JPS6037296Y2 - 注出口を具えた液体用容器 - Google Patents

注出口を具えた液体用容器

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JPS6037296Y2
JPS6037296Y2 JP14983680U JP14983680U JPS6037296Y2 JP S6037296 Y2 JPS6037296 Y2 JP S6037296Y2 JP 14983680 U JP14983680 U JP 14983680U JP 14983680 U JP14983680 U JP 14983680U JP S6037296 Y2 JPS6037296 Y2 JP S6037296Y2
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充弘 住本
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大日本印刷株式会社
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【考案の詳細な説明】 本案は切妻型の頂部閉鎖部を有する液体用容器に関する
ものである。
すなわち頂部閉鎖部と底部閉鎖部で終る横断面形状が、
正方形の長方形本体は紙と合成樹脂と金属箔を適宜組合
せて形威した多層構造の板紙素材からなり、前記頂部閉
鎖部は中央積層リブが頂部に形威された切妻型の閉鎖部
に形威され、且つその傾斜屋根パネル内に折込まれる三
角形端パネルに連設された屋根型内側リブパネルの棟上
げ高さを、折込み時下方に落込まない十分な高さに構成
して傾斜屋根パネルに連設された外側リブパネルに対し
、該内側リブパネルを確実に重合接着し、前記底部閉鎖
部は前記頂部閉鎖部と同様な切妻型の閉鎖パネルで構成
されるが、その中央積層リブ部分で一方の傾斜屋根パネ
ル、すなわち下型ねパネル側に向って折込まれる形で押
潰されて該下型ねパネル上に他方の上重ねパネルが扁平
に重合圧着されたもので構成され、更に折曲げて組立て
られる長方形本体を構成する隣接側パネル相互を結合す
る貼着フラップの本体内面に露出する端面には、内容液
が浸透しない耐液構造が施され、又前記頂部閉鎖部にお
ける傾斜屋根パネルには注出口が設けられ、該注出口に
は本体内面から注出具本体のフランジが接着固定され、
注出具本体に被嵌されるキャップの下端周縁か、注出具
本体の筒状部の下端周縁かに突起を形威し、この突起と
前記フランジとで板紙素材を挟持できる如く構成し、該
注出具本体にはプルタブで引裂かれる開封用薄肉部を形
成すると共に前記薄肉部分の形状に対する方向が常に一
定であるような直線部分を前記フランジ部分に形成した
ことを特徴とするものである。
本案の液体容器によれば頂部閉鎖部における傾斜屋根パ
ネル内に折込まれる三角形端パネルのその内側リブパネ
ルを屋根型に構成すると共に、その棟上げ高さを十分な
高さに構成して内側リブパネルを傾斜屋根パネルに連設
された外側リブパネルに対し、接着固定したから三角形
端パネルが本体下方に向って落込むことがなくこれによ
って頂部閉鎖部の密封度が弱まることがなく、しかも折
曲げて組立てられる長方形本体を構成する隣接側パネル
相互を結合する貼着フラップの本体内面に露出する端面
には内容液が浸透しない耐液構造を施して端面からの剥
離又は内容液の漏出を防止し、本体を構成する板紙素材
は紙と合成樹脂と金属箔を適宜組合せて多層構造とした
ことと相俟って廃棄処理の容易な容器でありながら密封
性のある容器が得られ、かかる密封度が完全な状態にお
いて内容液として酒を容器に充填し、冷却すると板紙素
材が内圧を吸収して凹むので、胴膨れ現象はなく又この
凹みを利用して容器本体を掴むことが容易であり、更に
又頂部閉鎖部における傾斜屋根パネルに注出口を設けた
ことによって従来のガラス瓶と同様に使用でき、注出口
の開口も注出具本体からキャップを取除き、プルタブを
用いて開口用薄肉部を容易に引裂くことが出来て使用上
極めて便利であり、注出具はその特殊形状によって傾斜
屋根パネルに適合した位置に取付けられ、注出が円滑に
行なわれるという特徴を有するものである。
以下、図面に示す実施例について説明する。
第1図は本案容器を組立てて構成できるブランク板Aを
示すものであって、その素材は第2図に示すように紙繊
維が長いものからなる腰の強い464g/rrlの原紙
aの表裏面に20μ厚の外側ポリエチレン層b120μ
