JPH09259663A - フラット電線の製造方法 - Google Patents

フラット電線の製造方法

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JPH09259663A
JPH09259663A JP6487896A JP6487896A JPH09259663A JP H09259663 A JPH09259663 A JP H09259663A JP 6487896 A JP6487896 A JP 6487896A JP 6487896 A JP6487896 A JP 6487896A JP H09259663 A JPH09259663 A JP H09259663A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、導体の両側に接着される絶縁テー
プの長手方向のずれに影響されずにフラット電線を製造
することが可能なフラット電線の製造方法を提供するこ
とを目的とする。 【解決手段】 並列配置した複数本の導体1の一方の面
に、所定間隔毎に窓3aを空けた窓付き絶縁テープ3を
接着すると共に、導体1の他方の面に絶縁テープ5を接
着する絶縁テープ接着工程と、補強板7を絶縁テープ5
の窓3aに対応する位置に接着する補強板接着工程と、
導体1と窓付き絶縁テープ3と絶縁テープ5とを、窓3
aの中央部で、導体1の長手方向と直角の方向に切断す
る切断工程とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子機器の内部配
線等に用いられるフラット電線の製造方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】近年、電子機器の内部配線には、図7に
示すように、並列配置した複数本の導体101と、この
導体101を両側からラミネートする2枚の絶縁テープ
103,105と、導体101の露出部分、即ち端子と
なる部分に接着される補強板107とを有するフラット
電線が用いられている。
【0003】このようなフラット電線の製造方法の一例
を図8に示す。図8に示すように、フラット電線を製造
する場合、まず、所定の間隔毎に窓103a,105a
を空けた絶縁テープ103,105を導体101の上面
と下面に前記窓103a,105aが重なるように配置
し、導体101と絶縁テープ103,105とを図示し
ない送りロールによってロール201に送り込む。
【0004】このロール201においては、導体101
に電流を流し、導体101自体を発熱させ、この熱を利
用して導体101を絶縁テープ103,105でラミネ
ートする。
【0005】これらの導体101と絶縁テープ103,
105は、送りロール203を介して補強板接着装置2
05に供給される。補強板接着装置205では、窓10
3a,105aより若干大きい補強板107を接着剤を
用いたプレスもしくは熱プレスにより絶縁テープ105
の窓105a上に接着する。
【0006】そして、図示しない耳取り装置にて絶縁テ
ープ103,105の耳部分を切り取った後、窓105
a中央部で、長手方向と直角方向の切断線に沿ってカッ
タ209にて切断する。こうして、図7に示すようなフ
ラット電線が製造される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、フラッ
ト電線の従来の製造方法では、絶縁テープ103,10
5の伸びや送りロールのスリップ等により、図9に示す
ように、絶縁テープ103,105とがその長手方向に
ずれ易く、窓103aと窓105aとを正確に合わせる
ことが難しいという問題がある。
【0008】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
で、導体の両側に接着される絶縁テープの長手方向のず
れに影響されずにフラット電線を製造することが可能な
フラット電線の製造方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本願第1の発明は、並列配置した複数本の導体の一方の
面に、所定間隔毎に窓を空けた窓付き絶縁テープを接着
すると共に、前記導体の他方の面に絶縁テープを接着す
る絶縁テープ接着工程と、補強板を前記絶縁テープの前
