JP2536299Y2 - 段ボール箱の素材 - Google Patents

段ボール箱の素材

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JP2536299Y2
JP2536299Y2 JP7881591U JP7881591U JP2536299Y2 JP 2536299 Y2 JP2536299 Y2 JP 2536299Y2 JP 7881591 U JP7881591 U JP 7881591U JP 7881591 U JP7881591 U JP 7881591U JP 2536299 Y2 JP2536299 Y2 JP 2536299Y2
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信博 林
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は密閉性の高い段ボール箱
の素材に関する。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】種々の分野において、湿
気を嫌う商品や液体などを収納したり、内部のガスを置
換できる密閉容器に対する需要が高まっているが、それ
に適するものとして段ボール箱に熱溶着フィルムをラミ
ネートしたものが使われるようになってきた。
【0003】段ボールは周知の如く例えば図20にその
断面を概略的に示すように、中芯1の紙の両面にライナ
ー2、3の紙を貼り合わせたものである。この構成には
勿論種々のバリエーションがあり、図21に示すような
片面のライナーを3、3’の二枚にしたものや、図22
に示すようなライナー2、2’、3の間に中芯1、1’
を二層にしたもの、あるいは図23に示すような片側の
ライナーを省いて一枚のライナー3と中芯1(この場合
は中芯と呼ぶのは不適切で、補強用波打材又はコルゲー
ト材とでも呼ぶべきものである)とから成るものなどが
ある。
【0004】このような段ボールのどちらかのライナー
に例えば図24に示すように熱溶着フィルム4をラミネ
ートした材料を用いて段ボール箱の素材を作り、接着す
べき箇所の熱溶着フィルムを加熱して溶着することによ
り段ボール箱を組み立てる。
【0005】しかしながら、段ボールは上述のように例
えば中芯1とライナー2、3、3’とから成る厚いもの
である上に、断熱性も高いので、段ボールの上から加熱
すると熱溶着フィルムの温度がなかなか上がらず、熱溶
着に時間を要するという問題があった。又、例えば同様
の内側に熱溶着フィルムをラミネートした段ボールを用
いて、図25に示すように段ボール箱の蓋部を閉じよう
とする時に、蓋部の短辺面21の三角面21a、21a
を内側に折り畳んで三角面21bの上に重なるようにす
るとともに、蓋部の長辺面22、22をも折り畳まれた
三角面21a、21a、21bの上に重なるように内側
に折ると、三角面21a、 三角面21b及び長辺面22
が三層に重なったぶ厚い部分ができる。このため、この
部分においてきちんと折り畳むことができず、従って図
26に示すように短辺面21の三角面21a、21aに
続く接着縁23b、23bの内側にきちんと重ならずに
ずれてしまい、接着縁23b、23bを重ねた状態で熱
溶着しても密閉性が保たれないという問題があった。密
閉性を保つためには各接着縁23b、23bがきちんと
重なる必要がある。
【0006】段ボールの断熱性のために熱溶着フィルム
の溶着に時間を要するという問題に関しては、接着すべ
き箇所を熱溶着フィルムと、それが直接ラミネートされ
ているライナーとで形成し、他のライナーと中芯とを欠
如するという発明が提案されている(特開昭60−21
7944号)が、上述のような段ボールの厚さのために
接着すべき箇所がきちんと重ならないという問題は解決
されない。
【0007】本出願人は以上のような問題に鑑みて先
に、密閉性の高い段ボール箱を組み立てる時に接着すべ
き箇所を短時間で溶着でき、しかもその密閉性を確実な
ものとすることができる段ボール箱の素材を提供するこ
とを目的として、複数ライナーと中芯とから成る段ボー
ルの片面に熱溶着フィルムをラミネートし、周縁部の熱
溶着フィルムを熱溶着することによって組立られる段ボ
ール箱の素材において、該素材は一対の短辺側板部と一
