JPS5854334Y2 - 容器 - Google Patents
容器Info
- Publication number
- JPS5854334Y2 JPS5854334Y2 JP14652580U JP14652580U JPS5854334Y2 JP S5854334 Y2 JPS5854334 Y2 JP S5854334Y2 JP 14652580 U JP14652580 U JP 14652580U JP 14652580 U JP14652580 U JP 14652580U JP S5854334 Y2 JPS5854334 Y2 JP S5854334Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- tape
- synthetic resin
- container body
- paper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Cartons (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、シール蓋をシールした際、密封性を良好と
した紙を主体とする簡易な容器に関する。
した紙を主体とする簡易な容器に関する。
従来から紙を主体とし、この紙にアルミニュウムフィル
ム、合成樹脂フィルムをラミネートした素材を使用して
成形した紙製容器は公知である。
ム、合成樹脂フィルムをラミネートした素材を使用して
成形した紙製容器は公知である。
即ちこの紙を主体とした容器素材を円筒形状、円錐台形
状あるいは角筒形状、角錐台形状に巻いて、その両端縁
を貼合せて容器胴部を形成し、この容器胴部に底板を嵌
め込んで胴部下縁を内側に折り返して密封し、容器胴部
の上縁を外側に張り出させて且下向き内側に巻き込んで
形成したものである。
状あるいは角筒形状、角錐台形状に巻いて、その両端縁
を貼合せて容器胴部を形成し、この容器胴部に底板を嵌
め込んで胴部下縁を内側に折り返して密封し、容器胴部
の上縁を外側に張り出させて且下向き内側に巻き込んで
形成したものである。
この公知の紙製容器では、上記胴部を形成する場合の素
材の貼合せ部が充分に貼合されていない場合、この貼合
せ部から内容液が浴出する惧があったし、更に不都合な
ことは、上縁張り出し部にも上記貼り合せ部が位置する
為、上縁に段差部が生じ、シール蓋をシールした際に上
記段差に原因して充分な密封が得られない場合が生じ、
これが原因して内容液が漏出する惧があった。
材の貼合せ部が充分に貼合されていない場合、この貼合
せ部から内容液が浴出する惧があったし、更に不都合な
ことは、上縁張り出し部にも上記貼り合せ部が位置する
為、上縁に段差部が生じ、シール蓋をシールした際に上
記段差に原因して充分な密封が得られない場合が生じ、
これが原因して内容液が漏出する惧があった。
本考案は上記の点に鑑み、きわめて簡易な構造によって
容器胴部の貼合せ部、並びに該貼合せ部の延長部によっ
て形成された上縁張り出し部の貼合せ部からの内容液の
滲出を防止し、更に上縁張り出し部の貼合せ部からなる
段差をなくし、シール蓋をシールした際にも段差部に原
因して密封が損われる惧のないようにした新規な紙を素
材とする簡易な容器を提供することを目的とするもので
ある。
容器胴部の貼合せ部、並びに該貼合せ部の延長部によっ
て形成された上縁張り出し部の貼合せ部からの内容液の
滲出を防止し、更に上縁張り出し部の貼合せ部からなる
段差をなくし、シール蓋をシールした際にも段差部に原
因して密封が損われる惧のないようにした新規な紙を素
材とする簡易な容器を提供することを目的とするもので
ある。
この為に本考案では、紙を素材とし、少くとも容器胴部
の内面側となる面にポリエチレン、ポリエステル等の合
成樹脂フィルムをラミネートして構成した胴部原形を巻
き、その両端部を貼り合せて容器胴部を構成し、この容
器胴部の上記貼り合せ部の内側に上記内面を構成する合
成樹脂フィルムと同種の合成樹脂からなるテープを貼着
し、このテープを該貼り合せ部により形成される内側段
差部を略中心として両側に亙らせて配置させ、このテー
プを貼着した容器胴部の上縁を外側に張り出させて上縁
張り出し部を構成してなることを要旨とする。
の内面側となる面にポリエチレン、ポリエステル等の合
成樹脂フィルムをラミネートして構成した胴部原形を巻
き、その両端部を貼り合せて容器胴部を構成し、この容
器胴部の上記貼り合せ部の内側に上記内面を構成する合
成樹脂フィルムと同種の合成樹脂からなるテープを貼着
し、このテープを該貼り合せ部により形成される内側段
差部を略中心として両側に亙らせて配置させ、このテー
プを貼着した容器胴部の上縁を外側に張り出させて上縁