記窓に対応する位置に接着する補強板接着工程と、前記
導体と前記窓付き絶縁テープと前記絶縁テープとを、前
記窓の中央部で、前記導体の長手方向と直角の方向に切
断する切断工程とを有することを要旨とする。
【0010】本願第1の発明のフラット電線の製造方法
にあっては、並列配置した複数本の導体の一方の面に、
所定間隔毎に窓を空けた窓付き絶縁テープを接着すると
共に、前記導体の他方の面に、窓を空けていない絶縁テ
ープを接着し、次いで、補強板を前記絶縁テープの前記
窓に対応する位置に接着する。その後、前記導体と前記
窓付き絶縁テープと前記絶縁テープとを、前記窓の中央
部で、前記導体の長手方向と直角の方向に切断する。こ
のため、導体の両側に接着される絶縁テープの長手方向
のずれに影響されずにフラット電線を製造することが可
能となる。
【0011】また、本願第2の発明は、並列配置した複
数本の導体の一方の面に、所定間隔毎に窓を空けた窓付
き絶縁テープを接着すると共に、前記導体の他方の面
に、前記窓の中央部と対応する位置で、前記導体の長手
方向と直角の方向にスリットを設けたスリット付き絶縁
テープを接着する絶縁テープ接着工程と、補強板を前記
スリット付き絶縁テープの前記窓に対応する位置に接着
する工程と、前記導体と前記窓付き絶縁テープと前記絶
縁テープとを、前記スリットに沿って切断する切断工程
とを有することを要旨とする。
【0012】本願第2の発明のフラット電線の製造方法
にあっては、並列配置した複数本の導体の一方の面に、
所定間隔毎に窓を空けた窓付き絶縁テープを接着すると
共に、前記導体の他方の面に、前記窓の中央部と対応す
る位置で、前記導体の長手方向と直角の方向にスリット
を設けたスリット付き絶縁テープを接着し、次いで、補
強板を前記スリット付き絶縁テープの前記窓に対応する
位置に接着する。その後、前記導体と前記窓付き絶縁テ
ープと前記絶縁テープとを、前記スリットに沿って切断
する。このため、前記窓を予め大きめに空けておけば、
導体の両側に接着される絶縁テープの長手方向のずれに
影響されずにフラット電線を製造することが可能とな
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る実施の形態を
図面を参照して説明する。本発明に係るフラット電線の
製造方法では、特に、導体を2枚の絶縁テープでラミネ
ートする際、これらの絶縁テープのずれに影響されず、
図1に示す導体1と、窓付き絶縁テープ3と絶縁テープ
5と補強板7とから成るフラット電線を製造することが
できるというものである。
【0014】図2は、本発明に係るフラット電線の製造
方法の第1実施形態を示した図である。尚、図中、図8
で示したものと同一のものは同一の記号を付して詳細な
説明を省略した。
【0015】図2に示すように、第1実施形態のフラッ
ト電線の製造方法を用いてフラット電線を製造する場
合、まず、所定の間隔毎に方形の窓3aを空けた窓付き
絶縁テープ3を導体1の下面に配置すると共に、絶縁テ
ープ5Aを導体1の上面に配置し、導体1と窓付き絶縁
テープ3と絶縁テープ5Aとを図示しない送りロールに
よってロール201に送り込む。
【0016】尚、導体1としては、銅線等を用いること
が望ましく、窓付き絶縁テープ3と絶縁テープ5Aとし
ては、ポリエチレン、塩化ビニル、ポリエステル等を用
いることが望ましい。また、窓3aは、導体1と窓付き
絶縁テープ3と絶縁テープ5Aとを切断してフラット電
線を完成させた際、導体1の露出部分(端子となる部
分)が所定の長さとなるような大きさとする。
【0017】ロール201においては、導体1に電流を
流し、導体1自体を発熱させ、この熱を利用して導体1
を窓付き絶縁テープ3と絶縁テープ5Aでラミネートす
る(絶縁テープ接着工程)。尚、接着剤を用いて導体1
を窓付き絶縁テープ3と絶縁テープ5Aでラミネートす
るようにしても良い。
【0018】これらの導体1と窓付き絶縁テープ3と絶
縁テープ5Aは、送りロール203を介して補強板接着
装置205に供給される。補強板接着装置205では、
窓3aより若干大きい補強板7を、接着剤を用いたプレ
スもしくは熱プレスにより、窓3aの位置に対応させて
絶縁テープ5A上(図3(a)参照)に接着する(補強
板接着工程)。
【0019】例えば絶縁テープ5Aに透明のものを用い