対の長辺側板部とが第1折曲線条を介して交互に連結し
ており、前記短辺側板部の上下に各々第2折曲線条を介
して短辺面部が連結しており、前記長辺側板部の上下に
各々の第3折曲線条を介して長辺面部が連結しており、
前記短辺面部と前記長辺面部とは第4折曲線条を介して
交互に連結しており、前記短辺側板部又は前記長辺側板
部に第5折曲線条の一部を介して前記第1折曲線条と同
じ長さで前記周縁部の幅より細い幅の連結片が連結して
おり、前記短辺側板部と前記長辺側板部と前記短辺面部
と前記長辺面部とが連結した全体の周囲に熱溶着に必要
な幅の前記周縁部が前記全体を画成する前記第5折曲線
条を介して連結しており、前記連結片は前記周縁部の一
部であって前記連結片の幅はそれが一部をなす前記周縁
部の幅の半分であり、前記第4折曲線条の長さは前記第
2折曲線条の長さの半分に等しく、前記短辺面部には前
記短辺面部の前記第5折曲線条上にある端辺の中心から
前記第2折曲線条の両端に向かって一対の第6折曲線条
が形成されており、前記一方の短辺面部の前記端辺の中
心から前記短辺側板部を介して連結する他方の前記短辺
面部の前記端辺の中心に向かって各々第7折曲線条が形
成されており、前記短辺面部の前記第4折曲線条と前記
第5折曲線条と前記第6折曲線条とで囲まれる三角部
分、及び前記周縁部のうち前記連結片を除いた部分は前
記熱溶着フィルムと、それが直接ラミネートされている
最内側のライナーとから成り、前記中芯及び他のライナ
ーが欠如されていることを要旨とする段ボール箱の素材
を提案した(実開平2−47205号)。
【0008】これを具体的な例で説明すると、図24に
示すような中芯1とライナー2及びライナー3、3’と
からなる段ボールに熱溶着フィルム4としてポリエチレ
ンフィルムをラミネートした材料を使用して、図15の
展開図のようになる。図において、段ボール箱の素材は
全体として20で示され、一対の短辺側板部5と一対の
長辺側板部6とが折曲線条9を介して交互に連結してお
り、短辺側板部5の上下には各々折曲線条10を介して
短辺面部7が連結しており、長辺側板部6の上下には各
々折曲線条11を介して長辺面部8が連結しており、か
つ短辺面部7と長辺面部8とは折曲線条12を介して交
互に連結している。更に右端の長辺側板部6には折曲線
条9と同じ長さで、後述の周縁部より細い幅の連結片1
9が折曲線条13を介して連結している。また、これら
短辺側板部5、長辺側板部6、短辺面部7及び長辺面部
8が連結した全体の周囲に折曲線条13を介して周縁部
16が連結している。連結片19は周縁部16の一部で
あり、その幅は、周縁部16のうちの右端部16aの幅
の半分である。
【0009】折曲線条12の長さは折曲線条10の長さ
の半分、すなわち短辺面部7の上下方向の長さはその幅
の半分である。各々の短辺面部7には、短辺面部7の折
曲線条13上の端辺の中心13aから折曲線条10の両
端に向かって一対の折曲線条14が斜めに形成されてお
り、それによって短辺面部7が小さい2つの三角面7a
と大きい三角面7bとに区画される。さらに、図におい
て上方の短辺面部7の端辺の中心13aから下方の短辺
面部7の端辺の中心13aに向かって、各々折曲線条1
5が形成されている。
【0010】上記構成のうち三角面7aと、連結片19
以外の周縁部16とについては図24に示す断面のうち
の熱溶着フィルム4とそれが直接ラミネートされている
ライナー3’とだけを残して、他のライナー2及び3と
中芯1とは除去されており、薄くなっている。この部分
を図15において斜線で示した。
【0011】
【考案が解決しようとする問題点】以上のように構成さ
れた段ボール箱の素材は、その組立工程において図16
に示すようにその底面側においては、熱溶着フィルムを
熱溶着することにより形成される帯状のシール部分Sが
底面の中心に沿って延びており、両端部に三角形状の耳
部Qが形成されており、これらを内側に折り畳むことに
より図17に示すような状態となり、この三角形状の耳
部Qの内面に接着剤を塗布して底面の一部を形成する面
8に接着することにより図に示すような段ボール箱の底
部が形成されるのであるが、熱溶着フィルムがラミネー
トされた最内側のライナーがシール部Sとして、また耳
部Qのシール部S’として露出しており、全体として美
