側壁(2)の内壁部(2a)との間には、
両者を繋げると共に底板(1)の隅部に繋がる液漏れ防
止片(5)が設けられている。この液漏れ防止片(5)
は、一方の側壁(3)の内壁部(3a)の端縁から折目
(15)を介して連設された扇形状の第1折半部(5a)
と、他方の側壁(2)の内側壁(2a)の端縁から折目
(16)を介して連設された扇形状の第2折半部(5b)
とからなり、第2折半部(5b)の高さが側壁(2)の
高さの略々1/2に設定されると共に、両折半部(5
a)(5b)どうしが互いに折目(17)を介して連結さ
れている。
【0019】各外壁部(2b)(3b)の下縁には折目
(13)…介して台形状の接合片(6)が連設され、各接
合片(6)は、底板(1)の所定位置に貼着された時に
は、図3(ロ)に示すように隣接する接合片(6)とは
対応する斜状の側縁どうしが当接するものとなされてい
る。
【0020】而して、上記構成を有するトレー状紙製容
器(A)は、前記展開状態から以下のようにして組み立
てられるものである。まず、一対の対向側壁(3)
(3)の外壁部(3b)(3b)を接合片(6)(6)
を面一としたま折目(12)(12)から裏側に折り返
し、接合片(6)(6)を底板(1)の裏面に貼着す
る。この状態において、連結片(4)…も同時に裏側に
折り返されて、その先端が隣接する側壁の内壁部(2
a)(2a)の内面両端部に重なっている。次いで、他
の一対の対向側壁(2)(2)の外壁部(2b)(2
b)を接合片(6)(6)を面一としたま折目(12)
(12)から裏側に折り返し、接合片(6)(6)を底板
(1)の裏面に貼着すると、図3(ロ)に示すように、
連結片(4)…の大半は露出しているが、その先端が各
側壁(2)(3)の内壁部(2a)(3a)と外壁部
(2b)(3b)との間に挟まれた状態が得られる。図
3(イ)は、(ロ)に示す状態から裏返して容器(B)
内面を表側とした状態を図示したものである。この状態
において第1折半部(5a)と内壁部(2a)との間に
露出している連結片(4)に接着剤を塗布する。
【0021】そして、底板(1)に対して一対の側壁
(2)(2)を起立させると、図2に示すように先端が
側壁(2)の内外両壁部(2a)(2b)間に挟み込ま
れた連結片(4)…が同時に立上がり、第1折半部(5
a)…及び第2折半部(5b)…も連結片(4)に追随
する。この側壁(2)(2)の起立姿勢において、接合
片(6)(6)が底板(1)の外面に貼着されているこ
とにより、折目(11)(13)を軸として回動された内外
両壁部(2a)(2b)は、紙の厚さ分だけ内壁部(2
a)の高さが外壁部(2b)のそれよりも長くなってし
まい、内壁部(2a)が若干内側に反り返り、実質的に
内外両壁部(2a)(2b)間の間隔が広げられること
になる。
【0022】そこで、連結片(4)を備えた方の側壁
(3)を起立させると、自動的に連結片(4)と第1折
半部(5a)とが隣接する内外壁部(2a)(2b)間
に挿入されると共に、第2折半部(5b)が折り返され
て、第1折半部(5a)と内壁部(2a)との間に折り
込まれるのである。これをもう少し詳しく説明すると、
側壁(3)を起立し始めると、連結片(4)の中間部が
内外壁部(2a)(2b)間に移動し始めると共に、第
1折半部(5a)が連結片(4)の内側に沿うようにし
て内壁部(2a)に近付いて、第2折半部(5b)を折
り起こし始め、第2折半部(5b)が第1折半部(5
a)に向かい合うように折目(16)から折り返されてい
く。この時、第1折半部(5a)は第2折半部(5b)
を介して内壁部(2a)を容器内側に若干押し広げて、
第2折半部(5b)の折り返し、すなわち内壁部(2
a)への挿入を行いやすくしている。そして、第1折半
部(5a)が内外壁部(2a)(2b)間に入り始める
と、第2折半部(5b)が折目(16)から内壁部(2
a)の裏側に折り返され、第1折半部(5a)と内壁部
(2a)との間に挿入されることになるのである。
【0023】このようにして、連結片(4)及び第1、
第2の折半部からなる液漏れ防止片(5)が内外壁部
(2a)(2b)間に完全に挿入されたところで、内外
壁部(2a)(2b)を強く圧接して、連結片(4)を
内壁部(2a)の内面に貼着し、側壁(2)(2)
(3)(3)の起立状態を保持させることにより所期す
るトレー状紙製容器(A)の組み立てが完了する。
【0024】なお、上記実施形態から明らかなとおり、
外壁部(2b)(2b)に連設した接合片(6)を底板
(1)に貼着すると、起立状態において内壁部(2a)
が若干容器内側に湾曲し、内外壁部(2a)(2b)間
が広げられて、第2折半部(5b)の折り返しがよりス
ムーズになされることになるので、接合片(6)が設け
られている方が好ましいが、そうでなくても連結片
(4)の内外壁部(2b)(2b)間への挿入時には、
第1折半部(5a)が第2折半部(5b)を介して内壁
部(2a)を容器内側に若干湾曲させるものであるか
ら、従来品と同様に、内外壁部(2a)(2b)どうし
をその幅方向中央部おいて貼着するものとしても良い。
【0025】また、連結片(4)は、上記実施形態のよ
うに外壁部(3b)の両端に設けられていることが、
製函上好ましいが、各外壁部(2b)(3b)…の一端
縁に設けると共に、液漏れ防止片(5)を該連結片に対