た場合、補強板接着装置205から所定距離上流の上面
側に設けたセンサ(図示せず)によって窓3aを検出さ
せ、この検出位置から所定距離下流側に補強板7が位置
決めされて接着され、絶縁テープ5Aに不透明のものを
用いた場合、補強板接着装置205から所定距離上流の
下面側に設けたセンサ(図示せず)によって窓3aを検
出させ、この検出位置から所定距離下流側に補強板7が
位置決めされて接着される。
【0020】そして、図示しない耳取り装置にて窓付き
絶縁テープ3と絶縁テープ5Aの耳部分を切り取った
後、図2に示すように、窓3aの中央部で長手方向と直
角方向の切断線((図3(b)に示す切断部)に沿って
カッタ209にて切断する(切断工程)。
【0021】例えば絶縁テープ5Aに透明のものを用い
た場合、カッタ209から所定距離上流の上面側に設け
たセンサ(図示せず)によって窓3aを検出させ、この
検出位置から所定距離下流で切断され、絶縁テープ5A
に不透明のものを用いた場合、カッタ209から所定距
離上流の下面側に設けたセンサ(図示せず)によって窓
3aを検出させ、この検出位置から所定距離下流で切断
される。また、窓3aを検出せず、導体1と窓付き絶縁
テープ3と絶縁テープ5Aの送り量を基に、切断位置を
求めて切断するようにしても良い。
【0022】こうして、第1実施形態のフラット電線の
製造方法により、図1に示すフラット電線が製造され
る。
【0023】ここで、フラット電線の切断部分の断面を
図3(c)に示す。図3(c)に示すように、絶縁テー
プ5Aに窓を設けていないため、窓付き絶縁テープ3と
絶縁テープ5Aとが長手方向にずれても完成品の形状に
変化は生じない。
【0024】このように、第1実施形態のフラット電線
の製造方法では、導体1の下面に窓付き絶縁テープ3を
接着し、導体1の上面に窓の無い絶縁テープ5Aを接着
しているので、窓付き絶縁テープ3と絶縁テープ5Aの
長手方向のずれに影響されずにフラット電線を製造する
ことが可能となる。また、導体1の上面には窓がないた
め、曲げに対する強度が向上する。
【0025】図4は、本発明に係るフラット電線の製造
方法の第2実施形態を示した図である。図4に示すよう
に、第2実施形態のフラット電線の製造方法では、図2
に示した第1実施形態のフラット電線の製造方法に用い
られる絶縁テープ5Bに、窓3aの中央部と対応する位
置で長手方向と直角の方向にスリット5aを設けること
で、各導体1の幅、導体1全体の幅等の測定を容易にし
たものである。尚、図中、図2で示したものと同一のも
のは同一の記号を付して詳細な説明を省略した。
【0026】図4に示すように、第2実施形態のフラッ
ト電線の製造方法を用いてフラット電線を製造する場
合、まず、所定の間隔毎に窓3aを空けた窓付き絶縁テ
ープ3を導体1の下面に配置すると共に、窓3aの中央
部と対応する位置で長手方向と直角方向にスリット5a
を設けたスリット付き絶縁テープ5Bを導体1の上面に
配置し、導体1と窓付き絶縁テープ3とスリット付き絶
縁テープ5Bとを図示しない送りロールによってロール
201に送り込む。
【0027】尚、窓3aは、導体1と窓付き絶縁テープ
3とスリット付き絶縁テープ5Bとを切断した際、導体
1の露出部分(端子となる部分)が所定の長さより若干
長くなるような大きさとする。また、スリット付き絶縁
テープ5Bとしては、第1実施形態の絶縁テープ5と同
様にポリエチレン、塩化ビニル、ポリエステル等を用い
ることが望ましい。また、スリット5aは、この部分の
上面側から導体1を確認することができ、かつ、導体1
と窓付き絶縁テープ3とスリット付き絶縁テープとを切
断する際の切断部より狭いものとする。
【0028】ロール201においては、導体1に電流を
流し、導体1自体を発熱させ、この熱を利用して導体1
を窓付き絶縁テープ3とスリット付き絶縁テープ5Bで
ラミネートする(絶縁テープ接着工程)。尚、接着剤を
用いて導体1を窓付き絶縁テープ3とスリット付き絶縁
テープ5Bでラミネートするようにしても良い。また、
図4において、ロール201から下流側では、スリット
5aから導体1が露出している。
【0029】これらの導体1と窓付き絶縁テープ3とス
リット付き絶縁テープ5Bは、送りロール203を介し
て補強板接着装置205に供給される。補強板接着装置