観を損なうのみならず、これは段ボール箱の底部を形成
するのでこの三角形状の耳部Qが段差となり、ハンドリ
ングの上で大きな妨げとなっている。
【0012】また、図18、図19は段ボール箱の蓋面
側を上方にして示すものであるが、やはりシール部S”
がむき出しの状態となり、形状的のみならず、面5、
6、8等とは色のコントラストも異にしており、美観を
損なうのみならず、やはりこれがハンドリングの上で大
きな妨げとなっている。
【0013】本考案は上記問題に鑑みてなされ、美観上
好ましく、またハンドリング上も好都合な段ボール箱の
素材を提供することを目的とする。
【0014】
【問題点を解決するための手段】上記の目的は、複数ラ
イナーと中芯とから成る段ボールの片面に熱溶着フィル
ムをラミネートし、周縁部の熱溶着フィルムを熱溶着す
ることによって組立られる段ボール箱の素材50におい
て、該素材50は一対の短辺側板部5と一対の長辺側板
部6とが第1折曲線条9を介して交互に連結しており、
前記短辺側板部5の上下に各々第2折曲線条10を介し
て第1、第2短辺面部7A、7Bが連結しており、前記
長辺側板部6の上下に各々の第3折曲線条11を介して
長辺面部8が連結しており、前記第1、第2短辺面部7
A、7Bと前記長辺面部8とは第4折曲線条12を介し
て交互に連結しており、前記短辺側板部5と前記長辺側
板部6と前記第1、第2短辺面部7A、7Bと前記長辺
面部8とが連結した全体の周囲に熱溶着に必要な幅の周
縁部16が前記全体を画成する第5折曲線条13を介し
て連結しており、前記第4折曲線条12の長さは前記第
2折曲線条10の長さの半分に等しく、前記第1、第2
短辺面部7A、7Bには前記第1、第2短辺面部7A、
7Bの前記第5折曲線条13上にある端辺の中心13a
から前記第2折曲線条10の両端に向かって一対の第6
折曲線条14が形成されており、前記第1短辺面部7A
の前記端辺の中心13aから前記短辺側板部5を介して
連結する前記第2短辺面部7Bの前記端辺の中心13a
に向かって各々第7折曲線条15が形成されており、前
記第1短辺面部7A全体、前記第2短辺面部7Bの前記
第4折曲線条12と前記第5折曲線条13と前記第6折
曲線条14とで囲まれる三角部分、及び前記周縁部16
は前記熱溶着フィルムと、それが直接ラミネートされて
いる最内側のライナーとからなり、前記中芯及び他のラ
イナーが欠如されており、前記第1短辺面部7Aに重な
り合い、かつ前記第3折曲線条11の長さの約半分の前
記第4折曲線条12に沿う長さを有する方形状の前記中
芯及び前記他のライナーからなる底板形成板部30が前
記第1短辺面部7Aとは離れた状態で、かつ前記第2折
曲線条10と整合する第8折曲線条10b及び前記第7
折曲線条15と整合する第9折曲線条15bとを形成さ
せて前記短辺側板部5に前記第8折曲線条10bを介し
て連結しており、前記第1折曲線条9と同じ長さで前記
周縁部16とほぼ同じ幅を有する方形状の前記中芯及び
前記他のライナーからなる連結片19が前記周縁部16
とは離れた状態で、かつ前記第5折曲線条13と整合す
る第10折曲線条13bを形成させて前記短辺側板部5
もしくは前記長辺側板部6に前記第10折曲線条13b
を介して連結するとともに前記連結片19が連結されな
い前記長辺側板部6とその上下の前記長辺面部8もしく
は前記短辺側板部5の前記第5折曲線条13に沿った少
なくとも前記周縁部16の幅に相当する部分が、前記熱
溶着フィルムと、それが直接ラミネートされている最内
側のライナーとからなる部分と、前記中芯と他のライナ
ーとからなる部分とに剥離するようにしたことを特徴と
する段ボール箱の素材、によって達成される。
【0015】または、請求項1に記載の段ボール箱の素
材において、前記第2短辺面部7Bに連結した前記長辺
面部8の少なくとも一方の全面もしくは前記第5折曲線
条13に沿った少なくとも前記周縁部16の幅に相当す
る部分が、前記熱溶着フィルムと、それが直接ラミネー
トされている最内側のライナーとからなる部分と、前記
中芯と他のライナーとからなる部分とに剥離するように
したことを特徴とする段ボールの素材、によって達成さ
れる。
【0016】
【作用】以上のように構成される段ボール箱の素材を用
いて段ボール箱を組み立てる時には、接着すべき箇所を
短時間で溶着でき、しかもその密閉性を確実なものとす