応させて設けるものとしても良い。
【0026】
【発明の効果】この発明に係るトレー状紙製容器(A)
は、上述の次第で、隣接する内壁部(2a)(3a)ど
うしが、その端縁から連設された液漏れ防止片(5)を
介して連結されたものであるから、容器(A)内に収納
された惣菜、肉等の食品から生じる汁、液の容器隅部か
らの漏出を防止することができる。
【0027】また、液漏れ防止片(5)が、一方の内壁
部(3a)から連設され前記連結片(4)と共に他方の
内外壁部(2a)(2b)間に挿入される第1折半部
(5a)と、他方の内壁部(2a)から連設され第1折
半部(5a)と内壁部(2a)との間に折り込まれる第
2折半部(5b)とからなり、第1折半部(5a)と第
2折半部(5b)とが谷折目(17)を介して連設される
と共に、少なくとも第2折半部(5b)の高さが側壁
(2)の高さの1/2以下に設定されてなるものである
から、側壁(2)(2)(3)(3)の起立操作により
連結片(4)…および液漏れ防止片(5)を自動的に内
外壁部(2a)(2b)間に挿入させることができ、自
動製函に好適なものとなし得る。また、液漏れ防止片
(5)が、内外壁部(2a)(2b)間に挿入され、外
からは見えないので、外観体裁の良好なものとなし得
る。
【0028】請求項2に係るトレー状紙製容器(A)
は、連結片(4)が一対の対向する側壁(3)(3)の
各々の外壁部(3b)(3b)の両端縁から連設されて
いるので、一対の側壁(2)(2)を起立させた後、連
結片(4)…を備えた他の一対の側壁(3)(3)を起
立させることにより、連結片(4)…及び液漏れ防止片
(5)の内外壁部(2a)(2b)間への挿入をより迅
速に行うことを可能とし、容器(A)の組み立てをより
一層スピーディなものとなし得る。
【0029】請求項3に係るトレー状紙製容器(A)
は、各外壁部(2b)(3b)の下端から接合片(
が連設され、該接合片()が底板(1)の外面に貼着
されているので、側壁(2)の起立時に内壁部(2a)
が容器内側に湾曲することにより内外壁部(2a)(2
b)の間隔が広げられ、液漏れ防止片(5)の第2折半
部(5b)の内壁部(2a)裏側への折り返しをよりス
ムーズなものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るトレー状紙製容器の斜視図であ
る。
【図2】同組立途上の斜視図である。
【図3】(イ)は展開状態から外壁を外側に折り返した
状態の容器内側からの平面図、(ロ)は同容器外側から
の平面図である。
【図4】図1IV−IV線断面図である。
【図5】この発明に係るトレー状紙製容器の展開状態の
平面図である。
【図6】従来のトレー状紙製容器の斜視図である。
【符号の説明】
A、B…トレー状紙製容器 1…底板 2、3…側壁 2a、3a…内壁部 2b、3b…外壁部 4…連結片 5…液漏れ防止片 5a…第1折半部 5b…第2折半部 6…接合片 17…折目
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−16940(JP,A) 実開 平6−37119(JP,U) 実開 平6−42635(JP,U) 実開 平6−67313(JP,U) 実公 昭18−3167(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65D 5/24

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 腰のある厚紙から作製され、方形の底板
    (1)の四側縁に内外二重壁部からなる側壁(2)
    (2)(3)(3)が連設され、隣接する側壁(2)
    (3)の一方の外壁部(3)の端縁から連設された連
    結片(4)が他方の側壁(2)の内外壁部(2a)(2
    b)の間に挿入固定されることにより組み立てられてな
    るトレー状紙製容器において、 隣接する内壁部(2a)(3a)どうしが、その端縁か
    ら連設された液漏れ防止片(5)を介して連結され、該
    液漏れ防止片(5)が、一方の内壁部(3a)から連設
    され前記連結片(4)と共に他方の内外壁部(2a)
    (2b)間に挿入される第1折半部(5a)と、他方の
    内壁部(2a)から連設され第1折半部(5a)と内壁
    部(2a)との間に折り込まれる第2折半部(5b)と
    からなり、第1折半部(5a)と第2折半部(5b)と
    が谷折目(17)を介して連設されると共に、少なくとも
    第2折半部(5b)の高さが側壁(2)の高さの1/2
    以下に設定されてなることを特徴とするトレー状紙製容
    器。
  2. 【請求項2】 連結片(4)が一対の対向する側壁
    (3)(3)の各々の外壁部(3b)(3b)の両端縁
    から連設されてなる請求項1に記載のトレー状紙製容
    器。
  3. 【請求項3】 各外壁部(2b)(3b)の下端から接
    合片()が連設され、該接合片()が底板(1)の
    外面に貼着されてなる請求項1ないし請求項2のいずれ
    かに記載のトレー状紙製容器。
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