JPS5834882B2 - テ−プ電線の製造方法 - Google Patents
テ−プ電線の製造方法Info
- Publication number
- JPS5834882B2 JPS5834882B2 JP6744479A JP6744479A JPS5834882B2 JP S5834882 B2 JPS5834882 B2 JP S5834882B2 JP 6744479 A JP6744479 A JP 6744479A JP 6744479 A JP6744479 A JP 6744479A JP S5834882 B2 JPS5834882 B2 JP S5834882B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tape
- electric wire
- insulating plastic
- tapes
- manufacturing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Insulated Conductors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明はテープ電線の製造方法に関するものである。
テープ電線とは、第1図に示すように2枚の絶縁性プラ
スチックテープ9の間に複数本の導体10を並列に配置
して成るものである。
スチックテープ9の間に複数本の導体10を並列に配置
して成るものである。
そしてこのテープ電線をコネクタ等に接続する場合には
、第2図に示すように端部の絶縁性プラスチックテープ
を剥離して導体を露出させて口出しをする必要がある。
、第2図に示すように端部の絶縁性プラスチックテープ
を剥離して導体を露出させて口出しをする必要がある。
ところが絶縁性プラスチックテープは接着剤あるいは熱
融着等の手段によって互に強固に固着されているので、
プラスチックテープの剥離作業がきわめて困難である。
融着等の手段によって互に強固に固着されているので、
プラスチックテープの剥離作業がきわめて困難である。
このため第3図および第4図に示すように、絶縁性プラ
スチックテープ2A、2Bに予め所定のピッチで窓孔1
を穿設しておき、この窓孔が互に合致するようにして導
体3,3・・・・・・を挟着しながらテープ2A、2B
を熱融着させた後、窓孔のほぼ中央の部分において、テ
ープをその長さ方向に対してほぼ直交する線Yに沿って
切断し、さらにテープの両側縁部5をテープ長さ方向に
延長する線x、x’に沿って切り落とすことが提案され
ている。
スチックテープ2A、2Bに予め所定のピッチで窓孔1
を穿設しておき、この窓孔が互に合致するようにして導
体3,3・・・・・・を挟着しながらテープ2A、2B
を熱融着させた後、窓孔のほぼ中央の部分において、テ
ープをその長さ方向に対してほぼ直交する線Yに沿って
切断し、さらにテープの両側縁部5をテープ長さ方向に
延長する線x、x’に沿って切り落とすことが提案され
ている。
しかしながら、上述のテープ電線を製造する場合、次の
ような製造上の欠陥がある。
ような製造上の欠陥がある。
すなわち絶縁性プラスチックテープ2A、2Bがそのテ
ープパッド6A、6Bから送り出されて加熱融着される
までの間にテープ自体に伸びの差が生じ、このためテー
プに予め所定のピッチで穿設されている窓孔1が互に正
しく合致せず、テープ長さ方向のずれが生じてしまう。
ープパッド6A、6Bから送り出されて加熱融着される
までの間にテープ自体に伸びの差が生じ、このためテー
プに予め所定のピッチで穿設されている窓孔1が互に正
しく合致せず、テープ長さ方向のずれが生じてしまう。
この発明は前述の欠点を排除したテープ電線の製造方法
を提供することを目的とする。
を提供することを目的とする。
次にこの発明を図示の例によって詳細に説明する。
第5図〜第7図はこの発明の一実施例を示すものであっ
て、予め所定のピッチ、すなわちテープ電線として使用
される一単位としての長さごとに穿設された窓孔1を備
えた絶縁性プラスチックテ−プ2A、2Bが、そのテー
プパッド6A、6Bより互に対向しながら送り出される
。
て、予め所定のピッチ、すなわちテープ電線として使用
される一単位としての長さごとに穿設された窓孔1を備
えた絶縁性プラスチックテ−プ2A、2Bが、そのテー
プパッド6A、6Bより互に対向しながら送り出される
。
このとき細い金属線または絶縁プラスチックテープ2A
、2Bに比較して伸びの少ない材質のテープ等のテンシ
ョンメンバー4A、4Bが前記絶縁性プラスチックテー
プ2Aおよび2Bの互に異なる位置の側縁部5Aおよび
5Bに各々配置される。
、2Bに比較して伸びの少ない材質のテープ等のテンシ
ョンメンバー4A、4Bが前記絶縁性プラスチックテー
プ2Aおよび2Bの互に異なる位置の側縁部5Aおよび
5Bに各々配置される。
この場合テンションメンバーをプラスチックテープの側
縁部に接着剤によって接着するかあるいはテンションメ
ンバーを予熱しておきプラスチックテープの側縁部に熱
融着させておくことが望ましい。
縁部に接着剤によって接着するかあるいはテンションメ
ンバーを予熱しておきプラスチックテープの側縁部に熱
融着させておくことが望ましい。
次に対向して走行される絶縁性プラスチックテープ2A
、2Bの間に複数の導体3,3.・・・・・・がテープ
の進行方向に沿って並列に送られる。
、2Bの間に複数の導体3,3.・・・・・・がテープ
の進行方向に沿って並列に送られる。
そして一対の加熱ロール7により、テープ2A、2Bが
前記導体3,3.・・−・・を挟着するようにして一体
に熱融着され積層される。
前記導体3,3.・・−・・を挟着するようにして一体