ることができる。更に、組み立てられた段ボール箱は美
観上も優れ、ハンドリングにも好都合な形状である。
【0017】
【実施例】以下、実施例について図面を参照して説明す
る。なお、上記従来技術の具体例に対応する部分につい
ては同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0018】本実施例においても図24に示すような中
芯1とライナー2及びライナー3、3’とから成る段ボ
ールに熱溶着フィルム4としてポリエチレンフィルムを
ラミネートした材料を使用した。
【0019】図1または図2に本実施例の展開図を示す
が、図において、段ボール箱の素材は全体として50で
示され、一対の短辺側板部5と一対の長辺側板部6とが
折曲線条9を介して交互に連結しており、短辺側板部5
の上下には各々折曲線条10を介して第1、第2短辺面
部7A、7Bが連結しており、長辺側板部6の上下には
各々折曲線条11を介して長辺面部8が連結しており、
かつ第1、第2短辺面部7A、7Bと長辺面部8とは折
曲線条12を介して交互に連結している。また、これら
短辺側板部5、長辺側板部6、第1、第2短辺面部7
A、7B及び長辺面部8とが連結した全体の周囲に折曲
線条13を介して熱溶着に必要な幅の周縁部16が連結
している。
【0020】折曲線条12の長さは折曲線条10の長さ
の半分、すなわち第1、第2短辺面部7A、7Bの上下
方向の長さはその幅の半分である。各々の第1、第2短
辺面部7A、7Bには第1、第2短辺面部7A、7Bの
折曲線条13上の端辺の中心13aから折曲線条10の
両端に向かって一対の折曲線条14が斜めに形成されて
おり、更に図において下方の第1短辺面部7Aの端辺の
中心13aから上方の第2短辺面部7Bの端辺の中心1
3aに向かって、各々折曲線条15が形成されている。
それによって第1、第2短辺面部7A、7Bが各々4つ
の同形状の三角面7a、7b、7c、7d及び7a’、
7b’、7c’、7d’に区画される。
【0021】上記構成のうち三角面7a、7b、7c、
7dすなわち第1短辺面部7A全体、三角面7a’、7
d’及び周縁部16とについては図24に示す断面のう
ちの熱溶着フィルム4とそれが直接ラミネートされてい
る最内側のライナー3’とだけを残して、他のライナー
2及び3と中芯1とは除去されており、薄くなってい
る。この部分を図1または図2において斜線で示す。
【0022】本考案によれば、更に第1短辺面部7Aに
重合するが、相互に接着されていない方形状の中芯1と
他のライナー2及び3からなる底板形成板部30が折曲
線条10bを介して短辺側板部5と一体的に形成され、
これらの間に上記折曲線条10が形成されている。短辺
側板部5と一体的に形成され、これらの間に上述の折曲
線条10が形成されている。底板形成板部30の折曲線
条12に沿う長さmは長辺側板部6の長辺、すなわち折
曲線条11の長さLの半分である。又、底板形成板部3
0には上記折曲線条15に整列して折曲線条15bが形
成されており、これは内側の第1短辺面部7Aの折曲線
条15の一部である15a(図2参照)と整合してい
る。底板形成板部30は折曲線条10b外側に向かって
折曲可能であり、図2は短辺側板部5側に折り曲げて重
ねられた状態を示している。また折曲線条9と同じ長さ
で周縁部16のうちの左端の周縁部16Aの幅とほぼ同
じ幅を有する方形状の中芯1と他のライナー2及び3か
らなる連結片19が、周縁部16Aには接着されずに折
曲線条13bを介して左端の短辺側板部5と一体的に形
成されている。連結片19は折曲線条13bで外側に向
かって折り曲げ可能であり、図2は短辺側板部5側に折
り曲げられて重ねられた状態を示している。更に右端の
長辺側板部6とその上下の長辺面部8、8の折曲線条1
3に沿った、少なくとも周縁部16Aの幅に相当する部
分が、熱溶着フィルム4と、それが直接ラミネートされ
ている最内側のライナー3’とからなる部分と、中芯1
と他のライナー2及び3からなる部分とに剥離するよう
になっている。
【0023】なお、図1及び図2において連結片19を
左端の短辺側板部5と一体的に形成した例を示したが、
右端の長辺側板部6と一体的に形成してもよく、この場
合は左端の短辺側板部5の折曲線条13に沿った少なく
とも周縁部16Bの幅に相当する部分が、熱溶着フィル