205では、窓3aより若干大きい補強板7を、接着剤
を用いたプレスもしくは熱プレスにより、窓3aの位置
に対応させてスリット付き絶縁テープ5B上(図5
(a)参照)に接着する(補強板接着工程)。
【0030】尚、補強板7を窓3aの位置に対応させて
接着する場合、例えば補強板接着装置205から所定距
離上流の上面側に設けたセンサ(図示せず)によってス
リット5aを検出させ、この検出位置から所定距離下流
側を補強板7の接着位置とする。
【0031】そして、図示しない耳取り装置にて窓付き
絶縁テープ3とスリット付き絶縁テープ5Bの耳部分を
切り取る。次いで、図6(a)に示すように、テープ幅
A、導体の全ピッチB、各導体幅C、耳部分の幅Dを測
定するため、前記耳取り装置の下流に設けられたセン
サ、例えばラインセンサを用いてスリット5aの位置
で、導線1の長手方法と直角の方向のスキャンライン上
の輝度を測定する。
【0032】この場合、図6(b)に示すように、予め
決められた閾値より暗くなる最初の点と最後の点の幅を
テープ幅Aとし、所定の幅で前記閾値より暗くなる最初
の部分の中心点から所定の幅で前記閾値より暗くなる最
後の部分の中心点との幅を導体の全ピッチBとし、所定
の幅で前記閾値より暗くなる部分の幅を各導体幅Cと
し、前記閾値より暗くなる最初の点と所定の幅で前記閾
値より暗くなる最初の部分の幅および所定の幅で前記閾
値より暗くなる最後の部分と前記閾値より暗くなる最後
の点との幅を耳部分の幅Dとして測定するように構成す
る。尚、前記測定結果が所定値内に入っていない場合、
そのフラット電線は不良と判断される。
【0033】次いで、図4に示すように窓3aの中央部
で、長手方向と直角方向の切断線に沿ってカッタ209
にて切断する。この時、図5(b)に示すように、カッ
タ209により切断される切断部の幅は、スリット5a
の幅より若干広くする(切断工程)。
【0034】この切断工程後の導体1と窓付き絶縁テー
プ3とスリット付き絶縁テープ5Bの切断部分の断面を
図5(c)に示す。図5(c)に示すように、スリット
5aの部分で導体1と窓付き絶縁テープ3とスリット付
き絶縁テープ5Bとが切断されている。この時、フラッ
ト電線の導体露出部分は、所定の長さより若干長くなっ
ているので、フラット電線の導体露出部分を所定の長さ
に切断して調整する。
【0035】こうして、第2実施形態のフラット電線の
製造方法により、図1に示すフラット電線が製造され
る。
【0036】この第2実施形態のフラット電線の製造方
法では、窓付き絶縁テープ3とスリット付き絶縁テープ
5Bの位置がずれても、フラット電線の導体露出部分が
所定の長さに調整されるので、完成品の形状に変化は生
じない。
【0037】このように、第2実施形態のフラット電線
の製造方法では、導体1の下面に窓付き絶縁テープ3を
接着し、導体1の上面にスリット付き絶縁テープ5Bを
接着し、スリット5aの部分で導体1と窓付き絶縁テー
プ3とスリット付き絶縁テープ5Bを切断するようにし
ているので、窓3aを予め大きめに空けておけば、窓付
き絶縁テープ3とスリット付き絶縁テープ5Bの長手方
向のずれに影響されずにフラット電線を製造することが
可能となる。また、導体1の上面には窓がないため、曲
げに対する強度が向上する。
【0038】さらに、スリット5aを設けているので、
図6(a)に示すようなテープ幅A、導体の全ピッチ
B、各導体幅C、耳部分の幅D等を容易に測定すること
ができる。 尚、第1実施形態のフラット電線の製造方
法と第2実施形態のフラット電線の製造方法では、補強
板7を一方の面にのみ接着する場合を例にして説明した
が、本発明はこれに限定されること無く、補強板7を一
方の面と他方の面に交互に接着する場合にも適用するこ
とができる。
【0039】また、第1実施形態のフラット電線の製造
方法と第2実施形態のフラット電線の製造方法では、耳
取り装置にて耳部分を切り取った後、窓3aの中央部で
長手方向と直角方向の切断線に沿ってカッタ209にて
切断するようにしているが、カッタ209にて切断後
に、耳取り装置にて耳部を切断するように構成しても良
い。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように本願第1の発明は、