厚の層間ポリエチレン層c、9μ厚のアルミニウム層d
、10μ厚の内側ポリエチレン層eをそれぞれ積層した
もので構成されている。
又第3図に示すように第2図のポリエチレン層Cの代り
にアイオノマー樹脂を用いたものでもよい 第4図の層構成は第2図のポリエチレン層eに更にポリ
エステル層f1ポリエチレン層gを積層したものである
第5,6図のものはアルミニウム層dが成形中に割れや
剥離しないように必要な層構成のもので、第5図のもの
は第2図のポリエチレン層Cの代りにサーリンA層り延
伸ポリエステル、延伸ナイロン、未延伸ナイロン、延伸
ポリプロピレン、未延伸ポリプロピレンの何れかからな
る層にとを積層したものを用いている。
第6図のものはアシッドポリマ一層りと延伸ポリエステ
ル、延伸ナイロン、未延伸ナイロン、延伸ポリプロピレ
ン、未延伸ポリプロピレンの何しかからなる層にとを積
層したものを用いている。
また上記の層構成において、アルミニウム層は、蒸着層
であってもよい。
以上の如く容器本体を構成するブランク板Aは構成され
ているもので具体的には第1図に示す如く構成されてい
る。
すなわち、1は前側パネルであってこの左右に折り線2
,3を介して左側パネル4と右側パネル5が連設され、
左側パネル4には更に折り線6を介して後側パネル7が
、右側パネル5には折り線8を介して貼着フラップ9が
それぞれ連設されている。
以上の側フラップ1.4.5.7を各折り線2.3.6
から折って貼着フラップ9を後側パネル7の内面に貼着
すれば容器本体が構成されるが、前後側フラップ1,7
の巾と左右側フラップ4.5の巾とは等しく構成されて
いるので、容器本体の横断面形状が正方形で全体として
長方形を形成することになる。
その一例として正方形の一辺の長さは857rrlnで
側フラツプの高さは250mmで具体的には構成される
以上のような長方形本体の上下端は頂部閉鎖部と底部閉
鎖部で終るが、頂部閉鎖部は切妻型閉鎖パネルで構成さ
れている。
すなわち、前後側フラップ1,7には折り線10.12
を介して傾斜屋根パネル11.13が連設されており、
更に傾斜屋根パネル11.13には、折り線14.15
を介して外側リブパネル16.17が連設され、該外側
リブパネル16,17はこれと一体の封接用フラップ1
8.19で終っている。
又左右側パネル4,5には折り線20.21を介して三
角形端パネル22.23が連設され、各三角形端パネル
には斜め折り線28,29,30.31を介して三角形
の折り返しパネル24゜25.26,27が連設されて
いる。
之等折り返しパネル24,25,26,27は又折り線
6,2.3,8を介してそれぞれ傾斜屋根パネル13.
11.及び貼着フラップ9の延長部9aに連設されてい
る。
そして三角形端パネルの頂点から素材の上縁で終る短い
垂直折り線32.33を介して内側リブパネル34,3
5,36.37が形成され、これが折り線15.14に
つながる折り線74,38,39,40を介して前記折
り返しパネル24,25,26,27に連設され、又折
り線6,2,3.8を介して外側リブパネル17.16
及び貼着フラップの延長部9bにそれぞれ連設されてい
る。
したがって頂部閉鎖部を密閉する場合、各パネルを折り
曲げて切妻型にする。
この折り曲げ過程において斜め折り線28,29,30
.31は三角形端パネル22.23を内向きに押し込む
ことによって折られる。
次に内側及び外側のリブパネル並びに封接フラップ16
,17.18.19の両側に熱を加えてポリエチレン層
を接着性に腰 リブパネルと封接フラップを接合する。
かくして頂部に積層リブが形成されて頂部閉鎖部が封緘
されるものであるが、三角形端パネル22.23が内向
きに押し込まれるとき内側リブパネル34.35及び3
6.37の上縁fが水平であると第11図の如く下方に
向って落ち込むのでこれを防ぐためにその内側リブパネ
ルは屋根型に形成され、かつその棟上げ高さを十分に高
くしである。
すなわち、短い垂直折り線32.33の高さが封接フラ
ップ18.19を除いた外側リブパネル16.17の高
さより高くなっている。
しかし傾斜屋根フラップ11には後述する注出具が取付
けられる穴41が開口している。
次に底部閉鎖部は次のように構成されている。
すなわち、前側パネル1の下方には折り線42を介して
下重ね下部閉鎖パネル43が連設され、左右側パネル4
,5の下方には折り線44.45を介して三角端パネル
46.47が連設され、更に折り線48,49,50.