張り出し部を構成してなることを要旨とする。
以下図面に示した好ましい実施例により本考案容器の詳
細を説明する。
細を説明する。
第1図にはコツプ形状からなる本考案容器を示してあり
、公知の容器同様その胴部1は第2図に示す地紙形状か
らなる原形2を巻いてその両端3.4を貼り合せて貼り
合せ部5を設けて構成してある。
、公知の容器同様その胴部1は第2図に示す地紙形状か
らなる原形2を巻いてその両端3.4を貼り合せて貼り
合せ部5を設けて構成してある。
第4図に原形2の断面が示してあり、素材である紙6の
内面にアルミニウムフィルム7をラミネートし、更にそ
の内面にポリエチレンフィルム又はポリエステルフィル
ム等の合成樹脂フィルム8をラミネートしである。
内面にアルミニウムフィルム7をラミネートし、更にそ
の内面にポリエチレンフィルム又はポリエステルフィル
ム等の合成樹脂フィルム8をラミネートしである。
上記アルミニウムフィルム7は必ずしも必要ではなく、
ガスバリヤ−性を高める為にはあった方がよい。
ガスバリヤ−性を高める為にはあった方がよい。
−古紙6の表面には印刷層9と更にポリエチレンフィル
ム10をラミネートしである。
ム10をラミネートしである。
更に図中11が胴部2の内面を構成する合成樹脂フィル
ム8と同種のポリエチレン又はポリエステルフィルムか
らなるテープで、上記胴部1の貼り合せ部5の内側に貼
着してあり、而もこのテープは第6図に示す通り上記貼
り合せ部5の内側段差部12を略中心として両側に亙ら
せて配置させである。
ム8と同種のポリエチレン又はポリエステルフィルムか
らなるテープで、上記胴部1の貼り合せ部5の内側に貼
着してあり、而もこのテープは第6図に示す通り上記貼
り合せ部5の内側段差部12を略中心として両側に亙ら
せて配置させである。
その為に第2図及び第3図に示す通り、原形2を巻いて
胴部1を形成する前に、予め原形2の一端4の内側とな
る面に上記テープ11の半分を貼着しておくことが、そ
の加工上容易であり好ましい。
胴部1を形成する前に、予め原形2の一端4の内側とな
る面に上記テープ11の半分を貼着しておくことが、そ
の加工上容易であり好ましい。
又図中13が胴部1の上縁を外側に張り出せ且つ下方並
びに内向きに折返して構威した張り出し部で、貼り合せ
部5の部分は第7図に示す通り貼り合せたまま張り出さ
せてあり、それ以外の部分は第8図に示す通りである。
びに内向きに折返して構威した張り出し部で、貼り合せ
部5の部分は第7図に示す通り貼り合せたまま張り出さ
せてあり、それ以外の部分は第8図に示す通りである。
そしてこの貼り合せ部5に貼着したテープ11が表面層
を構威し、第5図に示す段差部14を覆う構成となって
いる。
を構威し、第5図に示す段差部14を覆う構成となって
いる。
次に第9図は円筒形状からなる他の実施例を示してあり
、第1図に示した実施例と同一符号を以って示した部分
は同一の部分を表わしである。
、第1図に示した実施例と同一符号を以って示した部分
は同一の部分を表わしである。
そしてこの他の実施例の場合は、胴部1の原形2が第2
図に示すような地紙形状ではなく第10図に示す通り長
方形状を呈する。
図に示すような地紙形状ではなく第10図に示す通り長
方形状を呈する。
上記の通りの構成からなる本考案容器では、胴部1の貼
り合せ部5の内面に、胴部1の内側層を構成するポリエ
チレン又はポリエステル等の合成樹脂フィルム8と同種
の合成樹脂からなるテープ11を貼着し、而もこのテー
プ11を該貼り合せ部5の内側段差部12を略中心とし
て両側に亙らせて配置しているから、この貼り合せ部5
を覆い、従ってこの貼り合せ部から内容液が滲み出る惧
は全くないものである。
り合せ部5の内面に、胴部1の内側層を構成するポリエ
チレン又はポリエステル等の合成樹脂フィルム8と同種
の合成樹脂からなるテープ11を貼着し、而もこのテー
プ11を該貼り合せ部5の内側段差部12を略中心とし
て両側に亙らせて配置しているから、この貼り合せ部5
を覆い、従ってこの貼り合せ部から内容液が滲み出る惧
は全くないものである。
そして特に本考案ではこのテープ11が上設貼り合せ部
の延長である上部張り出し縁13の部分の表面層を構成
しているから、上縁1の段差部14を覆ってしまい、実
質的に段差部を無くすことができた。
の延長である上部張り出し縁13の部分の表面層を構成
しているから、上縁1の段差部14を覆ってしまい、実
質的に段差部を無くすことができた。
而もシール蓋をシールする場合には、このテープ11と
胴部の合成樹脂フィルム8と、シール蓋の合成樹脂フィ
ルム(図示せず)とが溶融する結果、段差部14による
悪影響は全くな′くなり、従って充分なる密封を得るこ
とができる。
胴部の合成樹脂フィルム8と、シール蓋の合成樹脂フィ