ム4とそれが直接ラミネートされている最内側のライナ
ー3’とからなる部分と、中芯1と他のライナー2及び
3からなる部分とに剥離するようにする。
【0024】また、図1は周縁部16のうちの下端の周
縁部16Cの幅を底板形成板部30の下端の外側に熱溶
着に必要な幅で形成した例を示すが、この場合は第1短
辺面部7Aの三角面7b、7cが底板形成板部30に貼
着されていてもよい。図2は周縁部16Cの幅を下側の
長辺面部8の下端の外側に熱溶着に必要な幅で形成した
例を示す。
【0025】次に、以上のように構成された本実施例の
段ボール箱の素材50を用いて熱溶着フィルム4が内側
になるような段ボール箱を組み立てる手順を述べる。ま
ず、図3に示すように熱溶着フィルム4が内側になるよ
うにして中央の折曲線条9及び12で全体を半分に折
り、連結片19を折曲線条13bで外側に折り曲げ、左
端の周縁部16Aと右端の周縁部16Bを重ねて加熱ロ
ーラに通し、その部分の熱溶着フィルム4を相互に溶着
して図5で示すようにローレット線で示すシール部S1
を形成する。このシール部S1 の[4]−[4]線にお
ける拡大断面図は図4に示されるが、溶着すべき部分は
熱溶着フィルム4と、それが直接ラミネートされている
ライナー3’とだけからなり、薄いので加熱ローラに通
すときは短時間で確実に溶着された。
【0026】次いで、図5又は図6に示すように折り曲
げる位置をずらして折曲線条15、15a、15bで折
り、シール部S1 と連結片19を折曲線条13、13b
で長辺側板部6側に折り曲げ、剥離した長辺側板部6と
その上下の長辺面部8、8の折曲線条13に沿った部分
の熱溶着フィルム4と、それが直接ラミネートされてい
る最内側のライナー3とからなる部分と、中芯1と他の
ライナー2及び3からなる部分との間に挟み込み、接着
剤でそれぞれ接着する。その後、下端の周縁部16Cを
2枚重ねた状態で加熱ローラに通して溶着し、シール部
2 を形成する。この溶着部分をローレット線で示す
が、ここも熱溶着フィルム4とライナー3’とだけから
なるので短時間で確実に溶着された。これは段ボール箱
に組み立てたときに底部の中央になる部分である。
【0027】なお、図5は図1に示した段ボール箱の素
材50を用いた場合の例であり、この場合には、都合に
よって周縁部16Cの長辺面部8の下端の近傍をスポッ
ト状または線状に溶着してシール部S3 を形成してもよ
い。また、図6は図2に示した段ボール箱の素材50を
用いた場合の例であり、この場合には、底板形成板部3
0を短辺側板部5側に折り曲げて重ねた状態で周縁部1
6Cの溶着が行なわれる。
【0028】以上のように底部を溶着するまでの工程を
段ボール箱製造工場で行ない、図5又は図6に示す状態
の素材50を箱詰めする現場へ運搬する。この時、素材
50は図5又は図6のように平らに折られているので嵩
高くなく、運搬は容易である。
【0029】現場において素材50を箱に形成する手順
を図7〜図11に示す。図においては便宜上、底部を上
にして示す。
【0030】図5又は図6に示す状態の素材50を、折
られていた折曲線条15を広げるとともに、折曲線条
9、10、11、12、13、14を図7に示すように
折って、箱の胴部を形成すると、周縁部16Cは溶着さ
れているので、三角面7a、7b、7c、7dでなる第
1短辺面部7Aが重なった三角部Tが両側に突出した状
態になる。次いで底板形成板部30を図8に示すように
上方へ折り曲げ、シール部S2 を片側の長辺面部8の上
に伏せて平らにし、図9に示すように三角部T及び底板
形成板部30を折曲線条12、10、10bで折って長
辺面部8の上に重ね、この上から図10で示すようにガ
ムテープGなどを貼るか、図11に示すように両面テー
プ60を用いて接着して底部を安定させる。この時シー
ル部S2 及び三角部Tは薄いので、折り重なったところ
が分厚くならず、すっきりと納まるばかりでなく、これ
らは底板形成板部30、30で完全にカバーされるので
美観上も優れており、従来のように段差を生ずることも
ない。
【0031】次いで、この箱をひっくり返して、中に品
物を収納した後に蓋部を閉じる手順は従来と同様であ
る。すなわち、図18に示すように、折曲線条10、1
2、13、14を折るとともに折曲線条11をも折っ