51を介して梯形状の折り返しパネル54.55と三角
形状の折り返しパネル52.53が連設されている。
又三角形状の折り返しパネル52.53には折り線60
.61を介して矩形状の折り込みフラップ57.59が
連設されている。
この折り込みフラップ57.59は又短い垂直折り線6
2.63を介して梯形状の折り返しパネル54.55と
も連設し、更に下重ね下部閉鎖パネル43から折り線5
6を介して連設された矩形状の折り込みフラップ58に
も折り線2,3を介して隣接している。
梯形状の折り返しパネル54は後側パネル7から折り線
64を介して連設された上京ね下部閉鎖パネル65に折
り線6を介して隣接腰他方の梯形状の折り返しパネル5
5は折り線8を介して粘着フラップ9の延長部9cに隣
接している。
したがって底部閉鎖部を密閉する場合は頂部閉鎖部と同
様に切妻形に構成すべく三角形端パネル46.47が内
向きに押し込まれるが、折り線56.60.61ですな
わち、中央積層リブ部分で下重ね下部閉鎖パネル43に
向って折り込まれる形で押し潰されて下重ね下部閉鎖パ
ネル43上に上京ね下部閉鎖パネル65が扁平に重合圧
着されて封緘される。
その際上京ね下部閉鎖パネル65の重ねフラップ部分6
5aがフラップ58と接着され、フラップ57.59は
前記フラップ部分65aとフラップ58との間に挾まれ
た状態で接着される。
第7.8.9図にその封緘順序を示す。
又厚紙の繊維の方向すなわち、紙目方向を横断面方向と
一致させることにより胴膨れ現象をより一層防止するこ
とができる。
次に粘着フラップ9を後側パネル7の内面に接着固定す
るには第12図乃至第15図に示す紙端面から内容液が
浸透しない耐液構造のものとする。
第12図のものは粘着フラップ9を単に折り曲げて後側
フラップ7に接着固定したものであり、第13図のもの
は貼着フラップ9の素材を厚さ方向に半分カットしたも
のを折り曲げて後側パネル7に接着固定しである。
第13図イはその素材の半部9′をカットしたものを示
す。
半分にカットすると原紙の厚さは他の層厚より厚いので
原紙の部分にまで切断線が到達する。
したがって折り曲げた場合紙同志の接触となって接着し
ないので後側パネル7の端面より内側に折り曲げ部分が
くるように接着する。
この方法によると接着部分の厚みを小さく形成できる。
第14図のものは粘着フラップ9の端縁にポリエチレン
被膜9″を施したものを後側パネル7に接着固定したも
のを示す。
更に第15図のものは貼着フラップ9と後側フラップ7
とを接着したその部分をポリエチレン被膜9″′で全面
的に覆ったものを示している。
なお、底部閉鎖部においては素材端面が容器本体の内面
に入り込まないようになっているので前記のような端面
構造は必要でない。
又前述した如く紙白方向を横断面方向と一致させること
により胴膨れ現象を防止することが出来るが、かかる場
合ブランク板の貼着フラップ9の切断辺には用紙の横目
が現われるから、此の切断辺を被覆する必要がある。
第16図に示すものはそのテープmであって此のものは
アルミニウムnを中心として、その両側にポリエチレン
iを積層したものである。
その他図示しないが、テープとして、ポリエチレン層、
アルミニウム層、ポリエステル層、ポリエチレン層を順
次に積層したものでもよい。
又、上記のアルミニウム層としては、アルミニウムの蒸
着層でもよい。
第17図はテープmのついたブランク板Aを示すもので
あって、ブランク板Aの容器の内側となる面側はテープ
mが二つ折になっており、之れが後側パネル7に貼着さ
れる。
第18図乃至第21図は頂部閉鎖部における傾斜屋根パ
ネル11の穴41に取付けられる注出具を示すもので、
注出口を形成する開封用の薄肉部分が常に一定方向にあ
って、容器本体に取着けられるように取着座板、すなわ
ちフランジに規制部分が設けられている。
これは傾斜屋根パネル11に注出口を形成する為に必要
である。
之れを具体的に説明すると穴41内面に注出具本体66
のフランジ66aが接着固定され、口縁にキャップ67
が被嵌されている。
又リング状のプルタブ68が注出具本体66bの皿底に
一体的に形成され、これを引っ張ることによって皿底6
6cの薄肉部69から皿底の一部が切抜かれて注出口4
1を開口する。
開封用薄肉部69は略円形をなし、一部において狭搾6
9aされた形状のものとなっており狭搾部69aの内側
にはプルタブ68の取付用突出片68aが設けられてい
る。
又開封用薄肉部69の狭搾部69aに対し、これを含む
軸線X−X線と平行な直線状部分70がフランジ66a