に熱融着され積層される。
このとき一対のテープ2A、2Bの窓孔1は常に正しく
合致する。
合致する。
次いでスリッター(図示は省略した)によって前記積層
されたテープの側縁部5がテープの長手方向に沿ってX
−X線およびX’−X’線の位置で連続して切り落され
た後、さらに窓孔の中央部においてカッター(図示は省
略した)によりテープの長手方向に対して直交するよう
にしてY−Y線の位置で順次切断されて、第7図に示す
ような単位長さのテープ電線が製造される。
されたテープの側縁部5がテープの長手方向に沿ってX
−X線およびX’−X’線の位置で連続して切り落され
た後、さらに窓孔の中央部においてカッター(図示は省
略した)によりテープの長手方向に対して直交するよう
にしてY−Y線の位置で順次切断されて、第7図に示す
ような単位長さのテープ電線が製造される。
なお図示の例において1、一対のテープを積層するに際
して、加熱ロールによって熱融着する方法が示されてい
るが、テープの積層方法としては前述の例に代えて接着
剤1こよって一体に積層してもよい。
して、加熱ロールによって熱融着する方法が示されてい
るが、テープの積層方法としては前述の例に代えて接着
剤1こよって一体に積層してもよい。
この発明によれば、一対の絶縁性プラスチックテープ2
A、2Bが繰り出されるに際して、各絶縁性プラスチッ
クテープの側縁部にテンションメンバー4A、4Bが接
合されるので、各テープに張力が作用してもテープのみ
に張力が直接かかることはなく、テンションメンバーが
張力に対しテープを補強するため各テープには伸びがほ
とんど生じない。
A、2Bが繰り出されるに際して、各絶縁性プラスチッ
クテープの側縁部にテンションメンバー4A、4Bが接
合されるので、各テープに張力が作用してもテープのみ
に張力が直接かかることはなく、テンションメンバーが
張力に対しテープを補強するため各テープには伸びがほ
とんど生じない。
このため一対のテープを互に一体に積層する際に、テー
プに穿設されている窓孔1がずれることがないといった
効果がある。
プに穿設されている窓孔1がずれることがないといった
効果がある。
第1図は従来のテープ電線を示す斜視図、第2図は第1
図に示されたテープ電線の口出し状況を示す斜視図、第
3図は従来のテープ電線の製造方法を示す説明図、第4
図は第3図に示す方法によって製造されたテープ電線の
一部拡大斜視図、第5図はこの発明に係るテープ電線の
製造方法を示す説明図、第6図は第5図における加熱ロ
ールを通過した直後のテープ電線を示す平面図、第7図
は得られた単位長さのテープ電線の平面図である。 図において、1は窓孔、2Aおよび2Bは絶縁性プラス
チックテープ、3は導体、4Aおよび4Bはテンション
メンバーである。
図に示されたテープ電線の口出し状況を示す斜視図、第
3図は従来のテープ電線の製造方法を示す説明図、第4
図は第3図に示す方法によって製造されたテープ電線の
一部拡大斜視図、第5図はこの発明に係るテープ電線の
製造方法を示す説明図、第6図は第5図における加熱ロ
ールを通過した直後のテープ電線を示す平面図、第7図
は得られた単位長さのテープ電線の平面図である。 図において、1は窓孔、2Aおよび2Bは絶縁性プラス
チックテープ、3は導体、4Aおよび4Bはテンション
メンバーである。
Claims (1)
- 1 所定のピッチで穿設された窓孔1を備えた一対の絶
縁性プラスチックテープ2A、2Bを、互に対向させて
各々送り出すと共に、これ等のテープの間に複数の導体
3,3・・−・・をテープの進行方向に沿って走行させ
、かつ前記一対の絶縁性プラスチックテープの窓孔が互
に正しく重なるようにしてこれ等のテープを一体に積層
するテープ電線の製造方法において、前記一対の絶縁性
プラスチックテープ2A、2Bの互に異なる一方の側縁
部に各々テンションメンバー4A、4Bを接合して各絶
縁性プラスチックテープを送り出すことを特徴とするテ
ープ電線の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6744479A JPS5834882B2 (ja) | 1979-06-01 | 1979-06-01 | テ−プ電線の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6744479A JPS5834882B2 (ja) | 1979-06-01 | 1979-06-01 | テ−プ電線の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55161309A JPS55161309A (en) | 1980-12-15 |
JPS5834882B2 true JPS5834882B2 (ja) | 1983-07-29 |
Family
ID=13345096
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6744479A Expired JPS5834882B2 (ja) | 1979-06-01 | 1979-06-01 | テ−プ電線の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5834882B2 (ja) |
-
1979
- 1979-06-01 JP JP6744479A patent/JPS5834882B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55161309A (en) | 1980-12-15 |
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