て、三角面7a’、7b’、7c’、7d’を長辺面部
8の下に折り込むようにする。三角面7a’、7d’は
熱溶着フィルム4とラミネート3’とだけからなり、薄
くなっているので折曲線条12、14においてすっきり
と折れ、また、重なり部分も分厚くならないので、最後
まで折った状態では図19に示すように周縁部16Dの
うち、三角面7a’7d’に続く部分16eと長辺面部
8に続く部分16fの縁がきちんと重なっている。この
周縁部16Dを加熱ローラに通して溶着し、シール部
S”を形成することによって、箱詰作業を終了する。周
縁部16Dの縁がきちんと重なっているので、密閉性が
確保された。必要に応じてシール部S”をガムテープ、
接着剤等によって片側の長辺面部8に固定してもよい。
【0032】本考案の上記実施例によれば段ボール箱は
従来より美観に優れ、ハンドリングが、より好都合とな
るのであるが、図19に示すように蓋部側にシール部
S”が存在しており、これがなお美観を損ねている。そ
こで次に、このシール部S”が美観を損なうのを防ぐ実
施例について説明する。
【0033】すなわち本考案の第2実施例によれば、段
ボール箱の素材50は上記第1実施例と同様の形状をし
ているが、蓋部側を構成する長辺面部8、すなわち図1
又は図2において上方の2つの長辺面部8のうち、いず
れか一方が熱溶着フィルム4と、それが直接ラミネート
されている最内側のライナー3とからなる内層部分と、
中芯1と他のライナー2及び3からなる外層部分とに剥
離するようになっている。このような素材50により段
ボール箱を組み立てる工程は上記第1実施例とほぼ同様
であるが、蓋部側においては図12に示すようにシール
部S”が、熱溶着フィルム4とそれが直接ラミネートさ
れている最内側のライナー3とからなる内層8aから剥
離された中芯1と他のライナー2及び3とからなる外層
8bと対向した形になる。そこで矢印a及びbで示すよ
うにこれらを相互に向き合う方向に折り曲げ、シール部
S”を内層8a面上に伏せて平らにし、その上に外層8
bを折り重ね、この上に図13に示すようにガムテープ
Gなどを貼ることによりシール部S”は完全にカバーさ
れ、美観上も優れた形態となる。また、ハンドリングも
上記第1実施例より一層好都合なものとなる。
【0034】なお、上記第2実施例では、素材の底部の
周縁部を溶着する場合には上記長辺面部8の内層8a
と、外層8bとは相接着されていることが好ましいが、
容易に剥離できるようにしておくことが望ましい。例え
ば、外層8bの内面に繰り返し着脱可能な接着剤を付け
たり、あるいは図14に示すように内層8aと外層8b
にそれぞれ両面接着テープ61、62を貼り、離型紙6
3を介して重合して内層8aと外層8bとを接着するよ
うにしてもよい。この場合、素材の周縁部を溶着した後
に内層8aから外層8bを剥し、後者の場合には離型紙
63を両面接着テープ61、62から剥し、図12に示
す状態においてシール部S”及び外層8bを内層8aに
向かって順次矢印で示す方向に折り曲げるだけでシール
部S”を覆った状態で外層8bを接着することができ
る。
【0035】また、上記第2実施例では、蓋部側を構成
する長辺面部8のうち、いずれか一方の全面を内層8a
部分と外層8b部分とに剥離するようにしたが、長辺面
部8の第5折曲線条13に沿った少なくとも周縁部16
の幅に相当する部分だけ内層8a部分と外層8b部分と
に剥離するようにしてもよく、あるいは両方ともそのよ
うにしてもよい。
【0036】以上、本考案の実施例について説明した
が、勿論、本考案はこれに限定されることなく、本考案
の技術的思想に基いて、種々の変形が可能である。
【0037】例えば、実施例においては左端の短辺側板
部5に、同様にライナー2、3、3’、中芯1及び熱溶
着フィルム4とからなる厚い連結片19を連結したが、
段ボール箱の接続角部(図16のQの部分)があまり大
きな強度を要しない場合、あるいは熱溶着フィルム4と
ライナー3’の2層の強度が充分大きい場合には、連結
片19を省いて周縁部16の全てを熱溶着フィルム4
と、それが直接ラミネートされているライナー3’とだ
けで構成してもよい。あるいは、ガムテープを貼る時に
Q部分にもガムテープを貼るようにしてもよい。
【0038】本実施例においては図24に示される材料
を用いて、図1または図2の斜線部分についてライナー