に設けられている。
キャップ67には外筒67aと内筒67bとがあってキ
ャップ67を注出具本体66bに被冠する時は外筒67
aと内筒67bとによって注出具本体66aの筒状部を
挟着するようになっている。
従って注出具本体66を容器本体に取着ける際に注出口
となるべき開封用の薄肉部69の形状による方向、すな
わち狭搾部69aを含むX−X線の方向が常に規制され
るように薄肉部69との方向関係においてフランジ66
aに直線状部70を設けたので注出口本体を容器本体へ
取着ける際に此の直線状部分で機械によるフランジ66
aの支持が常に規制され、注出具本体の方向性が一定し
、狭搾部69aを傾斜屋根パネル11に対し、上方に向
くように着けることが出来、プルタブ68による引裂き
も手前に向って容易に行なうことが出来、更に又狭搾部
69aを常に上に向くようにつけることにより内容液を
注ぐ時の空気取入れ口の機能をもたせる事が出来る。
又注出具本体を容器本体に取付ける際、注出具本体の脱
落防止を計る為にキャップ下端周縁に突起を設けると製
造工程中に支障を来たすことはない。
第22図、第23図のものはキャップ67の下端周縁に
複数個の突起部71が設けられている。
第24図のものは突起部71をキャップ67に設ける代
りに注出具本体66bの下周縁にフランジ66aと傾斜
屋根パネル11の厚さに等しい間隔をおいて突起部71
′が設けられている。
そこで前者の取着は方について説明すると傾斜屋根パネ
ル11の穴41に対して注出具本体66の筒状部66b
を内方より嵌装すると共に、外方より此の筒状部66b
に対してキャップ67を被冠し、その下端周縁に突設し
た突起部71で注出具本体のフランジ66aと共に容器
本体の傾斜屋根パネル11を挟着し溶着する。
後者のものでは注出口本体の筒状部66bを穴41内に
内側から強制的に押込むと筒状部の下周縁に突設した突
起部71′に対する部分だけ穴41の口縁部は歪んで突
起部71′は穴41を通過し、その下縁部で穴41の口
縁部に係止する。
この状態においてキャップ67を筒状部66bに被冠し
、フランジ66aと傾斜屋根パネル11とを溶着する。
以上の如く穴41に注出具本体を一時的に簡単に係止で
きるから製造工程中における注出具本体の取着けにおい
て穴41に対して嵌装した注出具本体の緩み、或は脱落
することはなくその後の溶着工程を安定化することが出
来る。
何れにしても注出具本体は容器本体に対し内方より外方
に突出させて溶着するものであるが、溶着の前に一時的
に注出具本体を容器本体に係着する必要があり、前記構
造はその為に必要な構造であるが、溶着の時には超音波
発振機を用い、超音波発振機よりの超音波をコンバータ
ー、ブウスターを介してホーンで注出具本体のフランジ
66aを傾斜屋根パネルの内面に溶着する。
その際ホーンに外方に通ずる吸引導孔を設けることによ
り容器本体に穴41を打抜いた時に生ずる打抜き屑等を
除去することが出来て、充填工程の前段の処理として極
めて衛生的に行なうことが出来る。
次に底部閉鎖部においては前述した如く下重ね閉鎖パネ
ル43上に上重ね下部閉鎖パネル65が扁平に重合圧着
されて封緘されるが、その際上重ね下部閉鎖パネル65
の重ねフラップ部分65aがフラップ58と接着され、
フラップ57.59は前記フラップ部分65aとフラッ
プ58との間に挾まれた状態で接着される。
このような底部閉鎖部における接着は500°Cで行な
われるが、そのシールの際板紙素材には例えば熱接着性
樹脂である中密度ポリエチレンがドライラミネートされ
ているので、その酸化臭が往々にして出ることがある。
この酸化臭が出ることは充填物が酒質のものであると好
ましくない。
そこでかかる場合充填前に排気して脱臭を計る必要があ
る。
頂部閉鎖部のシールは加熱してもそのシール部分は面積
が小さく又充填物とも離れているので別に問題はない。
以上何れにしても本案のものによれば粘着フラップ端面
の耐液構造と頂部閉鎖部における内側リブパネルの落込
み防止構造及び頂部、底部の閉鎖パネルが全部一体的に
揃えられて貼着されることにより液漏れの恐れのないも
のが得られ、板紙素材が多層構造のもので構成されてい
ることと相俟って密封性のよい液体容器が得られて酒等
の完全充填包装容器として極めて好適で、酒充填後冷却
するとシールが完全に行なわれていることにより内圧を
板紙素材が吸収して凹み、従がってこの凹みを利用して
容器の取扱いが容易であり、容器本体の断面が正方形で
あることによって胴膨れ現象はなく頂部閉鎖部に注出口
が取付けられているので、内容液の注出に便利であると