導体の一方の面に窓付き絶縁テープを接着し、前記導体
の他方の面に絶縁テープを接着しているので、前記導体
の両側に接着される絶縁テープの長手方向のずれに影響
されずにフラット電線を製造することが可能となる。
【0041】また、本願第2の発明は、導体の一方の面
に窓付き絶縁テープを接着し、前記導体の他方の面にス
リット付き絶縁テープを接着し、このスリット付き絶縁
テープのスリットの部分で前記導体と前記窓付き絶縁テ
ープと前記スリット付き絶縁テープを切断するようにし
ているので、前記導体の両側に接着される絶縁テープの
長手方向のずれに影響されずにフラット電線を製造する
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るフラット電線の製造方法により製
造されたフラット電線を示す斜視図である。
【図2】本発明に係るフラット電線の製造方法の第1実
施形態を示した図である。
【図3】図2に示したフラット電線の製造方法におい
て、補強板接着工程により補強板を接着した後の導体と
窓付き絶縁テープと絶縁テープの断面を示す図(a)
と、導体と窓付き絶縁テープと絶縁テープの切断部の断
面を示すず(b)と、切断工程により導体と窓付き絶縁
テープと絶縁テープを切断した後の断面を示す図(c)
である。
【図4】本発明に係るフラット電線の製造方法の第2実
施形態を示した図である。
【図5】図4に示したフラット電線の製造方法におい
て、補強板接着工程により補強板を接着した後の導体と
窓付き絶縁テープとスリット付き絶縁テープの断面を示
す図(a)と、導体と窓付き絶縁テープとスリット付き
絶縁テープの切断部の断面を示す図(b)と、切断工程
により導体と窓付き絶縁テープと絶縁テープを切断した
後の断面を示す図(c)である。
【図6】テープ幅A、導体の全ピッチB、各導体幅C、
耳部分の幅Dの測定方法を説明するための図である。
【図7】フラット電線の従来の製造方法により製造され
たフラット電線を示す斜視図である。
【図8】フラット電線の従来の製造方法を示した図であ
る。
【図9】フラット電線の従来の製造方法により、絶縁縁
テープ103,105とがその長手方向にずれて製造さ
れた場合の断面図である。
【符号の説明】
1 導体 3 窓付き絶縁テープ 5 絶縁テープ 7 補強板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 並列配置した複数本の導体の一方の面
    に、所定間隔毎に窓を空けた窓付き絶縁テープを接着す
    ると共に、前記導体の他方の面に絶縁テープを接着する
    絶縁テープ接着工程と、 補強板を前記絶縁テープの前記窓に対応する位置に接着
    する補強板接着工程と、 前記導体と前記窓付き絶縁テープと前記絶縁テープと
    を、前記窓の中央部で、前記導体の長手方向と直角の方
    向に切断する切断工程と、 を有することを特徴とするフラット電線の製造方法。
  2. 【請求項2】 並列配置した複数本の導体の一方の面
    に、所定間隔毎に窓を空けた窓付き絶縁テープを接着す
    ると共に、前記導体の他方の面に、前記窓の中央部と対
    応する位置で、前記導体の長手方向と直角の方向にスリ
    ットを設けたスリット付き絶縁テープを接着する絶縁テ
    ープ接着工程と、 補強板を前記スリット付き絶縁テープの前記窓に対応す
    る位置に接着する工程と、 前記導体と前記窓付き絶縁テープと前記絶縁テープと
    を、前記スリットに沿って切断する切断工程と、 を有することを特徴とするフラット電線の製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11329654A (ja) * 1998-05-06 1999-11-30 Alps Electric Co Ltd 回転コネクタ
JP2009037958A (ja) * 2007-08-03 2009-02-19 Sumitomo Electric Ind Ltd フラットケーブルの製造方法
WO2012015141A1 (ko) * 2010-07-28 2012-02-02 은성산업(주) 플렉시블 플랫 케이블 제조방법

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