ルム(図示せず)とが溶融する結果、段差部14による
悪影響は全くな′くなり、従って充分なる密封を得るこ
とができる。
而も本考案は、上記した通り、単にテープ11を貼り合
せ部5の内面に貼着するのみの簡単は構造によって構成
した結果、構造簡単となし、容器の単価を充分コストダ
ウンさせることができ、その実用上の効果大なるもので
ある。
せ部5の内面に貼着するのみの簡単は構造によって構成
した結果、構造簡単となし、容器の単価を充分コストダ
ウンさせることができ、その実用上の効果大なるもので
ある。
図面は本考案容器の好ましい実施例を示すもので第1図
はその斜面図、第2図は胴部の原形を示す平面図、第3
図は第2図上III−III線に沿う拡大断面図、第4
図は原形の構造を示す拡大断面図、第5図は本考案の要
部を拡大して示す正面図、第6図は第5図上VI−VI
線に沿って示す断面図、第7図及び第8図は夫々第5図
上VII−VII線及び■−■線に沿って示す断面図で
あり、更に第9図は他の実施例を示す斜面図で第10図
は第9図に示した容器の胴部の原形を示す平面図である
。 1・・・・・・胴部、2・・・・・・原形、3,4・・
・・・・両端、5・・・・・・貼り合せ部、6・・・・
・・紙、8・・・・・・合成樹脂フィルム、11・・・
・・・テープ、12・・・・・・内側段差部、13・・
・・・・張り出し部、14・・・・・・段差部。
はその斜面図、第2図は胴部の原形を示す平面図、第3
図は第2図上III−III線に沿う拡大断面図、第4
図は原形の構造を示す拡大断面図、第5図は本考案の要
部を拡大して示す正面図、第6図は第5図上VI−VI
線に沿って示す断面図、第7図及び第8図は夫々第5図
上VII−VII線及び■−■線に沿って示す断面図で
あり、更に第9図は他の実施例を示す斜面図で第10図
は第9図に示した容器の胴部の原形を示す平面図である
。 1・・・・・・胴部、2・・・・・・原形、3,4・・
・・・・両端、5・・・・・・貼り合せ部、6・・・・
・・紙、8・・・・・・合成樹脂フィルム、11・・・
・・・テープ、12・・・・・・内側段差部、13・・
・・・・張り出し部、14・・・・・・段差部。
Claims (1)
- 紙を素材とし、少くとも容器胴部の内面側となる面にポ
リエチレン、ポリエステル等の合成樹脂フィルムをラミ
ネートして構成した胴部原形を巻き、その両端部を貼り
合せて容器胴部を構成し、この容器胴部の上記貼り合せ
部の内側に上記内面を構成する合成樹脂フィルムと同種
の合成樹脂からなるテープを貼着し、このテープを該貼
り合せ部により形成される内側段差部を略中心として両
側に亙らせて配置させ、このテープを貼着した容器胴部
の上縁を外側に張り出させて上縁張り出し部を構成して
シール蓋の密封性を良好とした容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14652580U JPS5854334Y2 (ja) | 1980-10-15 | 1980-10-15 | 容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14652580U JPS5854334Y2 (ja) | 1980-10-15 | 1980-10-15 | 容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5771021U JPS5771021U (ja) | 1982-04-30 |
JPS5854334Y2 true JPS5854334Y2 (ja) | 1983-12-10 |
Family
ID=29506087
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14652580U Expired JPS5854334Y2 (ja) | 1980-10-15 | 1980-10-15 | 容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5854334Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002037234A (ja) * | 2000-07-27 | 2002-02-06 | Jujo Central Co Ltd | 紙カップ |
-
1980
- 1980-10-15 JP JP14652580U patent/JPS5854334Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5771021U (ja) | 1982-04-30 |
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