いう特徴がある。
しかもその注出具の特殊形状により傾斜屋根パネルに対
して注出具を注出し易い位置に取付けることが出来ると
いう特徴がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はブランク板の展開図、第2図乃至第6図はブラ
ンク板素材断面図、第7図乃至第9図は底部閉鎖部の組
立順序を示す斜面図、第10図は本案容器の斜面図、第
11図は頂部閉鎖部における内側リブパネルの落込み状
態を示す説明図、第12図乃至第15図は粘着フラップ
の各員なる端面構造を示す部分切断面図、第16図はブ
ランク板素材の切断辺に溶着するテープ断面図、第17
図イ9口は切断辺にテープを溶着したブランク板素材と
端面図、第18図乃至第21図は注出具を取着けた状態
の正面図、注出具の平面図、キャップを取除いた注出具
の平面図、第19図のX−X線断面図、第22図乃至第
24図は第18図乃至第21図とは異なる実施例にかか
る注出具の平面図、第22図のX−X線断面図である。 1.7・・・・・・前後側パネル、4,5・・・・・・
左右側パネル、9・・・・・・貼着フラップ、11,1
3・・・・・・傾斜屋根パネル、22,23・・・・・
・三角形端パネル、24、25.26.27・・・・・
・三角形の折り返しパネル、16.17・・・・・・外
側リブパネル、34,35.36.37・・・・・・内
側リブパネル、43・・・・・・下重ね下部閉鎖パネル
、65・・・・・・上重ね下部閉鎖パネル、46,47
・・・・・・三角形端パネル、52,53・・・・・・
三角形の折り返しパネル、54゜ 55・・・・・・ 梯形の折り返しパネル、 57゜ 58゜ 59・・・・・・折 り込みフラップ、 65a・・・・・・重ねフラップ、 6 ・・・・・・注出口本体、 67・・・・・・キャップ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 頂部閉鎖部と底部閉鎖部で終る横断面形状が正方形の長
    方形本体は、紙と合成樹脂と金属箔を適宜組合せて形威
    した多層構造の板紙素材からなり、前記頂部閉鎖部は中
    央積層リブが頂部に形威された切妻型の閉鎖部に形成さ
    れ、且つその傾斜屋根パネル内に折込まれる三角形端パ
    ネルに連設された屋根型内側リブパネルの棟上げ高さを
    折込み時、下方に落込まない十分な高さに構成して傾斜
    屋根パネルに連設された外側リブパネルに対し、該内側
    リブパネルを確実に重合接着し、前記底部閉鎖部は前記
    頂部閉鎖部と同様な切妻型の閉鎖パネルで構成されるが
    、その中央積層リブ部分で一方の傾斜屋根パネル、すな
    わち下型ねパネル側に向って折込まれる形で押潰されて
    数丁重ねパネル上に他方の上重ねパネルが扁平に重合圧
    着されたもので構成され、更に折曲げて組立てられる長
    方形本体を構成する隣接側パネル相互を結合する貼着フ
    ラップの本体内面に露出する端面には、内容液が浸透し
    ない耐液構造が施され、又前記頂部閉鎖部における傾斜
    屋根パネルには注出口が設けられ、該注出口には本体内
    面から注出具本体のフランジが接着され、注出具本体に
    被嵌されるキャップの下端周縁か、注出具本体の筒状部
    の下端周縁かに突起を形威し、この突起と前記フランジ
    とで板紙素材を挾持できる如く構成し、注出具本体には
    プルタブで引裂かれる開封用薄肉部を形成すると共に、
    前記薄肉部分の形状に対する方向が常に一定であるよう
    な直線部分を前記フランジ部分に形成してなることを特
    徴とする注出口を具えた液体用容器。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018052574A (ja) * 2016-09-30 2018-04-05 大日本印刷株式会社 紙容器
JP2020019551A (ja) * 2018-08-02 2020-02-06 王子ホールディングス株式会社 容器用原紙および該容器用原紙を用いた紙容器
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JP2020019550A (ja) * 2018-08-02 2020-02-06 王子ホールディングス株式会社 容器用原紙および該容器用原紙を用いた紙容器

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