2、3及び中芯1を除去したが、代わりに図20のライ
ナー2、3と中芯1とからなる段ボールを用いて、図1
又は図2の斜線部分を欠如した形(白い部分)を形成
し、それを熱溶着フィルム4とライナー3’をラミネー
トしたものに接着してもよい。また、熱溶着フィルム4
をラミネートする段ボールは図21〜図23のいずれで
も、あるいはまた他のものでもよく、要するに少なくと
も熱溶着フィルム4を直接ラミネートするライナーと中
芯(コルゲート材)の組み合わせがあるものであればよ
い。
【0039】熱溶着フィルム4によって箱の密閉性が保
たれるが、内部に収納する品物によって熱溶着フィルム
4が損傷されるところがあるときは、内面の必要部分に
保護材を貼ってもよい。また、熱溶着フィルム4として
エチレン吸着材を接着したフィルムや、選択的ガス透過
性のフィルムを用い、本考案の素材50を箱に組み立て
て品物を収納した後にガス置換をして密閉し、保鮮箱と
して使用してもよい。
【0040】更に、上記の第1実施例では底板形成板部
30を設け、これにより組み立てられた段ボール箱の底
部の美観を良とし、また第2実施例ではこの底部のみな
らず蓋部も美観上優れたものとしているが、いずれか一
方のみを美観上良とし、ハンドリングの好都合のものと
してもよい。
【0041】
【考案の効果】本考案は以上のような構成であるので、
この段ボール箱の素材を用いて段ボール箱を組み立てる
時には、接着すべき箇所を短時間で溶着でき、しかも、
その溶着を確実なものとすることができる。又、美観も
従来より優れ、ハンドリングもより好都合となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の段ボール箱の素材の展開図
である。
【図2】本考案の他の実施例を示す段ボール箱の素材の
底板形成板部と連結片をそれぞれ短辺側板部側に折った
状態を示す展開図である。
【図3】図1の素材を熱溶着フィルムを内側にして半分
に折った状態を模式的に示す斜視図である。
【図4】図3の[4]−[4]線における拡大断面図で
ある。
【図5】図1の素材を用いて段ボール箱を組み立てる工
程の途中を示す正面図である。
【図6】図2の素材を用いて段ボール箱を組み立てる工
程の途中を示す正面図である。
【図7】段ボール箱の底部を組み立てる工程を示す斜視
図である。
【図8】段ボール箱の底部を組み立てる工程を示す斜視
図である。
【図9】段ボール箱の底部を組み立てる工程を示す斜視
図である。
【図10】段ボール箱の底部を組み立てる工程を示す斜
視図である。
【図11】段ボール箱の底部を組み立てる工程を示す斜
視図である。
【図12】段ボール箱の蓋部を組み立てる工程の一例を
示す斜視図である。
【図13】段ボール箱の蓋部を組み立てる工程の一例を
示す斜視図である。
【図14】図12による段ボール箱の素材の熱溶着時の
仮止め接着の方法を示す部分断面図である。
【図15】従来例の段ボール箱の素材の展開図である。
【図16】図15の素材を用いて段ボール箱の底部を組
み立てる工程を示す斜視図である。
【図17】図15の素材を用いて段ボール箱の底部を組
み立てる工程を示す斜視図である。
【図18】段ボール箱の蓋部を閉じる工程を示す斜視図
である。
【図19】段ボール箱の蓋部を閉じる工程を示す斜視図
である。
【図20】一般の段ボールの断面図である。
【図21】一般の段ボールの断面図である。
【図22】一般の段ボールの断面図である。
【図23】一般の段ボールの断面図である。
【図24】従来例に適用される段ボールに熱溶着フィル
ムをラミネートした一例の断面図である。
【図25】従来の熱溶着フィルムをラミネートした段ボ
ール箱の蓋部を閉じる際の状態を示す斜視図である。
【図26】従来の熱溶着フィルムをラミネートした段ボ
ール箱の蓋部を閉じる際の状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 中芯 1’ 中芯 2 ライナー 2’ ライナー 3 ライナー 3’ ライナー 4 熱溶着フィルム 5 短辺側板部 6 長辺側板部 7A 第1短辺面部 7B 第2短辺面部 8 長辺面部 9 折曲線条 10 折曲線条 10b 折曲線条 11 折曲線条 12 折曲線条 13 折曲線条 13a 中心 13b 折曲線条 14 折曲線条 15 折曲線条 15b 折曲線条 16 周縁部 19 連結片 30 底板形成板部

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数ライナーと中芯とから成る段ボール
    の片面に熱溶着フィルムをラミネートし、周縁部の熱溶
    着フィルムを熱溶着することによって組立られる段ボー
    ル箱の素材50において、該素材50は一対の短辺側板
    部5と一対の長辺側板部6とが第1折曲線条9を介して
    交互に連結しており、前記短辺側板部5の上下に各々第
    2折曲線条10を介して第1、第2短辺面部7A、7B
    が連結しており、前記長辺側板部6の上下に各々の第3
    折曲線条11を介して長辺面部8が連結しており、前記
    第1、第2短辺面部7A、7Bと前記長辺面部8とは第
    4折曲線条12を介して交互に連結しており、前記短辺
    側板部5と前記長辺側板部6と前記第1、第2短辺面部
    7A、7Bと前記長辺面部8とが連結した全体の周囲に
    熱溶着に必要な幅の周縁部16が前記全体を画成する第
    5折曲線条13を介して連結しており、前記第4折曲線
    条12の長さは前記第2折曲線条10の長さの半分に等
    しく、前記第1、第2短辺面部7A、7Bには前記第
    1、第2短辺面部7A、7Bの前記第5折曲線条13上
    にある端辺の中心13aから前記第2折曲線条10の両
    端に向かって一対の第6折曲線条14が形成されてお
    り、前記第1短辺面部7Aの前記端辺の中心13aから
    前記短辺側板部5を介して連結する前記第2短辺面部7
    Bの前記端辺の中心13aに向かって各々第7折曲線条
    15が形成されており、前記第1短辺面部7A全体、前
    記第2短辺面部7Bの前記第4折曲線条12と前記第5
    折曲線条13と前記第6折曲線条14とで囲まれる三角
    部分、及び前記周縁部16は前記熱溶着フィルムと、そ
    れが直接ラミネートされている最内側のライナーとから
    なり、前記中芯及び他のライナーが欠如されており、前
    記第1短辺面部7Aに重なり合い、かつ前記第3折曲線
    条11の長さの約半分の前記第4折曲線条12に沿う長
    さを有する方形状の前記中芯及び前記他のライナーから
    なる底板形成板部30が前記第1短辺面部7Aとは離れ
    た状態で、かつ前記第2折曲線条10と整合する第8折
    曲線条10b及び前記第7折曲線条15と整合する第9
    折曲線条15bとを形成させて前記短辺側板部5に前記
    第8折曲線条10bを介して連結しており、前記第1折
    曲線条9と同じ長さで前記周縁部16とほぼ同じ幅を有
    する方形状の前記中芯及び前記他のライナーからなる連
    結片19が前記周縁部16とは離れた状態で、かつ前記
    第5折曲線条13と整合する第10折曲線条13bを形
    成させて前記短辺側板部5もしくは前記長辺側板部6に
    前記第10折曲線条13bを介して連結するとともに前
    記連結片19が連結されない前記長辺側板部6とその上
    下の前記長辺面部8もしくは前記短辺側板部5の前記第
    5折曲線条13に沿った少なくとも前記周縁部16の幅
    に相当する部分が、前記熱溶着フィルムと、それが直接
    ラミネートされている最内側のライナーとからなる部分
    と、前記中芯と他のライナーとからなる部分とに剥離す
    るようにしたことを特徴とする段ボール箱の素材。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の段ボール箱の素材にお
    いて、前記第2短辺面部7Bに連結した前記長辺面部8
    の少なくとも一方の全面もしくは前記第5折曲線条13
    に沿った少なくとも前記周縁部16の幅に相当する部分
    が、前記熱溶着フィルムと、それが直接ラミネートされ
    ている最内側のライナーとからなる部分と、前記中芯と
    他のライナーとからなる部分とに剥離するようにしたこ
    とを特徴とする段ボールの素材。
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